JP2013145273A - 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 - Google Patents

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【課題】ハンマーと鍵スイッチとの位置関係を高精度で設定することができ、それにより、押鍵情報を適切に検出でき、それに基づく良好な発音を確保することができる電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供する。
【解決手段】左右方向に並んだ状態に配置された複数の鍵2と、複数の鍵2の後ろ側に配置されたハンマーサポート4と、ハンマーサポート4に回動自在に支持され、押鍵に伴って回動する複数のハンマー5と、これらのハンマー5ごとに設けられた複数のスイッチ本体60、およびハンマーサポート4に取り付けられたスイッチ基板59を有し、押鍵された鍵2の押鍵情報を検出する鍵スイッチ7と、を備え、ハンマーサポート4は、複数のハンマー5を支持するハンマー支持部29および鍵スイッチ7が取り付けられるスイッチ取付部30を有し、所定の種類の合成樹脂から成る射出成形品で構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子ピアノなどの電子鍵盤楽器に適用される鍵盤装置に関する。
従来、電子ピアノの鍵盤装置として、例えば本出願人がすでに出願した特許文献1に開示されたものが知られている。この鍵盤装置は、揺動自在の多数の鍵と、鍵ごとに設けられ、押鍵に伴って回動する多数のハンマーと、これらのハンマーを回動自在に支持するハンマーレールとを備えている。各ハンマーは、前後方向に延びるアーム状に形成されており、後端部には側面形状がC字状の軸穴が形成されるとともに、下面には軸穴のすぐ前側に調整ねじが設けられている。また、ハンマーレールは、アルミニウム製の単一の押出成形品で構成され、すべてのハンマーにわたるように、左右方向に延びている。
このハンマーレールは、上下方向に延びるハンマー支持部と、その上端から前方斜め上に延びるストッパ取付部と、ハンマー支持部の上部から前方に突出する支点軸部とを有し、これらが一体に構成されている。ストッパ取付部には、その先端部にハンマーの上方への回動を規制するためのストッパが取り付けられるとともに、各鍵の押鍵情報を検出するための鍵スイッチが設けられている。この鍵スイッチは、プリント基板と、このプリント基板に鍵ごとに取り付けられ、複数の可動接点を有するゴムスイッチから成る多数のスイッチ本体で構成されている。
このように構成された鍵盤装置では、各ハンマーは、軸穴がハンマーレールの支点軸部に係合することで、ハンマーレールに回動自在に支持され、調整ねじが鍵の上面後端部に載置されている。また、各ハンマーの上面には、軸穴のすぐ前側に、対応するスイッチ本体を押圧するためのアクチュエータ部が設けられており、このアクチュエータ部が、離鍵状態において、スイッチ本体に微小な隙間を介して対向している。この状態から、鍵が押鍵されると、それに伴い、ハンマーは、鍵の後端部ではね上げられ、支点軸部を中心として上方に回動し、ストッパに当接することによって、それ以上の回動が阻止される。このハンマーの回動時に、ハンマーのアクチュエータ部がスイッチ本体の複数の可動接点を順に押圧し、それによって検出された押鍵情報に基づく音が、電子ピアノのスピーカから発音される。
特開2002−116760号公報
上記のような鍵盤装置では、演奏者による押鍵の強弱および押鍵深さなどに応じて、ハンマーの回動の速度および位置などが決まり、そのハンマーによるスイッチ本体に対する押圧速度や押圧量などによって、押鍵情報が検出される。この押鍵情報を適切に検出するためには、ハンマーと鍵スイッチとの位置関係を高精度で設定する必要があり、そのため、ハンマーを支持しかつ鍵スイッチが取り付けられるハンマーレールには、高い寸法精度が求められる。
しかし、上記の鍵盤装置では、ハンマーレールがアルミニウム製の押出成形品で構成されているため、要求される高い寸法精度を十分に得られないことがある。すなわち、ハンマーレールは、その断面形状が比較的精度良く形成されるものの、特に、断面形状が小さくかつ左右方向に長く延びる支点軸部には、撓みやゆがみなどによるばらつきが生じるおそれがある。この場合、そのばらつきが微小なもの(例えば0.1mm程度)であっても、支点軸部に係合するハンマーと、ストッパ取付部に取り付けられた鍵スイッチの対応するスイッチ本体との適正な位置関係が得られないことがあり、その場合には、適正な押鍵情報が得られず、良好な発音を確保できなくなってしまう。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、ハンマーと鍵スイッチとの位置関係を高精度で設定することができ、それにより、押鍵情報を適切に検出でき、それに基づく良好な発音を確保することができる電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、各々が前後方向に延びるとともに、前後方向の中央付近に位置する支点を中心として揺動自在に構成され、左右方向に並んだ状態に配置された複数の鍵と、複数の鍵の後ろ側に配置されたハンマーサポートと、このハンマーサポートに回動自在に支持され、複数の鍵の後端部にそれぞれ上方から当接するとともに、対応する鍵の押鍵に伴って回動する複数のハンマーと、これらのハンマーごとに設けられた複数のスイッチ本体、および複数のスイッチ本体が取り付けられるとともにハンマーサポートに取り付けられたスイッチ基板を有し、押鍵に伴って回動するハンマーが、対応するスイッチ本体を押圧することによって、押鍵された鍵の押鍵情報を検出する鍵スイッチと、を備え、ハンマーサポートは、複数のハンマーを支持するハンマー支持部、および鍵スイッチが取り付けられるスイッチ取付部を有し、所定の種類の合成樹脂から成る射出成形品で構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、複数の鍵の後ろ側に配置されたハンマーサポートが、押鍵に伴って回動する複数のハンマーを支持するハンマー支持部を有するとともに、回動するハンマーで押圧される複数のスイッチ本体を有する鍵スイッチが取り付けられるスイッチ取付部を有している。このハンマーサポートは、所定の種類の合成樹脂から成る射出成形品で構成されているので、それ自体を高い寸法精度で成形することができる。このような高い寸法精度を有するハンマーサポートによって、ハンマーと鍵スイッチとの位置関係を高精度で設定することができ、それにより、押鍵情報を適切に検出でき、それに基づく良好な発音を確保することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、ハンマーサポートは、左右方向に水平に延びる軸線に沿って一直線状に配置され、複数のハンマーが係合する複数の支点軸部と、押鍵に伴って回動するハンマーが当接することにより、ハンマーの回動を規制するストッパ部と、隣り合う支点軸部の間を仕切るように形成され、ハンマーサポートの剛性を補強するための複数の仕切壁と、をさらに有していることを特徴とする。
この構成によれば、ハンマーサポートの複数の支点軸部が、左右方向に水平に延びる軸線に沿って一直線状に配置されているので、これらに係合する複数のハンマーを、左右方向に均一に揃えた状態で配置することができる。また、押鍵に伴ってハンマーが回動すると、そのハンマーは、ストッパ部に当接することにより、それ以上の回動が規制される。この際、ハンマーサポートには、ハンマーが当接することによる荷重が作用する。ハンマーサポートには、隣り合う支点軸部の間に、仕切壁がそれぞれ形成され、これらの仕切壁によって、ハンマーサポートの剛性が補強されているので、上記のハンマーによる荷重に十分耐え得る高剛性のハンマーサポートを得ることができ、ハンマーの回動を安定して支持することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、所定の種類の合成樹脂が、繊維強化プラスチックであることを特徴とする。
この構成によれば、ハンマーサポートの構成材料として、繊維強化プラスチックを採用するので、その材料自体が有する高い剛性特性により、ハンマーサポートの剛性をより一層高めることができる。また、上記のように、構成材料によって、ハンマーサポートの剛性を高めることにより、ハンマーサポートの剛性を補強するための前述した複数の仕切壁を削減することが可能であり、それにより、ハンマーサポートの軽量化を図ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、ハンマーサポートは、各々が最大で1オクターブ分に対応し、互いに左右方向に並んだ状態に配置された複数のハンマーサポートで構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ハンマーサポートが、最大で1オクターブ分に対応する複数のハンマーサポートで構成されているので、従来の長尺でかつ重いアルミニウム製の単一のハンマーレールに比べて、各ハンマーサポートは、コンパクトで軽量である。したがって、鍵盤装置の製造時の取り扱いが容易であり、保管時の省スペース化を図ることができる。また、例えば電子鍵盤楽器の機種変更などによって、鍵盤装置の鍵の数が変更される場合、それに応じた数のハンマーサポートを用いることにより、機種変更に柔軟に対応することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、複数のハンマーサポートの全体にわたって左右方向に延びるとともに、互いに間隔を隔てて配置され、複数のハンマーサポートを連結する金属製の複数の連結部材と、これらの複数の連結部材を連結するとともにアースされ、ハンマーサポートの剛性を補強するための金属製の補強部材と、をさらに備えていることを特徴とする。
この構成によれば、複数のハンマーサポートが、その全体にわたって左右方向に延びる金属製の複数の連結部材によって連結されているので、それらのハンマーサポートを互いにしっかりと連結できるとともに、剛性を補強することもできる。また、複数の連結部材が、金属製の補強部材によって連結されるので、この補強部材によっても、ハンマーサポートの剛性を補強することができる。加えて、補強部材は、アースされているので、複数のハンマーサポートを連結する複数の連結部材も、補強部材を介してアースされる。これにより、例えば、電子鍵盤楽器内において、鍵盤装置の付近に多数の電子部品を有するコンピュータが設置される場合、そのコンピュータの電子部品が発する電磁波を、連結部材がアンテナとして外部に放射するのを抑制することができる。その結果、電子鍵盤楽器の周囲に存在する電子機器などへの影響を防止することができる。
本発明の一実施形態による鍵盤装置を適用した電子ピアノの鍵盤装置を、一部を切り欠いた状態で示す側面図である。 鍵盤シャーシを、一部を切り欠いた状態で示す平面図である。 リブを示す斜視図である。 ハンマーサポートを示す斜視図であり、(a)は、1オクターブ分のハンマーサポート全体を示し、(b)は、一部を切り欠いた状態を示す。 ハンマーサポートを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 ハンマーサポートに、ハンマー、レットオフ部品および鍵スイッチを取り付けた状態、ならびに鍵スイッチの取付け前の状態を示す側断面図である。 ハンマーサポート同士を連結する複数の連結板を、補強部材で連結した状態を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による電子ピアノの鍵盤装置を、離鍵状態において示している。
同図に示すように、鍵盤装置1は、電子ピアノの左右方向(図1の表裏方向)に並んだ多数の鍵2(白鍵2aおよび黒鍵2bを各1つのみ図示)と、これらの鍵2を支持する鍵盤シャーシ3と、この鍵盤シャーシ3の後端部(図1の右端部)に連結されたハンマーサポート4と、鍵2ごとに設けられ、押鍵された鍵2に連動して回動する多数のハンマー5(1つのみ図示)と、ハンマー5ごとに設けられ、鍵2の押鍵時にレットオフ感を付与するための多数のレットオフ部品6(1つのみ図示)と、鍵2の押鍵情報を検出するための鍵スイッチ7などで構成されている。
図1および図2に示すように、鍵盤シャーシ3は、いずれも左右方向に延び、互いに前後方向(図1の左右方向、図2の上下方向)に所定間隔を隔てて配置された前レール11、中レール12および後レール13から成る3本の支持レール10と、前後方向に延び、互いに左右方向に所定間隔を隔てて配置された複数本(例えば5本)の補強用のリブ14(図1では1本、図2では2本のみ図示)とを、井桁状に組み立てたものであり、棚板8上に固定されている。これらの支持レール10およびリブ14はいずれも、プレスによる打抜きおよび折曲げ加工によって所定の形状に形成された鉄板で構成され、ねじ止めによって互いに連結されている。なお、支持レール10の板厚は、その軽量化のためにより薄く(例えば1.0mm)、リブ14の板厚は、補強のためにより厚く(例えば1.6mm)設定されている。
図1に示すように、前レール11は、水平な天板部11aと、この天板部11aの前端部から下方に直角に屈曲する前板部11bと、この前板部11bの下端部から後方に直角に屈曲する底板部11cとを有している。なお、天板部11aは、後端部が下方に直角に屈曲されており、底板部11cは、前後方向の寸法が天板部11aのそれよりも短く形成されている。
天板部11aの下面には、筬前21がねじ止めなどによって固定されている。筬前21は、所定種類の合成樹脂(例えばポリスチレン)から成る肉厚の板状に形成され、前レール11の全体にわたって左右方向に延びている。この筬前21には、白鍵2aおよび黒鍵2bに対応する前後の位置に、多数のフロントピン22が、前レール11の天板部11aを貫通するとともに左右方向に並んだ状態で立設されている。なお、筬前21は、複数の射出成形品から成り、それらが左右方向に連結されることによって構成されている。
中レール12は、水平な筬中載置部12aと、その前端部から直角に屈曲し、下方に所定長さ延びる脚部12bとを有している。なお、筬中載置部12aの後端部は、上方に直角に屈曲されている。
筬中載置部12aには、筬中23が載置された状態で、ねじ止めなどによって固定されている。筬中23は、所定種類の合成樹脂(例えばポリスチレン)から成る肉厚の板状に形成され、中レール12の全体にわたって左右方向に延びている。この筬中23には、白鍵2aおよび黒鍵2bに対応する前後の位置に、多数のバランスピン24が、左右方向に並んだ状態で立設されている。なお、筬中23は、最大で1オクターブ分に対応する複数の射出成形品から成り、図2に示すように、これらが互いに近接し、左右方向に並ぶように配置されている。
図1に示すように、脚部12bは、その下端部に取り付けられたクッション12cを介して、棚板8に当接している。また、脚部12bには、複数のリブ14のいずれにも干渉しないよう、それらのリブ14に対応する位置にそれぞれ、下方に開放する凹部(図示せず)が形成されている。つまり、脚部12bは、隣り合うリブ14、14間にわたって左右方向に延びた状態で、その下端部全体が棚板8に当接している。
後レール13は、上方に開放し、ハンマーサポート4の下端部を収容した状態でこれに係合する収容凹部13aと、この収容凹部13aの前側上端部から前方に延びる連結部13bとを有している。収容凹部13aの前板部には、前後方向に貫通するねじ孔が形成されており、ハンマーサポート4の前壁部35がねじ止めされている。収容凹部13aの底部には、後レール13の長さ方向の所定位置に、ハンマーサポート4の底壁部36に係合する複数の係合凸部13c(図1では1つ、図2では4つのみ図示)が形成されている。各係合凸部13cには、上下方向に貫通するねじ孔が形成されており、ハンマーサポート4の底壁部36が係合凸部13cにねじ止めされている。また、収容凹部13aおよび連結部13bは、後述するように、各リブ14の後端部にねじ止めされている。
図3に示すように、リブ14は、前後方向に所定長さ延びるとともにL字状の横断面を有している。リブ14の前部には、前レール11に対応し、右方に直角に折曲げ加工された前後2つの折曲げ部15、15が設けられ、それぞれの所定位置にねじ孔15a、15aが形成されている。また、リブ14の中央部には、中レール12に対応し、右方に直角に折曲げ加工された前後2つの折曲げ部16、17が設けられ、それぞれの所定位置にねじ孔16a、17aが形成されている。さらに、リブ14の後部には、後レール13に対応し、右方に直角に折曲げ加工された折曲げ部18、19が設けられ、それぞれの所定位置にねじ孔18a、19aが形成されている。リブ14の後端部の折曲げ部19は、他の折曲げ部15〜18と異なり、鉛直軸線を境として折り曲げられている。
また、リブ14の前側および中央の折曲げ部15、16には、ねじ孔15a、16aの付近に、ハーフパンチによって上方に若干突出する凸部15b、16bが形成されている。これらの凸部15b、16bは、前レール11および中レール12とリブ14とを連結する際に、それらのレール11、12の所定位置に形成された孔に係合する。これにより、前レール11および中レール12とリブ14とを容易に位置決めできるとともに、ねじ止めする際に、リブ14が前レール11や中レール12に対して回ることがなく、それらを効率よく連結することができる。
また、リブ14の後部の折曲げ部18、19には、後レール13が次のようにねじ止めされている。すなわち、図1に示すように、折曲げ部18には、後レール13の連結部13bが、上下に重なった状態で、上下方向に延びる軸線に沿って、ねじ20aでねじ止めされている。また、折曲げ部19には、後レール13の収容凹部13aの前板部が前後に重なった状態で、ハンマーサポート4の下部の前壁部35とともに、前後方向に延びる軸線に沿って、ねじ20bでねじ止めされている。
上記のねじ止めにより、後レール13は、上下方向および前後方向の互いに異なる2方向から、リブ14に対してねじ止めされている。例えば、後レール13がリブ14に対し1方向のみによってねじ止めされる場合、後述するように、回動するハンマー5がハンマーストッパ61に当接することで、荷重が作用すると、後レール13は、ねじ止めされた箇所を支点として撓むおそれがある。このため、上記のように、後レール13をリブ14に対して、互いに異なる2方向からねじ止めすることにより、上記のような撓みを防止でき、ハンマー5の回動を安定して規制することができる。
鍵2は、前後方向に延びるとともに矩形状の横断面を有する木製の鍵本体25と、その前部の上面および前面に接着された合成樹脂製の鍵カバー26で構成されている。鍵本体25の中央よりも後ろ側には、バランスピン24が貫通した状態で、これに係合するバランスピン孔27が形成されており、鍵2は、バランスピン24を支点として筬中23に揺動自在に支持されている。また、鍵本体25の前端部には、フロントピン孔28が形成されており、このフロントピン孔28がフロントピン22に係合することによって、鍵2が揺動する際の左右方向のぶれが防止される。
ハンマーサポート4は、所定種類の合成樹脂(例えばABS樹脂)から成る射出成形品で構成され、最大で1オクターブ分に対応する複数の成形品を互いに連結したものであり、すべてのハンマー5にわたるように左右方向に延びている。図1に示すように、ハンマーサポート4は、後レール13から直立するハンマー支持部29と、その上端部から前方に斜め上がりに延びるスイッチ取付部30などで構成されている。ハンマー支持部29の上端部には、各ハンマー5を支持するための水平なピン状の支点軸部31が形成されている。
図4および図5は、1オクターブ分のハンマーサポート4を示している。両図に示すように、このハンマーサポート4は、互いに左右方向に所定間隔を隔てた状態で、隣り合うハンマー5を仕切る複数の仕切壁32を有している。各仕切壁32は、前記ハンマー支持部29に対応し、側面形状が縦長のほぼ長方形状に形成された方形壁33と、前記スイッチ取付部30に対応し、方形壁33の上部前端に連なりかつ側面形状がほぼ三角形状に形成された三角壁34とで構成されている。そして、このハンマーサポート4において、すべての方形壁33は、その下部の前端部および下端部、ならびに上部の後端部がそれぞれ、前壁部35、底壁部36および背壁部37を介して、左右方向に連なっている。一方、すべての三角壁34は、その上部の前半部が、上壁部38を介して、左右方向に連なっている。
前述したように、前壁部35は、後レール13の収容凹部13aの前板部にねじ止めされている。また、底壁部36は、後レール13の収容凹部13aに、係合凸部13cを介してねじ止めされている。上記のねじ止めにより、ハンマーサポート4は、上下方向および前後方向の互いに異なる2方向から、後レール13に対してねじ止めされている。例えば、ハンマーサポート4が後レール13に対し1方向のみによってねじ止めされる場合、後述するように、回動するハンマー5がハンマーストッパ61に当接することで、荷重が作用すると、ハンマーサポート4は、ねじ止めされた箇所を支点として撓むおそれがある。このため、上記のように、ハンマーサポート4を後レール13に対して、互いに異なる2方向からねじ止めすることにより、上記のような撓みを防止でき、ハンマー5の回動を安定して規制することができる。
背壁部37の前面上端部には、方形壁33の上端付近に適宜、斜め上前方に突出する複数の基板係止部37aが突設されている。これらの基板係止部37aと各方形壁33との間に、鍵スイッチ7の後述するスイッチ基板59の後端部が差し込まれた状態で係止される。
上壁部38には、その上面前端部に、ねじ孔41aを有しかつ上方に所定長さ突出する複数のねじ止め部41が設けられる一方、上面後端部に、上方に所定長さ突出する複数の基板支持部42が設けられている。各基板支持部42は、左右方向に若干間隔を隔てた一対の突起で構成され、両突起の間にねじ孔42aが形成されている。また、上壁部38には、隣り合う仕切壁32、32(三角壁34、34)の間にそれぞれ、前記レットオフ部品6を取り付けるための複数の取付孔43が形成されている。なお、上壁部38の各取付孔43の後方に形成された開口44は、ハンマー5が上方に回動したときに、レットオフ部品6に係合するハンマー5の後述する係合突起57が、上壁部38に当たるのを回避するためのものである。
また、隣り合う仕切壁32、32間にはそれぞれ、方形壁33と三角壁34が連なる部分に、左右方向に延びる前記支点軸部31が設けられている。これらの支点軸部31は、左右方向に水平に延びる軸線に沿って一直線状に配置され、各支点軸部31にハンマー5が回動自在に支持されている。
以上のように構成されたハンマーサポート4は、互いに左右方向に隣接した状態に配置され、これらの全体にわたって左右方向に延びる金属製の2つの連結板45、46(連結部材)を介して、連結されている。具体的には、両連結板45、46はいずれも、L字状の横断面を有しており、連結板45によってハンマーサポート4の上壁部38同士が、連結板46によってハンマーサポート4の背壁部37同士が、ねじ止めなどによって連結されている。
図1に示すように、ハンマー5は、前後方向に延びるアーム状のハンマー本体52と、その左右の側面の前端部に取り付けられた錘板53(1つのみ図示)とを有している。ハンマー本体52は合成樹脂で構成され、錘板53は、比重が比較的大きな鉄などの金属材料で構成されている。ハンマー本体52の後端部には、円弧状の軸穴54が形成されており、ハンマー5は、この軸穴54が支点軸部31に係合することによって、ハンマーサポート4に回動自在に支持されている。
また、ハンマー本体52の下面には、軸穴54のすぐ前側の位置に、キャプスタンスクリュー55が進退自在にねじ込まれている。ハンマー5は、このキャプスタンスクリュー55を介して、鍵2の後端部に載置されている。また、ハンマー本体52の上面の軸穴54とキャプスタンスクリュー55との間の部分は、押鍵時に鍵スイッチ7を作動させるためのアクチュエータ部56になっている。さらに、ハンマー本体52の上面の前後方向の中央には、押鍵時にレットオフ部品6に係合する板状の係合突起57が設けられている。
レットオフ部品6は、所定の弾性材料(例えば、スチレン系の熱可塑性エラストマーなど)の成形品で構成されており、ハンマーサポート4のスイッチ取付部30に取り付けられている。レットオフ部品6は、スイッチ取付部30から後ろ下がりに斜めに延びており、その先端部には、くびれ部を介して頭部58が形成されている。この頭部58は、離鍵状態において、ハンマー5の係合突起57に対向している。
また、鍵スイッチ7は、プリント基板から成るスイッチ基板59と、このスイッチ基板59の下面に、鍵2ごとに設けられたゴムスイッチから成る多数のスイッチ本体60(1つのみ図示)で構成されている。なお、スイッチ基板59にはスイッチ本体60ごとに複数の固定接点(図示せず)が設けられる一方、各スイッチ本体60には、それらの固定接点を接続するための複数の可動接点(図示せず)が設けられている。
また、ハンマーサポート4の上壁部38には、その前端部下面に、発泡ウレタンなどで構成されたハンマーストッパ61(ストッパ部)が設けられている。このハンマーストッパ61により、ハンマー5の上方への回動が規制される。
図6は、ハンマーサポート4に、ハンマー5、レットオフ部品6および鍵スイッチ7を取り付けた状態、および鍵スイッチ7の取付け前の状態を、拡大して示している。同図に示すように、鍵スイッチ7は、ハンマーサポート4のスイッチ取付部30の上面に載置された状態で取り付けられている。
具体的には、鍵スイッチ7のスイッチ基板59は、前述したように、後端部(図6の右端部)が背壁部37の基板係止部37aと方形壁33との間に差し込まれた状態で係止され、中央部が上壁部38の基板支持部42に載置され、前端部が上壁部38のねじ止め部41に載置されている。また、スイッチ基板59の前端部および中央部には、ハンマーサポート4側の各ねじ孔41a、42aに対応する位置にそれぞれ、取付孔59a、59aが形成されており、それらの取付孔59aを介して、ねじ62がねじ止め部41のねじ孔41aおよび基板支持部42のねじ孔42aに上方からねじ込まれている。さらに、鍵スイッチ7の各スイッチ本体60は、対応するハンマー5の両側の仕切壁32、32、背壁部37および上壁部38によって上下方向に貫通するように画成された開口50(図4および図5参照)を介して、ハンマー5のアクチュエータ部56に上方から臨み、これに微小な隙間を介して対抗している。
また、図7に示すように、ハンマーサポート4の外側に、金属製の複数の補強部材63(1つのみ図示)を設け、これらによって、ハンマーサポート4の剛性を補強するようにしてもよい。各補強部材63は、プレスによる打抜きおよび折曲げ加工により、ハンマーサポート4のハンマー支持部29およびスイッチ取付部30の外側にほぼ沿うような所定形状に形成された鉄板で構成されている。そして、補強部材63は、例えば、左右方向に連結された複数のハンマーサポート4の左右両端部に配置される。なお、これに加えて、両側の補強部材63、63の間に適宜、配置することも可能である。
補強部材63の上端部63aは、連結板45に接した状態で、これとともにハンマーサポート4の上壁部38にねじ止めされる。また、補強部材63の中央部63bは、連結板46に接した状態で、これとともにハンマーサポート4の背壁部37にねじ止めされる。さらに、補強部材63の下端部63cは、後レール13の収容凹部13aにねじ止めされる。
したがって、両連結板45、46によって、複数のハンマーサポート4をしっかりと連結できるとともに、それらの剛性を補強することができ、さらに複数の補強部材63によっても、ハンマーサポート4の剛性を補強することができる。また、これらの連結板45、46および複数の補強部材63によるハンマーサポート4の補強によって、例えば、電子ピアノの運搬時などに、鍵盤装置1を立てた状態で、炎天下の車中に長時間放置された場合であっても、合成樹脂製のハンマーサポート4の熱変形による不具合を防止することができる。
また、各補強部材63は、次のようにアースされている。すなわち、棚板8上の全面には、アルミ箔などの導電紙(図示せず)が貼付されており、この導電紙上に鍵盤シャーシ3が載置されるとともに、導電紙が導電線64を介してアースされている。したがって、各補強部材63は、鍵盤シャーシ3の後レール13および導電紙を介してアースされ、複数のハンマーサポート4を連結する金属製の2つの連結板45、46も、補強部材63を介してアースされている。
これにより、電子ピアノ内において、鍵盤装置1の付近に多数の電子部品を有するコンピュータ(図示せず)が設置されている場合、そのコンピュータの電子部品が発する電磁波を、連結板45、46がアンテナとして外部に放射するのを抑制することができる。その結果、電子ピアノの周囲に存在する電子機器などへの影響を防止することができる。
次に、以上のように構成された鍵盤装置1の動作について説明する。図1に示す離鍵状態から鍵2が押鍵されると、鍵2は、バランスピン24を中心として、同図の反時計方向に回動し、それに伴い、ハンマー5は、キャプスタンスクリュー55を介して押し上げられ、支点軸部31を中心として、上方(同図の時計方向)に回動する。
このハンマー5の回動の途中で、その係合突起57が、レットオフ部品6の頭部58に係合し、頭部58を介してレットオフ部品6を圧縮させながら押圧することにより、レットオフ部品6からハンマー5に作用する反力が増大する。ハンマー5の回動が進むと、係合突起57が頭部58から外れることで、レットオフ部品6からの反力が急激に消失する。このようなレットオフ部品6の反力の増大と消失によって、アコースティックピアノに近似したレットオフ感が得られる。
その後、ハンマー5がハンマーストッパ61に当接することによって、ハンマー5の上方への回動が終了する。また、ハンマー5の上方への回動の間、そのアクチュエータ部56が鍵スイッチ7のスイッチ本体60を押圧し、鍵スイッチ7をONすることによって、ハンマー5の回動量に応じた鍵2の押鍵情報が検出され、発音制御装置(図示せず)に出力される。そして、この発音制御装置により、検出された押鍵情報に基づいて、電子ピアノの発音が制御される。
その後、鍵2が離鍵されると、鍵2は押鍵時と反対方向に回動し、図1に示す離鍵状態に復帰し、それに伴い、ハンマー5も、下方に回動し、離鍵状態に復帰する。
以上詳述したように、本実施形態の鍵盤装置1によれば、複数の鍵2は、剛性や保形性が高い金属製の鍵盤シャーシ3に取り付けられた筬中23に支持され、しかもその筬中23が、経時的あるいは乾湿などに対する保形性が高い合成樹脂で構成されているので、鍵盤シャーシや筬中を木材などで構成する場合に比べて、複数の鍵2を、長期間にわたり、互いに高さや姿勢などが均一に揃った状態に安定して保持することができる。
また、ハンマー5を支持するハンマーサポート4は、合成樹脂から成る射出成形品で構成されているので、それ自体を高い寸法精度で成形することができる。このような高い寸法精度を有するハンマーサポート4によって、ハンマー5と鍵スイッチ7との位置関係を高精度で設定することができ、それにより、押鍵情報を適切に検出でき、それに基づく良好な発音を確保することができる。また、ハンマーサポート4の複数の支点軸部31が、左右方向に水平に延びる軸線に沿って一直線状に配置されているので、これらに係合する複数のハンマー5を、左右方向に均一に揃えた状態で配置することができる。また、隣り合う支点軸部31、31の間にそれぞれ形成された多数の仕切壁32によって、剛性の高いハンマーサポート4を得ることができ、ハンマー5の回動を安定して支持することができる。
また、最大で1オクターブ分に対応する複数のハンマーサポート4によって、鍵盤装置1全体のハンマーサポートを構成するので、従来の長尺でかつ重いアルミニウム製の単一のハンマーレールに比べて、鍵盤装置1の製造時の取り扱いが容易であり、保管時の省スペース化を図ることができる。また、例えば電子ピアノの機種変更などによって、鍵盤装置1の鍵2の数が変更される場合、それに応じた数のハンマーサポート4を用いることにより、機種変更に柔軟に対応することができる。
また、電子ピアノの機種変更などの設計変更に伴い、鍵の長さが変更される場合、鍵盤装置1におけるリブ14以外の構成部品を設計変更の前後で共通化し、リブ14を鍵2の長さに応じて作製することにより、設計変更後の製造コストの上昇を抑制することができる。また、鍵盤シャーシ3の前レール11、中レール12および後レール13が互いに独立しているので、それらのレール11、12、13の前後方向の間隔を自由に設定できるとともに、中レール12に取り付けられた筬中23の位置を、前レール11と後レール13の間で、自由に設定することができる。したがって、鍵の長さや揺動の支点位置の変更などに柔軟に対応し、設計の自由度を向上させることができる。
また、中レール12には、棚板8に当接する脚部12bが設けられており、この脚部12bにより、筬中載置部12aの剛性を補強するとともに、棚板8との間のスペースを一定に保ちながら、筬中載置部12aに載置された筬中23を、安定した状態に保持することができる。これにより、筬中23に支持される複数の鍵の高さの均一性および良好なタッチ感を維持することができる。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、ハンマーサポート4の構成材料として、ABS樹脂を例示したが、ハンマーサポート4の構成材料はこれに限定されるものではなく、十分な剛性を確保できる合成樹脂を含む材料であれば、種々のものを採用することが可能である。
例えば、カーボン繊維やガラス繊維、アラミド繊維などの強化材と、フェノール樹脂やエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの合成樹脂などで構成された繊維強化プラスチックを採用することも可能である。このような繊維強化プラスチックをハンマーサポート4の構成材料として採用することにより、材料自体が有する高い剛性特性により、ハンマーサポート4の剛性をより一層高めることができる。また、このように、ハンマーサポート4の剛性を高めることができるので、仕切壁32の数を削減することが可能であり、それにより、ハンマーサポートの軽量化を図ることができる。
また、実施形態で示した鍵盤装置1の鍵盤シャーシ3やハンマーサポート4の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
1 鍵盤装置
2 鍵
4 ハンマーサポート
5 ハンマー
7 鍵スイッチ
8 棚板
29 ハンマー支持部
30 スイッチ取付部
31 支点軸部
32 仕切壁
38 上壁部
45 連結板(連結部材)
46 連結板(連結部材)
59 スイッチ基板
60 スイッチ本体
61 ハンマーストッパ(ストッパ部)
63 補強部材

Claims (5)

  1. 各々が前後方向に延びるとともに、前後方向の中央付近に位置する支点を中心として揺動自在に構成され、左右方向に並んだ状態に配置された複数の鍵と、
    当該複数の鍵の後ろ側に配置されたハンマーサポートと、
    このハンマーサポートに回動自在に支持され、前記複数の鍵の後端部にそれぞれ上方から当接するとともに、対応する前記鍵の押鍵に伴って回動する複数のハンマーと、
    これらのハンマーごとに設けられた複数のスイッチ本体、および当該複数のスイッチ本体が取り付けられるとともに前記ハンマーサポートに取り付けられたスイッチ基板を有し、押鍵に伴って回動する前記ハンマーが、対応する前記スイッチ本体を押圧することによって、前記押鍵された鍵の押鍵情報を検出する鍵スイッチと、
    を備え、
    前記ハンマーサポートは、前記複数のハンマーを支持するハンマー支持部、および前記鍵スイッチが取り付けられるスイッチ取付部を有し、所定の種類の合成樹脂から成る射出成形品で構成されていることを特徴とする電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  2. 前記ハンマーサポートは、
    左右方向に水平に延びる軸線に沿って一直線状に配置され、前記複数のハンマーが係合する複数の支点軸部と、
    押鍵に伴って回動する前記ハンマーが当接することにより、当該ハンマーの回動を規制するストッパ部と、
    隣り合う前記支点軸部の間を仕切るように形成され、当該ハンマーサポートの剛性を補強するための複数の仕切壁と、
    をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  3. 前記所定の種類の合成樹脂が、繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項1または2に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  4. 前記ハンマーサポートは、各々が最大で1オクターブ分に対応し、互いに左右方向に並んだ状態に配置された複数のハンマーサポートで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  5. 前記複数のハンマーサポートの全体にわたって左右方向に延びるとともに、互いに間隔を隔てて配置され、当該複数のハンマーサポートを連結する金属製の複数の連結部材と、
    これらの複数の連結部材を連結するとともにアースされ、前記ハンマーサポートの剛性を補強するための金属製の補強部材と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
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