JP2013139054A - 電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具及び方法 - Google Patents

電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】航空機胴体の構造部品などの加工対象物に、リベット又は他の留め具を取り付ける場合において、リベットに対する打ち込み角度を垂直に保ち、加工対象物を通るリベット形成によって生じる衝撃を吸収するための装置を提供する。
【解決手段】磁石52、磁気誘引性筐体18、筐体内に配置される磁気誘引性でないバッキングバー12、筐体に対してバッキングバーの軸方向に移動可能なバッキングバー、及びバッキングバーの軸に沿って移動する作動機構42を含むリベット締結工具である。
【選択図】図4

Description

本出願は、例えば、限定しないが、航空機胴体の構造部品などの加工対象物に、リベット又は他の留め具を取り付ける装置及び方法に関する。より具体的には、本出願はリベットに対する打ち込み角度を垂直に保ち、加工対象物を通るリベット形成によって生じる衝撃を吸収するのための装置及び方法に関する。
航空機胴体の構造部品などの大型構造物でのリベット及び他のタイプの高強度締め具の取り付けは、典型的には加工対象物の両面から同時に作業する2名の作業員によって手作業で実施される。リベットは、典型的にはリベット径よりもわずかに大きい直径を有する、加工対象物の孔を通して配置される。次に、1名の作業者がリベットの頭部を打ち込む打撃工具を操作し、その間別の1名の作業者は加工対象物の反対側に立ち、リベットの尾部にバッキングバーを当てて反対方向に押し戻す。リベットの頭部に打撃工具が打ち込まれると、一連の大きな衝撃力が与えられ、金床と同様の役割を果たすバッキングバーに対してリベットの尾部は広がる。その結果、加工対象物内にリベットをしっかりと埋め込む尾部が形成され、加工対象物間に強力な結合がもたらされる。
この手作業による取り付けプロセスは2つの問題を提起する。第1に、リベット尾部の適切な形成が確実に行えるよう、リベット軸に対してバッキングバーを垂直に保持することが困難である。尾部が歪むと再加工の費用が発生する。第2に、作業者の身体は打撃によって生ずる振動を吸収せざるを得ないため、打撃プロセスはバッキングバーを取り扱う作業者に対して人間工学的に厳しいものとなっている。
これらの問題に対する現時点での典型的な解決策は、C型フレームリベット締結機などのコンピュータ制御による自動リベット締結機、又は二重同期リベット締結プロセスを実行する多機能エンドエフェクタを有するロボットシステムを取り込むことによって、このプロセスから作業者を排除することである。しかしながら、このようなシステムは高価であり、実装が難しく、十分に大きくないこともあり、航空機胴体パネルなどの特大の加工対象物を扱うことはできない。したがって、作業者を動員して手作業で行うリベット取付のニーズも依然として存在するため、作業者にとって人間工学的に難しくない正確なバッキングバー配置を可能にする、手作業によるリベット締結プロセスに対する代替的な手法が必要となっている。
本発明の一態様により、リベット締結工具が提供される。リベット締結工具は、磁石、磁気誘引性筐体、筐体内に配置される磁気誘引性でないバッキングバー、前記筐体に対してバッキングバーの軸に沿って移動可能なバッキングバー、及びバッキングバーの軸に沿ってバッキングバーを移動する作動機構を含むことができる。
有利には、作動機構はバイアスエレメントを含み、前記バイアスエレメントは前記磁石から離れた前記バッキングバーをバイアスするため前記バッキングバーにバイアス力を印加するように構成されている。好ましくは、作動機構はさらにハンドルを含み、且つ前記作動機構は、前記バイアス力に打ち勝つように前記ハンドルに手動で力を加えることによって作動される。有利には、作動機構は操作可能なように前記バッキングバーに接続されており、且つ前記作動機構は、前記バッキングバーの軸に沿って前記筐体に対して前記バッキングバーを移動するように選択的に作動可能となっている。有利には、作動機構は空気圧式作動機構である。有利には、作動機構は筐体及びピストンを含み、前記ピストンは前記バッキングバーに操作可能なように接続されており、前記筐体はチャンバを画定し、且つ前記ピストンは前記チャンバ内に近接して摺動可能に配置されている。好ましくは、前記チャンバが流体で加圧されると、前記ピストンは前記筐体に対して変位し、これによって、前記バッキングバーの軸に沿って前記バッキングバーに対応する運動を引き起こす。流体は空気であることが好ましい。
有利には、磁石は電磁石を含む。有利には、リベット締結工具はさらに、開口部を画定するプレートを含み、前記開口部は前記バッキングバーの軸に沿って整列される。好ましくは、筐体は前記プレートに隣接して係合している。有利には、リベット締結工具はさらにリベット軸を画定するリベットを含む。好ましくは、前記筐体と前記磁石との間の磁力は、前記バッキングバー軸と前記リベット軸とのほぼ同軸上の整列を維持する。好ましくは、リベット締結工具はさらに打撃工具軸を有する打撃工具を含み、前記打撃工具は前記リベット軸とほぼ同軸上に整列される。
有利には、筐体は第1端部及び第2端部を含む。好ましくは、第1端部は前記バッキングバーの軸に対して外向きに広がっている。有利には、リベット締結工具はさらに前記筐体と前記バッキングバーとの間に配置される軸受を含む。好ましくは、軸受は滑り軸受及び転がり軸受のうちの少なくとも1つを含む。
別の実施形態では、加工対象物にリベットを形成する方法が開示されている。この方法は、(1)磁気誘引性筐体及び筐体内に配置された磁気誘引性でないバッキングバーを含むバッキングバー組立部品を加工対象物の第1端部に配置するステップ、(2)加工対象物の第2端部上に磁石を配置するステップ、(3)バッキングバーがリベットに係合するように筐体に対してバッキングバーを移動するステップ、を含んでいてもよい。
有利には、この方法はさらに、前記リベットから離れた前記バッキングバーをバイアスするため前記バッキングバーにバイアス力を印加するステップを含む。好ましくは、前記筐体に対して前記バッキングバーを移動するステップは、前記バッキングバーに対して、前記バイアス力よりも大きな作動力を印加するステップを含む。有利には、リベットは頭部及び尾部を含む。好ましくは、この方法はさらに、前記バッキングバーが前記尾部に係合する間に、打撃工具によって前記頭部を打ち込むステップを含む。
有利には、磁石は電磁石を含む。好ましくは、この方法はさらに、前記バッキングバーによって画定されるバッキングバーの軸が、前記リベットによって画定されるリベット軸とほぼ同軸上に整列されるとき、前記電磁石を作動させるステップ含む。有利には、この方法はさらに、前記加工対象物と前記バッキングバー組立部品との間にプレートを配置するステップを含み、前記プレートはその中に開口部を画定し、前記開口部は前記バッキングバーに合わせてほぼ整列される。好ましくは、この方法はさらに、前記加工対象物に穿孔するステップを含み、前記穿孔するステップは前記プレートによって画定される前記開口部介して実施される。好ましく、この方法はさらに、前記穿孔するステップの後に前記孔に前記リベットを配置するステップを含む。
電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具及び加工対象物でのリベット形成に関連する方法に関する開示の他の態様は、後述する詳細な説明、添付図面及び添付されている特許請求の範囲から明らかになるであろう。
航空機の製造及び保守方法のフロー図である。 航空機のブロック図である。 本発明の電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具の機能ブロック図である。 本発明の電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具の第1の実施形態の側断面図である。 図4のリベット締結工具の一部の側断面図で、バッキングバーは機能しない位置に表示されている。 本発明のリベット締結工具の第2の実施形態の側断面図で、バッキングバーは機能する位置に表示されている。 図6のリベット締結工具の一部の側断面図で、バッキングバーは機能しない位置に表示されている。 本発明のリベット締結工具の第3の実施形態の側断面図で、バッキングバーは機能する位置に表示されている。 図8のリベット締結工具の一部の側断面図で、バッキングバーは機能しない位置に表示されている。 本発明のリベット締結方法の1つの実施形態を図解するフロー図である。 本発明のリベット締結方法の別の実施形態を図解するフロー図である。
より具体的に図を参照すると、本発明の実施形態は、図1に示す航空機の製造及び保守方法1000、及び図2に示す航空機1002に照らし説明することができる。製造前の段階では、例示的な方法1000は、航空機1002の仕様及び設計1004及び材料の調達1006を含みうる。製造段階では、航空機1002のコンポーネント及びサブアセンブリの製造1008と、システムインテグレーション1010とが行われる。したがって、航空機1002は運航1014に供するために、認可及び納品1012が行われる。顧客により運航される間に、航空機1002は定期的な整備及び保守1016(改造、再構成、改修なども含みうる)を受ける。
方法1000の各プロセスは、システムインテグレーター、第三者、及び/又はオペレーター(例えば顧客)によって実施又は実行されうる。本明細書の目的のために、システムインテグレーターは、限定しないが、任意の数の航空機製造者、及び主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含むことができ、オペレーターは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであってもよい。
図2示されるように、例示的方法1000によって製造された航空機1002は、複数のシステム1020及び内装1022を有する機体1018を含むことができる。高レベルのシステム1020の例には、推進システム1024、電気システム1026、油圧システム1028、及び環境システム1030のうちの一又は複数が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれていてもよい。航空宇宙産業の例を示したが、本発明の原理は、自動車産業などの他の産業にも適用しうる。
本明細書に具現化された装置と方法は、製造及び保守方法1000の一又は複数の任意の段階で採用することができる。例えば、製造プロセス1008に対応するコンポーネント又はサブアセンブリは、航空機1002の運航中に製造されるコンポーネント又はサブアセンブリと同様の方法で作製又は製造することができる。また、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせは、例えば、航空機1002の組立てを実質的に効率化するか、又は航空機1002のコストを削減することにより、製造段階1008及び1010の間に利用することができる。同様に、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせを、航空機1002の運航中に、例えば限定しないが、整備及び保守1016に利用することができる。
図3を参照すると、本発明の電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具は、全体を符号200で示したように、電磁石202、磁気誘引性筐体204、及び前記筐体204内に移動可能なように配置されたバッキングバー206を含むことができる。作動機構208は、バッキングバーの軸Bに沿って筐体204に対してバッキングバー206を動かし、加工対象物212でリベット210と係合するよう操作可能なようにバッキングバー206に結合されていてもよい。
したがって、磁石202と筐体204との間の磁気誘引は、加工対象物212に対して筐体204を固定し、バッキングバーの軸Bとリベットの軸Cとをほぼ同軸上に整列させることができる。
図4を参照すると、本発明の電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具の第1の実施形態は、全体を符号40で示したように、バッキングバー組立部品10、プレート46及び磁石52を含むことができる。
第1の実施形態では、電磁石リベット締結工具40のバッキングバー組立部品10は手動で作動させることができる。バッキングバー組立部品10は、バッキングバー12、バイアスエレメント14、任意選択の軸受16、筐体18及びハンドル44を含むことができる。
バッキングバー組立部品10の筐体18は、第2端28から長手方向に対向する第1端26を含むことができる。筐体18は、第1端26から第2端28に延伸するチャンバ29を画定することができる。任意選択により、筐体18の第2端28の外形を大きくするために、筐体18の第2端28は外向きに広げることが可能で、これによってバッキングバー組立部品10をプレート46の上に配置したときのバッキングバー組立部品10の安定性を増すことができる。
筐体18は、磁性材料又は磁化可能な材料から形成されること、或いはそれらの材料を含むことがある。筐体18の形成に適した材料の例には、限定しないが、鉄、ニッケル、コバルト及びこれらの混合物が含まれる。
バッキングバー組立部品10のバッキングバー12は、筐体18によって画定されるチャンバ29の中に配置可能であり、バッキングバーの軸Aを画定することができる。バッキングバー12は、バッキングバーの軸Aに沿ってチャンバ29を通り、筐体18に対して移動可能であってもよい。
バッキングバー12が磁石52の磁場と相互作用しないように、バッキングバー12は一又は複数の非磁性材料から形成されてもよい。好適な非磁性材料の例には、プラスチック、アルミニウム、複合材料、非鉄金属、及びこれらの組合せが含まれる。この時点で、当業者はバッキングバー12、又は少なくともバッキングバー12の作業端13を形成するために選択された材料がリベット32の形成に使用される材料よりも固い(例えば、より大きなビッカ−ス硬度を有する)ことを評価し、これによってバッキングバー12に対して付勢されたときにリベット32が変形されることを確認する。
軸受16は筐体18のチャンバ29内に配置することができる。筐体18に対してバッキングバー12が移動する際の摩擦を低減させ、一方、バッキングバー12が筐体18に対して移動する際にバッキングバーの軸Aが相対的に固定されるよう保証するため、筐体18とバッキングバー12との間に軸受16を配置することが可能である。そのため、筐体18に対するバッキングバー12の直線的で滑らかな運動を保証するため、軸受16は滑り軸受、転がり軸受又は他のタイプの軸受であってもよい。
リベット締結工具40は、加工対象物38にリベット32を形成するために使用可能である。加工対象物38は第1の面50及び第2の面58を画定することが可能で、リベット32によって結合される複数の別々の加工対象物部材(図4には2個の部材を表示)を含むことがある。図5に示したように、リベット32は加工対象物38に形成された(例えば、穿孔された)開口部33を通って延伸し、リベット軸Rを画定することができる。
図5を参照すると、尾部34及び頭部36を有する未形成リベット32は、加工対象物38に事前に穿孔した(及び任意選択により事前に皿穴が開けられた)開口部33に挿入可能である。次に、リベット形成プロセスで、リベット32の尾部34はバッキングバー12によって圧縮されることがあり、ベット32の頭部36は打撃工具54によって圧縮されることがある。
プレート46は加工対象物38の第1の面50の上に配置してもよい。図5に示すように、プレート46は開口部47を画定することが可能で、この開口部はリベット形成プロセスでリベット32へのアクセスに使用される。プレート46は、加工対象物38を保持して加工対象物38の中に間隙を除去するために、加工対象物38にしっかりと固定される。磁石32とバッキングバー組立部品10との間の磁気誘引は、加工対象物38の上にプレート46を固定することができる。任意選択により、クランプ39(図4)又は他の好適な締結装置又は技術は、プレート46と加工対象物38との間の接続を強化するために使用可能である。
プレート46は、プレート46が磁石52に誘引されるように、磁性材料又は磁化可能な材料から形成されること、或いはそれらの材料を含むことがある。例えば、プレート46は、鉄、鋼鉄、ニッケル及び/又はコバルトから形成されること、或いはそれらの材料を含むことがある。任意選択により、プレート46はゴム被覆48を有することが可能で、ゴム被覆はリベット締結プロセス中の振動を吸収することが可能で、且つ加工対象物38の表面への損傷を最小限に抑えるかなくすことができる。
磁石52は加工対象物38の第2の面58に配置可能であり、ここを通って延伸する開口部33を画定して、リベット形成プロセス中にリベット32へのアクセスを可能にする。磁石52は、磁石52とプレート46との間の磁気誘引によって、加工対象物38の第2の面58にしっかりと取り付けられる。
任意選択によるブッシング56が加工対象物38と磁石52との間に配置されることがある。ブッシング56は当業者によって評価されている任意の好適な組成のものでよく、概してリベット形成プロセス中に引き起こされる振動を吸収するように働くことができる。
磁石52は、プレート46の上にバッキングバー組立部品10を保持する十分に強力な磁場を発生させる任意の磁石でよい。例えば、磁石52は永久磁石(すなわち、常時磁場を発生する磁石)又は電磁石(すなわち、電流が流れるときに磁場を発生する磁石)であってもよい。
リベット締結工具40はさらに打撃工具54を含むことができる。打撃工具54は、リベット32に一連の反復される高い衝撃力を与え、これによって加工対象物38の開口部33にリベット32を押し込み、バッキングバー12と係合させることができる工具であってもよい。打撃工具54は、リベット32と係合するため、磁石52の開口部53を通って延伸することができる。開口部53は、打撃工具54の軸Bがリベット32の軸Rに合わせてと整列されるように、構成することができる。
磁石52が開口部53の中に配置されているとき、打撃工具54が磁石52と相互作用しないように、打撃工具54は、一又は複数の非磁性材料から形成されてもよい。好適な非磁性材料の例には、限定しないが、プラスチック、複合材料、アルミニウム、非鉄金属、及びこれらの組合せが含まれることがある。この時点で、当業者は打撃工具54、又は少なくとも打撃工具54の作業端55(図4)を形成するために選択された材料がリベット32の形成に使用される材料よりも固い(例えば、より大きなビッカ−ス硬度を有する)ことを評価し、これによって打撃工具54がリベット32を打ったときに、打撃工具54とは対照的に、リベット32が変形されることを確認する。
バッキングバー組立部品10は、筐体18の第2端28がプレート46に隣接して係合するように、加工対象物38の第1の面50のプレート46の上に配置されることがある。筐体18と磁石52との間の磁気誘引は、プレート46の上にバッキングバー組立部品10を固定することができる。
したがって、磁石52の磁場にバッキングバー組立部品10を導入する前に、バッキングバー12の軸Aが開口部47に合わせて、さらに最終的にはリベット32の軸Rに合わせてほぼ整列されるように、バッキングバー組立部品10はプレート46の開口部47の上に配置されてもよい。バッキングバー組立部品10がプレート46の開口部の上に適切に整列されると、筐体18と磁石52との間の磁気誘引はバッキングバー組立部品10をほぼ整列された構成に固定し、これによってリベットを形成するプロセスの間にバッキングバー12がリベット32に対してほぼ垂直になることを保証するように、磁石52が導入/作動されてもよい。
バイアスエレメント14及びハンドル44は、バッキングバー組立部品10の作動機構42を形成することができる。バイアスエレメント14は、筐体18の第1端26の近傍に配置することが可能で、筐体18の第1端26に向かってバッキングバーを付勢し、図5に示すようにリベット32との係合を外すように、バッキングバー12と相互作用することができる。1つの具体的な構造では、バイアスエレメント14は、バッキングバー12を付勢して係合していない構成にするため、バッキングバー12の上に同軸上に配置されるバネであってもよい。
バイアスエレメント14のバイアス力に十分に打ち勝つ力Fが作動機構42のハンドル44に印加されたとき、バッキングバー12は図4に示すようにリベット32と係合するように付勢される。したがって、リベットを形成するプロセスの間、ユーザーは作動機構42のハンドル44に必要な力を手動で印加することができる。力Fを印加することにより、所望のリベット尾部の形状が実現されるまで打撃工具54を作動させることができる。
代替的な実施形態では、力Fは手動ではなく自動的に印加される。例えば、力Fは空気圧式作動機構(以下に説明)を使用して印加可能である。
その結果、本発明のリベット締結工具40は、加工対象物38に対してバッキングバー組立部品10を固定するため、磁石52によって確立された磁場を使用することができ、これにより、リベットを形成するプロセスの間、リベット32の軸Rに対してバッキングバーの軸Aの垂直性をほぼ確保することができる。
図6を参照すると、本発明の電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具の第2の実施形態は、全体を符号60で示したように、バッキングバー組立部品62、プレート46´及び磁石52´を含むことができる。バッキングバー組立部品62は、バッキングバー12´、任意選択の軸受16´、筐体18´及び空気圧式作動機構42´を含むことができる。
リベット締結工具40と同様に、リベット締結工具60は、加工対象物38´に対してバッキングバー組立部品62を固定するため、磁石52´によって確立された磁場を使用することができ、これにより、リベットを形成するプロセスの間、リベット32´の軸R´に対してバッキングバーの軸A´の垂直性をほぼ確保することができる。しかしながら、リベットを形成するプロセスの間、リベット締結工具40はバッキングバー12に力Fを手動で印加する必要があるのに対して、リベット締結工具60はバッキングバー12´に力F´を印加するため空気圧を使用することができる。
バッキングバー12´への力F´の印加を自動化するため、他の技術も想定されている。例えば、油圧作動機構、電気機械作動機構又はロボットを使用して、バッキングバー12´に力F´を印加することもできる。
筐体18´は磁性材料から形成可能であり、第2端28´から長手方向に対向する第1端26´を含むことができる。筐体18´は、第1端26´から第2端28´に延伸するチャンバ29´を画定することができる。任意選択により、第2端28´の外形を大きくするために、筐体18´の第2端28´は外向きに広げることが可能で、これによってバッキングバー組立部品62をプレート46´の上に配置したときのバッキングバー組立部品62を安定させることができる。
バッキングバー組立部品62のバッキングバー12´は、筐体18´によって画定されるチャンバ29´の中に配置可能であり、バッキングバーの軸A´を画定することができる。バッキングバー12´は、バッキングバーの軸A´に沿ってチャンバ29´を通り、筐体18´に対して移動可能であってもよい。
軸受16´は筐体18´のチャンバ29´内に配置することができる。筐体18´に対してバッキングバー12´が移動する際の摩擦を低減させ、一方、バッキングバー12´が筐体18´に対して移動する際にバッキングバーの軸A´が相対的に固定されるよう保証するため、筐体18´とバッキングバー12´との間に軸受16´を配置することが可能である。
プレート46´は加工対象物38´の第1の面50´の上に配置してもよい。図7に示すように、プレート46´は開口部47´を画定することが可能で、この開口部はリベット形成プロセスでリベット32´へのアクセスに使用される。
磁石52´は加工対象物38´の第2の面58´に配置可能であり、ここを通って延伸する開口部53´を画定して、リベット形成プロセス中にリベット32´へのアクセスを可能にする。磁石52´は、磁石52´とプレート46´との間、及び/又は筐体18´との間の磁気誘引によって、加工対象物38´の第2の面58´にしっかりと取り付け可能である。任意選択によるブッシング56´が加工対象物38´と磁石52´との間に配置されることがある。
リベット締結工具60はさらに打撃工具54´を含むことができる。打撃工具54´は、磁石52´の開口部53´を通って延伸し、係合して、リベット32´を形成することができる。
バッキングバー組立部品62は、筐体18´の第2端28´がプレート46´に隣接して係合するように、加工対象物38´の第1の面50´のプレート46´の上に配置されることがある。筐体18´と磁石52´との間の磁気誘引は、プレート46´の上にバッキングバー組立部品62´を固定することができる。
したがって、磁石52´の磁場にバッキングバー組立部品62を導入する前に、バッキングバー12´の軸A´が開口部47´に合わせて、さらに最終的にはリベット32´の軸R´(図7)に合わせてほぼ整列されるように、バッキングバー組立部品10はプレート46´の開口部47´の上に配置されてもよい。バッキングバー組立部品62がプレート46の開口部47´の上にほぼ整列されると、筐体18´と磁石52´との間の磁気誘引はバッキングバー組立部品62をほぼ整列された構成に固定し、これによってリベットを形成するプロセスの間にバッキングバー12´がリベット32´に対してほぼ垂直になることを保証するように、磁石52が導入/作動されてもよい。
作動機構42´は空気圧式作動機構であってもよく、圧力ゲージ64、バルブ66、筐体68及びピストン70を含むことがある。筐体68はチャンバ72を画定することができる。ピストン70は、チャンバ72をピストンチャンバ72Aとロッドチャンバ72Bとに分割するように、チャンバ72内に近接して摺動可能に配置されてもよい。ロッド74は、筐体68に対するピストン70の動きが筐体18´に対するバッキングバー12´の動きに対応する結果となるように、ピストン70からバッキングバー12´まで延伸することができる。
第1の吸気ポート76及び第2の排気ポート78は、チャンバ72と流体連通することができる。したがって、バルブ66が開放されると、ピストンチャンバ72Aは注入ポート76によって加圧され、これによってピストン70は変位し、その結果、図6に示すように所望の力F´によりリベット32に係合するように(すなわち、係合した構成となるように)バッキングバー12´を軸方向に付勢する。しかしながら、ピストンチャンバ72Aが排気ポート78と連通する位置までピストン70が移動すると、力F´は止まり、これによって図7に示すようにバッキングバー12´はリベット32´から離れる。
圧力ゲージ64はチャンバ72内の空気圧の量を監視し、スイッチ66へデータを送信することができる。スイッチ66はチャンバ72により多くの空気を入れるため電源を投入すること、及びチャンバ72への空気の流入を停止するため電源を切断することができる。一連のパラメータはスイッチ66をいつオン又はオフの位置にすべきかを画定することができ、このようなパラメータは当業者によって理解されるであろう。
その結果、本発明のリベット締結工具60は、加工対象物38´に対してバッキングバー組立部品62を固定するため、磁石52´によって確立された磁場を使用することができ、これにより、リベットを形成するプロセスの間、リベット32´の軸Rに対してバッキングバーの軸Aをほぼ同軸上に整列させることができる。加えて、作動機構42´は、リベットを形成するプロセスの間、空気圧を利用してリベット32´に対してバッキングバー12´を付勢することができる。
図8及び9を参照すると、本発明の電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具の第3の実施形態は、全体を符号100で示したように、バッキングバー組立部品102、プレート46´´及び磁石52´´を含むことができる。第3の実施形態では、バッキングバー組立部品102は、第1の実施形態のバッキングバー組立部品10と同様に、手作業で作動させることができる。しかしながら、第3の実施形態では、バッキングバー組立部品102の筐体18´´は例えば、アクセス開口部47´´上方の垂直間隔が限られている場合には、補正しないと到達することが困難な開口部47´´にアクセスするため、バッキングバー12´´の作業端104から補正することができる。
バッキングバー組立部品102は、バッキングバー12´´、筐体18´´及び作動機構42´´を含むことができる。バッキングバー12´´の作業端104及び結果的にバッキングバーの軸A´が、筐体18´´の長手軸Xから距離Dだけ半径方向に変位可能なように、バッキングバー12´´は90度の屈曲又は湾曲を含むことができる。
バッキングバーの軸A´´は筐体18´´の長手軸Xとほぼ平行となることができる。したがって、バッキングバー12´´に印加される全体の力は、リベット32´´に印加されるほぼ垂直な力に変換可能である。しかしながら、平行でない構成も想定されている。
バッキングバーの軸A´´と筐体18´´の長手軸Xとの距離Dは、必要な空間距離を提供するため十分に大きな値であってもよいが、バッキングバー12´´内の曲げモーメントを最小限に抑えるため最小の値にすることもできる。バッキングバー12´´は、バッキングバーの軸A´´の筐体18´´の長手軸Xからのオフセットの結果であるバッキングバー12´´のたわみを最小限に抑えるため、好適な剛性材料で構築されてもよい。
したがって、筐体18´´はプレート46´´によって画定される開口部47´´からオフセットだけ離れた場所に位置してもよく、これによって工具100は密着して動作することが可能であるが、そうでない場合には所定の場所に到達することが困難となる。当業者であれば、距離Dの大きさは具体的な作業のニーズによって決定されることを理解するであろう。
図10は、加工対象物にリベットを取り付けるために本発明のリベット締結工具を使用するための本発明の方法の第1の態様を示すフロー図である。この方法は、所望のときに容易に磁場を作動状態及び非作動状態にすることができるように電磁石を使用してもよく、これによって、工具のコンポーネントの組立を単純化することができる。
最初に、ブロック90に示すように、プレートは加工対象物の第1の面の上に装着及び固定することが可能で、ブロック92に示すように磁石を加工対象物の第2の面の上に配置することが可能である。次に、ブロック94に示すように、磁石を作動状態にしてプレートを加工対象物上に固定することができる。プレートと加工対象物を固定することにより、穿孔又は皿穴形成を実施して、加工対象物にリベットを受けるための開口部を作成することができる。穿孔及び皿穴形成のステップは、開口部及び皿穴がすでに形成されている場合には、省略されることがある。次に、開口部にリベットを配置し(ブロック96)、リベット頭部に接触するように磁石の開口部を通して打撃工具を配置することができる。磁石を非作動状態にして、バッキングバー組立部品を配置するように作業者に伝えてもよい。作業者は、ブロック102に示すように、バッキングバー組立部品を配置してもよい。バッキングバー組立部品が正しく配置されると(ブロック104)、作業者は次のステップ(ブロック106)に進んでもよいが、そうでない場合には作業者はステップ100に戻る。磁石を再度作動状態にすることが可能で、打撃工具を使用して(ブロック106)、加工対象物内で所望の形状に成形されるまでリベットに打撃力を印加することができる。次に任意選択により装置を別の位置に移動して(ブロック108)、プロセスを新たに開始できるよう、磁石を非作動状態にすることができる。
図11は、加工対象物にリベットを取り付けるために本発明のリベット締結工具を使用するための本発明の方法の第2の態様を示すフロー図である。第2の態様では、磁石を働かせるステップ及び働かないようにするステップは実施されない。最初に、バッキングバー組立部品及びプレートを加工対象物の第1の面の上に配置すること(ブロック90´)が可能であり、磁石を加工対象物の第2の面の上に配置すること(ブロック92´)が可能である。次に、磁石を作動状態にして、加工対象物の上にバッキングバー組立部品を固定することができる。開口部が事前に形成されていない場合には、穿孔及び/又は皿穴形成を実施して、加工対象物にリベットを受けるための開口部を作成することができる(ブロック94´)。リベットは開口部に挿入することができる(ブロック96´)。次に、打撃ツールはリベット頭部に接触するように磁石を介して配置可能である。加工対象物内でリベットが適切な形状に成形されるまでリベットに適切な力が印加されるように打撃ツールを作動状態にすることができる(ブロック106´)。最後に、磁石は非作動状態にされて、工具は次の位置への移動が可能となり(ブロック108´)、この位置ですべてのプロセスが新たに開始可能となる。
本発明の電磁石バッキングバー垂直化を伴うリベット締結工具の様々な態様が示され説明されたが、本明細書を読めば当業者は多数の変更例を思いつくかもしれない。本発明はそのような変更例も含んでおり、請求の範囲によってのみ限定されるものではない。
10、62、102 バッキングバー組立部品
12、12´、12´´ バッキングバー
14、14´´ バイアスエレメント
16、16´、16´´ 軸受
18、18´、18´´ 筐体
26、26´、26´´ 筐体の第1端
28、28´、28´´ 筐体の第2端
29、29´ チャンバ
32、32´、32´´ リベット
33 開口部
34 尾部
36 頭部
38、38´、38´´ 加工対象物
39 クランプ
40、60、100 リベット締結工具
42、42´´ 作動機構
42´ 空気圧式作動機構
44、44´´ ハンドル
46、46´、46´´ プレート
47、47´、47´´ 開口部
48、48´、48´´ ゴム被覆
50、50´、50´´ 第1の側面
52、52´ 磁石
53、53´ 開口部
54、54´、54´´ 打撃工具
55 作業端
56、56´、56´´ ブッシング
58、58´、58´´ 第2の側面
64 圧力ゲージ
66 バルブ
68 筐体
70 ピストン
72 チャンバ
72A ピストンチャンバ
72B ロッドチャンバ
74 ロッド
76 吸気ポート
78 排気ポート
104 作業端
200 リベット締結工具の概要
202 電磁石
204 磁気誘引性筐体
206 バッキングバー
208 作動機構
210 リベット
212 加工対象物
A、A´、A´´、B バッキングバーの軸
C、R、R´ リベットの軸
D 距離
F、F´ 力

Claims (10)

  1. 磁石(52)と、
    磁気誘引性筐体(18)と、
    前記筐体(18)内に配置される磁気誘引性でないバッキングバー(12)であって、バッキングバーの軸(B)に沿って前記筐体(18)に対して移動可能なバッキングバー(12)と、
    前記バッキングバーの軸に沿って前記バッキングバー(12)を移動する作動機構(42)と
    を含む、リベット締結工具(40)。
  2. 前記作動機構(42)は、
    バイアスエレメント(14)であって、前記磁石(52)から離れた前記バッキングバー(12)をバイアスするため前記バッキングバー(12)にバイアス力を印加するように構成されているバイアスエレメント(14)と、
    ハンドル(44)であって、前記作動機構(42)は前記バイアス力に打ち勝つように前記ハンドル(44)に手動で力を加えることによって作動され、前記作動機構(42)は前記バッキングバー(12)に動作可能に結合されており、且つ前記作動機構(42)は前記バッキングバーの軸に沿って前記筐体(18)に対して前記バッキングバー(12)を移動するように選択的に作動可能となっているハンドルと
    を含む、請求項1に記載のリベット締結工具(40)。
  3. 前記作動機構(42)は筐体(68)及びピストン(70)を含み、前記ピストン(70)は前記バッキングバー(12)に操作可能なように接続されており、前記筐体(68)はチャンバ(72)を画定し、且つ前記ピストン(70)は前記チャンバ(72)内に近接して摺動可能に配置されている、請求項1に記載のリベット締結工具(40)。
  4. 前記ピストン(70)は、前記チャンバ(72)が流体で加圧されると前記筐体(68)に対して変位し、前記バッキングバーの軸に沿って前記バッキングバー(12)に対応する運動を引き起こす、請求項3に記載のリベット締結工具(40)。
  5. 開口部(47)を画定するプレート(46)をさらに含み、前記開口部(47)は前記バッキングバーの軸に沿って整列され、前記筐体(18)は前記プレート(46)に隣接して係合している、請求項1に記載のリベット締結工具(40)。
  6. 前記筐体(18)と前記磁石(52)との間の磁気誘引は、前記バッキングバーの軸とリベットの軸とのほぼ同軸上の整列を維持する、請求項1に記載のリベット締結工具(40)。
  7. 打撃工具軸を有する打撃工具(54)をさらに含み、前記打撃工具の軸は前記リベットの軸とほぼ同軸上に整列されている、請求項1に記載のリベット締結工具(40)。
  8. 前記加工対象物(38)の第1の面(50)上にバッキングバー組立部品(10)を配置するステップであって、前記バッキングバー組立部品(10)は磁気誘引筐体(18)及び前記筐体(18)内に配置される磁気誘引性でないバッキングバー(12)を含むステップと、
    前記加工対象物(38)の第2の面(58)上に磁石(52)を配置するステップと、
    前記バッキングバー(12)が前記リベット(32)と係合するように前記筐体(18)に対して前記バッキングバー(12)を移動するステップと
    を含む、加工対象物(38)にリベット(32)を形成する方法。
  9. 前記リベット(32)から離れた前記バッキングバー(12)をバイアスするため前記バッキングバー(12)にバイアス力を印加するステップをさらに含み、前記筐体(18)に対して前記バッキングバー(12)を移動する前記ステップは前記バッキングバー(12)に作動力を印加するステップを含み、前記作動力は前記バイアス力よりも大きい、請求項8に記載の方法。
  10. 前記加工対象物(38)と前記バッキングバー組立部品(10)との間にプレート(46)を配置するステップをさらに含み、前記プレート(46)はその中に開口部(47)を画定し、前記開口部(47)は前記バッキングバー(12)とほぼ整列される、請求項8に記載の方法。
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