JP2013159441A - 配送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】配送先の追加又は変更を行っても車載器の処理負担の低減を図りつつ配送先の追加又は変更が生じてから一運行が終了するまでの配送スケジュールを把握することができる配送システムを提供する。
【解決手段】配送車両3の現在位置を無線送信する複数の車載器4と、配送車両3の現在位置に応じた配送スケジュールを送信する管理装置2とを備えた配送システム1において、管理装置2が、配送先の追加又は変更が発生する毎に、一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールを送信する。配送車両3に搭載されたナビゲーション装置4が、作業が終了した配送先を配送記録として逐次記録し、管理装置2から配送スケジュールを受信すると、受信した配送スケジュールと配送記録とを比較して、受信した配送スケジュールに含まれる配送先のうち作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとして記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、配送システムに係り、特に、複数の配送車両にそれぞれ搭載され、当該配送車両の現在位置を無線送信する複数の車載器と、前記複数の車載器から受信した配送車両の現在位置に応じた配送スケジュールを前記車載器に対して送信する管理装置と、を備えた配送システムに関するものである。
配送業者等の配送においては、事前に受け付けた依頼伝票を元に管理者が当日の各配送車両の配送スケジュールを決め、その配送スケジュールを事務所に来た各配送車両の乗務員に渡している。このため、常務員が事務所に必ず一度行かなければ配送スケジュールを得ることができない。道路交通状態などによる配送スケジュールの変更・追加がリアルタイムに行えない、という問題があった。
そこで、このような問題を解決するために特許文献1に示す動的配送経路指示装置や、特許文献2に示す配送指示システムが提案されている。特許文献1に示す動的配送経路指示装置は、事務所に設置された管理装置としての配送経路指示装置と、配送車両に搭載された車載器としての車両端末装置と、で構成されていて、車両端末装置から配送経路指示装置に無線送信された各車両の位置を参照して事務所員が配送経路指示装置に配送先を設定すると、配送経路指示装置が配送先までの経路を検索して、検索した経路を分割して配送車両に無線送信するものが記載されている。上述した特許文献1に示す動的配送経路指示装置によれば、乗務員が事務所に行かなくても配送スケジュールがわかり、しかも、配送先の追加・変更を行うことができる。
また、特許文献2に示す配送指示システムは、事務所に設置された中央管理装置と、配送車両に搭載された車載器としてのナビゲーション装置と、で構成されている。そして、事務所員が上記中央管理装置に新たな配送先を設定すると、中央管理装置は、各ナビゲーション装置と無線通信を行い、各ナビゲーション装置から送信された配送車両の現在位置や配送先までの燃料消費量の推論値に基づいて、新たな配送先を追加する配送車両を決定して、決定した配送車両のナビゲーション装置に対して新たな配送先を無線送信する。この新たな配送先を受け取ったナビゲーション装置は、配送スケジュールの最後にその新たな配送先を追加して、その新たな配送先までの経路を検索して表示する。上述した特許文献2に示す配送指示システムによれば、乗務員が事務所に行かなくても配送スケジュールがわかり、しかも、配送先の追加を行うことができる。
しかしながら、上述した特許文献1に示す動的配送経路指示装置は、分割して配送経路を車両端末装置に送信しているため、配送車側では一運行が終了するまでの配送スケジュールを把握することができない、という問題があった。また、特許文献2に示す配送指示システムでは、配送先の追加は簡単にできるが、配送先の変更できない、という問題があった。特許文献2に示す配送指示システムにおいて、配送先を変更する場合、ナビゲーション装置側で配送スケジュールを並べかえる必要があり、ナビゲーション装置側の処理負担が大きく効率的でない。
特開2003−281677号公報 特開2006−78307号公報
そこで、本発明は、配送先の追加又は変更を行っても車載器の処理負担の低減を図りつつ配送先の追加又は変更が生じてから一運行が終了するまでの配送スケジュールを把握することができる配送システムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、複数の配送車両にそれぞれ搭載され、当該配送車両の現在位置を無線送信する複数の車載器と、前記複数の車載器から受信した配送車両の現在位置に応じた配送スケジュールを前記車載器に対して送信する管理装置と、を備えた配送システムにおいて、前記管理装置が、配送先の追加又は変更が発生する毎に、前記配送先を追加又は変更した一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールを送信する配送スケジュール送信手段を有し、前記車載器が、配送先での作業が終了した旨の入力が行われる入力手段と、前記入力手段の入力に応じて作業が終了した配送先を配送記録として逐次記録する配送記録手段と、前記管理装置から配送スケジュールを受信すると、前記受信した配送スケジュールと前記配送記録とを比較して、前記受信した配送スケジュールに含まれる配送先のうち作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとして記録する配送スケジュール記録手段と、を有することを特徴とする配送システムに存する。
請求項2記載の発明は、前記車載器が、前記配送スケジュール記録手段により配送スケジュールが記録される毎に当該配送スケジュールに応じた経路を検索して表示するナビゲーション手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の配送システムに存する。
請求項3記載の発明は、同一配送先で2以上の作業がある場合、前記配送スケジュールには、前記同一配送先がその作業数分、含まれると共に、複数の同一配送先それぞれに関連付けられた作業内容が含まれ、前記配送記録手段は、前記作業が終了した配送先で行われた作業内容も前記配送記録先として逐次記録し、前記配送スケジュール記録手段が、前記配送スケジュールに複数の同一配送先が含まれる場合、複数の同一配送先のうち作業が終了した作業内容に関連付けられた同一配送先のみを削除することを特徴とする請求項1又は2に記載の配送システムに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、配送先の変更又は追加があっても車載器側で配送スケジュールの並べ替えを行う必要がないので、配送先の追加又は変更を行っても車載器の処理負担の低減を図りつつ一運行が終了するまでの配送スケジュールを把握することができる。
請求項2記載の発明によれば、管理装置から配送経路を送信しないので、送信量の低減を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、同一配送先に2以上の作業があって、2以上の作業のうち少なくとも1つの作業が終了し、全ての作業が終了していないにも関わらず、その同一配送先が削除されることがなくなる。
本発明の配送システムの一例を示すブロック図である。 図1に示す配送システムの詳細な電気構成図である。 第1実施形態における図1に示す配送システムの動作を説明するための説明図である。 図2に示す管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示すナビゲーション装置を構成するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における図1に示す配送システムの動作を説明するための説明図である。
第1実施形態
以下、本発明の配送システムを図1〜図5に基づいて説明する。図1は、本発明の配送システムの一例を示すブロック図である。図2は、図1に示す配送システムの詳細な電気構成図である。図1に示すように、本発明の配送システム1は、事務所側に設置されたパーソナルコンピュータなどの管理装置2と、この管理装置2と無線通信網でつながっており、複数の配送車両3にそれぞれ搭載された車載器としてのナビゲーション装置4と、から構成されている。なお、ここで、配送とは、各配送先で発送(荷積み)、配達(荷卸し)の作業を行うことである。
上記管理装置2は、図2に示すように、管理者を撮影するカメラ5が接続されていて、管理者の撮影画像を各配送車両3に搭載されたナビゲーション装置4に無線通信することができる。上記ナビゲーション装置4は、ナビゲーション装置4全体の制御を司るCPU41と、配送車両3の位置情報を取得する位置取得部42と、時間情報を取得する時間取得部43と、車両の運行情報などを格納するメモリ44と、地図情報が格納された地図データベース45と、を備えている。
上記GPSアンテナ6は、全地球測位システム(Global Positioning System)を構成する人工衛星からの測位信号を受信するアンテナである。位置取得部42及び時間取得部43はそれぞれ、定期的にGPSアンテナ6が受信した測位信号から配送車両3の位置情報(緯度・経度情報)、時間情報を求め、運行データとしてメモリ44に格納する。上記メモリ44は、乗務員の血圧、脈拍などの生態情報を測定する生体情報測定装置7や、配送車両3の速度やエンジン回転数などの車両情報を測定する車両情報測定装置8に接続されていて、これら生体情報測定装置7、車両情報測定装置8が測定した生体情報、車両情報が運行データとして逐次格納される。
また、上記CPU41には、図3に示すように、配送スケジュールや配送スケジュールに従った経路などが表示されるタッチパネル表示器9が接続されている。タッチパネル表示器9は、表示面を操作することができるタッチパネル式であり、入力手段として働き、配送先での作業が終了した旨などの入力操作が行われる。このタッチパネル表示器9には、車両の乗務員などを撮影するカメラ10が接続されている。また、CPU41には、管理装置2と無線通信を行うための無線通信機器11が接続されている。
上記概略で説明した配送システム1の詳細な動作を図3を参照して以下説明する。図3は、第1実施形態における図1に示す配送システム1の動作を説明するための説明図である。管理者は、管理装置2のキーボードなどの入力端末を用いて、図3(D)の上段に示すように、依頼伝票などを元に運行前に各配送車両3の配送スケジュールを新規作成して、配送車両3に対して送信する。配送スケジュールには、配送先と、配送先での作業が終了した時刻と、配送先での処理内容(=作業内容)と、を記憶するエリアが設けられている。配送先は、管理者が管理装置2のキーボードなどの入力端末を用いて事前に入力している。時刻については、配送車両3の乗務員によって作業が終了する毎に入力される。処理については、管理者が事前に入力するものもあるし、作業が終了した後、乗務員が入力する場合もある。
ナビゲーション装置4のCPU41は、配送スケジュールを受信すると、受信した配送スケジュールとメモリ44に記録された配送記録とを比べて作業が終了した配送先を削除する。新規作成された配送スケジュールを受信した場合、配送記録は何も記録されていないため、ナビゲーション装置4のCPU41は、図3(B)の上段に示すように、受け取った配送スケジュールをそのままメモリ44内の配送スケジュールエリアに記録する。
その後、ナビゲーション装置4は、メモリ44に記録された配送スケジュールに従って経路検索を行い、図3(A)に示すように、タッチパネル表示器9の左画面91に配送スケジュールを表示し、右画面92に検索した経路を表示して運行を開始する。右画面の詳しくは、左上に設けた窓93に配送車両3の現在位置から目的の配送先までの全経路が表示され、窓93を除いた部分には配送車両3の現在位置周辺の経路の一部が表示される。
配送車両3の乗務員は、配送スケジュールが表示されると運行を開始し、配送スケジュールに従って配送先に向かう。そして、配送先に到達して、その配送先での作業を終了する毎に、タッチパネル表示器9を使って配送先での作業が終了した旨、終了した作業内容の入力を行う。ナビゲーション装置4のCPU41は、配送記録手段として働き、上記入力に応じて図3(C)に示すように、作業が終了した配送先、その配送先で作業が終了した時刻、及び、終了した作業内容を配送記録としてメモリ44内の配送記録エリアに逐次記録する。図3(C)に示す例では、13:00にA工場での荷積みが終わり、13:30にB工場での荷積みが終わった旨を示す配送記録が記録されていて、A工場、B工場での作業が終了したことが分かる。
また、運行を開始すると上記ナビゲーション装置4のCPU41は、無線通信機器11を用いて、メモリ44に格納された配送車両3の位置情報、時間情報を定期的に管理装置2に無線送信する。管理装置2には、受信された各配送車両3の位置情報がリアルタイムに表示される。管理者は、管理装置2のキーボードなどの入力端末を用いて、表示された各配送車両3の位置情報や渋滞情報などを考慮して、各配送車両3の配送スケジュールに対して配送先の追加を行うことができる。管理装置2は、配送先の追加が行われる毎に、図3(D)の中段に示すように、配送先を追加した一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールに送信時刻を付加して送信する。図3(D)に示す例では、配送先としてD工場が追加されている。
ナビゲーション装置4のCPU41は、配送スケジュールを受信すると、受信した配送スケジュールとメモリ44に記録された配送記録とを比較して、受信した配送スケジュールに含まれる配送先のうち作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとしてメモリ44内の配送スケジュールエリアに上書記録する。図3(C)に示す配送記録が記録されている場合、図3(D)の中段に示す配送スケジュールからA工場、B工場を削除したものが新たな配送スケジュールとしてメモリ44内に記録される(図3(B)中段参照)。その後、ナビゲーション装置4のCPU41は、メモリ44に記録された新たな配送スケジュールに従って経路検索を行い、図3(A)の中段に示すように、タッチパネル表示器9の左画面91に配送スケジュールを表示し、右画面92に検索した経路を表示する。
また、管理者は、管理装置2のキーボードなどの入力端末を用いて、表示された各配送車両3の位置情報や渋滞情報などを考慮して、各配送車両3の配送スケジュールに対して配送先の変更も行うことができる。管理装置2は、配送先の変更が行われる毎に、図3(D)の下段に示すように、配送先を変更した一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールに送信時刻を付加して送信する。図3(D)に示す例では、C工場とD工場との配送順が入れ替わっている。
ナビゲーション装置4のCPU41は、配送スケジュールを受信すると、受信した配送スケジュールとメモリ44に記録された配送記録とを比較して、受信した配送スケジュールに含まれる配送先のうち作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとしてメモリ44内に記録する。図3(C)に示すような配送記録が記録されている場合、図3(D)の下段に示す配送スケジュールからA工場、B工場を削除したものが配送スケジュールとしてメモリ44内に記録される(図3(B)下段参照)。その後、ナビゲーション装置4のCPU41は、メモリ44に記録された新たな配送スケジュールに従って経路検索を行い、図3(A)の下段に示すように、タッチパネル表示器9の左画面91に配送スケジュールを表示し、右画面92に検索した経路を表示する。
次に、上記概略で説明した配送システム1の動作の詳細を図4及び図5を参照して以下説明する。図4は、図2に示す管理装置2の処理手順を示すフローチャートである。図5は、図2に示すナビゲーション装置4を構成するCPU41の処理手順を示すフローチャートである。図4に示すように、管理装置2は、各配送車両3から位置情報、時間情報を受信すると(ステップS1でY)、管理者の操作によって配送スケジュールが作成されたか否かを判定する(ステップS2)。上記配送スケジュールは、上述したように各配送車両3の運行前に新規に作成されたり、また配送先の追加や変更される毎にも作成される。管理装置2は、配送スケジュール送信手段として働き、配送スケジュールが作成されると、新規で作成した場合であっても、配送先の追加や変更に応じて作成された場合であっても、一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールを送信した後(ステップS3)、ステップS1に戻る。
一方、図5に示すように、ナビゲーション装置4のCPU41は、GPSアンテナ6が受信した測位信号から求めた配送車両3の位置情報及び時間情報を無線通信機器11を用いて管理装置2に対して送信する(ステップS4)。その後、ナビゲーション装置4のCPU41は、管理装置2から配送スケジュールが受信されたか否かを判定する(ステップS5)。配送スケジュールが受信されていなければ(ステップS5でN)、CPU41はステップS1に戻る。
一方、配送スケジュールが受信されていれば(ステップS5でY)、CPU41は、配送スケジュール記録手段として働き、受信した配送スケジュールとメモリ44に記録された配送記録とを比較して、配送スケジュールに含まれる配送先のうちその送信時刻よりも前に作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとして記録する(ステップS6)。その後、CPU41は、配送スケジュールに従って経路を検索し(ステップS7)、配送スケジュールと検索した経路を表示する(ステップS8)。
上述した配送システム1によれば、管理装置2が、配送先の追加又は変更が発生する毎に、配送先を追加又は変更した一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールを送信する。ナビゲーション装置4は、タッチパネル表示器9の入力に応じて配送先及び当該配送先で作業が終了した時刻を配送記録として逐次記録し、管理装置2から配送スケジュールを受信すると、受信した配送スケジュールと配送記録とを比較して、受信した配送スケジュールに含まれる配送先のうちその送信時刻(=受信時刻)よりも前に作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとして記録する。このため、配送先の変更又は追加があってもナビゲーション装置4側で配送スケジュールの並べ替えを行う必要がないので、配送先の追加又は変更を行っても車載器の処理負担の低減を図りつつ一運行が終了するまでの配送スケジュールを把握することができる。
上述した配送システム1によれば、ナビゲーション装置4が、配送スケジュールに応じた経路を検索して表示するので、管理装置2から配送経路が送信されることがなく、送信量の低減を図ることができる。
なお、上述した配送システム1によれば、管理装置2が配送スケジュールに送信時刻を付加していたが、本発明はこれに限ったものではない。ナビゲーション装置4側で配送スケジュールを受信したときに受信時刻を付加するようにしてもよい。
第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の配送システム1は、例えば午前中に荷積み、午後に荷卸など同一配送先で2以上の作業がある場合を考慮している。第2実施形態の配送システム1の構成は、図1及び図2に示す第1実施形態と同様のため、ここでは詳細な説明を省略して、配送システム1の動作を図6を参照して以下説明する。図6は、第2実施形態における図1に示す配送システム1の動作を説明するための説明図である。管理者は、管理装置2のキーボードなどの入力端末を用いて、図6(D)の上段に示すように、依頼伝票などを元に運行前に各配送車両3の配送スケジュールを新規作成して、配送車両3に対して送信する。
ナビゲーション装置4のCPU41は、配送スケジュールを受信すると、受信した配送スケジュールとメモリ44に記録された配送記録とを比べて作業が終了した配送先を削除する。新規作成された配送スケジュールを受信した場合、配送記録は何も記録されていないため、ナビゲーション装置のCPU41は、図6(B)の上段に示すように、受け取った配送スケジュールをそのままメモリ44内の配送スケジュールエリアに記録する。
その後、ナビゲーション装置4は、メモリ44に記録された配送スケジュールに従って経路検索を行い、図6(A)の上段に示すように、タッチパネル表示器9の左画面91に配送スケジュールを表示し、右画面92に検索した経路を表示して運行を開始する。
配送車両3の乗務員は、配送スケジュールが表示されると運行を開始し、配送スケジュールに従って配送先に向かう。そして、配送先に到達して、その配送先での作業を終了する毎に、タッチパネル表示器9を使って配送先での作業が終了した旨、終了した作業内容の入力を行う。ナビゲーション装置4のCPU41は、配送記録手段として働き、上記入力に応じて図6(C)に示すように、作業が終了した配送先、その配送先で作業が終了した時刻、及び、終了した作業内容を配送記録としてメモリ44内の配送記録エリアに逐次記録する。図6(C)に示す例では、13:00にA工場での荷積みが終わり、13:30にB工場での荷積みが終わった旨を示す配送記録が記録されていて、A工場、B工場での荷積み作業が終了したことが分かる。
次に、管理装置2は、B工場での荷卸し、D工場での作業が追加されると、図6(D)の中段に示すように、配送先を追加した一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールに送信時刻を付加して送信する。図6(D)の中段かも明らかなように、同一配送先(B工場)で2以上の作業がある場合、配送スケジュールには、同一配送先がその作業数分、含まれると共に、複数の同一配送先それぞれに関連付けられた処理(作業内容)が含まれる。
ナビゲーション装置4のCPU41は、配送スケジュールを受信すると、受信した配送スケジュールとメモリ44に記録された配送記録とを比較して、受信した配送スケジュールに含まれる配送先のうち作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとしてメモリ44内の配送スケジュールエリアに上書記録する。このとき、図6(D)の中段に示すように、配送スケジュールに複数の同一配送先(B工場)が含まれる場合、複数の同一配送先(B工場)のうち作業が終了した処理(作業内容)に関連付けられた同一配送先のみを削除する。即ち、図6(C)に示す配送記録が記録されている場合、図6(D)の中段に示す配送スケジュールからA工場、2つのB工場のうち荷積みに関連付けられたB工場を削除したものが新たな配送スケジュールとしてメモリ44内に記録される(図6(B)中段参照)。その後、ナビゲーション装置4のCPU41は、メモリ44に記録された新たな配送スケジュールに従って経路検索を行い、図6(A)の中段に示すように、タッチパネル表示器9の左画面91に配送スケジュールを表示し、右画面92に検索した経路を表示する。
また、管理者は、第1実施形態と同様に、管理装置2のキーボードなどの入力端末を用いて、表示された各配送車両3の位置情報や渋滞情報などを考慮して、各配送車両3の配送スケジュールに対して配送先の変更も行うことができる。配送先の変更についても、追加と同様の手順で行われる為、ここではその詳細な説明を省略する。
上述した配送システム1によれば、CPU41が、配送スケジュールに複数の同一配送先が含まれる場合、複数の同一配送先のうち作業が終了した処理(作業内容)に関連付けられた同一配送先のみを削除するので、同一配送先に2以上の作業があって、2以上の作業のうち少なくとも1つの作業が終了し、全ての作業が終了していないにも関わらず、その同一配送先が削除されることがなくなる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 配送システム
2 管理装置(配送スケジュール送信手段)
3 配送車両
4 ナビゲーション装置(車載器)
9 タッチパネル表示器(入力手段)
41 CPU(配送記録手段、配送スケジュール記録手段)

Claims (3)

  1. 複数の配送車両にそれぞれ搭載され、当該配送車両の現在位置を無線送信する複数の車載器と、前記複数の車載器から受信した配送車両の現在位置に応じた配送スケジュールを前記車載器に対して送信する管理装置と、を備えた配送システムにおいて、
    前記管理装置が、配送先の追加又は変更が発生する毎に、前記配送先を追加又は変更した一運行の配送先全てを含んだ配送スケジュールを送信する配送スケジュール送信手段を有し、
    前記車載器が、配送先での作業が終了した旨の入力が行われる入力手段と、前記入力手段の入力に応じて作業が終了した配送先を配送記録として逐次記録する配送記録手段と、前記管理装置から配送スケジュールを受信すると、前記受信した配送スケジュールと前記配送記録とを比較して、前記受信した配送スケジュールに含まれる配送先のうち作業が終了した配送先を削除したものを新たな配送スケジュールとして記録する配送スケジュール記録手段と、を有する
    ことを特徴とする配送システム。
  2. 前記車載器が、前記配送スケジュール記録手段により配送スケジュールが記録される毎に当該配送スケジュールに応じた経路を検索して表示するナビゲーション手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の配送システム。
  3. 同一配送先で2以上の作業がある場合、前記配送スケジュールには、前記同一配送先がその作業数分、含まれると共に、複数の同一配送先それぞれに関連付けられた作業内容が含まれ、
    前記配送記録手段は、前記作業が終了した配送先で行われた作業内容も前記配送記録先として逐次記録し、
    前記配送スケジュール記録手段が、前記配送スケジュールに複数の同一配送先が含まれる場合、複数の同一配送先のうち作業が終了した作業内容に関連付けられた同一配送先のみを削除する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配送システム。
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