JP2013131276A - ネットワーク上の録画機器へのデータ転送速度の最適化 - Google Patents

ネットワーク上の録画機器へのデータ転送速度の最適化 Download PDF

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Abstract

【課題】データが破損しない最適な転送速度で録画機器へのデータ転送を行うシステムが要求されている。
【解決手段】連続性をチェック可能なテスト用パケットデータをバックアップ機器に所定の転送速度で転送し、バックアップ機器にいったん記録した後に、バックアップ機器から記録されたテスト用パケットデータの返信を受けてテスト用パケットデータの連続性をチェックし、チェック結果に応じて転送部の転送速度の最適値を取得するコンテンツ転送システムを提案する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データが破損しない最適な転送速度で録画機器へのデータ転送を行うシステム及び方法に関する。
録画機器のダビングは、ユーザの待ち時間を少なくするために出来る限り高速で行うべきである。しかし、高速でダビングを行った場合にデータが破損してしまっては視聴するときに不快な思いをする。
ネットワーク上の録画機器に対してダビングするときに、TCPプロトコルのフロー制御によって、ネットワーク上で録画機器が指定する最速な転送速度(以下機器の指定速度と称する)を使用しデータを転送している。録画機器の指定する転送速度であるため、各機器のばらつき等を考慮することなく、実際の個体が持つ実力値で処理されていない。このため、録画機器の持つ転送速度の最速値、以下機器の実力速度と称する、は機器の指定速度よりも高速か同じ速度でなければ、転送が追い付かずデータ破損の原因となる場合がある。
従来のダビング装置では、高速ダビングをしているときに、音飛びやノイズ等が発生するレベルのエラーを検出すると、エラーを検出したトラックを1倍速で記録をするため、高速ダビングをしているにもかかわらず記録時間が長くなるという問題があった。それに対して高速ダビングを行う場合に、光ディスクを6倍速、4倍速、2倍速、1倍速の順序で再生し、予め定められたエラーレートの値以下となるときの線速度で光ディスクを再生するように制御する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2003−331538
しかし、この方法では、エラーを検出する際に、すべてのデータを再生することが必要となり、処理時間が長くなるという問題点があった。
この課題を解決するために第一の解決策として、「コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、からなるコンテンツ転送システムであって、第一電子機器は コンテンツデータを第二電子機器に転送するコンテンツ転送部と、連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを保持する保持部と、テスト用パケットデータを第二電子機器に所定の転送速度で転送するテスト用パケットデータ転送部と、転送されたテスト用パケットデータの返信を受ける第一受信部と、受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェック部と、チェック結果に応じて転送部の転送速度の最適値を取得する最適値取得部と、前記コンテンツ転送部での転送速度を取得した最適値に設定する設定部と、を有し、第二電子機器は、第一電子機器からテスト用パケットデータを受信する第二受信部と、受信したテスト用パケットデータを蓄積する蓄積部と、蓄積されたテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信部と、を有するコンテンツ転送システム。」を提案する。
また第二の解決策として第一の解決策のコンテンツ転送システムをベースとして「第二電子機器の返信部は、常に第二電子機器の受信部での受信速度よりも遅い速度で前記返信をするための返信速度制御手段を有するコンテンツ転送システム。」を提案する。
さらに第三の解決策として、第一の解決策のコンテンツ転送システム又は第二の解決策のコンテンツ転送システムをベースとして、「第一電子機器は、コンテンツを転送可能な第二電子機器の接続検知部を有し、テスト用パケットデータ転送部、チェック部、最適値取得部、設定部は、接続検知部が第二電子機器の接続を検知した場合に一連の動作をするように制御する制御部を有するコンテンツ転送システム。」を提案する。
また第四の解決策として、第一から第三の解決策をベースとして、「前記パケットは、MPEGトランスポートストリームであり、チェック部は、前記連続性のチェックをトランスポートストリームパケットのヘッダにある巡回カウンタの連続性でチェックする巡回カウンタチェック手段を有するコンテンツ転送システム。」を提案する。
さらに第五の解決策として第一から第四の解決策をベースとして、「前記パケットは、MPEGトランスポートストリームであり、チェック部は、前記連続性のチェックをトランスポートストリームパケットのヘッダにあるトランスポートエラーインジケータでチェックするエラーインジケータチェック手段を有する請求項4に記載のコンテンツ転送システム。」を提案する。
さらに第六の解決策として第五の解決策をベースとして、「前記第一電子機器と第二電子機器とは、イーサネット(登録商標)LANで接続されている転送システム。」を提案する。
また前記第一電子機器は、テレビジョン受信装置であってよく、さらに前記第二電子機器もテレビジョン受信装置であってよい。また転送システムに利用できる第一電子機器であるテレビジョン受信装置や、第二電子機器であるテレビジョン受信装置、最適転送速度取得プログラムを計算機に実行のために読み取り可能に記録した記録媒体などを提案する。
ダビングしたデータが破損することなく、且つ、ダビング時間を最短にしてダビング処理を行うことが可能となる。
実施形態1の概念を示す図 実施形態1のコンテンツ転送システムの機能ブロック図 実施形態1の第一電子機器のハードウエア概念を示す図 実施形態1の第二電子機器のハードウエア概念を示す図 実施形態1の動作の仕組みを示す図 実施形態1の動作の仕組みを示す図 実施形態1の処理の流れを示す図 実施形態1のチェックの仕組みを示す図 実施形態2のコンテンツ転送システムの機能ブロック図 実施形態3のコンテンツ転送システムの機能ブロック図 実施形態4で利用するテスト用パケットの構造図 実施形態4のコンテンツ転送システムの機能ブロック図 実施形態5のコンテンツ転送システムの機能ブロック図
<請求項と実施形態との対応>
実施形態1は主に請求項1、7、8、9に関する。
実施形態2は主に請求項2に関する。
実施形態3は主に請求項3に関する。
実施形態4は主に請求項4に関する。
実施形態5は主に請求項5と請求項6に関する。
<<実施形態1>>
<実施形態1概要>
本実施形態の転送システムは、典型的にはテレビや録画装置などの第一電子機器に接続された典型的には、バックアップ用のハードディスクドライブ装置やDVD装置などの第二電子機器に対してバックアップないしはムーヴ処理をする際の転送速度の最適速度を実際に転送テストを行うことで見つけ出し、利用しようとするシステムである。
図1は、本実施形態の転送システムの概念を示す図である。この図に示すように、第一電子機器は、まずあらかじめ定められた転送速度aにてテストパケットを第二電子機器に対して転送する。第二電子機器は、テストパケットを受信して記録し、記録されたテストパケットを第一電子機器に対して返送する。転送速度aが速く、第二電子機器でのテストパケットの記録が追いつかない場合には記録されているテストパケットの一部に欠落が生じたり、テストパケット内の一部に欠損が生じたりする。このように欠落、欠損が生じたパケットが返信されたのか、第一電子機器では主にパケットの連続性をチェックすることでこれを判断する。第一電子機器では、返信されたパケットのペイロードと、自らが送信したペイロードとを比較することによって欠落などを発見することもできるが第一電子機器での比較処理に負荷が高くなるのを避けるために連続性をチェックする方策をとる。このテストを繰り返し、最終的に欠落がなく安全にパケットの転送を行える転送速度を取得し、この転送速度を用いて第一電子機器から第二電子機器へのコンテンツのバックアップなどを行う。この図の例では転送速度aの次に転送速度aよりも転送速度の遅い転送速度bにてテストを行い、最終的にパケットの欠落などが生じない転送速度cを取得し、この第二電子機器に対しての実際のバックアップではこの転送速度を用いる。
<実施形態1 構成>
図2に示すように、本実施形態のコンテンツ転送システム0200は、コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器0201と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器0202と、からなるコンテンツ転送システムであって、第一電子機器は、コンテンツ転送部0203と、保持部0208と、テスト用パケットデータ転送部0204と、第一受信部0205と、チェック部0209と、最適値取得部0210と、設定部0207と、を有し、第二電子機器は、第二受信部0214と、蓄積部0212と、返信部0215と、からなる。
<実施形態1 各構成の説明>
<実施形態1 システム全体構成>
本実施形態の転送システムは、コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、からなる転送システムである。典型的には第一電子機器は、一次的にコンテンツを視聴したり、蓄積したりするAV装置であり、例えばテレビ、パソコン、ゲーム機、携帯電話、スマートフォン、カラオケ装置、家庭内ビデオサーバ装置、家庭内サーバ装置、家庭内ドキュメント類蓄積装置などが該当する。また典型的には第二電子機器は、第一電子機器に蓄積され又は視聴されるテレビ番組、映画・ドラマ・音楽コンテンツ、電子書籍、プログラム、ゲーム、写真、通話記録、家庭内利用アプリケーション、ドキュメントなどをバックアップしたり、蓄積するためのハードディスク装置、半導体ディスク装置、バックアップテープ装置、DVD装置などが該当する。第二電子機器はもちろんこれらの機能を有するテレビ、パソコン、ゲーム機、携帯電話、スマートフォン、カラオケ装置、家庭内ビデオサーバ装置、家庭内サーバ装置、家庭内ドキュメント類蓄積装置などであってもよい。第一電子機器と第二電子機器とは、家庭内ネットワークで通信可能になっていることを想定している。家庭内ネットワークは、有線LAN、無線LAN、その他のネットワークである。またこれらネットワークを介して第一電子機器と第二電子機器とは通信可能となっている。さらに、第一電子機器はバックアップなどのためにコンテンツデータをパケットで記録する機能を有しており、さらには、自身で設定した速度で第二電子機器に対してパケットを送信可能に設計されている。
<第一電子機器>
図2を参照しながら、第一電子機器の各構成について以下に説明する。
コンテンツ転送部0203は、コンテンツデータを第二電子機器0202に転送する。このコンテンツデータは典型的には放送やストリームなどで受信したコンテンツであったり、何らかの形で取得し、すでに第一電子機器0201に記録されていたコンテンツであったりする。
コンテンツ転送部0203での転送速度は、後に説明する設定部によって設定可能となっている。コンテンツ転送部0203が利用する伝送路は、典型的には先に述べたように家庭内の無線LANであったり、家庭内の有線LANであったりする。もちろん、家庭内のみでなく、オフィス内であったり、工場内であったり、倉庫内であったり、施設内であったり、野球場、競技場、水泳場などの屋内スポーツ施設などのフィールド内であったり、駅構内、港湾内、遊園地、ショッピングモールなどあらゆる場所で利用可能である。
保持部0208は、連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを保持する。ただし、必ずしも永続的に保持している必要はなく、テストの都度、所定の関数を用いて生成する仕組みとしてもよい。ただし、都度生成する場合にでも一時的には生成されたテストパケットデータは保持されることになろう。「テスト用パケットデータ」は、連続性をチェック可能な形式をとる。この連続性のチェックは、できるだけ簡単な計算で行えることが望ましい。例えば一連のテスト用パケットデータには、ヘッダの所定領域に続き番号を格納し、ヘッダの所定領域を順にチェックするだけで連続性がチェックできるのが望ましい。またこの場合にはテスト用パケットデータのペイロードの部分はあまり重要とならないのでダミーのデータが入っていれば特に何らかの意味のあるデータを入れておく必要はない。ダミーのデータなので、連続する複数のテスト用パケットのペイロードに同一のデータをコピーして入れてもよいし、異なるデータとしてもよい。
テスト用パケットデータ転送部0204は、テスト用パケットデータを第二電子機器0202に所定の転送速度で転送する機能を有する。テスト用パケットデータ転送部0204は、所定の転送速度として複数の転送速度での転送を実行する。複数の転送速度の中から第二電子機器0202に対する最適な転送速度を見つけ出すためである。複数の転送速度は、あらかじめ定められている転送速度であってよい。例えば1Mbpsから100Mbpsまで1Mbpsごとに100とおり準備していてもよいし、もっと間隔を荒く10Mbps程度としてもよい。あるいは第二電子機器0202から転送速度の推奨値を取得して、その推奨値近辺を±10Mbpsの範囲内、1Mbps間隔でテストを行うなどとしてもよい。また転送速度の値は、テスト用パケットデータのデータ量を基準として行ってもよいし、テスト用パケットデータを転送するパケットのデータ量を基準として行ってもよい。ただし、最適値が求められた後にコンテンツ転送部0203にその最適値を適用して転送速度をコントロールする際には、同じ基準でコントロールすることは当然である。テスト用パケットデータ転送部0204は、コンテンツ転送部0203が利用可能である限り、複数の伝送メディアを利用してもよい。例えば、第二電子機器0202と有線LANの他に無線LANも利用可能である場合には、両者を利用してテストを実行するように構成してもよい。なぜなら第二電子機器毎に固有の通信事情がある可能性も否定できないからである。例えば第一電子機器0201としてのテレビと、第二電子機器0202としての二つのハードディスク録画装置が接続されている場合には二つのハードディスク録画装置とテレビとがたとえ共通の有線LANで通信可能とされていても、一方のハードディスク録画装置は他方のハードディスク録画装置よりも通信環境が悪い可能性があるからである。その場合には、録画装置の記録能力だけでなく、通信路の通信能力によってもテストパケットの欠落有無が左右されることになるので、第二電子機器0202ごとの通信能力の固有性も併せてテストすること、すなわち異なる通信路を用いて同じ転送速度のセットからなるテストを実行することも有益だからである。
第一受信部0205は、転送されたテスト用パケットデータの返信を受ける機能を有する。第一電子機器0201から第二電子機器0202に転送されたテスト用パケットデータは、図2中ではわかりやすさのために「テスト用パケットデータ(B)」と表記するが、第二電子機器においていったん蓄積され、蓄積されたものが読みだされて、第一電子機器0201に返信される。第一受信部0205は、この返信されるテスト用パケットデータ(B)を受信する。受信したテスト用パケットデータ(B)は、チェック部0209に渡される。チェック部0209に渡す際には、原則として、返信に利用されたパケットのペイロードからテスト用パケットデータ(B)のみを抜き出して渡すが、場合によっては返信に利用されたパケットごとチェック部0209に渡してもよい。この場合にはチェック部0209にて返信に利用されたパケットのペイロードからテスト用パケットが抜き出される。なお、第一受信部0205においては第二電子機器0202からの返信に利用されたパケットに欠落がないことを確認するのが好ましい。これは、もし、第二電子機器0202からの返信過程において返信に利用されるパケットの連続性が失われるなど、欠落が生じている場合には、そもそもテスト用パケットデータ(B)を用いて第一電子機器0201から第二電子機器0202に対する転送速度が第二電子機器0202におけるテスト用パケットデータ(B)の蓄積に与える影響をみることができないからである。したがって、第二電子機器0202から第一電子機器0201への返信過程において返信に利用されるパケットの欠落、ないしはパケット内でのデータ欠損が生じていると判断された場合にはその後の処理を実行しないで、再度同じ転送速度でテスト用パケットデータ(A)を第一電子機器0201から第二電子機器0202に転送する処理を繰り返すのがよい。なお、場合によっては、第二電子機器0202からの返信経路に問題がある場合もあるので、可能な場合には第一電子機器0201から第二電子機器0202に対して返信経路の変更命令を出力するなどしてもよい。
チェック部0209は、受信したテスト用パケットデータ(B)の連続性をチェックする機能を有する。従来の技術との相違点は、本発明では、連続性のチェックをすることで正しく第二電子機器0202がテスト用パケットデータを記録・蓄積できたかを判定する点である。この点、従来のものは、連続性のチェックでなく、返信されたデータの全体を送信したデータの全体と比較していた。したがって、チェックに時間がかかるという問題点を有していた。連続性のチェックは前述の通り、例えばテスト用パケットのヘッダに格納されているパケットの続き番号が途切れているかなどをチェックする。続き番号が途切れていれば第一電子機器0201から第二電子機器0202に対するテスト用パケットデータの転送速度が速すぎて第二電子機器0202が受信処理、あるいは受信に続く処理が追いつかなかったか、あるいは蓄積部0212に対する記録処理が追いつかなかったかと判断できる。またパケットの続き番号は途切れていないが、パケット内部でデータが欠落したり破損したりしている可能性がある。この問題を見つけるためには、やはりヘッダ内のデータ破損に関するフラグなどをチェックするとよい。時間を節約して簡易にチェックを行うので良ければ連続性のチェックは続き番号を一つ飛ばしに見たり、二つ飛ばしに見ることもできる。あるいは、あるテスト用パケットと別のテスト用パケットとの間に存在すべきパケットの数がわかる場合には、パケットの数をチェックしたり、あるテスト用パケットから連続しているパケットの数と、そのパケットのヘッダに格納されているべき続き番号をチェックすることでパケットの欠落を発見することも可能である。これらはいずれも本発明のチェック部0209の機能として与えられていてよい。そしてチェック部0209は、テスト用パケットデータ転送部0204からの転送速度毎に連続性のチェック結果を最適値取得部0210に対して報告する。つまり、チェック結果データを最適値取得部0210に対して出力する。最適値取得部0210への出力は一つの転送速度についての連続性のチェック結果が出るごとに出力してもよいし、一連の転送速度毎の連続性のチェック結果が出揃った状態でまとめて出力してもよい。ただし、前者の場合には、一連のテスト用パケットデータの転送をすべて終了する前に最適な転送速度を得られることがある点から、無駄なテスト用パケットデータの転送を少なくできるので好ましいと言える。このように無駄を省くためにはテスト用パケットデータの1回目の転送開始から第二電子機器0202での受信、返信、第一電子機器0201での返信の受信、さらにはチェック、最適値取得部0210への結果出力が各部において処理が可能となった時点で間を置かずに次々と実行されることが好ましい。
最適値取得部0210は、チェック部0209から転送速度ごとのテスト用パケットデータの連続性のチェック結果を取得し、コンテンツ転送部0203からの最適転送速度を演算にて求める。最適転送速度は、第二電子機器0202の蓄積部0212に対する記録速度に大きく依存するが、この記録速度は、蓄積部0212のデータ蓄積状況によって左右されることもあるので、最適転送速度を蓄積部0212のデータ蓄積状況を示す情報と紐づけて取得するようにしてもよい。紐づけた取得は、例えば通信を用いて第二電子機器0202の蓄積部0212の蓄積状況を示す情報を取得することで可能となる。これら一連のチェックは最初に第一電子機器0201と第二電子機器0202とがコンテンツの転送が可能な状態となる接続時に1回だけ行われることも考えられるが定期的に行ったり、第一電子機器0201から第二電子機器0202に向けたコンテンツの転送命令が利用者から入力された都度行うようにしたりできる。このように一つの第二電子機器0202に対して複数回のチェックを行う場合には、第二電子機器0202の蓄積状況を示す情報と最適転送速度とを紐づけてデータベース化しておくことで、第二電子機器0202の蓄積状況に応じて、最適と思われる転送速度の近辺の転送速度からテスト用パケットデータの転送を行うと最適転送速度の取得までの時間を短縮することも可能と考えられる。
設定部0207は、最適値取得部0210にて取得された最適値を用いてコンテンツ転送部0203のコンテンツ転送速度を設定する。コンテンツ転送部0203は、放送やストリームコンテンツなどを転送する場合にはいったんコンテンツをバッファし、バッファされたコンテンツを転送速度が最適値となるようにパケット化し転送する。また転送すべきコンテンツがハードディスク、DVD、半導体ディスクなどの記録媒体に記録されている場合には記録媒体から転送速度が最適値となるようにパケット化し転送する。なお、コンテンツの転送を断続的に行いながらテスト用パケットデータ転送部0204からテスト用パケットデータを転送して合間に最適な転送速度のチェックを繰り返すという手法も考えられる。転送するコンテンツデータが大きいときなどに有効である。
<第二電子機器>
図2を見ながら第二電子機器0202の各構成について以下に説明する。
第二受信部0214は、第一電子機器0201から所定の転送速度で転送されてくるテスト用パケットデータを受信する。受信したテスト用パケットデータは第一電子機器0201からコンテンツが転送される際に利用される蓄積部0212に対して記録される。転送されてくるテスト用パケットデータが受信された場合であってもテスト用パケットデータの一部がすでに欠落していたり、破損している場合には、後の一連の処理を経ずに直ちに第一電子機器0201に対して転送の失敗を示す応答を行ってもよい。この場合には第二電子機器0202の問題でなく伝送路上での問題、ないしは第一電子機器0201の問題なので、問題を切り分けて処理できるほうがよく、また時間の節約にもなるからである。ただし、第一電子機器0201の側で、伝送路の問題も併せてチェックするような仕組みを持っている場合にはこのような構成としないで予定通り一連の処理を実行するようにしてもよい。なお、テスト用パケットデータを運搬するパケットの形式は特に問わないがイーサネット(登録商標)を利用する場合にはIPパケットなどを利用するとよい。この規格を利用する場合にはパケットの不達などの処理をIPプロトコルで実行する。
蓄積部0212は、第二受信部0214が受信したテスト用パケットデータを蓄積する。一連の作業は、第一電子機器0201から送信されるコンテンツの転送速度の最適化を特に第二電子機器0202の蓄積の際の記録能力をポイントとして行われるものなので、この蓄積部0212は、コンテンツが蓄積される蓄積部と同じである必要がある。またコンテンツを蓄積する際に行われる所定の処理がある場合には、テスト用パケットデータに対しても同様の処理を実行することが好ましい。ただし、テスト用パケットの連続性のチェックを第一電子機器0201にて行うので、テスト用パケットが書き換えられるような構成としてはならない。つまり、蓄積部0212に蓄積する際には、テスト用パケットのペイロード部分のみを取り出して記録するような処理を行ってはならない。テスト用パケットはテスト用パケットのまま記録する。そしていったん記録したのちには、テスト用パケット(B)を返信部0215に対して出力する。これはいったん記録したテスト用パケット(B)を蓄積部0212から読みだし、読みだしたものを返信部0215に出力することで行われる。
返信部0215は、蓄積部0212にていったん記録され、その後読みだされて出力されるテスト用パケット(B)を取得し、第一電子機器0201に対して送信する。この送信や、途中の伝送路中にてテスト用パケット(B)が欠落したり、破損すると第二電子機器0202での蓄積部0212に対する記録能力を正しく把握できないので第一電子機器0201が利用した転送速度よりも遅い転送速度で転送することが好ましい。時間との兼ね合いであるが、もっとも安全なのは、コンテンツの1倍再生速度で返信することである。通信処理能力に十分な余裕がある場合には返信部0215は第二受信部0214と同一であってもよいが、通信処理能力が不十分であるか、十分とはいえない場合には返信部0215は第二受信部0214とは別体とするとよい。第二受信部0214での受信と、返信部0215での返信が同時並行的に行われる場合があるからである。つまり、返信部0215の処理負荷が増えて第二受信部0214の処理資源が消費され、第二受信部0214の処理資源不足によってテスト用パケットの欠落や破損などが起こらないようにする必要があるからである。
<ハードウエア構成>
図3Aは、本実施形態の第一電子機器をコンピュータによって構成する場合の具体的な構成を示す図である。CPU0300はバスによってメインメモリ0301につながり、その他I/Oを介してバスに蓄積型デバイスである転送すべきコンテンツなどが記録されているコンテンツ記録装置0307、ハードディスクドライブ装置などの各部を構成するプログラムや、テスト用パケットデータを保管する保持部を構成する保管のための装置、コンテンツ転送部を構成するコンテンツ転送デバイス0302、テスト用パケットデータ転送部を構成するテスト用パケットデータ(A)転送デバイス0303、第一受信部を構成するテスト用パケットデータ(B)受信デバイス0304が接続されている。メインメモリ0301には、コンテンツ転送デバイス0302などを駆動してコンテンツの転送処理を実行するためのプログラムであるコンテンツ転送プログラム、テスト用パケットデータ(A)転送デバイス0303などを駆動してテスト用パケットデータ(A)を転送するためのテスト用パケットデータ(A)転送プログラム、テスト用パケットデータ(B)受信デバイス0304などを駆動してテスト用パケットデータ(B)を受信するためのプログラムであるテスト用パケットデータ(B)受信プログラム、また受信したテスト用パケット(B)をチェックしてテスト用パケット(B)の連続性を確認するためのプログラムであるテスト用パケットデータ(B)チェックプログラム(チェック部を構成)、テスト用パケットデータ(B)チェックプログラムから各転送速度でのテスト用パケットデータ(B)の連続性のチェック結果を取得し、最適な転送速度を得るためのプログラムである最適値取得プログラム(最適値取得部を構成)、さらに最適値取得プログラムで得られた最適な転送速度である最適値でコンテンツ転送デバイス0302の転送速度を設定するためのプログラムである設定プログラム(設定部を構成)などが展開される。
コンテンツ記録装置0307には記録済コンテンツデータが保管されるが、ストリーム形式でコンテンツを取得するためのハードウエアがI/Oを介してバスに接続されていてもよい。また、テスト用パケットデータや、転送速度の最適値などは蓄積型デバイスに蓄積されていてもよい。なお、コンテンツ転送デバイス0302、テスト用パケットデータ(A)転送デバイス0303、テスト用パケットデータ(B)受信デバイス0304、はハードウエアとしては一体のものであっても、別体のものであってもよい。
図3Bは、本実施形態の第二電子機器をコンピュータによって構成する場合の具体的な構成を示す図である。CPU0309はバスによってメインメモリ0310につながり、その他I/Oを介してバスに蓄積型デバイスである蓄積部を構成するコンテンツ記録装置0315、各部を構成するプログラム保管のための装置、第一電子機器からコンテンツを受信するコンテンツ受信デバイス0313、第二受信部を構成するテスト用パケットデータ(A)受信デバイス0311、返信部を構成するテスト用パケットデータ(B)返信デバイス0312が接続されている。メインメモリ0310には、コンテンツ受信デバイスなどを駆動してコンテンツの受信処理を実行するためのプログラムであるコンテンツ受信プログラム、テスト用パケットデータ(A)受信デバイスなどを駆動してテスト用パケットデータ(A)を受信するためのテスト用パケットデータ(A)受信プログラム、テスト用パケットデータ(B)返信デバイスなどを駆動してテスト用パケットデータ(B)を返信するためのプログラムであるテスト用パケットデータ(B)返信プログラム、また受信したテスト用パケット(A)をコンテンツ記録装置に蓄積するためにコンテンツ記録装置を駆動してテスト用パケット(B)を記録するためのプログラムであるであるテスト用パケットデータ(B)記録プログラム、コンテンツをコンテンツ記録装置に記録し、蓄積するためのコンテンツ蓄積プログラムなどを備えている。
なお、コンテンツ受信デバイス0313、テスト用パケットデータ(A)受信デバイス0311、テスト用パケットデータ(B)返信デバイス0312、はハードウエアとしては一体のものであっても、別体のものであってもよい。
<本発明の動作概念>
図4、図5は、本発明の動作概念を示す図である。まず図4にあるように、第一電子機器0401においてテスト用パケット(A)が準備され、転送用のパケットにペイロードとして格納される。転送用のパケットは、ペイロードであるテスト用パケット(A)、ないしは、テスト用パケット(A)をペイロードとして格納した転送用のパケットが所定の転送速度となるように第二電子機器0402に対して転送される。転送速度が速い場合には、第二電子機器0402に至る通信経路、第二電子機器0402での受信処理、第二電子機器0402での記録処理が処理に追いつかず、転送用のパケットのペイロードが一部破損したり、転送用のパケット自体が失われて、結果としてテスト用パケット(B)が欠落したり、テスト用パケットの内部でデータの破損が起こったりする。この状態でテスト用パケット(B)をテスト用パケットの形そのままで第二電子機器0402に蓄積する。
次に図5にあるように第二電子機器0502でテスト用パケット(B)(一部欠落、図中続き番号3のもの)が蓄積されている蓄積部から読みだされ、返信部を介して第一電子機器に返信される。この場合も第一電子機器0501から転送されてきたときと同じく、返信用のパケットにペイロードとして格納される。すでに第二電子機器0502に蓄積されている状態で3番目のテスト用パケットが欠落しているので、返信されるテスト用パケットデータにも3番目のテスト用パケットが含まれることはない。第一電子機器0501は第二電子機器0502から返信される返信用のパケットを受取り、その中からテスト用パケット(B)を取り出して続き番号をチェックする。この場合には返信用のパケットによっては続き番号が3番のテスト用パケットが運ばれていないので、3番のテスト用パケットが欠落しているとのチェック結果を得る。この後は、最適な転送速度を見つけ出すための処理が繰り返し行われる。
<本実施形態の処理の流れ>
図6は、本実施形態の処理の流れを示すものである。このフローチャートでは左側に第一電子機器での処理の流れ、右側に第二電子機器での処理の流れを記載した。まず、第一電子機器側では、テスト用パケットデータが準備される(S0601)。これは、N回、繰り返し転送速度を代えて転送処理を行うとすれば、Nセットが準備される。各セットには、連続性をチェックすることが可能な一連のパケットが複数含まれており、データの量としては、第二電子機器の受信バッファのバッファ量を超える量のデータがあることが望ましい。バッファ可能な量のテスト用パケットであるとすると、実際のコンテンツの量よりも少ないために実際のコンテンツの転送に際して問題となる第二電子機器での蓄積処理能力をテストすることができないためである。したがって、例えば1セットのテスト用パケットデータは、1メガバイト以上は必要である。一方、データの量があまりに多くなると時間を浪費してしまうので最大でも10メガバイト程度に抑える必要がある。次に初回にチェックする転送速度を取得する(S0602)。初回の転送速度を取得すると、その転送速度にてテスト用パケットデータ(A)の転送処理を実行する(S0603)。テスト用パケット(A)の転送が始まるとほぼ同時に第二電子機器においてテスト用パケット(A)(通信路などで破損などがあった場合にはテスト用パケット(B)と表記してもよい。)の受信を始める(S0604)。受信されたテスト用パケット(B)は第二電子機器のコンテンツを蓄積するデバイスに対して蓄積される(S0605)。場合により受信されるスピードが蓄積の処理能力を上回り、この蓄積の処理の時点でテスト用パケットの一部が欠落したり、破損したりする。蓄積されたテスト用パケット(B)は第一電子機器に対して返信される(S0606)。典型的には蓄積の完了は、テスト用パケット(A)の1セット分が第二電子機器に1セットのテスト用パケット(B)として蓄積完了した時点である。蓄積が完了すると直ちに第二電子機器から第一電子機器に対する返信が始まる。返信が開始されると第一電子機器では第二電子機器から返信されるテスト用パケット(B)の受信が始まる(S0607)。受信されたテスト用パケット(B)は、連続性のチェックが行われる(S0608)。連続性のチェック後のフローの分岐には二通りが考えられる(S0609)。それはテスト用パケットのセットを、転送速度を変化させながら転送する際に、相対的に高い転送速度から相対的に低い転送速度に変化させるパターン、つまり高速→低速のパターンと、逆に相対的に低い転送速度から相対的に高い転送速度に変化させるパターン、つまり低速→高速のパターンの二通りがある。前者の場合にはテスト用パケットの欠落などが当初はあるが、転送速度を落としてゆくと、どこかで欠落などがなくなる。したがって、連続性のチェックにて連続性なしから連続性ありに変化した時点で最適な転送速度を見つけられたと判断できる。一方、逆のパターンでは当初転送速度が低いのでテスト用パケットの欠落などはないのだが、転送速度が徐々に高くなり、ある時点でテスト用パケットの欠落などが発生する。すると、欠落などが初めて発生したひとつ手前の転送速度が最適な転送速度であったと判断できる。したがって、この分岐では高速→低速のパターンでは、連続性ありと判断された時点でそれ以上のテスト用パケットの転送は行わずチェック処理を終了させて、その連続性ありとされたテスト用パケットの転送速度を最適な転送速度と判断できる(S0611)。一方この高速→低速パターンでは、連続性なしと判断されるとさらに低速でのテスト用パケットの転送処理が必要となり、分岐して上位に移動し、再び次のテスト用パケットの転送処理を実行する(S0610)。一方逆のパターン、つまり低速→高速のパターンでは、連続性なしとされた時点で最後に連続性ありと判断された転送速度、つまり、一つ手前のセットの転送速度が最適な転送速度と判断される(S0611)ので連続性なしと判断された時点で次のテスト用パケットの転送処理は実行せずに、チェック処理を終了する。一方、低速→高速パターンでは連続性有と判断されると、まだより速い転送速度でもテスト用パケットの欠落などが生じない可能性があるので引き続きテスト用パケットの転送処理を続行する。
図7は、この判断を示す概念図である。転送速度1<転送速度2<・・・<転送速度k-1<転送速度k<転送速度k+1<・・・転送速度E-1<転送速度E である場合に、低速→高速パターンでは、テスト用パケットの転送処理は、転送速度で1→2→・・・→k-1→k→k+1→E-1→Eの順番で行われる。逆に高速→低速のパターンでは転送処理はその速度が逆順で行われる。高速→低速パターンでは、転送速度kで初めて連続性ありとされた場合には最適速度は転送速度kであると判断され、低速→高速パターンでは転送速度kで初めて連続性なしと判断されると最適速度は、転送速度k-1であると判断される。
これらを処理するプログラムは、コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、からなるコンテンツ転送システムの最適転送速度取得プログラムであって、第一電子機器にて保持されている連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを第二電子機器に所定の転送速度で転送するテスト用パケットデータ転送ステップと、第二電子機器にてテスト用パケットデータを受信する第一受信ステップと、第二電子機器にて受信したテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信ステップと、第二電子機器から返信されたテスト用パケットデータを第一電子機器にて受信する第二受信ステップと、第二受信ステップにて受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェックステップと、からなり、チェックステップにてテスト用パケットデータの連続性が損なわれていると判断される場合に、前記所定の転送速度を、より遅い新たな所定の転送速度として転送ステップから後のステップを前記連続性が損なわれていないと判断されるまで繰り返すことで最初に前記連続性が損なわれていないと判断される転送速度を最適転送速度又は最適転送速度候補として取得するようにコンテンツ転送システムを動作させる最適転送速度取得プログラムである。
又は、コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、からなるコンテンツ転送システムの最適転送速度取得プログラムであって、第一電子機器にて保持されている連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを第二電子機器に所定の転送速度で転送するテスト用パケットデータ転送ステップと、第二電子機器にてテスト用パケットデータを受信する第一受信ステップと、第二電子機器にて受信したテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信ステップと、第二電子機器から返信されたテスト用パケットデータを第一電子機器にて受信する第二受信ステップと、第二受信ステップにて受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェックステップと、からなり、チェックステップにてテスト用パケットデータの連続性が損なわれていないと判断される場合に、前記所定の転送速度を、より速い新たな所定の転送速度として転送ステップから後のステップを前記連続性が損なわれていると判断されるまで繰り返すことで、もっとも最後に前記連続性が損なわれていないと判断される転送速度を最適転送速度と又は最適転送速度候補として取得するようにコンテンツ転送システムを動作させる最適転送速度取得プログラムである。
また毎回転送速度を変更して転送しなおさないで一度の転送速度を徐々に変えながら行うことも考えられる。そのような処理をするプログラムは、コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、からなるコンテンツ転送システムの最適転送速度取得プログラムであって、第一電子機器にて保持されている連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを第二電子機器にパケットデータに紐づけて転送速度を変化させながら転送するテスト用パケットデータ転送ステップと、第二電子機器にてテスト用パケットデータを受信する第一受信ステップと、第二電子機器にて受信したテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信ステップと、第二電子機器から返信されたテスト用パケットデータを第一電子機器にて受信する第二受信ステップと、第二受信ステップにて受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェックステップと、からなり、チェックステップにてテスト用パケットデータの連続性が損なわれていると判断される場合に、連続性が損なわれているパケットデータからそのパケットデータが転送された転送速度を取得して、最適転送速度又は最適転送速度候補とするようにコンテンツ転送システムを動作させる最適転送速度取得プログラムとなる。
<<実施形態2>>
<実施形態2 概要>
実施形態2は、実施形態1の転送システムの第二電子機器の返信部にさらに返信速度制御手段を備えたものである。返信速度制御手段は、第二電子機器の受信部での受信速度よりも遅い速度で返信をするためのものである。
<実施形態2 構成>
図8は、実施形態2の構成を示した図である。
この図に示すように、本実施形態の転送システム0801は、コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、からなるコンテンツ転送システムであって、第一電子機器は、コンテンツ転送部と、保持部と、テスト用パケットデータ転送部と、第一受信部と、チェック部と、最適値取得部と、設定部と、を有し、第二電子機器は、第二受信部と、蓄積部と、返信部と、からなる点は実施形態1と同様であり、相違点は第二電子機器の返信部0802がさらに返信速度制御手段0803を有する点である。
このように構成するのは、返信の過程で第二電子機器に蓄積された状態のテスト用パケット(B)が欠落したり、破損したりするのを防止するためのである。
返信速度制御手段0803は、第二受信部の受信速度を取得して、例えば、その50%とか20%というように返信速度を制御してもよいし、あらかじめ定められた速度、例えばコンテンツの再生速度と同程度の返信速度としてもよい。
<実施形態2 処理の流れ>
実施形態2の処理の流れは基本的に実施形態1と同様であり、相違点は、第二電子機器からテスト用パケットデータ(B)を返信する際に返信速度を制御するステップが追加される点である。
<<実施形態3>>
<実施形態3 概要>
実施形態3は、実施形態1、実施形態2の転送システムの第一電子機器に接続検知部と制御部をさらに追加して備えたものである。接続検知部は、第一電子機器において第二電子機器がコンテンツの転送が可能な状態で接続されたことを検知し、制御部は、この検知があった場合に、テスト用パケットデータ転送部、チェック部、最適値取得部、設定部は、接続検知部が一連の動作をするように制御する機能を有する。
<実施形態3 構成>
図9は、実施形態3の構成を示した図である。
この図に示すように、本実施形態の転送システム0901は、コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、からなるコンテンツ転送システムであって、第一電子機器は、コンテンツ転送部と、保持部と、テスト用パケットデータ転送部と、第一受信部と、チェック部と、最適値取得部と、設定部と、を有し、第二電子機器は、第二受信部と、蓄積部と、返信部と、からなる点は実施形態1と同様であり、相違点は第一電子機器が接続検知部0902と、制御部0903を有する点である。そして、接続検知部は、第一電子機器において第二電子機器がコンテンツの転送が可能な状態で接続されたことを検知し、制御部は、この検知があった場合に、テスト用パケットデータ転送部、チェック部、最適値取得部、設定部は、接続検知部が一連の動作をするように制御する(0904〜0908)。
このように構成するのは、第一電子機器に第二電子機器がコンテンツ転送可能に接続された時点で将来に到来するであろうコンテンツの転送作業を見越して、あらかじめ最適な転送速度を取得しておき、実際にコンテンツの転送処理が必要となった際には、直ちにその最適な転送速度を利用してコンテンツの転送ができるようにするためである。
なお、一連のチェック作業が短時間でできるように構成できる場合には接続検知部0902に代えて、コンテンツの転送処理の開始命令などを検知する開始命令検知部を配置し、この検知があった場合に、一連のチェック作業を実行させるように構成してもよい。
<実施形態3 処理の流れ>
実施形態3の処理の流れは基本的に実施形態1と同様であり、相違点は、第一電子機器が第二電子機器とコンテンツの転送可能状態で接続されたことを検知してから一連のチェック処理手順を実行するように構成した点である。
<<実施形態4>>
実施形態4は、実施形態1から実施形態3の転送システムと基本的に構成は同一で、テスト用パケットとしてMPEGトランスポートストリームを採用する点と、第一電子機器のチェック部が巡回カウンターチェック手段を有するである。
<実施形態4 構成>
図10は、実施形態4でテスト用パケットとして採用するトランスポートストリームのパケット構造の一例を示した図である。
この図に示すように、本実施形態で採用するテスト用パケットはヘッダとペイロード格納部とからなり、全体で188バイトの大きさである。そして、ヘッダが4バイトあり、最初の1バイトは同期情報、次の1ビットがトランスポートエラーインジケータでペイロードの破損を示すフラグを格納する。次の1ビットはピロードスタートインジケータであり、次の1ビットはトランスポート優先度インジケータである。その後、3バイト目の最後までプログラムPIDが格納され、4バイト目の最初の2ビットにトランスポートスクランブルコントロールが格納される。さらに次の2ビットにアダプテーションフィールドコントロールが格納され、ヘッダの最後の4ビットに巡回カウンターが格納される。この巡回カウンターは連続するパケットに連続の番号を与えて格納するもので、本実施形態の第一電子機器のチェック部ではこの連続性をチェックするように構成される。またさらにトランスポートエラーインジケータをチェックするように構成してもよい。
図11は、本実施形態の機能ブロックを示す図である。実施形態1から実施形態3の第一電子機器のチェック部にさらに巡回カウンターチェック手段1102を設けた点に特徴がある。またテスト用パケットデータ保持部やその他の部が扱うパケットはMPEGトランスポートストリームで採用されるパケットとなる。
<実施形態4 処理の流れ>
基本的に実施形態4の処理の流れは実施形態1から3の処理の流れと共通である。相違点はテスト用パケット(B)をチェックするステップにて巡回カウンターチェックステップを含む点である。
<<実施形態5>>
実施形態5は、実施形態1から実施形態4の転送システムと基本的に構成は同一で、テスト用パケットとしてMPEGトランスポートストリームを採用し、実施形態4の第一電子機器のチェック部さらにMPEGトランスポートストリームパケットのヘッダにあるトランスポートエラーインジケータをチェックするエラーインジケータチェック手段を有する点に特徴がある。また、さらに、第一電子機器と第二電子機器とは、イーサネット(登録商標)LANで接続されている転送システムであってもよい
<実施形態5 構成>
図10では、実施形態4でテスト用パケットとして採用するトランスポートストリームのパケット構造の一例を示した。その中にトランスポートエラーインジケータがあるが、本実施形態ではこのトランスポートエラーインジケータのチェックも行う。原則的にはテスト用パケット(B)の連続性をチェックすることで転送速度の良否を判断できるが、テスト用パケット(B)に欠落などがなくてもペイロードが破損している場合がある。その場合を発見するために本実施形態ではエラーインジケータチェック手段を採用した。
図12は、本実施形態の機能ブロックを示す図である。実施形態4の第一電子機器のチェック部にさらにエラーインジケータチェック手段1202を追加した。なお図示しないが、さらに、第一電子機器と第二電子機器とは、イーサネット(登録商標)LANで接続されている転送システムであってもよい
<実施形態5 処理の流れ>
基本的に実施形態5の処理の流れは実施形態4の処理の流れと共通である。相違点はテスト用パケット(B)をチェックするステップにてさらにエラーインジケータチェックステップを含む点である。
0200 コンテンツ転送システム
0201 第一電子機器
0202 第二電子機器
0203 コンテンツ転送部
0204 テスト用パケットデータ転送部
0205 第一受信部
0207 設定部
0208 保持部
0209 チェック部
0210 最適値取得部
0212 蓄積部
0214 第二受信部
0215 返信部

Claims (14)

  1. コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、
    第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、
    からなるコンテンツ転送システムであって、
    第一電子機器は
    コンテンツデータを第二電子機器に転送するコンテンツ転送部と、
    連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを保持する保持部と、
    テスト用パケットデータを第二電子機器に所定の転送速度で転送する
    テスト用パケットデータ転送部と、
    転送されたテスト用パケットデータの返信を受ける第一受信部と、
    受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェック部と、
    チェック結果に応じて転送部の転送速度の最適値を取得する最適値取得部と、
    前記コンテンツ転送部での転送速度を取得した最適値に設定する設定部と、を有し、
    第二電子機器は、
    第一電子機器からテスト用パケットデータを受信する第二受信部と、
    受信したテスト用パケットデータを蓄積する蓄積部と、
    蓄積されたテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信部と、
    を有するコンテンツ転送システム。
  2. 第二電子機器の返信部は、常に第二電子機器の受信部での受信速度よりも遅い速度で前記返信をするための返信速度制御手段を有する請求項1に記載のコンテンツ転送システム。
  3. 第一電子機器は、コンテンツを転送可能な第二電子機器の接続検知部を有し、
    テスト用パケットデータ転送部、チェック部、最適値取得部、設定部は、接続検知部が第二電子機器の接続を検知した場合に一連の動作をするように制御する制御部を有する請求項1又は2に記載のコンテンツ転送システム。
  4. 前記パケットは、MPEGトランスポートストリームであり、
    チェック部は、前記連続性のチェックをトランスポートストリームパケットのヘッダにある巡回カウンタの連続性でチェックする巡回カウンタチェック手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載のコンテンツ転送システム。
  5. 前記パケットは、MPEGトランスポートストリームであり、
    チェック部は、前記連続性のチェックをトランスポートストリームパケットのヘッダにあるトランスポートエラーインジケータでチェックするエラーインジケータチェック手段を有する請求項4に記載のコンテンツ転送システム。
  6. 前記第一電子機器と第二電子機器とは、イーサネット(登録商標)LANで接続されている請求項1から5のいずれか一に記載の転送システム。
  7. コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、
    第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、
    からなるコンテンツ転送システムの最適転送速度取得プログラムであって、
    第一電子機器にて保持されている連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを第二電子機器に所定の転送速度で転送するテスト用パケットデータ転送ステップと、
    第二電子機器にてテスト用パケットデータを受信する第一受信ステップと、
    第二電子機器にて受信したテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信ステップと、
    第二電子機器から返信されたテスト用パケットデータを第一電子機器にて受信する第二受信ステップと、
    第二受信ステップにて受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェックステップと、
    からなり、
    チェックステップにてテスト用パケットデータの連続性が損なわれていると判断される場合に、前記所定の転送速度を、より遅い新たな所定の転送速度として転送ステップから後のステップを前記連続性が損なわれていないと判断されるまで繰り返すことで最初に前記連続性が損なわれていないと判断される転送速度を最適転送速度又は最適転送速度候補として取得するようにコンテンツ転送システムを動作させる最適転送速度取得プログラム。
  8. コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、
    第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、
    からなるコンテンツ転送システムの最適転送速度取得プログラムであって、
    第一電子機器にて保持されている連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを第二電子機器に所定の転送速度で転送するテスト用パケットデータ転送ステップと、
    第二電子機器にてテスト用パケットデータを受信する第一受信ステップと、
    第二電子機器にて受信したテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信ステップと、
    第二電子機器から返信されたテスト用パケットデータを第一電子機器にて受信する第二受信ステップと、
    第二受信ステップにて受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェックステップと、
    からなり、
    チェックステップにてテスト用パケットデータの連続性が損なわれていない判断される場合に、前記所定の転送速度を、より速い新たな所定の転送速度として転送ステップから後のステップを前記連続性が損なわれている判断されるまで繰り返すことで、もっとも最後に前記連続性が損なわれていないと判断される転送速度を最適転送速度と又は最適転送速度候補として取得するようにコンテンツ転送システムを動作させる最適転送速度取得プログラム。
  9. コンテンツデータをパケットで記録する第一電子機器と、
    第一電子機器から送信されるコンテンツを蓄積する第二電子機器と、
    からなるコンテンツ転送システムの最適転送速度取得プログラムであって、
    第一電子機器にて保持されている連続性をチェック可能なテスト用パケットデータを第二電子機器にパケットデータに紐づけて転送速度を変化させながら転送するテスト用パケットデータ転送ステップと、
    第二電子機器にてテスト用パケットデータを受信する第一受信ステップと、
    第二電子機器にて受信したテスト用パケットデータを第一電子機器に返信する返信ステップと、
    第二電子機器から返信されたテスト用パケットデータを第一電子機器にて受信する第二受信ステップと、
    第二受信ステップにて受信したテスト用パケットデータの連続性をチェックするチェックステップと、
    からなり、
    チェックステップにてテスト用パケットデータの連続性が損なわれていると判断される場合に、連続性が損なわれているパケットデータからそのパケットデータが転送された転送速度を取得して、最適転送速度又は最適転送速度候補とするようにコンテンツ転送システムを動作させる最適転送速度取得プログラム。
  10. 前記第一電子機器はテレビジョン受信装置である請求項1から6のいずれか一に記載の転送システム。
  11. 前記第二電子機器はテレビジョン受信装置である請求項1から6のいずれか一に記載の転送システム。
  12. 請求項10に記載の第一電子機器であるテレビジョン受信装置。
  13. 請求項11に記載の第二電子機器であるテレビジョン受信装置。
  14. 請求項7から請求項9のいずれか一に記載の最適転送速度取得プログラムを計算機に実行のために読み取り可能に記録した記録媒体。
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