JP2013157878A - カメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラム - Google Patents

カメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】容易にかつ直感的にカメラのズーム倍率の変更を指示することのできるカメラ制御装置を提供する。
【解決手段】カメラ20を通信回線を介して制御可能な可搬型のカメラ制御装置10において、カメラ20により撮像された画像を表示する表示部103と、カメラ制御装置10の前後の傾斜角度を検出する角度検出部105と、検出されたカメラ制御装置10の前後の傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の前後の傾きの有無を判定する傾斜判定部108と、傾きが有ると判定された場合、カメラ20のズームレンズ208を駆動してズーム倍率を変更させる駆動制御部109とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラのズームレンズのズーム倍率を制御するカメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラムに関する。
ズーム倍率を変更するズームレンズを備えたズームレンズ付きカメラを制御して、被写体所望の大きさで監視できるようにした監視カメラシステムが知られている。
一般に目標とする被写体を所望の大きさで撮像したい場合、監視カメラシステムを操作する操作者は、モニターに表示されるカメラの撮像画像を見ながら、リモコンでカメラのズームレンズのズーム倍率の変更を指示してズームレンズを駆動させ、目標とする被写体が所望の大きさで撮像されたところで指示を取りやめてズームレンズの駆動を停止させる操作が必要である。すなわち、カメラに目標とする被写体を所望の大きさで撮像させるためにはモニターとリモコンの両方を取り扱う必要があり、操作が煩雑で直感的でない。
これに対し、モニターの画面上にカメラの撮像画像の表示部とパン・チルトを操作するための操作部とを表示させた遠隔制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−341428号公報
特許文献1に記載のカメラを用いれば、操作者は、モニター画面をみながらマウスなどでズームレンズのズーム倍率の変更を指示することにより、カメラに目標とする被写体を所望の大きさで撮像させることができる。
しかしながら、特許文献1では、カメラの撮像画像の表示部とは別の操作部を目視してマウスなどで操作する必要がある。例えばカメラの撮像画像を見ながらズームレンズのズーム倍率を変更したい場合、操作部に視点を移して操作部の所定の位置にカーソルを移動させ、操作しなければならない。すなわち、操作者の視点の移動とマウスの操作が必要であり、操作がまだ煩雑で直感的でない。このように、従来の監視カメラシステムでは、操作者が容易にかつ直感的にカメラのズームレンズのズーム倍率の変更の指示を行うことは困難であるという問題があった。
上記問題点を鑑み、本発明の目的は、容易にかつ直感的にカメラのズームレンズのズーム倍率の変更を指示することのできるカメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明の一態様によれば、カメラ(20)を通信回線を介して制御可能な可搬型のカメラ制御装置(10)において、カメラ(20)により撮像された画像を表示する表示部(103)と、カメラ制御装置(10)の姿勢を検出する姿勢検出部(105)と、検出されたカメラ制御装置(10)の姿勢に応じてカメラ(20)のズームレンズ(208)を駆動してズーム倍率を制御する制御部(106)とを備えるカメラ制御装置(10)が提供される。
本発明の一態様において、表示部(103)に表示される画像の上下の方向をカメラ制御装置(10)の前後の方向としたとき、姿勢検出部(105)が、カメラ制御装置(10)の前後の傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置(10)の前後の傾きの有無を判定する傾斜判定部(108)と、傾きが有ると判定された場合、カメラ(20)のズームレンズ(208)を駆動してズーム倍率を変更させる駆動制御部(109)とを備えていても良い。
本発明の一態様において、カメラ制御装置(10)の上端が上がっている場合、駆動制御部(109)がカメラ(20)のズームレンズ(208)をズームアウトさせ、カメラ制御装置(10)の上端が下がっている場合、駆動制御部(109)がカメラ(20)のズームレンズ(208)をズームインさせても良い。
本発明の一態様において、傾斜判定部(108)が、水平面に対するカメラ制御装置(10)の前後の傾きの有無を判定しても良い。
本発明の一態様において、傾斜判定部(108)が、水平面とは異なる面を基準の面として設定し、その基準の面に対するカメラ制御装置(10)の前後の傾きの有無を判定しても良い。
本発明の一態様において、操作ボタン(104)を更に備え、傾斜判定部(108)が、操作ボタン(104)が押されたときのカメラ制御装置(10)の前後の傾きを基準の面を示す角度として設定しても良い。
本発明の一態様において、駆動制御部(109)が、操作ボタン(104)が押されている間は継続してカメラ(20)を駆動しても良い。
本発明の他の一態様によれば、カメラ(20)を通信回線を介して制御可能な可搬型のカメラ制御装置(10)の表示部(103)が、カメラ(20)により撮像された画像を表示するステップと、カメラ制御装置(10)の姿勢を検出するステップと、検出されたカメラ制御装置(10)の姿勢に基づいて、カメラ(20)のズームレンズ(208)を駆動してズーム倍率を制御するステップとを含むカメラ制御方法が提供される。
本発明の更に他の一態様によれば、カメラ(20)を通信回線を介して制御可能な可搬型のカメラ制御装置(10)の表示部(103)が、カメラ(20)により撮像された画像を表示する手順と、カメラ制御装置(10)の姿勢を検出する手順と、検出されたカメラ制御装置(10)の姿勢に基づいて、カメラ(20)のズームレンズ(208)を駆動してズーム倍率を制御する手順とをコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、容易にかつ直感的にカメラのズームレンズのズーム倍率の変更を指示することのできるカメラ制御装置、カメラ制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る監視カメラシステムの一例を示すブロック図である。 図2(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラ制御方法の一例を説明するための概略図(その1)である。図2(b)は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラ制御方法の一例を説明するための概略図(その2)である。図2(c)は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラ制御方法の一例を説明するための概略図(その3)である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラ制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係るカメラ制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るカメラ制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 図6(a)は、本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係るカメラ制御方法の一例を説明するための概略図(その1)である。図6(b)は、本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係るカメラ制御方法の一例を説明するための概略図(その2)である。図6(c)は、本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係るカメラ制御方法の一例を説明するための概略図(その3)である。 図7(a)は、本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係るカメラ制御装置によるカメラのズーム倍率の制御を説明するための概略図(その1)である。図7(b)は、本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係るカメラ制御装置によるカメラのズーム倍率の制御を説明するための概略図(その2)である。図7(c)は、本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係るカメラ制御装置によるカメラのズーム倍率の制御を説明するための概略図(その3)である。 本発明の第2の実施の形態に係る監視カメラシステムの一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るカメラ制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形例に係るカメラ制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係るカメラ制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す第1及び第2の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る監視カメラシステムは、図1に示すように、カメラ(監視カメラ)20と、通信ユニット30と、カメラ20を通信ユニット30を介して制御する可搬型のカメラ制御装置(カメラ制御端末)10とを備える。
カメラ20は、例えば店舗や部屋の内部を見渡せるよう、天井等の高所に取り付けられている。カメラ20はネットワークカメラであり、撮像した画像をネットワークを介して送信したり、ネットワークを介して受信した制御信号にしたがって撮像方向を変更する。
カメラ20は、撮像部201、圧縮部202、通信部203、制御部204、雲台駆動部205、角度センサ206、角度センサ207、ズームレンズ208及びレンズ駆動部209を備える。
撮像部201は、周囲の被写体を撮像し、撮像した画像を圧縮部202へ送信する。撮像部201は水平方向及び垂直方向に回動可能である。
圧縮部202は、撮像部201で撮像した画像を、例えばJPEG(Joint Picture Expert Group)やMPEG(Moving Picture Expert Group)−4等の規格でディジタル画像圧縮し、通信部203へ送信する。
通信部203は、通信ユニット30と例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11n規格の無線LAN(Local Area Network)で通信を行う。なお、通信部203と通信ユニット30との間の通信は、LANケーブルを介した通信を行っても良いし、携帯電話回線等の他の通信回線を用いても良い。
通信部203は、圧縮部202で圧縮されたディジタル画像を通信ユニット30へ送信する。更に、通信部203は、通信ユニット30から送信される制御信号を受信して、制御部204へ送信する。
制御部204は、通信部203が受信した制御信号に基づき、雲台駆動部205へパンやチルトを行わせるための制御信号を送信する。
雲台駆動部205は、制御部204から送信された制御信号にしたがって、撮像部201の撮像方向を変更する。
角度センサ206は、撮像部201の撮像方向の水平方向の角度データを制御部204へ出力する。角度センサ207は、撮像部201の撮像方向の垂直方向の角度データを制御部204へ出力する。角度センサ206及び角度センサ207は、例えば撮像部201とともに回転する部分に、角度検出用のスリットや着磁部を複数設け、光学センサや磁気センサでこれをカウントする。また、同じく撮像部201とともに回転する部分に、基準位置検出用のスリットや着磁部を1ヶ所設け、これを基準位置検出用の光学センサや磁気センサで検出する。カメラ20は、起動時に一度パンを行って基準位置を検出する。基準位置を検出したら、それ以降は角度センサ206は、基準位置を0°として、0°からのスリットや着磁部の数をカウントすることにより、角度を算出して出力する。
ズームレンズ208は、撮像部201に取り付けられている。レンズ駆動部209は、制御部204から送信された制御信号にしたがって、ズーム倍率を変更するようにズームレンズ208を駆動する。
通信ユニット30は、例えば無線LANアクセスポイントやルーター、ハブである。通信ユニット30は、カメラ20との間を無線LANやLANケーブルで接続されるため、例えばカメラ20に近い店舗内に設置される。また、カメラ制御装置10を遠隔地に設置する場合は、カメラ制御装置10と通信可能なよう、通信ユニット30をカメラ制御装置10の近傍に設置したり、複数台の通信ユニット30を設けてもよい。また、通信ユニット30を用いずに、カメラ制御装置10とカメラ20との間で直接通信を行っても良い。
カメラ制御装置10は、例えばタブレットPC等の携帯可能なタブレット型通信端末である。カメラ制御装置10は、操作者(監視者)が携帯していても良く、カメラ20と同じ店舗や部屋の内部に設置したり、距離の離れた警備員室等に設置していても良い。カメラ制御装置10を用いて監視を行うときに、操作者はカメラ制御装置10を手で持った状態で、表示された画面を見ながら、カメラ制御装置10の種々の操作を行うことができる。
図2(a)〜図2(c)は、操作者がカメラ制御装置10を手で持った状態を示す。図2(a)は、操作者によりカメラ制御装置10の表示部103が水平面に平行に保持されている状態を示す。カメラ制御装置10の表示部103には中央に被写体40がある画像が表示されている。
ここで、表示部103に表示される画像の上下の方向をカメラ制御装置10の前後の方向とし、カメラ制御装置10の表示部103に表示される画像の左右の方向をカメラ制御装置10の左右の方向とする。また、カメラ制御装置10の中心を原点として前方向に伸びる軸をカメラ制御装置10の縦軸Aとし、カメラ制御装置10の中心を原点として右方向に伸びる軸をカメラ制御装置10の横軸Bとする。
図2(a)においてはカメラ制御装置10の縦軸Aは水平である。
一方、図2(b)は、操作者によりカメラ制御装置10の前端が下げられた状態を示す。カメラ制御装置10の縦軸Aは、水平面に対して傾斜角度θ1だけ下方に傾いている。
これとは逆に、図2(c)は、操作者によりカメラ制御装置10の前端が持ち上げられた状態を示す。カメラ制御装置10の縦軸Aは、水平面に対して傾斜角度θ2だけ上方に傾いている。
図1に示したカメラ制御装置10は、通信部101、復号部102、表示部103、操作ボタン104、姿勢検出部(角度検出部)105、制御部106及び記憶部107を備える。
通信部101は、例えばIEEE802.11n規格の無線LANで通信ユニット30と通信を行う。通信部101と通信ユニット30との通信は、無線LANに限らず、携帯電話回線や他の通信回線を用いても良い。通信部101は、カメラ20を制御するための制御信号を通信ユニット30へ送信する。更に、通信部101は、カメラ20の撮像した画像を、通信ユニット30から受信する。
復号部102は、通信部101で受信した圧縮ディジタル画像を復号し、表示部103へ送信する。
表示部103は、カメラ制御装置10の表面に設けられた液晶モニタ等の画面である。表示部103は、矩形の平面状であり、通信部101により受信されたカメラ20の撮像した画像を表示する。
操作ボタン104は、カメラ制御装置10の表面に露出したボタンである。操作ボタン104は、表示部103をタッチパネル式液晶モニタとして、画面上にボタンを表示させたものでも良い。また、操作ボタン104として1つのボタンを説明するが、複数のボタンを適宜有していても良い。
姿勢検出部105は、カメラ制御装置10の姿勢(傾き)を検出する。姿勢検出部105としては、例えば3軸加速度センサが使用可能である。本発明の第1の実施の形態において、姿勢検出部105は、カメラ制御装置10の前後の傾きを検出する。姿勢検出部105は、例えば図2(a)〜図2(c)に示すようにカメラ制御装置10をそれぞれ保持している場合、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度として0,θ1,θ2をそれぞれ検出する。
制御部106は、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の姿勢に応じて、カメラ20を制御するための制御信号を通信部101に送信する。制御部106は、傾斜判定部108及び駆動制御部109を備える。
傾斜判定部108は、操作者が操作ボタン104を押す操作や離す操作を検知する。更に、傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じて、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾きの有無を判定する。
例えば、傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度と、記憶部107から読み出した閾値(例えば5°)と比較して、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度が5°以上の場合、傾きが有ると判定する。
更に、傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出された水平方向に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に基づいて、水平面に対してカメラ制御装置10の前端が上がっているか、又は下がっているかを判定する。
駆動制御部109は、傾斜判定部108による判定結果に応じて、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。駆動制御部109はカメラ20を一定速度で駆動させても良く、又はカメラ制御装置10が傾いている時間の経過とともに速度を増加させても良く、駆動速度は適宜設定可能である。
例えば、図2(a)に示すように、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾きが無いか又は閾値未満の場合、駆動制御部109はカメラ20を駆動するための制御信号を送信せず、カメラ20は静止している。一方、図2(b)に示すように、カメラ制御装置10の前端が下がっている場合、駆動制御部109はカメラ20をチルトダウンさせる制御信号を送信する。これとは逆に、図2(c)に示すように、カメラ制御装置10の前端が持ち上がっている場合、駆動制御部109はカメラ20をチルトアップさせる制御信号を送信する。
図1に示した記憶部107は、傾斜判定部108による傾きの判定に用いる閾値等を記憶する。記憶部107としては、例えば半導体メモリ、磁気ディスク又は光ディスク等が使用可能である。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る監視カメラシステムにおけるカメラ制御方法の一例を、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS100において、姿勢検出部105が、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を逐次検出する。
(ロ)ステップS101において、傾斜判定部108が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に基づいて、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾きの有無を判定する。
(ハ)傾斜判定部108により傾きが有ると判定された場合、ステップS102において、駆動制御部109が、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
(ニ)ステップS103において、傾斜判定部108が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に基づいて、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾きの有無を判定する。傾きが有ると判定された場合、ステップS102に戻るため、カメラ制御装置10が傾いている間は駆動制御部109が継続してカメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
(ホ)ステップS103において傾斜判定部108により傾きが無くなったと判定された場合、ステップS104において、駆動制御部109が、カメラ20を駆動するための制御信号の送信を停止し、処理を完了する。
本発明の第1の実施の形態によれば、カメラ制御装置10の前後方向の傾きの有無に応じてカメラ20をチルト方向に駆動することができる。よって、カメラの撮像画像以外に制御部を表示する必要がないので、カメラの撮像画像を大きく表示することが出来る。撮像方向の制御のために撮像画像から視線を動かす必要がない。カメラ制御装置10を保持している状態で傾きを変えるだけでよいので、カメラ制御装置10以外の機器を使用する必要がなく操作が容易である。カメラ制御装置10の前端を下げればカメラがチルトダウンするので、直感的に操作することができる。また、真上や真下の被写体をカメラ制御装置10の表示部103で見るために、カメラ制御装置10の画面を真上や真下へ向ける必要がないので、カメラ制御装置10の画面を見やすい状態で、またカメラ制御装置10の操作をしやすい状態で、監視を行うことができる。すなわち、カメラ制御装置10の視認性や操作性を向上することができる。
図3に示したカメラ制御方法の一連の手順、即ち:姿勢検出部105が、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を逐次検出するステップ;傾斜判定部108が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾きの有無を判定するステップ;傾斜判定部108により傾きが有ると判定された場合、駆動制御部109が、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信するステップ等は、図3と等価なアルゴリズムのプログラムにより、監視カメラシステムのコンピュータを制御して実行することができる。
このプログラムは例えば記憶部107に記憶されていてコンピュータに読み出されても良く、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれても良い。また、このプログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に保存し、この記録媒体を記憶部107に読み込ませることにより、本発明の第1の実施の形態に係るカメラ制御方法の一連の手順を実行することができる。
(第1の変形例)
本発明の第1の実施の形態においては、カメラ制御装置10の前後の傾きを、水平面を基準として求める場合を説明したが、操作者の姿勢としてはカメラ制御装置10の前端を持ち上げた状態で保持する方がより負担が少ない場合が考えられ、より楽な角度でチルトが静止することで操作性が向上すると考えられる。また、使用環境によっては水平だと照明がカメラ制御装置10に映り込み、画像が見づらくなる場合もある。
そこで、本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係るカメラ制御方法として、水平面とは異なる面を基準とする場合を、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS110において、初期設定のキャリブレーション操作で、操作者により操作ボタン104が押される。傾斜判定部108が、操作者により操作ボタン104が押されたか判定する。
(ロ)傾斜判定部108により操作ボタン104が押されたと判定された場合、ステップS111において、傾斜判定部108が、操作ボタン104が押された時点での縦軸Aと横軸Bとを含む面を基準の面として設定し、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を基準角度として記憶部107に記憶させる。例えば、図2(b)及び図2(c)に示すような水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの角度が基準角度として設定される。
(ハ)ステップS112において、姿勢検出部105が、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を逐次検出する。
(ニ)ステップS113において、傾斜判定部108が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度と、記憶部107から読み出した基準角度との差分に基づいて、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾きの有無を判定する。
(ホ)傾斜判定部108により傾きが有ると判定された場合、ステップS114において、駆動制御部109が、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
(ヘ)ステップS115において、傾斜判定部108が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度と、記憶部107から読み出した基準角度との差分に基づいて、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾きが無くなったか判定する。傾きが有ると判定された場合、ステップS114に戻り、駆動制御部109が、継続してカメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
(ト)ステップS115において傾斜判定部108により傾きが無くなったと判定された場合、ステップS116において、駆動制御部109が、カメラ20を駆動するための制御信号の送信を停止し、処理を完了する。
本発明の第1の実施の形態の第1の変形例によれば、初期設定のキャリブレーション操作で、操作ボタン104を押したときの水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を基準角度として設定することにより、水平面とは異なる面に対するカメラ制御装置10の前後の傾きに応じてチルト方向の駆動を制御することができる。よって、操作者は直感的でかつ、より小さな操作でカメラ20のチルト方向の駆動を操作することが可能となるとともに、より負担の少ない姿勢で操作することが可能となる。
また、初期設定のキャリブレーション操作を行わずに、記憶部107が基準角度を予め記憶していても良い。その場合は、カメラ20の設置状態に応じた校正角度を調べておき、カメラ制御装置10の記憶部107に初期設定として書き込んでおく。これにより、操作ボタン104を設けることなく、直感的にカメラ20の撮像方向を指示することができる。
(第2の変形例)
本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係るカメラ制御方法として、操作ボタン104が押されている間にカメラ20のチルト方向を制御する場合について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS120において、傾斜判定部108が、操作者により操作ボタン104が押されたか判定する。
(ロ)傾斜判定部108により操作ボタン104が押されたと判定された場合、ステップS121において、傾斜判定部108が、操作ボタン104が押された時点での水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を基準角度として設定し、記憶部107に記憶させる。例えば、図2(b)及び図2(c)に示すような水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度が基準角度として設定される。
(ハ)ステップS122において、姿勢検出部105が、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を逐次検出する。
(ニ)ステップS123において、傾斜判定部108が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度と、記憶部107から読み出した基準角度との差分に基づいて、カメラ制御装置10の上下方向の傾きの有無を判定する。
(ホ)傾斜判定部108により傾きが有ると判定された場合、ステップS124において、駆動制御部109が、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
(ヘ)ステップS125において、傾斜判定部108が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度と、基準角度との差分に基づいて、カメラ制御装置10の上下方向の傾きが無くなったか判定する。傾きが有ると判定された場合、ステップS124に戻り、駆動制御部109が、継続してカメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
(ト)ステップS125において傾斜判定部108により傾きが無くなったと判定された場合、ステップS126において、駆動制御部109が、カメラ20を駆動するための制御信号の送信を停止し、処理を完了する。
(チ)ステップS127において、傾斜判定部108が、操作者により操作ボタン104が離されたか判定する。傾斜判定部108により操作ボタン104が押したままであると判定された場合、ステップS122に戻る。一方、傾斜判定部108により操作ボタン104が離されたと判定された場合、処理を完了する。
本発明の第1の実施の形態の第2の変形例によれば、操作ボタン104を押し続けている間は継続してカメラ20のチルト方向の駆動を制御することにより、操作者は直感的でかつ、より小さな操作によるチルト制御が可能となるとともに、より負担の少ない姿勢で操作することが可能となる。
また、操作ボタン104が押された時点でのカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を基準角度とする代わりに、記憶部107が基準角度を予め記憶していても良い。その場合は、カメラ20の設置状態に応じた校正角度を調べておき、カメラ制御装置10の記憶部107に初期設定として書き込んでおけば良い。
(第3の変形例)
本発明の第1の実施の形態では、カメラ制御装置10の前後の傾きに応じてカメラ20のチルト方向の駆動を制御する場合を説明したが、本発明の第1の実施の形態の第3の変形例では、カメラ制御装置10の左右の傾きに応じてカメラ20のパン方向の駆動を制御する場合を説明する。
図6(a)〜図6(c)は、操作者がカメラ制御装置10を手で持った状態を示す。図6(a)は、カメラ制御装置10の画面が水平に保持された状態を示す。
図6(a)ではカメラ制御装置10の横軸Bは水平である。
図6(b)は、カメラ制御装置10の右端が下げられた状態を示す。カメラ制御装置10の横軸Bは、水平面に対して傾斜角度θ3だけ傾いている。
これとは逆に、図6(c)は、カメラ制御装置10の右端が持ち上げられた状態を示す。カメラ制御装置10の横軸Bは、水平面に対して傾斜角度θ4だけ傾いている。
図1に示した姿勢検出部105は、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度を検出する。姿勢検出部105は、例えば図6(a)〜図6(c)に示すようにカメラ制御装置10をそれぞれ保持している場合、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度として0,θ3,θ4をそれぞれ検出する。
傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度に基づいて、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾きの有無を判定する。
例えば、傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度と、記憶部107から読み出した閾値(例えば5°)とを比較して、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度が閾値以上の場合、傾きが有ると判定する。
更に、傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出された、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の右端が上がっているか、又はカメラ制御装置10の右端が下がっているかを判定する。例えば、傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の右端が上がっているか、又はカメラ制御装置10の右端が下がっているかを判定する。
駆動制御部109は、傾斜判定部108により傾きが有ると判定された場合、カメラ20をパン方向に駆動するための制御信号を送信する。例えば、図6(a)に示すように、カメラ制御装置10の左右の傾きが無いか又は閾値未満であれば、カメラ20を駆動するための制御信号は送信しない。一方、図6(b)に示すようにカメラ制御装置10の右端が下がっていれば、右方にパンの制御信号を送信する。また、図6(c)に示すようにカメラ制御装置10の右端が上がっていれば、左方にパンの制御信号を送信する。
駆動制御部109は、カメラ20を一定速度で駆動させても良く、又はカメラ制御装置10が傾いている時間の経過とともに速度を増加させても良く、駆動速度は適宜設定可能である。
本発明の第1の実施の形態の第3の変形例によれば、カメラ制御装置10の左右方向の傾きに応じてカメラ20のパン方向の駆動を制御することにより、操作者は直感的でかつ、より小さな操作によるパン制御が可能となる。
なお、本発明の第1の実施の形態の第3の変形例においては、水平面を基準として、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾きに応じてカメラ20のパン方向の駆動を制御する場合を説明したが、水平面とは異なる面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾きに応じてカメラ20のパン方向の駆動を制御しても良い。
(第4の変形例)
本発明の第1の実施の形態では、カメラ制御装置10の前後の傾きに応じてカメラ20のチルト方向の駆動を制御する場合を説明したが、本発明の第1の実施の形態の第4の変形例では、カメラ制御装置10の前後方向の傾きに応じてカメラ20のズーム倍率を変更する場合を説明する。
図7(a)〜図7(c)は、操作者がカメラ制御装置10を手で持った状態を示す。図7(a)は、操作者によりカメラ制御装置10の表示部103が水平に保持されている状態を示す。図7(a)においてはカメラ制御装置10の縦軸Aは水平である。
一方、図7(b)は、操作者によりカメラ制御装置10の前端が下げられた状態を示す。カメラ制御装置10の縦軸Aは、水平面に対して傾斜角度θ5だけ上方に傾いている。
これとは逆に、図2(c)は、操作者によりカメラ制御装置10の前端が持ち上げられた状態を示す。カメラ制御装置10の縦軸Aは、水平面に対して傾斜角度θ6だけ下方に傾いている。
図1に示した姿勢検出部105は、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を検出する。姿勢検出部105は、例えば図7(a)〜図7(c)に示すようにカメラ制御装置10を保持している場合、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度として0,θ5,θ6をそれぞれ検出する。
傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に基づいて、水平面に対するカメラ制御装置10の上下方向の傾きの有無を判定する。
駆動制御部109は、傾斜判定部108により傾きが有ると判定された場合、カメラ20のズーム倍率を変更するための制御信号を送信する。例えば、図7(a)に示すように、カメラ制御装置10の前後の傾きが無いか又は閾値未満であれば、カメラ20のズームレンズ208を駆動するための制御信号は送信しない。一方、図7(b)に示すようにカメラ制御装置10の前端が下がっていれば、ズームインする制御信号を送信する。これとは逆に、図7(c)に示すようにカメラ制御装置10の前端が上がっていれば、ズームアウトする制御信号を送信する。
本発明の第1の実施の形態の第4の変形例によれば、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾きに応じてカメラ20のズーム倍率を制御することにより、操作者は直感的でかつ、より小さな操作によるズーム倍率の制御が可能となる。
なお、本発明の第1の実施の形態の第4の変形例においては、水平面を基準として、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾きに応じてズーム倍率を制御する場合を説明したが、基準角度とカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度との差分に応じてズーム倍率を制御しても良い。
また、本発明の第1の実施の形態の第4の変形例において説明したのとは逆に、図7(b)に示すように前端が下がっているときにズームアウトする制御信号を送信し、図7(c)に示すようにカメラ制御装置10の前端が上がっているときにズームアウトする制御信号を送信しても良い。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る監視カメラシステムは、図8に示すように、カメラ制御装置10の制御部106が、図1に示した傾斜判定部108の代わりに速度算出部110を備える点が、図1に示した監視カメラシステムと異なる。
速度算出部110は、姿勢検出部105により検出された、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の前端が上がっているか、又は下がっているかを判定する。
更に、速度算出部110は、姿勢検出部105により検出された、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じて、チルト方向の駆動速度を算出する。
例えば、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度が5°の場合、速度算出部110は駆動速度として10°/秒を算出する。駆動速度は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度が大きいほど速く設定される。
駆動制御部109は、速度算出部110により算出された駆動速度で、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。例えば、図2(a)に示すように、カメラ制御装置10の縦軸Aが水平であるか、又は傾斜角度が閾値未満であれば、コマンドは送信しない。一方、図2(b)に示すように、水平面に対してカメラ制御装置10の前端が下がっていればチルトダウン、図2(c)に示すように水平面に対してカメラ制御装置10の前端が上がっていればチルトアップのコマンドとともに、算出した駆動速度を、通信部101からカメラ20に対して送信する。
本発明の第2の実施の形態に係る監視カメラシステムの他の構成は、図1に示した監視カメラシステムと実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るカメラ制御方法の一例を、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS201において、姿勢検出部105が、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を検出する。
(ロ)ステップS202において、速度算出部110が、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の前端が上がっているか、又は下がっているかを判定する。更に、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じてチルト方向の駆動速度を算出する。
(ハ)ステップS203において、駆動制御部109が、カメラ20をチルト方向に、速度算出部110により算出された駆動速度で駆動させるための制御信号を送信する。
本発明の第2の実施の形態によれば、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じた駆動速度でカメラ20をチルト方向に駆動することができる。よって、カメラの撮像画像以外に制御部を表示する必要がないので、カメラの撮像画像を大きく表示することが出来る。撮像方向の制御のために撮像画像から視線を動かす必要がない。カメラ制御装置10を保持している状態で傾きを変えるだけでよいので、カメラ制御装置10以外の機器を使用する必要がなく操作が容易である。カメラ制御装置10の右端を上げればカメラが左にパンするので、直感的に操作することができる。また、カメラ制御装置10の画面を真上や真下へ向ける必要がないので、カメラ制御装置10の画面を見やすい状態で、またカメラ制御装置10の操作をしやすい状態で、監視を行うことができるとともに、監視したい撮像方向に容易に変更することができる。すなわち、カメラ制御装置10の視認性や操作性を向上することができる。
(第1の変形例)
本発明の第2の実施の形態の第1の変形例として、水平面とは異なる面を基準とする場合を、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS211において、初期設定のキャリブレーションとして操作者により操作ボタン104が押される。図9に示した速度算出部110が、操作者により操作ボタン104が押されたか判定する。
(ロ)速度算出部110により操作ボタン104が押されたと判定された場合、ステップS212において、速度算出部110が、操作ボタン104が押された時点での水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を基準角度として記憶部107に記憶させる。例えば、図2(b)及び図2(c)に示すような水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度が基準角度として設定される。
(ハ)ステップS213において、姿勢検出部105が、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を検出する。更に、速度算出部110が、記憶部107から読み出した基準角度と、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度との差分を算出する。更に、速度算出部110が、算出された差分に応じてチルト方向の駆動速度を算出する。
(ニ)ステップS214において、駆動制御部109が、速度算出部110により算出された駆動速度で、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
本発明の第2の実施の形態の第1の変形例によれば、初期設定のキャリブレーション操作で、操作ボタン104を押したときの縦軸Aの傾斜角度を基準角度として設定することにより、水平面とは異なる面に対する縦軸Aの傾斜角度に応じてカメラ20のチルト方向の駆動を制御することができる。よって、操作者は直感的でかつ、より小さな操作でカメラ20のチルト方向の駆動を制御することが可能となる。
また、初期設定のキャリブレーション操作を行わずに、記憶部107に基準角度が予め記憶されていても良い。その場合は、カメラ20の設置状態に応じた校正角度を調べておき、カメラ制御装置10の記憶部107に初期設定として書き込んでおく。これにより、操作ボタン104を設けることなく、直感的にカメラ20の撮像方向を指示することができる。
(第2の変形例)
本発明の第2の実施の形態の第2の変形例として、操作ボタン104が押されている間にカメラ20のチルト方向を制御する場合について、図11のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS221において、図9に示した速度算出部110が、操作者により操作ボタン104が押されたか判定する。
(ロ)速度算出部110により操作ボタン104が押されたと判定された場合、ステップS222において、速度算出部110が、操作ボタン104が押された時点での水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を基準角度として記憶部107に記憶させる。例えば、図2(b)及び図2(c)に示すような水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aが基準角度として設定される。
(ハ)ステップS223において、姿勢検出部105が、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を検出する。更に、速度算出部110が、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度と、記憶部107から読み出した基準角度との差分を算出する。更に、速度算出部110が、算出された差分に応じてチルト方向の駆動速度を算出する。
(ニ)ステップS224において、駆動制御部109が、速度算出部110により算出された駆動速度で、カメラ20をチルト方向に駆動するための制御信号を送信する。
(ホ)ステップS225において、速度算出部110が、操作者により操作ボタン104が離されたか判定する。速度算出部110により操作ボタン104が押したままであると判定された場合、ステップS223に戻る。一方、速度算出部110により操作ボタン104が離されたと判定された場合、処理を完了する。
本発明の第2の実施の形態の第2の変形例によれば、操作ボタン104を押し続けたときに縦軸Aの傾斜角度と基準角度との差分に応じてカメラ20のチルト方向の駆動を制御することにより、操作者は直感的でかつ、より小さな操作によるチルト制御が可能となる。
(第3の変形例)
本発明の第2の実施の形態では、カメラ制御装置10の前後の傾斜角度に応じてカメラ20の駆動速度を制御する場合を説明したが、本発明の第2の実施の形態の第3の変形例として、カメラ制御装置10の左右の傾きに応じてカメラ20のパン速度を制御する場合を説明する。
図9に示した姿勢検出部105は、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度を検出する。姿勢検出部105は、例えば図6(a)〜図6(c)に示すようにカメラ制御装置10をそれぞれ保持している場合、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度として0,θ3,θ4をそれぞれ検出する。
速度算出部110は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の右端が上がっているか、又は下がっているかを判定する。更に、速度算出部110は、姿勢検出部105により検出された水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度に応じて、カメラ20をパン方向に駆動するための駆動速度を算出する。
駆動制御部109は、速度算出部110により傾きが有ると判定された場合、算出された駆動速度でカメラ20をパン方向に駆動するための制御信号を送信する。例えば、図6(b)に示すように水平面に対して右端が下がっていれば右方にパン、図6(c)に示すように右端が上がっていれば左方にパンのコマンドを、算出された駆動速度とともに送信する。図6(a)に示すように傾きが無いか、又は傾斜角度が閾値未満であればコマンドは送信しない。
本発明の第2の実施の形態の第3の変形例によれば、カメラ制御装置10の左右方向の傾きに応じてカメラ20のパン速度を制御することにより、操作者は直感的でかつ、より小さな操作によるパン制御が可能となるとともに、監視したい撮像方向に容易に変更することができる。
なお、本発明の第2の実施の形態の第3の変形例においては、水平面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度に応じてカメラ20のパン方向の駆動速度を算出する場合を説明したが、水平面とは異なる面に対するカメラ制御装置10の横軸Bの傾斜角度に応じてカメラ20のパン方向の駆動を制御しても良い。
(第4の変形例)
本発明の第2の実施の形態では、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じてカメラ20のチルト方向の駆動速度を算出する場合を説明したが、本発明の第2の実施の形態の第3の変形例として、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じてカメラ20のズームレンズ208の駆動速度を制御する場合を説明する。
図9に示した姿勢検出部105は、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度を検出する。姿勢検出部105は、例えば図7(a)〜図7(c)に示すようにカメラ制御装置10を保持している場合、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度として0,θ5,θ6をそれぞれ検出する。
速度算出部110は、姿勢検出部105により検出された、水平面に対する縦軸Aの傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の前端が上がっているか、又は下がっているかを判定する。
更に、速度算出部110は、姿勢検出部105により検出された、水平面に対する縦軸Aの傾斜角度に応じて、カメラ20のズームレンズ208を駆動するための駆動速度を算出する。
駆動制御部109は、速度算出部110により傾きが有ると判定された場合、算出された駆動速度でカメラ20のズームレンズ208を駆動し、ズーム倍率を変更するための制御信号を送信する。例えば、図7(b)に示すように水平面に対して前端が下がっていればズームイン、図7(c)に示すように前端が上がっていればズームアウトのコマンドを、算出された駆動速度とともに送信する。図7(a)に示すように傾きが無いか、又は傾斜角度が閾値未満であればコマンドは送信しない。
本発明の第2の実施の形態の第3の変形例によれば、カメラ制御装置10の縦軸Aの傾きに応じてカメラ20のズームレンズ208の駆動速度を制御することにより、操作者は直感的でかつ、より小さな操作によるズーム倍率の制御が可能となるとともに、被写体が監視したい大きさになるようズーム倍率を容易に変更することができる。カメラの撮像画像以外に制御部を表示する必要がないので、カメラの撮像画像を大きく表示することが出来る。ズーム倍率の制御のために撮像画像から視線を動かす必要がない。カメラ制御装置10を保持している状態で傾きを変えるだけでよいので、カメラ制御装置10以外の機器を使用する必要がなく操作が容易である。カメラ制御装置10の前端を下げればカメラがズームアップするので、直感的に操作することができる。
なお、本発明の第2の実施の形態の第4の変形例においては、水平面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じてズームレンズ208の駆動速度を算出する場合を説明したが、水平面とは異なる面に対するカメラ制御装置10の縦軸Aの傾斜角度に応じてズームレンズ208の駆動速度を算出しても良い。
また、本発明の第2の実施の形態の第4の変形例において説明したのとは逆に、図7(b)に示すように前端が上がっているときにズームアウトする制御信号を送信し、図7(c)に示すようにカメラ制御装置10の前端が下がっているときにズームアウトする制御信号を送信しても良い。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明の第1及び第2の実施の形態において、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の前後方向及び左右方向のそれぞれの傾きに応じて、カメラ20のチルト方向及びパン方向、並びにズームレンズ208の駆動をそれぞれ行う場合を説明したが、これらの制御を組み合わせることも可能である。
例えば、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の前後の傾きに応じてカメラ20をチルト方向に駆動するとともに、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の左右の傾きに応じてカメラ20をパン方向に駆動しても良い。
更に、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の前後の傾きに応じてカメラ20のズームレンズ208を駆動するとともに、カメラ制御装置10の左右の傾きに応じてカメラ20をパン方向に駆動しても良い。
また、本発明の第1及び第2の実施の形態において、姿勢検出部105が、水平面又は基準の面に対するカメラ制御装置10の前後の傾斜角度又はカメラ制御装置10の左右の傾斜角度を検出しても良い。この場合、傾斜判定部108は、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の前後方向又は左右方向の傾斜角度に基づいて、カメラ制御装置10の前後又は左右の傾きの有無を判定しても良い。また、速度算出部110は、姿勢検出部105により検出されたカメラ制御装置10の前後又は左右の傾斜角度に応じて、パン方向の駆動速度又はズームレンズ208の駆動速度を算出しても良い。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…カメラ制御装置
20…カメラ
30…通信ユニット
101,203…通信部
102…復号部
103…表示部
104…操作ボタン
105…姿勢検出部(角度検出部)
106,204…制御部
107…記憶部
108…傾斜判定部
109…駆動制御部
110…速度算出部
201…撮像部
202…圧縮部
205…雲台駆動部
206,207…角度センサ
208…ズームレンズ
209…レンズ駆動部

Claims (9)

  1. カメラを通信回線を介して制御可能な可搬型のカメラ制御装置において、
    前記カメラにより撮像された画像を表示する表示部と、
    前記カメラ制御装置の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記検出されたカメラ制御装置の姿勢に応じて前記カメラのズームレンズを駆動してズーム倍率を制御する制御部
    とを備えることを特徴とするカメラ制御装置。
  2. 前記表示部に表示される画像の上下の方向を前記カメラ制御装置の前後の方向としたとき、前記姿勢検出部が、前記カメラ制御装置の前後の傾斜角度に基づいて、前記カメラ制御装置の前後の傾きの有無を判定する傾斜判定部と、
    前記傾きが有ると判定された場合、前記カメラのズームレンズを駆動してズーム倍率を変更させる駆動制御部
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御装置。
  3. 前記カメラ制御装置の上端が上がっている場合、前記駆動制御部が前記カメラのズームレンズをズームアウトさせ、
    前記カメラ制御装置の上端が下がっている場合、前記駆動制御部が前記カメラのズームレンズをズームインさせる
    ことを特徴とする請求項2に記載のカメラ制御装置。
  4. 前記傾斜判定部が、水平面に対する前記カメラ制御装置の前後の傾きの有無を判定することを特徴とする請求項2又は3に記載のカメラ制御装置。
  5. 前記傾斜判定部が、前記水平面とは異なる面を基準の面として設定し、該基準の面に対する前記カメラ制御装置の前後の傾きの有無を判定することを特徴とする請求項2又は3に記載のカメラ制御装置。
  6. 操作ボタンを更に備え、
    前記傾斜判定部が、前記操作ボタンが押されたときの前記カメラ制御装置の前後の傾きを前記基準の面を示す角度として設定することを特徴とする請求項5に記載のカメラ制御装置。
  7. 前記駆動制御部が、前記操作ボタンが押されている間は継続して前記カメラを駆動することを特徴とする請求項6に記載のカメラ制御装置。
  8. カメラを通信回線を介して制御可能な可搬型のカメラ制御装置の表示部が、前記カメラにより撮像された画像を表示するステップと、
    前記カメラ制御装置の姿勢を検出するステップと、
    前記検出されたカメラ制御装置の姿勢に基づいて、前記カメラのズームレンズを駆動してズーム倍率を制御するステップ
    とを含むことを特徴とするカメラ制御方法。
  9. カメラを通信回線を介して制御可能な可搬型のカメラ制御装置の表示部が、前記カメラにより撮像された画像を表示する手順と、
    前記カメラ制御装置の姿勢を検出する手順と、
    前記検出されたカメラ制御装置の姿勢に基づいて、前記カメラのズームレンズを駆動してズーム倍率を制御する手順
    とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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