JP2013157917A - コイル装置及び携帯無線端末 - Google Patents

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Takanori Hirobe
貴紀 廣部
Hiroyuki Uejima
博幸 上島
Yoshio Koyanagi
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Abstract

【課題】高い通信性能を維持しながら、小型化を図ることができるコイル装置及び携帯無線端末を提供する。
【解決手段】第1のループコイル2と電気的に接続された第1の入出力部3に、第1のループコイル2と第1の入出力部3との間を電気的に接続したり、切断したりするスイッチ31を有し、第1のループコイル2で無線伝送する場合は、第1のループコイル2と第1の入出力部3との間を電気的に接続し、第2のループコイル4で無線伝送する場合は、切断する。これにより、第1のループコイル2が第2のループコイル4と結合することがなくなり、第2のループコイル4の性能を従来と略同等に維持できる。また、第1,第2のループコイル2,4を同心円状、同一平面で重ねて配置するので、磁束が通過する範囲を2つのループコイル2,4で共用でき、コイル装置1の小型化が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触充電に用いられるコイル装置及び該コイル装置を搭載した携帯無線端末に関する。
近年、非接触充電機能を搭載した携帯無線端末が市場に流通しており、なかでも充電用のコイルが電池パックと一体化されたものが主流となっている。
非接触充電に関連する技術として、例えば特許文献1,2に記載されたものがある。特許文献1に記載された非接触給電通信装置は、共鳴により1以上の電子機器に交流電力を供給する共鳴素子と、前記共鳴素子の共鳴周波数に応じた周波数の交流電力を発生させて、前記共鳴素子に対して供給する交流電源部と、前記共鳴素子を通じて通信処理を行う通信部と、前記共鳴素子と前記通信部との間に設けられ、電力供給時には前記共鳴素子と前記通信部との間を切断し、通信時には前記共鳴素子と前記通信部との間を接続するスイッチ手段とを備える。
特許文献2に記載された無線カードは、外部の通信装置から送信される第1の周波数の電力波、および、前記第1の周波数と異なる第2の周波数のデータ波をそれぞれ受信する無線カードであって、前記電力波を受信する電力波用アンテナを形成する第1のコイルを、電波を透過する部材で形成された長方形のカード状基板の一方の面の中央部に配設するとともに、前記データ波を受信するデータ波用アンテナを形成する第2のコイルを前記基板の一方の面の中央部で前記第1のコイルと2重の輪となるように配設した。
特開2011−029799号公報 特開2004−110854号公報
携帯無線端末は、携帯性が重視されることから、端末本体の小型化に併せて電池パックの小型化も必要となる。しかしながら、電池パックの小型化を進めると、電池容量が少なくなり、1回の充電で使用できる時間が短くなるという課題が生ずる。
上述した特許文献1に記載の非接触給電通信装置は、無線電力伝送する場合、共鳴素子を用いなければならならない。また、上述した特許文献2に記載の無線カードは、第1のコイルと第2のコイルの両コイルの結合劣化対策がなされておらず、第1のコイルと第2のコイルが結合することによる性能劣化が生ずる。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、高い通信性能を維持しながら、小型化を図ることができるコイル装置及び携帯無線端末を提供することを目的とする。
本発明のコイル装置は、第1の周波数帯で動作する第1のループコイルと、前記第1のループコイルと電気的に接続された第1の入出力部と、前記第1の入出力部に設けられたスイッチと、第2の周波数帯で動作する第2のループコイルと、前記第2のループコイルと電気的に接続された第2の入出力部と、を備え、前記スイッチは、前記第1のループコイルで無線伝送する場合は前記第1のループコイルと前記第1の入出力部との間を電気的に接続し、前記第2のループコイルで無線伝送する場合は前記第1のループコイルと前記第1の入出力部との間を電気的に切断する。
上記構成によれば、第2のループコイルが動作状態のときは、第1のループコイルと第1の入出力部との間を電気的に切断して、第1のループコイルの終端を開放するので、第1のループコイルが第2のループコイルと結合することによる影響を抑制することができ、第2のループコイルの性能を劣化させることなく動作させることができる。即ち、高い通信性能を維持できる。
上記構成において、前記第1の周波数は前記第2の周波数よりも低い周波数である。
上記構成によれば、第1の周波数と第2の周波数との関係が、第1の周波数<第2の周波数の場合、第2のループコイルが動作状態のときは、第1のループコイルと第1の入出力部との間を電気的に切断して、第1のループコイルの終端を開放するので、第1のループコイルが第2のループコイルと結合することがなくなり、第2のループコイルの性能を従来(2つのループコイルを別体とした場合)と略同等の性能を維持できる。即ち、高い通信性能を維持できる。
上記構成において、前記第1のループコイルと前記第2のループコイルが同心円状かつ同一平面に配置された。
上記構成によれば、第1のループコイルと第2のループコイルを同心円状、同一平面で重ねて配置することで、磁束が通過する範囲を2つのループコイルで共用できるため、コイル装置の小型化が可能となる。
上記構成において、前記第1のループコイルと前記第2のループコイルが厚み方向で一部重なるように配置された。
上記構成によれば、第1のループコイルと第2のループコイルを厚み方向で一部重なるように配置することで、第2のループコイルの小型化が図れ、コイル装置の更なる小型化が可能となる。
本発明の携帯無線端末は、前記発明のコイル装置を備えた。
上記構成によれば、前記発明のコイル装置を備えることで、携帯無線端末の小型化が図れる。
本発明によれば、高い通信性能を維持しながら、小型化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係るコイル装置の概略構成を示す図 図1のコイル装置のA−A’線断面図 図1のコイル装置の応用例のコイル装置の概略構成を示す図 図3のコイル装置のB−B’線断面図 NFC用の送信側の第2のループコイルを示す図 NFC用の受信側の第2のループコイルを示す図 充電用の送信側の第1のループコイルを示す図 充電用の受信側の第1のループコイルを示す図 図1のコイル装置と略同様の構造のコイル装置の概略構成を示す図 図9のコイル装置のC−C’線断面図 図5〜図8に示す各シミュレーションモデルのシミュレーション結果と、図9に示すシミュレーションモデルのシミュレーション結果を示す図 本発明の実施の形態2に係るコイル装置の概略構成を示す図 図12のコイル装置のD−D’線断面図 実施の形態1に係るコイル装置又は実施の形態2に係るコイル装置を用いた携帯無線端末の一部分の概略構成を示すブロック図 図14の携帯無線端末の論理回路の構成と、該論理回路と2つのCPU及びスイッチとの接続関係を示すブロック図 図14の携帯無線端末の2つのCPUと論理回路の動作を示すタイムチャート 図14の携帯無線端末の2つのCPUと論理回路の動作を示すタイムチャート
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るコイル装置の概略構成を示す図である。また、図2は、図1のコイル装置のA−A’線断面図である。図1及び図2において、本実施の形態に係るコイル装置1は、第1の周波数帯f1で動作する第1のループコイル2と、第1のループコイル2と電気的に接続された第1の入出力部3と、第1の入出力部3に設けられたスイッチ31と、第2の周波数帯f2(>f1)で動作する第2のループコイル4と、第2のループコイル4と電気的に接続された第2の入出力部5と、第1のループコイル2及び第2のループコイル4を実装する磁性体6と、を備える。
磁性体6は、正方形板状に形成され、その一方の面に第1のループコイル2及び第2のループコイル4が実装される。第1のループコイル2及び第2のループコイル4は共に円形の渦巻き状に形成されており、大きさは第2のループコイル4の方が第1のループコイル2よりも大きく、第1のループコイル2が第2のループコイル4の内側に配置される。即ち、第1のループコイル2と第2のループコイル4は、同心円状で同一平面上に配置される。第2のループコイル4の内側に第1のループコイル2を配置することで、磁束が通過する範囲を共用でき、装置の小型化が可能となる。なお、第1のループコイル2と第2のループコイル4は必ずしも同心円状に配置しなくても良く、偏心させても良い。図3は、第1のループコイル2の中心が第2のループコイル4の中心より偏心した位置にあるコイル装置1Bの概略構成を示す図である。また、図4は、図3のコイル装置1BのB−B’線断面図である。
図1において、第1の入出力部3に設けられたスイッチ31は、第1のループコイル2で無線伝送(充電用の電力伝送)する場合、第1のループコイル2と第1の入出力部3との間を電気的に接続し、第2のループコイル4で無線伝送(フェリカ(登録商標)又はNFC(Near Field Communication))する場合、第1のループコイル2と第1の入出力部3との間を電気的に切断し、第1のループコイル2と第1の入出力部3を電気的に分離する。第1のループコイル2は、第1の周波数帯f1で動作し、第2のループコイル4は、第2の周波数帯f2で動作し、f1<f2の関係である場合、第2のループコイル4が動作状態のときに、第1のループコイル2の終端を開放することで、第1のループコイル2と第2のループコイル4との結合を抑制し、第2のループコイル4の性能を従来(2つのループコイルを別体とした場合)と略同等の性能を維持できる。即ち、第2のループコイル4による通信性能を高く維持できる。
ここで、ループコイル単体とした場合と、本実施の形態に係るコイル装置1のように、2つのループコイルを一体にした場合(結合させた場合)を比較した結果について説明する。
・ループコイル単体時のシミュレーションモデル
図5は、NFC用の送信側の第2のループコイルを示す図である。同図に示す第2のループコイル10は、長方形状を成し、長手方向の寸法aが38mm、短手方向の寸法bが24mmである。この第2のループコイル10は、長方形状の基板11上に配置される。図6は、NFC用の受信側の第2のループコイルを示す図である。同図に示す第2のループコイル12は、円形状を成し、外径cが39mm、内径dが32mmである。この第2のループコイル12は、平板リング状の基板13上に配置される。図7は、充電用の送信側の第1のループコイルを示す図である。同図に示す第1のループコイル14は、円形状を成し、外径eが29mm、内径fが18mmである。図8は、充電用の受信側の第1のループコイルを示す図である。同図に示す第1のループコイル15は、円形状を成し、外径eが29mm、内径fが18mmである。また、図8において、第1のループコイル15が配置される磁性体16は、円盤状を成し、直径gが40mmである。
・ループコイル結合時のシミュレーションモデル
図9は、図1に示すコイル装置1と略同様の構造のコイル装置の概略構成を示す図である。また、図10は、図9のコイル装置のC−C’線断面図である。図9及び図10において、ループコイル結合時のシミュレーションモデルのコイル装置20は、円盤状に形成された磁性体21と、円形状の第1のループコイル22と、円形状の第2のループコイル23と、平板リング状の基板24とを備える。基板24の外径は、磁性体21の外径よりやや小さく、内径は第1のループコイル22の外径よりやや大きくなっており、磁性体21上に配置される。第1のループコイル22は、基板24の内側の磁性体21上に配置される。第2のループコイル23は、基板24上に配置される。基板24と第2のループコイル23を加算した厚さは、第1のループコイル22の厚さと略同じになっている。磁性体21の底面から第2のループコイル23の上面までの距離即ち高さhは0.7mmである。
図11は、図5〜図8に示す各シミュレーションモデルのシミュレーション結果と、図9に示すシミュレーションモデルのシミュレーション結果を示す図である。図11の(a)は、磁性体の条件を示す図であり、条件(1)は比透磁率μrが900、条件(2)は比透磁率μrが100である。図11の(b)は、条件(1)における第1のループコイル側の通過特性(dB)と、第2のループコイル側の通過特性(dB)を示す図である。図11の(c)は、条件(2)における第1のループコイル側の通過特性(dB)と、第2のループコイル側の通過特性(dB)を示す図である。
図11の(b)に示すように、条件(1)の場合、第1のループコイル側の通過特性(dB)では、ループコイル単体時でもループコイル結合時でも同じ値(−0.5dB)となっているが、第2のループコイル側の通過特性(dB)では、2つのループコイルの結合時がループコイル単体時より劣化しているものの、スイッチ31をオフした方が改善されている(−10.1dB → −8.0dB)。
一方、条件(2)の場合、図11の(c)に示すように、第1のループコイル側の通過特性(dB)では、ループコイル単体時でもループコイル結合時でも同じ値(−0.6dB)となっているが、第2のループコイル側の通過特性(dB)では、2つのループコイルの結合時がループコイル単体時より劣化しているものの、スイッチ31をオフした方が改善されている(−10.5dB → −8.2dB)。
このように、ループコイル結合時は、ループコイル単体時より通過特性が多少劣化するものの、スイッチ31をオフした方が劣化量を低く抑えることができる。したがって、2つのループコイルを結合させる場合は、スイッチ31をオフにした方が良いことが分かる。
このように本実施の形態に係るコイル装置1によれば、第1のループコイル2と電気的に接続された第1の入出力部3に、第1のループコイル2と第1の入出力部3との間を電気的に接続したり、切断したりするスイッチ31を有し、第1のループコイル2で無線伝送する場合は、第1のループコイル2と第1の入出力部3との間を電気的に接続し、第2のループコイル4で無線伝送する場合は、第1のループコイル2と第1の入出力部との間を電気的に切断して、第1のループコイル2の終端を開放するので、第1のループコイル2と第2のループコイル4との結合を抑制し、第2のループコイル4の性能を従来(2つのループコイルを別体とした場合)と略同等の性能を維持できる。即ち、高い通信性能を維持できる。
また、第1のループコイル2と第2のループコイル4を同心円状、同一平面で重ねて配置するので、磁束が通過する範囲を2つのループコイル2,4で共用でき、コイル装置1の小型化が可能となる。
なお、本実施の形態に係るコイル装置1において、第1のループコイル2及び第2のループコイル4の形状をいずれも円形としたが、円形に限定されるものではなく、例えば四角形であっても良い。
(実施の形態2)
図12は、本発明の実施の形態2に係るコイル装置の概略構成を示す図である。また、図13は、図12のコイル装置のD−D’線断面図である。なお、図12及び図13において、前述した図1及び図2と共通する部分には同一の符号を付けている。本実施の形態に係るコイル装置50は、第1のループコイル2と第2のループコイル4が厚み方向で一部重なるように配置したものである。このように配置することで第2のループコイル4の小型化が図れ、実施の形態1に係るコイル装置1よりもさらに小型のコイル装置50を提供できる。
(実施の形態3)
図14は、前述した実施の形態1に係るコイル装置1又は実施の形態2に係るコイル装置50を用いた携帯無線端末70の一部分の概略構成を示すブロック図である。携帯無線端末70は、コイル装置1又はコイル装置50のいずれか一方の他に、負荷変調回路71、整流回路72、バッテリ73、第1,2のCPU74,75、論理回路76、外付け無線回路77を備える。負荷変調回路71と整流回路72は、第1のループコイル2で無線電力伝送を行うのに用いられる。外付け無線回路77は、フェリカ(登録商標)又はNFC通信としての無線伝送を行うのに用いられる。第1のCPU74は、負荷変調回路71と整流回路72を制御し、さらに、第1の入出力部3のスイッチ31をオン、オフするための信号を論理回路76に出力する。第2のCPU75は、外付け無線回路77を制御し、さらに、第1の入出力部3のスイッチ31をオン、オフするための信号を論理回路76に出力する。
図15は、携帯無線端末70の論理回路76の構成と、論理回路76と2つのCPU74,75及びスイッチ31との接続関係を示すブロック図である。同図において、論理回路76は、OR回路761と、NOR回路762と、AND回路763とから構成される。OR回路761の一方の入力端と第1のCPU74の定期確認出力端とが接続され、他方の入力端と第1のCPU74の充電時フラグ出力端とが接続される。NOR回路762の一方の入力端と第2のCPU75のTx時フラグ出力端とが接続され、他方の入力端と第2のCPU75のRx時フラグ出力端とが接続される。AND回路763の一方の入力端とOR回路761の出力端とが接続され、他方の入力端とNOR回路762の出力端とが接続される。AND回路763の出力端がスイッチ31に接続される。スイッチ31は、AND回路763の出力端がハイレベルになるとオンし、ローレベルになるとオフする。
図16及び図17は、携帯無線端末70の第1,第2のCPU74,75と論理回路76の動作を示すタイムチャートである。同図において、第1のCPU74の定期確認出力端が一定時間毎に所定時間だけハイレベルになる。定期確認出力は、同図中に示すように、幅が100〜150msec程度、周期が2〜3sec程度のパルス出力である。図16の(a)に示すように、携帯無線端末70が待機状態のとき(即ち、無線電力伝送も無線通信も行ってないとき)は、定期確認出力がハイレベルになる毎に論理回路76の出力が所定時間だけハイレベルになる。この場合、ハイレベルになっている時間は、定期確認出力がハイレベルになっている時間と同程度である。
次に、図16の(b)に示すように、待機状態から充電状態になると、第1のCPU74の充電時フラグ出力端がハイレベルになる。充電時フラグ出力は、バッテリ73の充電が行われている間、ハイレベル状態となる。充電時フラグ出力がハイレベルになっている間、論理回路76の出力がハイレベル状態を継続する。論理回路76の出力がハイレベルになるとスイッチ31がオンし、その状態は論理回路76の出力がハイレベルになっている間継続する。即ち、充電時は第1のループコイル2と第1の入出力部3との間が電気的に接続される。
次に、図17の(a)に示すように、待機状態から通信状態(フェリカ(登録商標)又はNFC)になると、第2のCPU75のTx時フラグ出力端がハイレベルになる。Tx時フラグ出力は、送信が行われている間、ハイレベル状態となる。
次に、図17の(b)に示すように、充電状態から通信状態(フェリカ(登録商標)又はNFC)になると、第2のCPU75のTx時フラグ出力端がハイレベルになる。Tx時フラグ出力は、送信が行われている間、ハイレベル状態となる。第2のCPU75のTx時フラグがハイレベルになった直後、第1のCPU74の充電時フラグがハイレベルからローレベルになる。通信状態になると、論理回路76の出力がローレベルになってスイッチ31がオフし、その状態は通信状態になっている間、継続する。即ち、通信時は第1のループコイル2と第1の入出力部3との間が電気的に切断される。
なお、本実施の形態に係る携帯無線端末70において、第1のループコイル2及び第2のループコイル4の所在について言及しなかったが、例えばバッテリ73に貼り付けることも可能である。
本発明は、高い通信性能を維持しながら、小型化を図ることができるといった効果を有し、非接触充電機能を搭載した携帯無線端末等の電子機器への適用が可能である。
1,1B,20,50 コイル装置
2,14,15,22 第1のループコイル
3 第1の入出力部
4,10,12,23 第2のループコイル
5 第2の入出力部
6,16,21 磁性体
7,11,13,24 基板
31 スイッチ
70 携帯無線端末
71 負荷変調回路
72 整流回路
73 バッテリ
74 第1のCPU
75 第2のCPU
76 論理回路
77 外付け無線回路
761 OR回路
762 NOR回路
763 AND回路

Claims (5)

  1. 第1の周波数帯で動作する第1のループコイルと、
    前記第1のループコイルと電気的に接続された第1の入出力部と、
    前記第1の入出力部に設けられたスイッチと、
    第2の周波数帯で動作する第2のループコイルと、
    前記第2のループコイルと電気的に接続された第2の入出力部と、を備え、
    前記スイッチは、前記第1のループコイルで無線伝送する場合は前記第1のループコイルと前記第1の入出力部との間を電気的に接続し、前記第2のループコイルで無線伝送する場合は前記第1のループコイルと前記第1の入出力部との間を電気的に切断することを特徴とするコイル装置。
  2. 請求項1に記載のコイル装置であって、
    前記第1の周波数は前記第2の周波数よりも低い周波数であることを特徴とするコイル装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコイル装置であって、
    前記第1のループコイルと前記第2のループコイルが同心円状かつ同一平面に配置されたことを特徴とするコイル装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のコイル装置であって、
    前記第1のループコイルと前記第2のループコイルが厚み方向で一部重なるように配置されたことを特徴とするコイル装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のコイル装置を備えた携帯無線端末。
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