JP2013130235A - フィードバック機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】角度センサの回転軸の固着の発生の有無を現場で簡単に確認できるようにする。
【解決手段】調節弁200に設けられた連結ピン22をフィードバックレバー23の長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1に圧接させるピン押圧用ばね26の可動部26cに固着標識部材27Aを取り付ける。固着標識部材27Aは、ピン押圧用バネ26の正常な取り付け状態において、フィードバックレバー23の背面に位置している。角度センサ4の回転軸が回転不能に陥いると、弁軸20の移動に伴う連結ピン22のピン押圧用バネ26の付勢力に抗する移動によって、ピン押圧用バネ26の可動部26bが押し上げられ、固着標識部材27Aがフィードバックレバー23の背面から露出する。これにより、角度センサ4の回転軸に固着が生じたことを知ることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、調節弁の開度を制御するポジショナに用いて好適なフィードバック機構に関するものである。
従来より、化学プラント等においては、その流量プロセスに用いられる調節弁に対してポジショナを設け、このポジショナによって調節弁の開度を制御するようにしている。このポジショナは、上位装置から送られてくる設定開度と調節弁からフィードバックされてくる実開度との偏差を求め、この偏差に応じた電気信号を制御信号として生成する制御演算部と、この制御演算部が生成した制御信号を空気圧信号に変換する電空変換部と、この電空変換部からの空気圧信号を増幅し出力空気圧として調節弁の操作器に供給する空気圧信号増幅部(パイロットリレー)とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
このポジショナでは、調節弁の実開度を弁軸の変位量として検出する変位検出部として角度センサが用いられており、この角度センサはフィードバックレバーを介して弁軸の変位量に応じて回転する回転軸を有している。この角度センサの回転軸の回転量に応じた電気信号が実開度を示す信号として制御演算部にフィードバックされる。
例えば、特許文献2に示されたポジショナでは、フィードバックレバーの中央にフィードバックレバーの長手方向に沿って長孔を形成し、この長孔に調節弁の弁軸(作動軸)に設けられた連結ピンを摺動自在に挿通し、このフィードバックレバーの端部を角度センサの回転軸に連結している。これにより、フィードバックレバーが弁軸の上下動に応じて回動し、すなわち連結ピンの上下動に応じて回動し、このフィードバックレバーの回動に伴って角度センサの回転軸が回転する。また、フィードバックレバーには、連結ピンを長孔の長手方向に延びる一側壁に圧接させるピン押圧用ばねが、その両端部をフィードバックレバーの壁面部に掛止させて装着されている。これにより、弁軸の上下動に応じ、弁軸に設けられた連結ピンがフィードバックレバーの長孔内を、短手方向への移動を規制されながら、長手方向へ摺動移動する。したがって、正常状態であれば、調節弁の弁軸の変位量に応じた分、角度センサの回転軸が回転し、調節弁の実開度がポジショナに正しくフィードバックされ、ポジショナによる適切な弁開度制御が行われるものとなる。
このような角度センサを有するポジショナは爆発の虞がある雰囲気中で使用される場合がある。この場合、ポジショナは防爆構造を有していなければならない。例えば、角度センサを単体で防爆構造とする場合、軸受の内周面と回転軸の外周面との隙間をTIIS(産業安全技術協会)で規定されたd(隙間)×I(奥行)の防爆すきとする。例えば、d=0.15mm以下、I=12.5mm以上とした場合、回転軸の両側に位置する隙間の合計(軸受の内径と回転軸の外径との差)を0.15mm以下とする。
実開昭62−28118号公報 特開平11−125201号公報 実開昭62−30073号公報
しかしながら、角度センサを単体で防爆構造とする場合、軸受の内周面と回転軸の外周面との隙間を防爆すきとするために、回転軸を軸受の内周面にオイルレスで軸支させると共に、軸受および回転軸として耐摩耗性の高い材料(剛性の高い材料)を使う必要がある。また、防爆すきは金属で構成しなければならないという規定があるため、軸受の材料として含油焼結金属などを用いてオイルレスとする(外からの注油を不要とする)が、この軸受に含まれる油にゴミなどが吸着されて、回転軸と軸受との間で固着が発生することがある。回転軸と軸受との間で固着が発生すると、回転軸が回転できなくなり、調節弁の弁軸の変位量に応じた電気信号をポジショナ送れなくなり、その結果、ポジショナによる適切な弁開度制御が不能となってしまう。
なお、内部にCPUを備え、ポジショナからの制御出力とフィードバックされた調節弁の実開度との偏差を調べて固着が生じたかどうかを判断する自己診断機能を有するインテリジェント型のポジショナとすれば、固着の自動検知が可能とはなるが、このようなインテリジェント型のポジショナは高価となる、という問題が生じる。
また、内部にCPUを有さない、例えば力平衡式のポジショナ(例えば、特許文献3参照)では、自己診断機能を設けて固着の自動検知を行わせるというようなことはできない。このため、固着が生じてもしばらく気づかずに放置されてしまう、という問題が生じる。このようなCPUを有さないタイプのポジショナであっても、固着の発生を簡単に検知・表示する機能が望まれている。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、角度センサの回転軸の固着の発生の有無を現場で簡単に確認することが可能なフィードバック機構を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、調節弁の作動軸に設けられた連結ピンが摺動自在に挿通される長孔を有し作動軸の上下動に応じて回動するフィードバックレバーと、このフィードバックレバーの回動に伴ってその回転軸が回転する角度センサと、フィードバックレバーに両端部を掛止されて装着され、連結ピンを長孔の長手方向に延びる一側壁に圧接させるピン押圧用ばねとを備えたフィードバック機構において、角度センサの回転軸が回転可能のときには、フィードバックレバーの背面に隠された視認不能位置に部位し、角度センサの回転軸が回転不能に陥ったときには、調節弁の作動軸の移動に伴う連結ピンのピン押圧用バネの付勢力に抗するフィードバックレバーの長孔の一側壁と対向する反対側の他側壁側への移動によって、フィードバックレバーの背面から露出した視認可能位置に部位して角度センサの回転軸の固着を知らせる固着標識部材を備えることを特徴とする。
この発明において、角度センサの回転軸が回転可能のときには、固着標識部材がフィードバックレバーの背面に隠された視認不能位置に部位している。これに対し、角度センサの回転軸が回転不能に陥ると、調節弁の作動軸の移動に伴う連結ピンのピン押圧用バネの付勢力に抗するフィードバックレバーの長孔の一側壁(例えば、下側の側壁)と対向する反対側の他側壁(例えば、上側の側壁)側への移動によって、固着標識部材がフィードバックレバーの背面から露出した視認可能位置に部位する。これにより、固着標識部材がフィードバックレバーの背面に隠れて見えない場合には、角度センサの回転軸に固着が生じていないことが分かり、固着標識部材がフィードバックレバーの背面から露出して見える場合には、角度センサの回転軸に固着が生じていることが分かる。
一般に、回転軸と軸受間で固着が生じ始める初期段階においては、更に大きな回転力が加わるとその固着が解消して再び動くようになるが、その大きな回転力が消失すると再び回転軸と軸受間が固着する現象が知られている。本発明でいう回転軸の固着には、完全に固着した場合だけではなく、このような固着も含まれる。
本発明によれば、角度センサの回転軸が回転可能のときには、固着標識部材がフィードバックレバーの背面に隠された視認不能位置に部位し、角度センサの回転軸が回転不能に陥ったときには、固着標識部材がフィードバックレバーの背面から露出した視認可能位置に部位するので、固着標識部材がフィードバックレバーの背面に隠れて見えない場合には、角度センサの回転軸に固着が生じていないことが分かり、固着標識部材がフィードバックレバーの背面から露出して見える場合には、角度センサの回転軸に固着が生じていることが分かり、角度センサの回転軸の固着の発生の有無を現場で簡単に確認することが可能となる。
本発明に係るフィードバック機構の一実施の形態(実施の形態1)を用いたポジショナのブロック図である。 このポジショナの角度センサのフィードバックレバーとの連結状況(角度センサの回転軸が回転可能な場合)を示す正面図である。 角度センサへのケーブルの引き込み部の断面図である。 角度センサの内部の構成を示す断面図である。 ピン押圧用ばねに取り付けられた固着標識部材がフィードバックレバーの背面から露出した状態(角度センサの回転軸が回転不能な場合)を示す図である。 実施の形態2のフィードバック機構における固着標識部材の取り付け状況(角度センサの回転軸が回転可能な場合)を示す図である。 実施の形態2において固着標識部材の固着標識部がフィードバックレバーの背面から露出した状態(角度センサの回転軸が回転不能な場合)を示す図である。 実施の形態3のフィードバック機構にける固着標識部材の取り付け状況(角度センサの回転軸が回転可能な場合)を示す図である。 実施の形態3において固着標識部材の固着標識部がフィードバックレバーの背面から露出した状態(角度センサの回転軸が回転不能な場合)を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は本発明に係るフィードバック機構の一実施の形態(実施の形態1)を用いたポジショナのブロック図である。同図において、100はポジショナ、200はこのポジショナ100によってその弁開度が制御される調節弁であり、ポジショナ100には調節弁200の実開度をフィードバックする機構として、本実施の形態のフィードバック機構300が設けられている。
調節弁200は、弁軸(作動軸)20を駆動する操作器21を有しており、弁軸20には連結ピン22が設けられ、この連結ピン22にその長孔23aを摺動自在に挿通させてフィードバックレバー23が設けられている。フィードバックレバー23は、弁軸20の上下動に応じて、すなわち連結ピン22の上下動に応じて、支点P1を中心として回動する。
ポジショナ100は、上位装置(図示せず)から送られてくる調節弁200に対する設定開度θspと調節弁200からフィードバックされてくる実開度θpvとの偏差を求め、この偏差に応じた電気信号を制御信号として生成する制御演算部1と、空気圧の供給源400から供給される空気圧Psを受けて、制御演算部1が生成した制御信号を空気圧信号(ノズル背圧)Pnに変換する電空変換部2と、電空変換部2が変換した空気圧信号Pnを増幅し出力空気圧Poutとして調節弁200の操作器21へ出力する空気圧信号増幅部(パイロットリレー)3と、調節弁200の弁軸20の変位量を検出する角度センサ(変位検出部)4とを備えている。
このポジショナ100において、角度センサ4は、調節弁200のヨーク24(図2参照)にブラケット25を介して固定され、その回転軸41(図3参照)がフィードバックレバー23と連結されている。これにより、支点P1を中心とするフィードバックレバー23の回動に伴って角度センサ4の回転軸41が回転し、弁軸20の変位量に応じた電気信号が調節弁200の実開度θpvとして制御演算部1へフィードバックされる。
また、フィードバックレバー23には、連結ピン22を長孔23aの長手方向に延びる一側壁(この例では、下側の側壁)23a1に圧接させるピン押圧用ばね26が、その両端部をフィードバックレバー26の壁面部に掛止させて装着されている。この例では、ピン押圧用ばね26の一端26aおよび他端26bをフック状とし、フック状とした一端26aをフィードバックレバー23の角度センサ4側の壁面部に設けられた丸孔23bに挿通して掛止させ、フック状とした他端26bをフィードバックレバー23の先端側の壁面部にその上方から圧嵌させるようにして掛止させている。これにより、弁軸20の上下動に応じ、弁軸20に設けられた連結ピン22がフィードバックレバー23の長孔23a内を、短手方向への移動を規制されながら、長手方向へ摺動移動する。
また、このポジショナ100において、制御演算部1、電空変換部2および空気圧信号増幅部3は防爆構造とされたケース5内に収容されている。また、角度センサ4からの電気信号は、ケーブル6を介してケース5内の制御演算部1に導かれるものとされている。
図3に角度センサ4へのケーブル6の引き込み部の断面図を示す。ケーブル6は角度センサ4が収容されたケース7内にブッシング8を介して引き込まれている。ブッシング8はナット9によってケース7に締め付け付けられている。ケース7内において、ケーブル6から引き出されたリード線群61は、絶縁スリーブ10によって、角度センサ4からのリード線と圧着接続されている。
図4は角度センサ4の内部の構成を示す断面図である。角度センサ4は、円筒状の軸受用シリンダ42を収納固定したケース43内に、ヨーク44をその下端に固定した回転軸41を下方から挿入して、回転軸41の上端をケース43上面の挿通孔45から突出させ、さらに磁気センサ46を取り付けた蓋47によってケース43の下面の開口48を塞いで構成されている。回転軸41に固定されたヨーク44内には2つの永久磁石49,50が収納されており、磁気センサ46は支持台51の上面に固定されている。
なお、52はケース43の上面に突出した回転軸41のリング溝に取り付けられた係止リング、53はヨーク44と軸受用シリンダ42との間に挿入されたリング、54,55はパッキン、56はフランジ、57はキャップ、58はフィードバックレバー23を回転軸41に連結するボルト、59は磁気センサ46からの電気信号を取り出す基板である。
この角度センサ4において、回転軸41は、軸受用シリンダ42の内周面42aを軸受面として、ヨーク44と一体となって回転する。これにより、磁気センサ46の表面における磁石49,50が作る磁力線の方向が変化し、磁気センサ46の出力抵抗値が変化して、回転軸41の回転量に応じた電気信号が生成される。
なお、軸受用シリンダ42の内周面42aと回転軸41の外周面41aとの間の隙間h1は、d(隙間)×I(奥行)の防爆すきとされている。例えば、d=0.15mm以下、I=12.5mm以上とした場合、回転軸41の両側に位置する隙間h1の合計(軸受用シリンダ42の内径と回転軸41の外径との差)が0.15mm以下とされている。
このような構成において、本実施の形態のフィードバック機構300は、弁軸20の上下動に応じて回動するフィードバックレバー23と、このフィードバックレバー23の回動に伴ってその回転軸41が回転する角度センサ4と、フィードバックレバー23にその両端部が掛止されて装着されたピン押圧用バネ26とから構成され、ピン押圧用バネ26の他端26bにつながる根元部(以下、可動部と呼ぶ)26cには固着標識部材27(27A)が取り付けられている。
このフィードバック機構300において、ピン押圧用バネ26は、その可動部26cがフィードバックレバー23の背面に位置するようにフィードバックレバー23に掛止されている。これにより、固着標識部材27Aは、ピン押圧用バネ26の正常な取り付け状態において、フィードバックレバー23の背面に位置する。また、固着標識部材27Aの前面には、角度センサ4の回転軸41の固着を知らせる標識として、例えば×印のマークが印されている。
〔角度センサの回転軸が回転可能な場合〕
この実施の形態1において、軸受用シリンダ42の内周面42aと回転軸41の外周面41aとの間に固着が生じていない場合、すなわち角度センサ4の回転軸41が回転可能な場合、ピン押圧用バネ26はその正常な取り付け状態を維持し、フィードバックレバー23の長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1に連結ピン22を圧接させ続ける。
このため、ピン押圧用バネ26の可動部26cに取り付けられている固着標識部材27Aがフィードバックレバー23の背面に隠された状態を維持し続ける。すなわち、固着標識部材27Aがフィードバックレバー23の背面に隠された視認不能位置に部位し続ける。これにより、固着標識部材27Aに印されている×印のマークがフィードバックレバー23の背面に隠れて見えず、角度センサ4の回転軸41に固着が生じていないことが分かる。
〔角度センサの回転軸が回転不能な場合〕
これに対し、軸受用シリンダ42の内周面42aと回転軸41の外周面41aとの間に固着が生じると、すなわち角度センサ4の回転軸41が回転不能に陥ると、弁軸20の移動に伴う連結ピン22のピン押圧用バネ26の付勢力に抗する長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1と対向する反対側の他側壁(上側の側壁)23a2側への移動によって、ピン押圧用バネ26の可動部26cが押し上げられる(図5参照)。
このため、ピン押圧用バネ26の可動部26cに取り付けられている固着標識部材27Aがフィードバックレバー23の背面から露出する。すなわち、固着標識部材27Aがフィードバックレバー23の背面から露出した視認可能位置に部位する。これにより、固着標識部材27Aに印されている×印のマークが見えるようになり、角度センサ4の回転軸41に固着が生じたことが分かる。
このようにして、本実施の形態では、固着標識部材27Aがフィードバックレバー23の背面に隠れて見えない場合には、角度センサ4の回転軸41に固着が生じていないことが分かり、固着標識部材27Aがフィードバックレバー23の背面から露出して見える場合には角度センサ4の回転軸41に固着が生じていることが分かり、角度センサ4の回転軸41の固着の発生の有無を現場で簡単に確認することができるようになる。
〔実施の形態2〕
実施の形態1では、固着標識部材27(27A)をピン押圧用バネ26の可動部26cに取り付けるようにしたが、実施の形態2では、図6に示すように、固着標識部材27(27B)をフィードバックレバー23に摺動可能に取り付けるようにする。なお、図6(a)はフィードバックレバー23における固着標識部材27Bの取付部を拡大して示す正面図、図6(b)は図6(a)にけるI−I線断面図である。
この実施の形態2において、固着標識部材27Bは、角度センサ4の回転軸41の固着の発生を知らせる固着標識部27B1と、固着標識部27B1と一体とされフィードバックレバー23を厚み方向に挟み付ける挟着部27B2とから構成されており、フィードバックレバー23の上方からその先端部側の壁面部に、フィードバックレバー23の短手方向に摺動可能に装着されている。
この固着標識部材27Bの装着状態において、挟着部27B2はフィードバックレバー23の前面側に位置し、フィードバックレバー23の背面側に位置する固着標識部27B1とによって、固着標識部材27Bをフィードバックレバー23に挟み付ける。固着標識部27B1の前面には、角度センサ4の回転軸41の固着を知らせる標識として、例えば×印のマークが印されている。また、固着標識部27B1の下端には、ピン押圧用バネ26の可動部26cの上方に位置する鍔面27B3が形成されている。
〔角度センサの回転軸が回転可能な場合〕
この実施の形態2において、角度センサ4の回転軸41が回転可能な場合、ピン押圧用バネ26はその正常な取り付け状態を維持し、フィードバックレバー23の長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1に連結ピン22を圧接させ続ける。
このため、フィードバックレバー23に取り付けられている固着標識部材27Bの固着標識部27B1がフィードバックレバー23の背面に位置し続ける。すなわち、固着標識部27B1がフィードバックレバー23の背面に隠された視認不能位置に部位し続ける。これにより、固着標識部27B1に印されている×印のマークがフィードバックレバー23の背面に隠れて見えず、角度センサ4の回転軸41に固着が生じていないことが分かる。
〔角度センサの回転軸が回転不能な場合〕
これに対し、角度センサ4の回転軸41が回転不能に陥ると、弁軸20の移動に伴う連結ピン22のピン押圧用バネ26の付勢力に抗する長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1と対向する反対側の他側壁(上側の側壁)23a2側への移動によって、ピン押圧用バネ26の可動部26cが押し上げられる(図7参照)。
このため、ピン押圧用バネ26の可動部26cが固着標識部材27Bの鍔面27Bに接して固着標識部材27Bを押し上げ、固着標識部材27Bの固着標識部27B1がフィードバックレバー23の背面から露出する。すなわち、固着標識部27B1がフィードバックレバー23の背面から露出した視認可能位置に部位する。これにより、固着標識部27B1に印されている×印のマークが見えるようになり、角度センサ4の回転軸41に固着が生じたことが分かる。
このようにして、本実施の形態では、固着標識部27B1がフィードバックレバー23の背面に隠れて見えない場合には、角度センサ4の回転軸41に固着が生じていないことが分かり、固着標識部27B1がフィードバックレバー23の背面から露出して見える場合には角度センサ4の回転軸41に固着が生じていることが分かり、角度センサ4の回転軸41の固着の発生の有無を現場で簡単に確認することができるようになる。
〔実施の形態3〕
実施の形態2では、固着標識部材27(27B)をフィードバックレバー23に摺動可能に取り付けるようにしたが、実施の形態3では、図8に示すように、固着標識部材27(27C)を連結ピン22に係合させて、フィードバックレバー23の壁面部に取り付けるようにする。なお、図8(a)はフィードバックレバー23における固着標識部材27Cの取付部を拡大して示す正面図、図8(b)は図8(a)にけるII−II線断面図である。
この実施の形態3において、固着標識部材27Cは、角度センサ4の回転軸41の固着の発生を知らせる固着標識部27C1と、固着標識部27C1にループ状に連結するとともにそのループ内に連結ピン22を挿入する空間部27aと空間部27aに張り出した張出部27b(27b1,27b2)とを有するループ状連結部27C2とから構成されており、ループ状連結部27C2の空間部27a内の張出部27b1,27b2と固着標識部27C1により囲まれた空間27a1に連結ピン22を位置させるようにして、フィードバックレバー23の壁面部に装着されている。この固着標識部材27Cにおいて、張出部27b1,27b2の対向間隔hは、連結ピン22の外径よりもやや小径とされている。
この固着標識部材27Cの装着状態において、固着標識部27C1はフィードバックレバー23の背面側に位置し、その両側方にはフィードバックレバー23の底端面に接するL字状の溝27c(27c1,27c2)が形成されている。また、固着標識部27C1の前面には、角度センサ4の回転軸41の固着を知らせる標識として、例えば×印のマークが印されている。
〔角度センサの回転軸が回転可能な場合〕
この実施の形態3において、角度センサ4の回転軸41が回転可能な場合、ピン押圧用バネ26はその正常な取り付け状態を維持し、フィードバックレバー23の長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1に連結ピン22を圧接させ続ける。
このため、フィードバックレバー23に取り付けられている固着標識部材27Cの固着標識部27C1がフィードバックレバー23の背面に位置し続ける。すなわち、固着標識部27C1がフィードバックレバー23の背面に隠された視認不能位置に部位し続ける。これにより、固着標識部27C1に印されている×印のマークがフィードバックレバー23の背面に隠れて見えず、角度センサ4の回転軸41に固着が生じていないことが分かる。
〔角度センサの回転軸が回転不能な場合〕
これに対し、角度センサ4の回転軸41が回転不能に陥ると、弁軸20の移動に伴う連結ピン22のピン押圧用バネ26の付勢力に抗する長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1と対向する反対側の他側壁(上側の側壁)23a2側への移動によって、ピン押圧用バネ26が押し上げられる(図9参照)。
このため、連結ピン22がループ状連結部27C2の空間部27a内の張出部27b1,27b2と固着標識部27C1とで囲まれた空間27a1から張出部27b1,27b2を乗り越えて反対側の空間27a2に移動し、固着標識部材27Cが押し下げられることによって、固着標識部材27Cの固着標識部27C1がフィードバックレバー23の背面から露出する。すなわち、固着標識部27C1がフィードバックレバー23の背面から露出した視認可能位置に部位する。これにより、固着標識部27C1に印されている×印のマークが見えるようになり、角度センサ4の回転軸41に固着が生じたことが分かる。
このようにして、本実施の形態では、固着標識部27C1がフィードバックレバー23の背面に隠れて見えない場合には、角度センサ4の回転軸41に固着が生じていないことが分かり、固着標識部27C1がフィードバックレバー23の背面から露出して見える場合には角度センサ4の回転軸41に固着が生じていることが分かり、角度センサ4の回転軸41の固着の発生の有無を現場で簡単に確認することができるようになる。
なお、上述した実施の形態1では、固着標識部材27Aに設ける標識を×印のマークとしたが、必ずしもこのようなマークでなくてもよく、固着標識部材27Aの色を赤色とするなどしてもよい。実施の形態2,3でも同様である。
また、上述した実施の形態1〜3では、ピン押圧用ばね26によって連結ピン22をフィードバックレバーの長孔23aの一側壁(下側の側壁)23a1に圧接させるようにしたタイプで説明したが、他側壁(上側の側壁)23a2に圧接させるようにしたタイプでも、同様にして固着標識部材27(27A,27B、27C)を設けるようにすることが可能である。
また、上述した実施の形態1〜3では、角度センサ4をポジショナ100のケース5から出した分離型のポジショナを例にとって説明したが、角度センサ4をポジショナ100のケース5内に収納した一体型のポジショナでも、同様の構成をとるようにすることが可能であることは言うまでもない。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施の形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
4…角度センサ、41…回転軸、42…軸受用シリンダ、20…弁軸、22…連結ピン、23…フィードバックレバー、23a…長孔、23a1…一側壁(下側の側壁)、23a2…他側壁(上側の側壁)、26…ピン押圧用ばね、26a…一端、26b…他端、26c…可動部、27(27A、27B、27C)…固着標識部材、27B1…固着標識部、27B2…挟着部、27B3…鍔面、27C1…固着標識部、27C2…ループ状連結部、27a…空間部、27a1,27a2…空間、27b(27b1,27b2)…張出部、27(27c1,27c2)…溝、100…ポジショナ、200…調節弁、300…フィードバック機構。

Claims (4)

  1. 調節弁の作動軸に設けられた連結ピンが摺動自在に挿通される長孔を有し前記作動軸の上下動に応じて回動するフィードバックレバーと、このフィードバックレバーの回動に伴ってその回転軸が回転する角度センサと、前記フィードバックレバーに両端部を掛止されて装着され、前記連結ピンを前記長孔の長手方向に延びる一側壁に圧接させるピン押圧用ばねとを備えたフィードバック機構において、
    前記角度センサの回転軸が回転可能のときには、前記フィードバックレバーの背面に隠された視認不能位置に部位し、前記角度センサの回転軸が回転不能に陥ったときには、前記調節弁の作動軸の移動に伴う前記連結ピンの前記ピン押圧用バネの付勢力に抗する前記フィードバックレバーの長孔の一側壁と対向する反対側の他側壁側への移動によって、前記フィードバックレバーの背面から露出した視認可能位置に部位して前記角度センサの回転軸の固着を知らせる固着標識部材を備える
    ことを特徴とするフィードバック機構。
  2. 請求項1に記載されたフィードバック機構において、
    前記固着標識部材は、
    前記連結ピンの前記ピン押圧用バネの付勢力に抗する移動によって押し動かされる前記ピン押圧用バネの可動部に取り付けられ、
    前記角度センサの回転軸が回転可能のときには、前記フィードバックレバーの背面に隠された視認不能位置に部位し、
    前記角度センサの回転軸が回転不能に陥ったときには、前記調節弁の作動軸の移動に伴う前記連結ピンの前記ピン押圧用バネの付勢力に抗する移動によって押し動かされる前記ピン押圧用バネの可動部の動きによって、前記フィードバックレバーの背面から露出した視認可能位置に部位する
    ことを特徴とするフィードバック機構。
  3. 請求項1に記載されたフィードバック機構において、
    前記固着標識部材は、
    前記フィードバックレバーに摺動可能に取り付けられ、
    前記角度センサの回転軸の固着の発生を知らせる固着標識部と、この固着標識部と一体とされ前記フィードバックレバーを厚み方向に挟み付ける挟着部とを備え、
    前記角度センサの回転軸が回転可能のときには、前記固着標識部が前記フィードバックレバーの背面に隠された視認不能位置に部位し、
    前記角度センサの回転軸が回転不能に陥ったときには、前記調節弁の作動軸の移動に伴う前記連結ピンの前記ピン押圧用バネの付勢力に抗する移動によって押し動かされる前記ピン押圧用バネの可動部の動きによって、前記固着標識部が前記フィードバックレバーの背面から露出した視認可能位置に部位する
    ことを特徴とするフィードバック機構。
  4. 請求項1に記載されたフィードバック機構において、
    前記固着標識部材は、
    前記角度センサの回転軸の固着の発生を知らせる固着標識部と、この固着標識部にループ状に連結するとともにそのループ内に前記連結ピンを挿入する空間部と前記連結ピンの外径よりもその対向間隔がやや小径とされた前記空間部に張り出した張出部とを有するループ状連結部とを備え、
    前記角度センサの回転軸が回転可能のときには、前記連結ピンが前記ループ状連結部の空間部内の前記張出部と前記固着標識部により囲まれた空間に位置していることによって、前記固着標識部が前記フィードバックレバーの背面に隠された視認不能位置に部位し、
    前記角度センサの回転軸が回転不能に陥ったときには、前記調節弁の作動軸の移動に伴う前記連結ピンの前記ピン押圧用バネの付勢力に抗する移動によって、前記連結ピンが前記ループ状連結部の空間部内の前記張出部と前記固着標識部とで囲まれた空間から前記張出部を乗り越えて反対側の空間に移動することによって、前記固着標識部が前記フィードバックレバーの背面から露出した視認可能位置に部位する
    ことを特徴とするフィードバック機構。
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