JP2013144259A - サイドリリースバックル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プラグ10とこのプラグが差込係合されるソケット20とを備え、プラグ10は、ベルト装着部19および一対の脚部12を有する基部11と、脚部12にそれぞれ形成された係合部14とを有し、ソケット20は、ベルト装着部29および差込口22を有する本体21と、本体21内に形成されて差込口22から差し込まれた脚部12を収容可能な収容空間23と、本体21に形成されて係合部14が係合可能な被係合部24とを有し、本体21はその表側および裏側の少なくとも何れかに脚部12の差し込み方向に連続した凹凸形状26を有する。
【選択図】図1
Description
このようなバックルでは、着脱のための操作が簡単であり、一方で意図しないときに不用意に外れないことが要求される。このような要求に応じた製品として、両側一対のロックアームを有するサイドリリースバックルが利用されている。
プラグは、ベルト装着部を有する基部と、そのソケット側に両側一対の脚部(ロックアーム)とを有する。ソケットは中空筒状の本体を有し、この本体はそのプラグ側から内部へとプラグを挿入するための収容空間(キャビティ)を有する。ソケット本体の両側には収容空間に連通する開口部が形成され、ここから露出する脚部を手で操作することで係合を解除可能である。
さらに、中空状となるソケットにおいては、表裏方向の圧迫で潰れ等の過剰な変形が生じないように、ソケット本体の肉厚を確保する等の強度対策が図られる。
また、特許文献2のサイドリリースバックルでは、同様なガイドバーおよび切欠きに加え、ソケットのベルト装着部側にもV字状の切欠きを形成している。このような切欠きにより、ソケット表裏面の材料が削減され、バックルとしての軽量化にも有効である。
しかし、ソケットに多くの切欠きを形成すると、前述した変形に対する強度が低下するという問題があり、逆に肉厚を増す必要が生じるなど、軽量化に必ずしも有効でない場合があった。
あるいは、本発明では、本体に形成された凹凸形状により剛性が確保できる分、ソケットの厚みを薄くすることができ、合成樹脂材料の使用量削減によるコスト低減およびバックルとしての重量軽減を図ることができる。
さらに、凹凸形状が脚部の差し込み方向に形成されることで、脚部の差し込み操作に干渉等することがないとともに、後述するようにガイド機能をもたせることもできる。
なお、凹条線および凸条線の断面形状としては、三角形、四角形等としてもよいが、いわゆる波板状の滑らかに凹凸を形成する輪郭とすることが望ましい。
このような本発明では、収容空間に一対の脚部を挿入した際、各脚部は凹凸形状の両側に進入することになる。このため、脚部および凹凸形状が互いに干渉することがなく、これらの脚部および凹凸形状に厚み(バックル表裏方向の寸法)をもたせることができ、強度確保に有効である。
このような本発明では、係合部が脚部の先端からバックルの表裏方向に突出する形状となり、ソケット表裏面の内側に形成した被係合部と係合する形式とすることができる。また、凸条線の間隔が周囲の他の部分の間隔よりも狭く形成されるため、プラグの挿入時には各脚部の先端の係合部の間に凸条線が割って入り、ガイド機能が得られる。
このような本発明では、収容空間に一対の脚部を挿入した際、凹凸形状を脚部のガイドとして機能させることができ、特に凹凸部分に形状を調整することで前記係合部を前記被係合部へと案内するガイドとすれば、バックルの係合操作を容易かつ確実にできる。
このような本発明では、本体に形成された凹凸形状により剛性が確保できる分、前述した通りソケットの厚みを薄くできることに加え、切欠きを形成することでソケットとしての材料を更に削減でき、製造コストおよび重量の軽減を一層促進することができる。
このようなC字状またはU字状とすることで、輪郭形状に急角度をなす不連続な部位が生じず、応力集中や成形性の問題を回避することができる。
このような本発明では、ベルト装着部側および差込口側の何れにも切欠きを設けることで、本体の材料を最小限とし、製造コストおよび重量の軽減が最大限に図れる。さらに、切欠きをベルト装着部側が深く、差込口側が浅く形成することで、これらの切欠きの間に残される部分(本体の左右を連結する)がベルト装着部(同じく本体の左右を連結する)から離れた位置となり、本体の捻れ剛性を確保することができるとともに、同部分に形成される凹凸形状による脚部のガイド機能を差込操作の早い段階から発揮することができる。
このような本発明では、切欠きを設けてベルト装着部に臨む開口が大きくなった場合でも、突出部がベルトの両端を押さえる機能を有するため、ベルト装着部に装着されたベルトの不必要な浮き上がりないし外れを防止することができる。
このような本発明では、ベルト装着部から延びる切欠きを形成した場合でも、脚部ないし連結部が切欠きから露出しないため、他の物品の引っかかり等を防止できるとともに、外観を損なうことがない。
〔第1実施形態〕
図1ないし図7には本発明の第1実施形態が示されている。
図1から図3の各図に示すように、本実施形態のサイドリリースバックル1は、プラグ10とこのプラグ10が差込係合されるソケット20とを備えている。
これらの各図に示すように、本実施形態のサイドリリースバックル1は、紐状部材の端部を連結・分離するためのものであり、合成樹脂によって一体成型されたプラグ10と、同様に合成樹脂で一体成形されたソケット20とを備えている。なお、プラグ10およびソケット20の材質としては、合成樹脂に限らず金属など他の材質であってもよく、射出成形に限らず他の成型方法によるものであってもよい。
脚部12は、基部11の幅方向(ソケット20に対するプラグ10の差込方向およびソケット20の表裏方向とそれぞれ直交する方向、図1における左右方向)の両側から長さ方向(ソケット20に対するプラグ10の差込方向、図1における上下方向)へ延びて互いに平行とされ、各々は中間ないし先端側が互いに離間または近接する方向(前述した幅方向)へ弾性変形可能とされている。
また、一対の脚部12は、それぞれ差込方向の先端側へ向けて互いに近接する方向に緩やかに傾斜し、一定のクリアランスを持って湾曲しており、これにより脚部12の全体で弾性変形する力を受けることができる。
ベルト装着部19は、基部11の中間部分を利用して形成されている。
図2に示すように、ベルト装着部19は、内部中央に紐状部材の端部が挿入係止される紐取付部としての紐取付孔19Aを有し、紐取付部の中間には連結杆19Bが架設され、この連結杆19Bによって紐取付孔19Aは差込方向前端側19Cと差込方向後端側19Dとの2つに分割されている。これにより、紐状部材を紐取付孔19Aに挿通させて連結杆19Bの周囲に周回させることにより、紐状部材の長さ調節が可能な構造となっている。
連結部15は、脚部12の先端の係合部14からベルト装着部19に向けてそれぞれ延び、互いに近接して連結されることでU字状を形成している。この連結部15により一対の脚部12は外力で過剰に拡張されることが防止される。
一対の脚部12の間には、一対の被案内部16が設置されている。
図3に示すように、被案内部16は、脚部12の先端の係合部14と同様の高さを有し、その上下辺縁は脚部12の上下辺縁から上下に突起している。これらの係合部14および被案内部16は、ソケット20の内側に形成された凹凸形状(後述)により案内され、これらの案内により差込操作の際にプラグ10が適切な位置へと誘導されるようになっている。
図2に示すように、被案内部16の基部11側は互いに連結フレーム16Aで連結されている。連結フレーム16Aは、被案内部16の基部11側の互いに対向する部位を連結するとともに、その中間部分はプラグ10の差込方向へ突出するように湾曲されている。連結フレーム16Aの中間部分は、表裏方向の高さが被案内部16より小さく形成され、両端に至るに従って高さが増して被案内部16と同じ高さとなるように形成されている。これにより、連結フレーム16Aの表裏面には中央が緩やかに窪んだ形状が形成されている。この形状は、後述する本体21の内面に形成された凸条線26Bの輪郭に沿った形状とされている。
誘導面24Aは、差込口22の両側近傍から本体21の表裏面の各内側に沿って被係合部24へと連なる段差形状とされ、脚部12が差込口22から差し込まれた際に、その先端の係合部14を被係合部24へと誘導するガイドとして機能する。すなわち、差込口22から差し込まれた脚部12の先端において、係合部14は誘導面24Aに誘導され、一対の脚部12が弾性変形して各対の係合部14が互いに近接する。そして、係合部14が被係合部24に到達すると誘導面24Aによる脚部12の弾性変形が解除されるので、係合部14が被係合部24に収まって相互の係合が行われる。
図5に示すように、凹凸形状26は、本体21の外面に形成された凹条線26Aと、凹条線26Aに沿って本体21の内面に形成された凸条線26Bとで構成され、これらの凹条線26Aと凸条線26Bとで挟まれた部分の厚みは、本体21の他の部分の厚みと同じとされ、いわば平板の一部を湾曲させた波板形状のような断面形状とされている。
このような凹凸形状26は、本体21の表面および裏面にそれぞれ形成され、これにより対向する表裏面の中央部が互いに近接する方向に湾曲した波板形状となり、このような構造としたことで、表裏方向に働く圧迫力が最も加わりやすく、亀裂を生じやすい略中央部の強度を確保することができ、潰れおよび亀裂を防止するために有効である。
なお、収容空間23の被案内部16が導入される部位の高さは、被案内部16の高さに合わせて形成され、被案内部16が収容空間23内に挿入されている状態では、ソケット20が表裏方向に圧迫された際には被案内部16が支えとなり、表裏方向の潰れ等の過剰な変形を防止する作用が得られる。
切欠き25は、ベルト装着部29から延びるU字状の深い切欠きとされ、切欠き28は差込口22から延びるC字状の浅い切欠きとされ、各々の最奥部分はともに円弧状とされている。
本体21の裏面に形成された切欠き25では、突出部25Aに相当する部分が省略され、切欠き25の辺縁の一部は被係合部24の段差に沿って形成され、被係合部24は本体21の裏面側に露出している。
ソケット20の本体21に形成された凹凸形状26により、同じ厚さであっても本体21の剛性を高めることができる。特に、サイドリリースバックル1のソケット20において生じやすい表裏方向の圧迫で潰れるような変形に対して、凹凸形状26がその断面形状に基づく曲げ剛性を生じることで、本体21の変形を効果的に抑制できる。特に、潰れ方向の力が加わって亀裂が入りやすい略中央部に凹凸形状26があることで、亀裂を防止して破損しにくいものとすることができる。
そして、凹凸形状26により剛性が確保できる分、ソケット20の厚みを薄くすることができ、合成樹脂材料の使用量削減によるコスト低減およびバックルとしての重量軽減を図ることができる。
さらに、凹凸形状26が脚部12の差し込み方向に形成されることで、脚部12の差し込み操作に干渉等することがないとともに、脚部12の係合部14および被案内部16に対するガイド機能をもたせることもできる。
また、本体21の外面が凹条線26Aとなるようにしたため、本体21の外側に突出を生じることがなく、外観的にも簡素な印象を与えることができる。
また、凹凸形状26は、脚部12が差し込まれた際に係合部14を被係合部24へと案内するガイドを兼ねるため、プラグ10とソケット20とを係合させる操作を容易かつ確実にできる。
切欠き25,28は、輪郭形状が奥行きが浅いC字状または奥行きが深いU字状としたため、輪郭形状に急角度をなす不連続な部位が生じず、応力集中や成形性の問題を回避することができる。特に、切欠き25,28の輪郭形状は、収容空間23内に収容される脚部12、連結部15あるいはベルト装着部19の開口に沿った形状とすることで、これらを確実に隠蔽しつつ、最大限の切欠き面積とすることができる。
また、ベルト装着部29側の切欠き25が深く、差込口22側の切欠き28が浅く形成することで、これらの切欠きの間に残される部分(本体21の左右を連結する)がベルト装着部29(同じく本体21の左右を連結する)から離れた位置となり、本体21の捻れ剛性を確保することができるとともに、同部分に形成される凹凸形状26による脚部12のガイド機能を差込操作の早い段階から発揮することができる。
切欠き25は、輪郭形状が脚部12ないし連結部15の内側形状に沿って形成されているため、脚部12ないし連結部15が切欠きから露出することがなく、他の物品の引っかかり等を防止できるとともに、外観を損なうことがない。
図8には本発明の第2実施形態が示されている。
本実施形態のサイドリリースバックル2は、前記第1実施形態と同様なプラグ10およびソケット20を備えている。但し、本実施形態において、ソケット20にはベルト装着部29側の切欠き25が形成されているが、前記第1実施形態のような切欠き28(図1参照)は形成されておらず、その分凹凸形状26が差込口22の辺縁から連続して長く形成されている。
このような本実施形態では、図1の切欠き28がない分、本体21の材料削減あるいは重量軽減が図れないが、その他は前記第1実施形態と同様な効果が得られる。さらに、凹凸形状26が長くなることで、前記第1実施形態よりも本体21の剛性強化が図れる。
図9には本発明の第3実施形態が示されている。
本実施形態のサイドリリースバックル3は、前記第1実施形態と同様なプラグ10およびソケット20を備えている。但し、本実施形態において、ソケット20には差込口22側の切欠き28が形成されているが、前記第1実施形態のような切欠き25(図1参照)は形成されておらず、その分凹凸形状26がベルト装着部29の辺縁から連続して長く形成されている。
このような本実施形態では、図1の切欠き25がない分、本体21の材料削減あるいは重量軽減が図れないが、その他は前記第1実施形態と同様な効果が得られる。さらに、凹凸形状26が長くなることで、前記第1実施形態よりも本体21の剛性強化が図れる。
図10には本発明の第4実施形態が示されている。
本実施形態のサイドリリースバックル4は、前記第1実施形態と同様なプラグ10およびソケット20を備えている。但し、本実施形態において、ソケット20には前記第1実施形態のような切欠き25,28(図1参照)は形成されておらず、凹凸形状26が差込口22の辺縁からベルト装着部29まで連続して長く形成されている。
このような本実施形態では、図1の切欠き25,28がない分、本体21の材料削減あるいは重量軽減が図れないが、その他は前記第1実施形態と同様な効果が得られる。さらに、凹凸形状26が長くなることで、前記第1実施形態よりも本体21の剛性強化が図れる。
なお、本発明は前記各実施形態の構造に限らず、次のような変形をも含む。
凹条線26Aおよび凸条線26Bの断面形状としては、波板状に限らず、三角形、四角形等としてもよいが、いわゆる波板状の滑らかに凹凸を形成する輪郭とすることが望ましい。
凹凸形状26は、対応する位置および形状による凹条線26Aおよび凸条線26Bによる構成に限らず、例えば本体21の外面または内面に形成される一本ないし複数本の凸条線26Bだけで形成してもよい。但し、本体21の内面(収容空間23内)に形成することで、脚部12のガイド機能が得られる。また、対応する凹条線26Aおよび凸条線26Bとすることで、本体21を一定の厚みとすることができ、合成樹脂成形で製造する際には望ましい。
凹凸形状26は、本体21の表面および裏面の両方に形成されるものに限らず、表面または裏面の何れかであってもよい。
その他、プラグ10およびソケット20の細部形状、構造については適宜変更等することができる。また、プラグ10およびソケット20の寸法、材質、色彩、表面仕上げ等は実施にあたって適宜選択することができる。
10…プラグ
11…基部
12…脚部
14…係合部
15…連結部
16…被案内部
16A…連結フレーム
19…ベルト装着部
20…ソケット
21…本体
22…差込口
23…収容空間
24…被係合部
24A…誘導面
25,28…切欠き
25A…突出部
26…凹凸形状
26A…凹条線
26B…凸条線
27…操作用開口
29…ベルト装着部
あるいは、本発明では、本体に形成された凹条線により剛性が確保できる分、ソケットの厚みを薄くすることができ、合成樹脂材料の使用量削減によるコスト低減およびバックルとしての重量軽減を図ることができる。
さらに、凹条線が脚部の差し込み方向に形成されることで、脚部の差し込み操作に干渉等することがないとともに、後述するようにガイド機能をもたせることもできる。
なお、凹条線および凸条線の断面形状としては、三角形、四角形等としてもよいが、いわゆる波板状の滑らかに凹凸を形成する輪郭とすることが望ましい。
このような本発明では、収容空間に一対の脚部を挿入した際、各脚部は凹条線の両側に進入することになる。このため、凹条線と凸条線とで凹凸形状とした場合でも、脚部および凹凸形状が互いに干渉することがなく、これらの脚部および凹凸形状に厚み(バックル表裏方向の寸法)をもたせることができ、強度確保に有効である。
このような本発明では、一対の誘導面が係合部を誘導する際に脚部を弾性変形させるが、凹条線によって本体の表面または裏面が薄くなる部分よりも外側に配置されることで、凹条線の外側の本体の表面または裏面によって弾性変形の荷重を確実に受けることができる。
このような本発明では、収容空間に一対の脚部を挿入した際、係合部が誘導面により、差込口の両側近傍から被係合部まで確実にガイドされ、バックルの係合操作を容易かつ確実にできる。
このような本発明では、本体に形成された凹条線により剛性が確保できる分、前述した通りソケットの厚みを薄くできることに加え、切欠きを形成することでソケットとしての材料を更に削減でき、製造コストおよび重量の軽減を一層促進することができる。
このような本発明では、その先端が前記凹条線26Aの内側まで延びるような深い切欠きとすることで、本体の材料を最小限とし、製造コストおよび重量の軽減が最大限に図れる。
このような本発明では、切欠きを設けてベルト装着部に臨む開口が大きくなった場合でも、突出部がベルトの両端を押さえる機能を有するため、ベルト装着部に装着されたベルトの不必要な浮き上がりないし外れを防止することができる。
このような本発明では、ベルト装着部から延びる切欠きを形成した場合でも、脚部ないし連結部が切欠きから露出しないため、他の物品の引っかかり等を防止できるとともに、外観を損なうことがない。
Claims (9)
- プラグ10とこのプラグ10が差込係合されるソケット20とを備え、
前記プラグ10は、ベルト装着部19および一対の脚部12を有する基部11と、前記脚部12にそれぞれ形成された係合部14とを有し、
前記ソケット20は、ベルト装着部29および差込口22を有する本体21と、前記本体21内に形成されて前記差込口22から差し込まれた前記脚部12を収容可能な収容空間23と、前記本体21に形成されて前記係合部14が係合可能な被係合部24とを有し、
前記本体21はその表側および裏側の少なくとも何れかに前記脚部12の差し込み方向に連続した凹凸形状26を有し、前記凹凸形状26は、前記本体21の外面に形成された凹条線26Aと、前記凹条線26Aに沿って前記本体21の内面に形成された凸条線26Bとであることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項1に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記凹凸形状26は、前記収容空間23の一対の前記脚部12を収容する部分の中間に配置されていることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項2に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記係合部14は、前記脚部12の先端部に配置されて表裏方向の寸法が前記脚部12よりも大きく形成されるとともに、
前記凸条線26Bは、前記本体21の表側および裏側の何れにも形成され、対向する前記凸条線26Bの間隔が前記凸条線26Bのない部分の間隔よりも狭く形成されていることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項2に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記凹凸形状26は、前記脚部12が差し込まれた際に前記係合部14を前記被係合部24へと案内するガイドを兼ねることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項1に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記本体21の表裏には、前記差込口22または前記ベルト装着部29の少なくとも何れかの辺縁から前記凹凸形状26に沿って延びる切欠き25,28が形成されていることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項5に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記切欠き25,28は、輪郭形状がC字状またはU字状であることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項5に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記切欠き25,28は、前記ベルト装着部29から延びるU字状の深い切欠き25および前記差込口22から延びるC字状の浅い切欠き28であることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項5に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記切欠き25,28は、前記ベルト装着部29から延びる切欠き25を含み、この切欠き25は前記ベルト装着部29の両端に臨む部位に前記ベルト装着部29に沿って突出する突出部25Aが形成されていることを特徴とするサイドリリースバックル。 - 請求項5に記載したサイドリリースバックルにおいて、
前記プラグ10は前記一対の脚部12を結ぶ連結部15を有し、前記脚部12ないし前記連結部15の内側形状はC字状またはU字状とされ、
前記切欠き25,28は、前記ベルト装着部29から延びる切欠き25を含み、この切欠き25の輪郭形状は前記脚部12ないし前記連結部15の内側形状に沿って形成されていることを特徴とするサイドリリースバックル。
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