JP2013140124A - 傷発生検出装置及びプログラム - Google Patents

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武司 服部
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Abstract

【課題】対象物に傷が発生したことを想定し、このような対象物における傷の発生を検知し、記録することができる傷発生検出装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】傷発生検出装置10は、対象物における傷の発生に伴い生じる超音波を検出する検出手段12と、前記検出手段による超音波の検出を時間とともに記憶する記憶手段18とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、傷発生検出装置及びプログラムに関する。
車両にビデオカメラなどの録画装置を搭載し、運転中の事故などのイベント(事象)を記憶するドライブレコーダを用い、発生したイベントを記憶する技術がある。また、車両に加速度センサを搭載し、加速度の変化に基づいてイベントの発生を検知する技術もある。
このような従来の技術は、事故など大まかなイベントの発生を検知又は記録することを想定するものであり、より細かなイベントを検知し、記録することは従来行なわれていない。
本発明は、上述した背景からなされたものであって、対象物に傷が発生したことを想定し、このような対象物における傷の発生を検知し、記録することができる傷発生検出装置及びプログラムを提供することを目的とする。
[傷発生検出装置]
本発明は、対象物における傷の発生に伴い生じる超音波を検出する検出手段と、前記検出手段による超音波の検出を時間とともに記憶する記憶手段とを有する傷発生検出装置である。
好適には、前記検出手段は超音波の音圧を検出し、前記記憶手段は前記検出手段が検出した音圧を時間とともに記憶する。
好適には、前記記憶手段が記憶する検出結果を表示する表示手段をさらに有する。
好適には、前記検出手段が検出した超音波に高域通過フィルタを適用する処理を行なうフィルタ処理手段をさらに有し、前記記憶手段は、前記フィルタ処理手段による処理がなされたデータを記憶する。
好適には、前記対象物は運搬される物であり、前記検出手段は対象物が運搬される過程で生じた超音波を検出する。
[プログラム]
また、本発明は、対象物における傷の発生に伴い生じる超音波を検出するステップと、前記検出手段による超音波の検出を時間とともに記憶するステップとをコンピュータに実行させるプログラムである。
好適には、前記記憶するステップで記憶した検出結果を表示するステップをさらに有する。
本発明によれば、対象物における傷の発生を検知し、記録することができる傷発生検出装置及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10の第1の設置例を示す模式図である。 制御プログラムが実行されることにより本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10が傷を検出して記憶する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10により検出されたデータの表示例を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10の第2の設置例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10の構成を示すブロック図である。傷発生検出装置10は、第1の検出部12a、第2の検出部12b、第3の検出部12c、第4の検出部12d、アンプ14a、14b、14c、14c、A/Dコンバータ16、記憶部18、CPU20、表示部22及び入出力IF24から構成されており、コンピュータとしての構成部分を有している。
なお、以下の説明において、第1の検出部12a、第2の検出部12b、第3の検出部12c及び第4の検出部12dをまとめて、検出部12と言い、アンプ14a、14b、14c及び14dをまとめて、アンプ14と言う。また、以下の説明において、傷発生検出装置10を構成する上記構成部分について、センサ部26及び本体部28と分けて示すことがある。ここで、センサ部26とは、検出部12を言うが、さらにアンプ14又はA/Dコンバータ16を含んでもよい。本体部28とは、傷発生検出装置10を構成する構成部分のうち、センサ部26以外の構成部分をいう。
検出部12は、例えば超音波センサにより構成されており、対象物おいて傷が生じる際に発生する超音波を検出する。具体的には、例えばアコースティックエミッションによる音波の音圧を検出する。ここで、超音波とは、例えば、人間の耳では聞くことができない20KHz以上の周波数の音波をいう。検出部12が検出した音波のアナログ信号は、アンプ14へ入力される。なお、図1に示した例では、複数の検出部12(超音波センサ)として第1の検出部12a、第2の検出部12b、第3の検出部12c、第4の検出部12dが設けられているが、複数ではなく、1つでもよい。
アンプ14は、検出部12が検出した音波のアナログ信号を増幅する。具体的には、アンプ14aは第1の検出部12aが検出した信号を増幅し、アンプ14bは第2の検出部12bが検出した信号を増幅し、アンプ14cは第3の検出部12cが検出した信号を増幅し、アンプ14dは第4の検出部12dが検出した信号を増幅する。増幅されたアナログ信号は、A/Dコンバータ16へ入力される。
また、アンプ14には、検出部12が検出する超音波の周波数帯域のうち、さらに高域周波数帯の信号を抽出する処理を行なう高域通過フィルタの回路が付加されていてもよい。この高域通過フィルタによる処理により、検出部12が検出した超音波から傷の発生に伴う音波を抽出することができる。
A/Dコンバータ16は、音波のアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換後のデジタル信号をCPU20へ出力する。
記憶部18は、RAMなどのメモリにより構成されており、検出部12が検出した音波のデジタル信号を検出時間とともに記憶する。また、記憶部18は、CPU20により実行される制御プログラムを記憶する。なお、制御プログラムは、記憶部18とは別に設けられたメモリに記憶されていてもよく、記憶媒体に格納されていてもよい。
CPU20は、制御プログラムを実行し、傷発生検出装置10を制御する。特に、CPU20は、制御プログラムを実行し、A/Dコンバータから受付けたデジタル信号を時刻情報とともに記憶部18に記憶する。以下、記憶部18が記憶するデジタル信号と時刻情報とからなるデータを、検出音波データということとする。なお、検出音波データは、第1の検出部12a、第2の検出部12b、第3の検出部12c、第4の検出部12dそれぞれについて、記憶部18に記憶される。
表示部22は、例えば液晶ディスプレイなどの表示装置により構成されており、CPU20の制御の下、記憶部18に記憶された検出音波データを表示する。
入出力IF(インタフェース)24は、傷発生検出装置10に対するデータの入出力を行なうためのインタフェースであり、例えば、USBインタフェース、RS232インタフェースにより構成される。この入出力IF24により、記憶部18に記憶された検出音波データを外部の機器に出力することができる。また、ネットワークと接続するネットワークインタフェースをさらに設けてもよい。
図1に示した構成では、表示部22を設ける構成を示したが、表示部22を設けず、入出力IF24を通じて図示しない外部の表示装置に記憶部18の検出音波データを表示する構成としてもよい。
図2は、本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10の第1の設置例を示す模式図である。図2では、車両30のフロントガラス32を対象物として、フロントガラス32に生じる傷の発生を検知する場合の設置例を示している。
図2に示した例では、傷発生検出装置10のセンサ部26をフロントガラス32の車内側に設置している。また、傷発生検出装置10の本体部28については、例えば、ダッシュボード上などといった車両30の車内に搭載している。なお、この例では、複数のセンサ部26(第1の検出部12a、第2の検出部12b、第3の検出部12c、第4の検出部12d)がフロントガラス32に設置されている。
図2に示した例では、例えば、製造された車両30を納品先に納品すべく車両30を運搬する際に運搬過程で傷が付いた場合に、傷の発生に伴う音波を検出部12が検出し、検出された音波(音圧)のデジタルデータが検出時間とともに記憶部18に記憶される。なお、車両30の運搬とは、車両30が自走して運搬される場合も、車両30が他の車両等に積載されて運搬される場合も含む。
なお、傷の検出対象物は、フロントガラス32に限らず、ドアガラス34又はボディ(車体)36などでもよく、傷が発生しうる箇所を検出対象とすればよい。また、検出対象の対象物にセンサ部26を設置することで、対象物から離れた位置にセンサ部26を設置する場合と比べ、音源(傷の発生箇所)から検出部12までの音波の減衰及び音波検知の遅延が抑えられるが、対象物から離れた位置にセンサ部26を設置してもよい。
図3は、制御プログラムが実行されることにより傷発生検出装置10が傷を検出して記憶する動作を示すフローチャートである。
ステップ100(S100)において、第1の検出部12aが、音圧を検出し、ステップ102(S102)において、第1の検出部12aによる検出に基づく検出音波データが記憶部18に記憶される。
同様に、ステップ104(S104)において、第2の検出部12bが、音圧を検出し、ステップ106(S106)において、第2の検出部12bによる検出に基づく検出音波データが記憶部18に記憶される。
同様に、ステップ108(S108)において、第3の検出部12cが、音圧を検出し、ステップ110(S110)において、第3の検出部12cによる検出に基づく検出音波データが記憶部18に記憶される。
同様に、ステップ112(S112)において、第4の検出部12dが、音圧を検出し、ステップ114(S114)において、第4の検出部12dによる検出に基づく検出音波データが記憶部18に記憶され、再びステップ100に戻る。
図4は、記憶部18が記憶した検出音波データについて表示部22が表示するグラフの一例である。
図4に示すグラフにおいて、横軸は時間軸であり、縦軸は検出された音波の音圧のデジタルデータの大きさを示す。なお、図4では、第1の検出部12aによる検出に基づく検出音波データがグラフとして図示されている。
図4に示すように、傷の発生が検出音波データの波形の変化として現れており、傷の検出が時系列で表示される。また、音圧の大きさは傷の大きさに比例していると考えられ、検出音波データから傷の大きさも推定される。なお、傷の検出は、必ずしも時系列で記憶する必要はなく、例えば傷が発生した時刻のみを記憶するようにしてもよい。
図5は、本発明の実施形態に係る傷発生検出装置10の第2の設置例を示す模式図である。図5では、液晶パネルやプラズマパネルといったディスプレイ38のパネル40を対象物として、パネル40に生じる傷の発生を検知する場合の設置例を示している。
図5に示した例では、傷発生検出装置10のセンサ部26をパネル40の表面に設置している。ただし、設けられているセンサ部26(検出部12)は1つである。
図5に示した例では、例えば、製造されたディスプレイ38を納品先に納品すべくディスプレイ38を運搬する際に運搬過程で傷が付いた場合に、傷の発生に伴う音波を検出部12が検出し、検出された音波(音圧)のデジタルデータが時系列で記憶部18に記憶される。
以上説明したように、傷発生検出装置10によれば、対象物における傷の発生が検知され、傷の発生時間とともに記憶される。例えば、対象物を運搬する前後にかけて傷発生検出装置10による傷の検出を行なうと、傷が発生した場合に、当該傷が運搬中に発生した傷であるのか否か、及び運搬中に発生した傷であればどの時点で発生した傷であるのかが特定される。
10 傷発生検出装置10
12 検出部
14 アンプ
16 A/Dコンバータ
18 記憶部
20 CPU
22 表示部
24 入出力IF

Claims (7)

  1. 対象物における傷の発生に伴い生じる超音波を検出する検出手段と、
    前記検出手段による超音波の検出を時間とともに記憶する記憶手段と
    を有する傷発生検出装置。
  2. 前記検出手段は超音波の音圧を検出し、
    前記記憶手段は前記検出手段が検出した音圧を時間とともに記憶する
    請求項1記載の傷発生検出装置。
  3. 前記記憶手段が記憶する検出結果を表示する表示手段を
    さらに有する請求項1又は2記載の傷発生検出装置。
  4. 前記検出手段が検出した超音波に高域通過フィルタを適用する処理を行なうフィルタ処理手段をさらに有し、
    前記記憶手段は、前記フィルタ処理手段による処理がなされたデータを記憶する
    請求項1乃至3記載の傷発生検出装置。
  5. 前記対象物は運搬される物であり、
    前記検出手段は対象物が運搬される過程で生じた超音波を検出する
    請求項1乃至4記載の傷発生検出装置。
  6. 対象物における傷の発生に伴い生じる超音波を検出するステップと、
    前記検出手段による超音波の検出を時間とともに記憶するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 前記記憶するステップで記憶した検出結果を表示するステップを
    さらに有する請求項6記載のプログラム。
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