JP2013159352A - ワインボトル - Google Patents

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英治 寺原
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Abstract

【課題】軽量で破損しにくく、一回で飲み切ることが容易なワインボトルを提供する。
【解決手段】容器本体1は、ワイン取り出し用の開口を備えており、内部には500mlのワインを収容可能である。蓋2は、容器本体1の開口に着脱可能に取り付けられ、容器本体1を密閉する。容器本体1は、PET樹脂で構成され、有底円筒形状の胴部10を備える。さらに胴部10の上端から連続し、上方に向かって縮径する肩部14を備える。さらに肩部14の上端から連続し、上方に延びる円筒状の首部15を備える。最後に、首部15の上端から連続し、外周面に雄ねじ部が形成された口部16を備える。ワイン取出し用の開口は、口部16の上端に設けられている。容器本体1は、ボルドータイプの形状となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部にワインを収容するワインボトルに関する。
ワインはブドウ果汁を発酵させたアルコール飲料であり、ブドウ酒とも呼ばれる。日本において、ワインは高級品として扱われ、長らくごく一部の富裕層にのみ飲まれてきた。しかしながら、昨今の輸入関税の緩和、フランス料理・イタリア料理などの西欧料理のブーム、さらにはワインに含まれるポリフェノールの作用に注目した健康ブーム等によって、ワインは広く一般に飲まれるようになった。ワインには様々な種類があるが、特に白ワインと赤ワインの2種類が知られている。白ワインは白ブドウを原料とし、発酵に果汁のみを使用したものである。赤ワインは黒ブドウ又は赤ブドウを原料とし、果実ごと発酵させたものである。
日本国内でも一部地域でワインは生産されているが、その生産量は非常に少ない。現在日本で消費されているワインの大部分は、世界各国で生産された輸入品である。ワインの生産国は、フランス、イタリア、アメリカ、アルゼンチン、南アフリカ等、世界中に分布している。近年では特に、南米のチリで生産されるワインが安価かつ高品質として注目されている。
ワインは、生産国においてワインボトルに充填される。このワインボトルをコンテナ等に積み込んで航空機や船舶で運搬することによって、ワインは日本に輸入される。
特開2003−212288号公報
ところで、このワインボトルは、ガラス製で容量が750mlのものが一般的である。ワインを内部に収容した状態でのワインボトルの重量は約1kgと重く、大量に輸送する場合に輸送コストがかかる問題があった。さらに、ガラスは割れやすいため破損によるロスが生じる可能性があった。消費者にとっても、重く割れやすいガラス製の瓶は持ち運びしやすいとは言い難く、購買意欲を減退させる可能性もあった。
このような問題を解決するための手段の一つとして、ワインボトルをガラスではなくブリキ・アルミ等の金属や樹脂容器で構成することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、流通しているワインボトルの容量は、依然として750mlのものが圧倒的に多い。750mlのワインボトルには、重量とはまた別の問題がある。すなわち、750mlはワイングラスにして6〜7杯分の量である。これを2人で飲む場合、飲み切るためには1人当たり3杯強のワインを飲む必要がある。これは、アルコール耐性が強くないといわれる日本人にとっては、些か多すぎる量である。したがって、必然的にワインを一回で飲み干すことができず、余った分は冷蔵庫に入れて保管することとなる。
しかしながら、容量750mlのワインボトルの保存スペースを家庭用冷蔵庫で確保することは決して容易ではない。さらには、一旦開封してしまったワインボトルは密閉性に劣るため、酸化による風味劣化が避けられない。通称「ハーフボトル」と呼ばれる、375mlの容量のワインボトルも流通はしているが、ハーフボトルを2人で飲んだ場合は、1人1杯強しか飲めないため、却って物足りないものとなってしまう。
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するために提案されたものである。その目的は、ワインボトルを、軽量で破損しにくく、一回で飲み切ることが容易なものとすることで、輸送コストを軽減しかつ消費者の購買意欲を向上させることである。
本発明のワインボトルは、以下を備えるものである。
(a)ワイン取り出し用の開口を備え、内部に500mlのワインを収容可能な容器本体
(b)容器本体の開口に着脱可能に取り付けられ、容器本体を密閉する蓋
また、容器本体は、ポリエチレンテレフタラート(PET)で構成される。
以上のような本発明によれば、500mlのワインを収容可能な容器本体を備えることにより、ワインボトルを軽量化して輸送コストを低減することができる。さらに、一回で飲み切り可能な容量とすることで、消費者の購買意欲を向上させることができる。また、ワインボトルをポリエチレンテレフタラート(PET)で構成することにより、軽く破損しにくいワインボトルを提供することができる。
本発明の実施形態に係るワインボトルの正面側を示す図面代用写真である。 本発明の実施形態に係るワインボトルの正面側を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るワインボトルの背面側を示す図面代用写真である。 本発明の実施形態に係るワインボトルの右側面側を示す図面代用写真である。 本発明の実施形態に係るワインボトルの左側面側を示す図面代用写真である。 本発明の実施形態に係るワインボトルの平面側を示す図面代用写真である。 本発明の実施形態に係るワインボトルの底面側を示す図面代用写真である。
本実施形態に係るワインボトルについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1、3〜7は、図面代用写真にて、本発明の実施形態に係るワインボトルを6方向から図示している。図2では、理解しやすいように、図1の正面図を模式図として示している。
(1.構成)
図1及び図2に示すように、ワインボトルは、容器本体1と蓋2とで構成される。容器本体1は、ワイン取出し用の開口を備え、内部に500mlのワインを収容可能である。蓋2は、容器本体1の開口に着脱可能に取り付けられ、容器本体1を密閉することができる。
容器本体1は、ポリエチレンテレフタラート(以下、「PET」という。)樹脂等の合成樹脂で構成される透明容器である。容器本体1は、胴部10、肩部14、首部15、及び口部16が長手方向に接続されてなり、いわゆるボルドータイプのワインボトルの形状となっている。本明細書では、胴部10を下側にして載置した状態で、ワインボトルの上下方向の説明をする。
胴部10は、略円筒形状であり、円筒の下端に底面が形成されている。図2に示すように、胴部10の両端近傍にはそれぞれ、外周面に沿って段が付けられている。段から両端までの部分は、中心部と比べて若干大径となっている。胴部10の中心部には、正面側ラベル12と背面側ラベル13(図3参照)とが貼り付けられている。図1に示すように、正面側ラベル12には商品名や消費者の目を引き付けるための絵等が記載されている。例えば、図1では本出願人により販売されるワインの商品名ECO SUR(登録商標)が記載されている。図3に示すように、背面側ラベル13には、品名、原材料、アルコール分等、品質表示基準で必要とされる項目が記載されている。さらに、図7に示すように、胴部10の底面には容器内部に向けて隆起するパント11が設けられている。このパント11は、ボルドータイプのワインボトルを特徴付ける形状の一つとなっている。
肩部14は、図1及び図2に示すように、底の抜けた椀を180°回転させた形状となっている。肩部14の下端は胴部10の上端に接続しており、上端に向かって縮径しながら延びている。
首部15は、略円筒形状であり、下端が肩部14の上端に接続している。首部15の上端は、わずかに縮径してくびれている。図6に示すように、平面視した場合、首部15は胴部10と同心円となっている。
口部16は、略円筒形状であり、下端は首部15の上端のくびれに接続している。首部15との接続部分にはフランジ17が形成されている。口部16の上端はワイン取り出し用の開口となっている。図示しないが、口部16の外周面には、雄ねじ部となる螺旋状の凸溝が形成されている。
蓋2は、ポリエチレン(PE)樹脂等の合成樹脂で構成される。その形状は上端が閉塞した円筒形状である。蓋2の外周面には、上端から下端近傍に向けて浅い直線溝が刻まれている。図2に示すように、直線溝が途切れた直下には外周面を取り囲むように切り込み線2aが設けられている。切り込み線2aから上端までの部分が蓋本体20となる。切り込み線2aから下端までの部分が、封止リング21となる。蓋本体20と封止リング21とは、ねじり破断によって切り離し可能である。封止リング21は口部16の外周と略同径である。図示しないが、蓋2の内周面には、雌ねじ部となる螺旋状の凹溝が形成されている。
容器本体1は、例えば、射出成形機でPET樹脂を試験管状に成形し、さらに延伸ブロー成形機でボトル状に成形することによって製造される。蓋2は、PE樹脂を射出成形機によって成形することによって製造される。
(作用)
製造された白ワイン又は赤ワインを、容器本体1の口部16の開口から内部に充填する。500ml充填されると、ワインは胴部10及び肩部14を満たし、首部15の途中までを満たす。その後、蓋2を圧入等により口部16に装着する。蓋2の内周面に設けられた雌ねじ部は、口部16の外周面に設けられた雄ねじ部に嵌合し、容器本体1は密閉状態となる。
ワインボトルを開封する際には、蓋2の外周面を指で覆うようにつかみ、水平方向にねじる。この際、蓋2の外周面に設けられた浅い直線溝が滑り止めの作用を果たし、蓋2を容易にねじることができる。蓋2に所定以上の水平方向の力がかかると、蓋2は切り込み線2aの部分でねじり破断され、蓋本体20と封止リング21とが分離する。封止リング21は、口部16のフランジ17に当接して止まる。蓋本体20は、内周面に設けられた雌ねじ部が口部16の外周面に設けられた雄ねじ部に沿って摺動することによって上に移動し、口部16との係合が解除されて取り外される。これによって、口部16の開口から内部のワインを取り出して飲むことができる。
(効果)
本発明の実施形態によれば、ワインボトルの容器本体1をPET樹脂で構成し、さらに500mlのワインを収容可能なサイズとしたことで、軽量でかつ破損しにくいワインボトルを提供することを可能とした。これによって、輸送コストを低減し、さらに破損による損失も防止することができる。さらに、消費者にとっても、持ち運びしやすく一回で飲みきることができる量のワインボトルは買い求めやすいものであるため、購買意欲を高めることができる。
また、本発明の実施形態によれば、容器本体1は、円筒の胴部10が、肩部14において縮径し、小径の首部15へと連接した形状であり、いわゆるボルドータイプと呼ばれる伝統的なワインボトルの形状となっている。このため、ガラス製のワインボトルと同様の高級感を与えることができるので、消費者の購買意欲をさらに高めることができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 容器本体
2 蓋
2a 切り込み線
10 胴部
11 パント(底面隆起部)
12 正面側ラベル
13 背面側ラベル
14 肩部
15 首部
16 口部
17 フランジ
20 蓋本体
21 封止リング


Claims (5)

  1. ワイン取り出し用の開口を備え、内部に500mlのワインを収容可能な容器本体と、
    前記開口に着脱可能に取り付けられ、前記容器本体を密閉する蓋と、
    を備えたことを特徴とするワインボトル。
  2. 前記容器本体は、ポリエチレンテレフタラート(PET)で構成されることを特徴とする請求項2記載のワインボトル。
  3. 前記容器本体は、
    有底円筒形状の胴部と、
    前記胴部の上端に接続し、上方に向かって縮径する肩部と、
    前記肩部の上端に接続し、上方に延びる円筒状の首部と、
    前記首部の上端から連続し、上端に前記ワイン取出し用の開口を備え、外周面に雄ねじ部が形成された口部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のワインボトル。
  4. 前記容器本体は、ボルドータイプの形状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のワインボトル。
  5. 前記蓋部は、内周部に雌ねじ部を備え、当該雌ねじ部と前記容器本体の口部の雄ねじ部との係合により、ワインを密閉して収容することを特徴とする請求項3記載のワインボトル。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018150077A (ja) * 2017-03-15 2018-09-27 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及びプラスチックボトルの製造方法
JP2018150076A (ja) * 2017-03-15 2018-09-27 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル、及び充填体

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