JP2013145999A - クロック制御回路、復調装置及びスペクトラム拡散方法 - Google Patents

クロック制御回路、復調装置及びスペクトラム拡散方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信号復調時に、スペクトラム拡散を実施したクロック信号による干渉を低減することができるクロック制御回路、復調装置及びスペクトラム拡散方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかるクロック制御部22は、受信信号の使用周波数帯域内におけるクロック信号の高調波を分散し、分散後に前記使用周波数帯域内に残存する高調波に対する制御を行う。例えば、クロック制御部22は、分散時に用いられる拡散周波数と、高調波の拡散幅とに基づいて、高調波の振幅を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はスペクトラム拡散を実行するクロック制御回路に関する。
半導体装置から輻射される電磁ノイズが他の機器に影響を与えることが知られている。このノイズに関する規制値を定めたEMI規制値を満たすために、一般的にスペクトラム拡散クロックが用いられている。スペクトラム拡散クロックとは、周波数揺れが加えられたクロックであり、スペクトラム拡散クロックを用いることにより、図21に示すように、クロックにおけるスペクトラムのピーク値を下げるように制御するができる。クロックのスペクトラムは、周波数揺れを加えるための変調波形によって定まる。
特許文献1には、VCOに入力する電圧波形の振幅の周期を時間的に変化させることにより、スペクトラム拡散クロックの周波数変動の周期を時間的に変化させる制御方法が開示されている。このように制御することにより、クロックのピークを平坦化させる。
特許文献2には、VCOに入力する電圧波形の出力振幅を時間的に変化させることにより、スペクトラム拡散クロックの周波数変動幅を時間的に変化させる制御方法が開示されている。このように制御することにより、クロックのピークを平坦化させる。
特開2004−207846号公報 特開2004−208037号公報
しかし、特許文献1及び2に開示されているスペクトラム拡散クロックの制御方法を、デジタル無線通信に適用した場合に、次のような問題が発生する。OFDM(Orthogonal frequency-division multiplexing)などを使用するデジタル無線通信においては、通信に使用するチャネル(以下、通信使用チャネル)内にサブチャネルと呼称される分割チャネルが存在する。デジタル無線通信においては、サブチャネルを用いて情報を伝送する。スペクトラム拡散クロックを用いることにより、スペクトラムのピーク値を相対的に下げることができるが、図22に示すように、拡散周波数の周期毎にピークが発生することになる。そのため、発生した複数のピークとサブチャネルとが干渉し、受信品質が劣化する問題が発生する。
そこで、拡散周波数を高くすることにより、ピークが発生する周波数間隔を広くすることにより、サブチャネルとスペクトラムとを干渉させないようにすることも考えられる。しかし、拡散周波数を高くすることにより、下記に示すように様々な問題が発生する。例えば、拡散周波数を生成する拡散周波数クロックジェネレータ(SSCG)において、拡散周波数が高くなるほど、拡散幅を正確に制御することが困難になる。さらに、拡散周波数を高くすることにより、拡散幅内に発生するスペクトラムの数が減少する。そのため、スペクトラムにおけるエネルギーが分散せず、スペクトラムのピーク位置が全体的に高くなってしまう。拡散周波数が低い場合には、拡散幅内に発生するスペクトラムの数が増加する。その場合、スペクトラムにおけるエネルギー分散が行われ、スペクトラムのピーク位置が全体的に低くなるがサブチャネルへの干渉数が増え受信品質が劣化する。
本発明の第1の態様にかかるクロック制御回路は、クロック信号の高調波を分散し、分散した信号の振幅を拡散周波数と拡散幅とに基づいて制御するものである。
これにより、クロック信号のスペクトラム拡散後のクロック信号の振幅を低減させることができる。そのため、スペクトラム拡散後のクロック信号における干渉を低減させることができる。
本発明の第2の態様にかかる復調装置は、クロック信号の高調波を分散し、分散した信号の振幅を拡散周波数と拡散幅とに基づいて制御して生成したクロック信号を用いて信号の復調を行うものである。
これにより、クロック信号のスペクトラム拡散後のクロック信号の振幅を低減させることができる。そのため、スペクトラム拡散後のクロック信号における干渉を低減させることができる。
本発明の第3の態様にかかるスペクトラム拡散方法は、クロック信号の高調波を分散し、分散した信号の振幅を拡散周波数と拡散幅とに基づいて制御するものである。
これにより、クロック信号のスペクトラム拡散後のクロック信号の振幅を低減させることができる。そのため、スペクトラム拡散後のクロック信号における干渉を低減させることができる。
本発明により、信号復調時に、スペクトラム拡散を実施したクロック信号による干渉を低減することができるクロック制御回路、復調装置及びスペクトラム拡散方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる復調装置の構成図である。 実施の形態1にかかるクロック制御テーブルの構成図である。 実施の形態1にかかるスペクトラム拡散を説明する図である。 実施の形態1にかかる使用周波数帯域と拡散周波数とを説明する図である。 実施の形態1にかかるスペクトラム拡散を説明する図である。 実施の形態1にかかる第1種ベッセル関数を示す図である。 実施の形態1にかかるスペクトラム拡散を説明する図である。 実施の形態1にかかるスペクトラム拡散を説明する図である。 一般的なPLL回路の構成図である。 実施の形態1にかかる2点変調を実行する回路構成図である。 実施の形態1にかかる2点変調を実行する回路における伝達特性を示めす図である。 実施の形態1にかかる分周器を制御する回路構成図である。 実施の形態1にかかるクロック制御部の構成図である。 実施の形態2にかかるスペクトラム拡散を説明する図である。 実施の形態2にかかるスペクトラム拡散を説明する図である。 実施の形態2にかかるスペクトラム拡散を説明する図である。 実施の形態1及び2にかかる信号受信品質の改善効果を説明する図である。 実施の形態3にかかる復調装置の構成図である。 実施の形態3にかかるエラーベクトル振幅を示す図である。 実施の形態3にかかる受信品質解析部の構成図である。 一般的なスペクトラム拡散の効果を説明する図である。 一般的なスペクトラム拡散後に発生する複数のスペクトラムを示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる復調装置1の構成例について説明する。復調装置1は、復調モジュール10と、信号処理回路20とを備えている。復調モジュール10は、チューナ11と、復調器12とを有している。信号処理回路20は、信号処理部21と、クロック制御部22と、クロック制御テーブル23とを有している。
復調装置1は、例えばテレビ受信機や、携帯電話端末、無線LAN受信機等に内蔵される。つまり、復調装置1は、無線信号を受信することができる装置に内蔵される。もしくは、復調装置1は、上述した無線信号を受信することができる装置の外部に接続されてもよい。
復調モジュール10は、受信信号を復調する。チューナ11は、受信信号を受け取り、所望の周波数帯域等の信号を抽出する。例えば、チューナ11は、信号使用チャネル選択信号を受け取り、信号使用チャネル選択信号に基づいて、所望の周波数帯域の信号を抽出する。
信号使用チャネル選択信号は、例えば、復調装置1がテレビ受信機に用いられている場合、ユーザが視聴を希望するチャネル情報を示す信号であってもよい。この場合、チューナ11は、チャンネル情報に対応する周波数帯域の信号を抽出する。もしくは、信号使用チャネル選択信号は、例えば、復調装置1が無線LAN受信機に用いられている場合、無線LAN電波を供給する親機と、無線LAN電波を受信する子機との間において用いられる通信チャネル情報を示す信号であってもよい。復調モジュール10は、抽出した周波数帯域の信号を復調器12へ出力する。
復調器12は、チューナ11から出力された信号を復調する。復調器12は、復調した信号を信号処理部21へ出力する。
次に、信号処理回路20の構成要素について説明する。
クロック制御テーブル23は、図2に示すように、使用チャネルと、スペクトラム拡散クロックに用いられる拡散周波数及び拡散幅とを関連付けて管理している。拡散周波数は、単位をkHzとし、拡散幅は、高調波周波数に対する周波数の振れ幅の割合を示している。たとえば、使用チャネル1の場合、拡散周波数を252kHzとし、拡散幅を高調波周波数の±1.25%の範囲とする。ここで、拡散幅と拡散周波数とを、図3を用いて説明する。
図3の縦軸は、信号強度又は信号振幅を示し、横軸は周波数を示している。周波数fcは、クロック拡散前に発生するクロック高調波周波数を示している。f1〜f5は、クロック拡散後に発生するクロック高調波周波数を示している。拡散周波数fmは、隣接する高調波との周波数差を示している。拡散幅Δf0は、拡散前のクロック高調波を拡散する周波数帯域の幅を示している。
図1に戻り、クロック制御部22は、信号使用チャネル選択信号に示される使用チャネル情報に基づいて、クロック信号のスペクトラム拡散時に設定する拡散周波数と拡散幅とを抽出する。クロック制御部22は、抽出した拡散周波数と拡散幅とを用いてクロック信号のスペクトラム拡散を行う。クロック制御部22は、スペクトラム拡散後のスペクトラム拡散クロックを信号処理部21へ出力する。
信号処理部21は、復調器12から出力された復調後の信号と、スペクトラム拡散クロック信号とを用いて受信データを生成する。
続いて、クロック制御部22におけるスペクトラム拡散処理について説明する。はじめに、信号使用チャネル選択信号に示される使用チャネルの使用周波数帯域と、拡散周波数との関係を図4を用いて説明する。図4は、受信信号の使用周波数帯域内に、クロック高調波が存在する場合について示している。使用周波数帯域は、使用チャネルに対応付けられている。クロック高調波は、周波数fcにおいてスペクトラムを有する。以下、周波数fcを、クロック高調波周波数fcと称する。この場合、拡散周波数fmは、クロック高調波周波数fcから使用周波数帯域外までの周波数差分fd以上に設定する。このように定めた拡散周波数fmを用いてスペクトラム拡散を実行した場合、使用周波数帯域内におけるピークは、図5に示すように、1本のみとなる。また、スペクトラム拡散を実行することにより、使用周波数帯域内に発生するスペクトラムのピーク値も低下する。ここで、クロック信号にはジッタが含まれている。そのため、ジッタによりスペクトラムが分散するため、周波数差分fdを算出する際に、分散も考慮して周波数差分fdを算出することが望ましい。
次に、拡散幅の算出方法について説明する。スペクトラム拡散の原理は周波数変調である。以下においては、簡単のため、正弦波を用いて説明する。
Figure 2013145999
式(1)の搬送波(クロック高調波)に対して、
Figure 2013145999
式(2)の拡散波を用いて周波数変調を行うと、
Figure 2013145999
式(3)の様に変形される。この時、mは、変調度であり拡散幅Δfcと拡散周波数fmとの比として、式(4)の様に表わされる。
Figure 2013145999
式(3)のsinの項はベッセル関数を用いて、式(5)のように展開される。
Figure 2013145999
周波数変調後のスペクトラムは、スペクトラム拡散前のクロック高調波周波数fcと、式(5)の第2項以降に示されるようにクロック高調波周波数fc及び拡散波の周波数(拡散周波数)fmの差分とを用いて表わされる。また、周波数変調後のスペクトラムにおけるそれぞれのピークの値は、式(5)の振幅であり、式(6)の第1種ベッセル関数(J、J、J、)を用いて表わされる。
Figure 2013145999
図6に示されるように、第1種ベッセル関数の値は、変調度mによって定まる。図6の横軸は、変調度を示し、縦軸は振幅値を示している。スペクトラム拡散後に通信使用帯域内に残っているスペクトラムは式(5)における第1項である。そのため、例えば図6のa、a'、a''のように第1種0次ベッセル関数(J)の値が0に近い値となるmを選択し、更に式(4)を用いて、mと拡散周波数fmとから拡散幅Δfを求める。
上記で求めた拡散周波数fmと拡散幅Δfを用いてスペクトラム拡散を行うと、図7の様にスペクトラム拡散前のクロック高調波周波数fcが存在した位置のスペクトラムのピーク値が低下する。さらに、他のピークは、使用周波数帯域外に分散するため、図8に示されるように使用周波数帯域内のノイズを除去することが可能である。このようにクロック高調波による電磁干渉が生じる通信チャネルに対して、クロックの高調波の位置から最適な拡散周波数fmを決定する。さらに、拡散幅Δfを、変調度mを用いて算出し、図2の様にテーブル化して管理する。変調度mは、第1種ベッセル関数を用いて定められる。干渉が生じるチャネルを選択した場合にはこのテーブルを参照し、テーブル内の拡散周波数、拡散幅情報に従いクロックにスペクトラム拡散を行う。干渉が生じないチャネルを選択した場合にはスペクトラム拡散を行わなくてもよい。
本手法のスペクトラム拡散を行う場合、一般的には、クロック制御部は、図9の様に、位相比較器(PFD)101と、チャージポンプ回路(CP)102と、加算器103と、ループフィルタ104と、電圧制御発振器(VCO)105と、分周器(DIV)106と、変調器107とを用いたPLL回路から構成される。図9に示す一般的なPLL回路においては、電圧制御発振器105のV−F特性ばらつきなどで変調器107から出力される変調信号の変化範囲が一定でも、電圧制御発振器105から出力される周波数の変化範囲は、条件によりばらついてしまうという課題がある。電圧制御発振器105から出力される周波数の変化範囲は、拡散幅に対応する。そのため、電圧制御発振器105から出力される周波数範囲がばらつくことにより、拡散幅もばらついてしまう。以下に、高い拡散周波数を確保し、さらに拡散幅の精度を向上させる回路の構成例について説明する。拡散周波数を高くすることにより、使用周波数帯域内のスペクトラムを減少させることができる。さらに、拡散幅の精度を向上させることにより、使用周波数帯域内に残存するスペクトラムのピーク値を減少させることができる。
高い拡散周波数を確保するには、例えば図10に示す回路の様に、2点変調を用いる方法がある。図10の回路は、PFD31と、CP32と、LPF33と、加算器34と、VCO35と、DIV36と、変調制御部37とを備えている。PFD31と、CP32と、LPF33と、加算器34と、VCO35と、DIV36とは、一般的なPLL回路を構成する。変調制御部37は、DIV36に対して変調信号を出力することにより、分周比変調を行う。さらに、変調制御部37は、加算器34に対して変調信号を出力する。変調制御部37から加算器34に対して出力される変調信号により、VCO35へ出力される電圧値を変化させることができる。加算器34は、LPF33から出力された信号と加算器34から出力された変調信号とを合成し、合成信号をVCO35へ出力する。VCO35は、加算器34から出力された合成信号により変調が行われる。このように、変調制御部37から出力される2つの変調信号において実行される変調方式を、2点変調方式と称する。
DIV36において行われる分周比変調によって、低域側の変調を行い、VCO35において行われる変調によって高域側の変調が行われる。変調制御部37からDIV36、PFD31、CP32、LPF33を介してVCO35に出力される変調信号の伝達特性は、Low−pass特性であり、拡散周波数を制限する。また、変調制御部37から加算器34に出力され、加算器34からVCO35に出力される合成信号の伝達特性は、High−pass特性である。このように、Low−pass特性を有する信号と、High−pass特性を有する信号とを組み合わせることにより、PLLループ帯域によらずに変調信号のフラットな伝達特性を実現することができる。これにより、高い周波数領域においてもフラットな伝達特性を有し制御することが可能となる。これにより、高い拡散周波数を得ることができる。図11には、Low−pass特性を有する信号と、High−pass特性を有する信号とを組み合わせた場合のフラットな伝達特性について示している。Low−pass特性を有する信号を点線で示し、High−pass特性を有する信号を実線で示す。
次に、拡散幅を正確に制御するための構成例について説明する。拡散幅の制御には、例えば、DIV36における逓倍数を制御して変調を行うことが一般的に行われている。PLLのループ帯域はスプリアス抑制のため、入力周波数よりも十分低い周波数である必要がある。ループ帯域が200kHz程度であれば拡散周波数も基本的には200kHzまでしかLPF33を通過できない。そのため、拡散周波数を高くしようとすると入力周波数を高くせざるを得ない。しかし、入力周波数を高くした場合、入力周波数と出力周波数との比が小さくなるのでDIV36における逓倍数を下げる必要がある。このとき、微小な変化を有する拡散幅を得るためには、逓倍数の分解能を高くし、逓倍数を切り替える必要がある。そこで、DIV36における分解能を高くするために、例えば図12のようにVCO35の出力を10相として、それを更に1/10で補間可能なPhase Interpolator38を用いて、VCO35の出力クロック周期の1/100の精度でクロックエッジを切り替えて取り出せるようにする。
Phase Interpolator38は、VCO35から出力される10相出力の各信号間の位相差を1とした場合に、1/10の単位で、位相を制御することができる。これにより、0.01逓倍の分解能で逓倍数を制御可能になる。0.2%の拡散幅かつ0.02%の拡散幅分解能を得たい場合には、見かけの逓倍数Nを50〜50.1の間で、0.01ずつΔΣ変調等で高速に切り替えることにより可能となる。クロック制御部22では拡散幅、拡散周波数を正確に調整するための回路を用いてクロックのスペクトラム拡散を制御する。
ここで、図13を用いて、クロック制御部22の構成例について説明する。図13のクロック制御部22は、図10における2点変調を行う構成と、図12における分解能の精度を向上させる構成とを組み合わせた回路である。具体的には、図10において、VCO35の出力を10相として、それを更に1/10で補間可能なPhase Interpolator38を備えたものである。
また、変調制御部37は、DIV36に対して、図13のように、時間の経過とともに分周数を変化させる変調信号を出力する。ここで、変調制御部37は、DIV36に対して出力する変調信号の周期を1/fmとするように制御する。さらに、変調制御部37は、加算器34に対して、図13のように時間の経過とともに電圧を変化させる変調信号を出力する。変調制御部37は、加算器34に対して出力する変調信号の周期を1/fmとするように制御する。このように変調制御部37からの変調信号が出力されることにより、VCO35は、図13に示されるように拡散幅をΔfcとし、周期を1/fmとなる出力周波数を得ることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかるクロック制御部22及びクロック制御テーブル23を用いることにより、受信信号における使用周波数帯域内のスペクトラム数を1本とすることができ、さらに、使用周波数帯域内のスペクトラムのピーク値を低減させることができる。これにより、クロック高調波がサブチャネルに与える干渉の影響を低減させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、スペクトラム拡散後における使用周波数帯域内のスペクトラムを1本とするように、拡散周波数fmを設定した。これに対して、実施の形態2においては、使用周波数帯域内に複数本のスペクトラムが存在する場合における、拡散幅の設定方法について説明する。
はじめに、拡散周波数として、システム条件等により設定可能な値が設定される。この結果、図14に示されるように、使用周波数帯域内に3本のスペクトラムが残った場合、これらのピーク値を低減させるように拡散幅を設定する。
使用周波数帯域内に残ったスペクトラムの振幅は、ベッセル関数を用いることによって制御される。例えば、図15のように、使用周波数帯域内に、3本のスペクトラムが残った場合について説明する。図15においては、スペクトラム拡散前のクロック高調波周波数fcが、使用周波数帯域の中心付近に存在する。さらに、拡散周波数fmだけ離れた周波数fc±fmの位置に、スペクトラム拡散後のクロック高調波が存在する。このような場合、第1種1次ベッセル関数(J1)の値が0に近づく変調度mを抽出する。
拡散幅は、抽出した変調度mと、拡散周波数fmとを用いて定められる。このようにして定められた拡散幅と、拡散周波数とをクロック制御テーブル23へ格納する。この結果、第1種1次ベッセル関数(J1)の値が0に近づく変調度mに基づいて定められた拡散幅を用いることにより、図15に示すように、使用周波数帯域内に残った2本のスペクトラムのピーク値を低減させることができ、高調波による干渉の影響を抑えることができる。
続いて、図16を用いて、スペクトラムのピーク値を低減させる例について説明する。図16においては、使用周波数帯域内に3本のスペクトラムが残っている。また、スペクトラム拡散前のクロック高調波周波数fcは、使用周波数帯域の端部近辺に存在する。この場合、第1種0次ベッセル関数(J0)及び第1種2次ベッセル関数(J2)が0に近づく変調度mを抽出する。さらに、抽出した変調度mに基づいて定められる拡散幅をクロック制御テーブル23へ格納する。この結果、クロック高調波周波数fc及fc+2fmにおけるスペクトラムのピーク値を低減させることができ、高調波による干渉の影響を抑えることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかるクロック制御部22及びクロック制御テーブル23を用いることにより、使用周波数帯域内に複数のスペクトラムが残った場合においても、スペクトラムのピーク値を低減させることによりこれにより、クロック高調波がサブチャネルに与える干渉の影響を低減させることができる。
ここで、図17を用いて、実施の形態1及び2を用いた場合の信号受信品質改善効果について説明する。図17は、デジタル無線通信の例としてワンセグメント放送の受信品質を示すビット誤り率を解析したグラフである。具体的には、通信信号にクロック高調波を加算した場合のビット誤り率を解析する。スペクトラム拡散無しの場合と比較し、実施の形態1のように使用周波数帯域内のキャリア干渉が無くなるようにスペクトラム拡散を制御すると、クロック高調波が増加してもビット誤り率が劣化しない。実施の形態2のように、使用周波数帯域内における2本のピーク値を低減させ、1本のスペクトラムが干渉する場合にも、スペクトラム拡散を行わない場合と比較しビット誤り率が改善する。同様に、使用周波数帯域内における1本のピーク値を低減させ、2本のスペクトラムが干渉する場合にも、スペクトラム拡散を行わない場合と比較しビット誤り率が改善する。
(実施の形態3)
続いて、図18を用いて本発明の実施の形態3にかかる復調装置40の構成例について説明する。ここでは、図1の復調装置1との差異点を中心に復調装置40の構成例について説明する。復調装置40は、復調モジュール50と、信号処理回路60とを備えている。復調モジュール50は、チューナ51と、復調器52とを有している。信号処理回路60は、信号処理部61と、クロック制御部62と、クロック制御テーブル63と、受信品質解析部64とを有している。
チューナ51は、受信信号を受信品質解析部64へ出力する。受信品質解析部64は、チューナ51から出力された受信信号の受信品質を解析し、受信品質が閾値以下となるか否かを判定する。チューナ51は、例えば、図19に示すエラーベクトル振幅(EVM)を用いて受信品質を解析する。図19は、信号の同相成分(I成分)と、直交成分(Q成分)とを用いて、受信信号を示している。EVMは、理想信号と測定信号との差分である。
ここで、図20を用いて受信品質解析部64の構成例について説明する。受信品質解析部64は、復調器70と、変調器71と、減算器72と、閾値判定部73とを有している。復調器70は、チューナ51から出力された信号を復調する。復調器70は、信号を復調する際に、等化処理や、誤り訂正処理等を実行し、通信中に発生したノイズ成分等を取り除く。復調器70は、復調した信号を変調器71へ出力する。
変調器71は、復調器70から出力された信号に対して、変調処理を行う。変調器71は、変調した信号を減算器72へ出力する。つまり、復調器70及び変調器71は、チューナ51から出力された信号を図19における理想信号に近づけるように制御を行う。
減算器72は、チューナ51から出力された信号と、変調器71から出力された信号の差分、つまりEVMを閾値判定部73へ出力する。つまり、減算器72は、チューナ51から出力された信号と理想信号との差分を閾値判定部73へ出力する。
閾値判定部73は、EVMに対応する信号対雑音比(SNR)と予め定められた閾値とを用いて、受信品質が良好か否かを判定する。EVMからSNRへの変換は、例えば64QAMにおいては、式(7)が用いられる。
Figure 2013145999
閾値判定部73は、EVMをサブキャリア毎に観測し、SNRと閾値とを比較して閾値判定を行ってもよい。もしくは、閾値判定部73は、クロック高調波のサブキャリアのEVMのみを観測し、閾値判定を行ってもよい。この場合、受信品質解析部64は、あらかじめ、使用チャネルごとに、クロック高調波の周波数位置と干渉サブキャリアの情報とを有し、信号使用チャネル選択信号に基づいて、観測する干渉サブキャリアを決定する。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる復調装置40を用いることにより、受信品質が劣化している場合にのみ、スペクトラム拡散を実施するよう制御することができる。これにより、受信品質が良好な場合にスペクトラム拡散を実行せず高調波による干渉の影響を受けた場合においても、データを正常に復調することができる。これにより、復調装置40における処理負担を軽減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 復調装置
10 復調モジュール
11 チューナ
12 復調器
20 信号処理回路
21 信号処理部
22 クロック制御部
23 クロック制御テーブル
31 PFD
32 CP
33 LPF
34 加算器
35 VCO
36 DIV
37 変調制御部
38 Phase Interpolator
40 復調装置
50 復調モジュール
51 チューナ
52 復調器
60 信号処理回路
61 信号処理部
62 クロック制御部
63 クロック制御テーブル
64 受信品質解析部
70 復調器
71 変調器
72 減算器
73 閾値判定部

Claims (18)

  1. 受信信号の使用周波数帯域内におけるクロック信号の高調波を分散し、分散後に前記使用周波数帯域内に残存する高調波に対して、前記分散時に用いられる拡散周波数と、前記高調波の拡散幅とに基づいて、前記高調波の振幅を制御するクロック制御部を、備えるクロック制御回路。
  2. 前記拡散周波数は、
    前記クロック信号の高調波周波数と通信信号の使用周波数帯域とに基づいて定められる、請求項1に記載のクロック制御回路。
  3. 前記拡散周波数は、
    前記クロック信号の高調波周波数と、前記使用周波数帯域の2つの端点の周波数との周波数差分のうち、差分が大きい前記周波数差分以上の周波数である、請求項2に記載のクロック制御回路。
  4. 前記拡散幅は、
    変調度と前記拡散周波数とに基づいて定められる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクロック制御回路。
  5. 前記変調度は、
    前記変調度の値に応じて振幅値が変化するベッセル関数において、前記振幅値が0もしくは0近傍となる値が用いられる、請求項4に記載のクロック制御回路。
  6. 前記受信信号の使用チャネルと、前記拡散周波数と、前記拡散幅とを対応付けて管理するクロック制御テーブル格納部をさらに備え、
    前記クロック制御部は、
    前記受信信号の使用チャネルを通知する信号使用チャネル選択信号に基づいて、前記クロック制御テーブル格納部から前記拡散周波数及び前記拡散幅を抽出する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクロック制御回路。
  7. 前記クロック制御部は、
    電圧制御発振部と、前記電圧制御発振部から出力される信号の周波数を分周する分周部とを有するPLL回路と、
    前記分周部における分周数を制御する第1の変調信号を前記分周部へ出力し、前記電圧制御発振部へ入力される電圧値を制御する第2の変調信号を前記電圧制御発振部へ出力する変調制御部と、を備える、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクロック制御回路。
  8. 前記電圧制御発振部は、
    位相の異なる複数のクロック信号を出力し、
    前記複数のクロック信号の位相差を補完する位相補完部をさらに備える、請求項7に記載のクロック制御回路。
  9. 前記受信信号の受信品質を解析する受信品質解析部をさらに備え、
    前記クロック制御部は、
    前記受信信号の受信品質値が予め定められた閾値を上回り受信品質が良好と判定された場合、前記高調波の振幅制御を行わず、前記受信信号の受信品質値が予め定められた閾値を下回り受信品質が旅行ではないと判定された場合、前記高調波の振幅制御を行う、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のクロック制御回路。
  10. 前記受信品質解析部は、
    前記受信信号と理想信号との差分信号の振幅に基づいて、前記受信信号の受信品質を解析する、請求項9に記載のクロック制御回路。
  11. 受信信号から予め定められた使用周波数帯域の信号を抽出する信号抽出部と、
    前記受信信号の使用周波数帯域内におけるクロック信号の高調波を分散し、分散後に前記使用周波数帯域内に残存する高調波に対して、前記分散時に用いられる拡散周波数と、前記高調波の拡散幅とに基づいて、前記高調波の振幅を制御するクロック制御部と、
    前記信号抽出部から出力される信号と、前記クロック制御部から出力されるクロック信号とを用いて前記受信信号を復調する復調部と、を備える復調装置。
  12. 前記信号抽出部は、
    前記受信信号の使用チャネルを通知する信号使用チャネル選択信号に基づいて、前記予め定められた使用周波数帯域の信号を抽出する、請求項11に記載の復調装置。
  13. 前記信号抽出部は、
    ユーザにより選択されたチャネル情報に対応する使用周波数帯域の信号を抽出する、請求項11又は12に記載の復調装置。
  14. 前記信号抽出部は、
    無線LAN電波を供給する親機と、前記無線LAN電波を受信する子機との間において用いられる通信チャネル情報に対応する使用周波数帯域の信号を抽出する、請求項11又は12に記載の復調装置。
  15. 受信信号の使用周波数帯域内におけるクロック信号の高調波を分散し、
    前記高調波を分散後に、前記使用周波数帯域内に残存する高調波に対して、前記分散時に用いられる拡散周波数と、前記高調波の拡散幅とに基づいて、前記高調波の振幅を制御する、スペクトラム拡散方法。
  16. 前記高調波の振幅を制御する際に、前記受信信号の使用チャネルを通知する信号使用チャネル選択信号に基づいて、前記受信信号の使用周波数帯域に対応付けられている使用チャネルと、前記拡散周波数と、前記拡散幅とを対応付けて管理するクロック制御テーブル格納部から前記拡散周波数及び前記拡散幅を抽出する、請求項15に記載のスペクトラム拡散方法。
  17. 前記高調波の振幅を制御する際に、前記受信信号の受信品質値が予め定められた閾値を上回り受信品質が良好と判定された場合、前記高調波の振幅制御を行わず、前記受信信号の受信品質値が予め定められた閾値を下回り受信品質が旅行ではないと判定された場合、前記高調波の振幅制御を行う、請求項15又は16に記載のスペクトラム拡散方法。
  18. 前記受信品質は、前記受信信号と理想信号との差分信号の振幅に基づいて定められる請求項17に記載のスペクトラム拡散方法。
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