JP2013137903A - 電池パック - Google Patents

電池パック Download PDF

Info

Publication number
JP2013137903A
JP2013137903A JP2011287662A JP2011287662A JP2013137903A JP 2013137903 A JP2013137903 A JP 2013137903A JP 2011287662 A JP2011287662 A JP 2011287662A JP 2011287662 A JP2011287662 A JP 2011287662A JP 2013137903 A JP2013137903 A JP 2013137903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rib
case
unit cell
battery pack
exterior body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011287662A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoe Harada
朋枝 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2011287662A priority Critical patent/JP2013137903A/ja
Publication of JP2013137903A publication Critical patent/JP2013137903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】ケースの内面に設けられたリブにより素電池の膨らみが外部に現れることを抑制しながら、落下時における素電池へのダメージを抑制することができる電池パックを提供する。
【解決手段】電池パックの外装を構成する2つのケースの内、ケース21における内底面21cに、収納された素電池の外装体主面に沿って延伸する筋状のリブ21e1,21e2が突設されている。リブ21e1,21e2は、収納された素電池の外装体と封口板との接合に係る領域に対応する部分には存在せず(A部分)、ケース21に収納された場合には、素電池における外装体と封口板との接合に係る領域は、間にリブ21e1,21e2を介することなくケース21における内底面21cに対向する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電池パックに関し、特に、ケース内壁に設けられたリブ形状に関する。
電池パックは、携帯電話機や無線機などの通信機器、ノートブック型あるいはタブレット型のパーソナルコンピュータなどの情報機器、電動アシスト自転車やハイブリッド型電気自動車などの車両などに広く用いられている。
電池パックは、1または複数の素電池が、樹脂などを用い形成されたケース内に収納された構成を有する。ケースにおいては、その内面に筋状のリブが設けられることがある。
電池パックにおける素電池は、充放電サイクルを繰り返すことにより膨張と収縮を繰り返すが、ケースの内面に設けられたリブは、素電池が膨張した際にも、リブが形成された箇所とその他の箇所とのギャップにより素電池の膨れを吸収し、ケースの外側に影響を及ぼさないようにするためのものである。
特開2005−108481号公報 特開2007−280858号公報
しかしながら、従来技術に係る電池パックでは、内部に収納された素電池が、落下した際に大きなダメージを受けるという問題があった。具体的には、素電池は有底筒状の外装体の内部に電極体および電解液が収納され、開口が封口板で塞がれた構成を有するが、落下時における外部からの衝撃力が、ケースに設けられたリブを介して外装体と封口板との接合箇所にも伝達される。即ち、落下時の衝撃力は、リブに集中した状態で、外装体と封口板との接合箇所に加わることで素電池に大きなダメージを生じる結果となる。
本発明は、上記のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、ケースの内面に設けられたリブにより素電池の膨らみが外部に現れることを抑制しながら、落下時における素電池へのダメージを抑制することができる電池パックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電池パックは、素電池と第1および第2のケースとを備える。素電池は、有底筒状の外装体と、外装体内に収納された電極体と、電極体が収納された状態で外装体の開口を塞ぐように接合された封口板とを有する。第1および第2のケースは、少なくとも一方が浅皿形状を有し、前記素電池を収納した状態で嵌合により外装を構成する。
そして、本発明に係る電池パックは、第1のケースには、素電池の外装体を臨む内面(電極体に対向する外装体を臨む内面)から、素電池の外装体主面に沿って延伸する筋状のリブが突設されており、素電池における外装体と封口板との接合に係る全領域は、間にリブを介することなく第1のケースにおける内面に隙間をあけて対向することを特徴とする。
本発明に係る電池パックでは、第1のケースの内面に筋状のリブが設けられており、リブの頂面と第1の内面におけるその他の領域とのギャップにより素電池の膨れを吸収することができ、素電池のサイクル後における膨らみが外観に現れることが防止される。
また、本発明に係る電池パックでは、素電池における外装体と封口板との接合に係る全領域について、間にリブを介することなく第1のケースにおける内面に隙間をあけて対向している。換言すると、第1のケースにおけるリブは、素電池における外装体と封口板との接合に係る全領域に対応する部分ついては形成されていない。このような構成を採用することにより、落下時における衝撃力が、第1のケースから素電池における外装体と封口板との接合に係る領域に第1のケースのリブを介して直接伝達されることがない。よって、落下時における素電池の外装体と封口板との接合に係る領域へのダメージを軽減することができる。
従って、本発明に係る電池パックでは、第1のケースの内面に設けられたリブにより素電池の膨らみが外部に現れることを抑制しながら、落下時における素電池へのダメージを抑制することができる。
本発明に係る電池パックでは、例えば、次のようなバリエーション構成を採用することもできる。
本発明に係る電池パックでは、素電池における外装体が扁平角筒形状を有し、第1のケースにおけるリブが、その先端において外装体の一の主面に対して当接し、外装体の一の主面における底部分から開口側に向けた方向に延伸しているとともに、一方の端部が第1のケースにおける側壁に到達しない状態となっており、リブの一方の端部が、素電池における外装体と封口板との接合に係る領域側にあり、角丸形状となっていることを特徴とする。このようにリブの端部を角丸形状とすることにより、角が尖っている(例えば、直角な角)場合に比べて、落下時における素電池の外装体へのダメージを更に低減することができる。
本発明に係る電池パックでは、第1のケースには、素電池の外装体を臨む内面から、リブに並行する筋状の第2リブも突設されており、第1のケースにおいて、素電池の外装体を臨む内面からリブの頂までの高さと、素電池の外装体を臨む内面から第2のリブの頂までの高さとが同一である、という構成を採用することもできる。このように並行する2筋(2条)のリブおよび第2のリブをもうけることにより、素電池の外装体に対する接触面積を増やすことができ、電池パックの落下時などにおける素電池へのダメージを更に軽減することができる。
本発明に係る電池パックでは、第1のケースにおいて、素電池の外装体を臨む内面に対し直交する方向からの平面視で、リブおよび第2のリブがともにコの字状をしている、という構成を採用することもできる。このようにコの字状のリブおよび第2のリブを設けることで、その開口した部分に素電池における外装体と封口板との接合箇所を配置することで、電池パックの落下時などにおける衝撃での素電池へのダメージを軽減することができる。
本発明に係る電池パックでは、第1のケースにおいて、素電池の外装体を臨む内面からは、リブおよび第2のリブの延伸方向に直交する方向に延伸し、リブと第2のリブとを連結する第3のリブも形成されており、第1のケースにおいて、素電池の外装体を臨む内面から第3のリブの頂までの高さと、素電池の外装体を臨む内面からリブおよび第2のリブの頂までの各高さとが同一である、という構成を採用することもできる。このような構成を採用すれば、素電池の外装体に接触するリブ、第2のリブ、および第3のリブの頂の面積を大きくとることができ、外装内における素電池の安定的な保持という観点から望ましい。
また、第3のリブによりリブと第2のリブとを連結することにより、当該連結された部分での一体としてのリブ剛性を高くすることができる。
本発明に係る電池パックでは、第3のリブが、互いに間隔をあけた状態で複数設けられているとともに、素電池における外装体と前記封口板との接合に係る全領域には設けられていない、という構成を採用することもできる。このような構成を採用することで、素電池における外装体と封口板との接合に係る領域へのリブを介した衝撃の伝達を避けることができ、電池パックの落下時などにおける素電池のダメージを更に確実に軽減することができる。
本発明に係る電池パックでは、リブと第2のリブとが、素電池における外装体と前記封口板との接合に係る全領域に対応する領域において、第3のリブで連結されておらず、第1のケースにおいて、素電池の外装体を臨む内面に対し直交する方向からの平面視で、前記対応する領域(素電池における外装体と前記封口板との接合に係る全領域に対応する領域)での、リブおよび第2のリブの端部がともに自由端の状態となっている、という構成を採用することもできる。このような構成を採用する場合においても、素電池における外装体と封口板との接合に係る領域へのリブを介した衝撃の伝達を避けることができ、電池パックの落下時などにおける素電池のダメージを更に確実に軽減することができる。
なお、上記における「自由端の状態」とは、リブおよび第2のリブの先端が完全な自由端であるのではなく、第1のケースの内面に対してはリブおよび第2のリブは連続しているが、その延伸方向に対して直交する方向の左右に他のリブなどが接続されていないということを指すものである。
本発明に係る電池パックでは、素電池における外装体の底部および封口板の少なくとも一方にリード板が接合されており、第1のケースの内側面に、先端がリード板と当接するヒレ状の第4のリブが設けられており、第4のリブが、第1のケースの開口側がテーパー状あるいは角丸状となっており、当該箇所ではリード板に当接していないことを特徴とする。このようにヒレ状の第2のリブを設けることによって、外装内における素電池の動きを規制することができる。
また、上記構成では、第4のリブをヒレ状とするとともに、その開口側がテーパー状あるいは角丸状としているので、第1のケースに素電池に接合された状態のリード板を収納する際に、第4のリブによりリード板が折り曲げられるようなことがない。例えば、リード板の延伸方向に沿った方向でリブが形成されているような場合には、リード板が少しでも曲がったりした状態では、リード板の端辺がリブに引っ掛かり、曲げられてしまうことが生じ得る。
これに対して、ヒレ状であって、開口側がテーパー状あるいは角丸状の第4のリブでは、リード板が多少曲がっていたとしても、第1のケースへの挿入に際してリード板の主面が第4のリブの端辺に沿って位置が補正されることになる。このため、本発明に係る電池パックでは、その製造時にリード板が折れ曲がったりすることがなく、不所望の短絡などを生じることがない。
本発明に係る電池パックでは、第4のリブが、第1のケースにおける内側面から当該内側面に交差する方向に突設されており、リード板の一方の主面に対して線接触していることを特徴とする。このような構成を採用することにより、外装内における素電池の動きを確実に規制することができ、また、点で接触するような場合に比べて第1のケースを介して入力された衝撃力が分散された状態で素電池の外装体へと伝達されることになる。これより、素電池のダメージを軽減することができる。
本発明に係る電池パックでは、第1のケースが樹脂材料から構成されており、リブを含め一体形成されていることを特徴とする。このように一体形成された第1のケースを採用することにより、別部材を接合する場合に比べて、製造時における煩雑な作業を省略することができ、また、機械的強度という観点から優れる。
本発明に係る電池パックでは、第1のケースと第2のケースとが、超音波溶着法により互いが接合されていることを特徴とする。これにより、高い作業効率と、高い接合強度とを確保することができる。
(a)は、本発明の実施の形態1に係る電池パックの構成を示す模式平面図であり、(b)は、その側面図である。 電池パック1の構成を示す模式展開斜視図である。 素電池101の内部構成を示す模式断面図である。 ケース21における内側の構成を示す模式斜視図である。 (a)は、比較例に係るケース921の内側の構成を示す模式平面図であり、(b)は、実施の形態に係るケース21の内側の構成を示す模式平面図である。 (a)は、比較例に係るケース922の内側の一部構成を示す模式斜視図であり、(b)は、実施の形態に係るケース21の一部構成を示す模式斜視図である。 (a)は、比較例に係る電池パックの製造におけるケース嵌合直前でのケース922とリード板との位置関係を示す模式平面図であり、(b)は、その模式断面図である。 (a)は、実施の形態に係る電池パック1の製造におけるケース嵌合直前でのケース21とリード板105との位置関係を示す模式平面図であり、(b)は、その模式断面図であり、(c)は、ケース嵌合後におけるケース21とリード板との位置関係を示す模式断面図である。
以下では、本発明を実施するための形態について、図面を用い説明する。なお、以下で示す具体例は、本発明の構成およびその構成から奏される作用・効果を分かりやすく説明するために用いる一例であって、本発明は、発明の本質とする構成部分以外について、以下の具体例に何ら限定を受けるものではない。
[実施の形態]
1.電池パック1の外観構成
本発明の実施の形態に係る電池パック1の外観構成について、図1を用い説明する。
図1(a)、(b)に示すように、本実施の形態に係る電池パック1は、X軸方向の幅
およびY軸方向の長さに対して、Z軸方向の高さが低い、扁平直方体の外観形状を有する。図1(b)に示すように、電池パック1の外装は、リア側のケース20とフロント側のケース21とが超音波溶着により接合され構成されている。
図1(a)に示すように、ケース21の上の一部には、ラベル31が貼着され、また、ケース21におけるY軸方向左側部分には、2つの窓部21aが開けられており、当該各窓部21aからは放電用端子44,45の各一部が露出している。放電用端子44,45の各一部が露出した部分の周囲には、テストポイントラベル30が貼着されている。
2.電池パック1の内部構成
電池パック1の内部構成について、図2を用い説明する。
図2に示すように、電池パック1では、ケース20とケース21とで構成される外装内に、コアパック10が収納された構成を有する。コアパック10は、2つの素電池100,101とブレーカ素子103,105、および回路基板107を主な構成要素として備える。
コアパック10における素電池100,101は、ともに扁平直方体形状をしている。図2に示すように、素電池100と素電池101とは、間に絶縁シート112,113,114が介挿された状態で、Z軸方向に積み重ねられており、素電池100における封口板の外面100aから突設された負極端子にはブレーカ素子103のリード板が接続され、素電池101の外装缶の缶底側の外面101bには曲折加工されたリード板106が接続されている。
素電池100の外装缶の缶底と素電池101における封口板から突設された負極端子とは、ブレーカ素子105の松葉状に形成されたリード板で互いに接続されている。ブレーカ素子103のリード板の他端、リード板106の他端、およびブレーカ素子105のリード板の他端は、回路基板107における導電ランドに接続されている。
素電池100,101とブレーカ素子103,105およびリード板106との間には、絶縁シート104,109,111およびテープ110が介挿され、また、素電池100,101と回路基板107との間にも、絶縁シート108が介挿されている。
図2に示すように、ケース20の底壁20aの内面には、Y軸方向に延伸形成された3条の溝部20bが形成されており、当該各溝部20bに嵌り込むように充電用端子40,41,42が配設されている。充電用端子40,41,42は、各一端部分がケース20の底壁20aに開けられたスリット状の孔から外部に延出されている。充電用端子40,41,42の各他端部分は、Z軸方向に曲折加工され、回路基板107の導電ランドに接続されている。
なお、ケース20の底壁20aの内面と充電用端子40,41,42とは、間に両面粘着テープ32の介在により接合されており、充電用端子40,41,42と素電池101との間は、絶縁シート34の介挿により電気的絶縁が確保されている。
一方、ケース21には、そのY軸方向左端部分に設けられた孔21aを介して、放電用端子44,45の各一部が延出され、外側からはテストポイントラベル30が貼着され、内側には絶縁シート33が配されている。また、上述のように、ケース21の底壁21bの外側面にはラベル31が貼着されている。
ケース20に対してケース21は、嵌合された状態で、超音波溶着により互いが接合されている。
3.素電池100,101の構成
素電池100,101の構成について、図3を用い説明する。図3では、素電池101の構成について示すが、素電池100の構成も同じである。
図3に示すように、素電池101は、有底角筒状の外装缶1011に電極体1013が収納され、外装缶1011の上部開口が封口板1012で封口された構成を有する。電極体1013は、正極1013aと負極1013bとが、間にセパレータ1013cを挟んだ状態で対向配置され、当該状態で渦巻き状に巻回加工された構成を有する。
電極体1013では、正極1013aにおける封口板1012側の部分にリード1014aが接合され、同様に、負極1013bにおける封口板1012側にもリード1014bが接合されている。また、電極体1013の外周には、緩み止めのテープが巻回され(図示を省略)、電極体1013における外装缶1011の底部側の部分に絶縁テープ1016が貼着されている。絶縁テープ1016は、電極体1013の負極1013bと外装缶1011の内面との間の電気的絶縁を図るために貼着されている。
正極1013aに接合されたリード1014aは、その先端部分が外装缶1011の開口縁と封口板1012との間に挟み込まれ、その状態でレーザ溶接により接合されている。
一方、負極1013bに接合されたリード1014bは、封口板1012に設けられた負極端子1018に繋がる集電板1015に接合されている。負極端子1018は、封口板1012に対しガスケット1019を介することにより電気的な絶縁が図られている。
また、封口板1012には、電解液の注液のための注液孔1012aが開けられており、注液後において、封止プレート1017により封止されている。
また、封口板1011および集電板1015と、電極体1013の正極1013aおよび負極1013bとの間には、その間の電気的な絶縁を図るためのスペーサ1020が介挿されている。
素電池101における封口板1012の外面101aは、図2において、Y軸方向奥側を向いており、外装缶1011の缶底側の外面101bは、図2において、Y軸方向手前側を向いている。素電池100については、その逆の向きで配置されている。
4.フロント側のケース21の構成
フロント側のケース21の構成について、図4を用い説明する。図4は、フロント側のケース21を、内部に収容されるコアパック10の側より見た模式斜視図である。
図4に示すように、ケース21における底壁21cの内面には、リブ21e1,21e2,21fが形成されている。リブ21e1,21e2,21fは、ケース21における底壁21cの内面の外縁部分に設けられている、リブ21e1とリブ21e2とは、ともに筋状をし、互いに並行した状態で延伸形成されている。リブ21fは、2条のリブ21e1とリブ21e2の各延伸方向に対して直交する方向に延伸形成され、リブ21e1とリブ21e2との間を複数個所で連結するように形成されている。平面視において、リブ21e1,21e2とリブ21fとで、梯子状の形態となっており、ケース21の底壁21cの内面の三方の外縁部分に設けられている。リブ21e1,21e2とリブ21fとは、素電池101における外装缶1011と封口板1012との接合に係る部分を除く部分(図3における部分X1)の外縁に当接することになる。
ここで、本実施の形態に係る電池パック1のケース21では、矢印Aで指し示す部分においてはリブ21e1,21e2,21fが設けられていない。この矢印Aで指し示す部分は、コアパック10を収納した際に、素電池101の外装缶1011と封口板1012との接合に係る部分(図3における部分X2)に対向する部分である。
また、リブ21e1,21e2における矢印Aに指し示す部分側の端部は、リブ21fで接続されておらず、平面視において自由端の状態となっている。ただし、ケース21の底壁21cに対しては、リブ21e1,21e2は連続しているので、完全な自由端ではなく、リブ21e1,21e2の端部に対してX軸方向に連続するようなリブなどが接続されていないということを指している。また、リブ21e1,21e2の端部は、角丸形状となっている。なお、端部については、テーパー形状としてもよい。
リブ21e1,21e2,21fは、ケース21の底壁21cの内面からの各突設高さが、同一寸法となるように揃えられている。
次に、図4に示すように、ケース21の側壁21dの内面には、4つのヒレ状のリブ21gが設けられている(矢印Bで指し示す部分)。リブ21gは、ケース21の開口側のコーナー部分が角丸形状となっている。リブ21gのコーナー部分についても、テーパー状とすることもできる。
5.リブ21e1,21e2の形成により得られる効果
本実施の形態に係る電池パック1において、ケース21へのリブ21e1,21e2の形成により得られる効果について、図5(a)、(b)を用い説明する。図5(a)は、比較例としてのケース921を示す模式平面図であり、(b)は、本実施の形態に係るケース21を示す模式平面図である。
先ず、図5(a)に示すように、比較例に係るケース921でも、筋状に延伸形成され、互いに平行する2条のリブ921eとこれらと直交する方向に形成されたリブ921fとを有する。比較例に係るケース921では、矢印Cで指し示すように、1条のリブ921eがケース921の底壁内面におけるY軸方向の上端部分まで延伸形成されている。また、矢印Dで指し示すように、X軸方向における反対側の外縁部分のリブ921hは、ケース921の底壁内面にY軸方向の上端に近い部分まで梯子状の形態を以って形成されている。
図5(a)に示す比較例に係るケース921を用いた電池パックでは、例えば、電池パックの落下などの際に、矢印C,Dで指し示す部分のリブ921e,921hを介して、素電池の外装缶と封口板との接合部分に衝撃力が伝達されることになる。このため、場合によっては、素電池における外装缶と封口板との接合部分に大きな力が加わり、変形や破損といった問題を生じる場合も考えられる。
一方、図5(b)に示すように、本実施の形態に係るケース21では、底壁内面における三方の外縁部分にリブ21e1,21e2,21fが形成されているが、収納されるコアパック10の素電池101における外装缶1011と封口板1012との接合に係る部分(図3における部分X1)に対向する部分、具体的には矢印E,Fで指し示す部分には、リブ21e1,21e2もリブ21fも形成されていない。また、上記のように、筋状に延伸形成されたリブ21e1,21e2の矢印E,Fで指し示す部分を臨む端部は、平行に配置された一対のリブ21e1,21e2の各端部が平面視において自由端の状態となっており、連結されていない構成となっている。その結果、電池パック1に対して、落下などによる衝撃が加わった際に、一対のリブ21e1,21e2の各一端が連結されず平面視において自由端の状態となっているため、リブ21eの図5(b)でのX軸方向への可動領域が増す効果がある。「自由端の状態」の定義に関しては、上記同様である。
また、筋状に延伸形成されたリブ21e1,21e2の矢印E,Fで指し示す部分を臨む端部は、角丸形状となっている。このようなリブ21e1,21e2,21fが形成されたケース21を用いた電池パック1では、次のような効果が得られる。
本実施の形態に係る電池パック1では、フロント側のケース21の底壁21cの内面(内底面)に筋状のリブ21e1,21e2が設けられ、また、それらを連結するリブ21fが設けられている。図5(b)に示すように、リブ21e1,21e2,21fは、ケース21の底壁21cの内面(図4を参照)における三方の外縁部分に設けられており、コアパック10の収納時には、素電池101の外装缶の主面の一部が当接する。このような構成により、ケース21の底壁21cにおけるリブ21e1,21e2,21fが設けられた箇所とその他の箇所とのギャップにより素電池100,101の膨れを吸収することができ、素電池100,101のサイクル後における膨らみが外観に現れることが防止される。
また、本実施の形態に係る電池パック1では、素電池101における外装缶と封口板との接合に係る全領域(外装缶の開口に相当する部分)について、間にリブ21e1,21e2,21fを介することなくケース21における底壁21cの内面に隙間をあけて対向している。即ち、図5(b)の矢印E,Fで指し示す部分(素電池101における外装缶と封口板との接合に係る部分に相当する全ての部分)においては、ケース21におけるリブ21e1,21e2,21fの何れもが形成されていない。このような構成を採用することにより、仮に電池パック1が落下下場合になどにあっても、それによる衝撃力が、ケース21から素電池101における外装体1011と封口板1012との接合に係る部分(図3における部分X1)に直接伝達されることがない。よって、落下時における素電池101の外装体と封口板との接合に係る部分(図3における部分X1)へのダメージを軽減することができる。なお、素電池100に対する衝撃力の伝達を抑制することができる。これは、リブ21e1,21e2および素電池101を介しての衝撃力の伝達を緩和できるためである。
従って、電池パック1では、ケース21の底壁21cの内面に設けられたリブ21e1,21e2,21fにより素電池100,101の膨らみが外部に現れることを抑制しながら、落下時における素電池100,101へのダメージを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る電池パック1のケース21は、リブ21e1,21e2,21fを含め樹脂材料を用い一体成型されている。このため、部品製作の工数を低減することができ、また、部品管理のためのコスト削減を図ることができる。
さらに、ケース21の底壁21cの内面にリブ21e1,21e2,21fを形成することにより、パッケージ内における素電池100,101を始めとするコアパック10の構成部材の移動(ガタつき)が抑制される。
6.リブ21gの形成により得られる効果
本実施の形態に係る電池パック1において、ケース21へのリブ21gの形成により得られる効果について、図6(a)、(b)および図7(a)、(b)および図8(a)〜(c)を用い説明する。図6(a)は、比較例としてのケース922を示す模式平面図であり、(b)は、本実施の形態に係るケース21を示す模式平面図である。図7(a)は、比較例に係る電池パックの組立時のケース922とリード板との位置関係を示す模式平面図であり、(b)は、その模式断面図である。図8(a)は、本実施の形態に係る電池パック1の組立時のケース21とリード板との位置関係を示す模式平面図であり、(b)、(c)は、その模式断面図である。
先ず、図6(a)に示すように、比較例に係る電池パックのケース922では、その側壁922dの内面から4つのリブ922gが突設され、さらに4つのリブ922gの先端辺同士を連結するように、側壁922dの内面と平行なリブ922iが一体に設けられている。このような構成を有するケース922をコアパックが収納されたリア側ケースに嵌合させる際のブレーカ素子905のリード板とリブ922g,922iの関係は、次のようになる。
図7(a)に示すように、コアパックが収納されたリア側のケースに対してフロント側のケース922を嵌合させようとする場合において、コアパックにおけるブレーカ素子905のリード板が一部湾曲しているような場合が生じ得る(矢印Gで指し示す部分)。このような場合には、図7(a)、(b)に示すように、矢印Hのようにリード板が相対的に挿入されて行くと、その端辺がリブ922iに当たる場合がある。このような場合には、リード板が曲がる等のダメージを受け、また、曲がったリード板により素電池や他のリード板などとの間を短絡させてしまうという事態も生じ得る。
一方、図6(b)に示すように、ケース21の側壁21dからは、4つのヒレ状のリブ21gが突設されている。図6(a)との比較において、本実施の形態に係るケース21では、リブ21gの端辺を連結するX軸方向に延伸するようなリブは形成されていない。このようなリブ21gが形成されたケース21を、コアパック10が収納されたリア側のケース20に対して嵌合させる際のブレーカ素子105のリード板とリブ21gとの関係は、次のようになる。
図8(a)に示すように、コアパックが収納されたリア側のケースに対してフロント側のケース21を嵌合させようとする場合において、コアパックにおけるブレーカ素子105のリード板が一部湾曲しているような場合が生じ得る(矢印Iで指し示す部分)。このような場合には、図8(b)に示すように、矢印Jのようにリード板が相対的に挿入されて行くと、その短辺が二点鎖線Kの軌跡を辿ってリブ21gの角部分21g1に当たることになる。ここで、本実施の形態に係るリブ21gの角部分は角丸形状を以って構成され、また、リブ21gの端辺を連結する横リブ(図6(a)のリブ922iのようなリブ)が設けられていないので、角丸形状の角部分21g1に沿って湾曲形状が矯正される。
よって、図8(c)に示すように、本実施の形態に係るケース21を用いる場合には、ブレーカ素子105のリード板が折れ曲がったりすることがなく、これによる素電池100,101と他のリード板などとの短絡が発生することもない。
なお、リブ21gの角部分21g1の形状については、必ずしも角丸形状である必要はなく、例えば、直線状にカットしたようなテーパー形状とすることもできる。
[その他の事項]
図2に示すように、上記実施の形態においては、電池パック1に扁平直方体の外観を有する2つの素電池100,101を備える構成を採用したが、収納する素電池の形状や数については、これに限定されるものではない。例えば、素電池の外観形状としては、円筒状のものや角筒状のものを採用することもできるし、収納する素電池の数についても、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、上記実施の形態では、素電池の種類については特に言及しなかったが、種々の電池を適用することができる。例えば、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池や、ニッケルカドミウム二次電池およびニッケル水素二次電池などのアルカリ二次電池などを採用することができる。
また、上記実施の形態においては、フロント側のケース21のリブ21e1,21e2,の形態について一例としたが、リア側のケース20のリブについて、本発明の構成を採用することもできる。
また、ケースの底壁内面におけるリブを形成する場所としない場所とは、収納する素電池の外装缶と封口板との接合箇所との関係で適宜規定することができる。即ち、本発明では、ケースに収納したコアパックの素電池において、外装缶と封口板との接合箇所について、間にリブが介在することなく、ケースの底壁内面と対向するようにすることで、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、製造コストの低減を図るという観点や製造に係る部品管理の手間を削減するという観点などから、ケース20,21をそれぞれ樹脂材料を用い一体成型することとしたが、2つ以上の部材を組み合わせて各ケースを形成することとしてもよい。例えば、ケースの形状を考慮するとき、成形型の製作費が上昇する場合になどには、2つ以上の部材を組み合わせる方法を採用することも有効である。
本発明は、例え落下した場合にも内部の素電池のダメージを低減することができ、高い安全品質を備える電池パックを実現するのに有用である。
1.電池パック
10.コアパック
20,21.ケース
30.テストポイントラベル
31.ラベル
32.両面粘着テープ
33,34,104,108,109,111,112,113,114.絶縁シート
40,41,42.充電用端子
44,45.放電用端子
100,101.素電池
103,105.ブレーカ素子
106.リード板
107.回路基板
110.テープ
1011.外装缶
1012.封口板
1013.電極体
1014a,1014b.リード
1015.集電板
1016.絶縁テープ
1017.封止プレート
1018.負極端子
1019.ガスケット
1020.スペーサ

Claims (11)

  1. 有底筒状の外装体と、前記外装体内に収納された電極体と、前記電極体が収納された状態で前記外装体の開口を塞ぐように接合された封口板とを有する素電池と、
    少なくとも一方が浅皿形状を有し、前記素電池を収納した状態で嵌合により外装を構成する第1および第2のケースと、
    を備え、
    前記第1のケースには、前記素電池の外装体を臨む内面から、前記素電池の外装体主面に沿って延伸する筋状のリブが突設されており、
    前記素電池における前記外装体と前記封口板との接合に係る全領域は、間に前記リブを介することなく前記第1のケースにおける内面に隙間をあけて対向する
    ことを特徴とする電池パック。
  2. 前記素電池における外装体は、扁平角筒形状を有し、
    前記第1のケースにおける前記リブは、その先端が前記外装体の一の主面に対して当接し、前記外装体の前記一の主面における底部分から開口側に向けた方向に延伸しているとともに、一方の端部が前記第1のケースにおける側壁に到達しない状態となっており、
    前記リブの前記一方の端部は、前記素電池における前記外装体と前記封口板との接合に係る領域側にあり、角丸形状となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記第1のケースには、前記素電池の外装体を臨む内面から、前記リブに並行する筋状の第2リブも突設されており、
    前記第1のケースにおいて、前記素電池の外装体を臨む内面から前記リブの頂までの高さと、前記素電池の外装体を臨む内面から前記第2のリブの頂までの高さとは、同一である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記第1のケースにおいて、前記素電池の外装体を臨む内面に対し直交する方向からの平面視で、前記リブおよび前記第2のリブは、ともにコの字状をしている
    ことを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
  5. 前記第1のケースにおいて、前記素電池の外装体を臨む内面からは、前記リブおよび前記第2のリブの延伸方向に直交する方向に延伸し、前記リブと前記第2のリブとを連結する第3のリブも形成されており、
    前記第1のケースにおいて、前記素電池の外装体を臨む内面から前記第3のリブの頂までの高さと、前記素電池の外装体を臨む内面から前記リブおよび前記第2のリブの頂までの各高さとは、同一である
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電池パック。
  6. 前記第3のリブは、互いに間隔をあけた状態で複数設けられているとともに、前記素電池における前記外装体と前記封口板との接合に係る領域に対向する領域には設けられていない
    ことを特徴とする請求項5に記載の電池パック。
  7. 前記リブと前記第2のリブとは、前記素電池における前記外装体と前記封口板との接合に係る全領域に対応する領域において、前記第3のリブで連結されておらず、
    前記第1のケースにおいて、前記素電池の外装体を臨む内面に対し直交する方向からの平面視で、前記対応する領域での前記リブおよび前記第2のリブの端部がともに自由端の状態となっている
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電池パック。
  8. 前記素電池における前記外装体の底部および前記封口板の少なくとも一方には、リード板が接合されており、
    前記第1のケースの内側面には、先端が前記リード板と当接するヒレ状の第4のリブが設けられており、
    前記第4のリブは、前記第1のケースの開口側がテーパー状あるいは角丸状となっており、当該箇所では前記リード板に当接していない
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の電池パック。
  9. 前記第4のリブは、前記第1のケースにおける前記内側面から当該内側面に交差する方向に突設されており、前記リード板の一方の主面に対して線接触している
    ことを特徴とする請求項8に記載の電池パック。
  10. 前記第1のケースは、樹脂材料から構成されており、前記リブを含め一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載の電池パック。
  11. 前記第1のケースと前記第2のケースとは、超音波溶着法により互いが接合されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項10の何れかに記載の電池パック。
JP2011287662A 2011-12-28 2011-12-28 電池パック Pending JP2013137903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011287662A JP2013137903A (ja) 2011-12-28 2011-12-28 電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011287662A JP2013137903A (ja) 2011-12-28 2011-12-28 電池パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013137903A true JP2013137903A (ja) 2013-07-11

Family

ID=48913461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011287662A Pending JP2013137903A (ja) 2011-12-28 2011-12-28 電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013137903A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9985268B2 (en) 2013-09-06 2018-05-29 Johnson Controls Technology Company Battery module housing and method of making the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9985268B2 (en) 2013-09-06 2018-05-29 Johnson Controls Technology Company Battery module housing and method of making the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102483338B1 (ko) 이차 전지
US10115954B2 (en) Battery module
US9136555B2 (en) Rechargeable battery
US11437642B2 (en) Rechargeable battery and module of the same
US10109838B2 (en) Rechargeable battery and manufacturing method thereof
US9083039B2 (en) Rechargeable battery
KR101988407B1 (ko) 축전 소자
KR102263198B1 (ko) 배터리 팩
KR101775540B1 (ko) 복수의 전극 조립체를 가지는 이차 전지
JP2013089592A (ja) 二次電池
KR102273642B1 (ko) 이차 전지
US9755215B2 (en) Secondary battery
US10297810B2 (en) Battery comprising a cap plate having a coupling pin
US20130136960A1 (en) Rechargeable battery
JP2015023025A (ja) 二次電池
US20170069929A1 (en) Method for manufacturing rechargeable battery and rechargeable battery manufactured using the same
US9153809B2 (en) Secondary battery including retainer for electrode assembly
US8999569B2 (en) Rechargeable battery including a terminal connecting member
JP6272642B2 (ja) 2次電池
CN114447535A (zh) 电池及其制造方法
US11228068B2 (en) Rechargeable battery including terminal portion slidable on cap plate and battery module
KR102394698B1 (ko) 배터리 팩
KR102197408B1 (ko) 이차 전지
JP7023300B2 (ja) 電池セル及び電池パック
JP2013137903A (ja) 電池パック