JP2013135821A - 生体情報取得システム - Google Patents

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Abstract

【課題】生体情報取得装置の電源のオンオフの切替えを確実に行うことが可能な生体情報取得システムを提供する。
【解決手段】本発明の生体情報取得システムは、生体情報取得部を具備する生体情報取得装置と、磁界発生部と、を有し、生体情報取得装置は、生体情報取得部の駆動電力を供給可能な電源部と、磁界発生部から発せられた磁界の検知結果に応じた磁界検知信号の出力状態に基づき、電源部に接続されている第1のスイッチ部のオンオフ状態を制御する第1の切替制御部と、磁界検知信号の出力状態に基づき、第1のスイッチ部と生体情報取得部との間に接続されている第2のスイッチ部のオンオフ状態を制御する第2の切替制御部と、第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられたことを知らせるための報知動作を一定時間のみ行う報知動作部と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体内の情報を取得可能な生体情報取得システムに関するものである。
医療分野における内視鏡は、生体内の観察等の用途において従来用いられている。そして、前述した内視鏡の種類の1つとして、被検者が嚥下することにより体腔内に配置され、蠕動運動に伴って体腔内を移動しつつ被写体の像を撮像し、撮像した被写体の像を撮像信号として外部に無線伝送可能なカプセル内視鏡が近年提案されている。
そして、前述したカプセル内視鏡と略同様の構成を有するものとしては、例えば、特許文献1に開示されているようなものがある。
具体的には、特許文献1には、磁界検知用の回路及び電源制御用の回路を内蔵したカプセル内視鏡において、カプセル内視鏡の外部から印加された磁界を磁界検出用のアンテナ(磁界検知部)により検知するとともに、当該検知した結果に応じて生成されるパルス信号が所定の期間内に所定の回数以上電源制御用の回路に入力された場合においてのみ、カプセル内視鏡の電源のオンオフを切り替える、という構成が開示されている。
一般的に、カプセル内視鏡の筐体は、被検者により嚥下可能な程度の体積に収まるように形成されている。これに伴い、カプセル内視鏡に内蔵される磁界検出用のアンテナ等の各構成要素の大きさが、筐体の体積に合わせたものに制限される。
そして、前述のカプセル内視鏡に特有の事情を考慮した場合、特許文献1のように構成されたカプセル内視鏡を生体内に配置して磁界を検知させるためには、例えば、カプセル内視鏡に内蔵可能な比較的小型のアンテナにより検知可能な程度まで強度を高めた磁界を生体外から(持続的に)印加する必要が生じる。その結果、特許文献1に開示された構成によれば、例えば、生体内に配置されたカプセル内視鏡に対して生体外から磁界を印加したとしても、カプセル内視鏡の電源のオンオフの切替えに係る動作が正常に行われない場合がある、という課題が生じている。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、生体情報取得装置の電源のオンオフの切替えを確実に行うことが可能な生体情報取得システムを提供することを目的としている。
本発明の一態様の生体情報取得システムは、被検体の内部の生体情報を取得可能な生体情報取得部を具備して構成された生体情報取得装置と、交流磁界を発生可能に構成された磁界発生部と、を有する生体情報取得システムであって、前記生体情報取得装置は、前記生体情報取得部を駆動させるための電力を供給可能な電源部と、前記磁界発生部から発せられた交流磁界の検知結果に応じた磁界検知信号を生成して出力する磁界検知部と、前記磁界検知信号の出力状態に基づき、前記電源部に接続されている第1のスイッチ部のオンオフ状態を切り替えるまたは維持するように制御を行う第1の切替制御部と、前記第1のスイッチがオンされることにより前記電源部からの電力が供給されている場合において、前記磁界検知信号の出力状態に基づき、前記第1のスイッチ部と前記生体情報取得部との間に接続されている第2のスイッチ部のオンオフ状態を切り替えるまたは維持するように制御を行う第2の切替制御部と、前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられたことを前記生体情報取得装置の外部へ知らせるための報知動作を、前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられた直後から一定時間のみ行う報知動作部と、を有する。
本発明における生体情報取得システムによれば、生体情報取得装置の電源のオンオフの切替えを確実に行うことができる。
本発明の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図。 生体情報取得装置の内部構成の一例を示す図。 生体情報取得装置が有する磁界検知部の構成の一例を示す図。 生体情報取得装置が有する一の検波部の構成の一例を示す図。 生体情報取得装置が有する他の検波部の構成の一例を示す図。 生体情報取得装置の動作の一例を説明するためのタイミングチャート。 生体情報取得装置の内部構成の、図2とは異なる例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
(第1の実施例)
図1から図6は、本発明の第1の実施例に係るものである。
図1は、本発明の実施例に係る生体情報取得システムの要部の構成を示す図である。
生体情報取得システム101は、図1に示すように、生体情報取得装置1と、生体情報取得装置1の外部において交流磁界を発する磁界発生部7と、を具備している。
生体情報取得装置1は、例えばカプセル内視鏡のような、被検者の体腔内に配置可能な寸法及び形状等を有する装置として構成されている。
また、生体情報取得装置1は、被検者の体腔内の被写体を照明するための照明光を発するLED等の発光素子を備えた照明部2と、照明部2により照明された被写体を撮像して画像データを取得する撮像部3と、撮像部3により取得された画像データを無線信号に変調して外部へ送信する無線送信部4と、照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部を駆動させるための駆動電力を供給可能な電力供給部5と、磁界発生部7において発せられた磁界を検知可能な磁界検知部6と、を内部に有している。
すなわち、本実施例における生体情報取得部は、照明部2及び撮像部3を具備して構成されている。
磁界発生部7は、図示しないスイッチ等の操作に応じ、生体情報取得装置1における電源状態を切り替えるための所定の磁界を発生することが可能な構成を有している。具体的には、磁界発生部7は、例えば、後述する各種の磁界発生スイッチが1回オンされる毎に、複数回のバースト状の交流磁界を発生することができるように構成されている。
図2は、生体情報取得装置の内部構成の一例を示す図である。図3は、生体情報取得装置が有する磁界検知部の構成の一例を示す図である。
電力供給部5は、図2に示すように、生体情報取得装置1の各部を駆動させるための電力を供給可能な電池またはバッテリ等を具備する電源部8と、スイッチ部9a及び9bと、信号受信部10a及び10bと、タイマ駆動部31と、報知部32と、を有して構成されている。
磁界検知部6は、磁界発生部7で発せられた磁界を何らかの手段で検知することができるような構成を有しており、例えば図3に示すような、コイルLA及びコンデンサCAからなる共振回路として構成されていてもよい。また、磁界検知部6は、磁界発生部7から発せられた交流磁界の検知結果(検知時の波形)に応じた電気信号である磁界検知信号を生成して信号受信部10a及び10bへ出力する。
電源部8は、電力供給の有無を切り替えるスイッチ等を介さずに信号受信部10aに接続され、スイッチ部9aを介して信号受信部10bへ電力を供給するように接続され、さらにスイッチ部9bを介して照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部へ電力を供給するように接続されている。
スイッチ部9aは、電源部8に接続されており、第1の切替制御部としての機能を具備する信号受信部10aからの切替信号の出力状態に基づいてオンまたはオフされることにより、電源部8から信号受信部10bへの電力の供給状態を切り替えることができるように構成されている。
スイッチ部9bは、スイッチ部9aと照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部との間に接続されており、第2の切替制御部としての機能を具備する信号受信部10bからの切替信号の出力状態に基づいてオンまたはオフされることにより、電源部8から照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部への電力の供給状態を切り替えることができるように構成されている。
信号受信部10aは、図2に示すように、閾値TH1以上の信号レベルを具備する磁界検知信号を検波してパルス信号を出力する検波部11aと、検波部11aがパルス信号を出力し始めてから一定時間TA1が経過するまで時間の計測を行うタイマ部12aと、検波部11aからのパルス信号の入力回数を1ずつカウントすることによりカウント値を得るカウンタ部13aと、カウンタ部13aからの出力信号が入力される毎にスイッチ部9aのオンオフ状態を切り替えるための切替信号の出力を反転するラッチ部14aと、を有して構成されている。
図4は、生体情報取得装置が有する一の検波部の構成の一例を示す図である。
検波部11aは、例えば図4に示すような、ダイオードDBと、コンデンサCBと、抵抗RBと、からなるピークホールド回路として構成されている。
すなわち、検波部11aは、磁界検知部6から出力される磁界検知信号の出力間隔がコンデンサCBの容量と抵抗RBの抵抗値との積により定められる時定数τ1以上である場合において、磁界検知部6から出力される磁界検知信号を適切に検波できるように構成されている。そして、検波部11aは、時定数τ1以上の出力間隔毎に磁界検知部6から出力される磁界検知信号を検波することにより、磁界発生部7からバースト状に出力される交流磁界の出力回数(磁界検知部6から出力される磁界検知信号の出力回数)に一致する数のパルス信号をカウンタ部13aへ連続的に出力することができるように構成されている。
タイマ部12aは、一定時間TA1が経過した際に、カウンタ部13aのカウント値を0にリセットさせるように動作する。
なお、本実施例のタイマ部12aは、検波部11aがパルス信号を出力し始めてから一定時間TA1が経過するまで時間の計測を行うものに限らず、例えば、検波部11aから出力されるパルス信号の出力間隔に相当する時間の計測を行うものであってもよく、または、これら2つの時間の計測を同時に行うものであってもよい。さらに、タイマ部12aが検波部11aから出力されるパルス信号の出力間隔に相当する時間の計測を行うように構成されている場合においては、前述の時定数τ1とタイマ部12aの計測時間とが略一致するようにしてもよい。
カウンタ部13aは、検波部11aからのパルス信号の入力回数を1ずつカウントして得たカウント値が信号出力カウント値PAに達したことを検出した際に、出力信号をラッチ部14aへ出力するように構成されている。
一方、信号受信部10bは、図2に示すように、磁界検知部6から出力される磁界検知信号の信号レベルを閾値TH2以上の信号レベルへ増幅する増幅部21と、閾値TH2以上の信号レベルを具備する磁界検知信号を検波してパルス信号を出力する検波部11bと、検波部11bがパルス信号を出力し始めてから一定時間TA2が経過するまで時間の計測を行うタイマ部12bと、検波部11bからのパルス信号の入力回数を1ずつカウントすることによりカウント値を得るカウンタ部13bと、カウンタ部13bからの出力信号が入力される毎にスイッチ部9bのオンオフ状態を切り替えるための切替信号の出力を反転するラッチ部14bと、を有して構成されている。
図5は、生体情報取得装置が有する他の検波部の構成の一例を示す図である。
検波部11bは、例えば図5に示すような、ダイオードDCと、コンデンサCCと、抵抗RCと、からなるピークホールド回路として構成されている。
すなわち、検波部11bは、磁界検知部6から出力される磁界検知信号の出力間隔がコンデンサCCの容量と抵抗RCの抵抗値との積により定められる時定数τ2以上である場合において、磁界検知部6から出力される磁界検知信号を適切に検波できるように構成されている。そして、検波部11aは、時定数τ2以上の出力間隔毎に磁界検知部6から出力される磁界検知信号を検波することにより、磁界発生部7からバースト状に出力される交流磁界の出力回数(磁界検知部6から出力される磁界検知信号の出力回数)に一致する数のパルス信号をカウンタ部13bへ連続的に出力することができるように構成されている。
タイマ部12bは、一定時間TA2が経過した際に、カウンタ部13bのカウント値を0にリセットさせるように動作する。
なお、本実施例のタイマ部12bは、検波部11bがパルス信号を出力し始めてから一定時間TA2が経過するまで時間の計測を行うものに限らず、例えば、検波部11bから出力されるパルス信号の出力間隔に相当する時間の計測を行うものであってもよく、または、これら2つの時間の計測を同時に行うものであってもよい。さらに、タイマ部12bが検波部11bから出力されるパルス信号の出力間隔に相当する時間の計測を行うように構成されている場合においては、前述の時定数τ2とタイマ部12bの計測時間とが一致するようにしてもよい。
また、本実施例によれば、前述の一定時間TA1及びTA2は、同一の時間に設定されていてもよく、または、TA1>TA2となるように設定されていてもよい。
カウンタ部13bは、検波部11bからのパルス信号の入力回数を1ずつカウントして得たカウント値が信号出力カウント値PBに達したことを検出した際に、出力信号をラッチ部14bへ出力するように構成されている。
なお、前述の信号出力カウント値PA及びPBは、PA>PBの大小関係を有する限りにおいては、それぞれ任意の値に設定してもよい。
また、本実施例においては、検波部11aの時定数τ1と、検波部11bの時定数τ2と、が同じ値になるように、コンデンサCB及びCCの容量と、抵抗RB及びRCの抵抗値と、がそれぞれ設定されているものとする。
タイマ駆動部31は、図2に示すように、スイッチ部9aがオンされた場合に電源部8からの電力の供給が行われ、かつスイッチ部9aがオフされた場合に電源部8からの電力の供給が停止するように接続されている。
また、タイマ駆動部31は、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた際に、報知部32を駆動させるための駆動信号を一定時間TX(例えば60秒程度)だけ出力するように構成されている。
報知部32は、生体情報取得装置1の外表面に向けて発光面が配置されたLED等の発光素子を具備し、タイマ駆動部31からの駆動信号の出力状態に応じて発光するように構成されている。
または、報知部32は、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を示す画像あるいは文字列等の情報を含む報知信号を生体情報取得装置1の外部へ無線送信することが可能な無線信号送信回路を具備し、タイマ駆動部31からの駆動信号の出力状態に応じて報知信号を無線送信するように構成されている。そして、このような報知部32の構成によれば、報知部32から無線送信される報知信号を生体情報取得装置1の外部に設けられた受信装置(図示せず)で受信して種々の信号処理を施すことにより、当該報知信号に含まれている画像または文字列等の情報を表示装置(図示せず)に表示させることができる。
なお、本実施例のタイマ駆動部31及び報知部32は、図2に示すような、スイッチ部9aの後段に接続されているものに限らず、例えば、信号受信部10aにおけるカウンタ部13aの後段に接続されていてもよい。そして、このような構成によれば、タイマ駆動部31は、カウンタ部13aからラッチ部14aへ出力信号が出力されたことを検出した際に、報知部32を駆動させるための駆動信号を一定時間TXだけ出力する。
ここで、本実施例の生体情報取得装置1の動作について、図6のタイミングチャートを参照しながら説明を行う。図6は、生体情報取得装置の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。
なお、図6のタイミングチャートに関する説明においては、簡単のため、ラッチ部14a及び14bが、それぞれDフリップフロップにより構成されており、かつ信号の立ち上がりに同期して動作するものとして説明を進める。また、図6のタイミングチャートに関する説明においては、一例として、前述の信号出力カウント値PAの値を24と設定し、かつ前述の信号出力カウント値PBの値を16と設定した場合について述べる。
まず、時刻t1以前の期間に相当する初期状態においては、磁界発生部7から交流磁界が発生されないため、スイッチ部9a及び9bがいずれもオフされている。そして、このような初期状態においては、信号受信部10aと電源部8との電気的接続が維持される一方で、照明部2、撮像部3、無線送信部4、信号受信部10b、タイマ駆動部31、及び報知部32の各部に対しては電源部8からの電力が供給されない。また、前述の初期状態においては、照明部2、撮像部3、無線送信部4、信号受信部10b、タイマ駆動部31、及び報知部32の各部の動作が完全に停止しているとともに、磁界発生部7から交流磁界が発生されないことに伴い、信号受信部10a動作を行わない。そのため、前述の初期状態においては、電源部8から電力は殆ど供給されず、電力消費が最小限に抑えられたまま、磁界検知部6からの磁界検知信号の入力待機状態が維持される。
そして、時刻t1において、例えば、磁界発生部7に設けられた第1の磁界発生スイッチ(図示せず)が術者等によりオンされると、所定の周期で1回ずつ全24回発せられるバースト状の交流磁界のうちの、1回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられる。
また、時刻t1において、全24回のうちの1回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられるに伴い、閾値TH1以上の信号レベルを具備する磁界検知信号が磁界検知部6から出力され、磁界検知部6からの磁界検知信号を検波して得られたパルス信号が検波部11aからカウンタ部13aへ出力され、一定時間TA1を計測するための計時動作がタイマ部12aにおいて開始される。さらに、このような動作が時刻t1において行われるに伴い、カウンタ部13aのカウント値が1に更新される。
その後、時刻t2において、全24回のうちの24回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられるに伴い、閾値TH1以上の信号レベルを具備する磁界検知信号が磁界検知部6から出力され、磁界検知部6からの磁界検知信号を検波して得られたパルス信号が検波部11aからカウンタ部13aへ出力される。さらに、このような動作が時刻t2において行われるに伴い、カウンタ部13aのカウント値が24に更新され、カウンタ部13aから出力される出力信号がラッチ部14aに入力され、ラッチ部14aから出力される切替信号が反転され、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられる。
従って、以上に述べたような各部の動作によれば、時刻t2に達した時点において、スイッチ部9aがオンされることに伴い、電源部8から信号受信部10b及びタイマ駆動部31への電力の供給が開始される。
なお、時刻t2以前においては、信号受信部10bへの電力の供給が行われないため、磁界検知部6からの磁界検知信号が信号受信部10b(の増幅部21)に入力されたとしても、ラッチ部14bから切替信号が出力されず、スイッチ部9bがオフされた状態が維持される。
タイマ部12aは、時刻t2の後の時刻t3において、一定時間TA1を計測するための計時動作を完了する際に、カウンタ部13aのカウント値を0にリセットさせるように動作する。換言すると、時刻t1から時刻t3までの期間に相当する一定時間TA1が経過するまでにカウンタ部13aのカウント値が24に達しない場合においては、カウンタ部13aのカウント値が0にリセットされることにより、ラッチ部14aから出力される切替信号が反転されないまま維持され、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられないため、電源部8から信号受信部10bへの電力の供給が開始されない。
一方、タイマ駆動部31は、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた直後に相当する時刻t2において、電源部8からの電力の供給が開始されるに伴い、報知部32への駆動信号の出力を開始する。
報知部32は、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた直後に相当する時刻t2において、タイマ駆動部31からの駆動信号の出力が開始されるに伴い、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を生体情報取得装置1の外部へ知らせるための報知動作を開始する。
具体的には、例えば、報知部32が発光素子を有して構成されている場合には、時刻t2において、当該発光素子が発光し始める。
また、例えば、報知部32が無線信号送信回路を有して構成されている場合には、時刻t2において、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を示す画像あるいは文字列等の情報を含む報知信号の無線送信が開始される。
そして、カウンタ部13aのカウント値が0にリセットされた時刻t3の後、時刻t4において、被検者が生体情報取得装置1を嚥下することにより、生体情報取得装置1が被検者の体腔内に配置される。なお、被検者が嚥下するタイミングによっては、スイッチ部9aのオフからオンへの切替えが報知された直後に生体情報取得装置1が嚥下され、その後にカウント値がリセットされることも考えられるが、そのような場合であっても本発明の実施にあたっての実質的な差異はない。
タイマ駆動部31は、時刻t4の後の時刻t5において、一定時間TXが経過したことを検出すると、報知部32への駆動信号の出力を停止する。
報知部32は、時刻t5において、タイマ駆動部31からの駆動信号の出力が停止されるに伴い、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を生体情報取得装置1の外部へ知らせるための報知動作を停止する。すなわち、報知部32は、時刻t2からt5までの期間に略相当する一定時間TXの間のみ報知動作を行う。
具体的には、例えば、報知部32が発光素子を有して構成されている場合には、時刻t5において、当該発光素子が消光する。すなわち、報知部32が発光素子を有して構成されている場合には、一定時間TXの間のみ、当該発光素子が発光し続ける。
また、例えば、報知部32が無線信号送信回路を有して構成されている場合には、時刻t5において、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を示す画像あるいは文字列等の情報を含む報知信号の無線送信が停止される。すなわち、報知部32が無線信号送信回路を有して構成されている場合には、一定時間TXの間のみ、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を示す画像あるいは文字列等の情報が(図示しない表示装置に)表示され続ける。
従って、報知部32が発光素子を有して構成されている場合には、術者等は、磁界発生部7に設けられた第1の磁界発生スイッチをオンした後、当該発光素子が発光していることを確認することにより、生体情報取得装置1を被検者の体腔内に配置する前に、スイッチ部9aがオンされており、かつスイッチ部9bがオフされている状態(スタンバイ状態)であることを認識できる。
また、報知部32が無線信号送信回路を有して構成されている場合には、術者等は、磁界発生部7に設けられた第1の磁界発生スイッチをオンした後、当該無線信号送信回路から無線送信される報知信号に含まれる画像あるいは文字列等の情報が表示装置(図示せず)に表示されていることを確認することにより、生体情報取得装置1を被検者の体腔内に配置する前に、スイッチ部9aがオンされており、かつスイッチ部9bがオフされている状態(スタンバイ状態)であることを認識できる。
そして、以上に述べたようなタイマ駆動部31及び報知部32の動作等によれば、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を術者等に報知できるとともに、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を報知する際に消費される電力、すなわち電源部8から供給される電力を極力抑制することができる。
一方、時刻t5の後の時刻t6において、例えば、磁界発生部7に設けられた第2の磁界発生スイッチ(図示せず)が術者等によりオンされると、所定の周期で1回ずつ全16回発せられるバースト状の交流磁界のうちの、1回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられる。
また、時刻t6において、全16回のうちの1回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられるに伴い、閾値TH1未満の信号レベルを具備する磁界検知信号が磁界検知部6から出力され、閾値TH2以上の信号レベルを具備するように増幅された磁界検知信号が増幅部21から検波部11bへ出力され、増幅部21からの磁界検知信号を検波して得られたパルス信号が検波部11bからカウンタ部13bへ出力され、一定時間TA2を計測するための計時動作がタイマ部12bにおいて開始される。さらに、このような動作が時刻t6において行われるに伴い、カウンタ部13bのカウント値が1に更新される。
その後、時刻t7において、全16回のうちの16回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられるに伴い、閾値TH1未満の信号レベルを具備する磁界検知信号が磁界検知部6から出力され、閾値TH2以上の信号レベルを具備するように増幅された磁界検知信号が増幅部21から検波部11bへ出力され、増幅部21からの磁界検知信号を検波して得られたパルス信号が検波部11bからカウンタ部13bへ出力される。さらに、このような動作が時刻t7において行われるに伴い、カウンタ部13bのカウント値が16に更新され、カウンタ部13bから出力される出力信号がラッチ部14bに入力され、ラッチ部14bから出力される切替信号が反転され、スイッチ部9bがオフからオンへ切り替えられる。
従って、以上に述べたような各部の動作によれば、時刻t7に達した時点において、スイッチ部9bがオンされることに伴い、電源部8から照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部への電力の供給が開始され、すなわち、被検者の体腔内の画像データを取得している状態(本来の動作状態、所謂撮像状態)へ移行する。
なお、時刻t6以降においては、生体情報取得装置1が被検者の体腔内に配置されていることに起因し、磁界検知部6から出力される磁界検知信号の信号レベルが検波部11aにおいて検波可能な閾値TH1未満になる。そのため、時刻t6以降において、生体情報取得装置1が被検者の体腔内に配置されている最中に磁界検知部6からの磁界検知信号が信号受信部10a(の検波部11a)に入力されたとしても、ラッチ部14aから出力される切替信号が反転されず、スイッチ部9aがオンされた状態が維持される。
一方、タイマ部12bは、時刻t7の後の時刻t8において、一定時間TA2を計測するための計時動作を完了する際に、カウンタ部13bのカウント値を0にリセットさせるように動作する。換言すると、時刻t6から時刻t8までの期間に相当する一定時間TA2が経過するまでにカウンタ部13bのカウント値が16に達しない場合においては、カウンタ部13bのカウント値が0にリセットされることにより、ラッチ部14bから出力される切替信号が反転されないまま維持され、スイッチ部9bがオフからオンへ切り替えられないため、電源部8から照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部への電力の供給が開始されない。
その後、時刻t9において、例えば、磁界発生部7に設けられた第2の磁界発生スイッチ(図示せず)が術者等により再度オンされると、所定の周期で1回ずつ16回以上発せられるバースト状の交流磁界のうちの、1回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられる。
また、時刻t9において、設定値16回に対して1回目のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられるに伴い、閾値TH1未満の信号レベルを具備する磁界検知信号が磁界検知部6から出力され、閾値TH2以上の信号レベルを具備するように増幅された磁界検知信号が増幅部21から検波部11bへ出力され、増幅部21からの磁界検知信号を検波して得られたパルス信号が検波部11bからカウンタ部13bへ出力され、一定時間TA2を計測するための計時動作がタイマ部12bにおいて開始される。さらに、このような動作が時刻t9において行われるに伴い、カウンタ部13bのカウント値が1に更新される。
その後、時刻t10において設定値16回に対して16回以上のバースト状の交流磁界が磁界発生部7から発せられると、カウント値が16回目に達した時点で、それに伴い、閾値TH1未満の信号レベルを具備する磁界検知信号が磁界検知部6から出力され、閾値TH2以上の信号レベルを具備するように増幅された磁界検知信号が増幅部21から検波部11bへ出力され、増幅部21からの磁界検知信号を検波して得られたパルス信号が検波部11bからカウンタ部13bへ出力される。さらに、このような動作が時刻t10において行われるに伴い、カウンタ部13bのカウント値が16に更新され、カウンタ部13bから出力される出力信号がラッチ部14bに入力され、ラッチ部14bから出力される切替信号が反転され、スイッチ部9bがオンからオフへ切り替えられる。
従って、以上に述べたような各部の動作によれば、時刻t10に達した時点において、スイッチ部9bがオンからオフへ切り替えられることに伴い、電源部8から照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部への電力の供給が停止され、すなわち、被検者の12/26
また、以上に述べたような時刻t9から時刻t10までの動作によれば、例えば、時刻t8以降において取得された画像データを図示しないモニタ等に表示させて確認することにより、生体情報取得装置1が所望の観察部位に到達していないことが判明したような場合等においては、スイッチ部9bがオンからオフへ切り替えられ、照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部への電力の供給を一旦停止させることができる。
一方、タイマ部12bは、時刻t10の後の時刻t11において、一定時間TA2を計測するための計時動作を完了する際に、カウンタ部13bのカウント値を0にリセットさせるように動作する。換言すると、時刻t9から時刻t11までの期間に相当する一定時間TA2が経過するまでにカウンタ部13bのカウント値が16に達しない場合においては、カウンタ部13bのカウント値が0にリセットされることにより、ラッチ部14bから出力される切替信号が反転されないまま維持され、スイッチ部9bがオンからオフへ切り替えられないため、電源部8から照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部への電力の供給が継続される。
すなわち、以上に述べたような時刻t6から時刻t11までの動作によれば、スイッチ部9aがオンされている場合において、第2の磁界発生スイッチ(図示せず)のオンオフが術者等により切り替えられるに伴い、スイッチ部9bのオンオフが切り替わる。そのため、以上に述べたような時刻t6から時刻t11までの動作によれば、電源部8から照明部2、撮像部3及び無線送信部4の各部への電力の供給に係る動作を、第2の磁界発生スイッチ(図示せず)のオンオフの切替えに伴うトグル動作とみなすことができる。
以上に述べたように、本実施例によれば、バースト状に発せられる交流磁界を検知して得られた磁界検知信号を検波可能な信号レベルの閾値と、前記磁界検知信号の出力間隔に同期した検波の可否を決定するための時定数と、の組み合わせに基づき、生体情報取得装置の電源状態を変更するための制御を行うことができるような構成を備えている。そのため、本実施例によれば、例えば、生体情報取得装置に内蔵されるアンテナを大型化せずとも、生体情報取得装置の電源のオンオフの切替えを従来に比べて確実に行うことができる。
(第2の実施例)
図7は、本発明の第2の実施例に係るものである。
なお、本実施例においては、第1の実施例と同様の構成等を有する部分に関する詳細な説明を省略するとともに、第1の実施例と異なる構成等を有する部分に関して主に説明を行う。図7は、生体情報取得装置の内部構成の、図2とは異なる例を示す図である。
生体情報取得装置1Aは、図7に示すように、第1の実施例において説明した電力供給部5から報知部32を取り除き、さらに、タイマ駆動部31から出力される駆動信号が照明部2へ出力されるように接続された電力供給部5Aを具備して構成されている。
すなわち、本実施例の生体情報取得装置1Aの構成によれば、第1の実施例において説明した、LED等の発光素子を具備する報知部32と略同様の機能を照明部2により実現している。
ここで、本実施例の生体情報取得装置1Aの動作について、図6のタイミングチャートを参照しながら説明を行う。
なお、本実施例の生体情報取得装置1Aによれば、タイマ駆動部31及び照明部2による報知動作に係る部分以外については、第1の実施例の生体情報取得装置1と同様の動作等を適用することができる。そのため、以降においては、タイマ駆動部31及び照明部2による報知動作に係る部分以外の説明を省略するとともに、タイマ駆動部31及び照明部2による報知動作に係る部分の説明を主に行う。
タイマ駆動部31は、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた直後に相当する時刻t2において、電源部8からの電力の供給が開始されるに伴い、照明部2への駆動信号の出力を開始する。
照明部2は、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた直後に相当する時刻t2において、タイマ駆動部31からの駆動信号の出力が開始されるに伴って照明光の出射を開始する。
そして、時刻t3の後の時刻t4において、被検者が生体情報取得装置1を嚥下することにより、生体情報取得装置1が被検者の体腔内に配置される。
タイマ駆動部31は、時刻t4の後の時刻t5において、一定時間TXが経過したことを検出すると、照明部2への駆動信号の出力を停止する。
照明部2は、時刻t5において、タイマ駆動部31からの駆動信号の出力が停止されるに伴って照明光の出射を停止する。すなわち、本実施例の照明部2は、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた際に、時刻t2からt5までの期間に略相当する一定時間TXの間のみ照明光を出射し続けることにより、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を生体情報取得装置1の外部へ報知する。
従って、術者等は、磁界発生部7に設けられた第1の磁界発生スイッチをオンした後、照明部2から照明光が出射されていることを確認することにより、生体情報取得装置1Aを被検者の体腔内に配置する前に、スイッチ部9aがオンされており、かつスイッチ部9bがオフされている状態(スタンバイ状態)であることを認識できる。
そして、以上に述べたようなタイマ駆動部31及び照明部2の動作等によれば、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を術者等に報知できるとともに、スイッチ部9aがオフからオンへ切り替えられた旨を報知する際に消費される電力、すなわち電源部8から供給される電力を極力抑制することができる。
なお、本実施例のタイマ駆動部31は、図7に示すような、スイッチ部9aの後段に接続されているものに限らず、例えば、信号受信部10aにおけるカウンタ部13aの後段に接続されていてもよい。そして、このような構成によれば、タイマ駆動部31は、カウンタ部13aからラッチ部14aへ出力信号が出力されたことを検出した際に、照明部2を発光させるための駆動信号を一定時間TXだけ出力する。さらに、タイマ駆動部31から照明部へ出力される駆動信号は、必ずしも一定時間連続したものである必要はなく、照明光の点滅の間隔や長さを変えることによって、本来の動作モード(=撮像状態)と待機モード(=スタンバイ状態)との違いを示すようにしてもよく、そうすれば、一定時間の連続発光に比べて消費電力を低減することが可能となる。特に、スイッチ部9bがオンされて通常の撮像状態となった場合の照明部の出射動作と、点滅の間隔や長さを変えることにより、動作モードの違いが明確に表わされることが可能となるとともに、電力消費低減の効果をさらに顕著なものとすることができる。
本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。
1,1A 生体情報取得装置
2 照明部
3 撮像部
4 無線送信部
5,5A 電力供給部
6 磁界検知部
7 磁界発生部
8 電源部
9a,9b スイッチ部
10a,10b 信号受信部
11a,11b 検波部
12a,12b タイマ部
13a,13b カウンタ部
14a,14b ラッチ部
21 増幅部
31 タイマ駆動部
32 報知部
101 生体情報取得システム
特開2010−104518号公報

Claims (5)

  1. 被検体の内部の生体情報を取得可能な生体情報取得部を具備して構成された生体情報取得装置と、交流磁界を発生可能に構成された磁界発生部と、を有する生体情報取得システムであって、
    前記生体情報取得装置は、
    前記生体情報取得部を駆動させるための電力を供給可能な電源部と、
    前記磁界発生部から発せられた交流磁界の検知結果に応じた磁界検知信号を生成して出力する磁界検知部と、
    前記磁界検知信号の出力状態に基づき、前記電源部に接続されている第1のスイッチ部のオンオフ状態を切り替えるまたは維持するように制御を行う第1の切替制御部と、
    前記第1のスイッチがオンされることにより前記電源部からの電力が供給されている場合において、前記磁界検知信号の出力状態に基づき、前記第1のスイッチ部と前記生体情報取得部との間に接続されている第2のスイッチ部のオンオフ状態を切り替えるまたは維持するように制御を行う第2の切替制御部と、
    前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられたことを前記生体情報取得装置の外部へ知らせるための報知動作を、前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられた直後から一定時間のみ行う報知動作部と、
    を有することを特徴とする生体情報取得システム。
  2. 前記報知動作部は、
    前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられた直後から一定時間のみ駆動信号を出力するタイマ駆動部と、
    前記生体情報取得装置の外表面に向けて発光面が配置されているとともに、前記タイマ駆動部から前記駆動信号が出力されている際に発光する発光素子を具備して構成されている報知部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の生体情報取得システム。
  3. 前記報知動作部は、
    前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられた直後から一定時間のみ駆動信号を出力するタイマ駆動部と、
    前記タイマ駆動部から前記駆動信号が出力されている際に、前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられた旨を示す情報を表示装置に表示させるための報知信号を前記生体情報取得装置の外部へ無線送信する無線信号送信回路を具備して構成されている報知部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の生体情報取得システム。
  4. 前記生体情報取得部は、
    被写体を撮像して画像データを取得する撮像部と、
    前記被写体を照明するための照明光を発する照明部と、を有し、
    前記報知動作部は、
    前記第1のスイッチ部がオフからオンへ切り替えられた直後から一定時間のみ前記照明部から前記照明光を出射させるための駆動信号を出力するタイマ駆動部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報取得システム。
  5. 前記生体情報取得装置は、カプセル内視鏡であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の生体情報取得システム。
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