JP2013141529A - スポーツ用グローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】野球やゴルフのように、バットやゴルフクラブをスイングしてボールを打撃するスポーツなどにおいて、4つのスタンスに応じ、プレイヤー個々の運動能力を最大限引き伸ばすことができるスポーツ用グローブを提供する。
【解決手段】使用者の立位自然体での足裏重心が、つま先側で、且つ内側に位置するとき、低伸縮性部材103は、グローブ本体101の掌側面101aにおいて、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されている一方、グローブ本体101の甲側面において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、ボールを打撃するスポーツなどに用いられるスポーツ用グローブに関するものである。
近年、スポーツなどの運動を行う際、プレイヤーのスタンスを4つのスタンスに分類し、これらスタンス毎に最適な運動形態を導く指標とする「フォースタンス理論」が唱えられている。このフォースタンス理論に基づいて各プレイヤーが運動することで、個々の運動能力を十分発揮させることが可能になる(例えば、特許文献1参照)。
ここで、「フォースタンス理論」における「スタンス」とは、プレイヤーが自然体で立位を採った際、無意識のうちに体を安定するための両脚の足底の傾き加減を表し、身体能力を十分な形で発揮するための足の重心のかけ方である。このスタンスには、各プレイヤーにおいて個体差が存在し、プレイヤーがどのスタンスを採るかはその脳、及び骨格と身体的くせに依存して各個人間で変化する。
「フォースタンス理論」における4つのスタンスは、以下の通りである:(1)つま先内側重心(図17(a)参照);(2)踵外側重心(図17(b)参照);(3)つま先外側重心(図17(c)参照);(4)踵内側重心(図17(d)参照)。
以下に、各スタンス別の身体の動きの違いの一例を示す。
すなわち、図18、図19に示すように、(1)つま先内側重心のスタンス(以下、(1)のスタンスという)、及び(2)踵外側重心のスタンス(以下、(2)のスタンスという)を採るプレイヤーは、クロスタイプとも呼ばれ、歩行時に足首AKを可動させず、すり足のように歩行する。
具体的には、歩行時において、立ち位置(図18(a)参照)から足を前に出そうとする動作のとき(図18(b)参照)、地面Jと踵Kとの距離S1が短く、地面Jから踵Kがあまり離れない。そして、足首AKを可動させない状態で足裏AUが地面から完全に離れる(図18(c)参照)。このとき、地面Jと足裏AUとの距離S2が短く、地面Jから足裏AUが大きく離れることがない。この後、足裏AUを地面Jに着地させるとき、足の母指球あたりが最初に地面Jに着地する(図18(d)参照)。
このように、(1)のスタンス、及び(2)のスタンスを採るプレイヤーはすり足に近い形で歩行するので、例えば、スリッパを履いて歩くのが苦手な場合が多い。
さらに、(1)のスタンスを採るプレイヤーにあっては、足を前に出そうとする動作のとき(図18(b)参照)、踵外側からつま先内側に向かって足が捩れるような状態で地面から離れる(図19(a)参照)。一方、(2)のスタンスを採るプレイヤーにあっては、踵内側からつま先外側に向かって足が捩れるような状態で地面から離れる(図19(b)参照)。また、(2)のスタンスを採るプレイヤーは、足裏AUを地面Jに着地させるとき(図18(d)参照)、(1)のスタンスを採るプレイヤーよりも地面Jと踵Kとの間の距離S3が短い。
これに対し、図20に示すように、(3)つま先外側重心のスタンス(以下、(3)のスタンスという)、及び(4)踵内側重心のスタンス(以下、(4)のスタンスという)を採るプレイヤーは、パラレルタイプとも呼ばれ、(1)のスタンス、及び(2)のスタンス(クロスタイプ)と比較して歩行時に足首AKを可動させる。
具体的には、歩行時において、立ち位置(図20(a)参照)から足を前に出そうと地面を蹴り上げる動作のとき(図20(b)参照)、クロスタイプよりも地面Jと踵Kとの距離S1’が長く、地面Jから踵Kが大きく離れる。このとき、足指の根元が大きく可動させるが、(3)のスタンスを採るプレイヤーよりも(4)のスタンスを採るプレイヤーの可動位置がやや踵寄りになる。
そして、地面Jから足裏AUが完全に離れると、足首AKが大きく可動させる(図20(c)参照)。このとき、クロスタイプと比較して地面Jと踵Kとの距離S2'が長く、地面Jから踵Kが大きく離れる。この後、足裏AUを地面Jに着地させるとき、踵Kが最初に地面Jに着地する(図20(d)参照)。このとき、(4)のスタンスを採るプレイヤーよりも(3)のスタンスを採るプレイヤーの足裏AUの着地位置がややつま先寄りになる。
(3)のスタンス、及び(4)のスタンスを採るプレイヤーは足が前後に屈曲するような状態で歩行するので、例えば、スリッパを履く場合、足の甲にスリッパが引っ掛かる形になり、かつスリッパの踵を引きずるように歩く。このため、パラレルタイプは、クロスタイプと比較してスリッパを履いて歩き易い。
このように、各プレイヤーは自分が「フォースタンス理論」における4つのスタンスのうちいずれのスタンスを採るかに依存して、足の動きが大きく変化する。すなわち、4つのスタンスは、末梢四肢(手足)に相互に関係しており、脳から末梢四肢に至る固有の身体特徴に基づいて理論立てられている。
そして、各プレイヤーが「フォースタンス理論」における4つのスタンスのうちいずれのスタンスを採るかに応じてフォームを改善することにより、個々の運動能力を最大限引き伸ばすことが可能になる。
ところで、野球やゴルフのように、バットやゴルフクラブをスイングしてボールを打撃するスポーツなどにおいて、バットやゴルフクラブのスイング時の滑り止めの役割をさせたり、グリップ力を高めたりするためにスポーツ用グローブを用いる場合がある。このスポーツ用グローブを用い、適正なグリップ力を得るためのさまざまな技術が開示されている。
例えば、ゴルフクラブのグリップを握った状態でグリップと接触する部分であって、少なくともスイング時に重要な部分となる第3指、第4指、第5指、及び掌に、握った状態で折れ曲がる部分で分断された各パッドを設け、グリップを握った時にグリップと接触する部分に周方向に連続する略均一の厚さとなる衝撃吸収性パッドを取り付けたゴルフグローブがある(例えば、特許文献2参照)。
これによれば、ゴルフグローブを装着してグリップを握ると、このグリップが太くなったのと同じ効果となり、小さく握らなくてもグリップを握ることができるようになるため、軽い腱鞘炎を起こしているような人でも、スイングに支障がない程度にグリップを握ることができる。
特開2004−321559号公報 特開2007−44177号公報
しかしながら、上述の特許文献2にあっては、4つのスタンスに応じ、プレイヤー個々の運動能力を最大限引き伸ばすことができるゴルフグローブについては何ら開示されていない。
そこで、この発明は、野球やゴルフのように、バットやゴルフクラブをスイングしてボールを打撃するスポーツなどにおいて、4つのスタンスに応じ、プレイヤー個々の運動能力を最大限引き伸ばすことができるスポーツ用グローブを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、前記使用者の立位自然体での足裏重心が、つま先側で、且つ内側に位置するとき、前記低伸縮性部材は、前記グローブ本体の掌側において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されている一方、前記グローブ本体の甲側において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されていることを特徴とする。
このように構成することで、掌や手の甲に、(1)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(1)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項2に記載した発明は、前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、このホールド部に、第1指から第5指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、このストラップは、先細りとなるように形成されていると共に、前記ストラップの長さは、前記手首を半周する長さに設定されていることを特徴とする。
このように構成することで、運動中の(1)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(1)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(1)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項3に記載した発明は、使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、前記使用者の立位自然体での足裏重心が踵側で、かつ外側に位置するとき、前記低伸縮性部材は、前記グローブ本体の掌側において、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在されている一方、前記グローブ本体の甲側において、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在されていることを特徴とする。
このように構成することで、掌や手の甲に、(2)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(2)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項4に記載した発明は、前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、このホールド部に、第1指から第5指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、このストラップの長さは、前記手首を少なくとも1周する長さに設定されていることを特徴とする。
このように構成することで、運動中の(2)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(2)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(2)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項5に記載した発明は、使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、前記使用者の立位自然体での足裏重心がつま先側で、かつ外側に位置するとき、前記低伸縮性部材は、前記グローブ本体の掌側において、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されている一方、前記グローブ本体の甲側において、第3指と第4指の間であって、且つこれら第3指、及び第4指の近位指節間関節と前記使用者の手首との間の領域に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていることを特徴とする。
このように構成することで、掌や手の甲に、(3)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(3)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項6に記載した発明は、前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、このホールド部に、第5指から第1指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、このストラップの長さは、前記手首を半周する長さに設定されていることを特徴とする。
このように構成することで、運動中の(3)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(3)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(3)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項7に記載した発明は、請求項2又は請求項6に記載のスポーツ用グローブにおいて、前記ホールド部の幅をWとしたとき、前記幅Wは、0.5cm≦W≦5cmを満たすように設定されていることを特徴とする。
ここで、(1)のスタンスを採るプレイヤーと、(3)のスタンスを採るプレイヤーは、手首を自由に動かしたいという意識が強い。このため、ホールド部の幅Wを、0.5cm≦W≦5cmを満たすように設定することにより、スポーツ用グローブを装着した際の(1)のスタンスを採るプレイヤー、及び(3)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
請求項8に記載した発明は、使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、前記使用者の立位自然体での足裏重心が踵側で、かつ内側に位置するとき、前記低伸縮性部材は、前記グローブ本体の掌側において、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていると共に、母指球の周囲に対応する箇所に延在されている一方、前記グローブ本体の甲側において、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節よりも前記使用者の手首よりから、この手首に至る間の前記甲の全域に亘って延在されていることを特徴とする。
このように構成することで、掌や手の甲に、(4)のスタンスを採るプレイヤーにとって好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(4)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項9に記載した発明は、前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、このホールド部に、第5指から第1指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、このストラップの長さは、前記手首を少なくとも1周する長さに設定されていることを特徴とする。
このように構成することで、運動中の(4)のスタンスを採るプレイヤーへのスポーツ用グローブの装着状態を確実に維持することができる。
また、(4)のスタンスを採るプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができ、より確実に(4)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
請求項10に記載した発明は、請求項4又は請求項9に記載のスポーツ用グローブにおいて、前記ホールド部の幅をWとしたとき、前記幅Wは、1.5cm≦W≦6cmを満たすように設定されていることを特徴とする。
このように構成することで、ここで、(2)のスタンスを採るプレイヤーと、(4)のスタンスを採るプレイヤーは、手首をしっかりと覆って固定したいという意識が強い。このため、ホールド部の幅Wを、1.5cm≦W≦6cmを満たすように設定することにより、スポーツ用グローブを装着した際の(2)のスタンスを採るプレイヤー、及び(4)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
本発明によれば、掌や手の甲に、(1)〜(4)のスタンスを採るプレイヤーにとってそれぞれ好適な刺激を付与することができる。この刺激により、(1)〜(4)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力をそれぞれ十分発揮させることが可能になる。
本発明の実施形態におけるつま先内側重心のプレイヤーの右手掌の骨格図である。 本発明の実施形態におけるつま先内側重心のプレイヤーがグリップを把持した状態を示す説明図である。 本発明の実施形態におけるつま先内側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の掌側面の平面図である。 本発明の実施形態におけるつま先内側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の甲側面の平面図である。 本発明の実施形態における踵外側重心のプレイヤーの右手掌の骨格図である。 本発明の実施形態における踵外側重心のプレイヤーがグリップを把持した状態を示す説明図である。 本発明の実施形態における踵外側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の掌側面の平面図である。 本発明の実施形態における踵外側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の甲側面の平面図である。 本発明の実施形態におけるつま先外側重心のプレイヤーの右手掌の骨格図である。 本発明の実施形態におけるつま先外側重心のプレイヤーがグリップを把持した状態を示す説明図である。 本発明の実施形態におけるつま先外側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の掌側面の平面図である。 本発明の実施形態におけるつま先外側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の甲側面の平面図である。 本発明の実施形態における踵内側重心の右手掌の骨格図である。 本発明の実施形態における踵内側重心のプレイヤーがグリップを把持した状態を示す説明図である。 本発明の実施形態における踵内側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の掌側面の平面図である。 本発明の実施形態における踵内側重心のプレイヤーに最適なスポーツ用グローブの左手の甲側面の平面図である。 フォースタンス理論における4のスタンスの現れ方を示す説明図である。 クロスタイプの歩行時の足の動きを示す説明図である。 クロスタイプの歩行時の足の動きを示す説明図である。 パラレルタイプの歩行時の足の動きを示す説明図である。
((1)のスタンスを採るプレイヤー)
次に、(1)〜(4)のスタンスを採るプレイヤーごとの最適なスポーツ用グローブについて説明する。
まず、図1〜図4に基づいて、(1)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ100について説明する。
図1は、右手掌の骨格図であって、(1)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図2は、(1)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図3は、(1)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ100の左手の掌側面101aの平面図である。図4は、(1)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ100の左手の甲側面101bの平面図である。尚、以下の説明では、スポーツ用グローブの一例として野球のバットをスイングする際に用いられるバッティンググローブについて説明する。しかしながら、以下に示すバッティンググローブは、野球のバットをスイングする際に用いる場合に限られず、さまざまなスポーツ用のグローブとして用いることが可能である。すなわち、例えば、ゴルフクラブをスイングする際に用いられるゴルフ用のグローブとして用いることも可能である。また、以下の説明のスポーツ用グローブ100〜400((1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300、及び(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400)は、両手が左右対称に形成されているので、左手側のスポーツ用グローブ100〜400のみ図示し、右手側のスポーツ用グローブ100〜400の図示を省略する。
ここで、まず図1、図2に基づいて、(1)のスタンスを採るプレイヤーの特徴について説明する。
図1に示すように、(1)のスタンスを採るプレイヤーは、第2指の中手指節関節と、第5指の中手指節関節と手根中手関節との略中間を通る直線L1と、この直線L1に平行であって、且つ第5指中手骨の手根骨側を通る直線L2との間の範囲W1に刺激を付与することにより、(1)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
これは、とりもなおさず4つのスタンスは、末梢四肢(手足)に相互に関係しており、脳から末梢四肢に至る固有の身体特徴に基づいて理論立てられているからである(以下に示す3つのスタンスのプレイヤーについても同様)。
図2に示すように、このような特徴を有する(1)のスタンスのプレイヤーが、例えばバット1のグリップ2を把持する際、第1指、第2指、及び第3指の指先でグリップ2を把持する。また、手首は、手の甲から前腕に至る間がほぼフラットな状態になる。さらに、第1指の指先は、第2指側に向いた状態になる。そして、このように把持した状態で肘を支点にして手首を動かすようにしてバット1のスイングを行う。
((1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ)
次に、図3、図4に基づいて、(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100について説明する。
図3、図4に示すように、(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100のグローブ本体101は、例えば合成樹脂により、手全体を覆うように形成されたものであって、グローブ本体101の大部分が伸縮性を有する高伸縮性部材102を用いて製造されており、一部分に高伸縮性部材102よりも伸縮性が低い、低伸縮性部材103が用いられている。
ここで、低伸縮性部材103は、図1に示す範囲W1に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に用いられている。
すなわち、グローブ本体101の掌側面101aには、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第1低伸縮性部材104aが用いられている。また、グローブ本体101の掌側面101aには、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第2低伸縮性部材104bが用いられている。
さらに、グローブ本体101の掌側面101aには、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在するように、第3低伸縮性部材104cが用いられている。つまり、この第3低伸縮性部材104cは、図1における範囲W1に対応するように形成されている。そして、第1低伸縮性部材104a、第2低伸縮性部材104b、及び第3低伸縮性部材104cは、それぞれ連続的に形成されている。
一方、グローブ本体101の甲側面101bには、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第4低伸縮性部材104dが用いられている。また、グローブ本体101の甲側面101bには、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在するように、第5低伸縮性部材104eが用いられている。つまり、第5低伸縮性部材104eは、図1における範囲W1に対応するように形成されている。そして、第4低伸縮性部材104d、及び第5低伸縮性部材104eは、それぞれ連続的に形成されている。
このように、図1に示す範囲W1に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に、グローブ本体101の大部分に用いられている高伸縮性部材102と異なる素材の低伸縮性部材103を用いることにより、この低伸縮性部材103が延在している部分に(1)のスタンスのプレイヤーの意識が向けられる。これが(1)のスタンスのプレイヤーにとって好適な刺激となり、(1)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
ここで、グローブ本体101の掌側面101aには、第2指、及び第3指のそれぞれに、低伸縮性部材103(104a,104b)が延在されているのに対し、グローブ本体101の甲側面101bには、第2指のみに低伸縮性部材103(104d)が延在されている。これは、(1)のスタンスのプレイヤーにとって、手の甲側の意識が極力少ない方がよいからである。
また、グローブ本体101の挿入口105には、(1)のスタンスのプレイヤーの手首を締め付け可能なホールド部106が一体成形されている。このホールド部106の幅W1は、
0.5cm≦W1≦5cm・・・(1)
を満たすように設定されている。
これは、(1)のスタンスのプレイヤーは、肩と手首を頻繁に動かすので、自由に手首を動かしたいという意識が強く、手首をあまり覆わない方が好ましいからである。このため、ホールド部106の幅W1が式(1)を満たすことにより、スポーツ用グローブ100を装着した際の(1)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
さらに、ホールド部106には、帯状のストラップ107が取り付けられている。ストラップ107は、第1指から第5指に向かって手首を巻き付け可能なように設けられており、その長さは手首を半周する程度の長さに設定されている。ストラップ107とホールド部106との合わせ面には、それぞれ綿ファスナー108が取り付けられている。また、ストラップ107は、先細りとなるように形成されている。
ここで、(1)のスタンスのプレイヤーが上肢を動かす際、上腕にあっては外側から内側へと回転させる所謂回内運動を行おうとする癖がある一方、前腕にあっては内側から外側へと回転させる所謂回外運動を行おうとする癖がある。このため、ホールド部106に、前腕の回外運動に合わせるように、ストラップ107を第1指から第5指に向かって手首を巻き付け可能に設けることにより、(1)のスタンスのプレイヤーが違和感を感じることなく、ストラップ107を手首に巻き付けることができる。
また、綿ファスナー108によって、ホールド部106の上から手首を適度に締め付けるようにしてストラップ107を貼付することができる。これにより、(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100の装着状態を安定させることができる。このとき、ストラップ107の長さが手首を半周する程度に設定されていると共に、ストラップ107が先細りとなるように形成されている分、(1)のスタンスのプレイヤーは、ホールド部106によって手首が締め付けられている感触をあまり感じることがない。すなわち、(1)のスタンスのプレイヤーは、手首をあまり締め付けない方が好ましいので、ストラップ107を先細り形状とすることで、(1)のスタンスのプレイヤーに不快感を抱かせずに安心感を付与させることができる。このため、より確実に(1)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
((2)のスタンスを採るプレイヤー)
次に、図5〜図8に基づいて、(2)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ200について説明する。
図5は、右手掌の骨格図であって、(2)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図6は、(2)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図7は、(2)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ200の左手の掌側面201aの平面図である。図8は、(2)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ200の左手の甲側面201bの平面図である。
まず、図5、図6に基づいて、(2)のスタンスを採るプレイヤーの特徴について説明する。
図5に示すように、(2)のスタンスを採るプレイヤーは、第2指の中手指節関節と豆状骨を通る直線L3と、この直線L3に平行であって、且つ三角骨と月状骨との間を通る直線L4との間の範囲W2に刺激を付与することにより、(2)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
図6に示すように、このような特徴を有する(2)のスタンスのプレイヤーが、例えばバット1のグリップ2を把持する際、掌で、かつ第1指、第3指、及び第4指でグリップ2を把持する。また、手首は、手の甲から前腕に至る間がほぼフラットな状態になる。さらに、第1指の指先は、第2指であって且つ第3指とは反対側の側面に位置した状態になる。そして、このように把持した状態で手首を固定し、肘でコントロールするようにしてバット1のスイングを行う。
((2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ)
次に、図7、図8に基づいて、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200について説明する。
ここで、図7、図8に示すように、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200において、グローブ本体201は、例えば合成樹脂により、手全体を覆うように形成されたものであって、グローブ本体201の大部分が伸縮性を有する高伸縮性部材202を用いて製造されている点、一部分に高伸縮性部材202よりも伸縮性が低い、低伸縮性部材203が用いられている点、は、前述の(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100と同様である(以下に示す(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300、及び(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400についても同様)。
ここで、低伸縮性部材203は、図5に示す範囲W2に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に用いられている。
すなわち、グローブ本体201の掌側面201aには、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第1低伸縮性部材204aが用いられている。また、グローブ本体201の掌側面201aには、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第2低伸縮性部材204bが用いられている。
さらに、グローブ本体101の掌側面201aには、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在するように、第3低伸縮性部材204cが用いられている。つまり、この第3低伸縮性部材204cは、図5における範囲W2に対応するように形成されている。そして、範囲W2よりも幅広に形成され、第3低伸縮性部材204cの指先側のラインL5は、第3低伸縮性部材204cが小指球を被覆可能なように形成されている。これら第1低伸縮性部材204a、第2低伸縮性部材204b、及び第3低伸縮性部材204cは、それぞれ別個に形成されている。
一方、グローブ本体201の甲側面201bには、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在するように、第4低伸縮性部材204dが用いられている。つまり、この第4低伸縮性部材204dは、図5における範囲W2に対応するように形成されている。これに加え、第4低伸縮性部材204dは、掌側面201aに形成されている第3低伸縮性部材204cに対応するように、範囲W2よりも幅広に形成されている。
このように、図5に示す範囲W2に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に、グローブ本体201の大部分に用いられている高伸縮性部材202と異なる素材の低伸縮性部材203を用いることにより、この低伸縮性部材203が延在している部分に(2)のスタンスのプレイヤーの意識が向けられる。これが(2)のスタンスのプレイヤーにとって好適な刺激となり、(2)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
ここで、グローブ本体201の掌側面201aには、第3指、及び第4指のそれぞれに、低伸縮性部材203(204a,204b)が延在されているのに対し、グローブ本体201の甲側面201bには、何れの指にも低伸縮性部材203が用いられていない。これは、(2)のスタンスのプレイヤーにとって、手の甲側の意識が極力少ない方がよいからである。
また、グローブ本体201の挿入口205には、(2)のスタンスのプレイヤーの手首を締め付け可能なホールド部206が一体成形されている。このホールド部206の幅W2は、
1.5cm≦W2≦6cm・・・(2)
を満たすように設定されている。
すなわち、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200におけるホールド部206の幅W2は、(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100におけるホールド部106の幅W1よりも大きく設定されている。
これは、(2)のスタンスのプレイヤーは、手首をしっかりと覆って固定することによって安心感を得られるからである。このため、ホールド部206の幅W2が式(2)を満たすことにより、スポーツ用グローブ200を装着した際の(2)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
さらに、ホールド部206には、帯状のストラップ207が取り付けられている。ストラップ207は、第1指から第5指に向かって手首を巻き付け可能なように設けられており、その長さは手首を1周半する程度の長さに設定されている。ストラップ207の先端部とホールド部206との合わせ面には、それぞれ綿ファスナー208が取り付けられている。
ここで、(2)のスタンスのプレイヤーが上肢を動かす際、上腕にあっては内側から外側へと回転させる所謂回外運動を行おうとする癖があると共に、前腕にあっても内側から外側へと回転させる所謂回外運動を行おうとする癖がある。このため、ホールド部206に、前腕の回外運動に合わせるように、ストラップ207を第1指から第5指に向かって手首を巻き付け可能に設けることにより、(2)のスタンスのプレイヤーが違和感を感じることなく、ストラップ207を手首に巻き付けることができる。
また、綿ファスナー208によって、ホールド部206の上から手首を適度に締め付けるようにしてストラップ207を貼付することができる。これにより、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200の装着状態を安定させることができる。このとき、ストラップ207の長さが手首を1周半する程度の長さに設定され、且つ帯状に形成されている分、(2)のスタンスのプレイヤーは、ホールド部206によって手首がしっかりと締め付けられている感触を得る。すなわち、(2)のスタンスのプレイヤーは、手首がしっかりと覆われ、且つしっかりと締め付けられることによって安心感を得ることができるので、ホールド部206、及びストラップ207によって、より確実に(2)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
また、ストラップ207の幅W2’は、ホールド部206の幅W2よりも小さく設定されている。これは、ストラップ207による手首の締め付け力が大きくなりすぎないようにするためである。例えば、ストラップ207の幅W2’がホールド部206の幅W2とほぼ同一に設定されていると、ストラップ207で手首を1周半程度巻き付けてしまと、手首を締め付けすぎてしまい、プレイヤーに違和感を感じさせてしまう。
ここで、ストラップ207の幅W2’の幅としては、手首の骨の下部のライン、換言すれば、橈骨、尺骨の手首側の骨頭部を覆うラインを巻付け可能な幅に設定されていればよい。
((3)のスタンスを採るプレイヤー)
次に、図9〜図12に基づいて、(3)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ300について説明する。
図9は、右手掌の骨格図であって、(3)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図10は、(3)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図11は、(3)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ300の左手の掌側面301aの平面図である。図12は、(3)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ300の左手の甲側面301bの平面図である。
まず、図9、図10に基づいて、(3)のスタンスを採るプレイヤーの特徴について説明する。
図9に示すように、(3)のスタンスを採るプレイヤーは、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間の範囲W3に刺激を付与することにより、(3)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。また、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間の範囲W4に刺激を付与することにより、(3)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。さらに、第2指から第5指に至る間の中手指節関節よりもやや指先側を通る直線L6と、この直線L6に平行であって、且つ第2指から第5指に至る間の中手指節関節と第2指から第5指に至る間の近位指節間関節との間の略中央を通る直線L7との間の範囲53に刺激を付与することにより、(3)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
図10に示すように、このような特徴を有する(3)のスタンスのプレイヤーが、例えばバット1のグリップ2を把持する際、第1指、第3指、及び第4指の指先で棒を把持する。また、手首は、手の甲側に向かって背屈する。さらに、第1指はバット1の長手方向に沿う。そして、このように把持した状態で肘を支点にして手首を動かすようにしてバット1のスイングを行う。
((3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ)
次に、図11、図12に基づいて、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300について説明する。
図11、図12に示すように、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300のグローブ本体301の低伸縮性部材303は、図9に示す範囲W3〜W5に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に用いられている。
すなわち、グローブ本体301の掌側面301aには、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第1低伸縮性部材304aが用いられている。つまり、この第1低伸縮性部材304aは、図9における範囲W3に対応するように形成されている。
また、グローブ本体301の掌側面301aには、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第2低伸縮性部材304bが用いられている。つまり、この第2低伸縮性部材304bは、図9における範囲W4に対応するように形成されている。
さらに、グローブ本体301の掌側面301aには、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節との間に至るまで延在するように、第3低伸縮性部材304cが用いられている。つまり、この第3低伸縮性部材304cは、図9における範囲W5に対応するように形成されている。そして、第1低伸縮性部材304a、第2低伸縮性部材304b、及び第3低伸縮性部材304cは、それぞれ連続的に形成されている。
一方、グローブ本体301の甲側面301bには、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第4低伸縮性部材304dが用いられている。つまり、この第1低伸縮性部材304aは、図9における範囲W3に対応するように形成されている。
また、グローブ本体301の甲側面301bには、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在するように、第5低伸縮性部材304eが用いられている。つまり、この第5低伸縮性部材304eは、図9における範囲W4に対応するように形成されている。
さらに、グローブ本体301の甲側面301bには、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節との間に至るまで延在するように、第6低伸縮性部材304fが用いられている。つまり、この第6低伸縮性部材304fは、図9における範囲W5に対応するように形成されている。
そして、グローブ本体301の甲側面301bには、第3指と第4指との間であって、且つ第6低伸縮性部材304fから手首に至る間に延在するように、第7低伸縮性部材304gが用いられている。そして、第4低伸縮性部材304d、第5低伸縮性部材304e、第6低伸縮性部材304f、及び第7低伸縮性部材304gは、それぞれ連続的に形成されている。
このように、図9に示す範囲W3,W4,W5に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に、グローブ本体301の大部分に用いられている高伸縮性部材102と異なる素材の低伸縮性部材303を用いることにより、この低伸縮性部材303が延在している部分に(3)のスタンスのプレイヤーの意識が向けられる。これが(3)のスタンスのプレイヤーにとって好適な刺激となり、(3)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
ここで、グローブ本体101の甲側面301bは、この大部分が第6低伸縮性部材304fと第7低伸縮性部材304gとにより構成され、掌側面301aと比較して低伸縮性部材303の占有面積が大きくなっている。これは、(3)のスタンスのプレイヤーにとって、手の甲側に意識がある方がよいからである。
また、グローブ本体301の挿入口305には、(3)のスタンスのプレイヤーの手首を締め付け可能なホールド部306が一体成形されている。このホールド部306の幅W3は、
0.5cm≦W3≦5cm・・・(3)
を満たすように設定されている。
すなわち、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300におけるホールド部306の幅W3は、(1)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ100におけるホールド部106の幅W1と略一致するように設定されている。
これは、(3)のスタンスのプレイヤーは、肩と手首を頻繁に動かすので、自由に手首を動かしたいという意識が強く、手首をあまり覆わない方が好ましいからである。このため、ホールド部306の幅W3が式(3)を満たすことにより、スポーツ用グローブ300を装着した際の(3)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
さらに、ホールド部306には、帯状のストラップ307が取り付けられている。ストラップ307は、第5指から第1指に向かって手首を巻き付け可能なように設けられており、その長さは手首を半周する程度の長さに設定されている。ストラップ307とホールド部306との合わせ面には、それぞれ綿ファスナー308が取り付けられている。
ここで、(3)のスタンスのプレイヤーが上肢を動かす際、上腕にあっては内側から外側へと回転させる所謂回外運動を行おうとする癖がある一方、前腕にあっては外側から内側へと回転させる所謂回内運動を行おうとする癖がある。このため、ホールド部306に、前腕の回内運動に合わせるように、ストラップ307を第5指から第1指に向かって手首を巻き付け可能に設けることにより、(3)のスタンスのプレイヤーが違和感を感じることなく、ストラップ307を手首に巻き付けることができる。
また、綿ファスナー308によって、ホールド部306の上から手首を適度に締め付けるようにしてストラップ307を貼付することができる。これにより、(3)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ300の装着状態を安定させることができる。このとき、ストラップ307の長さが手首を半周する程度の長さに設定されているので、手首の締め付けは、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200を装着する場合よりも小さくなる。このように、ホールド部306、及びストラップ307によって手首をしっかりと覆いつつ、手首をあまり締め付けないようにすることにより、より確実に(3)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
((4)のスタンスを採るプレイヤー)
次に、図13〜図16に基づいて、(4)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ400について説明する。
図13は、右手掌の骨格図であって、(4)のスタンスを採るプレイヤーの特徴を示す。図14は、(4)のスタンスを採るプレイヤーがバットのグリップを把持した状態を示す説明図である。図15は、(4)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ400の左手の掌側面401aの平面図である。図16は、(4)のスタンスを採るプレイヤーに最適なスポーツ用グローブ400の左手の甲側面401bの平面図である。
まず、図13、図14に基づいて、(4)のスタンスを採るプレイヤーの特徴について説明する。
図13に示すように、(4)のスタンスを採るプレイヤーは、第2指から第5指に至る間の中手指節関節を通る直線L8と、この直線L8に平行であって、且つ中手指節関節と手根中手関節との間の略中央を通る直線L9との間の範囲W6に刺激を付与することにより、(4)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
図14に示すように、このような特徴を有する(4)のスタンスのプレイヤーが、例えばバット1のグリップ2を把持する際、掌で、かつ第1指、第2指、及び第3指で棒を把持する。また、手首は、第1指側に向かって背屈する。さらに、第1指はバット1の長手方向(直線状)に沿う。そして、このように把持した状態で手首を固定し、肘でコントロールするようにしてバット1のスイングを行う。
((4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ)
次に、図15、図16に基づいて、(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400について説明する。
ここで、図15、図16に示すように、(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400の低伸縮性部材403は、図13に示す範囲W6に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に用いられている。
すなわち、グローブ本体401の掌側面401aには、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在するように、第1低伸縮性部材404aが用いられている。そして、この第1低伸縮性部材404aの手首側のラインL10は、中手指節関節と手根中手関節との間の略中央に位置している。つまり、第1低伸縮性部材404aは、図13における範囲W6に対応するように形成されている。
また、グローブ本体401の掌側面401aには、母指球の周囲に沿って延在するように、第2低伸縮性部材404bが用いられている。これら第1低伸縮性部材404aと、第2低伸縮性部材404bは、それぞれ別個に形成されている。
一方、グローブ本体401の甲側面401bには、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在するように、第3低伸縮性部材404cが用いられている。つまり、この第3低伸縮性部材404cは、図13における直線L8に対応するように形成されている。
また、グローブ本体401の甲側面401bには、第3低伸縮性部材404cから手首側に離間した状態で形成され、且つ甲側面401b全体を覆うように形成された第4低伸縮性部材404dが用いられている。
このように、図13に示す範囲W6に対応する部位、及びこれに関係する所定の部位に、グローブ本体401の大部分に用いられている高伸縮性部材402と異なる素材の低伸縮性部材403を用いることにより、この低伸縮性部材403が延在している部分に(4)のスタンスのプレイヤーの意識が向けられる。これが(4)のスタンスのプレイヤーにとって好適な刺激となり、(4)のスタンスのプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
ここで、グローブ本体401の甲側面401bは、この大部分が第4低伸縮性部材404dにより構成され、掌側面401aと比較して低伸縮性部材403の占有面積が大きくなっている。これは、(4)のスタンスのプレイヤーにとって、手の甲側に意識がある方がよいからである。
また、グローブ本体401の挿入口405には、(4)のスタンスのプレイヤーの手首を締め付け可能なホールド部406が一体成形されている。このホールド部406の幅W4は、
1.5cm≦W4≦6cm・・・(4)
を満たすように設定されている。
すなわち、(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400におけるホールド部406の幅W4は、(2)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ200におけるホールド部206の幅W2と略一致するように設定されている。
これは、(4)のスタンスのプレイヤーは、手首をしっかりと覆って固定することによって安心感を得られるからである。このため、ホールド部406の幅W4が式(4)を満たすことにより、スポーツ用グローブ400を装着した際の(4)のスタンスを採るプレイヤーの不快感を確実に低減でき、確実に安心感を付与することができる。
さらに、ホールド部406には、帯状のストラップ407が取り付けられている。ストラップ407は、第1指から第5指に向かって手首を巻き付け可能なように設けられており、その長さは手首を1周半する程度の長さに設定されている。ストラップ407の先端部とホールド部406との合わせ面には、それぞれ綿ファスナー408が取り付けられている。
ここで、(4)のスタンスのプレイヤーが上肢を動かす際、上腕にあっては外側から内側へと回転させる所謂回内運動を行おうとする癖があると共に、前腕にあっても外側から内側へと回転させる所謂回内運動を行おうとする癖がある。このため、ホールド部406に、前腕の回内運動に合わせるように、ストラップ407を第5指から第1指に向かって手首を巻き付け可能に設けることにより、(4)のスタンスのプレイヤーが違和感を感じることなく、ストラップ407を手首に巻き付けることができる。
また、綿ファスナー408によって、ホールド部406の上から手首を適度に締め付けるようにしてストラップ407を貼付することができる。これにより、(4)のスタンスのプレイヤー用のスポーツ用グローブ400の装着状態を安定させることができる。このとき、ストラップ407の長さが手首を1周半する程度の長さに設定され、且つ帯状に形成されている分、(4)のスタンスのプレイヤーは、ホールド部406によって手首がしっかりと締め付けられている感触を得る。すなわち、(4)のスタンスのプレイヤーは、手首をしっかり締め付けられることによって安心感を得ることができるので、ホールド部406、及びストラップ407によって、手首をあまり覆わずに、且つしっかりと締め付けることができ、より確実に(4)のスタンスを採るプレイヤーの運動能力を十分発揮させることが可能になる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、綿ファスナー108〜408によって、各スポーツ用グローブ100〜400のホールド部106〜406にストラップ107〜407を貼付する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ホールド部106〜406にストラップ107〜407を貼付可能なものであればよい。すなわち、綿ファスナー108〜408に代わって、例えば、スナップボタンを用いることも可能である。
また、上述の実施形態では、各スポーツ用グローブ100〜400のグローブ本体101〜401は、例えば合成樹脂からなり、その大部分が伸縮性を有する高伸縮性部材102〜402を用いて製造されており、一部分に高伸縮性部材102〜402よりも伸縮性が低い低伸縮性部材103〜403が用いられている場合について説明した。
しかしながら、これに限られるものではなく、低伸縮性部材103〜403に対応する箇所が、高伸縮性部材102〜402に対応する箇所よりも低伸縮性を有していればよい。すなわち、例えば、高伸縮性部材102〜402と低伸縮性部材103〜403とを同一の素材で形成し、低伸縮性部材103〜403に対応する箇所の素材を、高伸縮性部材102〜402が用いられている箇所の素材よりも厚く形成することにより、高伸縮性部材102〜402の箇所よりも低伸縮性部材103〜403の箇所の伸縮性を低下させるように構成してもよい。
さらに、上述の実施形態では、各スポーツ用グローブ100〜400のグローブ本体101〜401は、例えば合成樹脂により、手全体を覆うように形成されたものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、グローブ本体101〜401が、各指の近位指節間関節よりも指先側が露出するように形成されていてもよい。
100,200,300,400 スポーツ用グローブ
101,201,301,401 グローブ本体
102,202,302,402 高伸縮性部材
103,203,303,403 低伸縮性部材
104a,204a,304a,404a 第1低伸縮性部材
104b,204b,304b,404b 第2低伸縮性部材
104c,204c,304c,404c 第3低伸縮性部材
104d,204d,304d,404d 第4低伸縮性部材
104e,304e 第5低伸縮性部材
304f 第6低伸縮性部材
304g 第7低伸縮性部材
105,205,305,405 挿入口
106,206,306,406 ホールド部
107,207,307,407 ストラップ

Claims (10)

  1. 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
    前記使用者の立位自然体での足裏重心が、つま先側で、且つ内側に位置するとき、
    前記低伸縮性部材は、
    前記グローブ本体の掌側において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されている一方、
    前記グローブ本体の甲側において、第2指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節と手根中手関節との間に至るまで延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。
  2. 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
    このホールド部に、第1指から第5指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
    このストラップは、先細りとなるように形成されていると共に、
    前記ストラップの長さは、前記手首を半周する長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用グローブ。
  3. 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
    前記使用者の立位自然体での足裏重心が踵側で、かつ外側に位置するとき、
    前記低伸縮性部材は、
    前記グローブ本体の掌側において、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在されている一方、
    前記グローブ本体の甲側において、第2指の中手指節関節から第5指の月状骨に至るまで延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。
  4. 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
    このホールド部に、第1指から第5指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
    このストラップの長さは、前記手首を少なくとも1周する長さに設定されていることを特徴とする請求項3に記載のスポーツ用グローブ。
  5. 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
    前記使用者の立位自然体での足裏重心がつま先側で、かつ外側に位置するとき、
    前記低伸縮性部材は、
    前記グローブ本体の掌側において、第3指の近位指節間関節と中手指節関節との間、第4指の近位指節間関節と中手指節関節との間に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されている一方、
    前記グローブ本体の甲側において、第3指と第4指の間であって、且つこれら第3指、及び第4指の近位指節間関節と前記使用者の手首との間の領域に延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。
  6. 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
    このホールド部に、第5指から第1指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
    このストラップの長さは、前記手首を半周する長さに設定されていることを特徴とする請求項5に記載のスポーツ用グローブ。
  7. 前記ホールド部の幅をWとしたとき、
    前記幅Wは、
    0.5cm≦W≦5cm
    を満たすように設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項6に記載のスポーツ用グローブ。
  8. 使用者の運動時に用いられ、伸縮性を有する高伸縮性部材と、この高伸縮性部材よりも伸縮性が低い低伸縮性部材とにより構成されたグローブ本体を有し、
    前記使用者の立位自然体での足裏重心が踵側で、かつ内側に位置するとき、
    前記低伸縮性部材は、
    前記グローブ本体の掌側において、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていると共に、母指球の周囲に対応する箇所に延在されている一方、
    前記グローブ本体の甲側において、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節に至るまで延在されていると共に、第2指の中手指節関節から第5指の中手指節関節よりも前記使用者の手首よりから、この手首に至る間の前記甲の全域に亘って延在されていることを特徴とするスポーツ用グローブ。
  9. 前記グローブ本体の挿入口に、前記使用者の手首を締め付け可能なホールド部を設け、
    このホールド部に、第5指から第1指に向かって前記手首に巻き付けられる帯状のストラップを設け、
    このストラップの長さは、前記手首を少なくとも1周する長さに設定されていることを特徴とする請求項8に記載のスポーツ用グローブ。
  10. 前記ホールド部の幅をWとしたとき、
    前記幅Wは、
    1.5cm≦W≦6cm
    を満たすように設定されていることを特徴とする請求項4又は請求項9に記載のスポーツ用グローブ。
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