JP2013158152A - 漏れ電流抑制回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化することなく漏れ電流を効果的に抑制する漏れ電流抑制回路を提供する。
【解決手段】第1スイッチング素子対22a、22bが中間コンデンサ21bに並列に接続した第1アーム20と、第2スイッチング素子対25a、25bが中間コンデンサ24bに並列に接続した第2アーム23と、インバータ2の前段又は後段に直列に接続し、主巻線26Aと、第1スイッチング素子対22a、22bの接続点と第2スイッチング素子対25a、25bの接続点とに接続した補助巻線26bとを備えたコモンモードトランス26と、を備え、第1アーム20と第2アーム23とはインバータ装置の直流ラインに接続し、中間コンデンサ21bの電圧と、中間コンデンサ24bの電圧との比は2対1であり、主巻線26Aの巻数と補助巻線26Bの巻数との比はインバータ2の直流電圧と、中間コンデンサ21bの電圧の3倍との比である。
【選択図】図1
Description
図1は、第1実施形態の電力変換装置における漏れ電流抑制回路の一構成例を概略的に示す図である。本実施形態の漏れ電流抑制回路は、直流電力を出力するコンバータと、複数のスイッチング素子を有しコンバータから出力された直流電力を複数のスイッチング素子を切替て交流電力に変換するインバータと、を含むインバータ装置に用いる漏れ電流抑制回路である。
E1=2×E2…(1)
の関係を満たすように、各コンデンサの容量を選択する。
N1:N2=E:3/2×E1…(2)
漏れ電流の発生源となるインバータ2のコモンモード電圧は、出力の3つの相の平均で表され、各相のスイッチングパターンによって、+E/2、+E/6、−E/6、−E/2の4つの電圧レベルをとりうる。
図4は、本実施形態の電力変換装置における漏れ電流抑制回路の一構成例を概略的に示す図である。本実施形態の漏れ電流抑制回路は、コモンモードトランス26の構成が上記第2実施形態の漏れ電流抑制回路と異なっている。
図6は、本実施形態の電力変換装置における漏れ電流抑制回路の一構成例を概略的に示す図である。本実施形態の電力変換装置は、コモンモードトランス26の前段にコモンモードチョークコイルが接続されている点が上記第2実施形態の電力変換装置と異なっている。
Claims (5)
- 直流電圧を出力するコンバータと、複数のスイッチング素子を有し前記コンバータから出力された直流電圧を前記複数のスイッチング素子をスイッチングして交流電圧に変換するインバータと、を含むインバータ装置に用いる漏れ電流抑制回路であって、
直列接続した2つのスイッチング素子を含む第1スイッチング素子対と、直列接続した複数のコンデンサを含む第1コンデンサ組とを備え、前記第1スイッチング素子対が前記複数のコンデンサの中間コンデンサに並列に接続した第1アームと、
直列接続した2つのスイッチング素子を含む第2スイッチング素子対と、直列接続した複数のコンデンサを含む第2コンデンサ組とを備え、前記第2スイッチング素子対が前記複数のコンデンサの中間コンデンサに並列に接続した第2アームと、
前記インバータの前段あるいは後段において直列に接続し、各相の配線と接続した主巻線と、前記第1スイッチング素子対の接続点と前記第2スイッチング素子対の接続点とに接続した補助巻線と、を備えたコモンモードトランスと、を備え、
前記第1アームと前記第2アームとは前記インバータ装置の直流ラインに接続し、
前記第1コンデンサ組の中間コンデンサの電圧と、前記第2コンデンサ組の中間コンデンサの電圧との比は2対1であり、
前記コモンモードトランスの前記主巻線の巻数と前記補助巻線の巻数との比は前記インバータの直流電圧と、前記第1コンデンサ組の中間コンデンサの電圧の3倍との比であることを特徴とする漏れ電流抑制回路。 - 直流電圧を出力するコンバータと、複数のスイッチング素子を有し前記コンバータから出力された直流電圧を前記複数のスイッチング素子をスイッチングして交流電圧に変換するインバータと、を含むインバータ装置に用いる漏れ電流抑制回路であって、
直列接続した2つのスイッチング素子を含む第1スイッチング素子対を備えた第1アームと、
直列接続した2つのスイッチング素子を含む第2スイッチング素子対と、直列接続した3つのコンデンサを含む第2コンデンサ組とを備え、前記第2スイッチング素子対が前記3つのコンデンサの中間コンデンサに並列に接続した第2アームと、
前記インバータの前段あるいは後段において直列に接続し、各相の配線と接続した主巻線と、前記第1スイッチング素子対の接続点と前記第2スイッチング素子対の接続点とに接続した補助巻線と、を備えたコモンモードトランスと、を備え、
前記第1アームと前記第2アームとは前記インバータ装置の直流ラインに接続し、
前記中間コンデンサと他の2つのコンデンサ各々との容量の比率は1対2であり、
前記コモンモードトランスの前記主巻線の巻数と前記補助巻線の巻数との比は2対3であることを特徴とする漏れ電流抑制回路。 - 前記インバータが出力各相に、正極側に接続される第1スイッチング素子と負極側に接続される第2スイッチング素子を有する三相出力インバータであって、
出力三相の全ての第1スイッチング素子が導通する場合、前記第1アームの正極側のスイッチング素子と前記第2アームの負極側のスイッチング素子とが導通し、
前記インバータ装置の出力三相のうちの二つは第1スイッチング素子、一つは第2スイッチング素子が導通する場合、前記第1アームの正極側のスイッチング素子と前記第2のアームの正極側のスイッチング素子とが導通し、
前記インバータ装置の出力三相のうちの一つは第1スイッチング素子、二つは第2スイッチング素子が導通する場合、前記第1アームの負極側のスイッチング素子と前記第2アームの負極側のスイッチング素子が導通し、
前記インバータ装置の出力三相の全てで第2スイッチング素子が導通する場合、前記第1アームの負極側のスイッチング素子と前記第2アームの正極側のスイッチング素子とが導通し、
前記主巻線と前記補助巻線とは同じ方向に巻きつけられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の漏れ電流抑制回路。 - 前記インバータが出力各相に、正極側に接続される第1スイッチング素子と負極側に接続される第2スイッチング素子を有する三相出力インバータであって、
出力三相の全ての第1スイッチング素子が導通する場合、前記第1のアームの負極側のスイッチング素子と前記第2のアームの正極側のスイッチング素子とが導通し、
出力三相のうちの二つは第1スイッチング素子、一つは第2スイッチング素子が導通する場合、前記第1アームの負極側のスイッチング素子と前記第2のアームの負極側のスイッチング素子が導通し、
出力三相のうちの一つは第1スイッチング素子、二つは第2スイッチング素子が導通する場合は、前記第1アームの正極側のスイッチング素子と前記第2アームの正極側のスイッチング素子とが導通し、
出力三相の全てで第2スイッチング素子が導通する場合、前記第1アームの正極側のスイッチング素子と前記第2アームの負極側のスイッチング素子が導通し、
前記主巻線と前記補助巻線とは互いに逆向きに巻きつけられる請求項1または2に記載の漏れ電流抑制回路。 - 前記インバータ装置の電源ラインにコモンモードチョークコイルが配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の漏れ電流抑制回路。
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