JP2013160213A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関に用いる燃料噴射弁において、耐久性を向上させながら、噴霧の微粒化を促進する。
【解決手段】変位可能な弁体101と、弁体101と当接して燃料をシートする弁座面203と、弁座面と弁体とが当接する位置よりも下流側に設けられた燃料噴射孔201とを有する燃料噴射弁において、弁座面の下流側に燃料噴射孔の入口開口が形成された噴射孔開口形成面205を有し、弁座面と燃料噴射弁中心軸とのなす角度が、噴射孔開口形成面と燃料噴射弁中心軸とのなす角度よりも大きく構成されており、噴射孔開口形成面と弁体との間に形成される燃料流路の断面積が燃料の流れる方向に沿って一定となる領域を形成した状態で、弁体を開弁状態に維持可能にした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガソリンエンジン等の内燃機関に用いられる燃料噴射弁であって、弁が弁座と当接することで燃料の漏洩を防止し、弁体が弁座面から離れることによって噴射を行う、燃料噴射弁に関する。
特許文献1には、噴孔の中心線と噴孔が開口するプレート内面の垂線のなす角に違いを設けることで燃料噴射のタイミングを変化させる技術が開示されている。特許文献2には弁体の燃料噴射孔上部を凹ませることで、噴霧の微粒化を向上させる燃料噴射弁に関する技術が開示されている。
特開2005−139987号公報 特開2010−38126号公報
近年、自動車の排ガス規制が強化されており、この排ガス規制の強化に対応するため、筒内(燃焼室内)での燃料の気化を促進する必要があり、燃料噴霧を微粒化することが求められている。また、各部品には経年変化に対する、耐久性の向上が求められる。
上記従来技術においては、弁座面と噴孔開口面のなす角が違う構造が開示されているが、噴霧の微粒化を向上させることに関する課題の開示はなく、検討が十分ではない。また、弁体の燃料噴射孔上部を凹ませることで、微粒化を促進する技術も開示され、燃料の流れに関する検討もされているが、噴射孔面との関係についての記載は十分ではなく、弁体に凹みがあることで、弁体と弁座面が当接する点よりも下流の体積が増加し、閉弁後に噴射されうる燃料が増加することが懸念される。
本発明の目的は、筒内に直接噴射された場合に気化し易い、微粒化された噴霧を噴射できる、経年変化の少ない燃料噴射装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁は、変位可能な弁体と、前記弁体と当接して燃料をシートする弁座面と、前記弁座面と前記弁体とが当接する位置よりも下流側に設けられた燃料噴射孔とを有する燃料噴射弁において、前記弁座面の下流側に燃料噴射孔の入口開口が形成された噴射孔開口形成面を有し、前記弁座面と燃料噴射弁中心軸とのなす角度が、前記噴射孔開口形成面と燃料噴射弁中心軸とのなす角度よりも大きく構成されており、前記噴射孔開口形成面と前記弁体との間に形成される燃料流路の断面積が燃料の流れる方向に沿って一定となる領域を形成した状態で、弁体を開弁状態に維持可能にした。
このとき、前記領域は、前記弁座面と前記弁体とが当接する位置よりも下流側で、かつ前記燃料噴射孔の入口開口が形成された部位を含んでその上流側に位置する。
また、前記弁座面及び前記噴射孔開口形成面は円錐面で構成するとよい。
また、前記燃料流路の断面積は、噴射孔開口形成面に垂直な方向における前記噴射孔開口形成面と前記弁体との間の距離と、この距離にある前記噴射孔開口形成面上の位置から燃料噴射弁中心軸に下ろした垂線の長さとの積によって定義するとよい。
このとき、前記燃料噴射孔より燃料噴射弁中心軸側に、前記積の値が小さくなる部位を設けるとよい。
本発明によれば、燃料噴射弁としての耐久性を向上させながら、燃料噴射弁から噴射される噴霧の微粒化を促進し、気化を促進することで筒内での燃料付着を低減することができ、排気性能を高めた内燃機関を実現する燃料噴射弁を提供できる。
本発明に係る燃料噴射弁の実施例を示す断面図である。 本発明の第1実施例に係る燃料噴射弁の弁体先端の近傍を拡大した断面図である。 本発明の第1実施例との比較のための従来図である。 本発明の第1実施例に係る任意の位置における流路断面積の関係を示した拡大図である。 本発明の第2実施例に係る燃料噴射弁の弁体先端の近傍を拡大した断面図である。 本発明の第2実施例に係る任意の位置における流路断面積の関係を示した拡大図である。
以下、本発明に係る実施例を説明する。
本発明の第1の実施例に係る燃料噴射弁について、図1乃至図4を用いて以下説明する。
図1は、本発明に係る燃料噴射弁の例として、電磁式燃料噴射弁の例を示す断面図である。図2は、第1の実施例に係る燃料噴射弁における、ノズル体の下端部を拡大した断面図である。図3は、図2と比較するためのノズル体の例である。図4は、図2における噴射孔開口形成面での位置における燃料通路断面積との関係を示す図である。なお、図1に示した電磁式燃料噴射弁100は、筒内直接噴射式のガソリンエンジン向けの電磁式燃料噴射弁の例であるが、本発明の効果は、ポート噴射式のガソリンエンジン向けの電磁式燃料噴射弁や、ピエゾ素子や磁歪素子で駆動される燃料噴射弁においても有効である。
[噴射弁基本動作説明]
図1において、燃料は燃料供給口112から供給され、燃料噴射弁の内部に供給される。図1に示す電磁式燃料噴射弁100は、通常時閉型の電磁駆動式であって、コイル108に通電がないときには、弁体101がスプリング110によって付勢されてシート部材102に押し付けられ、燃料がシールされるようになっている。このとき、筒内噴射用燃料噴射弁では、供給される燃料圧力がおよそ1MPa乃至35MPaの範囲である。
図2は燃料通路の下流端部に設けられた燃料噴射孔201の近傍を拡大した断面図である。電磁式燃料噴射弁100が閉弁状態にあるときには、弁体101はその先端部がノズル体104に溶接などで接合されたシート部材102に設けられた円錐面からなる弁座面203と当接することによって燃料のシールを保つようになっている。このとき、弁体101側の接触部(弁体側当接部202)は略球面状に形成された球面部位202aによって形成されており、円錐面状の弁座面203と球面状の弁体側当接部202との接触はほぼ線接触の状態になっている。球面状の弁体側当接部202は、弁体の軸心方向(弁軸心方向)に沿う断面において、少なくとも弁座面203との弁体側当接部202を含む部分が円弧状に形成されており、その円弧状を含む曲面で形成された凸状部が弁体101の先端部に周方向に沿って環状(リング状)を成すように形成されている。尚、本実施例においては、弁体の軸心は燃料噴射弁中心軸215と一致している。
図1に示したコネクタ111を介してコイル108に通電されると、電磁弁の磁気回路を構成するコア(固定コア)107、ヨーク109、アンカー106に磁束密度を生じて、空隙のあるコア107とアンカー106の間に磁気吸引力を生じる。磁気吸引力が、スプリング110の付勢力と前述の燃料圧力による力よりも大きくなると、弁体101はガイド部材103、弁体ガイド105にガイドされながらアンカー106によってコア107側に吸引され、開弁状態となる。
開弁状態となると、弁座面203と弁体101の弁体側当接部202との間に隙間を生じ、燃料の噴射が開始される。燃料の噴射が開始されると、燃料圧力として与えられたエネルギは運動エネルギに変換されて燃料噴射孔201に至り噴射される。
[拡大図特徴説明]
次に、シート部材102及び弁体101の詳細形状について図2を用いて説明する。
図2は、燃料噴射弁下端部の拡大図である。シート部材102には、弁体側当接部202と当接する点(弁座面側当接部)204を有する弁座面203と、複数の燃料噴射孔201が開口している噴射孔開口形成面205とが構成されている。本実施例では、噴射孔開口形成面205も円錐面で構成されている。弁体101は、弁座面203と当接する弁体側当接部202を有する球面部位202aと燃料噴射弁中心軸215へ向かう噴射孔開口面205上部に位置する弁体先端面206より構成されている。弁座面203と噴射孔開口面205の燃料噴射弁中心軸215に対する傾き角の関係は、噴射孔開口形成面205と燃料噴射弁中心軸215のなす角αよりも弁座面203と燃料噴射弁中心軸215のなす角βの方が大きくなっている(例えばβは60°、αは45°)。すなわち、円錐状の弁座面203と燃料噴射弁中心軸215とのなす角度が、噴射孔開口形成面205と燃料噴射弁中心軸215とのなす角度よりも、燃料噴射孔入口側から測定した場合に、大きくなるように構成されている。
また、弁体先端面206は、弁体101が弁座面203から変位した場合(弁座面側当接部204と弁体側当接部202との間の距離がStになった場合)、下記A点からD点までが以下の様に構成されていることを特徴とする。弁座面側当接部204より流入した燃料が至る噴射孔開口形成面205のA点における、燃料噴射弁中心軸215からの距離RAと噴射孔開口形成面205と垂直方向の弁体先端面206との隙間hAとの積(流路断面積と呼ぶ)と、燃料噴射孔201の燃料噴射弁中心軸215側のD点における、燃料噴射弁中心軸215からの距離RDと噴射孔開口形成面205と垂直方向の弁体先端面206との隙間hDとの積(流路断面積)とが、一定になるように構成されている。
噴射孔開口形成面205と弁体先端面206との間に形成される流路断面積は弁体101のストロークによって変化する。このとき、ストロークによってA点における流路断面積とD点における流路断面積とが同じになったり異なったりする。例えば圧電素子等を用いて弁体を任意のストローク位置で開弁維持できる燃料噴射弁にあっては、燃料の流れる方向において流路断面積が一定となる領域が形成されるストローク位置をフルストローク(最大ストローク)までの間で任意に選択して、噴射孔開口形成面205の形状と弁体先端面206の形状とを設計できる。また、弁体を任意のストローク位置で開弁維持できない構成の燃料噴射弁にあっては、ストローク量を決めるストッパによって弁体の変位が規制された状態(フルストロークの状態)において、燃料の流れる方向において流路断面積が一定となる領域が形成されるように、噴射孔開口形成面205の形状と弁体先端面206の形状とを設計すればよい。上記のように、本発明に係る実施例においては、噴射孔開口形成面205と弁体101との間に形成される流路断面積が燃料の流れる方向に沿って一定となる領域を形成した状態で、弁体101を開弁状態に維持可能であることが求められる。
[流れ、効果説明]
上記のように燃料噴射孔を構成したことによる作用効果を、図2乃至図4を用いて説明する。図3は本実施例における図2と比較するために、本実施例ではない形態で燃料噴射孔を構成した場合の流れの様子を説明した図である。図3において図2と同一の番号が割り付けられているものは、本実施例と同一の機能構成効果を有するものである。図4は、弁座面、噴射孔開口面の各位置における流路断面積の変化の様子を示した図である。
始めに、噴射孔開口形成面205と弁体先端面206の本実施例における構成による効果を説明する。弁座面203の弁座面側当接部204と弁体101の弁体側当接部202との隙間Stを流れた燃料は弁座面203と弁体101の隙間(A点ではhA)を燃料噴射孔201に流れ込み(矢印210a,210b,210c)、矢印211a,211b,211cで示すように噴射される。本実施例では、弁座面203と弁体101とが当接する位置、すなわち弁座面側当接部204及び弁体側当接部202の下流側であって燃料噴射孔201の入口開口面が形成される部位を含んでその上流側に、噴射孔開口形成面205と弁体先端面206とで構成される流路断面積(RAとhAの積やRDとhDの積)が、図4に実線401で示されるように、燃料の流れる方向(噴射孔開口形成面205が円錐面の場合はその母線に沿う方向)において一定となる流路領域が形成されているために、燃料は流速の損失が無く燃料噴射孔201に流れ込むことが可能となる。よって、噴射される燃料の速度が遅くならず、微粒化を促進することが可能となる。弁体先端面206が図2中点線で示されるように噴射孔開口形成面205と平行な場合221は流路断面積が燃料噴射孔201に向けて狭まるため(図4における点線403)圧力損失により流速が低減してしまい、噴霧の微粒化を向上することができない。また、弁体先端面206の下流側が噴射孔開口形成面205に対して本実施例よりも燃料噴射弁上端側(図の上側)へ開いて構成されている222の場合も、流路断面積が燃料噴射孔201に向けて拡大されることになるため(図4における点線402)、流速が落ち同様に噴霧の微粒化を向上できない。
次に、弁座面203と噴射孔開口形成面205の本実施例における構成による効果を図2、図3を用いて説明する。
燃料噴射弁に要求される燃料量を達成する場合、燃料噴射孔201の径を同一とすれば、同一の流路断面積(RAとhAとの積やRDとhDとの積)を構成する必要がある。弁座面203と燃料噴射弁中心軸215とのなす角βが大きい方が、燃料噴射弁中心軸215からの任意の位置における、流路断面積を大きくすることが可能となり、弁体101と弁座面203との隙間Stを小さくすることが可能となる。すなわち、弁体101の閉弁時の衝撃力が減少することになり、耐久性に優れる燃料噴射弁となる。
一方で、図3に示すように、弁座面と噴射孔開口形成面とが同一面303の場合、弁座面303と燃料噴射弁中心軸215とのなす角度が大きい(例としてβ)と以下のような課題が生じる。弁体101とシート部材102との隙間を流れ噴射孔201へ流入する燃料310a,310b,310cは急激に曲がり流入することになる。そこで、燃料流れ310aは燃料噴射孔201内の上流側201bにおいて大きく剥離した領域312を構成し、燃料が噴射されてしまう。この場合、剥離領域にある燃料は流速が遅いため噴霧の微粒化が進まない。それに対して、図2に示すように、噴射孔開口形成面205と燃料噴射弁中心軸215の角度が小さい場合には、弁体101とシート部材102の隙間を流れ燃料噴射孔201へ流入する燃料210a,210b,210cは曲がり流入するが、角度が緩くなるために、燃料流れ210aによって、噴射孔201内の上流側201bにおいて構成される剥離領域212が小さくなり燃料噴射孔出口において剥離領域は無く噴射されるために、流速の遅い領域は無く、噴霧の微粒化が促進される。すなわち、噴射孔開口形成面205と燃料噴射弁中心軸215とのなす角は小さい方が良いといえる。本実施例のように、弁座面203と燃料噴射弁中心軸215とのなす角βを大きく、噴射孔開口面205と燃料噴射弁中心軸215とのなす角αを小さくすることにより、燃料噴射弁としての耐久性を維持しながら、噴霧の微粒化を向上させることが可能となり、排気特性の内燃機関を提供することが可能となる。
[その他]
本実施例において、燃料噴射孔は円筒状の場合を説明したが、本燃料噴射孔が出口に向かい直線的または曲率を有し拡大縮小する場合においても、同様の作用効果が得られ、本発明の効果が損なわれるものではない。また、本実施例において座面及び噴射孔開口形成面は直線として構成されたが、曲面を有していたとしても、弁体との当接面と噴射孔の開口する面の接線と燃料噴射弁の中心軸のなす角が実施例の関係になっていれば、同様の作用効果を得られる。
本発明の第2の実施例に係る燃料噴射弁について、図5、図6を用いて以下説明する。図5は本実施例における燃料噴射弁の燃料噴射孔の構成を示す断面図であり、図2と同一の番号が割り当てられているものは、実施例1と同一もしくは同等の機能を有するものであり説明を省略する。図6は本実施例によって構成される位置と流路断面積の関係を示した図である。
第1の実施例と異なる点は、燃料噴射孔201と燃料噴射弁中心軸215の間において弁体501に突起部502があることである。その他の構成については、実施例1と同様である。
このような構成であると図6の実線601に示されるように、噴射孔開口面205のD点からC点に向かって、流路断面積が小さくなる。なお、実施例1のように突起部の無い場合は点線401となる。このような構成とすることで、燃料噴射弁が閉弁した後に燃料噴射弁の中心軸側からの燃料の流れ込みが抑えられ、閉弁後に流速の遅い燃料が流出することを防ぐことができ、流速の遅い粗大な噴霧が噴射されず、噴霧の微粒化を促進することが可能となり、排気特性の良い内燃機関を提供することが可能となる。
[その他]
本実施例において、燃料噴射孔は円筒状の場合を説明したが、本燃料噴射孔が出口に向かい直線的または曲率を有し拡大縮小する場合においても、同様の作用効果が得られ、本発明の効果が損なわれるものではない。また、本実施例において座面及び噴射孔開口形成面は直線として構成されたが、曲面を有していたとしても、弁体との当接面と噴射孔の開口する面の接線と燃料噴射弁の中心軸のなす角が実施例の関係になっていれば、同様の作用効果を得られる。
101、501 弁体
102 シート部材
103 ガイド部材
104 ノズル体
105 弁体ガイド
106 アンカー
107 コア
108 コイル
109 ヨーク
110 スプリング
111 コネクタ
112 燃料供給口
201 燃料噴射孔
203,303 弁座面
205 噴射孔開口形成面
210a,210b,210c,310a,310b,310c 燃料流れ
212,312 燃料剥離領域
215 燃料噴射弁中心軸
401,402,403,601 位置と流路断面積の関係
502 弁体凸部

Claims (5)

  1. 変位可能な弁体と、前記弁体と当接して燃料をシートする弁座面と、前記弁座面と前記弁体とが当接する位置よりも下流側に設けられた燃料噴射孔とを有する燃料噴射弁において、
    前記弁座面の下流側に燃料噴射孔の入口開口が形成された噴射孔開口形成面を有し、
    前記弁座面と燃料噴射弁中心軸とのなす角度が、前記噴射孔開口形成面と燃料噴射弁中心軸とのなす角度よりも大きく構成されており、
    前記噴射孔開口形成面と前記弁体との間に形成される燃料流路の断面積が燃料の流れる方向に沿って一定となる領域を形成した状態で、弁体を開弁状態に維持可能にしたことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記領域は、前記弁座面と前記弁体とが当接する位置よりも下流側で、かつ前記燃料噴射孔の入口開口が形成された部位を含んでその上流側に位置することを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記弁座面及び前記噴射孔開口形成面は円錐面で構成されたことを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    前記燃料流路の断面積は、噴射孔開口形成面に垂直な方向における前記噴射孔開口形成面と前記弁体との間の距離と、この距離にある前記噴射孔開口形成面上の位置から燃料噴射弁中心軸に下ろした垂線の長さとの積によって定義されることを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項4に記載の燃料噴射弁において、
    前記燃料噴射孔より燃料噴射弁中心軸側に、前記積の値が小さくなる部位を設けたことを特徴とする燃料噴射弁。
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