JP2013154293A - 逆浸透膜淡水化装置の検査装置、及び検査方法、並びに逆浸透膜淡水化システム - Google Patents

逆浸透膜淡水化装置の検査装置、及び検査方法、並びに逆浸透膜淡水化システム Download PDF

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Abstract

【課題】容易に性能の劣化した逆浸透膜エレメントを特定することができ、かつ、容易に透過水の流量を測定することができる逆浸透膜淡水化装置。
【解決手段】集水管11と、集水管の外周に設けられた逆浸透膜15と、を有し、集水管に沿って複数配された逆浸透膜エレメント12とを備えた逆浸透膜淡水化装置30の検査装置31において、集水管内部に流通する透過水W2の流れとともに移動して透過水の電気伝導度を検出するセンサ本体4a、及び電気伝導度を無線送信する電気伝導度送信部4bを有する電気伝導度センサ4と、電気伝導度センサ4の位置を検出する位置検出部19、及び位置情報を無線送信する位置送信部4bを有する位置検出手段と、電気伝導度及び電気伝導度センサの位置を無線受信する受信部7aを有し、受信部で受信された情報に基づいて逆浸透膜エレメント12の評価を行う情報処理部7とを備える逆浸透膜淡水化装置の検査装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、逆浸透膜淡水化装置の検査装置に係り、特に、透過水の性質を計測する手段を備えた逆浸透膜淡水化装置の検査装置、及び検査方法、並びに逆浸透膜淡水化システムに関する。
逆浸透膜を用いた淡水化装置では、螺旋状に巻かれた逆浸透膜エレメントが経年的にあるいは突発的(例えば塩素流入等で)に劣化し、膜面へのスケールや異物の付着、膜材質の劣化により、生産水質が低下あるいは生産水量が低下するという問題がある。生産水質あるいは生産水量を維持するために、性能が劣化した逆浸透膜エレメントのみを交換できることが望ましい。
しかし、複数の逆浸透膜エレメントを直列に収容している圧力容器に収容したまま生産水質や生産水量を逆浸透膜エレメント毎に測定することは困難であった。
そこで、特許文献1には、流量および電気伝導度の一体化センサを逆浸透膜(RO)ユニットの運転中の個々の逆浸透膜エレメントの浸透管に挿入し、性能の劣化した逆浸透膜エレメントを検出する装置が提案されている。
特表2009−530082号公報
しかし、特許文献1に記載の測定システムの場合には、圧力容器内の各逆浸透膜エレメントの位置に一体化センサを移動させて流量および電気伝導度を計測する必要がある。そのため、圧力容器に収容されている逆浸透膜エレメントが多量にある場合には、計測に時間を要し、人手もかかるという問題がある。
また、特許文献1に記載の測定システムの場合は、透過水の流量を測る機能はセンサに搭載されているため、センサにかかるコストが増大するという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、容易に性能の劣化した逆浸透膜エレメントを特定することができ、かつ、容易に透過水の流量を測定することができる逆浸透膜淡水化装置の検査方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の逆浸透膜淡水化装置の検査装置は、内部に被処理水が供給される略筒状の圧力容器と、該圧力容器の内部に配され、該圧力容器内部の被処理水が集水されるとともに、一端がバルブにより開閉可能に外部と連通する集水管と、該集水管の外周に設けられて前記圧力容器内部の被処理水をろ過して透過水を生成する逆浸透膜と、を有し、前記集水管に沿って複数配された逆浸透膜エレメントとを備えた逆浸透膜淡水化装置の検査装置において、前記バルブを開放して一端から集水管内部に導入されて、前記集水管内部に一端側から他端側へと流通する透過水の流れとともに移動して透過水の電気伝導度を検出するセンサ本体、及びセンサ本体で検出した電気伝導度を無線送信する電気伝導度送信部を有する電気伝導度センサと、該電気伝導度センサの前記集水管内部での位置を検出する位置検出部、及び該位置検出部で検出した位置情報を無線送信する位置送信部を有する位置検出手段と、前記電気伝導度送信部及び位置送信部から送信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置を無線受信する受信部を有し、該受信部で受信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置に基づいて複数の前記逆浸透膜エレメントの評価を行う情報処理部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、複数の逆浸透膜エレメントを有する逆浸透膜淡水化装置であっても、センサを逆浸透膜エレメント毎に移動させる必要がなくなる。さらに、センサの位置を検出することによって、透過水の流速、ひいては、透過水の流量を測定することができ、正確な逆浸透膜エレメントの評価を行うことができる。したがって、逆浸透膜淡水化装置の検査時間を低減して、容易に性能の劣化した逆浸透膜エレメントを特定することができる。
本発明の逆浸透膜淡水化装置の検査装置において、前記位置検出部は、前記電気伝導度センサに設けられ、前記各逆浸透膜エレメントに設けられた固体識別手段から情報を受信する固体識別情報受信部であり、前記位置送信部は、前記電気伝導度センサに搭載されている構成とすることができる。
上記構成によれば、固体識別手段の位置情報を用いることによって、容易に性能の劣化した逆浸透膜エレメントを特定することができる
本発明の逆浸透膜淡水化装置の検査装置において、前記電気伝導度センサの固体識別情報受信部が、所定の逆浸透膜エレメントの固体識別手段と無線通信を行った時間から別の前記逆浸透膜エレメントの固体識別手段と無線通信を行った時間までの経過時間と、所定の前記逆浸透膜エレメントと別の前記逆浸透膜エレメントとの距離とから、前記電気伝導度センサの移動速度を算出することが好ましい。
上記構成によれば、固体識別手段の位置情報を用いて電気伝導度センサの移動速度を算出することによって、低コストで透過水の流量を測定することができる。
本発明の逆浸透膜淡水化装置の検査装置において、前記位置検出部は、前記集水管の端部に設けられた超音波発信装置であり、前記位置送信部は、前記超音波発信装置に設けられている構成とすることができる。
上記構成によれば、超音波発信装置から発信された超音波を電気伝導度センサに当て、その反射波を計測することで電気伝導度センサの位置、及び速度を測定されるため、容易に性能の劣化した逆浸透膜エレメントを特定することができるとともに、低コストで透過水の流量を測定することができる。
また、本発明の逆浸透膜淡水化装置の検査方法は、内部に被処理水が供給される略筒状の圧力容器と、該圧力容器の内部に配され、該圧力容器内部の被処理水が集水されるとともに、一端がバルブにより開閉可能に外部と連通する集水管と、該集水管の外周に設けられて前記圧力容器内部の被処理水をろ過して透過水を生成する逆浸透膜と、を有し、前記集水管に沿って複数配された逆浸透膜エレメントとを備えた逆浸透膜淡水化装置の検査方法において、透過水の電気伝導度を検出するセンサ本体、及び電気伝導度送信部を有する電気伝導度センサを、前記バルブを開放して一端から集水管内部に導入し、前記集水管内部に一端側から他端側へと流通する透過水の流れとともに移動させるとともに、電気伝導度を無線送信する工程と、該電気伝導度センサの前記集水管内部での位置を検出し、検出された位置情報を無線送信する工程と、送信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置を無線受信し、電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置に基づいて複数の前記逆浸透膜エレメントの評価を行う工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明の逆浸透膜淡水化システムは、内部に被処理水が供給される略筒状の圧力容器と、該圧力容器の内部に配され、該圧力容器内部の被処理水が集水されるとともに、一端がバルブにより開閉可能に外部と連通する集水管と、該集水管の外周に設けられて前記圧力容器内部の被処理水をろ過して透過水を生成する逆浸透膜と、を有し、前記集水管に沿って複数配された逆浸透膜エレメントと、を備えた逆浸透膜淡水化装置と、前記バルブを開放して一端から集水管内部に導入されて、前記集水管内部に一端側から他端側へと流通する透過水の流れとともに移動して透過水の電気伝導度を検出するセンサ本体、及びセンサ本体で検出した電気伝導度を無線送信する電気伝導度送信部を有する電気伝導度センサと、該電気伝導度センサの前記集水管内部での位置を検出する位置検出部、及び該位置検出部で検出した位置情報を無線送信する位置送信部を有する位置検出手段と、前記電気伝導度送信部及び位置送信部から送信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置を無線受信する受信部を有し、該受信部で受信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置に基づいて複数の前記逆浸透膜エレメントの評価を行う情報処理部と、を備える検査装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の逆浸透膜淡水化システムにおいて、前記バルブは、複数のバルブを直列に接続した二重バルブであり、前記電気伝導度センサは、前記二重バルブを順次開閉させることで、前記集水管に導入されることが好ましい。
上記構成によれば、逆浸透膜淡水化装置を停止することなく検査することができる。
本発明によれば、複数の逆浸透膜エレメントを有する逆浸透膜淡水化装置であっても、センサを逆浸透膜エレメント毎に移動させる必要がなくなる。さらに、速度測定手段を用いてセンサの速度を測定することによって、透過水の流速、ひいては、透過水の流量を測定することができる。したがって、逆浸透膜淡水化装置の検査時間を低減して、容易に性能の劣化した逆浸透膜エレメントを特定することができる。
本発明の実施形態に係る逆浸透膜淡水化システムの概略構成図である。 本発明の実施形態に係る逆浸透膜モジュールの概略構成図である。 本発明の別の実施形態に係る逆浸透膜モジュールの概略構成図である。
以下、本発明の実施形態に係る逆浸透膜淡水化システム1の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、逆浸透膜淡水化システム1は、複数(例えば4つ)の逆浸透膜モジュール2と、生産水を回収するためのヘッダ6と、を有する逆浸透膜淡水化装置30と、各々の逆浸透膜モジュール2にカプセル型の電気伝導度センサ4を供給するセンサ供給装置3と、センサ供給装置3と各々の逆浸透膜モジュール2とを接続するセンサ供給パイプ5と、電気伝導度センサ4からの無線信号を受信する情報処理装置7と、を有する検査装置31とから構成されている。
逆浸透膜淡水化装置30は、複数の逆浸透膜モジュール2を用いて生産水を生産するシステムであり、生産水は、生産水取出し管8を介してヘッダ6に集約されて回収される。
電気伝導度センサ4は、逆浸透膜モジュール2内を流れる透過水の電気伝導度を計測する計測手段であり、電気伝導度センサ4によって計測された計測値は、無線通信によって情報処理装置7に送信される。電気伝導度センサ4は、逆浸透膜モジュール2を通過した後、籠9に投入されることで回収される。
複数の逆浸透膜モジュール2は、長手方向が互いに平行となるように配置されている。
ヘッダ6は、互いに平行に設けられている逆浸透膜モジュール2の後方側(図1において右側)に、逆浸透膜モジュール2の長手方向に対して直交するように設けられており、生産水取出し管8から導かれた生産水を外部へと取り出すものである。
次に、各構成要素の詳細について説明する。
図2に示すように、逆浸透膜モジュール2は、複数のスパイラル型逆浸透膜を利用して被処理水W1(海水)から生産水W3を取り出す装置であり、略円筒状の複数の圧力容器10と、圧力容器10の内部に複数直列に接続されて略同心円状に設けられる略円筒状の集水管11と、各々の集水管11の外周に設けられている逆浸透膜エレメント12a,12b,12c,12d,12e,12f(以下、エレメントと称す)と、を有している。
集水管11は、連結部13を介して複数(例えば6つ)が直列に接続されている。各々の集水管11は、圧力容器10の軸方向を貫通して設けられており、最上流側の集水管11の前方側の端部は、圧力容器10の前方側に開口している開口部14に連通している。最下流の集水管11の後方側の端部は、電気伝導度センサ4を回収するための籠9の上方に開口されている。
また、集水管11の後方側の端部付近には、生産水取出し管8が分岐しており、生産水W3をヘッダ6へと導くようになっている。ここで、生産水取出し管8の内径は、カプセル型の電気伝導度センサ4の外径よりも小さいものとされている。
圧力容器10内に同心円状に設けられている集水管11の外周には、スパイラル状のメッシュスペーサを有しているスパイラル状の逆浸透膜15が巻装されており、エレメント12を構成している。エレメント12は、被処理水W1をスパイラル状逆浸透膜15に透過させ、中心の集水管11から透過水W2を得るものである。
各々のエレメント12は、圧力容器10の前方側から供給される所定圧力の被処理水W1をメッシュスペーサによりスパイラル状逆浸透膜15に透過させる。逆浸透作用によりスパイラル状逆浸透膜15を透過して得られた透過水W2は、集水管11へと集められる。また、濃縮水W4は、圧力容器10の後方側から取り出される。
各々のエレメント12には、RFID(無線周波数識別)タグ18が各々搭載されている。RFIDタグ18は、後述する電気伝導度センサ4のRFID読込装置19と通信するためのものであり、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって情報をやり取りする標識である。RFIDタグ18は、各エレメント12の一定の位置に取り付けられている。本実施形態では、RFIDタグ18は各エレメント12の後端付近に貼り付けられている。
圧力容器10の一端には集水管11に連通する開口部14が開口している。開口部14には、第一ボールバルブ16a、及び第二ボールバルブ16bが直列に接続されており、開口部14とセンサ供給パイプ5とが、2つのボールバルブ16を介して接続されている。
ボールバルブ16は、弁体が球状で、弁軸を90度回転することで、バルブの開閉を行うものである。また、2つのボールバルブ16のうち、前方側(センサ供給パイプ5側)の第一ボールバルブ16aには、図示しない接触感知手段が設けられており、電気伝導度センサ4が第一ボールバルブ16aに到達したことを感知可能とされている。
電気伝導度センサ4は、各々のエレメント12が巻装されている集水管11内の透過水W2の圧力と電気伝導度とを計測するものである。電気伝導度センサ4のセンサ本体4aは、カプセル形状とされており、その内部にバッテリーと記憶装置とを内蔵している。このカプセル形状のセンサとしては、例えば、超小型多項目センサー(Teledyne RD Instruments社、DSTシリーズ)等を採用することができる。
また、電気伝導度センサ4は、位置検出手段として、RFID読込装置19と情報送信部4bを有している。RFID読込装置19は、前述した各エレメント12に搭載されているRFIDタグ18との間で通信を行う装置である。RFIDタグ18とRFID読込装置19とは、互いの距離が所定の距離以下になったときに通信が行われるように設定されている。即ち、互いの距離が所定の距離以上であるときには通信は行われない。具体的には、電気伝導度センサ4のRFID読込装置19が、エレメント12のRFIDタグ18に最も接近したときに、反応するように調整されている。
RFIDタグ18とRFID読込装置19との間で通信が行われると、その瞬間に電気伝導度センサ4から情報処理装置7に電気伝導度センサ4のRFID読込装置19が、どのエレメント12のRFIDタグ18と通信を行ったかを記憶する。
情報送信部4bは、透過水W2の圧力及び電気伝導度の測定結果を例えば電波を使い情報処理装置7に送信することができる。また、この情報送信部4bは、RFID読込装置19の情報を情報処理装置7に送信することができる。即ち、電気伝導度センサ4に設けられているRFID読込装置19が、エレメント12に設けられているRFIDタグ18と情報のやり取りをした場合、その情報を情報処理装置7に無線送信することができる。
情報処理装置7は、電気伝導度センサ4の情報送信部4bから送信された電気伝導度、及びRFID読込装置19及びRFIDタグ18による位置情報を無線受信する受信部7a(図1参照)を有している。
即ち、電気伝導度センサ4は、透過水W2の圧力及び電気伝導度を計測しつつ、その情報を情報処理装置7に送信する。さらに、エレメント12のRFIDタグ18の直近を通過した際は、その情報、即ち位置情報を情報処理装置7に送信する。情報処理装置7は、電気伝導度センサ4からの計測情報を受信しつつ、電気伝導度センサ4がどのエレメント12の直近を通過したかという情報と、その通過時間を記憶する。
また、本実施形態の逆浸透膜淡水化システム1は、電気伝導度センサ4、RFIDタグ18,19、及び情報処理装置7との組み合わせで、電気伝導度センサ4の速度を測定する速度測定手段を有している。
速度測定手段は、電気伝導度センサ4のRFID読込装置19が、所定のエレメント12のRFIDタグ18と無線通信を行った時間から別のエレメント12のRFIDタグ18と無線通信を行った時間までの経過時間と、所定のエレメント12と別のエレメント12との距離とから、電気伝導度センサ4の移動速度を算出する。
例えば、エレメント12aとエレメント12bとの距離をDとし、電気伝導度センサ4がエレメント12aからエレメント12bまでの移動時間をtとした場合、電気伝導度センサ4の速度は、D/tで算出することができる。電気伝導度センサ4は、集水管11を流れる透過水W2と略同じ速度で移動するため、電気伝導度センサ4の移動速度は、透過水W2の移動速度とすることができる。さらに、さらに、集水管11の内径は一定であるため、透過水W2の移動速度から、透過水W2の流量を推測することができる。
センサ供給装置3は、複数の電気伝導度センサ4を順次センサ供給パイプ5に供給可能な装置である。電気伝導度センサ4をセンサ供給パイプ5に供給する方法は、装置を用いる方法に限らず、人の手によって電気伝導度センサ4をセンサ供給パイプ5に投入する方法でもよい。
次に、本実施形態の検査装置31を用いた逆浸透膜淡水化システム30の検査方法の流れについて、図1を用いて説明する。
検査する際には、まず、センサ供給装置3を用いてセンサ供給パイプ5に電気伝導度センサ4を供給する。本実施形態のセンサ供給パイプ5は、センサ供給装置3から供給される電気伝導度センサ4がランダムに逆浸透膜モジュール2に送られるように構成されている。即ち、電気伝導度センサ4は、複数の逆浸透膜モジュール2のうちいずれか一つの逆浸透膜モジュール2に送られる。電気伝導度センサ4の逆浸透膜モジュール2への送り方法としては、各逆浸透膜モジュール2とセンサ供給装置3を個別のセンサ供給パイプで接続することで、個別に電気伝導度センサ4を供給する方法を採用してもよい。
電気伝導度センサ4がセンサ供給パイプ5を介して逆浸透膜モジュール2の開口部14に設けられたボールバルブ16に到達すると、ボールバルブ16に設けられた接触感知装置が反応し、まず、第一ボールバルブ16aが開状態となり、電気伝導度センサ4が第一ボールバルブ16aと第二ボールバルブ16bとの間に侵入する。そして、第一ボールバルブ16aが閉状態となった後に、第二ボールバルブ16bが開状態となり、電気伝導度センサ4がエレメント12aの集水管11に進入する。次いで、電気伝導度センサ4は集水管11内を通過する透過水W2の流れととともに、集水管11の後方側に移動する。
電気伝導度センサ4はエレメント12aの略中心と貫通している集水管11内を移動しつつ、その位置における透過水W2の圧力と電気伝導度を計測する。計測された圧力及び電気伝導度は、電気伝導度センサ4の記憶装置に格納されるとともに、無線通信によって情報処理装置7に送信される。
次いで、電気伝導度センサ4が移動を進め、電気伝導度センサ4のRFID読込装置19と、エレメント12aの後端付近に設けられているRFIDタグ18との間で通信が行われて、その瞬間に電気伝導度センサ4は電気伝導度センサ4の位置情報として、エレメント12aを通過した情報を情報処理装置7に送信する。
情報処理装置7は、位置情報と合わせて圧力及び電気伝導度の情報を処理する。この場合、圧力及び電気伝導度がエレメント12aの位置におけるものであると判断する。
以下、同様に、エレメント12b〜12fにおいても、各位置における圧力及び電気伝導度のデータと位置情報が、無線通信によって情報処理装置7に送信される。そして、エレメント12fの集水管11を通過した電気伝導度センサ4は、生産水取出し管8の内径が電気伝導度センサ4の外径より小さいため、集水管11の後方側の端部へ導かれ、籠9に投入され回収される。
情報処理装置7は、正常な状態との比較によって、複数のエレメント12のいずれかに異常があった場合に異常なエレメント12を特定する。例えば、全てのエレメント12の状態が正常である場合、最も上流側のエレメント12aから、最も下流側のエレメント12fまで電気伝導度は、所定の増加率で徐々に増加するが、いずれかのエレメント12に異常があった場合、異常なエレメント12設置場所で測定される電気伝導度が正常な状態よりも大きくなる。このように、情報処理装置7は電気伝導度の増加率の変動から異常なエレメント12を特定する。
なお、透過水W2は、集水管11の後方側から生産水取出し管8へと導かれてヘッダ6に導出される。さらに濃縮水W4は、圧力容器10の後方側から取り出される。
情報処理装置7は、透過水W2の電気伝導度及び流量を随時監視し、異常な測定値であった場合は、位置情報を参照し、不良のあったエレメント12を特定する。
上記実施形態によれば、複数のエレメント12を有する逆浸透膜モジュール2であっても、電気伝導度センサ4をエレメント12毎に移動させる必要がなくなる。さらに、速度測定手段を用いて電気伝導度センサ4の速度を測定することによって、透過水W2の流速、ひいては、透過水W2の流量を測定することができる。したがって、逆浸透膜淡水化装置30の検査時間を低減して、容易に性能の劣化したエレメント12を特定することができる。
また、エレメント12のRFIDタグ18の位置情報を用いることによって、容易に性能の劣化したエレメント12を特定することができるとともに、低コストで透過水W2の流量を測定することができる。
また、複数の逆浸透膜モジュール2を設けることで生産水W3を増量できる一方で、複数の電気伝導度センサ4によって同時に複数の逆浸透膜モジュール2が検査されるため、複数の逆浸透膜モジュール2を設けた場合でも逆浸透膜淡水化装置30の検査時間を低減して、容易に性能の劣化した逆浸透膜エレメント12を特定することができる。
さらに、第一ボールバルブ16a及び第二ボールバルブ16bとからなる二重弁を介して電気伝導度センサ4を投入する構成とすることによって、逆浸透膜淡水化装置30を停止することなく検査することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
以上で説明した実施形態では、電気伝導度センサ4の位置を測定する手段として、RFIDタグ18,19の情報と、情報処理装置7を用いた手段を採用したが、これに限ることはない。例えば、図3に示すように、集水管11の後端に超音波発信装置21を設け、この超音波発信装置21から発信された超音波を電気伝導度センサ4に当て、その反射波を計測することにより、電気伝導度センサ4の位置を測定する構成とすることもできる。情報処理装置7は、この位置情報と時間の関係より、電気伝導度センサ4の速度を算出することができ、ひいては、透過水W2の流量を測定することができる。
また、上記実施形態において位置特定のためのRFIDタグは、エレメント12に設ける構成としたが、電気伝導度センサ4のRFID読込装置19と非接触通信が可能であれば、圧力容器10に設ける構成としてもよい。
さらに、電気伝導度センサ4の位置を特定する固体識別手段は、RFIDタグに限ることはなく、互いに通信可能であればよい。例えば、その代替として磁気を用いて通信するタグや、バーコードのようなマーキングを利用することもできる。
W1 被処理水
W2 透過水
1 逆浸透膜淡水化システム
2 逆浸透膜モジュール
4 センサ
4a センサ本体
4b 情報送信部(電気伝導度送信部、位置送信部)
5 センサ供給パイプ
7 情報処理装置(情報処理部)
7a 受信部
10 圧力容器
11 集水管
12 逆浸透膜エレメント
14 開口部
15 逆浸透膜
16a(16) 第一ボールバルブ(バルブ、二重バルブ)
16b(16) 第二ボールバルブ(バルブ、二重バルブ)
18 RFIDタグ(固体識別手段)
19 RFID読込装置(位置検出部、固体識別情報受信部)
21 超音波発信装置
30 逆浸透膜淡水化装置
31 検査装置

Claims (9)

  1. 内部に被処理水が供給される略筒状の圧力容器と、
    該圧力容器の内部に配され、該圧力容器内部の被処理水が集水されるとともに、一端がバルブにより開閉可能に外部と連通する集水管と、
    該集水管の外周に設けられて前記圧力容器内部の被処理水をろ過して透過水を生成する逆浸透膜と、を有し、前記集水管に沿って複数配された逆浸透膜エレメントとを備えた逆浸透膜淡水化装置の検査装置において、
    前記バルブを開放して一端から集水管内部に導入されて、前記集水管内部に一端側から他端側へと流通する透過水の流れとともに移動して透過水の電気伝導度を検出するセンサ本体、及びセンサ本体で検出した電気伝導度を無線送信する電気伝導度送信部を有する電気伝導度センサと、
    該電気伝導度センサの前記集水管内部での位置を検出する位置検出部、及び該位置検出部で検出した位置情報を無線送信する位置送信部を有する位置検出手段と、
    前記電気伝導度送信部及び位置送信部から送信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置を無線受信する受信部を有し、該受信部で受信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置に基づいて複数の前記逆浸透膜エレメントの評価を行う情報処理部とを備えることを特徴とする逆浸透膜淡水化装置の検査装置。
  2. 前記位置検出部は、前記電気伝導度センサに設けられ、前記各逆浸透膜エレメントに設けられた固体識別手段から情報を受信する固体識別情報受信部であり、
    前記位置送信部は、前記電気伝導度センサに搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の逆浸透膜淡水化装置の検査装置。
  3. 前記電気伝導度センサの固体識別情報受信部が、所定の逆浸透膜エレメントの固体識別手段と無線通信を行った時間から別の前記逆浸透膜エレメントの固体識別手段と無線通信を行った時間までの経過時間と、所定の前記逆浸透膜エレメントと別の前記逆浸透膜エレメントとの距離とから、前記電気伝導度センサの移動速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の逆浸透膜淡水化装置の検査装置。
  4. 前記位置検出部は、前記集水管の端部に設けられた超音波発信装置であり、
    前記位置送信部は、前記超音波発信装置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の逆浸透膜淡水化装置の検査装置。
  5. 内部に被処理水が供給される略筒状の圧力容器と、
    該圧力容器の内部に配され、該圧力容器内部の被処理水が集水されるとともに、一端がバルブにより開閉可能に外部と連通する集水管と、
    該集水管の外周に設けられて前記圧力容器内部の被処理水をろ過して透過水を生成する逆浸透膜と、を有し、前記集水管に沿って複数配された逆浸透膜エレメントとを備えた逆浸透膜淡水化装置の検査方法において、
    透過水の電気伝導度を検出するセンサ本体、及び電気伝導度送信部を有する電気伝導度センサを、前記バルブを開放して一端から集水管内部に導入し、前記集水管内部に一端側から他端側へと流通する透過水の流れとともに移動させるとともに、電気伝導度を無線送信する工程と、
    該電気伝導度センサの前記集水管内部での位置を検出し、検出された位置情報を無線送信する工程と、
    送信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置を無線受信し、電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置に基づいて複数の前記逆浸透膜エレメントの評価を行う工程と、を有することを特徴とする逆浸透膜淡水化装置の検査方法。
  6. 内部に被処理水が供給される略筒状の圧力容器と、
    該圧力容器の内部に配され、該圧力容器の内部の被処理水が集水されるとともに、一端がバルブにより開閉可能に外部と連通する集水管と、
    該集水管の外周に設けられて前記圧力容器内部の被処理水をろ過して透過水を生成する逆浸透膜と、を有し、前記集水管に沿って複数配された逆浸透膜エレメントと、
    を備えた逆浸透膜淡水化装置と、
    前記バルブを開放して一端から集水管内部に導入されて、前記集水管内部に一端側から他端側へと流通する透過水の流れとともに移動して透過水の電気伝導度を検出するセンサ本体、及びセンサ本体で検出した電気伝導度を無線送信する電気伝導度送信部を有する電気伝導度センサと、
    該電気伝導度センサの前記集水管内部での位置を検出する位置検出部、及び該位置検出部で検出した位置情報を無線送信する位置送信部を有する位置検出手段と、
    前記電気伝導度送信部及び位置送信部から送信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置を無線受信する受信部を有し、該受信部で受信された電気伝導度及び前記電気伝導度センサの位置に基づいて複数の前記逆浸透膜エレメントの評価を行う情報処理部と、
    を備える検査装置と、を備えることを特徴とする逆浸透膜淡水化システム。
  7. 前記位置検出部は、前記電気伝導度センサに設けられ、前記各逆浸透膜エレメントに設けられた固体識別手段から情報を受信する固体識別情報受信部であり、
    前記位置送信部は、前記電気伝導度センサに搭載されていることを特徴とする請求項6に記載の逆浸透膜淡水化システム。
  8. 前記位置検出部は、前記集水管の端部に設けられた超音波発信装置であり、
    前記位置送信部は、前記超音波発信装置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の逆浸透膜淡水化システム。
  9. 前記バルブは、複数のバルブを直列に接続した二重バルブであり、前記電気伝導度センサは、前記二重バルブを順次開閉させることで、前記集水管に導入されることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の逆浸透膜淡水化システム。
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