JP2013154957A - 詰替え用袋の詰替え具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液体洗剤、入浴剤、シャンプー、リンス、油脂等の詰替え用袋は柔軟で取扱い難く、切断した注出口からの小さいボトルの口への注入は難しく、内容液を無駄にしたくないと切に思う消費者にとっては袋自体をしごいて絞り出そうとするがボトル外への液漏れを起こすなど、詰替え作業が煩わしいという問題点があったので、この詰替え作業を円滑に行うことができるように、詰替え用袋に取付けて使用する詰替え具を提供する。
【解決手段】 粘着面の一部に剥離ライナーを貼り合わせた2枚の粘着シート3および4によってプラスチックチューブ2を挟み、双方の粘着シートの粘着面を夫々プラスチックチューブに貼り付け且つ粘着面を貼り合わせた詰替え具1であって、詰替え用袋12の抽出口15にチューブ先端を挿入すると共に、剥離ライナーを剥がした粘着面を詰替え用袋のフィルム表面に貼り付けることによってチューブによる液体流路が延長できるようにした。
【選択図】図5
【解決手段】 粘着面の一部に剥離ライナーを貼り合わせた2枚の粘着シート3および4によってプラスチックチューブ2を挟み、双方の粘着シートの粘着面を夫々プラスチックチューブに貼り付け且つ粘着面を貼り合わせた詰替え具1であって、詰替え用袋12の抽出口15にチューブ先端を挿入すると共に、剥離ライナーを剥がした粘着面を詰替え用袋のフィルム表面に貼り付けることによってチューブによる液体流路が延長できるようにした。
【選択図】図5
Description
本発明は、液体洗剤、入浴剤、シャンプー、リンス、油脂等の詰替え用袋に取付けて使用する詰替え具に関する。
液体洗剤、入浴剤、シャンプー、リンス、油脂等は、通常プラスチックボトルやガラス瓶に詰められて販売され、そのまま使用できるようになっている。このプラスチックボトル等に詰められた液体洗剤等を使い切った場合は、改めて新しい内容液入りのプラスチックボトル等を購入することはできるが、このボトル等を再使用するために内容液入りの詰替え用袋での販売が一般化されていて、省資源化の目的で多く用いられる傾向にある。
従前から使用されている詰替え用袋は、一般的にプラスチックフィルムを貼り合わせて形成されており、特許文献1、特許文献2に開示された詰替え用袋は、袋本体上部の一部に設けられた突起状注出部を切断して注出口とし、この注出口をボトル等の口にあてがったり挿し込んだりして詰め替え作業がなされる。このプラスチックフィルムによって作成された詰替え用袋は柔軟で取扱い難く、切断したその注出口は短くてボトルの小さい口への注入は難しく、詰め替え作業ではボトルと詰替え袋を保持しつつ注意深くゆっくりと行わなければならず、ある程度の技量も必要であった。また、内容液をこぼさないよう注出口をボトル内により深く挿し込もうとすると、流路の閉塞状態が生じやすくなるなど、円滑に行えないという問題点があった。特に、高粘度溶液の詰め替え作業においては袋内に内溶液が残り易いので、内容液を無駄にしたくないと切に思う消費者にとってはいらだちを感じることとなり、袋自体をしごいて絞り出そうとするので、往々にしてボトルの外に液漏れをさせてしまうとか、ボトルを転倒させてしまうなどのトラブルも起きていた。
本発明は、この詰め替え作業を円滑に行うことができるように、詰替え用袋に取付けて使用できる新規な詰替え具を提供することを目的とする。
本発明は、この詰め替え作業を円滑に行うことができるように、詰替え用袋に取付けて使用できる新規な詰替え具を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の詰替え具は、粘着面の一部に剥離ライナーを貼り合わせた粘着シート2枚によって、双方の粘着シートが表裏一体となるようにプラスチックチューブを挟み、剥離ライナーのない粘着面をプラスチックチューブに貼り付け且つ粘着面を向き合うように貼り合わせた詰替え具であって、詰替え用袋の注出口にプラスチックチューブの先端を挿入し、剥離ライナーを剥がした粘着面を詰替え用袋の表面に貼り付けてシールし、プラスチックチューブによる液体の流路延長が形成されるようにしたことを特徴とする詰替え具を提供する。
また、上記プラスチックチューブは、断面の輪郭を両甲丸形にすることが好ましいが、楕円形ないし丸形にしてもよいし、部分的に変化させてもよい。
本発明によれば、詰替え具の取付け方法は、詰替え用袋の注出口に対してプラスチックチューブを挿入し、剥離ライナーを剥がして粘着面を詰替え用袋のフィルム表面に貼り付けるという至って簡単なものであり、チューブの流路が形成されることによってボトルの口に長い流路部を挿し込むことができるので、ボトルの外への液漏れを起こさずに素早く、詰替え作業を効率的にできるという効果がある。特に高粘度の内容液でも流れはスムーズで、最後に残った内容液を絞り出すことも容易にできるようになるなど、詰め替え作業の煩わしさを解消できる効果がある。
詰替え具の取付けは、詰替え用袋に突起状注出部が設けられている場合でも、特に突起状注出部が設けられておらずに詰替え用袋の上方角部をカットして注出口とする場合でも確実に実施できる効果がある。チューブが挿入されることによって注出口での閉塞が起きなくなり、詰替え用袋の表面に貼り付ける粘着面によって注出口周辺も隙間なくシールされるので、液漏れが起きないチューブの流路接続ができるという効果がある。
また、プラスチックチューブの断面の輪郭が楕円形ないし丸形でも機能的には同じであり目的は達成できるが、両甲丸形にした方が粘着シートとプラスチックチューブとのシール際に隙間が生じにくく且つ粘着面どうしの貼り合わせが容易となり、また、詰替え具を詰替え用袋に取付ける際には、チューブが平に変形し易いことによって粘着シートに皺が生じることなく貼り付けがし易くなるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、詰替え具1はプラスチックチューブ2、2枚の略四角形の粘着シート3および4、剥離ライナー5および6で構成される。2枚の粘着シートの粘着面7および8の一部には夫々剥離ライナー5および6を貼り合わせてあって、図2〜図4に示すように粘着シート3および4が表裏一体となるようにプラスチックチューブ2を挟み、剥離ライナーのない粘着面7および8を夫々、プラスチックチューブ2に貼り付け、且つ粘着面を向き合うように貼り合わせる。
図1および図2に示すように、詰替え具1はプラスチックチューブ2、2枚の略四角形の粘着シート3および4、剥離ライナー5および6で構成される。2枚の粘着シートの粘着面7および8の一部には夫々剥離ライナー5および6を貼り合わせてあって、図2〜図4に示すように粘着シート3および4が表裏一体となるようにプラスチックチューブ2を挟み、剥離ライナーのない粘着面7および8を夫々、プラスチックチューブ2に貼り付け、且つ粘着面を向き合うように貼り合わせる。
図3の(a)、(b)、(c)は、プラスチックチューブ2の断面の輪郭を両甲丸形としたプラスチックチューブ2a、楕円形としたプラスチックチューブ2b、丸形としたプラスチックチューブ2cの夫々のB−B断面図を示すが、粘着シート3および4とプラスチックチューブとの夫々のシール際9a、9b、9cは、出来るだけ滑らかな角度になっていることがシールし易くて隙間が生じにくく液漏れを起こさないことから両甲丸形断面のプラスチックチューブ2aとするのが望ましい。また、図4の(a)、(b)、(c)は、プラスチックチューブ2a、2b、2cの夫々のC−C断面図を示すが、粘着シート3と4を指力で出来るだけ平らに変形させ易いことによって粘着シートに皺が生じることなく貼り付けができ、注出口周辺のシールが容易にできることから両甲丸形断面のプラスチックチューブ2aとするのが望ましい。
プラスチックチューブ2は、ボトルの口に長い流路10の部位を挿し込み、また詰替え用袋に先端部11を挿入するための任意の適度な長さとする。また、詰替え用袋の注出口にプラスチックチューブを挿入し易くするために先端部11を適度な角度で斜めカットするのが望ましい。
以下、本発明の実施例を説明する。
図5は、本発明の詰替え具1を詰替え用袋12に取付けた状態を示した平面図である。詰替え用袋12の突起状注出部13の切断線部14で開口された詰替え用袋の注出口15に対して、図6に示すようにプラスチックチューブ2の先端部11を挿入した後、剥離ライナー5および6を剥がし取り、図7および図8に示すように粘着面7および8を注出口15のフィルム表面に貼り付ける。図8の(a)、(b)、(c)は、プラスチックチューブ2の断面の輪郭を両甲丸形としたプラスチックチューブ2a、楕円形としたプラスチックチューブ2b、丸形としたプラスチックチューブ2cの夫々のE−E断面図を示すが、粘着面7と8は注出口15の外周でも貼り合わせられ、粘着シートと注出口のシール際17a、17b、17cが隙間なくシールされるので液漏れが生じることはなく、詰替え用袋12の注出口の流路16がプラスチックチューブ2の流路10に確実に接続される。
図5は、本発明の詰替え具1を詰替え用袋12に取付けた状態を示した平面図である。詰替え用袋12の突起状注出部13の切断線部14で開口された詰替え用袋の注出口15に対して、図6に示すようにプラスチックチューブ2の先端部11を挿入した後、剥離ライナー5および6を剥がし取り、図7および図8に示すように粘着面7および8を注出口15のフィルム表面に貼り付ける。図8の(a)、(b)、(c)は、プラスチックチューブ2の断面の輪郭を両甲丸形としたプラスチックチューブ2a、楕円形としたプラスチックチューブ2b、丸形としたプラスチックチューブ2cの夫々のE−E断面図を示すが、粘着面7と8は注出口15の外周でも貼り合わせられ、粘着シートと注出口のシール際17a、17b、17cが隙間なくシールされるので液漏れが生じることはなく、詰替え用袋12の注出口の流路16がプラスチックチューブ2の流路10に確実に接続される。
図9は、特に突起状の注出口が設けられておらずに上方角部19を切断して注出口20を作成するタイプの詰替え用袋18に、本発明を取付けた場合を示すものである。この場合でも、本発明の詰替え具1の取付け方法は前述の図6〜図8の説明と同様である。
本発明の詰替え具1の流路部を形成するプラスチックチューブ2は、一般的に薄肉パイプとして多用されているストローを使用するのが経済的であり、機能的にも適当な材料である。断面の輪郭形状が丸形であるストローは、加工することによって楕円形もしくは両甲丸形を得るのは比較的容易であるが、詰替え具の製作および取付けに際しては、平らに変形し易いというのが粘着シートの貼り付けや貼り合わせ作業に有利であることから、両甲丸形とした方が機能上最良である。また、平らに変形したストローは弾力および復元力が有り、詰替え作業中に注出口の閉塞を起こすことなどはなく、流路として十分な機能を発揮させることができる。また、本発明の詰替え具1の粘着シート3および4は同じ形状のものを使用でき、材料としては一般的に使用されている布等の支持体に粘着剤が塗工された粘着テープを使用するのが経済的であり、詰替え用袋やプラスチックチューブへの粘着力、シール際のシール機能は十分なものが得られる。
本発明の詰替え具1は詰替え用袋に貼り付けて使用し、最終的には液体で濡れてしまうので、剥がしてそのまま他の詰替え用袋に取付けて再使用することは液漏れの要因となるので難しいが、粘着シートを新しいものに交換すればプラスチックチューブ2を流用して繰返し使用することができる。図10および図11は交換用粘着シート21を示し、略2分割された剥離ライナー22および23が貼り合わせてある。交換用粘着シート21は、使用後の粘着シート3および4を除去したプラスチックチューブ2に対して2枚を使用し、剥離ライナー22を剥がして図1および図2で示した実施形態と同様に貼り付ける。
また、本発明の詰替え具1は内容液入りの詰替え用袋に添付すれば、詰替え具付き詰替え用製品として提供することができ、詰替え用製品の利用促進にも役立てることができる。この場合、詰替え具の添付態様には特に制限はなく、詰替え具1を内容液が充填された詰替え用袋に剥離可能なように貼り付けてもよく、内容液が充填された詰替え用袋と共に一つのパッケージに収容してもよい。また、詰替え具を使用して詰め替えを行うという前提にすれば、詰替え用袋には図5のように特に突起状注出部を設ける必要がないので、図9のような経済的な詰替え用袋にすることができる。
1 詰替え具
2、2a、2b、2c プラスチックチューブ
3、4 粘着シート
5、6 剥離ライナー
7、8 粘着面
9a、9b、9c シール際
10 流路
11 先端部
12 詰替え用袋
13 突起状注出部
14 切断線部
15 注出口
16 注出口の流路
17a、17b、17c シール際
18 詰替え用袋
19 上方角部
20 注出口
21 交換用粘着シート
22、23 剥離ライナー
2、2a、2b、2c プラスチックチューブ
3、4 粘着シート
5、6 剥離ライナー
7、8 粘着面
9a、9b、9c シール際
10 流路
11 先端部
12 詰替え用袋
13 突起状注出部
14 切断線部
15 注出口
16 注出口の流路
17a、17b、17c シール際
18 詰替え用袋
19 上方角部
20 注出口
21 交換用粘着シート
22、23 剥離ライナー
Claims (2)
- 粘着面の一部に剥離ライナーを貼り合わせた粘着シート2枚によって、双方の粘着シートが表裏一体となるようにプラスチックチューブを挟み、剥離ライナーのない粘着面をプラスチックチューブに貼り付け且つ粘着面を向き合うように貼り合わせた詰替え具であって、詰替え用袋の注出口にプラスチックチューブの先端を挿入し、剥離ライナーを剥がした粘着面を詰替え用袋の表面に貼り付けてシールし、プラスチックチューブによる液体の流路延長が形成されるようにしたことを特徴とする詰替え具。
- 上記プラスチックチューブは、断面の輪郭を両甲丸形ないし楕円形ないし丸形にしたことを特徴とする請求項1の詰替え具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012032124A JP2013154957A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 詰替え用袋の詰替え具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012032124A JP2013154957A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 詰替え用袋の詰替え具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013154957A true JP2013154957A (ja) | 2013-08-15 |
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ID=49050564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012032124A Pending JP2013154957A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 詰替え用袋の詰替え具 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2013154957A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021053125A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | シャープ株式会社 | 洗濯機 |
-
2012
- 2012-01-31 JP JP2012032124A patent/JP2013154957A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021053125A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | シャープ株式会社 | 洗濯機 |
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