JP2013157967A - Data processor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、着脱可能に装着されたUSBメモリ等の可搬記憶媒体に暗号化された画像ファイルを格納するためのデータ処理装置に関する。 The present invention relates to a data processing apparatus for storing an encrypted image file in a portable storage medium such as a USB memory that is detachably mounted.
一般に、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファックス機能等を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)は、スキャナで読取った画像をJPEG(Joint Photographic Experts Group)、TIFF(Tagged Image File Format)、PDF(Portable Document Format)等の汎用的なフォーマットの画像データに変換し、USB(Universal Serial Bus)メモリのような着脱可能な可搬記憶媒体に転送してユーザに提供する「ScanToUSBメモリ機能」が備わっている。 In general, a multifunction peripheral (MFP) having a print function, a scan function, a copy function, a fax function, and the like uses an image read by a scanner as a JPEG (Joint Photographic Experts Group), TIFF (Tagged Image File Format), and PD. Equipped with a “ScanToUSB memory function” that is converted into image data in a general-purpose format such as Portable Document Format) and transferred to a removable portable storage medium such as a USB (Universal Serial Bus) memory and provided to the user. Yes.
従来の複合機では、画像ファイルを暗号化してUSBメモリに書込む場合に、複合機が承認者から暗号化する画像ファイルと実行パスワードを含む承認者情報を取得して記憶部に登録しておき、ユーザが承認者から取得した実行パスワードを入力すると、入力された実行パスワードと承認者情報のパスワードとの一致を確認し、一致している場合は、承認者情報の画像ファイルを実行パスワードで暗号化してUSBメモリに書込み、不一致の場合はUSBメモリへの書込みを拒否している(例えば、特許文献1参照。)。 In a conventional multifunction device, when an image file is encrypted and written to a USB memory, approver information including the image file and execution password that the multifunction device encrypts is acquired and registered in the storage unit. When the user enters the execution password obtained from the approver, the match between the entered execution password and the approver information password is confirmed. If they match, the approver information image file is encrypted with the execution password. And writing to the USB memory, and if they do not match, writing to the USB memory is rejected (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、従来の技術においては、画像ファイルを暗号化する場合に、暗号化に利用できるパスワードは承認者情報に含まれる指定されたパスワードのみであるため、ユーザが希望するパスワードを設定することはできないという問題がある。
また、上記した一般的な複合機においては、スキャンした画像データをパスワードで暗号化しようとした場合に、ユーザは読取った画像データ毎にパスワードを入力することが必要となり、その作業に時間を要するという問題がある。
However, in the conventional technology, when encrypting an image file, the password that can be used for encryption is only the designated password included in the approver information, and thus the password desired by the user cannot be set. There is a problem.
Further, in the above-described general multi-function peripheral, when the scanned image data is to be encrypted with a password, the user needs to input a password for each read image data, which requires time. There is a problem.
更に、1つの画像データに対して別個のパスワードを指定して複数の暗号化された画像ファイルを作成しようとした場合には、パスワードの件数分、画像の読取りとパスワードの入力を繰返す必要があり、その作業に多大な時間を要するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。
Furthermore, when creating multiple encrypted image files by specifying separate passwords for one image data, it is necessary to repeat image reading and password input for the number of passwords. There is a problem that the work takes a lot of time.
The present invention has been made to solve the above problems.
本発明は、上記課題を解決するために、記憶部を備え、画像データを暗号化するための暗号名と、前記暗号名に対応する暗号化パスワードを含む1以上のパスワード情報を登録したパスワード設定ファイルを格納した可搬記憶媒体を着脱可能に装着したデータ処理装置において、装着されている前記可搬記憶媒体から、前記パスワード設定ファイルを読出す手段と、前記読出したパスワード設定ファイルを、前記記憶部に保存する手段と、暗号化の対象となる前記画像データを取得する画像データ取得手段と、前記取得した画像データを前記記憶部に保存する手段と、前記記憶部に保存したパスワード設定ファイルのパスワード情報を、その暗号名により表示する手段と、前記表示された暗号名を1以上選択する手段と、前記選択された暗号名に対応する暗号化パスワードで、前記保存した画像データを暗号化して、暗号化画像ファイルを生成する手段と、前記生成された暗号化画像ファイルを、前記可搬記憶媒体に格納する手段と、を備えることを特徴とする。 In order to solve the above problems, the present invention provides a password setting that includes a storage unit and registers one or more password information including an encryption name for encrypting image data and an encryption password corresponding to the encryption name In a data processing apparatus in which a portable storage medium storing a file is detachably mounted, the means for reading the password setting file from the mounted portable storage medium, and the read password setting file is stored in the memory Means for storing the image data to be encrypted, image data acquiring means for acquiring the image data to be encrypted, means for storing the acquired image data in the storage unit, and a password setting file stored in the storage unit Means for displaying password information by its cipher name, means for selecting one or more of the displayed cipher names, and the selected cipher name Means for encrypting the stored image data with an encryption password corresponding to, and generating an encrypted image file; and means for storing the generated encrypted image file in the portable storage medium. It is characterized by providing.
これにより、本発明は、画像ファイルを暗号化する場合に、ユーザが希望するパスワードで暗号化することができると共に、1つの画像データに対して別個のパスワードを指定して複数の暗号化された画像ファイルを作成する場合に、それぞれのパスワード毎の暗号化された画像ファイルを容易に生成することができ、画像ファイルの暗号化処理における処理効率を向上させることができるという効果が得られる。 Thus, according to the present invention, when an image file is encrypted, it can be encrypted with a password desired by the user, and a plurality of encrypted data are specified by specifying separate passwords for one image data. When an image file is created, an encrypted image file for each password can be easily generated, and the processing efficiency in the image file encryption process can be improved.
以下に、図面を参照して本発明によるデータ処理装置の実施例について説明する。 Embodiments of a data processing apparatus according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1において、1はデータ処理装置としての複合機(MFP)であり、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファックス機能等を有しており、可搬記憶媒体としてのUSBメモリ3が着脱可能に装着される。
5は複合機1の画像読取部であり、文字や図形等が印刷された原稿等の画像を読取るスキャナ等と、スキャナ等で読取った画像の画像データを生成する画像データ生成部5a等を備えており、後述する制御部12からの指令により、原稿等の画像の画像データを制御部12へ送出する機能を有している。
In FIG. 1,
An
6は複合機1の操作パネル部であり、図2に示すように、表示部7および操作部8等で構成されている。
表示部7は、LCD等の表示画面とタッチパネルの組合せで構成されており、表示画面に各種の入力画面や選択画面、ユーザに対する情報等を表示する機能、タッチパネルによりユーザからの各種の入力を受付ける機能を有している。
The
操作部8は、コピー機能を選択するための「コピー」ボタン8a、スキャン機能を選択するための「スキャン」ボタン8b、プリント機能を選択するための「プリント」ボタン8c、ファックス機能を選択するための「ファックス」ボタン8d等の機能選択ボタンや、各種の操作ボタンが設けられており、ユーザからの選択入力や指示入力を受付ける機能を有している。
本実施例の入力手段は、表示部7のタッチパネルおよび操作部8の機能選択ボタン、操作ボタン等により構成される。
The
The input means of the present embodiment is configured by a touch panel of the
9は可搬記憶媒体装着部としてのUSBメモリ装着部であり、USBメモリ3が着脱可能に装着される部位であって、USBメモリ3に対するデータの送受を中継する機能を有している。
本実施例のUSBメモリ3には、パスワード設定ファイル等が格納されている(図10参照)。このパスワード設定ファイルは、画像ファイルの暗号化の際に用いるパスワード情報を登録したファイルであり、自装置(複合機1)へのユーザのログイン名とログインパスワードからなるパスワード情報により暗号化がされている。
The
また、パスワード設定ファイルには、図3に示すように、暗号名とそれに対応する暗号化パスワードからなるパスワード情報が少なくとも1つ登録されている。
本実施例のパスワード情報は、暗号名として、画像データの提供先となる個人や部署等の宛先名が用いられ、暗号化パスワードとしては、宛先名に対応する宛先パスワードが用いられる。
In the password setting file, as shown in FIG. 3, at least one password information including an encrypted name and an encrypted password corresponding to the encrypted name is registered.
In the password information of this embodiment, a destination name such as an individual or a department serving as a destination of image data is used as an encryption name, and a destination password corresponding to the destination name is used as an encryption password.
11は複合機1の記憶部であり、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理や画像ファイル暗号化処理等を実行する機能を有するプログラムやそれに用いる各種のデータが格納されている。
また、記憶部11には、画像データに暗号化パスワードを設定して暗号化された画像ファイルを作成する際に、当該画像データを一時的に保存するための画像データ一時保存部13、処理対象のパスワード設定ファイルをユーザによる処理中に保持するためのパスワード設定ファイル一時保存部14、装置内で作成し暗号化されたパスワード設定ファイルを格納するためのパスワード設定ファイル格納部15等が設けられている。
The
12は複合機1の制御部であり、記憶部11に格納されたプログラムに基づいて複合機1内の各部を制御しながら、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理や画像ファイル暗号化処理等を実行する機能を有している。
本実施例の制御部12には、入力手段で選択されたパスワード情報の暗号化パスワードを用いて画像データを暗号化した画像ファイルを生成する暗号化処理部17、暗号化した画像ファイルの識別を容易にするために暗号化した画像ファイルのファイル名の先頭に付与する識別符号を設定する識別符号設定部18、パスワード設定ファイルヘ登録するパスワード情報を入力手段から取得するパスワード情報取得部19、ユーザの複合機1へのログイン名とログインパスワードからなるパスワード情報を用いてパスワード設定ファイルの暗号化を行うパスワード設定ファイル暗号化部20からなる各機能手段が形成されている。
The
また、制御部12には、USBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3に格納されている暗号化されたパスワード設定ファイルを読出すパスワード設定ファイル読出部22、パスワード設定ファイル読出部22で読出した暗号化されたパスワード設定ファイルを、ユーザの自装置(本実施例では複合機1)へのログイン情報で復号化するパスワード設定ファイル復号化部23、パスワード設定ファイルに登録されている暗号化パスワードを表示部7に表示するときに、暗号化パスワードの保護の観点から各暗号化パスワード(本実施例では宛先パスワード)に対応する暗号名(本実施例では宛先名)のみを表示させるパスワード保護部24からなる各機能手段が形成されている。
Further, the
更に、制御部12には、復号化されたパスワード設定ファイルの記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14への保存後に装着されているUSBメモリ3から当該パスワード設定ファイルを削除する、およびユーザのログアウト後にパスワード設定ファイル一時保存部14に保存されている当該パスワード設定ファイルを削除する等のファイルの削除を行うファイル削除指示部25、暗号化処理部17で暗号化された画像ファイルや、記憶部11に保存されているパスワード設定ファイル等を、USBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3に転送して書込むデータ転送部27等の各機能手段が形成されている。
Furthermore, the
以下に、図4にSで示すステップに従って本実施例の複合機1によるパスワード設定ファイル作成処理について説明する。
S1:ユーザは、複合機1の操作パネル部6の入力手段によってユーザの複合機1へのログイン名とログインパスワードからなるログイン情報を入力して複合機1へログインする。
The password setting file creation process by the
S1: The user logs in to the
S2:ユーザからのログイン情報の入力を受付けた複合機1の制御部12は、表示部7の表示画面に実行する処理の選択を促す画面を表示し、ユーザが操作パネル部6の入力手段でパスワード設定ファイル作成処理を選択すると、記憶部11のパスワード設定ファイル作成処理プログラムによってパスワード設定ファイル作成処理を開始する。
S3:パスワード設定ファイル作成処理を開始した制御部12は、記憶部11のパスワード設定ファイル格納部15にパスワード設定ファイルが存在するか否かを判断し、パスワード設定ファイルが記憶部11に存在する場合はステップS4へ移行し、存在しない場合はパスワード設定ファイルの新規作成を行うことを判断してステップS5へ移行する。
S2: The
S3: The
この場合のパスワード設定ファイルが存在するか否かの判断は、パスワード設定ファイルであることを示す所定の拡張子(本実施例では「.key」)を基に、記憶部11のパスワード設定ファイル格納部15を検索し、「SettingFile001.key」(図6(b)参照)のような、所定の拡張子が付与されたファイルが格納されている場合は存在すると判断し、格納されていない場合は存在しないと判断する。
In this case, whether or not the password setting file exists is determined based on a predetermined extension (“.key” in this embodiment) indicating that the password setting file is stored in the
S4:記憶部11にパスワード設定ファイルが存在すると判断した制御部12は、表示部7の表示画面に、パスワード設定ファイルの新規作成を行うときに押下する「新規作成」ボタンと、既存のパスワード設定ファイルを編集するときに押下する「編集」ボタンを表示したファイル作成方法選択画面を表示し、ユーザが「新規作成」を選択した場合はパスワード設定ファイルの新規作成を行うことを判断してステップS5へ移行する。「編集」を選択した場合は記憶部11に格納されている既存のパスワード設定ファイルの編集を行うことを判断してステップS15へ移行する。
S4: The
S5:上記ステップS3またはS4においてパスワード設定ファイルの新規作成を行うことを判断した制御部12は、表示部7の表示画面に、図5(a)に示す画像ファイルの暗号化に用いるパスワード情報のパスワード情報入力画面を表示し、ユーザが暗号名としての宛先名の入力欄を指触すると、制御部12は表示部7の表示を図5(b)に示す複数の文字入力キー等を表示した宛先名入力画面に切替え、ユーザが文字入力キーよって、宛先名として「user1」を入力し「決定」ボタンを押下すると、制御部12は表示部7の表示を図5(a)に示すパスワード情報入力画面に切替え、その宛先名の入力欄に入力された「user1」を表示する。
S5: The
次いで、ユーザが暗号化パスワードとしての宛先パスワードの入力欄を指触すると、制御部12は表示部7の表示を前記宛先名入力画面と同様に構成された宛先パスワード入力画面に切替え、ユーザが宛先パスワードを入力し「決定」ボタンを押下すると、再びパスワード情報入力画面に切替え、その宛先パスワードの入力欄に入力された宛先パスワードの桁数のみを表示する。
Next, when the user touches the input field for the destination password as the encryption password, the
宛先パスワードの入力と同様にして、ユーザが宛先パスワードの再入力を行うと、切替え後のパスワード情報入力画面のパスワード再入力の入力欄には、再入力された桁数のみが表示され、ユーザがパスワード情報入力画面の「登録」ボタンを押下すると、制御部12は1つのパスワード情報の入力終了を認識し、入力されたパスワード情報をパスワード情報取得部19によって取得し、これを記憶部11に保存してステップS6へ移行する。
When the user re-enters the destination password in the same manner as the input of the destination password, only the number of re-entered digits is displayed in the password re-entry input field on the password information input screen after switching. When the “registration” button on the password information input screen is pressed, the
なお、図5(a)は、新規作成時に入力されたパスワード情報の入力後の表示例を示しており、宛先名として「user1」が表示され、それに対応する宛先パスワードおよびパスワード再入力は桁数のみが視認可能に表示されている。 FIG. 5A shows a display example after the password information input at the time of new creation is input, “user1” is displayed as the destination name, and the corresponding destination password and password re-input are the number of digits. Only visible.
S6:入力されたパスワード情報を保存した制御部12は、表示部7の表示画面に、図5(c)に示すパスワード設定ファイルヘのパスワード情報の入力を継続するときに押下する「はい」ボタンと、入力を終了するときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード情報の入力継続を判断してステップS5へ戻り、次のパスワード情報の入力を受付ける。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、全てのパスワード情報の入力終了を判断してステップS7へ移行する。
S6: The
S7:全てのパスワード情報の入力終了を判断した制御部12は、表示部7の表示画面に、図5(d)に示す複数の文字入力キー等を表示したパスワード設定ファイルのファイル名入力画面を表示し、ユーザが文字入力キーよって、拡張子を除くファイル名として「SettingFile001」を入力し「決定」ボタンを押下すると、制御部12はパスワード設定ファイルのファイル名を認識してステップS8へ移行する。
S7: Upon determining that all password information has been input, the
S8:パスワード設定ファイルのファイル名を認識した制御部12は、記憶部11に保存した1以上のパスワード情報を登録したパスワード設定ファイルを生成し、これをパスワード設定ファイル暗号化部20によって、上記ステップS1で入力されたログイン情報を用いて暗号化し、上記ステップS7で入力されたファイル名に所定の拡張子「.key」を付与して暗号化されたパスワード設定ファイルを作成し、これを記憶部11に保存してステップS9へ移行する。
S8: Recognizing the file name of the password setting file, the
S9:暗号化されたパスワード設定ファイルを保存した制御部12は、USBメモリ装着部9にUSBメモリ3が装着されているか否かを検出し、USBメモリ3が装着されている場合はステップS10へ移行する。USBメモリ3が装着されていない場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断してステップS14へ移行する。
S9: The
S10:USBメモリ3が装着されていることを検出した制御部12は、表示部7の表示画面に、図6(a)に示すパスワード設定ファイルをUSBメモリ3に格納するときに押下する「はい」ボタンと、USBメモリ3に格納しないときに押下する「いいえ」ボタンを表示したUSBメモリ格納要否選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断してステップS11へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断してステップS14へ移行する。
S10: The
S11:パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断した制御部12は、表示部7の表示画面に、図6(b)に示す書込み中のパスワード設定ファイルのファイル名を表示したUSBメモリ格納処理中画面を表示し、記憶部11に保存されている新規に作成して暗号化したパスワード設定ファイルを、データ転送部27によりUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納する。
S11: The
S12:暗号化したパスワード設定ファイルをUSBメモリ3へ格納した制御部12は、表示部7の表示画面に、図6(c)に示す新規に作成したパスワード設定ファイルを削除するときに押下する「削除」ボタンと、新規に作成したパスワード設定ファイルを記憶部11にも格納するときに押下する「格納」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「削除」を選択した場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの削除を判断してステップS13へ移行する。「格納」を選択した場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断してステップS14へ移行する。
S12: The
S13:新規に作成したパスワード設定ファイルの削除を判断した制御部12は、ファイル削除指示部25によって、記憶部11に保存したパスワード設定ファイルを削除し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
S13: The
S14:上記ステップS9、S10、S12において作成したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断した制御部12は、表示部7の表示画面に、図6(d)に示す書込み中のパスワード設定ファイルのファイル名を表示した記憶部格納処理中画面を表示し、記憶部11に一旦保存したパスワード設定ファイルをパスワード設定ファイル格納部15に書込んで格納し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
なお、記憶部11に一旦保存したパスワード設定ファイルは、ユーザのログアウト時に削除される。
S14: The
The password setting file once saved in the
S15:一方、上記ステップS4において、既存のパスワード設定ファイルの編集を行うことを判断した制御部12は、記憶部11のパスワード設定ファイル格納部15に格納されているパスワード設定ファイルのファイル名を一覧表示したファイル名選択画面を表示部7の表示画面に表示し、ユーザが編集するパスワード設定ファイルを表示部7の表示画面から入力手段によって選択すると、制御部12はそのパスワード設定ファイルを認識し、パスワード設定ファイル格納部15から当該パスワード設定ファイルを読出し、パスワード設定ファイル復号化部23によって、上記ステップS1で入力されたログイン情報を用いて復号化し、これを記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存してステップS16へ移行する。
S15: On the other hand, in step S4, the
S16:復号化したパスワード設定ファイルを一時保存した制御部12は、表示部7の表示画面に、既存のパスワード設定ファイルにパスワード情報を追加するときに押下する「追加」ボタンと、既存のパスワード設定ファイルのパスワード情報を削除するときに押下する「削除」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「削除」を選択した場合は、既存のパスワード設定ファイルからのパスワード情報の削除を判断してステップS17へ移行する。「追加」を選択した場合は、既存のパスワード設定ファイルへのパスワード情報の追加を判断してステップS19へ移行する。
S16: The
S17:既存のパスワード設定ファイルからのパスワード情報の削除を判断した制御部12は、パスワード設定ファイル一時保存部14に保存したパスワード設定ファイルから、当該パスワード設定ファイルに登録されているパスワード情報を読出し、そのパスワード情報を表示したパスワード情報選択画面を表示部7の表示画面に表示し、ユーザが削除するパスワード情報を表示部7の表示画面から入力手段によって選択すると、制御部12はそのパスワード情報を認識し、パスワード設定ファイル一時保存部14のパスワード設定ファイルに登録されているパスワード情報から当該パスワード情報を削除してステップS18へ移行する。
S17: The
S18:選択されたパスワード情報を削除した制御部12は、表示部7の表示画面に、パスワード情報の削除を継続するときに押下する「はい」ボタンと、削除を終了するときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード情報の削除継続を判断してステップS17へ戻り、次のパスワード情報の選択入力を受付ける。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、パスワード情報の削除終了を判断してステップS21へ移行する。
S18: The
S19:上記ステップS16において、既存のパスワード設定ファイルへのパスワード情報の追加を判断した制御部12は、上記ステップS5と同様にして、パスワード情報入力画面を表示して暗号名としての宛先名と暗号化パスワードとしての宛先パスワードからなる追加するパスワード情報の入力手段による入力を受付け、このパスワード情報を記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存されているパスワード設定ファイルに追加して登録し、ステップS20へ移行する。
S19: In step S16, the
S20:入力されたパスワード情報を追加して登録した制御部12は、表示部7の表示画面に、パスワード情報の追加を継続するときに押下する「はい」ボタンと、追加を終了するときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード情報の追加継続を判断してステップS19へ戻り、次のパスワード情報の入力を受付ける。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、パスワード情報の追加終了を判断してステップS21へ移行する。
S20: The
S21:上記ステップS18においてパスワード情報の削除終了を判断した、またはステップS20においてパスワード情報の追加終了を判断した制御部12は、記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存されているパスワード設定ファイルをパスワード設定ファイル暗号化部20によって、上記ステップS1で入力されたログイン情報を用いて再び暗号化し、これを記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存してステップS22へ移行する。この場合の暗号化されたパスワード設定ファイルは、上記ステップS15で選択されたパスワード設定ファイルと、同じファイル名を有するファイルとして暗号化され、パスワード設定ファイル一時保存部14には上書きにより保存される。
S21: The
S22:暗号化されたパスワード設定ファイルを保存した制御部12は、USBメモリ装着部9にUSBメモリ3が装着されているか否かを検出し、USBメモリ3が装着されている場合はステップS23へ移行する。USBメモリ3が装着されていない場合は、編集したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断してステップS27へ移行する。
S22: The
S23:USBメモリ3が装着されていることを検出した制御部12は、上記ステップS10と同様にして、USBメモリ格納要否選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断してステップS24へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、編集したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断してステップS27へ移行する。
S23: The
S24:パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断した制御部12は、上記ステップS11と同様にして、USBメモリ格納処理中画面を表示し、記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存されている編集して暗号化したパスワード設定ファイルを、データ転送部27によりUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納する。
S24: The
S25:暗号化したパスワード設定ファイルをUSBメモリ3へ格納した制御部12は、上記ステップS12と同様にして、作成ファイル削除要否選択画面を表示し、ユーザが「削除」を選択した場合は、編集したパスワード設定ファイルの削除を判断してステップS26へ移行する。「格納」を選択した場合は、編集したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断してステップS27へ移行する。
S25: The
S26:編集したパスワード設定ファイルの削除を判断した制御部12は、ファイル削除指示部25によって、記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存したパスワード設定ファイルを削除し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
S <b> 26: The
S27:上記ステップS22、S23、S25において、編集したパスワード設定ファイルの記憶部11への格納を判断した制御部12は、上記ステップS14と同様にして、記憶部格納処理中画面を表示し、記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存したパスワード設定ファイルを、パスワード設定ファイル格納部15に上書きにより書込んで格納し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
なお、パスワード設定ファイル一時保存部14に保存されたパスワード設定ファイルは、ユーザのログアウト時に削除される。
S27: In step S22, S23, and S25, the
Note that the password setting file stored in the password setting file
このようにして作成されUSBメモリ3に格納されたパスワード設定ファイルは、複合機1の画像読取部5で読取った画像の画像データを暗号化して画像ファイルを生成する場合等に用いられる。
以下に、図7にSAで示すステップに従って本実施例の複合機1による画像ファイル暗号化処理について説明する。
The password setting file created in this way and stored in the
Hereinafter, image file encryption processing by the
SA1:ユーザは、複合機1の操作パネル部6の入力手段によってユーザの複合機1へのログイン名とログインパスワードからなるログイン情報を入力して複合機1へログインし、画像読取部5に原稿をセットし操作パネル部6の機能選択ボタンから「スキャン」ボタン8b(図2参照)を押下して複合機1により実行する機能を選択する。
SA2:ユーザからのログイン情報の入力を受付け、実行する機能をスキャン機能と認識した複合機1の制御部12は、USBメモリ装着部9にUSBメモリ3が装着されているか否かを検出し、USBメモリ3が装着されている場合はステップSA4へ移行し、USBメモリ3が装着されていない場合はステップSA3へ移行する。
SA1: The user logs in to the
SA2: The
SA3:USBメモリ3が装着されていないことを検出した制御部12は、表示部7の表示画面に、USBメモリ処理の選択表示を除くスキャンメニュー画面(図8(a)参照)を表示し、ユーザが選択した他のスキャン機能の処理(例えば、E−mail処理)を通常通りに実行して今回のスキャン機能の処理を終了させる。
SA4:ステップSA2においてUSBメモリ3が装着されていることを検出した制御部12は、表示部7の表示画面に、図8(a)に示すスキャン機能で実行可能な各処理の選択画面を表示し、ユーザが操作パネル部6からUSBメモリ処理を選択してScanToUSBメモリ機能を選択すると、ScanToUSBメモリ機能の実行を認識してステップSA5へ移行する。
SA3: The
SA4: Upon detecting that the
SA5:ScanToUSBメモリ機能の実行を認識した制御部12は、表示部7の表示画面に、図8(b)に示すScanToUSBメモリ機能における画像ファイルの暗号化処理の要否選択画面を表示し、ユーザが暗号化処理の必要を選択した場合は、暗号化した画像ファイルをUSBメモリ3に格納するために、記憶部11の画像ファイル暗号化処理プログラムにより画像ファイル暗号化処理を開始してステップSA7へ移行する。ユーザが暗号化処理の不要を選択した場合はステップSA6へ移行する。
SA5: Recognizing the execution of the ScanToUSB memory function, the
SA6:ユーザが暗号化処理の不要を選択したことを認識した制御部12は、通常のスキャン機能の実行と同様に、画像読取部5によって、セットされた原稿の画像を読取って画像データ生成部5aで生成した画像データを取得し、この画像データをUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納し、今回のスキャン機能の処理を終了させる。
SA6: Recognizing that the user has selected that the encryption process is unnecessary, the
SA7:ステップSA5において画像ファイル暗号化処理を開始した制御部12は、画像ファイルの暗号化に用いる暗号化パスワードを取得するために、USBメモリ装着部9に装着されているUSBメモリ3内にパスワード設定ファイルが存在するか否かを判断し、パスワード設定ファイルがUSBメモリ3内に存在する場合はステップSA8へ移行する。パスワード設定ファイルが存在しない場合は、通常の暗号化処理と判断してステップSA9へ移行する。
この場合のパスワード設定ファイルが存在するか否かの判断は、USBメモリ3内を検索することによって、上記ステップS3と同様にして実行される。
SA7: The
In this case, whether or not the password setting file exists is determined by searching the
SA8:パスワード設定ファイルがUSBメモリ3内に存在することを判断した制御部12は、表示部7の表示画面に、図8(c)に示すUSBメモリ3内のパスワード設定ファイルのパスワード情報を用いて画像ファイルの暗号化を行うときに押下する「はい」ボタンと、USBメモリ3内に存在するパスワード設定ファイルを用いないで、入力したパスワード情報を用いて画像ファイルの暗号化を行うときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合はUSBメモリ3内のパスワード情報を用いた暗号化処理と判断してステップSA10へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は通常の暗号化処理と判断してステップSA9へ移行する。
SA8: Upon determining that the password setting file exists in the
SA9:上記ステップSA7またはSA8において通常の暗号化処理と判断した制御部12は、画像読取部5によって、セットされた原稿の画像を読取って画像データ生成部5aで生成した画像データを取得すると共に、上記ステップS5と同様にして、暗号化用のパスワード情報の入力を受付け、暗号化処理部17で入力されたパスワード情報の宛先パスワードを用いて前記画像データを暗号化した画像ファイルを生成し、これをUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納し、本実施例の画像ファイル暗号化処理を終了させる。
SA9: The
SA10:上記ステップSA8においてUSBメモリ3内のパスワード情報を用いた暗号化処理と判断した制御部12は、USBメモリ3に格納されているパスワード設定ファイルのファイル名を一覧表示したファイル名選択画面を表示部7の表示画面に表示し、ユーザが暗号化の際に用いるパスワード設定ファイルを操作パネル部6の入力手段によって選択すると、制御部12はそのパスワード設定ファイルを認識し、パスワード設定ファイル読出部22によってUSBメモリ3に格納されている当該パスワード設定ファイルを読出してステップSA11へ移行する。
SA10: The
SA11:パスワード設定ファイルを読出した制御部12は、パスワード設定ファイル復号化部23によって、上記ステップSA1で入力されたログイン情報を用いて読出したパスワード設定ファイル復号化しステップSA12へ移行する。
SA12:パスワード設定ファイルを復号化した制御部12は、これを記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存してステップSA13へ移行する。
なお、記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存されたパスワード設定ファイルは、当該パスワード設定ファイルを利用したユーザのログアウト時に削除される。
SA11: The
SA12: The
The password setting file saved in the password setting file
SA13:復号化したパスワード設定ファイルを一時保存した制御部12は、ファイル削除指示部25によって、上記ステップSA10で読出したUSBメモリ3内のパスワード設定ファイルを削除してステップSA14へ移行する。
SA14:USBメモリ3内の当該パスワード設定ファイルを削除した制御部12は、表示部7の表示画面に、図8(d)に示す、記憶部11のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存したパスワード設定ファイルに登録されたパスワード情報を一覧にしたパスワード情報一覧画面を表示する。
この場合に、暗号化パスワードの保護の観点から、制御部12はパスワード保護部24によってパスワード情報の宛先名(暗号名)のみを表示したパスワード情報一覧画面を表示する。
SA13: The
SA14: The
In this case, from the viewpoint of protecting the encrypted password, the
SA15:パスワード情報一覧画面を表示した制御部12は、ユーザが操作パネル部6の入力手段によって、画像データを暗号化するためのパスワード情報(本実施例では宛先名)を1または複数選択して「OK」ボタンを押下すると、暗号化のために選択されたパスワード情報(暗号化パスワード情報という。)の選択終了を判断してステップSA16へ移行する。
SA15: The
SA16:暗号化パスワード情報の選択終了を判断した制御部12は、その暗号化パスワード情報を記憶部11に保存し、表示部7の表示画面に、図9(a)に示す暗号化パスワード情報によって暗号化を行うときに押下する「はい」ボタンと、パスワード情報の選択をやり直すときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、選択された暗号化パスワード情報による暗号化処理の実行を判断してステップSA17へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、パスワード情報の再選択を判断してステップSA15へ戻り、パスワード情報の新たな選択入力を受付ける。
SA16: The
SA17:暗号化パスワード情報による暗号化処理の実行を判断した制御部12は、画像読取部5によって、セットされた原稿の画像を読取って画像データ生成部5aで生成し、この画像データを画像読取部5から取得してステップSA18へ移行する。
SA18:画像データを取得した制御部12は、取得した画像データを記憶部11の画像データ一時保存部13に一時保存してステップSA19へ移行する。
SA17: The
SA18: The
SA19:画像データを一時保存した制御部12は、記憶部11に保存されている暗号化パスワード情報の数を計数し、暗号化パスワード情報が1つの場合はステップSA20へ移行する。暗号化パスワード情報が複数の場合はステップSA23へ移行する。
SA20:暗号化パスワード情報が1つのみであることを認識した制御部12は、暗号化処理部17によって、選択された暗号化パスワード情報の暗号化パスワード(本実施例では宛先パスワード)を用いて、上記ステップSA18で記憶部11の画像データ一時保存部13に一時保存した画像データを暗号化した画像ファイルを生成する。
SA19: The
SA20: Recognizing that there is only one encrypted password information, the
SA21:暗号化された画像ファイルを生成した制御部12は、識別符号設定部18によって暗号化された画像ファイルの識別を容易にするための識別符号を設定し、設定した識別符号を画像ファイルのファイル名の先頭に付与する。
この場合の識別符号としては、暗号化に用いた暗号化パスワード情報の暗号名である宛先名(図8(d)参照)が付与され、その画像ファイルのファイル名は、例えば「user1_scan.pdf」に設定される(図9(c)参照)。
SA21: The
As an identification code in this case, a destination name (see FIG. 8D) that is an encrypted name of the encrypted password information used for encryption is given, and the file name of the image file is, for example, “user1_scan.pdf”. (See FIG. 9C).
SA22:暗号化した画像ファイルのファイル名に識別符号を付与した制御部12は、表示部7の表示画面に、図9(b)に示すUSBメモリ格納処理中画面を表示し、ファイル名に識別符号を付与した暗号化された画像ファイルを、データ転送部27によりUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納し、格納終了後に、表示部7の表示画面に、図9(c)に示すUSBメモリ格納終了画面を所定の時間表示しながらステップSA26へ移行する。
SA22: The
SA23:上記ステップSA19において暗号化パスワード情報が複数存在することを認識した制御部12は、暗号化処理部17によって、上記ステップSA18で記憶部11の画像データ一時保存部13に一時保存した画像データをコピーしながら複数の暗号化パスワード情報毎に、それぞれの暗号化パスワード情報の暗号化パスワード(本実施例では宛先パスワード)を用いて、コピーした画像データを暗号化した画像ファイルを生成する。
SA23: The
SA24:暗号化パスワード情報毎に暗号化された画像ファイルを生成した制御部12は、識別符号設定部18によってそれぞれの暗号化された画像ファイルの識別を容易にするための識別符号を設定し、設定した識別符号を各画像ファイルのファイル名の先頭に付与する。
この場合の識別符号としては、上記ステップSA21と同様の識別符号(暗号名)が付与される(図9(d)参照)。
SA24: The
As an identification code in this case, the same identification code (encrypted name) as that in step SA21 is given (see FIG. 9D).
SA25:暗号化した各画像ファイルのファイル名に識別符号を付与した制御部12は、表示部7の表示画面に、図9(b)に示すUSBメモリ格納処理中画面を表示し、ファイル名に識別符号を付与した暗号化された各画像ファイルを、データ転送部27によりUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納し、格納終了後に、表示部7の表示画面に、図9(d)に示すUSBメモリ格納終了画面を所定の時間表示しながらステップSA26へ移行する。
SA25: The
SA26:ステップSA22またはSA25において暗号化した画像ファイルのUSBメモリ3への格納を終えた制御部12は、記憶部11の画像データ一時保存部13に一時保存した画像データをファイル削除指示部25によって削除し、本実施例の画像ファイル暗号化処理を終了させる。
SA26: After the storage of the image file encrypted in step SA22 or SA25 in the
上記した画像ファイル暗号化処理に用いたUSBメモリ3には、図14に示すように、その処理実行前においては、読取った画像の画像データを暗号化に用いるためのパスワード設定ファイルが格納されており、処理実行後には、パスワード設定ファイルから選択したパスワード情報で暗号化された画像ファイルが、そのファイル名に識別符号として暗号化パスワード情報の暗号名が付与された形で格納され、暗号化に用いたパスワード設定ファイルは削除された状態になっている。
As shown in FIG. 14, the
このような、1つの画像データに対して複数の暗号化パスワード情報を選択して暗号化パスワード情報毎の画像ファイルを作成した場合には、例えば、図15に示すように、宛先別に暗号化パスワード情報を選択して宛先別の画像ファイルを作成し、これらを各宛先にメールで送信するような場合に利用すれば、メール送信作業における作業効率を向上させることができる。 When a plurality of encrypted password information is selected for one piece of image data and an image file for each encrypted password information is created, for example, as shown in FIG. If information is selected and image files are created for each destination, and these are used for sending to each destination by e-mail, the work efficiency in the e-mail transmission work can be improved.
以上説明したように、本実施例では、ScanToUSBメモリ機能の実行時に、読取った画像の画像データを所望のパスワードで暗号化しようとした場合、複合機に装着されたUSBメモリ内にパスワード設定ファイルが格納されていれば、そのパスワード設定ファイルを読出してパスワード設定ファイルに予め登録されたパスワード情報の暗号名の一覧からユーザが設定したい暗号化パスワードを選択して暗号化することができ、従来のような読取った画像データ毎にパスワードの入力を逐一行う場合に比べて、その作業に要する時間を短縮することができる。 As described above, in the present embodiment, when the ScanToUSB memory function is executed, if the image data of the read image is to be encrypted with a desired password, the password setting file is stored in the USB memory attached to the multifunction device. If stored, the password setting file can be read and encrypted by selecting the encryption password that the user wants to set from the list of encryption names of password information registered in advance in the password setting file. Compared with the case where the password is input for each read image data, the time required for the operation can be shortened.
また、1つの画像データヘのパスワード設定時にパスワード設定ファイルから複数のパスワード情報を選択すれば、それぞれの宛先パスワード毎の暗号化された画像ファイルを容易に生成することができ、画像ファイルの暗号化処理における処理効率を向上させることができる。
更に、暗号化した画像ファイルのファイル名に、選択した暗号化パスワード情報の暗号名からなる識別符号が付与されるため、暗号化した画像ファイルの識別を容易に行うことができる。
If multiple password information is selected from the password setting file when setting a password for one image data, an encrypted image file for each destination password can be easily generated, and image file encryption processing is performed. The processing efficiency can be improved.
Furthermore, since the identification code including the encryption name of the selected encrypted password information is given to the file name of the encrypted image file, the encrypted image file can be easily identified.
以下に、図12ないし図19を用いて本実施例のデータ処理装置について説明する。なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
上記実施例1では、複合機1でのScanToUSBメモリ機能実行時に、読取った画像の画像データを暗号化パスワードで暗号化しようとした場合に、複合機1に接続されているUSBメモリ3内のパスワード設定ファイルを利用して画像データの暗号化を行う場合について説明したが、本実施例では、USBメモリ3に暗号化を行いたい画像データを格納しておき、USBメモリ3に格納されているパスワード設定ファイルと画像データとを読出して、暗号化パスワードで暗号化を行い、USBメモリ3に暗号化した画像ファイルを格納する場合について説明する。
The data processing apparatus according to this embodiment will be described below with reference to FIGS. In addition, the same part as the said Example 1 attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits the description.
In the first embodiment, the password in the
本実施例のデータ処理装置は、パーソナルコンピュータ等からなる端末装置30であって、図12に示す構成を備えており、複合機1と同様の機能を有するUSBメモリ装着部9が設けられている。
32は端末装置30の表示部であり、LCD等の表示画面を備えており、表示画面に各種の入力画面や選択画面、ユーザに対する情報等を表示する機能を有している。
The data processing apparatus according to the present embodiment is a
A
33は端末装置30の入力手段としての入力部であり、キーボードやマウス等を備えており、ユーザからの選択入力や指示入力を受付ける機能を有している。
35は端末装置30の端末記憶部であり、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理や画像ファイル暗号化処理等を実行する機能を有するプログラムやそれに用いる各種のデータが格納されている。
An
A
また、端末記憶部35には、上記複合機1の記憶部11と同様の、画像データ一時保存部13、パスワード設定ファイル一時保存部14、パスワード設定ファイル格納部15等に加えて、パスワード設定ファイルを暗号化する際に用いるログイン情報(暗号化ログイン情報という。)を一時保存する暗号化ログイン情報一時保存部36が設けられている。
更に、装置記憶部35には、ユーザが複合機1等の他装置へログインするときに用いるログイン名とそのログインパスワードが他装置ログイン情報として格納されている。
In addition to the image data
Further, the
37は端末装置30の端末制御部であり、端末記憶部35に格納されたプログラムに基づいて端末装置30内の各部を制御しながら、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理や画像ファイル暗号化処理等を実行する機能を有している。
本実施例の端末制御部37には、上記複合機1の制御部12と同様の、暗号化処理部17、識別符号設定部18、パスワード情報取得部19からなる各機能手段に加えて、ユーザが入力したログイン名とログインパスワードからなる暗号化パスワード情報を用いてパスワード設定ファイルの暗号化を行う機能手段であるパスワード設定ファイル暗号化部38が形成されている。
The
また、端末制御部37には、上記複合機1の制御部12と同様の、パスワード設定ファイル読出部22、パスワード設定ファイル読出部22で読出した暗号化されたパスワード設定ファイルを、ユーザの自装置(本実施例では端末装置30)へのログイン情報で復号化するパスワード設定ファイル復号化部23、パスワード保護部24、ファイル削除指示部25、データ転送部27等の各機能手段が形成されている。
Further, the
以下に、図13にSBで示すステップに従って本実施例の端末装置30によるパスワード設定ファイル作成処理について説明する。
SB1:ユーザは、端末装置30の入力部33(入力手段)によってユーザの端末装置30へのログイン名とログインパスワードからなるログイン情報を入力して端末装置30へログインする。
The password setting file creation process by the
SB1: The user logs in to the
SB2:ユーザからのログイン情報の入力を受付けた端末装置30の端末制御部37は、ユーザが、端末装置30の表示部32から入力部33のマウス等によってパスワード設定ファイル作成処理を選択すると、端末装置30の端末制御部37は、端末記憶部35のパスワード設定ファイル作成処理プログラムによってパスワード設定ファイル作成処理を開始する。
SB2: The
SB3:パスワード設定ファイル作成処理を開始した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、作成するパスワード設定ファイルの用途が自装置(本実施例では端末装置30)以外の他装置(例えば、実施例1の複合機1、以下他装置は複合機1として説明する。)で用いるパスワード設定ファイルを作成するときに押下する「他装置」ボタンと、自装置で用いるパスワード設定ファイルを作成するときに押下する「自装置」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「他装置」を選択した場合は、他装置用のパスワード設定ファイルの作成を判断してステップSB4へ移行する。ユーザが「自装置」を選択した場合は、自装置用のパスワード設定ファイルの作成を判断し、ステップSB1で入力された自装置(端末装置30)へのログイン情報を暗号化ログイン情報として端末記憶部35の暗号化ログイン情報一時保存部36に一時保存してステップSB6へ移行する。
SB3: The
SB4:他装置用のパスワード設定ファイルの作成を判断した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図14(a)に示す複合機1へのログイン名とログインパスワードのログイン入力画面を表示し、ユーザは、入力部33からユーザの複合機1へのログイン名とログインパスワードを入力し「OK」ボタンを押下する。
SB4: The
SB5:「OK」ボタンの押下により複合機1へのログイン情報の入力を受付けた端末制御部37は、入力されたログイン名を基に端末記憶部35の他装置ログイン情報を検索してそのログイン名に対応するログインパスワードを抽出し、抽出されたログインパスワードが入力されたログインパスワードと一致する場合は、ログイン情報を入力したユーザを当該他装置のユーザと認証し、ステップSB4で入力された他装置(複合機1)へのログイン情報を暗号化ログイン情報として端末記憶部35の暗号化ログイン情報一時保存部36に一時保存してステップSB6へ移行する。
抽出されたログインパスワードが入力されたログインパスワードと不一致の場合は、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
SB5: The
If the extracted login password does not match the input login password, the password setting file creation process of this embodiment is terminated.
上記ステップSB3で自装置へのログイン情報を暗号化ログイン情報として一時保存した、またはステップSB5で他装置へのログイン情報を暗号化ログイン情報として一時保存した端末制御部37は、端末記憶部35にパスワード設定ファイルが存在するか否かを判断し、パスワード設定ファイルが端末記憶部35に存在する場合はステップSB7へ移行し、存在しない場合はパスワード設定ファイルの新規作成を行うことを判断してステップSB8へ移行する。
この場合のパスワード設定ファイルが存在するか否かの判断は、端末記憶部35のパスワード設定ファイル格納部15を検索することによって、上記実施例1のステップS3と同様にして実行される。
In step SB3, the
In this case, whether or not the password setting file exists is determined by searching the password setting
SB7:端末記憶部35にパスワード設定ファイルが存在すると判断した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、上記実施例1のステップS4と同様のファイル作成方法選択画面を表示し、ユーザが「新規作成」を選択した場合は、パスワード設定ファイルの新規作成を行うことを判断してステップSB8へ移行する。「編集」を選択した場合は端末記憶部35に格納されている既存のパスワード設定ファイルの編集を行うことを判断してステップSB18へ移行する。
SB7: The
SB8:上記ステップSB6またはSB7において、パスワード設定ファイルの新規作成を行うことを判断した端末制御部37、表示部32の表示画面に、図14(b)に示す画像ファイルの暗号化に用いるパスワード情報のパスワード情報入力画面を表示し、ユーザは入力部33によって、暗号名としての宛先名の入力欄、暗号化パスワードとして宛先パスワードの入力欄、パスワード再入力の入力欄に、それぞれ宛先名として「user1」、宛先パスワードとして前記宛先名に対応させた宛先パスワードを入力し、宛先パスワードの再入力を行い、パスワード情報入力画面の「登録」ボタンを入力部33のマウス等により押下すると、端末制御部37は1つのパスワード情報の入力終了を認識し、入力されたパスワード情報をパスワード情報取得部19によって取得し、これを端末記憶部35に保存してステップSB9へ移行する。
SB8: Password information used for encryption of the image file shown in FIG. 14B on the display screen of the
なお、図14(b)は、新規作成時に入力されたパスワード情報の例を示しており、宛先名として「user1」が入力され、それに対応する宛先パスワードおよびパスワード再入力は桁数のみが視認可能に表示される。 FIG. 14B shows an example of password information input at the time of new creation. “User1” is input as the destination name, and only the number of digits can be visually recognized in the corresponding destination password and password re-input. Is displayed.
SB9:入力されたパスワード情報を保存した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図14(c)に示すパスワード設定ファイルヘのパスワード情報の入力を継続するときに押下する「はい」ボタンと、入力を終了するときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード情報の入力継続を判断してステップSB8へ戻り、次のパスワード情報の入力を受付ける。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、全てのパスワード情報の入力終了を判断してステップSB10へ移行する。
SB9: The
SB10:全てのパスワード情報の入力終了を判断した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図14(d)に示すパスワード設定ファイルのファイル名入力画面を表示し、ユーザが入力部33よって、拡張子を除くファイル名として「SettingFile001」をファイル名入力に入力し「OK」ボタンを押下すると、端末制御部37はパスワード設定ファイルのファイル名を認識してステップSB11へ移行する。
SB10: Upon determining that all password information has been input, the
SB11:パスワード設定ファイルのファイル名を認識した端末制御部37は、端末記憶部35に保存した1以上のパスワード情報を登録したパスワード設定ファイルを生成し、これをパスワード設定ファイル暗号化部38によって、端末記憶部35に一時保存されている暗号化ログイン情報(上記ステップSB3から移行した場合は「自装置」、SB5から移行した場合は「他装置」のログイン情報)を用いて暗号化し、上記ステップSB10で入力されたファイル名に所定の拡張子「.key」を付与して暗号化されたパスワード設定ファイルを作成し、これを端末記憶部35に保存してステップSB12へ移行する。
SB11: Recognizing the file name of the password setting file, the
SB12:暗号化されたパスワード設定ファイルを作成した端末制御部37は、USBメモリ装着部9にUSBメモリ3が装着されているか否かを検出し、USBメモリ3が装着されている場合はステップSB13へ移行する。USBメモリ3が装着されていない場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への格納を判断してステップSB17へ移行する。
SB12: The
SB13:USBメモリ3が装着されていることを検出した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図15(a)に示すパスワード設定ファイルをUSBメモリ3に格納するときに押下する「はい」ボタンと、USBメモリ3に格納しないときに押下する「いいえ」ボタンを表示したUSBメモリ格納要否選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断してステップSB14へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への格納を判断してステップSB17へ移行する。
SB13: Upon detecting that the
SB14:パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図15(b)に示す書込み中のパスワード設定ファイルを表示したUSBメモリ格納処理中画面を表示し、端末記憶部35に保存されている新規に作成して暗号化したパスワード設定ファイルを、データ転送部27によりUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納する。
SB14: The
SB15:暗号化したパスワード設定ファイルをUSBメモリ3へ格納した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図15(c)に示す新規に作成したパスワード設定ファイルを削除するときに押下する「削除」ボタンと、新規に作成したパスワード設定ファイルを端末記憶部35にも格納するときに押下する「格納」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「削除」を選択した場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの削除を判断してステップSB16へ移行する。「格納」を選択した場合は、新規に作成したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への格納を判断してステップSB17へ移行する。
SB15: The
SB16:新規に作成したパスワード設定ファイルの削除を判断した端末制御部37は、端末記憶部35に保存したパスワード設定ファイルを削除し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
SB16: The
SB17:上記ステップSB12、SB13、SB15において、作成したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への格納を判断した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図15(d)に示す書込み中のパスワード設定ファイルを表示した端末記憶部格納処理中画面を表示し、端末記憶部35に一旦保存したパスワード設定ファイルをパスワード設定ファイル格納部15に書込んで格納し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
なお、端末記憶部35に一旦保存されたパスワード設定ファイルは、ユーザのログアウト時に削除される。
SB17: In step SB12, SB13, and SB15, the
Note that the password setting file once saved in the
SB18:一方、上記ステップSB7において、既存のパスワード設定ファイルの編集を行うことを判断した端末制御部37は、端末記憶部35のパスワード設定ファイル格納部15に格納されているパスワード設定ファイルのファイル名を一覧表示したファイル名選択画面を表示部32の表示画面に表示し、ユーザが編集するパスワード設定ファイルを入力部33によって選択すると、端末制御部37はそのパスワード設定ファイルを認識し、パスワード設定ファイル格納部15から当該パスワード設定ファイルを読出し、パスワード設定ファイル復号化部23によって、上記ステップSB3またはSB5で暗号化ログイン情報一時保存部36に保存した暗号化ログイン情報を用いて復号化し、これを端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存してステップSB19へ移行する。
SB18: On the other hand, the
SB19:復号化したパスワード設定ファイルを一時保存した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、既存のパスワード設定ファイルにパスワード情報を追加するときに押下する「追加」ボタンと、既存のパスワード設定ファイルのパスワード情報を削除するときに押下する「削除」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「削除」を選択した場合は、既存のパスワード設定ファイルからのパスワード情報の削除を判断してステップSB20へ移行する。「追加」を選択した場合は、既存のパスワード設定ファイルへのパスワード情報の追加を判断してステップSB22へ移行する。
SB19: The
SB20:既存のパスワード設定ファイルからのパスワード情報の削除を判断した端末制御部37は、端末記憶部35に一時保存したパスワード設定ファイルから、当該パスワード設定ファイルに登録されているパスワード情報を読出し、そのパスワード情報を表示したパスワード情報選択画面を表示部32の表示画面に表示し、ユーザが削除するパスワード情報を入力部33によって選択すると、端末制御部37はそのパスワード情報を認識し、パスワード設定ファイル一時保存部14のパスワード設定ファイルから当該パスワード情報を削除してステップSB21へ移行する。
SB20: The
SB21:選択されたパスワード情報を削除した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、パスワード情報の削除を継続するときに押下する「はい」ボタンと、削除を終了するときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード情報の削除継続を判断してステップSB20へ戻り、次のパスワード情報の選択入力を受付ける。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、パスワード情報の削除終了を判断してステップSB24へ移行する。
SB21: The
SB22:上記ステップSB19において、既存のパスワード設定ファイルへのパスワード情報の追加を判断した端末制御部37は、上記ステップSB8と同様にして、パスワード情報入力画面を表示して暗号名としての宛先名と暗号化パスワードとして宛先パスワードからなる追加するパスワード情報の入力部33による入力を受付け、このパスワード情報を端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存されているパスワード設定ファイルに追加して登録し、ステップSB23へ移行する。
SB22: In step SB19, the
SB23:入力されたパスワード情報を追加して登録した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、パスワード情報の追加を継続するときに押下する「はい」ボタンと、追加を終了するときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード情報の追加継続を判断してステップSB22へ戻り、次のパスワード情報の入力を受付ける。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、パスワード情報の追加終了を判断してステップSB24へ移行する。
SB23: The
SB24:上記ステップSB21においてパスワード情報の削除終了を判断した、またはステップSB23においてパスワード情報の追加終了を判断した端末制御部37は、端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存されているパスワード設定ファイルをパスワード設定ファイル暗号化部38によって、上記ステップSB3またはSB5で暗号化ログイン情報一時保存部36に保存した暗号化ログイン情報を用いて再び暗号化し、これを端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存してステップSB25へ移行する。この場合の暗号化されたパスワード設定ファイルは、上記ステップSB18で選択されたパスワード設定ファイルと、同じファイル名を有するファイルとして暗号化され、パスワード設定ファイル一時保存部14には上書きにより保存される。
SB24: The
SB25:暗号化されたパスワード設定ファイルを作成した端末制御部37は、USBメモリ装着部9にUSBメモリ3が装着されているか否かを検出し、USBメモリ3が装着されている場合はステップSB26へ移行する。USBメモリ3が装着されていない場合は、編集したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への保存を判断してステップSB30へ移行する。
SB25: The
SB26:USBメモリ3が装着されていることを検出した端末制御部37は、上記ステップSB13と同様にして、USBメモリ格納要否選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断してステップSB27へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、編集したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への保存を判断してステップSB30へ移行する。
SB27:パスワード設定ファイルのUSBメモリ3への格納を必要と判断した端末制御部37は、上記ステップSB14と同様にして、USBメモリ格納処理中画面を表示し、端末記憶部35に保存されている編集して暗号化したパスワード設定ファイルを、USBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納する。
SB26: The
SB27: The
SB28:暗号化したパスワード設定ファイルをUSBメモリ3へ格納した端末制御部37は、上記ステップSB15と同様にして、作成ファイル削除要否選択画面を表示し、ユーザが「削除」を選択した場合は、編集したパスワード設定ファイルの削除を判断してステップSB29へ移行する。「格納」を選択した場合は、編集したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への保存を判断してステップSB30へ移行する。
SB29:編集したパスワード設定ファイルの削除を判断した端末制御部37は、端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存したパスワード設定ファイルを削除し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
SB28: The
SB29: The
SB30:上記ステップSB25、SB26、SB28において、編集したパスワード設定ファイルの端末記憶部35への保存を判断した端末制御部37は、上記ステップSB17と同様にして、端末記憶部格納処理中画面を表示し、端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存したパスワード設定ファイルをパスワード設定ファイル格納部15に上書きにより書込んで格納し、本実施例のパスワード設定ファイル作成処理を終了させる。
なお、パスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存されたパスワード設定ファイルは、ユーザのログアウト時に削除される。
SB30: The
The password setting file temporarily saved in the password setting file
このようにして作成されUSBメモリ3に格納されたパスワード設定ファイルは、暗号化ログイン情報として用いたログイン情報に応じて、他装置(本実施例では複合機1)または自装置(本実施例では端末装置30)で暗号化された画像ファイルを生成する場合等に用いられる。
The password setting file created in this way and stored in the
以下に、図16にSCで示すステップに従って本実施例の端末装置30による画像ファイル暗号化処理について説明する。
なお、以下の説明においては、USBメモリ3には、予め他装置に作成された画像データ(例えば、実施例1の複合機1のステップSA6で作成されUSBメモリ3に格納された画像データ)および画像ファイルの暗号化の際に用いる、暗号名とそれに対応する暗号化パスワードからなるパスワード情報を少なくとも1つ登録したパスワード設定ファイルが格納され(図19参照)、このパスワード設定ファイルは、自装置(端末装置30)へのユーザのログイン名とログインパスワードからなるパスワード情報により暗号化がされているものとして説明する。
In the following, the image file encryption processing by the
In the following description, the
SC1:ユーザは、端末装置30の入力部33(入力手段)によってユーザの端末装置30へのログイン名とログインパスワードからなるログイン情報を入力して端末装置30へログインする。
SC2:ユーザからのログイン情報の入力を受付けた端末装置30の端末制御部37は、USBメモリ装着部9にUSBメモリ3が装着されているか否かを検出し、USBメモリ3が装着されている場合はステップSC4へ移行し、USBメモリ3が装着されていない場合はステップSC3へ移行する。
SC1: The user logs in to the
SC2: The
SC3:USBメモリ3が装着されていないことを検出した端末制御部37は、表示部32の表示画面から入力部33によって、ユーザが選択した他の処理(例えば、文書作成処理)を通常通りに実行して今回の他の処理を終了させる。
SC4:ステップSC2においてUSBメモリ3が装着されていることを検出した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図17(a)に示す端末装置30で実行可能な各処理の選択画面を表示し、ユーザが入力部33のマウス等によってUSBデータ暗号化処理を選択すると、端末制御部37は、暗号化した画像ファイルをUSBメモリ3に格納するために、端末記憶部35の画像ファイル暗号化処理プログラムにより画像ファイル暗号化処理を開始してステップSC5へ移行する。
SC3: Upon detecting that the
SC4: The
SC5:画像ファイル暗号化処理を開始した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図17(b)に示す、USBメモリ装着部9に装着されているUSBメモリ3内に格納されている画像データを一覧にした画像データ一覧画面を表示する。
SC6:画像データ一覧画面を表示した端末制御部37は、ユーザが入力部33によって、暗号化したい画像データ(本実施例では、sample1.pdf)を選択すると、暗号化する画像データを認識してステップSC7へ移行する。
SC5: The
SC6: The
SC7:暗号化する画像データを認識した端末制御部37は、USBメモリ3から当該画像データを読出して取得し、取得した画像データを端末記憶部35の画像データ一時保存部13に一時保存してステップSC8へ移行する。
SC7: Recognizing the image data to be encrypted, the
SC8:暗号化する画像データを端末記憶部35に一時保存した端末制御部37は、画像ファイルの暗号化に用いる暗号化パスワードを取得するために、USBメモリ装着部9に装着されているUSBメモリ3内にパスワード設定ファイルが存在するか否かを判断し、パスワード設定ファイルがUSBメモリ3内に存在する場合はステップSC9へ移行する。パスワード設定ファイルが存在しない場合は、通常の暗号化処理と判断してステップSC10へ移行する。
この場合のパスワード設定ファイルが存在するか否かの判断は、USBメモリ3内を検索することによって、上記実施例1のステップS3と同様にして実行される。
SC8: The
In this case, whether or not the password setting file exists is determined by searching the
SC9:パスワード設定ファイルがUSBメモリ3内に存在することを判断した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図17(c)に示すUSBメモリ3内のパスワード設定ファイルのパスワード情報を用いて画像ファイルの暗号化を行うときに押下する「はい」ボタンと、USBメモリ3内に存在するパスワード設定ファイルを用いないで、入力したパスワード情報を用いて画像ファイルの暗号化を行うときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合はUSBメモリ3内のパスワード情報を用いた暗号化処理と判断してステップSC11へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は通常の暗号化処理と判断してステップSC10へ移行する。
SC9: Having determined that the password setting file exists in the
SC10:上記ステップSC8またはSC9において通常の暗号化処理と判断した端末制御部37は、上記ステップSB8と同様にして、暗号化用のパスワード情報の入力を受付け、暗号化処理部17で入力されたパスワード情報の宛先パスワードを用いて画像データ一時保存部13に一時保存した画像データを暗号化した画像ファイルを生成し、これをUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納し、本実施例の画像ファイル暗号化処理を終了させる。
SC10: The
SC11:上記ステップSC9においてUSBメモリ3内のパスワード情報を用いた暗号化処理と判断した端末制御部37は、USBメモリ3に格納されているパスワード設定ファイルのファイル名を一覧表示したファイル名選択画面を表示部32の表示画面に表示し、ユーザが暗号化の際に用いるパスワード設定ファイルを入力部33によって選択すると、端末制御部37はそのパスワード設定ファイルを認識し、パスワード設定ファイル読出部22によってUSBメモリ3に格納されている当該パスワード設定ファイルを読出してステップSC12へ移行する。
SC11: The
SC12:パスワード設定ファイルを読出した端末制御部37は、パスワード設定ファイル復号化部23によって、上記ステップSC1で入力されたログイン情報を用いて読出したパスワード設定ファイルを復号化しステップSC13へ移行する。
SC13:パスワード設定ファイルを復号化した端末制御部37は、これを端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に一時保存してステップSC14へ移行する。
なお、端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存されたパスワード設定ファイルは、当該パスワード設定ファイルを利用したユーザのログアウト時に削除される。
SC12: The
SC13: The
Note that the password setting file stored in the password setting file
SC14:復号化したパスワード設定ファイルを一時保存した端末制御部37は、ファイル削除指示部25によって、上記ステップSC11で読出したUSBメモリ3内のパスワード設定ファイルを削除してステップSC15へ移行する。
SC15:USBメモリ3内の当該パスワード設定ファイルを削除した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図17(d)に示す、端末記憶部35のパスワード設定ファイル一時保存部14に保存したパスワード設定ファイルに登録されたパスワード情報を一覧にしたパスワード情報一覧画面を表示する。
SC14: The
SC15: The
この場合に、暗号化パスワードの保護の観点から、端末制御部37はパスワード保護部24によってパスワード情報の宛先名(暗号名)のみを表示したパスワード情報一覧画面を表示する。
SC16:パスワード情報一覧画面を表示した端末制御部37は、ユーザが入力部33によって、画像データを暗号化するためのパスワード情報(本実施例では宛先名)を1または複数選択して「OK」ボタンを押下すると、暗号化のために選択されたパスワード情報(暗号化パスワード情報という。)の選択終了を判断してステップSC17へ移行する。
In this case, from the viewpoint of protecting the encrypted password, the
SC16: The
SC17:暗号化パスワード情報の選択終了を判断した端末制御部37は、その暗号化パスワード情報を端末記憶部35に保存し、表示部32の表示画面に、図18(a)に示す暗号化パスワード情報によって暗号化を行うときに押下する「はい」ボタンと、パスワード情報の選択をやり直すときに押下する「いいえ」ボタンを表示した選択画面を表示し、ユーザが「はい」を選択した場合は、選択された暗号化パスワード情報による暗号化処理の実行を判断してステップSC18へ移行する。ユーザが「いいえ」を選択した場合は、パスワード情報の再選択を判断してステップSC16へ戻り、パスワード情報の新たな選択入力を受付ける。
SC17: The
SC18:暗号化パスワード情報による暗号化処理の実行を判断した端末制御部37は、端末記憶部35に保存されている暗号化パスワード情報の数を計数し、暗号化パスワード情報が1つの場合はステップSC19へ移行する。暗号化パスワード情報が複数の場合はステップSC22へ移行する。
SC19:暗号化パスワード情報が1つのみであることを認識した端末制御部37は、暗号化処理部17によって、選択された暗号化パスワード情報の暗号化パスワード(本実施例では宛先パスワード)を用いて、上記ステップSC7で端末記憶部35の画像データ一時保存部13に一時保存した画像データを暗号化した画像ファイルを生成する。
SC18: The
SC19: Recognizing that there is only one encrypted password information, the
SC20:暗号化された画像ファイルを生成した端末制御部37は、識別符号設定部18によって暗号化された画像ファイルの識別を容易にするための識別符号を設定し、設定した識別符号を画像ファイルのファイル名の先頭に付与する。
この場合の識別符号としては、暗号化に用いた暗号化パスワード情報の暗号名である宛先名(図17(d)参照)が付与され、その画像ファイルのファイル名は、例えば「user1_sample1.pdf」に設定される(図18(c)参照)。
SC20: The
As an identification code in this case, a destination name (see FIG. 17D) that is the encryption name of the encrypted password information used for encryption is given, and the file name of the image file is, for example, “user1_sample1.pdf”. (See FIG. 18C).
SC21:暗号化した画像ファイルのファイル名に識別符号を付与した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図18(b)に示すUSBメモリ格納処理中画面を表示し、ファイル名に識別符号を付与した暗号化された画像ファイルを、データ転送部27によりUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納し、格納終了後に、表示部32の表示画面に、図18(c)に示すUSBメモリ格納終了画面を所定の時間表示しながらステップSC25へ移行する。
SC21: The
SC22:上記ステップSC18において暗号化パスワード情報が複数存在することを認識した端末制御部37は、暗号化処理部17によって、上記ステップSC7で端末記憶部35の画像データ一時保存部13に一時保存した画像データをコピーしながら複数の暗号化パスワード情報毎に、それぞれの暗号化パスワード情報の暗号化パスワード(本実施例では宛先パスワード)を用いて、コピーした画像データを暗号化した画像ファイルを生成する。
SC22: The
SC23:暗号化パスワード情報毎に暗号化された画像ファイルを生成した端末制御部37は、識別符号設定部18によってそれぞれの暗号化された画像ファイルの識別を容易にするための識別符号を設定し、設定した識別符号を各画像ファイルのファイル名の先頭に付与する。
この場合の識別符号としては、上記ステップSC20と同様の識別符号(暗号名)が付与される(図18(d)参照)。
SC23: The
As an identification code in this case, the same identification code (encrypted name) as that in step SC20 is given (see FIG. 18D).
SC24:暗号化した各画像ファイルのファイル名に識別符号を付与した端末制御部37は、表示部32の表示画面に、図18(b)に示すUSBメモリ格納処理中画面を表示し、ファイル名に識別符号を付与した暗号化された各画像ファイルを、データ転送部27によりUSBメモリ装着部9を介してUSBメモリ3内に書込んで格納し、格納終了後に、表示部32の表示画面に、図18(d)に示すUSBメモリ格納終了画面を所定の時間表示しながらステップSC25へ移行する。
SC24: The
SC25:ステップSC21またはSC24において暗号化した画像ファイルのUSBメモリ3への格納を終えた端末制御部37は、USBメモリ3内の上記ステップSC7で読出した暗号化したい画像データをファイル削除指示部25によって削除してステップSC26へ移行する。
SC26:USBメモリ3内の画像データを削除した端末制御部37は、端末記憶部35の画像データ一時保存部13に一時保存した画像データをファイル削除指示部25によって削除し、本実施例の画像ファイル暗号化処理を終了させる。
SC25: The
SC26: The
上記した画像ファイル暗号化処理に用いたUSBメモリ3には、図19に示すように、その処理実行前においては、画像データを暗号化に用いるためのパスワード設定ファイルおよび暗号化したい複数の画像データが格納されており、処理実行後には、パスワード設定ファイルから選択したパスワード情報で暗号化された画像ファイルが、そのファイル名に識別符号として暗号化パスワード情報の暗号名が付与された形で格納され、暗号化に用いたパスワード設定ファイル、および暗号化を行った画像データ(本実施例では、sample1.pdf)は削除された状態になっている。
As shown in FIG. 19, the
このような、1つの画像データに対して複数の暗号化パスワード情報を選択して暗号化パスワード情報毎の画像ファイルを作成した場合には、例えば、端末装置30のメール機能を用いて、各宛先にメールで送信するような場合に利用すれば、メール送信作業における作業効率を向上させることができる。
When a plurality of pieces of encrypted password information are selected for one piece of image data and an image file for each piece of encrypted password information is created, for example, each destination is sent using the mail function of the
なお、本実施例では、USBメモリ3に格納された画像データを暗号化する場合を例に説明したが、本実施例の端末装置30に、画像読取部としてスキャナ等で読取った画像の画像データを生成する画像読取機器を接続し、上記実施例1の複合機1による画像ファイル暗号化処理と同様にして、前記画像読取機器から取得した画像データを暗号化した画像ファイルを生成するようにしてもよい。
また、USBメモリ3に格納された画像データを、本実施例の端末装置30による画像ファイル暗号化処理と同様にして、上記実施例1の複合機1で実行するようにしてもよい。
In this embodiment, the case where the image data stored in the
Further, the image data stored in the
以上説明したように、本実施例では、端末装置に装着されたUSBメモリ内にパスワード設定ファイルと暗号化したい画像データとが格納されている場合に、USBメモリ内に格納されている暗号化したい画像データに対しても、USBメモリからパスワード設定ファイルを読出してパスワード設定ファイルに予め登録されたパスワード情報の暗号名の一覧からユーザが設定したい暗号化パスワードを選択して暗号化することができ、従来のような読取った画像データ毎にパスワードの入力を逐一行う場合に比べて、その作業に要する時間を短縮することができる。 As described above, in this embodiment, when the password setting file and the image data to be encrypted are stored in the USB memory attached to the terminal device, it is desired to encrypt the data stored in the USB memory. The image data can also be encrypted by reading the password setting file from the USB memory and selecting the encryption password that the user wants to set from the list of encryption names of password information registered in advance in the password setting file. The time required for the work can be shortened as compared with the conventional case where the password is input for each read image data.
また、1つの画像データヘのパスワード設定時にパスワード設定ファイルから複数のパスワード情報を選択すれば、それぞれの宛先パスワード毎の暗号化された画像ファイルを容易に生成することができ、画像ファイルの暗号化処理における処理効率を向上させることができる。
更に、暗号化した画像ファイルのファイル名に、選択した暗号化パスワード情報の暗号名からなる識別符号が付与されるため、暗号化した画像ファイルの識別を容易に行うことができる。
If multiple password information is selected from the password setting file when setting a password for one image data, an encrypted image file for each destination password can be easily generated, and image file encryption processing is performed. The processing efficiency can be improved.
Furthermore, since the identification code including the encryption name of the selected encrypted password information is given to the file name of the encrypted image file, the encrypted image file can be easily identified.
なお、上記各実施例においては、可搬記憶媒体はUSBメモリであるとして説明したが、外付けのハードディスク等の磁気ディスクや、CD−ROM、MO、MD、DVD、CD−R等であってもよい。
また、上記各実施例においては、データ処理装置は、複合機(MFP)または端末装置であるとして説明したが、スキャン機能を搭載したプリンタやファクシミリ装置等であってもよい。
In each of the above embodiments, the portable storage medium is described as a USB memory. However, it is a magnetic disk such as an external hard disk, a CD-ROM, MO, MD, DVD, CD-R, or the like. Also good.
In each of the above embodiments, the data processing apparatus has been described as being a multi-function peripheral (MFP) or a terminal device, but may be a printer, a facsimile machine, or the like equipped with a scan function.
1 複合機
3 USBメモリ
5 画像読取部
5a 画像データ生成部
6 操作パネル部
7、32 表示部
8 操作部
8a 「コピー」ボタン
8b 「スキャン」ボタン
8c 「プリント」ボタン
8d 「ファックス」ボタン
9 USBメモリ装着部
11 記憶部
12 制御部
13 画像データ一時保存部
14 パスワード設定ファイル一時保存部
15 パスワード設定ファイル格納部
17 暗号化処理部
18 識別符号設定部
19 パスワード情報取得部
20、38 パスワード設定ファイル暗号化部
22 パスワード設定ファイル読出部
23 パスワード設定ファイル復号化部
24 パスワード保護部
25 ファイル削除指示部
27 データ転送部
30 端末装置
33 入力部
35 端末記憶部
36 暗号化ログイン情報一時保存部
37 端末制御部
DESCRIPTION OF
Claims (12)
装着されている前記可搬記憶媒体から、前記パスワード設定ファイルを読出す手段と、
前記読出したパスワード設定ファイルを、前記記憶部に保存する手段と、
暗号化の対象となる前記画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記取得した画像データを前記記憶部に保存する手段と、
前記記憶部に保存したパスワード設定ファイルのパスワード情報を、その暗号名により表示する手段と、
前記表示された暗号名を1以上選択する手段と、
前記選択された暗号名に対応する暗号化パスワードで、前記保存した画像データを暗号化して、暗号化画像ファイルを生成する手段と、
前記生成された暗号化画像ファイルを、前記可搬記憶媒体に格納する手段と、を備えることを特徴とするデータ処理装置。 A portable storage medium having a storage unit and storing a password setting file in which one or more password information including an encryption name for encrypting image data and an encryption password corresponding to the encryption name is registered can be attached and detached. In the attached data processing device,
Means for reading the password setting file from the mounted portable storage medium;
Means for storing the read password setting file in the storage unit;
Image data acquisition means for acquiring the image data to be encrypted;
Means for storing the acquired image data in the storage unit;
Means for displaying the password information of the password setting file stored in the storage unit by its cipher name;
Means for selecting one or more of the displayed cipher names;
Means for encrypting the stored image data with an encryption password corresponding to the selected cipher name to generate an encrypted image file;
A data processing apparatus comprising: means for storing the generated encrypted image file in the portable storage medium.
前記生成された暗号化画像ファイルのファイル名に、前記選択された暗号名を識別符号として付与することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
A data processing apparatus, wherein the selected encrypted name is assigned as an identification code to the file name of the generated encrypted image file.
原稿の画像の画像データを生成する画像読取部を設け、
前記画像データ取得手段は、前記画像読取部から前記画像データを取得することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
An image reading unit that generates image data of an image of a document is provided,
The data processing apparatus, wherein the image data acquisition unit acquires the image data from the image reading unit.
前記可搬記憶媒体に、暗号化の対象となる前記画像データを予め格納しておき、
前記画像データ取得手段は、前記可搬記憶媒体から前記画像データを読出して取得することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
The image data to be encrypted is stored in advance in the portable storage medium,
The data processing device, wherein the image data acquisition means reads and acquires the image data from the portable storage medium.
前記暗号化画像ファイルの前記可搬記憶媒体への格納後に、前記可搬記憶媒体から前記暗号化の対象となった画像データを削除することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 4, wherein
A data processing apparatus, wherein after the encrypted image file is stored in the portable storage medium, the image data to be encrypted is deleted from the portable storage medium.
前記パスワード設定ファイルを、前記データ処理装置ヘのログイン名とそのログインパスワードからなるログイン情報で暗号化しておき、
前記ログイン情報の入力を受付ける手段を備え、
前記読出したパスワード設定ファイルを前記記憶部に保存するときに、前記パスワード設定ファイルを前記ログイン情報で復号化して保存することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
The password setting file is encrypted with login information consisting of a login name and the login password to the data processing device,
Means for accepting input of the login information;
A data processing apparatus, wherein when the read password setting file is stored in the storage unit, the password setting file is decrypted and stored with the login information.
前記読出したパスワード設定ファイルを、前記記憶部に保存した後に、前記可搬記憶媒体に格納されている当該パスワード設定ファイルを削除する手段を備えることを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
A data processing apparatus comprising: means for deleting the password setting file stored in the portable storage medium after the read password setting file is stored in the storage unit.
前記記憶部に保存したパスワード設定ファイルを、ログアウト時に前記記憶部から削除することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
A data processing apparatus, wherein a password setting file stored in the storage unit is deleted from the storage unit at the time of logout.
前記暗号化画像ファイルの前記可搬記憶媒体への格納後に、前記記憶部に保存した画像データを削除することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
A data processing apparatus for deleting image data stored in the storage unit after storing the encrypted image file in the portable storage medium.
前記パスワード情報の入力を受付ける手段と、
前記入力されたパスワード情報を登録したパスワード設定ファイルを作成する手段と、
前記作成したパスワード設定ファイルを、前記可搬記憶媒体に格納する手段と、を備えることを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
Means for accepting input of the password information;
Means for creating a password setting file in which the entered password information is registered;
And a means for storing the created password setting file in the portable storage medium.
前記データ処理装置ヘのログイン名とそのログインパスワードからなるログイン情報の入力を受付ける手段を備え、
前記パスワード設定ファイルを作成するときに、前記パスワード設定ファイルを前記ログイン情報で暗号化することを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 10, wherein
Means for accepting input of login information consisting of a login name to the data processing device and a login password thereof;
A data processing apparatus, wherein when creating the password setting file, the password setting file is encrypted with the login information.
前記パスワード設定ファイルは、予め他の装置で作成されて前記可搬記憶媒体に格納されたものであることを特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
The data processing device, wherein the password setting file is created in advance by another device and stored in the portable storage medium.
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2012
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