JP2013130909A - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】指定された位置から所定数のスポット情報を検索する際の負荷を軽減すること。
【解決手段】指定された位置を中心に、指定された数のスポット情報を検索する地理的範囲を、地域メッシュ毎に予め記憶されたスポット数をもとに最適化することにより、検索範囲を徐々に広げながら検索を繰り返す必要がなくなるので、指定された位置から所定数のスポット情報を検索する際の負荷を軽減することができる。スポット数の情報を参照し、指定された位置を含む各サイズの地域メッシュから、所定数に近いスポット数の地域メッシュを特定したうえ、指定された位置からの検索の地理的範囲をその地域メッシュから特定することにより、表示縮尺などに応じた複数のサイズ階層の地域メッシュに区分されている地図データを用いる場合も、検索範囲を迅速に特定できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報検索結果の表示に関する。
近年、インターネットのウェブサイトなどにおいて、ユーザ端末の現在位置などを中心として、飲食店など指定した種別のスポット情報を所定数表示するサービスが実施されている。従来、このように指定された位置から指定された数のスポット情報を抽出する場合については、与えられた住所を中心に、所定件数となるまで地理的な検索範囲を広げながら検索を行う提案があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−93387号
しかし、このように検索範囲を徐々に広げながら検索を繰り返すことでウェブサーバなどに処理負荷がかかり、迅速に検索結果を返すのが困難という問題があった。
上記の課題に対し、本発明の目的は、指定された位置から所定数のスポット情報を検索する際の負荷を軽減することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、位置に対応付けられた対象であるスポットを表す情報であって少なくとも前記位置及び前記スポットの種別を含むスポット情報を検索する情報処理装置において、前記種別及び地域メッシュごとに、前記スポット情報の多さに関する値であるスポット数を記憶しているスポット数記憶手段と、少なくともスポットの前記種別を特定可能なクエリの指定を受け付けるクエリ受付手段と、検索に係る位置の指定を受け付ける位置受付手段と、受け付けられたクエリと、指定された位置と、記憶されている前記スポット数と、に基づいて検索の地理的範囲を特定する検索範囲特定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(6)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、コンピュータが、位置に対応付けられた対象であるスポットを表す情報であって少なくとも前記位置及び前記スポットの種別を含むスポット情報を検索する情報処理方法において、前記種別及び地域メッシュごとに、前記スポット情報の多さに関する値であるスポット数をスポット数記憶手段に予め記憶させておき、少なくともスポットの前記種別を特定可能なクエリの指定を受け付けるクエリ受付処理と、検索に係る位置の指定を受け付ける位置受付処理と、受け付けられたクエリと、指定された位置と、記憶されている前記スポット数と、に基づいて検索の地理的範囲を特定する検索範囲特定処理と、をコンピュータが実行することを特徴とする。
本発明の他の態様(2)は、上記いずれかの態様において、前記検索範囲特定手段(「手段」は方法にあっては「処理」と読み替える。以下同じ)は、受け付けられた前記クエリに対応する前記スポットの前記種別を特定するスポット種別特定手段と、指定された前記位置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、特定された前記スポットの前記種別について、取得された前記位置情報を含む複数のサイズ階層に係る地域のメッシュのうち、予め定められた数に最も近い前記スポット数が記憶されている前記地域メッシュを特定するメッシュ特定手段と、特定された前記地域メッシュをもとに、前記指定された位置からの距離を用いて、前記検索の地理的範囲を特定する距離特定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、前記位置及び前記種別に加え他の詳細情報を含む前記スポット情報を記憶しているスポット情報記憶手段と、前記検索範囲特定手段により特定された前記検索の地理的範囲に含まれる前記位置に係る前記スポット情報を、前記スポット情報記憶手段から検索するスポット情報検索手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(4)は、上記いずれかの態様において、地域及びスポットの前記種別ごとに、その地域に含まれるスポット情報に係る位置情報を、その地域に対応する複数のサイズ階層ごとの地域コードに変換しそのスポット情報に関連付ける地域コード作成手段と、前記地域に含まれる各サイズ階層の地域コード毎に、その地域コードに関連付けられている前記スポット情報の数を集計するスポット数集計手段と、前記スポットの前記種別及び前記地域コード毎に、集計された前記スポット情報の数を対応付けて前記スポット数記憶手段に記憶させるスポット数情報生成手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(5)は、上記いずれかの態様において、前記距離特定手段は、特定された前記地域メッシュのサイズに基づいて、前記指定された位置からの前記距離を特定することを特徴とする。
なお、上記の各態様は、明記しない他のカテゴリ(方法、プログラム、システムなど)としても把握することができ、方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「手段」を、「処理」や「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめてもしくは随時一部分ずつ実行するなど、変更可能である。
また、個々の手段、処理やステップを実現、実行する端末などのコンピュータは共通でもよいし、手段、処理やステップごとにもしくはタイミングごとに異なってもよい。また、上記「手段」の全部又は任意の一部を「部」(ユニット、セクション、モジュール等)と読み替えることができる。
本発明によれば、指定された位置から所定数のスポット情報を検索する際の負荷を軽減することが可能となる。
本発明の実施形態について構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態におけるデータ例を示す図。 本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態におけるメッシュを例示する概念図。 本発明の実施形態における検索結果画面の一例を示す図。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について図に沿って例示する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項は適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態は、図1の構成図に示す情報処理装置1(以下「本装置1」や「本装置」とも呼ぶ)に関するもので、本装置1は、スポット情報を検索するサーバ装置である。ここで、「スポット情報」とは、位置に対応付けられた対象であるスポットを表す情報であって、少なくとも位置及びスポットの種別を含むものである。また、スポットの種類は、例えば、各種の施設(飲食店、給油所、金融機関、公共施設やテーマパークなど)、イベント、名勝旧跡などである。
本装置1は、コンピュータの構成として少なくとも、CPUなどの演算制御部6と、主メモリや補助記憶装置等の記憶装置7と、通信ネットワークN(例えば、携帯電話、PHS、公衆無線LANなどの移動通信網、インターネットなど)との通信手段8(例えば、通信ゲートウェイ装置、移動通信網との通信回路、無線LANアダプタなど)と、を有する。
また、端末Tは、スマートフォン、携帯電話端末、タブレットPCなどの携帯端末や、その他のパーソナルコンピュータといったクライアント装置で、上記のようなコンピュータの構成に加え、タッチパネル機能付きの液晶や有機ELを用いた表示画面などの入出力手段(図示省略)を有する。
本装置1では、記憶装置7に記憶したサーバ・プログラムなど所定のコンピュータ・プログラムを演算制御部6が実行することで、図1に示す各手段などの要素(20,30ほか)を実現する。実現される要素のうち情報の記憶手段の態様は自由で、記憶装置7上のファイルなど任意のデータ形式で実現できるほか、ネットワーク・コンピューティング(クラウド)によるリモート記憶などでもよい。
また、記憶手段は、データの格納領域だけでなく、データの入出力や管理などの機能を含んでもよい。また、本出願に示す記憶手段の単位は説明上の便宜によるもので、適宜、構成を分けたり一体化できるほか、明示する記憶手段以外にも、各手段の処理データや処理結果などを記憶する記憶手段を適宜用いるものとする。
記憶手段のうち、スポット数記憶手段25は、種別及び、地図上の範囲を区分する一定サイズの形状(ここでは矩形とする)である地域メッシュごとにスポット数を記憶している手段である(例えば図2(4))。図2(4)の例では、種別を表すスポット種別コード及び地域メッシュに対応する識別情報である地域コードと対応付けて、スポット数が記憶されている。ここで、スポットの種別は、上位概念下位概念などの階層ごとに定義され、例えば3階層であれば、大分類(例えば「飲食店」)−中分類(例えば「和食」)−小分類(例えば「寿司」)のような例が考えられる。
同様に、地域メッシュにも、例えばGeoHashにおけるようなサイズ階層があり、図2(4)の例では、同じスポット種別コードについても、地域コードは短いほど広い地域メッシュを表すのでスポット件数は多く、地域コードが長くなるほど狭い地域を表すのでスポット件数は少ない。また、「スポット数」は、前記スポット情報の多さに関する値であり、店舗数など情報の件数に限らず、密度など他の値でもよい。
次に、スポット情報記憶手段55は、位置及び種別に加え他の詳細情報を含む前記スポット情報を記憶している手段である(例えば図2(5))。図2(5)の例では、位置を表す位置情報(緯度、経度)及び種別を表すスポット種別コードの他に、他の詳細情報として、スポットIDや店名などを例示するが、詳細情報の内容は自由であり、さらに他の例として、店舗などの住所、電話番号、営業時間、定休日、ウェブページのURLなどが考えられる。
なお、図中(例えば図1)の矢印は、データや制御などの流れについて主要な方向を補助的に示すもので、他の流れを否定するものでも、方向の限定を意味するものでもない。例えばある方向のデータ取得の前後に、データ要求や確認応答(ACK)が逆方向に発生し得る。また、記憶手段以外の各手段は、以下に説明するような情報処理の機能・作用(例えば図1)を実現・実行する処理手段であるが、これらは説明のために整理した機能単位であり、実際のハードウェア要素やソフトウェアモジュールとの一致は問わない。
〔2.作用効果〕
上記のように構成された本装置1のうち、本実施形態に特に関わる処理手順を図3のフローチャートに示す。
〔2−1.概要〕
まず、クエリ受付手段20が、少なくともスポットの前記種別を特定可能なクエリの指定を端末Tから受け付ける(ステップS11)。ここで、クエリは、検索対象とするスポットの種別を文字入力や画面選択などで直接指定するか、又は少なくとも、そのような種別を特定したり推定するための目的の指定を含む検索要求であるが、その形式は自由である。例えば、「グルメ検索」のような検索種別を予め選ぶのでもよいし、「六本木 ラーメン」のように文字列で指定するのでもよい。
なお、変換辞書を用いてクエリ解釈(スポット種別特定)をしやすくしてもよい。例えば、入力文字列が「イタメシ」の場合、これを予め辞書で対応付けられている「イタリアン」という種別に変換するなどである。同様に、クエリ解釈に機械学習を用いてもよい。
また、位置受付手段30が、検索に係る位置の指定を端末Tから受け付ける(ステップS12)。「位置」の指定についても態様は自由であり、例えば、端末TのGPS機能や、携帯電話など移動通信のアンテナ基地局からの位置情報で特定した端末Tの現在地のほか、クエリの文字列に含まれる地名などから取得する(例えば上記の例「六本木 ラーメン」における「六本木」など)。
そして、検索範囲特定手段40が、受け付けられたクエリと、指定された位置と、スポット数記憶手段25に記憶されているスポット数(例えば図2(4))と、に基づいて検索の地理的範囲を特定する(ステップS13〜S17)。
〔2−2.検索範囲の特定〕
以下、検索の地理的範囲を特定(ステップS13〜S17)する例として、指定された数(以下「所定数」と呼ぶこととする)のスポット情報を検索する地理的範囲を特定する例を示す。この際、所定数を動的に変更してもよい。
例えば、検索しているユーザの端末Tの位置情報に応じ、一例として、指定された位置を基準として、郊外など遠隔地からアクセスしているユーザを観光客と推定しその所定数すなわち閾値は相対的に多い件数としたり、逆に、指定された位置を基準に、市内など近い場所からアクセスしているユーザは地元居住者と推定し、その閾値は相対的に少ない件数とするなどが考えられる。
そして、検索範囲特定手段40は、図1に示す各手段42から48により、検索の地理的範囲を以下のように特定する。まず、スポット種別特定手段42が、受け付けられたクエリに対応するスポットの種別を特定し(ステップS13)、また、位置情報取得手段44が、指定された位置の位置情報を取得する(ステップS14)。例えば、スポットの種別を表すスポット種別コードとして「001(ラーメン)」、その位置の位置情報として緯度経度を取得したものとする。
続いて、メッシュ特定手段46が、特定されたスポットの種別について、取得された位置情報を含む複数のサイズ階層に係る地域のメッシュを抽出し(ステップS15)、そのうち、予め定められた所定数に最も近いスポット数が記憶されている地域メッシュを特定する(ステップS16)。
例えば、取得された位置情報を含む最も狭い地域メッシュの地域コードが、図2(4)に示す最上段の「xn76ggrw26」で、それを包含するより広い地域メッシュの地域コードが「xn76ggrw」「xn76gg」「xn76」「xn」で、それぞれの地域メッシュにおけるスポット種別コード「001(ラーメン)」のスポット数がそれぞれ図2(4)右端の2、8、15、62、123とする。
この場合、所定数が15件であれば、「スポット数」が所定数と同数の15件である地域コード「xn76gg」の地域メッシュを特定する。そして、距離特定手段48は、特定された地域メッシュをもとに、指定された位置からの距離を用いて、検索の地理的範囲を特定する(ステップS17)。
ここで、指定された位置からの「距離」については、距離特定手段48が、特定された地域メッシュのサイズに基づいて特定する。具体的に、メッシュのサイズに基づく距離としては、例えば、重心から頂点までの距離、重心から辺までの距離、1辺の距離などが考えられる。
例えば、図4の例において、指定された位置C(図中、十字で示す)を中心とした破線の円Rで示す範囲を、検索の地理的範囲として特定する場合、その円Rの直径は、特定された地域メッシュM5の長辺(図の左右方向)に相当する距離(例えば500mなど)をメッシュのサイズに基づく距離として、円Rの直径(半径で表す場合はその半分)として用いることが考えられる。なお、図4中、星印は地図上のスポットを示す。
〔2−3.検索範囲の活用例〕
そして、スポット情報検索手段85が、以上のように検索範囲特定手段40により特定された検索の地理的範囲(例えば図4の円R内)に含まれる位置に係るスポット情報を、スポット情報記憶手段55から検索し(ステップS18)、その結果を検索結果送信手段90が端末Tへ送信する(ステップS19)。このように端末Tで表示された検索結果の画面を図5に示す。なお、図5に示す十字や円は、図4との関連を説明上示すもので、実際の表示は不要である。
〔2−4.スポット数情報の生成〕
また、上記のような検索範囲の特定に用いるスポット数の情報すなわちスポット数記憶手段25に記憶された情報(例えば図2(4))を予め生成する機能を本装置1が備えてもよい。この場合、まず、第1段階の処理として、地域コード作成手段61が、地域及びスポットの種別ごとに、その地域に含まれるスポット情報に係る位置情報を、その地域に対応する複数のサイズ階層ごとの地域コードに変換しそのスポット情報に関連付ける。
ここで、その地域に含まれるスポット情報に係る位置情報は、図2(1)に例示するように、スポット位置記憶手段60に予め記憶されているものとするが、スポット位置記憶手段60をスポット情報記憶手段55が兼ねてもよい。
また、図2(2)は、第1段階の処理の結果、スポット情報を識別するスポットIDに、位置情報(例えば図2(1)で破線の楕円で示す緯度経度)を変換したある階層の地域コード(「xn76gg」ほか)を関連付けたスポット地域対応情報62の一例であるが、同様に他の階層の地域コードも対応付ける。
続いて、第2段階の処理として、スポット数集計手段63が、地域に含まれる各サイズ階層の地域コード毎に、その地域コードに関連付けられているスポット情報の数を集計し、地域毎件数対応情報64として記憶する。その一例が図2(3)であり、例えば、図2(2)において破線の楕円で示す地域コード「xn76gg」と関連付けられたスポット数が15件あれば、地域コード「xn76gg」に対してスポット数「15件」が対応付けられる。
そして、第3段階の処理として、スポット数情報生成手段65が、スポットの種別及び地域コード毎に、集計されたスポット情報の数を対応付けてスポット数記憶手段25に記憶させる(例えば、図2(4))。
なお、これら各段階の処理、すなわち地域コードに関連付ける処理と、スポット情報の数を集計する処理、スポット数記憶手段を生成する処理は、並列処理によって行うことが望ましい。また、これら各処理の実現には既存の任意のアルゴリズムやライブラリなどのソフトウェア資源を利用してもよい。例えば、地域コードに関連付ける処理や、スポット情報の数を集計する処理は、HadoopのMapperなどが、同様にスポット数記憶手段を生成する処理にはHadoopのReducerなどが、それぞれ利用できる。
〔3.効果〕
(1) 以上のように本実施形態では、指定された位置を中心に、指定された数のスポット情報を検索する地理的範囲を(例えば図4の円R内)、地域メッシュ毎に予め記憶されたスポット数(例えば図2(4))をもとに最適化することにより、検索範囲を徐々に広げながら検索を繰り返す必要がなくなるので、指定された位置から所定数のスポット情報を検索する際の負荷を軽減することができる。
(2) 特に、本実施形態では、スポット数の情報(例えば図2(4))を参照し、指定された位置を含む各サイズの地域メッシュから、所定数に近いスポット数の地域メッシュ(例えば図4の地域メッシュM5)を特定したうえ、指定された位置からの検索の地理的範囲(例えば図4の円R内)をその地域メッシュから特定することにより、表示縮尺などに応じた複数のサイズ階層の地域メッシュに区分されている地図データを用いる場合も、検索範囲を迅速に特定できる。
(3) また、本実施形態では、特定した地図上の検索範囲(例えば図4の円R内)を基準に、その検索範囲内の位置と関連付けられたスポット情報(例えば図2(5))であって詳細情報を含むスポット情報を検索することにより、ユーザ端末などにスポットの詳細情報も迅速に提供することができる(例えば図5)。
(4) さらに、本実施形態では、地域とスポットの種別ごとに、スポット情報の緯度経度から対応する各階層の地域コードを求めてスポット情報と関連付け(例えばスポット地域対応情報62)、地域コード毎に関連付けられたスポット情報の数を集計し(例えば地域毎件数対応情報64)、そのスポット情報の数をスポットの種別及び地域コードと対応付けてスポット数記憶手段25に記憶させる。
これにより、緯度経度を伴う従来のスポット情報から(例えば図2(1)や図2(5))、地域コード毎にスポット数を対応付けた情報(例えば図2(4))が生成できるので、従来のスポット情報に本発明を適用することができる。
(5) 加えて、本実施形態では、メッシュサイズに基づく距離をもとに検索の地理的範囲(例えば図4の円R内)とする距離を計算して特定することにより、その距離までの最初の検索で目的とする数に近い数のスポット情報が検索される可能性が高くなり、処理が迅速化される。
〔4.他の実施形態〕
なお、上記実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。また、本出願における構成図、データの図、フローチャートなども例示に過ぎず、各要素の有無、その配置や処理実行などの順序、具体的内容などは適宜変更可能である。
例えば、検索範囲の特定に用いるスポット情報(例えば図2(4))を予め生成する処理は、検索に応じるスポットの種別や地域の全体について事前に一括して行ってもよいが、例えば、処理能力の余裕などに応じ一部分ずつ行い、スポット情報が生成済のスポット種別や地域については本発明による検索範囲の特定を行い、未生成のスポット種別や地域については検索範囲を徐々に広げる従来技術で検索に応じることもできる。
また、例えば、端末Tにおいて、クエリなどを本装置1へ送信したり、それに基づく検索結果を受信して表示する機能は、ウェブ・ブラウザが実現してもよいし、アプリケーション・ソフトウェアなど他の種類のソフトウェアが実現してもよい。
また、本装置1を構成する個々の手段を実現する態様は自由で、外部のサーバが提供している機能をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワーク・コンピューティング(いわゆるクラウドなど)で呼び出して実現するなど、本発明の構成は柔軟に変更できる。さらに、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず物理的な電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。
1 情報処理装置
6 演算制御部
7 記憶装置
8 通信手段
20 クエリ受付手段
25 スポット数記憶手段
30 位置受付手段
40 検索範囲特定手段
42 スポット種別特定手段
44 位置情報取得手段
46 メッシュ特定手段
48 距離特定手段
55 スポット情報記憶手段
60 スポット位置記憶手段
61 地域コード作成手段
63 スポット数集計手段
65 スポット数情報生成手段
85 スポット情報検索手段
90 検索結果送信手段
C 位置
M5 地域メッシュ
N 通信ネットワーク
T 端末

Claims (6)

  1. 位置に対応付けられた対象であるスポットを表す情報であって少なくとも前記位置及び前記スポットの種別を含むスポット情報を検索する情報処理装置において、
    前記種別及び地域メッシュごとに、前記スポット情報の多さに関する値であるスポット数を記憶しているスポット数記憶手段と、
    少なくともスポットの前記種別を特定可能なクエリの指定を受け付けるクエリ受付手段と、
    検索に係る位置の指定を受け付ける位置受付手段と、
    受け付けられたクエリと、指定された位置と、記憶されている前記スポット数と、に基づいて検索の地理的範囲を特定する検索範囲特定手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記検索範囲特定手段は、
    受け付けられた前記クエリに対応する前記スポットの前記種別を特定するスポット種別特定手段と、
    指定された前記位置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    特定された前記スポットの前記種別について、取得された前記位置情報を含む複数のサイズ階層に係る地域のメッシュのうち、予め定められた数に最も近い前記スポット数が記憶されている前記地域メッシュを特定するメッシュ特定手段と、
    特定された前記地域メッシュをもとに、前記指定された位置からの距離を用いて、前記検索の地理的範囲を特定する距離特定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記位置及び前記種別に加え他の詳細情報を含む前記スポット情報を記憶しているスポット情報記憶手段と、
    前記検索範囲特定手段により特定された前記検索の地理的範囲に含まれる前記位置に係る前記スポット情報を、前記スポット情報記憶手段から検索するスポット情報検索手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 地域及びスポットの前記種別ごとに、その地域に含まれるスポット情報に係る位置情報を、その地域に対応する複数のサイズ階層ごとの地域コードに変換しそのスポット情報に関連付ける地域コード作成手段と、
    前記地域に含まれる各サイズ階層の地域コード毎に、その地域コードに関連付けられている前記スポット情報の数を集計するスポット数集計手段と、
    前記スポットの前記種別及び前記地域コード毎に、集計された前記スポット情報の数を対応付けて前記スポット数記憶手段に記憶させるスポット数情報生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記距離特定手段は、特定された前記地域メッシュのサイズに基づいて、前記指定された位置からの前記距離を特定することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが、位置に対応付けられた対象であるスポットを表す情報であって少なくとも前記位置及び前記スポットの種別を含むスポット情報を検索する情報処理方法において、
    前記種別及び地域メッシュごとに、前記スポット情報の多さに関する値であるスポット数をスポット数記憶手段に予め記憶させておき、
    少なくともスポットの前記種別を特定可能なクエリの指定を受け付けるクエリ受付処理と、
    検索に係る位置の指定を受け付ける位置受付処理と、
    受け付けられたクエリと、指定された位置と、記憶されている前記スポット数と、に基づいて検索の地理的範囲を特定する検索範囲特定処理と、
    をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
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