JP2013141529A - スポーツ用グローブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】使用者の立位自然体での足裏重心が、つま先側で、且つ内側に位置するとき、低伸縮性部材103は、グローブ本体101の掌側面101aにおいて、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されている一方、グローブ本体101の甲側面において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されている。
【選択図】図3
Description
ここで、「フォースタンス理論」における「スタンス」とは、プレイヤーが自然体で立位を採った際、無意識のうちに体を安定するための両脚の足底の傾き加減を表し、身体能力を十分な形で発揮するための足の重心のかけ方である。このスタンスには、各プレイヤーにおいて個体差が存在し、プレイヤーがどのスタンスを採るかはその脳、及び骨格と身体的くせに依存して各個人間で変化する。
以下に、各スタンス別の身体の動きの違いの一例を示す。
すなわち、図18、図19に示すように、(1)つま先内側重心のスタンス(以下、(1)のスタンスという)、及び(2)踵外側重心のスタンス(以下、(2)のスタンスという)を採るプレイヤーは、クロスタイプとも呼ばれ、歩行時に足首AKを可動させず、すり足のように歩行する。
このように、(1)のスタンス、及び(2)のスタンスを採るプレイヤーはすり足に近い形で歩行するので、例えば、スリッパを履いて歩くのが苦手な場合が多い。
具体的には、歩行時において、立ち位置(図20(a)参照)から足を前に出そうと地面を蹴り上げる動作のとき(図20(b)参照)、クロスタイプよりも地面Jと踵Kとの距離S1’が長く、地面Jから踵Kが大きく離れる。このとき、足指の根元が大きく可動させるが、(3)のスタンスを採るプレイヤーよりも(4)のスタンスを採るプレイヤーの可動位置がやや踵寄りになる。
(3)のスタンス、及び(4)のスタンスを採るプレイヤーは足が前後に屈曲するような状態で歩行するので、例えば、スリッパを履く場合、足の甲にスリッパが引っ掛かる形になり、かつスリッパの踵を引きずるように歩く。このため、パラレルタイプは、クロスタイプと比較してスリッパを履いて歩き易い。
そして、各プレイヤーが「フォースタンス理論」における4つのスタンスのうちいずれのスタンスを採るかに応じてフォームを改善することにより、個々の運動能力を最大限引き伸ばすことが可能になる。
これによれば、ゴルフグローブを装着してグリップを握ると、このグリップが太くなったのと同じ効果となり、小さく握らなくてもグリップを握ることができるようになるため、軽い腱鞘炎を起こしているような人でも、スイングに支障がない程度にグリップを握ることができる。
このように構成することで、掌や手の甲に、(1)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(1)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
このように構成することで、運動中の(1)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(1)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(1)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
このように構成することで、掌や手の甲に、(2)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(2)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
このように構成することで、運動中の(2)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(2)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(2)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
このように構成することで、掌や手の甲に、(3)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(3)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
このように構成することで、運動中の(3)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(3)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(3)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
ここで、(1)のスタンスを採るプレイヤーと、(3)のスタンスを採るプレイヤーは、手首を自由に動かしたいという意識が強い。このため、ホールド部の幅Wを、0.5cm≦W≦5cmを満たすように設定することにより、スポーツ用グローブを装着した際の(1)のスタンスを採るプレイヤー、及び(3)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
このように構成することで、掌や手の甲に、(4)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(4)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
このように構成することで、運動中の(4)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(4)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(4)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
このように構成することで、ここで、(2)のスタンスを採るプレイヤーと、(4)のスタンスを採るプレイヤーは、手首をしっかりと覆って固定したいという意識が強い。このため、ホールド部の幅Wを、1.5cm≦W≦6cmを満たすように設定することにより、スポーツ用グローブを装着した際の(2)のスタンスを採るプレイヤー、及び(4)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
次に、(1)〜(4)のスタンスを採るプレイヤーごとの最適なスポーツ用グローブについて説明する。
まず、図1〜図4に基づいて、(1)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ100について説明する。
図1は、右手掌の骨格図であって、(1)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図2は、(1)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図3は、(1)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ100の左手の掌側面101aの平面図である。図4は、(1)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ100の左手の甲側面101bの平面図である。尚、以下の説明では、スポーツ用グローブの一例として野球のバットをスイングする際に用いられるバッティンググローブについて説明する。しかしながら、以下に示すバッティンググローブは、野球のバットをスイングする際に用いる場合に限られず、さまざまなスポーツ用のグローブとして用いることが可能である。すなわち、例えば、ゴルフクラブをスイングする際に用いられるゴルフ用のグローブとして用いることも可能である。また、以下の説明のスポーツ用グローブ100〜400((1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300、及び(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400)は、両手が左右対称に形成されているので、左手側のスポーツ用グローブ100〜400のみ図示し、右手側のスポーツ用グローブ100〜400の図示を省略する。
図1に示すように、(1)のスタンスを採るプレイヤーは、第2指の中手指節関節と、第5指の中手指節関節と手根中手関節との略中間を通る直線L1と、この直線L1に平行であって、且つ第5指中手骨の手根骨側を通る直線L2との間の範囲W1に刺激を付与することにより、(1)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
これは、とりもなおさず4つのスタンスは、末梢四肢(手足)に相互に関係しており、脳から末梢四肢に至る固有の身体特徴に基づいて理論立てられているからである(以下に示す3つのスタンスのプレイヤーについても同様)。
次に、図3、図4に基づいて、(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100について説明する。
図3、図4に示すように、(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100のグローブ本体101は、例えば合成樹脂により、手全体を覆うように形成されたものであって、グローブ本体101の大部分が伸縮性を有する高伸縮性部材102を用いて製造されており、一部分に高伸縮性部材102よりも伸縮性が低い、低伸縮性部材103が用いられている。
すなわち、グローブ本体101の掌側面101aには、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第1低伸縮性部材104aが用いられている。また、グローブ本体101の掌側面101aには、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第2低伸縮性部材104bが用いられている。
0.5cm≦W1≦5cm・・・(1)
を満たすように設定されている。
これは、(1)のスタンスのプレイヤーは、肩と手首を頻繁に動かすので、自由に手首を動かしたいという意識が強く、手首をあまり覆わない方が好ましいからである。このため、ホールド部106の幅W1が式(1)を満たすことにより、スポーツ用グローブ100を装着した際の(1)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
次に、図5〜図8に基づいて、(2)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ200について説明する。
図5は、右手掌の骨格図であって、(2)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図6は、(2)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図7は、(2)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ200の左手の掌側面201aの平面図である。図8は、(2)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ200の左手の甲側面201bの平面図である。
図5に示すように、(2)のスタンスを採るプレイヤーは、第2指の中手指節関節と豆状骨を通る直線L3と、この直線L3に平行であって、且つ三角骨と月状骨との間を通る直線L4との間の範囲W2に刺激を付与することにより、(2)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
次に、図7、図8に基づいて、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200について説明する。
ここで、図7、図8に示すように、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200において、グローブ本体201は、例えば合成樹脂により、手全体を覆うように形成されたものであって、グローブ本体201の大部分が伸縮性を有する高伸縮性部材202を用いて製造されている点、一部分に高伸縮性部材202よりも伸縮性が低い、低伸縮性部材203が用いられている点、は、前述の(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100と同様である(以下に示す(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300、及び(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400についても同様)。
すなわち、グローブ本体201の掌側面201aには、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第1低伸縮性部材204aが用いられている。また、グローブ本体201の掌側面201aには、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第2低伸縮性部材204bが用いられている。
1.5cm≦W2≦6cm・・・(2)
を満たすように設定されている。
これは、(2)のスタンスのプレイヤーは、手首をしっかりと覆って固定することによって安心感を得られるからである。このため、ホールド部206の幅W2が式(2)を満たすことにより、スポーツ用グローブ200を装着した際の(2)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
ここで、ストラップ207の幅W2’の幅としては、手首の骨の下部のライン、換言すれば、橈骨、尺骨の手首側の骨頭部を覆うラインを巻付け可能な幅に設定されていればよい。
次に、図9〜図12に基づいて、(3)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ300について説明する。
図9は、右手掌の骨格図であって、(3)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図10は、(3)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図11は、(3)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ300の左手の掌側面301aの平面図である。図12は、(3)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ300の左手の甲側面301bの平面図である。
図9に示すように、(3)のスタンスを採るプレイヤーは、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間の範囲W3に刺激を付与することにより、(3)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。また、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間の範囲W4に刺激を付与することにより、(3)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。さらに、第2指から第5指に至る間の中手指節関節よりもやや指先側を通る直線L6と、この直線L6に平行であって、且つ第2指から第5指に至る間の中手指節関節と第2指から第5指に至る間の近位指節間関節との間の略中央を通る直線L7との間の範囲53に刺激を付与することにより、(3)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
次に、図11、図12に基づいて、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300について説明する。
図11、図12に示すように、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300のグローブ本体301の低伸縮性部材303は、図9に示す範囲W3〜W5に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に用いられている。
また、グローブ本体301の掌側面301aには、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第2低伸縮性部材304bが用いられている。つまり、この第2低伸縮性部材304bは、図9における範囲W4に対応するように形成されている。
また、グローブ本体301の甲側面301bには、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第5低伸縮性部材304eが用いられている。つまり、この第5低伸縮性部材304eは、図9における範囲W4に対応するように形成されている。
そして、グローブ本体301の甲側面301bには、第3指と第4指との間であって、且つ第6低伸縮性部材304fから手首に至る間に延在するように、第7低伸縮性部材304gが用いられている。そして、第4低伸縮性部材304d、第5低伸縮性部材304e、第6低伸縮性部材304f、及び第7低伸縮性部材304gは、それぞれ連続的に形成されている。
0.5cm≦W3≦5cm・・・(3)
を満たすように設定されている。
これは、(3)のスタンスのプレイヤーは、肩と手首を頻繁に動かすので、自由に手首を動かしたいという意識が強く、手首をあまり覆わない方が好ましいからである。このため、ホールド部306の幅W3が式(3)を満たすことにより、スポーツ用グローブ300を装着した際の(3)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
次に、図13〜図16に基づいて、(4)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ400について説明する。
図13は、右手掌の骨格図であって、(4)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図14は、(4)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図15は、(4)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ400の左手の掌側面401aの平面図である。図16は、(4)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ400の左手の甲側面401bの平面図である。
図13に示すように、(4)のスタンスを採るプレイヤーは、第2指から第5指に至る間の中手指節関節を通る直線L8と、この直線L8に平行であって、且つ中手指節関節と手根中手関節との間の略中央を通る直線L9との間の範囲W6に刺激を付与することにより、(4)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
次に、図15、図16に基づいて、(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400について説明する。
ここで、図15、図16に示すように、(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400の低伸縮性部材403は、図13に示す範囲W6に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に用いられている。
また、グローブ本体401の掌側面401aには、母指球の周囲に沿って延在するように、第2低伸縮性部材404bが用いられている。これら第1低伸縮性部材404aと、第2低伸縮性部材404bは、それぞれ別個に形成されている。
また、グローブ本体401の甲側面401bには、第3低伸縮性部材404cから手首側に離間した状態で形成され、且つ甲側面401b全体を覆うように形成された第4低伸縮性部材404dが用いられている。
また、グローブ本体401の挿入口405には、(4)のスタンスのプレイヤーの手首を締め付け可能なホールド部406が一体成形されている。このホールド部406の幅W4は、
1.5cm≦W4≦6cm・・・(4)
を満たすように設定されている。
これは、(4)のスタンスのプレイヤーは、手首をしっかりと覆って固定することによって安心感を得られるからである。このため、ホールド部406の幅W4が式(4)を満たすことにより、スポーツ用グローブ400を装着した際の(4)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
例えば、上述の実施形態では、綿ファスナー108〜408によって、各スポーツ用グローブ100〜400のホールド部106〜406にストラップ107〜407を貼付する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ホールド部106〜406にストラップ107〜407を貼付可能なものであればよい。すなわち、綿ファスナー108〜408に代わって、例えば、スナップボタンを用いることも可能である。
しかしながら、これに限られるものではなく、低伸縮性部材103〜403に対応する箇所が、高伸縮性部材102〜402に対応する箇所よりも低伸縮性を有していればよい。すなわち、例えば、高伸縮性部材102〜402と低伸縮性部材103〜403とを同一の素材で形成し、低伸縮性部材103〜403に対応する箇所の素材を、高伸縮性部材102〜402が用いられている箇所の素材よりも厚く形成することにより、高伸縮性部材102〜402の箇所よりも低伸縮性部材103〜403の箇所の伸縮性を低下させるように構成してもよい。
101,201,301,401 グローブ本体
102,202,302,402 高伸縮性部材
103,203,303,403 低伸縮性部材
104a,204a,304a,404a 第1低伸縮性部材
104b,204b,304b,404b 第2低伸縮性部材
104c,204c,304c,404c 第3低伸縮性部材
104d,204d,304d,404d 第4低伸縮性部材
104e,304e 第5低伸縮性部材
304f 第6低伸縮性部材
304g 第7低伸縮性部材
105,205,305,405 挿入口
106,206,306,406 ホールド部
107,207,307,407 ストラップ
Claims (10)
- 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
前記使用者の立位自然体での足裏重心が、つま先側で、且つ内側に位置するとき、
前記低伸縮性部材は、
前記グローブ本体の掌側において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されている一方、
前記グローブ本体の甲側において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。 - 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
このホールド部に、第1指から第5指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
このストラップは、先細りとなるように形成されていると共に、
前記ストラップの長さは、前記手首を半周する長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用グローブ。 - 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
前記使用者の立位自然体での足裏重心が踵側で、かつ外側に位置するとき、
前記低伸縮性部材は、
前記グローブ本体の掌側において、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在されている一方、
前記グローブ本体の甲側において、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。 - 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
このホールド部に、第1指から第5指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
このストラップの長さは、前記手首を少なくとも1周する長さに設定されていることを特徴とする請求項3に記載のスポーツ用グローブ。 - 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
前記使用者の立位自然体での足裏重心がつま先側で、かつ外側に位置するとき、
前記低伸縮性部材は、
前記グローブ本体の掌側において、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されている一方、
前記グローブ本体の甲側において、第3指と第4指の間であって、且つこれら第3指、及び第4指の近位指節間関節と前記使用者の手首との間の領域に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。 - 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
このホールド部に、第5指から第1指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
このストラップの長さは、前記手首を半周する長さに設定されていることを特徴とする請求項5に記載のスポーツ用グローブ。 - 前記ホールド部の幅をWとしたとき、
前記幅Wは、
0.5cm≦W≦5cm
を満たすように設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項6に記載のスポーツ用グローブ。 - 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
前記使用者の立位自然体での足裏重心が踵側で、かつ内側に位置するとき、
前記低伸縮性部材は、
前記グローブ本体の掌側において、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていると共に、母指球の周囲に対応する箇所に延在されている一方、
前記グローブ本体の甲側において、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節よりも前記使用者の手首よりから、この手首に至る間の前記甲の全域に亘って延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。 - 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
このホールド部に、第5指から第1指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
このストラップの長さは、前記手首を少なくとも1周する長さに設定されていることを特徴とする請求項8に記載のスポーツ用グローブ。 - 前記ホールド部の幅をWとしたとき、
前記幅Wは、
1.5cm≦W≦6cm
を満たすように設定されていることを特徴とする請求項4又は請求項9に記載のスポーツ用グローブ。
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