JP2013136429A5 - - Google Patents
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Description
本発明のシート束綴じ装置は、シート束が積載される積載部と、前記積載部に積載されたシート束を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段の向きを変える向き変更手段と、を備え、前記綴じ手段は、前記積載部に積載されたシート束の縁に沿った方向に、第1の方向に向いた状態で移動可能に構成されるとともに、前記向き変更手段によって前記第1の方向とは異なる第2の方向に向きを変更させられた状態で移動可能に構成され、前記第2の方向に向いた状態で移動する移動領域における複数の位置でシート束を綴じることが可能である、ことを特徴としている。
本発明のシート束綴じ装置は、綴じ手段が向きを変えられた状態で、第2の方向に向いた状態で移動する移動領域における複数の位置で、シート束を綴じるようになっている。
このため、本発明のシート束綴じ装置は、第2の方向に向いた状態で移動する領域内の所望の位置で、針を移動体の移動方向に対して交差する向きにしてシート束を綴じることができる。
シート束綴じ装置20は、主に、次の構成要素によって形成されている。シート束の縁に沿って移動可能な移動体32。移動体32に回転移動可能に設けられて、シート束を針で綴じるステイプラ31。フレーム(固定部材)33とステイプラ31との間に設けられて、移動体32によって移動するステイプラ31の向きを変える向き変更手段としての向き変更機構(向き変更手段)34。ステイプラ31と移動体32は、綴じ手段を構成している。
図4、図5、図11において、向き変更機構34は、フレーム33に形成された案内溝部61と、ステイプラ31に設けられて案内溝部61に係合する1対の突起53,54等で構成されている。手前突起(係合部、第1の係合部材、第2の係合部材)53と、奥突起(係合部、第2の係合部材、第1の係合部材)54は、移動体32の移動方向C,Dに配列されている。
案内溝部61は、フレーム33に形成された主案内溝(案内部)62と、副案内溝(案内部、第1案内部材)63と、手前斜行案内溝(案内部、第2案内部材)64及び奥斜行案内溝(案内部、第2案内部材)164とで構成されている。主案内溝62と副案内溝63と手前傾斜案内溝64及び奥斜行案内溝164は、ステイプラ31の係合軸(回転中心)52に対して近い順に、かつ移動体32の案内軸41に対して平行に配設されている。図2において、主案内溝62は、フレーム33に貫通して形成されている。副案内溝63と手前傾斜案内溝64及び奥斜行案内溝164は、断面U字に形成されている。
副案内溝63(図6)は、手前突起53と奥突起54との移動を案内するようになっている。また、副案内溝63(図11)は、ステイプラ31が手前待機位置HP1に接近移動したとき、手前突起と奥突起との内、手前待機位置HP1に近い手前突起53を手前斜行案内溝64に案内する第1の手前切り換え溝(第1の切り換え部)63aを有している。また、副案内溝63(図7)は、ステイプラ31が奥待機位置HP2に接近移動したとき、手前突起と奥突起との内、奥待機位置HP2に近い奥突起54を奥斜行案内溝164に案内する第1の奥切り換え溝(第1の切り換え部)163aを有している。
手前斜行案内溝64(図5)は、ステイプラ31が手前待機位置HP1からシート綴じ装置20の内側に所定の距離離れた終端傾斜面(第2の位置)64aに移動する間、手前突起53を案内するようになっている。また、手前斜行案内溝64(図5)は、ステイプラ31が終端傾斜面64aに到達したとき、手前突起53を副案内溝63に案内する第2の手前切り換え溝(第2の切り換え部)64bを有している。なお、手前斜行案内溝64には、手前突起53のみ進入して、奥突起54は進入しないようになっている。
奥斜行案内溝164(図9)は、ステイプラ31が奥待機位置HP2からシート綴じ装置20の内側に所定の距離離れた終端傾斜面(第2の位置)164aに移動する間、奥突起54を案内するようになっている。また、奥斜行案内溝164(図9)は、ステイプラ31が終端傾斜面164aに到達したとき、奥突起54を副案内溝63に案内する第2の奥切り換え溝(第2の切り換え部)164bを有している。なお、奥斜行案内溝164には、奥突起54のみ進入して、手前突起53は進入しないようになっている。
ステイプラ31は、奥待機位置HP2から手前待機位置HP1に移動することもできる。その場合、ステイプラ31は、移動体モータM1によって、図8(A)の状態から、図8(B)の状態を経て、図8(C)、図9の状態になる。図8(C)、図9において、ステイプラ31は、ステイプラ31の係合軸52が主案内溝62の中間傾斜部162bに押されて、シート束から離れる方向(矢印A方向)に移動しながら、矢印D方向に移動する。これにともなって、奥突起54が第2の奥逆行阻止片176を押して、奥斜行案内溝164から副案内溝63へ進入する。これによって、奥突起54が手前突起53とともに、副案内溝63に位置することになり、ステイプラ31は、図10(A)に示すように、シートの移動方向A,B方向に沿った真っ直ぐな第1の方向の向きに変わり、そのまま、手前待機位置HP1へ移動する。ステイプラ31は、真っ直ぐな向きで移動する領域内で停止すると、針をシート束PWの縁PWaに沿った平行な向きにしてシート束を綴じることができる。
また、ステイプラ31は、シート束PWの縁PWaに沿った平行な向きにして、第1の方向である真っ直ぐな向きで移動する領域内で停止してシート束を綴じることができる。この場合、ステイプラ31は、図6(B)、図10(B)に示すように、シート束の移動方向に対して交差する位置にある領域であっても、副案内溝63内に手前突起53と奥突起54が位置している場合、平行な向きでシート束を綴じることができる。
以上のように、シート束綴じ装置は、ステイプラが図4(B)に示すように、向きを変えられた状態で、手前待機位置HP1から終端傾斜面64aの位置までの領域内の位置で、針を移動体の移動方向に対して交差する向き(第2の方向の向き)にしてシート束を綴じることができる。また、シート束綴じ装置は、ステイプラが図8(B)に示すように、向きを変えられた状態で、奥待機位置HP2から終端傾斜面164aの位置までの領域内の位置でも、針を移動体の移動方向に対して交差する向き(第2の方向の向き)にしてシート束を綴じることができる。
2:画像形成部、10:画像形成装置、10A:装置本体、16:シート処理装置、20:シート束綴じ装置、25:処理トレイ(積載部)、31:ステイプラ(綴じ手段)、
32:移動体(綴じ手段)、33:フレーム(固定部材)、34:向き変更機構(向き変更手段)、44:ステイプラ案内溝、52:係合軸(ステイプラの回転中心)、53:手前突起(係合部、第1の係合部材、第2の係合部材、54:奥突起(係合部、第2の係合部材、第1の係合部材)、61:案内溝部、62:主案内溝(案内部)、62a:手前傾斜部(傾斜部)、63:副案内溝(案内部、第1案内部材)、63a:第1の手前切り換え溝(第1の切り換え部)、64:手前斜行案内溝(案内部、第2案内部材)、64a:手前斜行案内溝の終端傾斜面(第2の位置)、64b:第2の手前切り換え溝(第2の切り換え部)、66:第1の手前逆行阻止片(第1の逆行阻止部材)、76:第2の手前逆行阻止片(第2の逆行阻止部材)、162a:奥傾斜部(傾斜部)、163a:第1の奥切り換え溝(第1の切り換え部)、164:奥斜行案内溝(案内部、第2案内部材)、164a:奥斜行案内溝の終端傾斜面(第2の位置)、164b:第2の奥切り換え溝(第2の切り換え部)、166:第1の奥逆行阻止片(第1の逆行阻止部材)、176:第2の奥逆行阻止片(第2の逆行阻止部材)、176a:第2の奥逆行阻止片の端部、
P:シート、Pa:シートの縁、PW:シート束、PWb:シート束の手前角、PWc:シート束の奥角、A,B:シート移動方向、C,D:移動体移動方向、M1:移動体モータ、S1:手前待機位置センサ、S2:奥待機位置センサ、HP1:手前待機位置(第1の位置)、HP2:奥待機位置(第1の位置)、N1,N2:針、CL1,CL2:中心。
32:移動体(綴じ手段)、33:フレーム(固定部材)、34:向き変更機構(向き変更手段)、44:ステイプラ案内溝、52:係合軸(ステイプラの回転中心)、53:手前突起(係合部、第1の係合部材、第2の係合部材、54:奥突起(係合部、第2の係合部材、第1の係合部材)、61:案内溝部、62:主案内溝(案内部)、62a:手前傾斜部(傾斜部)、63:副案内溝(案内部、第1案内部材)、63a:第1の手前切り換え溝(第1の切り換え部)、64:手前斜行案内溝(案内部、第2案内部材)、64a:手前斜行案内溝の終端傾斜面(第2の位置)、64b:第2の手前切り換え溝(第2の切り換え部)、66:第1の手前逆行阻止片(第1の逆行阻止部材)、76:第2の手前逆行阻止片(第2の逆行阻止部材)、162a:奥傾斜部(傾斜部)、163a:第1の奥切り換え溝(第1の切り換え部)、164:奥斜行案内溝(案内部、第2案内部材)、164a:奥斜行案内溝の終端傾斜面(第2の位置)、164b:第2の奥切り換え溝(第2の切り換え部)、166:第1の奥逆行阻止片(第1の逆行阻止部材)、176:第2の奥逆行阻止片(第2の逆行阻止部材)、176a:第2の奥逆行阻止片の端部、
P:シート、Pa:シートの縁、PW:シート束、PWb:シート束の手前角、PWc:シート束の奥角、A,B:シート移動方向、C,D:移動体移動方向、M1:移動体モータ、S1:手前待機位置センサ、S2:奥待機位置センサ、HP1:手前待機位置(第1の位置)、HP2:奥待機位置(第1の位置)、N1,N2:針、CL1,CL2:中心。
Claims (7)
- シート束が積載される積載部と、
前記積載部に積載されたシート束を綴じる綴じ手段と、
前記綴じ手段の向きを変える向き変更手段と、を備え、
前記綴じ手段は、前記積載部に積載されたシート束の縁に沿った方向に、第1の方向に向いた状態で移動可能に構成されるとともに、前記向き変更手段によって前記第1の方向とは異なる第2の方向に向きを変更させられた状態で移動可能に構成され、前記第2の方向に向いた状態で移動する移動領域における複数の位置でシート束を綴じることが可能である、
ことを特徴とするシート束綴じ装置。 - 前記綴じ手段は、前記第2の方向に向いた状態で、前記積載部に載置されたシート束の縁に沿った方向に移動可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート束綴じ装置。 - 前記綴じ手段は、前記移動領域において、前記第1の方向に向いた状態でも移動可能である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート束綴じ装置。 - 前記向き変更手段は、案内部を有し、
前記案内部は、前記第1の方向に向いた状態の前記綴じ手段を案内するとともに、前記第2の方向に向いた状態の前記綴じ手段を案内する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート束綴じ装置。 - 前記向き変更手段は、前記綴じ手段とともに移動する、前記案内部に係合する係合部を有し、
前記係合部は、第1の係合部材と第2の係合部材とを有し、
前記案内部は、第1案内部材と第2案内部材とを有し、
前記第1案内部材は、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との移動を案内するとともに、前記綴じ手段が前記第1の方向から前記第2の方向に向く際に前記第1の係合部材を前記第2案内部材に案内する第1の切り換え部を有し、
前記第2案内部材は、前記第1の係合部材を案内するとともに、前記綴じ手段が前記第2の方向から前記第1の方向に向く際に前記第1の係合部材を前記第1案内部材に案内する第2の切り換え部を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート束綴じ装置。 - 前記第1の切り換え部には、前記第1の係合部材が前記第1案内部材から前記第2案内部材へ移動するのを許容し、逆方向へ移動するのを阻止する第1の逆行阻止部材が設けられ、
前記第2の切り換え部には、前記第1の係合部材が第2案内部材から前記第1案内部材へ移動するのを許容し、逆方向へ移動するのを阻止する第2の逆行阻止部材が設けられている、
ことを特徴とする請求項5に記載のシート束綴じ装置。 - シートに画像を形成する画像形成部と、
画像を形成されたシート束を綴じる請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート束綴じ装置と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2011287975A JP6008500B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | シート束綴じ装置と画像形成装置 |
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JP2011287975A JP6008500B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | シート束綴じ装置と画像形成装置 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011287975A Active JP6008500B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | シート束綴じ装置と画像形成装置 |
Country Status (1)
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- 2011-12-28 JP JP2011287975A patent/JP6008500B2/ja active Active
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