JP2013143146A5 - - Google Patents

Description

本稿および（該当する場合には）請求項および図面に開示される各特徴は独立して、あるいは任意の適切な組み合わせにおいて提供されうる。ハードウェアで実装されると記載されている特徴はソフトウェアで実装されてもよく、逆にソフトウェアで実装されると記載されている特徴がハードウェアで実装されてもよい。請求項に現れる参照符号は例解のためであって、請求項の範囲に対して何ら限定効果をもつものではない。
いくつかの付記を記載しておく。
〔付記１〕
データfにタイムスタンプ付けする方法であって、装置において：
処理手段によって、前記データfから少なくとも一つのドメイン名Dを生成する段階と、
前記処理手段によって、生成されたドメイン名DのそれぞれについてDNS解決要求を送る段階と、
前記処理手段によって、前記データfに基づく値を含むタイムスタンプを出力する段階とを含む、
方法。
〔付記２〕
前記少なくとも一つのドメイン名Dはさらにタイムスタンプ付け時刻tから生成される、付記１記載の方法。
〔付記３〕
データfのタイムスタンプを検証する方法であって、装置において：
処理手段によって、タイムスタンプ付け時刻tおよび前記データfに基づく値から少なくとも一つのドメイン名Dを生成する段階と；
前記処理手段によって、生成されたドメイン名DのそれぞれについてDNS解決要求を送る段階と；
前記処理手段によって、送られた各DNS解決要求について解決応答を受け取る段階であって、各解決応答は残存寿命値を含む、段階と；
前記処理手段によって、DNS解決要求が送られた各DNSサーバーから参照残存寿命値を取得する段階と；
前記処理手段によって、各解決応答について、現在時刻、前記タイムスタンプ付け時刻t、受領された前記残存寿命値および前記解決応答が受領された元のDNSサーバーについての前記参照残存寿命値を比較する段階と；
前記処理手段によって、少なくとも所定数の比較が正しい場合に前記タイムスタンプが正しいと判定する段階とを含む、
方法。
〔付記４〕
データfにタイムスタンプ付けする装置であって：
前記データfから少なくとも一つのドメイン名Dを生成し、
生成されたドメイン名DのそれぞれについてDNS解決要求を送り、
前記データfに基づく値を含むタイムスタンプを出力するよう構成されたプロセッサを有する、
装置。
〔付記５〕
前記プロセッサは、前記少なくとも一つのドメイン名Dをさらにタイムスタンプ付け時刻tから生成するよう構成される、付記４記載の装置。
〔付記６〕
前記データfに基づく前記値が前記データfと同一である、付記５記載の装置。
〔付記７〕
前記プロセッサがさらに、前記少なくとも一つのドメイン名を生成するのを：
前記データfおよび前記タイムスタンプ付け時刻tに対して一方向性関数を使って中間値を得て；
前記中間値から少なくとも一つのIPアドレスを生成し；
前記少なくとも一つのIPアドレスのそれぞれについてDNS逆解決要求を送り；
各DNS逆解決要求に応答してドメイン名を受け取ることによって行うよう構成されている、
付記６記載の装置。
〔付記８〕
前記プロセッサはさらに、少なくとも前記データfから数値を得て、その数値を使ってDNSサーバーのリストからDNSサーバーを選択することによって、DNSサーバーを選択するよう構成されており、前記DNS解決要求の少なくとも一つがその選択されたDNSサーバーに送られる、付記４記載の装置。
〔付記９〕
前記プロセッサが再帰的解決を強制するよう構成される、付記４記載の装置。
〔付記１０〕
データfのタイムスタンプを検証する装置であって：
タイムスタンプ付け時刻tおよび前記データfに基づく値から少なくとも一つのドメイン名を生成し；
生成されたドメイン名DのそれぞれについてDNS解決要求を送り；
送られた各DNS解決要求について、残存寿命値を含む解決応答を受け取り；
DNS解決要求が送られた各DNSサーバーから参照残存寿命値を取得し；
各解決応答について、現在時刻、前記タイムスタンプ付け時刻t、受領された前記残存寿命値および前記解決応答が受領された元のDNSサーバーについての前記参照残存寿命値を比較し；
少なくとも所定数の比較が正しい場合に前記タイムスタンプが正しいと判定するよう構成されたプロセッサを有する、
装置。
〔付記１１〕
前記プロセッサは、前記少なくとも一つのドメイン名を生成するのを：
中間値を得て；
前記中間値から少なくとも一つのIPアドレスを生成し；
前記少なくとも一つのIPアドレスのそれぞれについてDNS逆解決要求を送り；
各DNS逆解決要求に応答してドメイン名を受け取ることによって行うよう構成される、
付記１０記載の装置。
〔付記１２〕
前記中間値が前記データfおよび前記時刻tに対して一方向性関数を使うことによって得られる、付記１１記載の装置。
〔付記１３〕
前記プロセッサはさらに、少なくとも前記データfから数値を得て、その数値を使ってDNSサーバーのリストからDNSサーバーを選択することによって、DNSサーバーを選択し、前記DNS解決要求の少なくとも一つをその選択されたDNSサーバーに送るよう構成される、付記１０記載の装置。
〔付記１４〕
プロセッサによって実行されたときに付記１または２記載の方法を実行する記憶された命令を有するコンピュータ可読記憶媒体。
〔付記１５〕
プロセッサによって実行されたときに付記３記載の方法を実行する記憶された命令を有するコンピュータ可読記憶媒体。