JP2013148459A - 充放電試験装置用の校正機ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来、校正用のユニットに充電試験校正用の負荷抵抗や放電試験校正用の直流電池が必要となり、小型化や発熱などの問題があった。
【解決手段】
本発明に係る校正機ユニットは、二次電池の試験に使用する充放電試験装置を校正するための校正機ユニットにおいて、前記校正機ユニットは、前記二次電池と同じ配置の正負の接続端子および同形状の筐体で構成され、前記二次電池の代わりに前記接続端子を介して前記充放電試験装置に接続して前記充放電試験装置との間の電気的特性を計測する計測部と、前記充放電試験装置との間で無線通信を行う無線通信子機と、前記計測部と前記無線通信子機とに電源を供給するユニット用二次電池とを有し、前記計測部は、前記正負の接続端子間に直列に接続された電流計測用のシャント抵抗とオンオフスイッチとで構成されることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、二次電池の充放電試験装置を校正する校正機ユニットに関する。
近年、電気自動車、太陽電池システムの夜間対応や災害時の非常用蓄電池など様々な分野で二次電池が注目されている。二次電池の製造時には予め設定された条件で充電試験や放電試験を行って要求性能を満たしているかを確認する必要があり、製造ラインで二次電池の性能を検査するための充放電試験装置が用いられている(例えば特許文献1参照)。
また、製造ラインの検査装置の校正方法について様々な技術が検討されている(例えば特許文献2,3参照)。
特開2010−223896号公報 特開平06−011494号公報 特開2004−125715号公報
ところが、充放電試験装置による二次電池の試験時の電圧や電流などの電気的特性が試験条件に合致しているか否かを定期的に検査しなければならない。このために、例えば充放電試験システムの出力端子間の電圧や電流を保守者が計測器を用いて確認する作業を定期的に行わなければならず、多大な手間とコストが掛かるだけでなく、校正中は充放電試験装置を使用できなくなり、二次電池の生産効率が低下するという問題があった。
さらに、校正用の設備として、充電試験校正用の負荷抵抗や放電試験校正用の直流電池が必要となり、小型化や発熱などの問題があった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、二次電池の製造時に使用する充放電試験装置を校正することができ、発熱が少なく小型化が可能で二次電池の生産効率を大幅に向上できる校正機ユニットを提供することである。
本発明に係る校正機ユニットは、二次電池の試験に使用する充放電試験装置を校正するための校正機ユニットにおいて、前記校正機ユニットは、前記二次電池と同じ配置の正負の接続端子および同形状の筐体で構成され、前記二次電池の代わりに前記接続端子を介して前記充放電試験装置に接続して前記充放電試験装置との間の電気的特性を計測する計測部と、前記充放電試験装置との間で無線通信を行う無線通信子機と、前記計測部と前記無線通信子機とに電源を供給するユニット用二次電池とを有し、前記計測部は、前記正負の接続端子間に直列に接続された電流計測用のシャント抵抗とオンオフスイッチとで構成されることを特徴とする。
特に、前記充放電試験装置の充放電電圧の校正時は前記オンオフスイッチをオフして、前記オンオフスイッチ間の電圧を計測し、前記電圧情報を前記無線通信子機から前記充放電試験装置側に送信することを特徴とする。
また、前記充放電試験装置の充放電電流の校正時は前記オンオフスイッチをオンして、前記シャント抵抗を流れる電流を計測し、前記電流情報を前記無線通信子機から前記充放電試験装置側に送信することを特徴とする。
さらに、前記オンオフスイッチと並列にノイズ除去用の抵抗を配置することを特徴とする。
本発明に係る校正機ユニットは、二次電池の製造時に使用する充放電試験装置を校正することができ、発熱が少なく小型化が可能で二次電池の生産効率を大幅に向上できる。
二次電池の試験を行う製造ラインの一例を示す図である。 充放電試験装置101と校正機ユニット102および二次電池150の接続例を示す図である。 第1実施形態に係る充放電試験装置101、校正機ユニット102、試験管理装置103の構成例を示す図である。 充放電回路111の回路例を示す図である。 充電時の動作例を示す図である。 放電時の動作例を示す図である。 従来の充放電特性の校正方法を示す図である。 本実施形態における充放電特性の校正方法を示す図である。 充放電試験装置101の処理例を示すフローチャートである。 校正機ユニット102の処理例を示すフローチャートである。 試験管理装置103の校正時の処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る校正機ユニットの実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
製造された二次電池の試験を行う製造ラインは、複数の充放電試験装置101が配置され、例えば試験内容別にラインが構成されている。図1の例では、モードAの試験を行う試験ラインAと、モードBの試験を行う試験ラインBと、モードCの試験を行う試験ラインCとが配置されている。ここで、モードA、モードBおよびモードCは、例えば充電電流の大きさや充電パターン、放電電流の大きさや放電パターンなど試験内容が異なる。一例として、モードAがトリクル充電、モードBが急速充電、モードCが連続放電のような試験が行われる。
図1において、試験ラインAでは、充放電試験装置101a1、充放電試験装置101a2、充放電試験装置101a3・・・などの複数の試験装置が配置され、例えば充放電試験装置101a1は二次電池150_1に対してモードAの試験を行う。また、試験ラインBでは、充放電試験装置101b1、充放電試験装置101b2、充放電試験装置101b3・・・などの複数の試験装置が配置され、例えば充放電試験装置101b2は二次電池150_2に対してモードBの試験を行う。同様に、試験ラインCでは、充放電試験装置101c1、充放電試験装置101c2、充放電試験装置101c3・・・などの複数の試験装置が配置され、例えば充放電試験装置101c1は二次電池150_3に対して、充放電試験装置101c2は二次電池150_4に対して、それぞれモードCの試験を行う。
ここで、本実施形態における符号の付け方について定義しておく。図1の中で、
充放電試験装置101a1、充放電試験装置101a2、充放電試験装置101a3、充放電試験装置101b1、充放電試験装置101b2、充放電試験装置101b3、充放電試験装置101c1、充放電試験装置101c2、充放電試験装置101c3など複数の試験装置は、どのモードで試験を行うかを選択可能な同じ構成の試験装置である。以降の説明において、これらの試験装置に共通の内容について説明する場合は、アルファベットのa*,b*,c*(*は数字)を除いて、単に充放電試験装置101と表記する。また、モードAの試験を行うグループの試験装置に対して共通の場合は、充放電試験装置101aと表記する。モードBおよびモードCについても同様である。そして、特定の充放電試験装置101を指す場合のみ全ての符号を付加して表記し、例えば「試験ラインCの充放電試験装置101c1には二次電池150_3が接続される」のように表記する。同様の考え方を二次電池や校正機ユニットなどについても用い、例えば全ての二次電池に共通の場合は二次電池150と表記し、特定の二次電池150を指す場合は「_数字」を付加して「二次電池150_3」のように表記する。校正機ユニットの場合も全ての校正機ユニットに共通の場合は校正機ユニット102と表記し、特定の校正機ユニット102を指す場合は「_数字」を付加して「校正機ユニット102_2」のように表記する。
一般に、図1のような二次電池150の試験を行う製造ラインでは、二次電池150の品質を保つために試験装置である充放電試験装置101自体の性能が狂っていないかを定期的に検査し、狂っている場合は校正しなければならない。例えば二次電池150の充電試験を行う際の充電電流が試験条件として予め決められた所定範囲内にあるか否かを測定し、所定範囲から外れている場合は、所定範囲の中央値に設定し直す必要がある。尚、実際には、所定範囲から外れている場合は過去に試験された二次電池150の再試験を行う必要があるため、所定範囲から外れかけている場合に早めに調整を行って所定範囲から外れないように管理される。
そこで、本実施形態では、試験を行う二次電池150の代わりに二次電池150と同サイズの筐体の校正機ユニット102を各試験ラインに定期的に流すようになっている。ここで、図2(a)は、充放電試験装置101に二次電池150を接続する様子を示した図である。充放電試験装置101の試験用の端子群117の各端子は、二次電池150の端子群151の各端子と一対一に対応するように配置されている。そして、試験時には端子群117と端子群151とが接触し、二次電池150の試験を開始する。一方、図2(b)は、充放電試験装置101に校正機ユニット102を接続する様子を示した図である。校正機ユニット102は、二次電池150と同サイズの筐体と、二次電池150の端子群151と同配置の端子群118を有する。そして、校正時には端子群117と端子群118とが接触し、充放電試験装置101の校正を開始する。
尚、図1の例では、二次電池150や校正機ユニット102などが次の試験モードの充放電試験装置101の位置まで動かす方法が描かれていないが、実際には作業者が行ってもよいし、コンベヤーなどで自動的に振り分けられるようにしてもよい。また、校正機ユニット102を同じ試験モードのグループ内でのみ移動するようにしてもよいし、異なる試験モードのグループに移動するようにしてもよい。さらに、校正機ユニット102を流す間隔が長い場合や校正機ユニット102の数が多い場合は、校正機ユニット102を一時的に待機させておくラック160などを設けてもよい。この場合は、作業者またはコンベヤーなどで校正機ユニット102を待機ラック160に移動させ、校正時に目的とする試験モードの充放電試験装置101に流す。尚、校正スケジュールは、製造工程や製造検査項目として、予め決められており、作業者が行う場合はこの校正スケジュールに従って校正を行い、自動で行う場合は、複数の充放電試験装置101を管理する試験管理装置103側で校正スケジュールに従って校正を行う。また、校正機ユニット102が接続されている充放電試験装置101、待機ラック160およびライン上など工場内における自ユニットの位置を取得する方法については、後で詳しく説明する。
図3は、充放電試験装置101に校正機ユニット102を接続して充放電試験を行う場合の構成例を示した図である。ここで、充放電試験装置101は、試験管理装置103側とLANで接続されている。尚、試験管理装置103は、試験グループ毎に配置され、同じ試験グループ内の充放電試験装置101だけを管理・制御するようにしてもよいし、全ての試験グループの充放電試験装置101を管理・制御するようにしてもよい。また、図3では、わかり易いように充放電試験装置101と試験管理装置103とを分けたが、充放電試験装置101に試験管理装置103の機能を含めて充放電試験装置101としてもよいし、充放電試験装置101と試験管理装置103とを併せて充放電試験システムとしてもよい。尚、本願の各請求項における充放電試験装置は充放電試験装置101と試験管理装置103の両方の機能を含んでいる。
図3において、充放電試験装置101は、例えば、充放電回路111と、制御部112と、電源部113とを有する。
充放電回路111は、二次電池150や校正機ユニット102を接続するための端子群117を有し、図3の例では端子群117は、ch01からch10までの10組の接続端子で構成される。充放電回路111は、制御部112によって充電電流の大きさや充電時間、放電電流の大きさや放電時間などが制御され、また、二次電池150のインピーダンス特性や電圧および温度などを計測して制御部112に出力する。尚、二次電池150は、複数のセルが積層され、各セル毎に充放電試験装置101の端子を接続して、セル毎に特性を試験できるようになっている。
制御部112は、LANインターフェース回路を有し、試験管理装置103側に接続され、予め設定された試験モード或いは試験管理装置103側から指示される試験内容に従って充放電回路111を制御する。
電源部113は、商用電源(AC100vなど)に接続され、充放電回路111および制御部112に動作に必要な電力を供給する。
また、図3において、試験管理装置103は、例えば、HUB131と、無線親機132と、制御パソコン133とを有する。
HUB131は、複数の充放電試験装置101と、無線親機132と、制御パソコンとをLANで接続するためのネットワーク装置である。
無線親機132は、複数の校正機ユニット102との間を無線接続し、校正機ユニット102を制御する情報を送信したり、校正機ユニット102の計測情報などを受信する。
制御パソコン133は、同じ試験グループ内の充放電試験装置101或いは全ての試験グループの充放電試験装置101を制御し、試験前には試験内容の設定、試験中の場合は試験状態のモニタ、試験結果の取得および管理などを行う。
一方、図3において、校正機ユニット102は、例えば、マルチメータ121と、無線子機122と、電圧変換部123と、バッテリ124とを有する。
マルチメータ121は、端子群118の各チャネルの電流特性、電圧特性、或いはインピーダンスなどを計測する計測回路125と、計測回路125の計測内容を制御したり、計測回路125の計測データを読み出す計測制御部126とを有する。計測制御部126は、LAN(専用配線でもよい)で無線子機122と接続され、無線子機122から計測データが試験管理装置103側に無線で送信される。
無線子機122は、試験管理装置103の無線親機132との間で無線回線を確立し、校正機ユニット102側の情報(計測データ、バッテリ124の電圧、アラームなど)を試験管理装置103側に送信する。
電圧変換部123は、バッテリ124から供給される電圧をマルチメータ121や無線子機122の動作に必要な電圧に変換する。図3の例では、バッテリ124が出力するDC16vの電圧を商用電源と同じAC100vに変換してマルチメータ121に供給すると共に、DC24vに変換して無線子機122に供給する。
バッテリ124は、例えばリチウムイオン電池などの二次電池で構成される。これにより、校正機ユニット102は、電源コードなどを必要とせず、製品の二次電池150と同様に、スタンドアロンで扱うことができ、試験ラインに二次電池150の間に混ぜて流すことができる。尚、図3の校正機ユニット102では、マルチメータ121としての校正管理が容易な商用電源で用いる市販品を用いたのでAC100vを必要とし、LANインターフェースを有するが、専用の計測器を開発してバッテリ124に直接接続できるようにしてもよい。無線子機122についても同様に無線親機132に対応する市販品ではなく、バッテリ124やマルチメータ121に直結できる専用の無線機を搭載してもよい。このような場合は、電圧変換部123やLANを用いる必要はない。いずれの場合であっても、本実施形態に係る校正機ユニット102は、二次電池150と同等の筐体および端子群118を持ち、試験管理装置103側と無線通信する回路と、バッテリ124によるスタンドアロンの動作を実現できればよく、図3の構成例に限定されるものではない。
ここで、充放電試験装置101の充放電回路111に二次電池150または校正機ユニット102を接続する場合の回路例について、図4を用いて説明する。図4において、充放電回路111は、各チャネル毎に同様の充放電回路を有し、例えばch01にはch充放電回路161、ch02にはch充放電回路162、ch10にはch充放電回路163がそれぞれ配置されている。尚、全て同じ回路構成なので、代表してch充放電回路161について説明する。ch充放電回路161は、電源部113に接続される回生インバータ164と、放電試験用のブースト回路165と、充電試験用のチョッパ回路166と、バイアス電源167とを有する。
回生インバータ164は、充電時はチョッパ回路166に電力を供給し、放電時はブースト回路165から電力を回収する。
ブースト回路165は、インダクタ、ダイオード、コンデンサおよびスイッチング素子によるスイッチとで構成され、放電時の負荷を与える。例えば、100Aの放電電流で試験を行う場合、制御部112はブースト回路165に流れる電流が100Aになるように制御する。尚、回路に直列に挿入されるバイアス電源167は、被試験側(二次電池側)が0ボルトまで放電できるようにするために数ボルト程度のオフセットを与える電源である。
チョッパ回路166は、インダクタ、ダイオード、コンデンサおよびスイッチング素子によるスイッチとで構成され、充電時の電力を供給する。
尚、回生インバータ164、ブースト回路165およびチョッパ回路166は、制御部112により制御される。また、ch充放電回路161は、図2で説明した二次電池150の一部のセルの充放電試験を行う。ここで、二次電池150の一部のセルを二次電池150−nと表記する。
図5(a)は、チョッパ回路166に二次電池150−nが接続された時の様子を示す図である。図5(a)において、チョッパ回路166は充電電流を+端子1から出力し、二次電池150−nを介して−端子2に還流される。このようにして、二次電池150−nの充電試験が行われる。
一方、図5(b)は、チョッパ回路166に校正機ユニット102が接続された時の様子を示す図である。図5(b)において、チョッパ回路166は充電電流を+端子1から出力し、校正機ユニット102を介してー端子2に還流される。この時、校正機ユニット102側の計測回路125の内部では、+端子1から入力する充電電流をスイッチで短絡してー端子2に還流する。そして、電流計168により充電電流を計測し、計測制御部126に計測値を出力する。このようにして校正試験が行われ、計測した計測値がch充放電回路161の充電電流の設定値になるように調整される。
図6(a)は、ブースト回路165にバイアス電源167を介して二次電池150−nが接続された時の様子を示す図である。図6(a)において、二次電池150−nからの放電電流を+端子1から入力し、バイアス電源167を介して負荷となるブースト回路165に流れ込む。このようにして、二次電池150−nの充電試験が行われる。
一方、図6(b)は、ブースト回路165に校正機ユニット102が接続された時の様子を示す図である。図6(b)において、放電試験を行う場合、校正機ユニット102の計測回路125の内部では、+端子1とー端子2との間を電流計169を介してスイッチで短絡してバイアス電源167により放電電流を還流する。そして、電流計169により放電電流を計測し、計測制御部126に計測値を出力する。このようにして校正試験が行われ、計測した計測値がch充放電回路161の放電電流の設定値になるようにブースト回路165による負荷が調整される。
ここで、本実施形態に係る校正機ユニット102は、放電試験を行う際に、図6に示したように、+端子1と−端子2との間を電流計169を介してスイッチで短絡することにより、損失が発生しないようにすることができる。尚、従来は、校正時にダミーのバッテリーを接続していたので、損失が発生するという問題があった。或いは、短絡させて校正を行う場合でも保守者が手作業で短絡させて電流値の計測を行わなければならず、手間が掛かるという問題があった。これに対して、本実施形態に係る校正機ユニット102では、校正機ユニット102の計測回路125内部のスイッチを一連の校正用プログラムによって自動的に閉じるので、手間が掛からず、損失も無くすことができる。
[充放電特性の校正方法]
次に、充放電特性の校正方法について詳しく説明する。本実施形態における充放電試験装置用の校正機ユニット102の特徴が理解し易いように、先ず、従来の校正方法について図7を用いて説明する。尚、図7において、図3,図4から図6と同符号のものは同じものを示す。
図7(a)は放電電圧および放電電流を計測する従来方法を示している。図7(a)において、従来は、直流安定化電源DVRを充放電試験装置101の充放電回路111の各チャネルの+端子1と−端子2とに接続する。そして、直流安定化電源DVRに直列に挿入された電流計169で放電電流特性を計測し、直流安定化電源DVRに並列に接続された電圧計170で放電電圧特性を計測する。
図7(b)は充電電圧および充電電流を計測する従来方法を示している。図7(b)において、従来は、負荷抵抗Rfを充放電試験装置101の充放電回路111の各チャネルの+端子1と−端子2とに接続する。そして、負荷抵抗Rfに直列に挿入された電流計169で充電電流特性を計測し、負荷抵抗Rfに並列に接続された電圧計170で充電電圧特性を計測する。
ところが、従来の方法では、充電電流特性の計測時に負荷抵抗Rfに流れる電流により負荷抵抗Rfが発熱するという問題があり、本実施形態のように、校正機ユニット102を二次電池150と同形状の筐体で構成する場合、小型化などに問題が生じる。そこで、本実施形態に係る充放電試験装置用の校正機ユニット102では、図8に示すように、発熱を少なくする工夫が為されている。
図8は、充放電試験装置101の充放電回路111の各チャネルの+端子1と−端子2とに接続される校正機ユニット102の回路例を示した図である。尚、図8において、図3,図4から図6と同符号のものは同じものを示す。また、図8(a)から(d)に示した充放電回路111は、図4から図6の例とは異なり、双方向コンバータ261で構成されている。双方向コンバータ261は、例えばスイッチ181,182,183,184と、コイル185,186と、コンデンサ187,188とで構成され、スイッチ181とスイッチ184のオン幅(スイッチ182とスイッチ183のオフ幅)を変えることにより、充電と放電の切り替えを行うことができる。これにより、校正機ユニット102側は、負荷抵抗Rfや直流安定化電源DVRが無くても充電試験や放電試験を行うことができる。尚、双方向コンバータ261は、一般に用いられている双方向コンバータと同じなので詳細な説明は省略するが、スイッチ181,182,183,184のオンオフ動作により、校正機ユニット102に流す電流の大きさや方向を自由に制御することができる。
図8(a)は放電特性を計測する場合の構成例を示し、計測回路125は、電流計169と、スイッチ171とで構成される。また、図8(a)において、双方向コンバータ261は、電流を−端子2から+端子1の方向に逆流させ、校正機ユニット102により放電特性を校正する。この場合、校正機ユニット102の計測回路125では、スイッチ171が閉じられて、電流計169のシャント抵抗を介して放電電流が双方向コンバータ261の+端子1方向に流れる。これにより、放電電流を電流計169で計測して校正することができる。
図8(b)は充電特性を計測する場合の構成例を示し、計測回路125は、図8(a)と同様にスイッチ171が閉じられているが、双方向コンバータ261から流れる電流の方向が異なる。図8(b)において、双方向コンバータ261は、電流を+端子1から−端子2の方向に流し、校正機ユニット102により充電特性を校正する。この場合、校正機ユニット102の計測回路125では、スイッチ171が閉じられて、電流計169のシャント抵抗を介して充電電流が双方向コンバータ261の−端子2方向に流れる。これにより、充電電流を電流計169で計測して校正することができる。
図8(c)は充放電時の電圧を計測する場合の構成例を示し、計測回路125は、電流計169と、電圧計170と、スイッチ171とで構成される。この場合、校正機ユニット102の計測回路125では、スイッチ171が開放され、電流計169のシャント抵抗を介して双方向コンバータ261の電圧特性を電圧計170で計測して校正することができる。
図8(d)は、応用例として、スイッチ171に並列に抵抗172を配置するもので、電圧計測時のノイズの影響を抑えることができる。尚、抵抗172は、発熱が殆ど起きない比較的高抵抗のものが用いられる。
このように、本実施形態に係る校正機ユニット102は、従来のように負荷抵抗Rfや直流安定化電源DVRを用いる必要がなく、且つ負荷抵抗Rfによる発熱を考える必要がないので小型化に適しており、特に本実施形態に係る校正機ユニット102のように、二次電池150と同形状の筐体内の収容することが可能になる。
次に、充放電試験装置101および校正機ユニット102の校正時の処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)充放電試験装置101の制御部112は、二次電池150(または校正機ユニット102)が接続されたか否かを検出し、接続されるまで待機する。
尚、接続の検出は、例えば、充放電回路111の端子群117が二次電池150(または校正機ユニット102)に接続された時に端子間のインピーダンスが変化するので、制御部112はこの変化を検知することにより接続の有無を検出することができる。或いは、図2で説明したように、充放電試験装置101の端子群117が二次電池150の端子群151(または校正機ユニット102の端子群118)に押し付けられる動作で機械的なスイッチがオンオフするようにして検出してもよい。
(ステップS102)充放電試験装置101の制御部112は、予め設定された試験モードで充放電試験を行う。例えば最初の30分間を充電電流2Aで充電し、次の30分間を充電電流1Aで充電する場合の電圧変化と温度変化とを試験する。
(ステップS103)充放電試験装置101の制御部112は、試験が終了したか否かを判別し、終了するまでステップS102の動作を継続する。そして、試験が終了した場合は、次のステップに進む。
(ステップS104)充放電試験装置101の制御部112は、試験結果をLANを介して試験管理装置103の制御パソコン133の通知する。
尚、図9の説明では、試験終了後に結果を制御パソコン133に通知するようにしたが、試験中の値を制御パソコン133に逐次送信するようにしてもよい。また、充放電試験装置101は、試験結果を制御パソコン133に送信するときに、試験を行った二次電池150のシリアル番号や充放電試験装置101の識別番号などの情報を試験結果と一緒に制御パソコン133に通知するようにしてもよい。さらに試験日時などの情報を通知してもよいし、制御パソコン133側で日時情報を付加してもよい。いずれの場合であっても、制御パソコン133側には、二次電池のシリアル番号に対応させて、試験内容、試験結果、試験日時などの情報が管理される。以下に一例を示す。
・二次電池:SN=123456
・試験日時:20110922、13:10
・試験内容:モードA
・試験結果(電圧):充電前/後の電圧=11v/18v
・試験結果(温度):充電前/後の温度=15℃/40℃
ここで、充放電試験装置101が二次電池150のシリアル番号を取得する方法として、例えば二次電池150の端子群151の辺りにバーコードやRFIDタグなどを付けておき、充放電試験装置101の端子群117の辺りにバーコードリーダやRFIDリーダーなどを搭載して制御部112で制御するようにすればよい。また、この仕組みをステップS101の接続判別処理に用いても構わない。尚、校正機ユニット102にも同様の仕組みを適用して、充放電試験装置101に接続されている校正機ユニット102の識別番号を取得するようにしてもよい。
このようにして、充放電試験装置101は、二次電池150の充放電試験を実行する。
次に、校正機ユニット102の動作例について図10を用いて説明する。尚、本実施形態における校正機ユニット102は、無線子機122が校正機ユニット102全体の制御を行う制御部を兼ねているが、図4で説明したように、校正機ユニット102全体の制御を行うユニット制御部128を設けてもよい。そして、ユニット制御部128が中心となって、マルチメータ121や無線子機122の制御を行ってもよい。
(ステップS201)校正機ユニット102は、充放電試験装置101が接続されたか否かを検出し、接続されるまで待機する。
尚、接続の検出は、先に説明した充放電試験装置101と同様に、マルチメータ121の端子群118が充放電試験装置101の端子群117に接続された時に端子間のインピーダンスが変化により接続の有無を検出してもよいし、充放電試験装置101から出力される充電電流を検出するようにしてもよい。或いは、図2で説明したように、校正機ユニット102の端子群118が充放電試験装置101の端子群117に押し付けられる動作を機械的なスイッチなどで検出するようにしてもよい。或いは、先に説明したように、バーコードやRFIDなどで接続された校正機ユニット102を識別する場合は、この情報を読み取った充放電試験装置101から試験管理装置103を経由して無線で校正機ユニット102側の無線子機122に通知するようにしてもよい。
(ステップS202)校正機ユニット102は、充放電試験装置101が行う充放電試験の充放電電流や電圧の変化などをモニタする校正用の計測を行い、無線子機122に出力する。
(ステップS203)校正機ユニット102は、無線子機122から計測結果を試験管理装置103の無線親機132に送信する。尚、校正機ユニット102は、計測結果を試験管理装置103に送信するときに、校正機ユニット102自身の識別番号などの情報を計測結果と併せて試験管理装置103に送信するようにしてもよい。或いは、計測対象の充放電試験装置101の識別番号を送信してもよいし、試験管理装置103側の制御パソコン133で校正機ユニット102と充放電試験装置101との対応を管理してもよい。さらに、試験日時などの情報を送信してもよいし、試験管理装置103の制御パソコン133側で日時情報を付加してもよい。いずれの場合であっても、制御パソコン133側には、充放電試験装置101の識別番号と、校正機ユニット102の識別番号とに対応させて、計測内容と計測値、および計測日時などの情報が管理される。
(ステップS204)校正機ユニット102は、校正試験が終了したか否かを判別し、終了するまでステップS202の動作を継続する。そして、計測が終了した場合は、次のステップに進む。尚、校正試験の終了は、端子群118の充放電試験装置101の端子群117への接続が解除されたことを検出して判断してもよいし、予め試験パターンを取得しておいて計測終了を判断してもよい。ここで、二次電池150や校正機ユニット102はライン上を自動的に移動して充放電試験装置101に自動的に接続されるシステムであってもよいし、作業者が二次電池150や校正機ユニット102をライン上の充放電試験装置101に接続するようにしてもよい。尚、二次電池150や校正機ユニット102が自動的にライン上を移動して充放電試験装置101に接続したり、待機ラック160で待機させる制御を行う場合は、例えば、試験管理装置103に予め記憶された工程に基づいて実行される。
(ステップS205)校正機ユニット102は、校正試験が終了したことを試験管理装置103に通知する。尚、充放電試験装置101から試験管理装置103側に試験終了通知が送信されるので、校正試験の終了を通知しなくてもよい。
このようにして、充放電試験装置101が二次電池150の試験を行うのと同じように充放電電流や電圧が校正機ユニット102に与えられ、試験中の充電電流や電圧など試験パターンが予め設定した試験規定に適合しているか否かを試験管理装置103側でチェックし、校正を行うことができる。
次に、試験管理装置103の動作例について図11を用いて説明する。尚、試験管理装置103は制御パソコン133により制御される。また、図11のフローチャートは、制御パソコン133が行う校正処理だけを記載したもので、実際には制御パソコン133は、先に説明したような二次電池150の製造管理として二次電池150のシリアル番号毎に試験結果を管理するなどの処理を行ったり、配下の全ての充放電試験装置101の校正日程の管理や制御などを行っている。
ここでは、校正機ユニット102が充放電試験装置101に接続され、充放電試験装置101が設定された試験モードによる試験を開始し、これに合わせて校正機ユニット102は校正用の計測を開始する。尚、充放電試験装置101および校正機ユニット102の識別番号は、先に説明したように、予め各装置から取得しているものとする。
(ステップS301)制御パソコン133は、校正機ユニット102から計測値を受信するまで待機する。尚、実際には、制御パソコン133は、無線親機132による割り込みによって処理するので、待機中は他の処理を行っている。そして、校正機ユニット102から計測値を受信すると、次のステップに進む。尚、受信した計測値には、校正機ユニット102の識別番号や計測日時などが含まれている。また、校正機ユニット102が充放電試験装置101の識別番号を取得している場合は、この情報を含めてもよいし、試験管理装置103側で校正機ユニット102の位置情報を取得している場合は、この位置情報により、どの充放電試験装置101に接続されているかを知ることができる。
(ステップS302)制御パソコン133は、ステップS301で受信した計測値と、充放電試験装置101に設定されている出力設定値(二次電池150の試験値)とを比較する。そして、比較結果が予め設定した所定範囲内に無い場合はステップS303に進み、所定範囲内に有る場合はステップS304に進む。
例えば充放電試験装置101の端子群107のch01から充電電圧の出力範囲が18v±0.5vに設定されている場合に、校正機ユニット102のマルチメータ121の端子群108のch01の実際の計測電圧が16vであった場合、充電電圧の出力範囲を外れているので、ステップS303に進む。ここで、先に説明したように、充放電試験装置101の出力設定値と実測値とがずれていて二次電池150の試験仕様を完全に逸脱している場合は、製造上、重大問題となり、同じ充放電試験装置101で試験した過去の二次電池150を全て再試験しなければならない。そこで、実際には試験仕様よりも厳しい所定範囲を設定しておくことが望ましい。これにより、所定範囲は逸脱しているが試験仕様は満たしている状態、つまり放置すると試験仕様を外れる可能性がある場合に、試験仕様に十分に余裕がある状態に調整することができる。
(ステップS303)制御パソコン133は、ステップS302の比較結果に応じて充放電試験装置101の端子群107のch01の出力電圧を高めるように調整する。上記の例では、制御パソコン133からHUB131を介して充放電試験装置101の制御部112にch01の出力電圧を2v上げるように指令する。これを受けた制御部112は、充放電回路111のch01の出力電圧を2v上げるよう充放電回路111を制御する。
このようにして調整を行った後、ステップS301に戻って次の測定の結果が校正機ユニット102から送られてくるのを待つ。そして、次に同じch01の計測値を受信したときに先に調整した結果が反映されて、所定範囲内に調整されているか否かを確認することができる。尚、調整が不十分な場合は所定範囲内になるまで同じ動作を繰り返し行う。
(ステップS304)制御パソコン133は、充放電試験装置101から試験終了通知を受けた場合は充放電試験装置101に対する一連の校正処理を終了し、終了しない場合はステップS301に戻る。尚、構成が正常に終了しなかった場合(例えばステップS303の調整に依らず正常な値に設定できなかった場合)は、制御パソコン133の画面に充放電試験装置101の識別番号と共に校正エラーを表示し、保守管理者に当該充放電試験装置101の使用停止を促す。
(ステップS305)制御パソコン133は、充放電試験装置101の校正処理の結果をパソコン内のハードディスクに記録して管理する。以下に一例を示す。
・充放電試験装置101の識別番号:1112
・校正日時:2011年10月3日 6:00
・校正機ユニット:識別番号=0033
・校正結果:正常
このようにして、校正機ユニット102により充放電試験装置101の校正を自動的に行うことができる。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る校正機ユニット102は、二次電池150の製造時に使用する充放電試験装置101を自動的に校正することができ、保守者による定期的な校正を行う必要がなくなり、充放電試験装置101の校正を迅速に行うことができるので、二次電池150の生産効率を向上することができる。特に、本実施形態に係る校正機ユニット102は、計測回路125をシャント抵抗とスイッチ171とで構成するので、発熱が少なく小型化が可能であり、二次電池150と同一形状の筐体に収納することができる。尚、先に説明したように、充放電試験装置101の充放電回路111を双方向コンバータ261で構成するのが好ましい。
また、本発明に係る校正機ユニットおよび充放電試験装置について、各実施例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
101,101a1,101a2,101a3,101b1,101b2,101b3,101c1,101c2,101c3・・・充放電試験装置
102,102_1,102_2,102_3,102_4,102_5,102_6・・・校正機ユニット
103・・・試験管理装置
111・・・充放電回路
112・・・制御部
113・・・電源部
117・・・端子群
118・・・端子群
121・・・マルチメータ
122・・・無線子機
123・・・電圧変換部
124・・・バッテリ
125・・・計測回路
126・・・計測制御部
127・・・充電回路
128・・・ユニット制御部
131・・・HUB
132・・・無線親機
133・・・制御パソコン
141・・・切替回路
142・・・位置情報取得部
150,150_1,150_2,150_3,150_4・・・二次電池
151・・・端子群
160・・・待機ラック
161,162,163・・・ch充放電回路
164・・・回生インバータ
165・・・ブースト回路
166・・・チョッパ回路
167・・・バイアス電源
168,169・・・電流計
170・・・電圧計
171・・・スイッチ
261・・・双方向コンバータ

Claims (4)

  1. 二次電池の試験に使用する充放電試験装置を校正するための校正機ユニットにおいて、
    前記校正機ユニットは、前記二次電池と同じ配置の正負の接続端子および同形状の筐体で構成され、
    前記二次電池の代わりに前記接続端子を介して前記充放電試験装置に接続して前記充放電試験装置との間の電気的特性を計測する計測部と、
    前記充放電試験装置との間で無線通信を行う無線通信子機と、
    前記計測部と前記無線通信子機とに電源を供給するユニット用二次電池と
    を有し、
    前記計測部は、前記正負の接続端子間に直列に接続された電流計測用のシャント抵抗とオンオフスイッチとで構成される
    ことを特徴とする校正機ユニット。
  2. 請求項1に記載の校正機ユニットにおいて、
    前記充放電試験装置の充放電電圧の校正時は前記オンオフスイッチをオフして、前記オンオフスイッチ間の電圧を計測し、前記電圧情報を前記無線通信子機から前記充放電試験装置側に送信する
    ことを特徴とする校正機ユニット。
  3. 請求項1に記載の校正機ユニットにおいて、
    前記充放電試験装置の充放電電流の校正時は前記オンオフスイッチをオンして、前記シャント抵抗を流れる電流を計測し、前記電流情報を前記無線通信子機から前記充放電試験装置側に送信する
    ことを特徴とする校正機ユニット。
  4. 請求項2に記載の校正機ユニットにおいて、
    前記オンオフスイッチと並列にノイズ除去用の抵抗を配置することを特徴とする校正機ユニット。
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