JP2013148788A - 焦点調節装置、及び焦点調節プログラム - Google Patents

焦点調節装置、及び焦点調節プログラム Download PDF

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【課題】精度良く被写体に合焦させることができる焦点調節装置、及び焦点調節プログラムを提供する。
【解決手段】焦点調節装置191は、AFレンズ112を介して撮影された、撮影時刻が異なる複数の画像を取得する取得部192と、取得部192により取得された画像の特徴量に基づいて、主要被写体領域を抽出する制御部193と、複数の画像のうち、相対的に前の時刻に撮影された画像の主要被写体領域と相対的に後の時刻に撮影された画像の主要被写体領域とを比較する制御部193と、比較結果に応じて前記合焦レンズを制御する制御部193と、AFレンズ112を介して撮像された時刻が異なる複数の画像を取得する取得部192と、被写体が撮像されている領域を画像特徴量に基づいて画像から抽出し、AFレンズ112の位置を制御することで領域に合焦させる制御部193と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体に合焦させる焦点調節装置、及び焦点調節プログラムに関する。
被写体が撮像装置の方向に移動した場合でも、その被写体に合焦させることを目的とした撮像装置が、特許文献1に開示されている。
特開2009−69748号公報
しかしながら、特許文献1に開示された撮像装置は、各画素に対して画像マッチングを実行することで被写体を検出している。このため、特許文献1に開示された撮像装置は、被写体が回転した場合、画像がマッチせず、被写体に精度良く合焦させることができないという問題がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、被写体に精度良く合焦させることができる焦点調節装置、及び焦点調節プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、合焦レンズを介して撮影された、撮影時刻が異なる複数の画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された前記画像の特徴量に基づいて、主要被写体領域を抽出する被写体領域抽出部と、前記複数の画像のうち、相対的に前の時刻に撮影された画像の主要被写体領域と相対的に後の時刻に撮影された主要被写体領域とを比較する特徴量比較部と、前記特徴量比較部による比較結果に応じて前記合焦レンズを制御する制御部と、を備えることを特徴とする焦点調節装置である。
また、本発明は、焦点調節装置のコンピュータに、合焦レンズを介して撮像された時刻が異なる複数の画像を取得する手順と、被写体が撮像されている領域を画像特徴量に基づいて前記画像から抽出し、前記合焦レンズの位置を制御することで前記領域に合焦させる手順と、を実行させるための焦点調節プログラムである。
本発明によれば、焦点調節装置は、被写体に精度良く合焦させることができる。
本発明の第1実施形態における、撮像装置、レンズ鏡筒及び記憶媒体の構成を表すブロック図である。 本発明の第1実施形態における、焦点調節装置の動作手順を表すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における、画像においてラベル領域の位置が変化した場合に合焦させるタイミングを説明するための図である。 本発明の第2実施形態における、焦点調節装置の動作手順を表すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における、エッジ検出オペレータを説明するための図である。 本発明の第3実施形態における、ラベル領域の輪郭線と、輪郭線の全体を含むウィンドウとを表す図である。 本発明の第3実施形態における、コントラスト評価値の度数分布を色成分毎に表す図である。 本発明の第3実施形態における、コントラスト評価値の度数分布を被写体距離毎に表す図である。 本発明の第3実施形態における、コントラスト評価値のピーク度数と、被写体距離との関係を表す図である。 本発明の第3実施形態における、焦点調節装置の動作手順を表すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における、焦点調節装置の動作手順を表すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における、ラベル領域の輪郭線を説明するための図である。 本発明の第4実施形態における、ラベル領域の輪郭線の一部分を含むウィンドウを表す図である。 本発明の第4実施形態における、ラベル領域の輪郭線の全体を含む複数のウィンドウを表す図である。 本発明の第4実施形態における、ラベル領域の輪郭線の部分をそれぞれ含む複数のウィンドウを表す図である。 本発明の第4実施形態における、ウィンドウ毎のコントラスト評価値の変化を表す図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1には、撮像装置、レンズ鏡筒及び記憶媒体の構成が、ブロック図により表されている。撮像装置100は、レンズ鏡筒111を介して光学像(被写体像)を撮像し、得られた画像を静止画又は動画の画像として、記憶媒体200に記憶させる。
まず、レンズ鏡筒の構成を説明する。
レンズ鏡筒111は、合焦レンズ(以下、「AF(Auto Focus)レンズ」という)112と、レンズ駆動部116と、AFエンコーダ117と、鏡筒制御部118とを備える。なお、レンズ鏡筒111は、撮像装置100に着脱可能に接続されてもよいし、撮像装置100と一体であってもよい。
AFレンズ112は、レンズ駆動部116により駆動され、撮像装置100が備える撮像部110の撮像素子119(後述)の受光面(光電変換面)に、被写体の光学像を導く。
AFエンコーダ117は、AFレンズ112の移動を検出し、AFレンズ112の移動量に応じた信号を、鏡筒制御部118に出力する。ここで、AFレンズ112の移動量に応じた信号とは、例えば、AFレンズ112の移動量に応じて位相が変化するサイン(sin)波信号である。
鏡筒制御部118は、撮像装置100から入力される駆動制御信号に応じて、レンズ駆動部116を制御する。ここで、駆動制御信号とは、AFレンズ112を光軸方向に駆動させるための制御信号である。鏡筒制御部118は、駆動制御信号に応じて、レンズ駆動部116に出力するパルス電圧のステップ数を変更する。
また、鏡筒制御部118は、AFレンズ112の移動量に応じた信号に基づいて、レンズ鏡筒111におけるAFレンズ112の位置(フォーカス・ポジション)を、撮像装置100に出力する。ここで、鏡筒制御部118は、AFレンズ112の移動量に応じた信号を、移動方向に応じて積算することで、レンズ鏡筒111におけるAFレンズ112の移動量(位置)を算出する。
レンズ駆動部116は、鏡筒制御部118による制御に応じてAFレンズ112を駆動し、AFレンズ112をレンズ鏡筒111内で光軸方向に移動させる。
次に、撮像装置の構成を説明する。
撮像装置100は、撮像部110と、画像処理部140と、表示部150と、バッファメモリ部130と、操作部180と、記憶部160と、CPU190と、通信部170と、焦点調節装置191とを備える。
撮像部110は、撮像素子119と、A/D(Analog/Digital)変換部120とを備える。撮像部110の各部は、設定された撮像条件(例えば、絞り値、露出値)に基づいてCPU190により制御される。
撮像素子119は、光電変換面を備える。撮像素子119は、レンズ鏡筒111(光学系)により光電変換面に結像された光学像を電気信号に変換し、変換した電気信号をA/D変換部120に出力する。撮像素子119は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)で構成される。また、撮像素子119は、光電変換面の一部に結像された光学像を、電気信号に変換してもよい(切り出し)。
また、撮像素子119は、操作部180を介して撮影指示を受け付けた際に得られた画像を、A/D変換部120を介して記憶媒体200に記憶させる。一方、撮像素子119は、撮像指示を受け付けていない状態では、連続的に得られる画像をスルー画像として、焦点調節装置191及び表示部150に対して、A/D変換部120を介して出力する。
A/D変換部120は、撮像素子119により変換された電気信号をデジタル化し、デジタル化した電気信号により表される画像を、バッファメモリ部130に出力する。
操作部180は、ユーザによる操作入力を受け付け、操作入力に応じた信号をCPU190に出力する。操作部180は、ユーザ・インターフェース(UI)として、例えば、電源スイッチ、シャッタボタン、マルチセレクタ(十字キー)、又はその他の操作キーを備える。
画像処理部140は、記憶部160に記憶されている画像処理条件を参照し、バッファメモリ部130に一時的に記憶されている画像に対して、画像処理を施す。画像処理部140は、画像処理を施した画像を、通信部170を介して記憶媒体200に記憶させる。
表示部150は、撮像部110により得られた画像、及び操作画面などを表示する。表示部150は、例えば、液晶ディスプレイである。
バッファメモリ部130は、撮像部110により撮像された画像を一時的に記憶する。
記憶部160は、撮像する場面を判定するシーン判定の際にCPU190から参照される判定条件、及び、判定された撮像シーン毎に対応付けられた撮像条件(例えば、絞り値、露出値)などを記憶する。
CPU190は、設定された撮像条件に従って撮像部110を制御する。また、CPU190は、操作部180から入力された「操作入力に応じた信号」に基づいて、静止画又は動画として、画像処理部140に画像を画像処理させる。
通信部170は、取り外しが可能な記憶媒体200(例えば、メモリカード)と接続され、記憶媒体200への情報(画像データなど)の書込み、読み出し又は消去を実行する。
記憶媒体200は、撮像装置100に対して着脱可能に接続される記憶部であって、各種の情報(画像データなど)を記憶する。なお、記憶媒体200は、撮像装置100と一体であってもよい。
次に、焦点調節装置の構成を説明する。
焦点調節装置191は、撮像された時刻が異なる複数のフレーム画像(動画、スルー画)を取得する。また、焦点調節装置191は、フレーム画像において被写体が撮像されている領域であって、ラベル(識別情報)が割り当てられた領域(以下、「ラベル領域」という)に合焦させる。
焦点調節装置191は、取得部192と、制御部193とを備える。取得部192は、AFレンズ112を介して撮像された時刻が異なる複数のフレーム画像を、動画又はスルー画として、A/D変換部120を介して撮像素子119から取得する。
制御部193には、取得部192が取得した複数のフレーム画像が入力される。制御部193(被写体領域抽出部)は、フレーム画像において主要被写体が撮像されている領域(主要被写体領域)を、画像特徴量に基づいてフレーム画像から抽出する。ここで、画像特徴量とは、例えば、領域の分布(位置、形状(慣性モーメント))、領域の面積、領域の数、デフォーカス量(被写体距離)、動きベクトル(差分データ)、色相(色成分)、彩度、明度、及びテクスチャ(模様)である。制御部193(算出部)は、画像特徴量に基づいて、抽出された主要被写体領域の輪郭線(エッジ)及びコントラスト評価値を検出(算出)する。
また、制御部193は、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像に対して用いた画像特徴量を、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)に対しても用いることで、フレーム画像において被写体が撮像されている領域を抽出する。これにより、制御部193は、被写体の前後移動又は回転などにより被写体の見掛けの大きさ、明るさ、面積又は形状が変化しても、フレーム画像同士の差分に基づく画像マッチングと比較して容易に領域を抽出することができる。なお、制御部193は、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)において領域を抽出しにくい場合、画像特徴量の条件を緩くしてもよい。
また、制御部193は、山登りオートフォーカス(山登りAF)をフレーム画像に対して実行することにより、被写体が撮像された領域に合焦させる。また、制御部193は、山登りオートフォーカスの際に検出した色成分毎のコントラスト評価値を、色成分毎のコントラスト評価値の初期値として、記憶部160に記憶させる。
コントラスト評価値の初期値が記憶部160に記憶されている場合、すなわち、被写体が撮像された領域に1回以上合焦させた場合、制御部193は、抽出した領域にラベルを割り当てることで、抽出した領域をラベル領域とする(ラベリング)。また、制御部193は、コントラスト・オートフォーカス(コントラストAF)を実行する際にコントラスト評価値を検出する範囲として、ラベル領域に外接するウィンドウ(測距枠)を画像に定める。ウィンドウは、例えば、矩形の枠である。
また、制御部193は、AFレンズ112の位置を制御することで、撮像された時刻が異なる複数のフレーム画像の各ラベル領域に合焦させる。ここで、制御部193は、鏡筒制御部118に駆動制御信号を出力することにより、レンズ鏡筒111におけるAFレンズ112の位置を制御する。
制御部193(特徴量比較部)は、複数のフレーム画像のうち、相対的に前の時刻に撮影されたフレーム画像のラベル領域(主要被写体領域)と、相対的に後の時刻に撮影されたフレーム画像のラベル領域とを比較し、フレーム画像においてラベル領域の位置が変化したか否かを判定する。ここで、制御部193は、フレーム画像においてラベル領域の位置が変化しているか否かに係わらず、コントラスト評価値を検出するものとする。これは、フレーム画像においてラベル領域の位置が変化していなくても、被写体と撮像装置100との距離(被写体距離)が変化している場合には、被写体距離に応じてコントラスト評価値が変化するためである。
制御部193は、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像におけるラベル領域の位置と、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像におけるラベル領域の位置とが異なる場合、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)におけるラベル領域に、再び合焦させる。
次に、焦点調節装置の動作手順を説明する。
図2は、焦点調節装置の動作手順を表すフローチャートである。また、図3は、画像においてラベル領域の位置が変化した場合に合焦させるタイミングを説明するための図である。
操作部180は、追尾モードに状態遷移する旨の指示を、操作入力により受け付けたとする。ここで、追尾モードとは、動画又はスルー画において被写体を追尾するための動作モードである。操作部180は、追尾モードを受け付けたことを表す信号を、制御部193に出力する。これにより、制御部193は、追尾モードに状態遷移する(図2:ステップS1)。
また、操作部180は、制御部193が追尾する対象とする被写体の指定を、操作入力(カメラ・ユーザ・インターフェース(カメラUI))により受け付けたとする。ここで、制御部193が追尾する対象とする被写体は、動画又はスルー画における被写体の座標に基づいて指定されてもよいし、被写体距離を表す情報(例えば、マクロ撮影であるか否かを表す情報)に基づいて指定されてもよい(図2:ステップS2)。
制御部193は、指定された被写体が撮像された領域に対して山登りオートフォーカスを実行し、その領域に1回以上合焦させる。さらに、制御部193は、被写体の色成分(RGB値)に基づいて、フレーム画像からラベル領域を抽出する(図2:ステップS3)。また、制御部193は、ラベル領域に外接するウィンドウ(測距枠)をフレーム画像に定める(図2:ステップS4)。ここで、ラベル領域400(図3を参照)に外接するウィンドウ500が、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像300(初期のフレーム画像)に定められたとする。
制御部193は、ウィンドウ500内のコントラスト評価値を色成分毎に積分する(図2:ステップS5)。また、制御部193は、色成分毎に積分したコントラスト評価値を、記憶部160に記憶させる(図2:ステップS6)。また、制御部193は、ウィンドウ500内についてコントラスト・オートフォーカスを実行することにより、AFレンズ112の位置を制御し、ラベル領域400に合焦させる(図2:ステップS7)。
そして、制御部193は、相対的に後の時刻に撮像された画像(後続のフレーム画像)を取得する(図2:ステップS8)。ここで、制御部193は、フレーム画像301(図3を参照)を取得したとする。
制御部193は、今回取得したフレーム画像301においてラベル領域400の位置が変化したか否かを判定する(図2:ステップS9)。ラベル領域400の位置が変化していない場合(ステップS9−NO)、制御部193は、前回取得したフレーム画像300に用いた画像特徴量の条件と同じ条件に基づいて、今回取得したフレーム画像301をラベリングする(図2:ステップS10)。また、制御部193は、ウィンドウ500内のコントラスト評価値を色成分毎に積分し(図2:ステップS11)、図2のステップS8に処理を戻す。
一方、ステップS9において、ラベル領域400の位置が変化している場合(図2:ステップS9−YES)、制御部193は、ウィンドウ500内についてコントラスト・オートフォーカスを実行することにより、AFレンズ112の位置を制御し、ラベル領域400に合焦させる(図2:ステップ12)。制御部193は、フレーム画像301(図3を参照)において、ウィンドウ500内についてコントラスト・オートフォーカスを実行することにより、AFレンズ112の位置を制御し、位置が変化しているラベル領域400に合焦させる。そして、制御部193は、図2のステップS8に処理を戻す。
以上のように、焦点調節装置191は、AFレンズ112を介して撮影された、撮影時刻が異なる複数の画像を取得する取得部192と、取得部192により取得された前記画像の特徴量に基づいて、主要被写体領域を抽出する制御部193(被写体領域抽出部)と、前記複数の画像のうち、相対的に前の時刻に撮影された画像の主要被写体領域と相対的に後の時刻に撮影された主要被写体領域とを比較する制御部193(特徴量比較部)と、制御部193(特徴量比較部)による比較結果に応じてAFレンズ112を制御する制御部193と、を備える。
この構成により、焦点調節装置は、画像同士の差分に基づく画像マッチングと比較して被写体を検出し易い(被写体の移動又は回転に対して耐性が在る)画像特徴量に基づいて抽出されたラベル領域に合焦させるので、これにより、被写体に精度良く合焦させることができる。また、焦点調節装置は、被写体が移動又は回転した場合でも、画像に撮像された被写体を追尾することができる。
また、制御部193(被写体領域抽出部)は、画像特徴量である領域の分布、領域の面積、領域の数、デフォーカス量、動きベクトル、色成分、彩度、明度及びテクスチャのうち少なくとも1つに基づいて、ラベル領域を抽出する。
これにより、焦点調節装置は、被写体の見掛けの面積、形状又は光量が変化しても、画像同士の差分に基づく画像マッチングと比較して被写体を容易に検出して、被写体に精度良く合焦させることができる。
また、制御部193は、相対的に前の時刻に撮影された画像のラベル領域(主要被写体領域)の位置と相対的に後の時刻に撮影された画像の前記主要被写体領域の位置とが異なる場合、前記相対的に後の時刻に撮影された画像(後続のフレーム画像)の前記主要被写体領域に合焦させるようにAFレンズ112を制御する。
この構成により、焦点調節装置は、ラベル領域の位置が変化した場合、ラベル領域に再び合焦させるので、これにより、適切なタイミングで被写体に合焦させ、必要以上に頻繁に被写体に合焦させることなく、動画及びスルー画を見やすく表示させることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第2実施形態では、画像における被写体の位置が変化しない代わりに、被写体距離が変化する点が、第1実施形態と異なる。以下では、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
制御部193(算出部)は、抽出されたラベル領域(主要被写体領域)のコントラスト評価値を算出する。また、制御部193(図1を参照)は、AFレンズ112を光軸方向に前後移動させる(ウォブリング)。制御部193は、ウォブリングによるコントラスト評価値の増減に基づいて、被写体の前景に合焦している状態(以下、「前ピン」という)であるか、又は、被写体の背景に合焦している状態(以下、「後ピン」という)であるかを判定する。
制御部193は、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像におけるラベル領域(主要被写体領域)のコントラスト評価値と、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)におけるラベル領域(主要被写体領域)のコントラスト評価値とが異なる場合、後続のフレーム画像におけるラベル領域に再び合焦させる。ここで、制御部193は、前ピンであるか又は後ピンであるかの判定結果に基づいて、AFレンズ112の移動方向を前ピン方向又は後ピン方向のいずれか一方に制限して、ウィンドウ内についてコントラスト・オートフォーカスを実行することにより、ラベル領域に合焦させる。
また、制御部193は、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像におけるラベル領域のコントラスト評価値を初期値とし、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)におけるラベル領域のコントラスト評価値が初期値以上になるまでAFレンズ112の位置を制御することで、ラベル領域に再び合焦させる。
ここで、S0を「コントラスト評価値の初期値」とし、S1を「後続のフレーム画像におけるコントラスト評価値」とし、ΔSを(S1−S0)又は(S1/S0)とし、K1を「予め定められた閾値」とする。
制御部193は、ΔS>K1が成立している場合、合焦していない(ピントがずれている)と判定する。また、制御部193は、この式が成立しなくなるまで、AFレンズ112の位置を制御することで、ラベル領域に再び合焦させる。
次に、焦点調節装置の動作手順を説明する。
図4は、焦点調節装置の動作手順を表すフローチャートである。操作部180は、追尾モードに状態遷移する旨の指示を、操作入力により受け付けたとする。操作部180は、追尾モードを受け付けたことを表す信号を、制御部193に出力する。これにより、制御部193は、追尾モードに状態遷移する(図4:ステップSa1)。また、操作部180は、制御部193が追尾する対象とする被写体の指定を、操作入力(カメラUI)により受け付けたとする(図4:ステップSa2)。
制御部193は、指定された被写体が撮像された領域に対して山登りオートフォーカスを実行し、その領域に山登りオートフォーカスにより1回以上合焦させる。さらに、制御部193は、被写体の色成分(RGB値)に基づいて、フレーム画像からラベル領域を抽出する(図4:ステップSa3)。また、制御部193は、ラベル領域に外接するウィンドウ(測距枠)を画像に定める(図4:ステップSa4)。
制御部193は、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像(初期のフレーム画像)に定められたウィンドウ内のコントラスト評価値を、色成分毎に積分する(図4:ステップSa5)。また、制御部193は、色成分毎に積分したコントラスト評価値を、記憶部160に記憶させる(図4:ステップSa6)。
そして、制御部193は、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)を取得する(図4:ステップSa8)。また、制御部193は、今回取得したフレーム画像に定められたウィンドウ内のコントラスト評価値を、色成分毎に積分する(図4:ステップSa9)。
制御部193は、今回取得したフレーム画像においてコントラスト評価値が低減(劣化)したか否かを判定する(図4:ステップSa10)。コントラスト評価値が低減した場合(ステップSa10−YES)、制御部193は、前回取得したフレーム画像に用いた画像特徴量の条件と同じ条件に基づいて、今回取得したフレーム画像についてラベリングを実行する(図4:ステップSa11)。また、制御部193は、今回取得したフレーム画像に定められたウィンドウ内のコントラスト評価値を、色成分毎に積分する(図4:ステップSa12)。
また、制御部193は、今回取得したフレーム画像においてコントラスト評価値が低減したか否かを判定する(図4:ステップSa13)。コントラスト評価値が低減した場合(ステップSa13−YES)、制御部193は、ウォブリングによるコントラスト評価値の増減に基づいて、前ピンであるか又は後ピンであるかを判定する。
また、制御部193は、この判定結果に基づいて、AFレンズ112の移動方向を前ピン方向又は後ピン方向のいずれか一方に制限し、ウィンドウ内についてコントラスト・オートフォーカスを実行することにより、ラベル領域に合焦させる。ここで、制御部193は、前ピン又は後ピンのデフォーカス量(ぼけ量)に基づいて、AFレンズ112の移動量を制限しながらコントラスト・オートフォーカスを実行することにより、ラベル領域に合焦させる(図4:ステップSa15)。このように、焦点調節装置は、AFレンズ112の移動量を制限するので、ラベル領域に精度良く短時間で合焦させることができる。
一方、ステップSa10において、コントラスト評価値が低減していない場合(ステップSa10−YES)、制御部193は、図4のステップSa8に処理を戻す。
また、ステップSa13において、コントラスト評価値が低減していない場合(ステップSa13−YES)、制御部193は、図4のステップSa8に処理を戻す。
以上のように、焦点調節装置191は、制御部193(被写体領域抽出部)により抽出された前記主要被写体領域のコントラスト評価値を算出する算出部をさらに備える。制御部193は、相対的に前の時刻に撮影された画像の前記主要被写体領域のコントラスト評価値と相対的に後の時刻に撮影された画像(後続のフレーム画像)の前記主要被写体領域のコントラスト評価値とが異なる場合、前記相対的に後の時刻に撮影された画像の前記主要被写体領域に合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、コントラスト評価値が変化した場合、ラベル領域に合焦させるので、これにより、被写体に精度良く短時間で合焦させることができる。また、焦点調節装置は、被写体が移動又は回転した場合でも、画像に撮像された被写体を追尾することができる。
また、制御部193は、相対的に前の時刻に撮像された画像の前記主要被写体領域のコントラスト評価値を初期値とし、相対的に後の時刻に撮像された画像の前記主要被写体領域のコントラスト評価値が前記初期値以上になるまでAFレンズ112の位置を制御することで、ラベル領域(主要被写体領域)に再び合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、コントラスト評価値を初期値に基づいて、ラベル領域に合焦させるために最適なAFレンズの位置を定めるので、ラベル領域に精度良く短時間で合焦させることができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第3実施形態では、ラベル領域の輪郭線のコントラスト評価値に基づいて合焦させる点が、第1及び第2実施形態と異なる。以下では、第1及び第2実施形態との相違点についてのみ説明する。
まず、焦点調節装置の構成を説明する。
制御部193は、エッジ検出オペレータ(微分オペレータ)を用いて演算を実行し、ラベル領域の輪郭線を色成分毎にフレーム画像から抽出する。また、制御部193は、ラベル領域の輪郭線の全体のコントラスト評価値が変化した場合、ラベル領域に再び合焦させる。
図5は、エッジ検出オペレータを説明するための図である。図5では、画素600と画素601とが隣接しているとする。また、画素600の画像特徴量は「+1」と、画素601の画像特徴量は「0」とする。また、エッジ検出オペレータ700は、隣接する一方の画素の画像特徴量に対する係数「−1」と、隣接する他方の画素の画像特徴量に対する係数「+1」とを有する。
制御部193(算出部)は、隣接する画素同士の画像特徴量の差(傾斜)を検出(算出)し、検出した差の絶対値に基づいて、ラベル領域の輪郭線を抽出する。具体的には、制御部193は、画素600の画像特徴量「+1」と、エッジ検出オペレータ700の係数「−1」とを乗算する。また、制御部193は、画素601の画像特徴量「0」と、エッジ検出オペレータ700の係数「+1」とを乗算する。さらに、制御部193は、これらの乗算結果を加算し、加算結果の絶対値を算出する。以下、エッジ検出オペレータの出力値を「コントラスト評価値」という。コントラスト評価値は、ラベル領域の輪郭線の画像特徴量(エッジパワー)の差に応じた値となる。
制御部193は、算出したコントラスト評価値に基づいて、フレーム画像からラベル領域の輪郭線を抽出する。図6には、ラベル領域の輪郭線と、輪郭線の全体を含むウィンドウとが表されている。図6では、ウィンドウ520aがラベル領域の輪郭線420aの全体を含んでいることが表されている。
制御部193は、画素毎の画像特徴量により定まるコントラスト評価値の度数分布(ヒストグラム)に基づいて、ラベル領域に再び合焦させる。図7には、コントラスト評価値の度数分布が、色成分毎に表されている。横軸は、コントラスト評価値を表す。縦軸は、コントラスト評価値の度数を表す。ここで、輪郭線に含まれる色成分である赤色(Rチャネル)、緑色(Gチャネル)及び青色(Bチャネル)のそれぞれのコントラスト評価値の度数分布が表されている。
焦点調節を実行するか否かの判定には、度数が一定以上在る色成分(色チャネル)が、制御部193により選択される。なお、判定に用いられる色成分は、コントラスト評価値の度数分布の平均値(Ave)又は分散(σ)に基づいて選択されてもよい。
記憶部160(図1を参照)は、コントラスト評価値と、AFレンズ112の位置とを対応付けて予め記憶する。また、記憶部160は、制御部193による制御に応じて、色成分毎のコントラスト評価値を記憶する。
図8には、コントラスト評価値の度数分布が、被写体距離毎に表されている。図8(A)には、被写体距離2[m]における度数分布が表されている。また、図8(B)には、被写体距離2.2[m]における度数分布が表されている。また、図8(C)には、被写体距離2.5[m]における度数分布が表されている。また、図8(D)には、被写体距離4[m]における度数分布が表されている。図8に表されているように、被写体距離が長いほど、度数分布の分散は大きくなる。
また、図9には、コントラスト評価値のピーク度数と、被写体距離との関係が表されている。図8及び図9に表されているように、被写体距離が長いほど、コントラスト評価値のピーク度数は大きくなる。
制御部193は、コントラスト評価値とAFレンズ112の位置とを対応付けて予め記憶する記憶部160を参照し、規定されたパルス電圧のステップ数を、記憶部160から取得する。制御部193は、コントラスト評価値毎に規定されたパルス電圧のステップ数に基づいて、AFレンズ112の移動量を制限する。これにより、制御部193は、ラベル領域に合焦する最適な位置を、AFレンズ112が大きく越えないようにすることができる。
また、制御部193(特徴量比較部)は、度数が一定以上在るコントラスト評価値を色成分毎に選択し、選択した色成分の全てについて、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像(前回取得したフレーム画像)におけるラベル領域のコントラスト評価値と比較する。制御部193は、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(今回取得したフレーム画像)のラベル領域のコントラスト評価値が劣る場合、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(今回取得したフレーム画像)のラベル領域に再び合焦させる。
次に、焦点調節装置の動作手順を説明する。
図10及び図11は、焦点調節装置の動作手順を表すフローチャートである。また、図12は、ラベル領域の輪郭線を説明するための図である。操作部180は、追尾モードに状態遷移する旨の指示を、操作入力により受け付けたとする。操作部180は、追尾モードを受け付けたことを表す信号を、制御部193に出力する。これにより、制御部193は、追尾モードに状態遷移する(図10:ステップSb1)。また、操作部180は、制御部193が追尾する対象とする被写体の指定を、操作入力(カメラUI)により受け付けたとする(図10:ステップSb2)。
制御部193は、指定された被写体が撮像された領域に対して山登りオートフォーカスを実行し、その領域に1回以上合焦させる。さらに、制御部193は、被写体の色成分(RGB値)に基づいて、フレーム画像からラベル領域を抽出する(図10:ステップSb3)。また、制御部193は、ラベル領域に外接するウィンドウ(測距枠)を画像に定める(図10:ステップSb4)。
制御部193は、相対的に前の時刻に撮像されたフレーム画像(初期のフレーム画像)のウィンドウ内のコントラスト評価値を、色成分毎に積分する(図10:ステップSb5)。制御部193は、フレーム画像310(初期のフレーム画像)のウィンドウ510内のコントラスト評価値を、色成分毎に積分する(図12を参照)。また、制御部193は、色成分毎に積分したコントラスト評価値を、記憶部160に記憶させる(図10:ステップSb6)。
制御部193は、ラベル領域の輪郭線を色成分毎に抽出する。制御部193は、ラベル領域の輪郭線410aを、色成分毎に抽出する(図12を参照)。また、制御部193は、輪郭線410aの色成分量(エッジパワー)を、記憶部160に記憶させる(図10:ステップSb7)。
制御部193は、コントラスト評価値の度数分布(ヒストグラム)を検出する(図10:ステップSb8)。また、制御部193は、コントラスト評価値のピーク度数を、色成分毎に検出する。また、制御部193は、度数分布の分散を算出する(図10:ステップSb9)。
そして、制御部193は、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)を取得する(図10:ステップSb10)。また、制御部193は、前回取得したフレーム画像に用いた画像特徴量の条件と同じ条件に基づいて、今回取得したフレーム画像についてラベリングする(図10:ステップSb11)。また、制御部193は、前回取得したフレーム画像に用いた画像特徴量の条件と同じ条件に基づいて、今回取得したフレーム画像から輪郭線を抽出する(図10:ステップSb12)。
制御部193は、度数分布の平均値及び分散を、度数が一定以上在る色成分毎に検出する(図10:ステップSb13)。また、制御部193は、検出した全ての色成分でエッジパワーが低減したか否かを判定する(図10:ステップSb14)。検出した全ての色成分でエッジパワーが低減した場合(図10:ステップSb14−YES)、制御部193は、ウォブリングとして駆動制御信号を出力し、AFレンズ112を前ピン方向にパルス駆動させる(図11:ステップSb15)。
そして、制御部193は、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)を取得する(図11:ステップSb16)。また、制御部193は、前回取得したフレーム画像に用いた画像特徴量の条件と同じ条件に基づいて、今回取得したフレーム画像についてラベリングする(図11:ステップSb17)。また、制御部193は、前回取得したフレーム画像に用いた画像特徴量の条件と同じ条件に基づいて、今回取得したフレーム画像から輪郭線を抽出する(図11:ステップSb18)。
制御部193は、度数分布の平均値及び分散を、度数が一定以上在る色成分毎に検出する(図11:ステップSb19)。また、制御部193は、検出した全ての色成分でエッジパワーが増加したか否かを判定する(図11:ステップSb20)。エッジパワーが増加した場合(図11:ステップSb20−YES)、制御部193は、前ピンであることを表す前ピンフラグを立てる(図11:ステップSb21)。一方、エッジパワーが増加していない場合(図11:ステップSb20−NO)、制御部193は、後ピンであることを表す後ピンフラグを立てる(図11:ステップSb22)。
また、制御部193は、ラベル領域に外接するウィンドウ(測距枠)を画像に定める(図11:ステップSb23)。制御部193は、コントラスト評価値とAFレンズ112の位置とを対応付けて予め記憶する記憶部160を参照し、規定されたパルス電圧のステップ数を、記憶部160から取得する。制御部193は、規定されたパルス電圧のステップ数に基づいて、AFレンズ112の移動量を制限する。
ステップSb21において前ピンフラグを立てた場合、制御部193は、コントラスト・オートフォーカスを実行するための準備として、AFレンズ112を後ピン方向に規定パルス電圧のステップ数だけ駆動させる。一方、ステップSb22において後ピンフラグを立てた場合、制御部193は、コントラスト・オートフォーカスを実行するための準備として、AFレンズ112を前ピン方向に規定パルス電圧のステップ数だけ駆動させる(図11:ステップSb24)。
そして、制御部193は、相対的に後の時刻に撮像されたフレーム画像(後続のフレーム画像)を取得する(図11:ステップSb25)。また、制御部193は、前回取得したフレーム画像に用いた画像特徴量の条件と同じ条件に基づいて、今回取得したフレーム画像から輪郭線を抽出する(図11:ステップSb26)。
制御部193は、度数分布の平均値及び分散を、度数が一定以上在る色成分毎に検出する(図11:ステップSb27)。また、制御部193は、コントラスト・オートフォーカスにおけるコントラスト・スキャンを実行し、今回取得したフレーム画像のウィンドウ内のコントラスト評価値を、色成分毎に積分する(図11:ステップSb28)。制御部193は、コントラスト評価値が、合焦状態におけるコントラスト評価値以上か否かを判定する(図11:ステップSb29)。
コントラスト評価値が、合焦状態におけるコントラスト評価値未満である場合(図11:ステップSb29−NO)、制御部193は、コントラスト・スキャンを実行した際に、コントラスト評価値のピークを検出したか否かを判定する(図11:ステップSb30)。
コントラスト評価値のピークを検出していない場合(図11:ステップSb30−NO)制御部193は、コントラスト・スキャンにおいてAFレンズ112が駆動する範囲であるスキャン域が終了したか否かを判定する(図11:ステップSb31)。スキャン域が終了した場合(図11:ステップSb31−YES)、制御部193は、コントラスト・スキャンにおいてAFレンズ112の位置に応じたコントラスト評価値に基づいて、内挿法により定まる内挿点に応じて合焦位置を検出し(図11:ステップSb32)、検出した合焦位置にAFレンズ112を移動させる(図11:ステップSb33)。制御部193は、コントラスト・オートフォーカスを終了し(図11:ステップSb34)、図10のステップSb10に処理を戻す。
一方、ステップSb14において、検出した全ての色成分でエッジパワーが低減した場合(図10:ステップSb14−NO)、制御部193は、図10のステップSb10に処理を戻す。
また、ステップSb29において、コントラスト評価値が、合焦状態におけるコントラスト評価値以上である場合(図11:ステップSb29−YES)、制御部193は、図11のステップSb34に処理を進める。
また、ステップSb30において、コントラスト評価値のピークを検出した場合(図11:ステップSb30−YES)制御部193は、図11のステップSb32に処理を進める。
また、ステップSb31において、スキャン域が終了していない場合(図11:ステップSb31−NO)、制御部193は、図11のステップSb24に処理を戻す。
以上のように、制御部193は、ラベル領域(主要被写体領域)の輪郭線の全体のコントラスト評価値が変化した場合、ラベル領域に再び合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、ラベル領域の輪郭線の全体のコントラスト評価値に基づいて、被写体と背景との境界(被写体の輪郭線)を明確にするので、これにより、動画及びスルー画でも安定して、ラベル領域に精度良く合焦させることができる。
また、制御部193は、コントラスト評価値とAFレンズ112の位置とを対応付けて予め記憶する記憶部160を参照し、コントラスト評価値に基づいて、AFレンズ112の移動量を制限する。
この構成により、焦点調節装置は、前ピン又は後ピンのデフォーカス量に基づいて、AFレンズの移動量を制限するため、ラベル領域に合焦させるために最適な位置をAFレンズが越えないので、ラベル領域に精度良く短時間で合焦させることができる。
また、制御部193(特徴量比較部)は、前記コントラスト評価値を色成分毎に選択し、選択した色成分の全てについて、相対的に前の時刻に撮像された画像(前回取得したフレーム画像)の前記主要被写体領域のコントラスト評価値と比較し、制御部193は、相対的に後の時刻に撮像された画像(今回取得したフレーム画像)の前記主要被写体領域のコントラスト評価値が劣る場合、相対的に後の時刻に撮像された画像の前記主要被写体領域に再び合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、度数が一定以上在る色成分毎のコントラスト評価値に基づいて、焦点調節を実行するか否かを判定するので、これにより、ラベル領域に精度良く合焦させることができる。
また、制御部193(算出部)は、隣接する画素同士の画像の特徴量の差を検出し、検出した差の絶対値に基づいて、前記主要被写体領域の輪郭線を抽出する。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第4実施形態では、ラベル領域の輪郭線の部分のコントラスト評価値に基づいて合焦させる点が、第1〜第3実施形態と異なる。以下では、第1〜第3実施形態との相違点についてのみ説明する。
また、以下では、説明を簡単にするため、複数のフレーム画像間で輪郭線の位置の変化、及び光量の変化はないものとして説明するが、これらに変化があるとした場合でも、本発明の要旨は変わらない。同様に、以下では、輪郭線の特性(例えば、色成分の構成)が輪郭線の全周に亘り同じ特性であるものとして説明するが、これらが同じ特性でないとした場合でも、本発明の要旨は変わらない。
制御部193は、ラベル領域の輪郭線の一部分のコントラスト評価値が変化(劣化)した場合、ラベル領域に再び合焦させる。図13には、ラベル領域の輪郭線の一部分を含むウィンドウが表されている。図13では、ウィンドウ530aとウィンドウ530bとが、ラベル領域420の輪郭線の一部分を含んでいることが表されている。
ここで、Sa0を「ウィンドウ530aにおけるコントラスト評価値の初期値」とし、Saを「ウィンドウ530aにおけるコントラスト評価値」とし、ΔSaを(Sa−Sa0)又は(Sa/Sa0)とし、K2を「予め定められた閾値」とする。同様に、Sb0を「ウィンドウ530bにおけるコントラスト評価値の初期値」とし、Sbを「ウィンドウ530bにおけるコントラスト評価値」とし、ΔSbを(Sb−Sb0)又は(Sb/Sb0)とし、K2を「予め定められた閾値」とする。
制御部193は、ΔSa>K2、且つ、ΔSb>K2が成立している場合、ラベル領域に合焦していないと判定する。制御部193は、これらの式の少なくとも一方が成立しなくなるまで、AFレンズ112の位置を制御することで、ラベル領域に再び合焦させる。
また、K3を「予め定められた閾値」とする。制御部193は、(ΔSa+ΔSb)>K3が成立している場合も、ラベル領域に合焦していないと判定する。制御部193は、この式が成立しなくなるまで、AFレンズ112の位置を制御することで、ラベル領域に再び合焦させる。
制御部193は、ラベル領域の輪郭線における複数の部分のコントラスト評価値が変化(劣化)した場合、ラベル領域に再び合焦させる。図14には、ラベル領域の輪郭線の全体を含む複数のウィンドウが表されている。図14では、ウィンドウ540a〜540dが、ラベル領域420の輪郭線の全体を含んでいることが表されている。
制御部193は、被写体の奥行きが被写界深度(Depth of Field、DOF)以内であり、且つ、全てのウィンドウにおいてコントラスト評価値が変化(劣化)した場合、ラベル領域に再び合焦させる。この場合の判定は、図13を用いて説明した判定と同様である。
また、制御部193は、ラベル領域の輪郭線における複数の部分の全てにおいて、コントラスト評価値が第1閾値を下回った場合、ラベル領域に再び合焦させる。また、制御部193は、ラベル領域の輪郭線における複数の部分の一部において、コントラスト評価値が第2閾値を下回った場合、ラベル領域に再び合焦させる。
図15には、ラベル領域の輪郭線の部分をそれぞれ含む複数のウィンドウが表されている。図15では、ウィンドウ550a〜550gが、ラベル領域420の輪郭線の部分をそれぞれ含んでいることが表されている。
また、図16には、ウィンドウ毎のコントラスト評価値の変化が表されている。図16におけるa〜gは、ウィンドウ550a〜550gを表す。図16(A)には、合焦状態となった初期におけるウィンドウ毎のコントラスト評価値が表されている。ここで、ウィンドウ550a〜550gのコントラスト評価値の平均値を、初期値K4とする。
また、図16(B)には、合焦状態が変化(劣化)したウィンドウ毎のコントラスト評価値が表されている。図16(B)では、ウィンドウ550g以外のウィンドウのコントラスト評価値が、初期値K4未満の変化量で劣化したとする。ここで、ラベル領域420の輪郭線における複数の部分の全て(ウィンドウ550a〜550f)において、コントラスト評価値が第2閾値を下回っていない(変化量が初期値K4未満である)ので、制御部193は、コントラスト・オートフォーカスを実行しないと判定する。
また、図16(C)には、合焦状態が変化(劣化)したウィンドウ毎のコントラスト評価値が表されている。例えば、被写体が斜めに傾いたことにより、図16(C)では、ウィンドウ550c〜550fのコントラスト評価値が、初期値K4以上の変化量で劣化したとする。ここで、ラベル領域420の輪郭線における複数の部分の一部(ウィンドウ550c〜550f)において、コントラスト評価値が第2閾値を下回った(初期値K4以上の変化量で劣化した)ので、制御部193は、コントラスト・オートフォーカスを実行すると判定し、ラベル領域420に再び合焦させる。
また、図16(D)には、合焦状態が変化(劣化)したウィンドウ毎のコントラスト評価値が表されている。例えば、被写体が撮像装置100(図1を参照)に対して前後に移動したことにより、図16(D)では、ウィンドウ550a〜550fのコントラスト評価値が、閾値K5以上の変化量で劣化したとする。ここで、ラベル領域420の輪郭線における複数の部分の全て(ウィンドウ550a〜550f)において、コントラスト評価値が第1閾値を下回った(変化量が閾値K5以上である)ので、制御部193は、コントラスト・オートフォーカスを実行すると判定し、ラベル領域420に再び合焦させる。
以上のように、制御部193は、ラベル領域420の輪郭線の一部分のコントラスト評価値が変化した場合、ラベル領域420に再び合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、ラベル領域(被写体)における異なる部分から各コントラスト評価値を得るので、被写体が傾いたり、変形したり、回転した場合でも、被写体に精度良く合焦させることができる。
制御部193は、ラベル領域420の輪郭線における複数の部分のコントラスト評価値が変化した場合、ラベル領域420に再び合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、ラベル領域(被写体)における上下及び左右の異なる部分から各コントラスト評価値を得るので、被写体が傾いたり、変形したり、回転した場合でも、被写体に精度良く合焦させることができる。
制御部193は、複数の部分の全て(ウィンドウ550a〜550g)においてコントラスト評価値が第1閾値を下回った場合、ラベル領域420に再び合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、被写体が撮像装置100に対して前後に移動した場合でも、被写体に精度良く合焦させることができる。
制御部193は、ラベル領域420の輪郭線における複数の部分の一部においてコントラスト評価値が第2閾値を下回った場合、ラベル領域420に再び合焦させる。
この構成により、焦点調節装置は、被写体が斜めに傾いた場合でも、被写体に精度良く合焦させることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、制御部193は、他のエッジ検出オペレータ(例えば、ラプラシアン・フィルタ)を用いて、輪郭線を抽出してもよい。
なお、以上に説明した焦点調節装置を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100…撮像装置、110…撮像部、111…レンズ鏡筒、112…AFレンズ、116…レンズ駆動部、117…AFエンコーダ、118…鏡筒制御部、119…撮像素子、120…A/D変換部、130…バッファメモリ部、140…画像処理部、150…表示部、160…記憶部、170…通信部、180…操作部、190…CPU、191…焦点調節装置、192…取得部、193…制御部、200…記憶媒体、300〜302,310…フレーム画像、400,410…ラベル領域、410a,420a…ラベル領域の輪郭線、520,530a〜530b,540a〜540d…ウィンドウ、550a〜550g…測距枠、600,601…画素、700…エッジ検出オペレータ

Claims (15)

  1. 合焦レンズを介して撮影された、撮影時刻が異なる複数の画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得された前記画像の特徴量に基づいて、主要被写体領域を抽出する被写体領域抽出部と、
    前記複数の画像のうち、相対的に前の時刻に撮影された画像の主要被写体領域と相対的に後の時刻に撮影された主要被写体領域とを比較する特徴量比較部と、
    前記特徴量比較部による比較結果に応じて前記合焦レンズを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記被写体領域抽出部は、前記特徴量である領域の分布、領域の面積、領域の数、デフォーカス量、動きベクトル、色成分、彩度、明度及びテクスチャのうち少なくとも1つに基づいて前記主要被写体領域を抽出することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 前記制御部は、相対的に前の時刻に撮影された画像の前記主要被写体領域の位置と相対的に後の時刻に撮影された画像の主要被写体領域の位置とが異なる場合、前記相対的に後の時刻に撮影された画像の主要被写体領域に合焦させるように前記合焦レンズを制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の焦点調節装置。
  4. 前記被写体領域抽出部により抽出された主要被写体領域のコントラスト評価値を算出する算出部をさらに備え、
    前記制御部は、相対的に前の時刻に撮影された画像の主要被写体領域のコントラスト評価値と相対的に後の時刻に撮影された画像の主要被写体領域のコントラスト評価値とが異なる場合、前記相対的に後の時刻に撮影された画像の主要被写体領域に合焦させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の焦点調節装置。
  5. 前記制御部は、前記主要被写体領域の輪郭線の全体のコントラスト評価値が変化した場合、前記主要被写体領域に再び合焦させることを特徴とする請求項4に記載の焦点調節装置。
  6. 前記制御部は、前記主要被写体領域の輪郭線の一部分のコントラスト評価値が変化した場合、前記領域に再び合焦させることを特徴とする請求項4に記載の焦点調節装置。
  7. 前記制御部は、前記主要被写体領域の輪郭線における複数の部分のコントラスト評価値が変化した場合、前記主要被写体領域に再び合焦させることを特徴とする請求項4に記載の焦点調節装置。
  8. 前記制御部は、前記複数の部分の全てにおいてコントラスト評価値が第1閾値を下回った場合、前記主要被写体領域に再び合焦させることを特徴とする請求項7に記載の焦点調節装置。
  9. 前記制御部は、前記複数の部分の一部においてコントラスト評価値が第2閾値を下回った場合、前記主要被写体領域に再び合焦させることを特徴とする請求項7に記載の焦点調節装置。
  10. 前記制御部は、前記コントラスト評価値を色成分毎に選択し、選択した色成分の全てについて、相対的に前の時刻に撮像された画像における前記領域のコントラスト評価値と比較して、相対的に後の時刻に撮像された画像における前記領域のコントラスト評価値が劣る場合、前記領域に再び合焦させることを特徴とする請求項4から請求項9のいずれか1つに記載の焦点調節装置。
  11. 前記制御部は、隣接する画素同士の画像特徴量の差を検出し、検出した差の絶対値に基づいて、前記領域の輪郭線を抽出することを特徴とする請求項4から請求項10のいずれか1つに記載の焦点調節装置。
  12. 前記制御部は、前記コントラスト評価値の度数分布に基づいて、前記主要被写体領域に再び合焦させることを特徴とする請求項4から請求項11のいずれか1つに記載の焦点調節装置。
  13. 前記制御部は、相対的に前の時刻に撮像された画像の主要被写体領域のコントラスト評価値を初期値とし、相対的に後の時刻に撮像された画像の主要被写体領域のコントラスト評価値が前記初期値以上になるまで前記合焦レンズの位置を制御することで、前記主要被写体領域に再び合焦させることを特徴とする請求項4から請求項12のいずれか1つに記載の焦点調節装置。
  14. 前記制御部は、前記コントラスト評価値と前記合焦レンズの位置とを対応付けて予め記憶する記憶部を参照し、前記コントラスト評価値に基づいて、前記合焦レンズの移動量を制限することを特徴とする請求項4から請求項13のいずれか1つに記載の焦点調節装置。
  15. 焦点調節装置のコンピュータに、
    合焦レンズを介して撮像された時刻が異なる複数の画像を取得する手順と、
    被写体が撮像されている領域を画像特徴量に基づいて前記画像から抽出し、前記合焦レンズの位置を制御することで前記領域に合焦させる手順と、
    を実行させるための焦点調節プログラム。
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