JP2013151336A - Elevator apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は建築物に設けられた昇降路内に乗りかごを配置して人や荷物を利用階に運ぶエレベーター装置に係り、特に昇降路内を走行する乗りかごや釣合おもりを案内するガイドレールの変形に起因する振動が建築物に伝播するのを低減したエレベーター装置に関するものである。 The present invention relates to an elevator device that places a car in a hoistway provided in a building and carries people and luggage to a use floor, and in particular, a guide rail for guiding a car and a counterweight that travels in the hoistway. The present invention relates to an elevator apparatus in which vibration caused by deformation is reduced from being propagated to a building.
通常のエレベーター装置においては特開平05−78055号公報(特許文献1)にあるように、昇降路内に立設されるガイドレールに沿ってガイドシューを介して乗りかごや釣合おもりが案内走行されるように構成されている。 In a normal elevator apparatus, as described in Japanese Patent Laid-Open No. 05-78055 (Patent Document 1), a passenger car and a counterweight are guided through a guide shoe along a guide rail erected in a hoistway. It is comprised so that.
そして、この乗りかごや釣合おもりが走行する際に乗りかごや釣合おもりの揺れや振動がガイドシューからガイドレール、ガイドレールブラケットを伝わって建築物に伝播する現象があり、この現象が生じると建築物の居室まで騒音や振動が伝わるといった問題があった。 And when this car or counterweight travels, there is a phenomenon that the vibration or vibration of the car or counterweight propagates from the guide shoe to the guide rail and guide rail bracket and propagates to the building. There was a problem that noise and vibration were transmitted to the living room.
この問題の解決する方法して、従来ではガイドレールと昇降路壁面とを連結、固定するために使用しているガイドレール側ブラケットと昇降路側ブラケットの間にゴムやウレタン等の材料から構成された防振材を設け、ガイドレール側ブラケットと昇降路側ブラケット、及び防振材を固定ボルトで強固に繋ぎ、ガイドレール側ブラケットから伝わる振動を防振材によって吸収して昇降路側ブラケットに振動が伝わらないようにしていた。(これは後述する図2に詳細に説明している。) As a method for solving this problem, the guide rail and the hoistway wall are conventionally connected to and fixed between the guide rail side bracket and the hoistway side bracket by a material such as rubber or urethane. Anti-vibration material is provided, the guide rail side bracket and hoistway side bracket, and the anti-vibration material are firmly connected with fixing bolts. It was like that. (This is explained in detail in FIG. 2 described later.)
本発明を説明する前に、まず従来の技術とその課題について図1乃至図3を用いて説明する。 Prior to describing the present invention, first, the conventional technique and its problems will be described with reference to FIGS.
図1は昇降路内に収納されたエレベーター装置の構成を説明するための断面図であり、参照番号10は建築物に設けられた昇降路であり、内部にエレベーター装置を構成する構成要素が収納されている。
FIG. 1 is a cross-sectional view for explaining the configuration of an elevator apparatus housed in a hoistway.
エレベーター装置は乗りかご11と図示しない釣合おもり及び巻上機12及び図1では示していないが制御盤を主な構成要素とし、乗りかご11の下部にはプーリが取り付けられ、釣合おもりにもプーリが取り付けられ、巻上機12の回転軸にはシーブが取り付けられている。
The elevator apparatus has a car 11 and a counterweight (not shown) and a hoisting
ここで、巻上機12は昇降路10の最頂部付近に固定した梁に取り付ける構成となっているが、昇降路10の最下階より下に形成されたピットの床面に載置されていても良い。
Here, the hoisting
昇降路10の上部には梁が固定され、この梁に中間プーリが取り付けられており、メインロープ13の巻き掛け方向を変えるようになっている。
A beam is fixed to the upper part of the
メインロープ13は一端が昇降路10の上部壁面に取り付けられ、この一端から出発して釣合おもりのプーリ、中間プーリ、巻上機12のシーブ、中間プーリ及び乗りかご11のプーリを経て昇降路10の上部壁面にその他端が取り付けられている。
One end of the
乗りかご11の下方の昇降路下端には乗りかご11の衝突による衝撃を緩衝する緩衝器が設置され、また釣合おもりの下方の昇降路下端にも釣合おもりの衝突による衝撃を緩衝する緩衝器が設置されているものである。 A shock absorber is provided at the lower end of the hoistway below the car 11 so as to buffer the shock caused by the collision of the car 11, and a buffer is provided at the lower end of the hoistway below the counterweight so as to buffer the shock caused by the collision of the counterweight. A vessel is installed.
以上の構造は、エレベーター装置の構造の一例を示したものであり、その他、乗りかごや釣合おもりにプーリが無く、昇降路上部の機械室にある巻上機12を介して、つるべ式に配置されているものなどがある。
The above structure shows an example of the structure of the elevator device. In addition, there is no pulley in the car or counterweight, and it is arranged in a slidable manner via the hoisting
ガイドレール14は昇降路10の壁面15とガイドレールブラケット16によって連結、固定されている。したがって、ガイドレール14の振動はレールブラケット16を介して昇降路10の壁面15に伝わることになる。
The
このような、エレベーター装置においては図示しない制御盤によって運行指令が巻上機12の電動機や制動機構等に与えられ、この運行指令によって乗りかご11が建築物の所定の階層に向けて昇降動作するものである。
In such an elevator apparatus, an operation command is given to an electric motor, a braking mechanism, and the like of the hoisting
この昇降動作において、乗りかご11や釣合おもりはガイドシュー組立体17によってガイドレール14に案内されるようになっている。ガイドシュー組立体17は潤滑性を有したガイドシューがガイドレール14を摺動することによって案内されるが、ガイドシューとガイドレール15が接触することによってガイドレール15に振動が伝わることになる。
In this lifting / lowering operation, the car 11 and the counterweight are guided to the
したがって、乗りかご11や釣合おもりの揺れや振動がガイドシューを介してガイドレール14に振動として伝わり、ガイドレール14の振動がガイドレールブラケット16を介して昇降路の壁面15に伝わることになる。
Therefore, the vibration and vibration of the car 11 and the counterweight are transmitted as vibrations to the
このような振動の伝搬を防止する方法して、図2にあるようにガイドレール14と昇降路壁面15とを連結、固定するために使用しているガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bの間にゴムやウレタン等の材料から構成された防振材18を設け、ガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16B、及び防振材18を固定ボルト19で強固に繋ぎ、ガイドレール側ブラケット16Aから伝わる振動を防振材18によって吸収して昇降路側ブラケット16Bに振動が伝わらないようにしていた。
As shown in FIG. 2, the guide
図2において、ガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bには固定ボルト19のねじ部の外径より大きいボルト挿通孔が設けられ、ガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bの間には防振材18が介装され、ガイドレール側ブラケット16Aと固定ボルト19の座金20の間には防振ワッシャー21が介装され、ナット22を締めつけることによって座金20と昇降路側ブラケット16Bの間で防振材18、防振ワッシャー20が強固に固定されるようにしている。このように、ガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bの固定は固定ボルト19とナット22の間の締め付け力によって固定されているものである。
In FIG. 2, the guide
しかしながら、非常止め装置(異常時に乗りかご11が所定の下降速度を超えるとガイドレール14に制動子を強制的に押し付けて乗りかご11を減速、停止させる装置)の作動時や、偏荷重などで乗りかご11に水平方向に大きな荷重が発生した時や、ゴムやウレタン等の防振材18が経年劣化した場合等のいずれか一つ以上の原因で防振材18が損傷、変形して図3に示す如く固定ボルト19が傾斜してガイドレール14が大きく変位する可能性がある。
However, when an emergency stop device (a device that decelerates and stops the car 11 by forcibly pressing the brakes against the
つまり、固定ボルト19の外径とガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bに形成した固定ボルト19が貫通するための2つのボルト挿通孔の内径の間には所定寸法の隙間が必ず必要である。
That is, a gap of a predetermined dimension is always required between the outer diameter of the
そして、防振材18が変形することによって固定ボルト19がガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bの間に作用する荷重を支え切れなくなって倒れた状態になると、2つの挿通孔と固定ボルト19の間にある隙間によってガイドレール側ブラケット19Aの変位が大きくなり、結果としてガイドレール14の変形を招くという課題があった。
When the
以上の通り、従来ではガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bの両方にボルト挿通孔を設け、このボルト挿通孔に対して所定の隙間を持たせた固定ボルト19を挿通した後にナット21を締め付けることでガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bで防振材19を挟み込んで固定していた。
As described above, conventionally, a bolt insertion hole is provided in both the guide
そして、防振材18が経年劣化等によって永久的な変形(いわゆる、へたり現象)を生じたり、大きな荷重が防振材18に加わった際に防振材18が破損することがある。このような防振材18に損傷が生じている状態で、ガイドレール14に乗りかごの11の揺れ等の大きな力が加わると、ガイドレール14にかかる荷重をガイドレール側ブラケット16Aが受けることになる。
The
その時に防振材18が損傷していると、防振材18の支えがなくなることで固定ボルト19がその荷重を受け止めることができなくなって、図3にあるように固定ボルト19がガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bに形成したボルト挿通孔内で大きく傾くと共にガイドレール14が大きく水平方向に変形することになる。
If the
このように、ガイドレール14が変形すると乗りかご11が走行している状態ではガイドレール14を摺動するガイドシューにこの変形による振動が伝えられ、乗りかご11に騒音や振動を与えるようになって乗客に不安感を与える。また建築物にもこの振動によって居室に騒音や振動を与えるようになる。
In this way, when the
本発明の目的は、ガイドレール側ブラケットと昇降路側ブラケットの間に挟み込んだ防振材に損傷が発生しても、ガイドレール側ブラケットの変位を抑制してガイドレールが変形することがないエレベーター装置を提供するものである。 An object of the present invention is to provide an elevator apparatus that prevents the guide rail from being deformed by suppressing the displacement of the guide rail side bracket even if the vibration isolator sandwiched between the guide rail side bracket and the hoistway side bracket is damaged. Is to provide.
本発明の特徴は、昇降路側ブラケットとガイドレール側ブラケットの間に防振材を配置し、昇降路側ブラケットと防振材、及びガイドレール側ブラケットを締め付け固定する固定ボルトを、昇降路側ブラケットとガイドレール側ブラケットの一方側に固定的に取り付けてガイドレール側ブラケットの変位を固定ボルトで阻止するようにした、ところにある。 A feature of the present invention is that a vibration isolator is disposed between the hoistway side bracket and the guide rail side bracket, and the fixing bolt for fastening and fixing the hoistway side bracket and the antivibration material and the guide rail side bracket is fixed to the hoistway side bracket and the guide. It is fixedly attached to one side of the rail side bracket so that the displacement of the guide rail side bracket is prevented by a fixing bolt.
本発明によれば、固定ボルトをどちらか一方のブラケットに固定的に取り付けることによって、ガイドレール側ブラケットが変位しても、この変位は固定ボルトで受け止められるためガイドレールの変形を少なくすることができる。 According to the present invention, by fixing the fixing bolt to one of the brackets, even if the guide rail side bracket is displaced, the displacement is received by the fixing bolt, so that the deformation of the guide rail can be reduced. it can.
次に本発明の実施例について説明する。ここで、本発明においては複数の実施例を提案しているが、同一の参照番号については同一の構成部品、或いは類似の機能を備えた構成部品を示している。 Next, examples of the present invention will be described. Here, although a plurality of embodiments are proposed in the present invention, the same reference number indicates the same component or a component having a similar function.
図4(a)、(b)において、昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cには所定の間隔をおいて固定ボルト23が溶接によって固定的に植立されており、この固定ボルト23は根元側に円柱部23Aとその途中から先端に向かってねじ部23Bとが形成されている。この昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cには従来から設けられていた固定ボルトのボルト挿通孔は形成されていない。
4 (a) and 4 (b), a fixing
この固定ボルト23の円柱部23Aの径より少し大きい挿通孔18Aを有する防振材18が昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cに載置されている。
The
更に、この防振材18の上にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eを通して取付端面16Dが載せられ、その上にゴムやウレタン等の防振機能を備えた図面で下側に突出した凸状防振ワッシャー21、座金20を固定ボルト23に挿通してナット22で協働して締めつけ固定されるようになっている。
Further, a mounting
凸状防振ワッシャー21は大径部と小径部を有し、大径部はガイドレール側ブラケット16Aの上面に載置されて座金20との間の防振機能を有し、小径部はガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eと固定ボルト23の間に位置して挿通孔16Eと固定ボルト23との間の防振機能と固定ボルト23と挿通孔16Eの直接的な接触を緩衝して相互の損傷を防止する機能を有している。(以下では他の実施例も含めて防振ワッシャーと称し、その機能は同等のものである。)
ガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eも固定ボルト23の円柱部23Aの外径より少し大きい内径を有しているが、その間には防振ワッシャー21の小径部が介在している。
The
The
固定ボルト23にナット22を取り付けて締め付けると、ナット23により発生する押圧力(締め付け力)は座金20、防振ワッシャー21を介してガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに伝えられ、最終的には防振材18を所定の圧縮代だけ圧縮してガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bを強固に固定することができる。
When the
ここで、固定ボルト23の円柱部23Aの長さt1は、防振材18の厚さt2とガイドレール側ブラケット16の取付端面16Dの厚さt3を足した長さより長く決められており、ナット22による締め付け固定時に、ガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E、及び防振材18の挿通孔18Aが固定ボルト23の円柱部23A部分に位置するようにしている。これは固定ボルト23のねじ部23Bの損傷を防止することを期待している。
Here, the length t1 of the
しかしながら、修理、点検によってこの固定ボルト23を再び使用することがない、或いはねじ部23が損傷しても差し支えない、ねじ部23Bが防振ワッシャー21の小径部で保護されている場合等は、必ずしも円柱部23A部分にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E、及び防振材18の挿通孔18Aが位置する必要はない。
However, when the fixing
したがって、円柱部23を省略した固定ボルトや円柱部23Aを短くした固定ボルトを使用する場合はガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E、及び防振材18の挿通孔18Aがねじ部23Bやねじ部23Bと円柱部23Aとに跨った位置に存在しても差し支えない。
Therefore, when using a fixing bolt in which the
尚、ナット22はダブルナットを使用してゆるみ止め効果を向上し、また、防振ワッシャー21を使用して、上述したようにガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dから固定ボルト23を介して伝わる振動の伝播を少なくしている。
The
以上において、図4(C)に示されているように防振材18が損傷した状態でガイドレール14が変位した場合であっても、昇降路側ブラケット16Bに固定ボルト23が溶接等の手段によって固定的に植立されていること、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに設けた挿通孔16Eは固定ボルト23の円柱部23A、或いはねじ部23Bによってその動きが阻止されることからストッパーの機能を併せ有することになり、ガイドレール14の変位は少なくとも固定ボルト23の円柱部23A、或いはねじ部23Bの外径とガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径との差に抑えることができる。また、防振ワッシャー21の小径部の厚みを考慮すると更にその差は小さくなる。
In the above, even if the
したがって、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径を固定ボルト23の円柱部23A或いはねじ部23Bの外径より少しだけ大きくして、例えば挿通孔16Eと固定ボルト23の円柱部23A、或いはねじ部23B及び防振ワッシャー21の小径部が実質的に接触するような寸法設定をしておけばガイドレール14の変位を最小に抑えることができる。
Therefore, the inner diameter of the
このように、本実施例によるとガイドレールの変位を抑制できるので、ガイドレールが変形することによる生じる、乗りかごが走行している状態でガイドレールを摺動するガイドシューに変形による振動が伝えられ、乗りかごに騒音や振動を与えるようになって乗客に不安感を与えたり、またこの振動によって建築物の居室に騒音や振動を与える、といったような課題を解決することができる。 As described above, according to this embodiment, since the displacement of the guide rail can be suppressed, the vibration caused by the deformation is transmitted to the guide shoe that slides on the guide rail while the car is running, which is caused by the deformation of the guide rail. Therefore, it is possible to solve problems such as giving noise and vibration to the car and giving anxiety to the passengers and also giving noise and vibration to the room of the building by this vibration.
尚、本実施例では昇降路側ブラケットに固定ボルト23を固定的に植立させているが、ガイドレール側ブラケットに固定ボルト23を固定的に植立さても良いことは言うまでもない。
In the present embodiment, the fixing
次に本発明の第2の実施形態について図5に基づき説明する。図4に示した実施例と同一の参照番号については同一の構成部品、或いは類似の機能を備えた構成部品を示している。 Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The same reference numerals as those in the embodiment shown in FIG. 4 indicate the same components or components having similar functions.
図5(a)、(b)において、昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cには所定の間隔をおいて固定ボルト24が溶接によって植立されており、この固定ボルト24は根元側に円柱部24Aとその途中から先端に向かってねじ部24Bとが形成されている。
5 (a) and 5 (b), a fixing
円柱部24Aの外形はねじ部24Bの外形より大きく形成されており、円柱部24Aは後述するストッパー機能を有し、ねじ部24Bは締め付け機能を有している。このように円柱部24Aの外径を大きくすることによってガイドレール側ブラケット16Aからの荷重に対して強度を大きくすることが可能となる。また、この部分の高さを精度よく制作することで据え付け時の防振材18の圧縮量を考慮せずに締め付けることができ施工性の向上を期待できる。
The outer shape of the
この固定ボルト24の円柱部24Aの径より少し大きい挿通孔18Aを有する防振材18が昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cに載置されている。
A
更に、この防振材18の上にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eを通して取付端面16Dが載せられ、その上に防振ワッシャー21、座金20を固定ボルト24に挿通してナット22で締めつけ固定されるようになっている。ガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eも固定ボルト23の円柱部24Aの外径より少し大きい内径を有しているが、その間には防振ワッシャー21の小径部が介在している。
Further, the mounting
固定ボルト24にナット22を取り付けて締め付けると、ナット22により発生する押圧力(締め付け力)は座金20、防振ワッシャー21を介してガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに伝えられ、最終的には防振材18を所定の圧縮代だけ圧縮してガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bを強固に固定することができる。
When the
ここで、固定ボルト24の円柱部24Aの長さt1は、防振材18の厚さt2とガイドレール側ブラケット16の取付端面16Dの部分の厚さt3を足した長さより長く決められており、ナット22による締め付け固定時に、ガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E及防振材18の挿通孔18Aが固定ボルト24の円柱部24A部分に位置するようにしている。
Here, the length t1 of the
以上において、防振材18が損傷した状態でガイドレール14が変位した場合であっても、昇降路側ブラケット16Bに固定ボルト24が溶接等の手段によって固定的に植立されていること、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに設けた挿通孔16Eは固定ボルト24の円柱部24Aによってその動きが阻止されることからストッパーの機能を併せ有することになり、ガイドレール14の変位は少なくとも固定ボルト24の円柱部24Aの外径とガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径との差に抑えることができる。また、防振ワッシャー21の小径部の厚みを考慮すると更にその差は小さくなる。
In the above, even if the
したがって、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径を固定ボルト24の円柱部24Aの外径より少しだけ大きくして、例えば挿通孔16Eと固定ボルト24の円部柱24A及び防振ワッシャー21の小径部が実質的に接触するような寸法設定をしておけばガイドレール14の変位は最小に抑えることができる。
Therefore, the inner diameter of the
このように、本実施例によるとガイドレールの変位を抑制できるので、ガイドレールが変形することによる生じる、乗りかごが走行している状態でガイドレールを摺動するガイドシューに変形による振動が伝えられ、乗りかごに騒音や振動を与えるようになって乗客に不安感を与えたり、またこの振動によって建築物の居室に騒音や振動を与える、といったような課題を解決することができる。 As described above, according to this embodiment, since the displacement of the guide rail can be suppressed, the vibration caused by the deformation is transmitted to the guide shoe that slides on the guide rail while the car is running, which is caused by the deformation of the guide rail. Therefore, it is possible to solve problems such as giving noise and vibration to the car and giving anxiety to the passengers and also giving noise and vibration to the room of the building by this vibration.
尚、本実施例では昇降路側ブラケットに固定ボルト24を固定的に植立させているが、ガイドレール側ブラケットに固定ボルト24を固定的に植立さても良いことは言うまでもない。
In the present embodiment, the fixing
次に本発明の第3の実施形態について図6に基づき説明する。図4に示した実施例と同一の参照番号については同一の構成部品、或いは類似の機能を備えた構成部品を示している。 Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The same reference numerals as those in the embodiment shown in FIG. 4 indicate the same components or components having similar functions.
図6(a)、(b)において、昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cには所定の間隔をおいて円柱部25が溶接によって固定的に植立されており、この円柱部25は内部にねじ孔27を有している。円柱部25は後述するストッパー機能を有している。
6 (a) and 6 (b), a
この円柱部25の外径より少し大きい内径を有する挿通孔18Aを有する防振材18が昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cに載置されている。
A
更に、この防振材18の上にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eを通して取付端面16Dが載せられ、その上に防振ワッシャー21、座金20を固定ボルト26に挿通して円柱部25のねじ孔27に締めつけ固定されるようになっている。ガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eも円柱部25の外径より少し大きい内径を有しているが、その間には防振ワッシャー21の小径部が介在している。
Further, the mounting
固定ボルト26を円柱部25のねじ孔27に取り付けて締め付けると、固定ボルト26により発生する押圧力(締め付け力)は座金20、防振ワッシャー21を介してガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに伝えられ、最終的には防振材18を所定の圧縮代だけ圧縮してガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bを強固に固定することができる。
When the fixing
ここで、円柱部25の長さt1は、防振材18の厚さt2とガイドレール側ブラケット16の取付端面16Dの部分の厚さt3を足した長さより長く決められており、固定ボルト26による締め付け固定時に、ガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E及防振材18の挿通孔18Aが円柱部25部分に位置するようにしている。
Here, the length t1 of the
以上において、防振材18が損傷した状態でガイドレール14が変位した場合であっても、昇降路側ブラケット16Bに円柱部25が溶接等の手段によって固定的に植立されていること、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに設けた挿通孔16Eは円柱部25の周面によってその動きが阻止されることからストッパーの機能を有することになり、ガイドレール14の変位は少なくとも円通部25の外径とガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径との差に抑えることができる。また、防振ワッシャー21の小径部の厚みを考慮すると更にその差は小さくなる。
In the above, even when the
したがって、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径を円柱部25の外径より少しだけ大きくして、例えば挿通孔16Eと固定ボルト24の円部柱25及び防振ワッシャー21の小径部が実質的に接触するような寸法設定をしておけばガイドレール14の変位は最小に抑えることができる。
Therefore, the inner diameter of the
このように、本実施例によるとガイドレールの変位を抑制できるので、ガイドレールが変形することによる生じる、乗りかごが走行している状態でガイドレールを摺動するガイドシューに変形による振動が伝えられ、乗りかごに騒音や振動を与えるようになって乗客に不安感を与えたり、またこの振動によって建築物の居室に騒音や振動を与える、といったような課題を解決することができる。 As described above, according to this embodiment, since the displacement of the guide rail can be suppressed, the vibration caused by the deformation is transmitted to the guide shoe that slides on the guide rail while the car is running, which is caused by the deformation of the guide rail. Therefore, it is possible to solve problems such as giving noise and vibration to the car and giving anxiety to the passengers and also giving noise and vibration to the room of the building by this vibration.
尚、本実施例では昇降路側ブラケットに円柱部25を固定的に植立させているが、ガイドレール側ブラケットに円柱部25を固定的に植立させても良いことは言うまでもない。
In this embodiment, the
次に本発明の第4の実施形態について図7に基づき説明する。図4に示した実施例と同一の参照番号については同一の構成部品、或いは類似の機能を備えた構成部品を示している。 Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The same reference numerals as those in the embodiment shown in FIG. 4 indicate the same components or components having similar functions.
図7(a)、(b)において、昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cには所定の間隔をおいてねじ孔28が直接的に形成されている。このねじ孔28には固定ボルト29のねじ部29Bがねじ込まれて貫通するようになっており、固定ボルト29はねじ部29Bとねじ孔28とによって固定的に植立した構造となっている。
7 (a) and 7 (b), screw holes 28 are directly formed on the
防振材18は昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cに載置され、更に、この防振材18の上にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eを通して取付端面16Dが載せられ、その上に防振ワッシャー21、座金20を固定ボルト29に挿通してナット22で締めつけ固定されるようになっている。
The
固定ボルト29を昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cに形成したねじ孔28にねじ込み、更にナット22を取り付けて締め付けると、ナット22、取付端面16Cのねじ孔28及び固定ボルト29により発生する押圧力(締め付け力)は座金20、防振ワッシャー21を介してガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに伝えられ、最終的には防振材18を所定の圧縮代だけ圧縮してガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bを強固に固定することができる。
When the fixing
ここで、固定ボルト29の根元側には円柱部29Aが形成されており、この円柱部29Aの長さt1は、固定ボルト29を正規の状態で固定した時に防振材18の領域まで伸びる長さに決められている。
Here, a
したがって、ナット22による締め付け固定時に、少なくともガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eは固定ボルト29の円柱部29A部分に位置するようにしている。これは上述したように固定ボルト29のねじ部29Bの損傷を防止することを期待している。
Therefore, at the time of fastening and fixing with the
しかしながら、修理、点検によってこの固定ボルト23を再び使用することがない、或いはねじ部23が損傷しても差し支えない、ネジ部29Bが防振ワッシャー21の小径部で保護されている場合等は、必ずしも円柱部29A部分にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E、及び防振材18の挿通孔18Aが位置する必要はない。
However, when the fixing
したがって、円柱部29Aを省略した固定ボルトや円柱部29Aを短くした固定ボルトを使用する場合はガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E、及び防振材18の挿通孔18Aがねじ部29B部分、或いはねじ部29Bと円柱部29Aに跨った位置に存在しても差し支えない。
Therefore, when using a fixing bolt in which the
この場合、防振ワッシャー21の小径部はガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eと固定ボルト29のねじ部29B、或いはねじ部29Bと円柱部29Aに跨った部分の間に位置して挿通孔16Eとねじ部29Bとの間の防振機能と、ねじ部29Bと挿通孔16Eの直接的な接触を緩衝して相互の損傷を防止する機能を有している。
In this case, the small-diameter portion of the vibration-
以上において、防振材18が損傷した状態でガイドレール14が変位した場合であっても、昇降路側ブラケット16Bに固定ボルト29が昇降路側ブラケット16Bに直接的にねじ込み固定されて実質的に固定的に植立されている状態に見做されること、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに設けた挿通孔16Eは固定ボルト29の円柱部29A、或いはねじ部29Bによってその動きが阻止されることからストッパーの機能を併せ有することになり、ガイドレール14の変位は少なくとも固定ボルト29の円柱部29A、或いはねじ部29Bの外径とガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径との差に抑えることができる。防振ワッシャー21の小径部の厚みを考慮すると更にその差は小さくなる。
In the above, even if the
したがって、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径を固定ボルト29の円柱部29Aの外径より少しだけ大きくして、例えば挿通孔16Eと固定ボルト23の円柱部29A、或いはねじ部29B及び防振ワッシャー21の小径部が実質的に接触するような寸法設定をしておけばガイドレール14の変位は最小に抑えることができる。
Accordingly, the inner diameter of the
このように、本実施例によるとガイドレールの変位を抑制できるので、ガイドレールが変形することによる生じる、乗りかごが走行している状態でガイドレールを摺動するガイドシューに変形による振動が伝えられ、乗りかごに騒音や振動を与えるようになって乗客に不安感を与えたり、またこの振動によって建築物の居室に騒音や振動を与える、といったような課題を解決することができる。 As described above, according to this embodiment, since the displacement of the guide rail can be suppressed, the vibration caused by the deformation is transmitted to the guide shoe that slides on the guide rail while the car is running, which is caused by the deformation of the guide rail. Therefore, it is possible to solve problems such as giving noise and vibration to the car and giving anxiety to the passengers and also giving noise and vibration to the room of the building by this vibration.
尚、本実施例では昇降路側ブラケットにねじ孔28を設けているが、ガイドレール側ブラケットにねじ孔28を設け、昇降路側ブラケット16Bから固定ボルト29を挿入してねじ部29Bをガイドレール側ブラケット16Aのねじ孔28にねじ込む構成にしても良いことは言うまでもない。
In this embodiment, the
次に本発明の第5の実施形態について図8に基づき説明する。図4に示した実施例と同一の参照番号については同一の構成部品、或いは類似の機能を備えた構成部品を示している。 Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The same reference numerals as those in the embodiment shown in FIG. 4 indicate the same components or components having similar functions.
図8(a)、(b)において、昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cには所定の間隔をおいて貫通孔30が直接的に形成されている。
8A and 8B, through
この貫通孔30には固定ボルト31の円柱部31Aが貫通するようになっており、貫通孔30の内径は固定ボルト31の円柱部31Aの外径よりほんの少し大きく設定されている。好ましくは貫通孔30と固定ボルト31の円柱部31Aが接触する程度の寸法に決められている。したがって、固定ボルト31の円柱部31Aは貫通孔30内で殆ど変位することはない。
The
防振材18は昇降路側ブラケット16Bの取付端面16Cに載置され、更に、この防振材18の上にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eを通して取付端面16Dが載せられ、その上に防振ワッシャー21、座金20を固定ボルト29に挿通してナット22で締めつけ固定されるようになっている。
The
固定ボルト31のねじ部31Bにナット22を取り付けて締め付けると、ナット22と固定ボルト31により発生する押圧力(締め付け力)は座金20、防振ワッシャー21を介してガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに伝えられ、最終的には防振材18を所定の圧縮代だけ圧縮してガイドレール側ブラケット16Aと昇降路側ブラケット16Bを強固に固定することができる。
When the
ここで、固定ボルト31の根元側には円柱部31Aが形成されており、この円柱部31Aの長さt1は、防振材18の厚さt2とガイドレール側ブラケット16の取付端面16Dの厚さt3を足した長さより長く決められている。したがって、ナット22による締め付け固定時に、ガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E及防振材18の挿通孔18Aが固定ボルト31の円柱部31A部分に位置するようになっている。これは上述したように固定ボルト31のねじ部31Bの損傷を防止することを期待している。
Here, a
しかしながら、修理、点検によってこの固定ボルト23を再び使用することがない、或いはねじ部23が損傷しても差し支えない、ネジ部31Bが防振ワッシャー21の小径部で保護されている場合等は、必ずしも円柱部31A部分にガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E、及び防振材18の挿通孔18Aが位置する必要はない。
However, if the fixing
したがって、円柱部31Aを省略した固定ボルトや円柱部31Aを短くした固定ボルトを使用する場合はガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16E、及び防振材18の挿通孔18Aがねじ部31B部分、或いはねじ部31Bと円柱部31Aに跨った位置に存在しても差し支えない。
Therefore, when using a fixing bolt in which the
この場合、防振ワッシャー21の小径部はガイドレール側ブラケット16Aの挿通孔16Eと固定ボルト31のねじ部31Bの間に位置して挿通孔16Eとねじ部31Bとの間の防振機能と、ねじ部31Bと挿通孔16Eの直接的な接触を緩衝して相互の損傷を防止する機能を有している。
In this case, the small diameter portion of the
以上において、防振材18が損傷した状態でガイドレール14が変位した場合であっても、昇降路側ブラケット16Bに固定ボルト31の円柱部31Aが貫通孔30に略隙間なく挿入されているので実質的に固定的に植立されている状態となって、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに設けた挿通孔16Eは固定ボルト31の円柱部31Aによってその動きが阻止されることからストッパーの機能を併せ有することになり、ガイドレール14の変位は少なくとも固定ボルト31の円柱部31A、或いはねじ部31Bの外径とガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径との差に抑えることができる。防振ワッシャー21の小径部の厚みを考慮すると更にその差は小さくなる。
In the above, even when the
したがって、ガイドレール側ブラケット16Aの取付端面16Dに形成した挿通孔16Eの内径を固定ボルト31の円柱部31Aの外径より少しだけ大きくして、例えば挿通孔16Eと固定ボルト31の円柱部31A、或いはねじ部31B及び防振ワッシャー21の小径部が実質的に接触するような寸法設定をしておけばガイドレール14の変位は最小に抑えることができる。
Accordingly, the inner diameter of the
以上説明したように、本実施例によればガイドレールの変位を抑制できるので、ガイドレールが変形することによる生じる、乗りかごが走行している状態でガイドレールを摺動するガイドシューに変形による振動が伝えられ、乗りかごに騒音や振動を与えるようになって乗客に不安感を与えたり、またこの振動によって建築物の居室に騒音や振動を与える、といったような課題を解決することができる。 As described above, according to the present embodiment, since the displacement of the guide rail can be suppressed, it is caused by the deformation of the guide shoe that is caused by the deformation of the guide rail and that slides on the guide rail while the car is running. Vibration can be transmitted, and noise and vibration can be given to the car to give passengers anxiety, and this vibration can also solve problems such as giving noise and vibration to the building room. .
10…昇降路、11…乗りかご、14…ガイドレール、15…壁面、16…ガイドレールブラケット、16A…ガイドレール側ブラケット、16B…昇降路側ブラケット、17…ガイドシュー組立体、18…防振材、20…座金、21…防振ワッシャー、22…ナット、23…固定ボルト。23A…円柱部、23B…ねじ部。
DESCRIPTION OF
Claims (13)
前記ガイドレールブラケットは昇降路の壁面に固定される昇降路側ブラケットとガイドレールに固定されるガイドレール側ブラケットよりなり、前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの間に防振材を配置し、前記昇降路側ブラケットと前記防振材及び前記ガイドレール側ブラケットをナットと協働して締め付け固定する固定ボルトを前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの一方側に固定的に取り付けて前記ガイドレール側ブラケットの変位を前記固定ボルトで阻止することを特徴とするエレベーター装置。 A guide rail fixed to a wall of a hoistway formed in a building by a guide rail bracket, a car that travels up and down the hoistway guided by guide means to the guide rail, and the car up and down In an elevator apparatus composed of a hoisting machine or the like to drive,
The guide rail bracket comprises a hoistway side bracket fixed to the hoistway wall and a guide rail side bracket fixed to the guide rail, and a vibration isolating material is disposed between the hoistway side bracket and the guide rail side bracket, A fixing bolt for fastening and fixing the hoistway side bracket, the vibration isolator and the guide rail side bracket in cooperation with a nut is fixedly attached to one side of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket. An elevator apparatus characterized in that a displacement of a side bracket is blocked by the fixing bolt.
前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの一方の面にねじ孔を直接的に形成し、前記防振材に形成した挿通孔及び前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方に形成した挿通孔を貫通する前記固定ボルトのねじ部を前記ねじ孔にねじ込み、更に前記固定ボルトのねじ部に前記ナットをねじ込むことによって前記昇降路側ブラケットと前記防振材、及び前記ガイドレール側ブラケットを締め付け固定することを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 1,
A screw hole is directly formed on one surface of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket, and an insertion hole formed in the vibration isolator and an insertion formed on the other of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket. Screw the screw part of the fixing bolt that penetrates the hole into the screw hole, and screw the nut into the screw part of the fixing bolt, thereby fastening and fixing the hoistway side bracket, the vibration isolator, and the guide rail side bracket. An elevator apparatus characterized by that.
前記固定ボルトは根元側に円柱部を有し、前記防振材に形成した挿通孔及び前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方に形成した挿通孔を前記円柱部、或いはねじ部、或いは前記円柱部とねじ部に跨って位置するように配置し、前記固定ボルトのねじ部を前記ねじ孔にねじ込み、更に前記ナットを前記ねじ部にねじ込むことによって前記昇降路側ブラケットと前記防振材、及び前記ガイドレール側ブラケットを締め付け固定することを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 2,
The fixing bolt has a cylindrical portion on the base side, and the insertion hole formed in the vibration isolator and the insertion hole formed in the other of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket are the cylindrical portion, the screw portion, or The hoistway side bracket and the anti-vibration material are arranged so as to be positioned across the column part and the screw part, screw the screw part of the fixing bolt into the screw hole, and further screw the nut into the screw part. And the guide rail side bracket is fastened and fixed.
前記昇降路側ブラケット或いは前記ガイドレール側ブラケットに形成した挿通孔と前記円柱部、或いはねじ部、或いは前記円柱部とねじ部との間には防振ワッシャが介在されていることを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 3,
An elevator characterized in that an anti-vibration washer is interposed between the insertion hole formed in the hoistway side bracket or the guide rail side bracket and the cylindrical portion, or the screw portion, or between the cylindrical portion and the screw portion. apparatus.
前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの一方の面に根元側に円柱部を有し先端側にねじ部を有する固定ボルトを固定し、前記防振材に形成した挿通孔及び前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方に形成した挿通孔を前記固定ボルトの前記円柱部、或いはねじ部、或いは前記円柱部とねじ部に跨って位置するように配置し、前記ナットを前記ねじ部にねじ込むことによって前記昇降路側ブラケットと前記防振材、及び前記ガイドレール側ブラケットを締め付け固定することを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 1,
An insertion hole formed in the vibration isolator and the hoistway side bracket by fixing a fixing bolt having a cylindrical part on the base side and a screw part on the tip side on one surface of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket And an insertion hole formed in the other of the guide rail side bracket so as to be positioned across the cylindrical portion of the fixing bolt, the threaded portion, or the cylindrical portion and the threaded portion, and the nut in the threaded portion. An elevator apparatus characterized by tightening and fixing the hoistway side bracket, the vibration isolator, and the guide rail side bracket by screwing.
前記昇降路側ブラケット或いは前記ガイドレール側ブラケットに形成した挿通孔と前記円柱部、或いはねじ部、或いは前記円柱部とねじ部との間には防振ワッシャが介在されていることを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 5,
An elevator characterized in that an anti-vibration washer is interposed between the insertion hole formed in the hoistway side bracket or the guide rail side bracket and the cylindrical portion, or the screw portion, or between the cylindrical portion and the screw portion. apparatus.
前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの一方の面にねじ部より径が大きい円柱部を固定し、前記防振材に形成した挿通孔及び前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方に形成した挿通孔を前記円柱部に位置するように配置し、前記ねじ部に前記ナットをねじ込むことによって前記昇降路側ブラケットと前記防振材、及び前記ガイドレール側ブラケットを締め付け固定することを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 1,
A cylindrical portion having a diameter larger than the thread portion is fixed to one surface of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket, and the insertion hole formed in the vibration isolator and the other of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket are formed. The formed insertion hole is disposed so as to be positioned in the cylindrical portion, and the hoistway side bracket, the vibration isolator, and the guide rail side bracket are fastened and fixed by screwing the nut into the screw portion. Elevator equipment to do.
前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの一方の面に内部にねじ孔を有した円柱部を固定し、前記防振材に形成した挿通孔及び前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方に形成した挿通孔を前記円柱部に位置するように配置し、先端にねじ部を有する固定ボルトを前記円柱部のねじ孔にねじ込むことによって前記昇降路側ブラケットと前記防振材、及び前記ガイドレール側ブラケットを締め付け固定することを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 1,
A cylindrical portion having a screw hole inside is fixed to one surface of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket, and an insertion hole formed in the vibration isolator and the other of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket The hoistway side bracket, the anti-vibration material, and the guide rail are disposed by positioning the insertion hole formed in the cylindrical portion so as to be positioned in the cylindrical portion, and screwing a fixing bolt having a screw portion at the tip into the screw hole of the cylindrical portion. An elevator apparatus characterized by tightening and fixing a side bracket.
前記円柱部は前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの一方の面に溶接によって固定されていることを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 5 to claim 8,
The elevator apparatus according to claim 1, wherein the cylindrical portion is fixed to one surface of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket by welding.
前記昇降路側ブラケット或いは前記ガイドレール側ブラケットに形成した挿通孔と前記円柱部との間には防振ワッシャーが介在されていることを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus in any one of Claims 7 thru | or 8,
An elevator apparatus comprising a vibration washer interposed between an insertion hole formed in the hoistway side bracket or the guide rail side bracket and the column portion.
前記円柱部の長さは前記前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方の厚さと前記防振材の厚さを足した長さより長く設定されていることを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus in any one of Claims 5 thru | or 10,
The length of the said cylindrical part is set longer than the length which added the thickness of the other of the said hoistway side bracket and the said guide rail side bracket, and the thickness of the said vibration isolator, The elevator apparatus characterized by the above-mentioned.
前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの一方の面に貫通孔を形成し、固定ボルトの根元側に形成し前記貫通孔に接触する外径を有する円柱部を前記貫通孔に挿通すると共に、前記防振材に形成した挿通孔及び前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方に形成した挿通孔を前記固定ボルト挿通して前記円柱部、或いはねじ部、或いは前記円柱部と前記ねじ部に跨った部分に位置するように配置し、前記ナットを前記固定ボルトのねじ部に前記ナットをねじ込むことによって前記昇降路側ブラケットと前記防振材、及び前記ガイドレール側ブラケットを締め付け固定することを特徴とするエレベーター装置。 In the elevator apparatus according to claim 1,
A through hole is formed on one surface of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket, and a cylindrical portion formed on the base side of the fixing bolt and having an outer diameter that contacts the through hole is inserted into the through hole, Inserting the fixing bolt into the insertion hole formed in the anti-vibration material and the insertion hole formed in the other of the hoistway side bracket and the guide rail side bracket, the cylindrical part, or the screw part, or the cylindrical part and the screw part. It is arranged so as to be located in a portion straddling the nut, and the nut is screwed into the threaded portion of the fixing bolt to fasten and fix the hoistway side bracket, the vibration isolator, and the guide rail side bracket. Elevator device characterized.
前記円柱部の長さは前記前記昇降路側ブラケットと前記ガイドレール側ブラケットの他方の厚さと前記防振材の厚さを足した長さより長く設定されていることを特徴とするエレベーター装置。 The elevator apparatus according to claim 12,
The length of the said cylindrical part is set longer than the length which added the thickness of the other of the said hoistway side bracket and the said guide rail side bracket, and the thickness of the said vibration isolator, The elevator apparatus characterized by the above-mentioned.
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