JP2013129434A - ガラス板搬送容器 - Google Patents

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Takahiro Nakajima
孝博 中島
Kentaro Matsuura
建太郎 松浦
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Abstract

【課題】ガラス板Gの搬送・保管工程において、水に対する濡れ性の悪化を招くことのないガラス板搬送容器10を提供すること。
【解決手段】ダイナミックヘッドスペース法において80℃、60分間の加熱条件で測定される有機ケイ素化合物の揮発量が、材料質量に対し10ppm以下である合成樹脂製のガラス板搬送容器とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス板搬送容器、より詳しくは、複数のガラス板を収容してガラス板の搬送、保管等の用に供されるガラス板の搬送容器に関する。
例えば、イメージセンサー等の電子機器の部品の一つとしてガラス板が使用される。このガラス板は、電子機器に組み込まれる前に洗浄等を含む表面処理が行われるが、水に対する濡れ性が悪いと表面処理上問題となる。
通常、電子機器の部品として用いられるガラス板は、水に対する濡れ性は良好である。ところが、ガラス板を製造した後、その表面処理工程を行うまでの間の搬送・保管工程において、ときにガラス板の表面特性が経時変化して水濡れ性が悪化することがあった。
なお、下記特許文献1には、半導体ウェーハにパーティクルや有機物が付着し汚染されるのを防ぐ観点から、半導体ウェーハの収容容器の総アウトガス量を所定値以下にすることが開示されている。しかしながら、ガラス板の水濡れ性の悪化については何ら開示されていない。
特開2011−18771号公報(段落0018)
本発明は、従来のガラス板の搬送・保管工程において上記のような問題があったことに鑑みて為されたもので、ガラス板の搬送・保管工程において、水に対する濡れ性の悪化を招くことのない搬送容器を提供することを課題とする。
本発明者らは、ガラス板の搬送・保管工程において、一部のガラス板の水濡れ性が悪化する原因を探るべく、鋭意研究を行った結果、かかる水濡れ性の悪化が、搬送容器に収容された複数の板ガラスのうち容器内面に近いものから進行することを突き止めた。そして、搬送容器から揮発する特定の化学成分が、収容されているガラス板の表面特性に影響を与え、ガラス板の水濡れ性を悪化させることを突き止め、本願発明をするに至った。
即ち、本発明のガラス板搬送容器は、収容したガラス板を搬送、保管する合成樹脂製のガラス板搬送容器であって、ダイナミックヘッドスペース法において80℃、60分間の加熱条件で測定される有機ケイ素化合物の揮発量が、材料質量に対し10ppm以下であることを特徴としている。
また、本発明のガラス板搬送容器は、ダイナミックヘッドスペース法において80℃、60分間の加熱条件で測定される環状ポリジメチルシロキサンの揮発量が、材料質量に対し5ppm以下であることを特徴としている。
また、本発明のガラス板搬送容器は、ダイナミックヘッドスペース法において80℃、60分間の加熱条件で測定されるヘキサメチルシクロトリシロキサンの揮発量が、材料質量に対し3ppm以下であることを特徴としている。
また、本発明のガラス板搬送容器は、清浄化処理が施されてなることを特徴としている。
また、本発明のガラス板搬送容器は、前記清浄化処理が、40〜80℃で10時間以上加熱する加熱処理であることを特徴としている。
本発明に係るガラス板搬送容器によれば、ガラス板の搬送・保管工程において、ガラス板の水濡れ性を悪化させることがなく、その後の表面処理工程を正常に行うことが可能となる。
本実施形態のガラス板搬送容器の斜視図である。 ガラス板の水濡れ性の測定位置を示した正面図である。
図1に示すように、本実施形態のガラス板搬送容器10は、複数のガラス板G・G...を収容する容体1と、容体1に被嵌する蓋体2とから構成されている。容体1は、その内面に複数対の仕切部11が設けられており、これら複数対の仕切部11によって、複数のガラス板Gを互いに所定間隔をあけて起立姿勢で並列させて収容することができる。複数のガラス板Gを容体1内に収容し、蓋体2を被嵌した後、シュリンク包装で封止された状態で搬送され、或いは保管される。
本発明者らは、ガラス板Gがガラス板搬送容器10に収容された状態で長時間保管されると、ガラス板搬送容器10から揮発した微量の有機ケイ素化合物が、ガラス板の表面特性に影響を与え、ガラス板の濡れ性を悪化させることを突き止め、有機ケイ素化合物の揮発量が少ないガラス板搬送容器を用いることによって、ガラス板の濡れ性の悪化を最小限にとどめられることを見い出した。
本実施形態のガラス板搬送容器10は、ABS樹脂を射出成形法により所定形状に成形した成形体であり、成形後、50℃で24時間加熱処理する清浄化処理が施されている。清浄化処理をすることにより、ガラス板搬送容器10の表面から揮発性化合物を揮発させ、除去している。
このようにして作製されたガラス板搬送容器10は、ダイナミックヘッドスペース法により80℃、60分間の加熱条件で測定される有機ケイ素化合物の揮発量が、材料質量に対し10ppm以下である。
有機ケイ素化合物としては、例えばジシラン、トリシラン、テトラメチルシランのようなシラン類、ジシロキサン、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキサンのようなシロキサン類、トリエチルシリルヒドリド、トリエトキシシリルヒドリド、トリメトキシシリルヒドリドのようなシリルヒドリド類などが挙げられる。
ガラス板の濡れ性を悪化させる有機ケイ素化合物としては、なかでもヘキサメチルシクロトリシロキサンのような環状ポリジメチルシロキサンが挙げられる。このような環状ポリジメチルシロキサンとしては、ヘキサメチルシクロトリシロキサンのほかにオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が例示される。
なかでもヘキサメチルシクロトリシロキサンがガラス板の濡れ性の悪化のうえで影響が大である。
本発明に係るガラス板搬送容器は、ダイナミックヘッドスペース法により80℃、60分間の加熱条件で測定される環状ポリジメチルシロキサンの揮発量が、材料質量に対し5ppm以下であることが好ましい。
また、本発明に係るガラス板搬送容器は、ダイナミックヘッドスペース法により80℃、60分間の加熱条件で測定されるヘキサメチルシクロトリシロキサンの揮発量が、材料質量に対し3ppm以下であることがさらに好ましい。
このような揮発成分は、ガラス板搬送容器の原料樹脂の製造工程若しくはガラス板搬送容器の成形加工工程において分散、中和その他の目的で使用され、その樹脂に残留しているものであると推定される。または成形加工工程における加熱による素材の分解により発生しその樹脂に残留しているものであると推定される。または原料樹脂の製造工程若しくはガラス板搬送容器の成形加工工程において使用される助剤に含まれ、その樹脂に残留しているものであると推定される。または、樹脂の性能を改善したり色調を調整するために樹脂に添加された各種の添加物に含まれ、その樹脂に残留しているものであると推定される。
このような揮発成分は、ダイナミックヘッドスペース法により検出し定量することができる。つまり、80℃、60分間の条件下で、ダイナミックヘッドスペース法で処理し、次いでガスクロマトグラフ質量分析装置(標準:ヘキサデカン)により定量することができる。
このダイナミックヘッドスペース法は、試料から発生するガスを分析装置へ導入し発生ガス量を測定する方法であり、具体的には80℃に加熱保持したチャンバー内からの発生ガスを、60分間キャリアガスを通気しながら連続的に捕集管へ導入して濃縮収集した後、それを加熱して脱離するガスをガスクロマトグラフ質量分析装置へ注入して気相に存在する揮発性の有機物量を直接測定する方法である。なお、ダイナミックヘッドスペース法における捕集剤としては、有機物捕集剤(ポーラスポリマービーズ)や活性炭を、キャリアガスとしてはヘリウムや窒素を用いることができる。
本発明に係るガラス板搬送容器の材質は、特に限定されないが、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ABS(アクリル−ブタジエン−スチレン)系樹脂、これらの樹脂のポリマーアロイなどが例示される。なかでも、ABS樹脂や、ABS樹脂とポリカーボネート樹脂のポリマーアロイが好適に用いられる。
本発明に係るガラス板搬送容器は、各種の合成樹脂材を所定形状に成形し、そして、加熱処理等の清浄化処理を施した後の段階で、上述した有機ケイ素化合物の揮発量の限定を満たしていればよい。また、成形直後の段階で、有機ケイ素化合物の揮発量の限定を満たしている場合は、加熱処理等の清浄化処理を施す必要はない。
なお、加熱による清浄化処理は、ガラス板搬送容器を40〜80℃で10時間以上加熱処理することが好ましい。加熱処理温度や時間がこの範囲を下回ると加熱処理による揮発性の有機物の蒸散が不十分であり、加熱処理温度がこの範囲を上回ると成形体の変形や酸化などの化学変化が生ずるおそれがある。
また、清浄化処理は、上記加熱処理のほか、水洗い処理、湯洗い処理を採用することができる。この清浄化処理を施すことにより、ガラス板の水濡れ性の悪化を招く既存のガラス板搬送容器から本発明に係るガラス板搬送容器を得ることが可能となる。
以上、本実施形態のガラス板搬送容器10について説明したが、本発明は他の実施形態でも実施することができる。
例えば、上記実施形態では、複数のガラス板Gを起立姿勢で並列させて収容する箱タイプの搬送容器を一例として説明しているが、複数のガラス板を平置き状態で並列させて収容し、互いに上下に積み重ね可能な平トレイタイプの搬送容器として実施することもできる。
本発明は、その他、その趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施してもよく、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施してもよい。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
ガラス板
170mm×170mm×0.5mmのサイズのガラス板を用いた。
ガラス板の保管
図1に示すガラス板搬送容器内に計40枚のガラス板を収容し、密閉し、14日後に開封して取り出した。
(濡れ性の測定)
ガラス板の水に対する濡れ性の測定は、JIS R 3257の測定方法に準拠して行い、接触角で表示した。
有機ケイ素化合物の揮発量の測定
ガラス板搬送容器から100mm角の試験片を切り取り、ダイナミックヘッドスペース法により80℃、60分間の加熱条件下で処理し、次いで発生したガスをガスクロマトグラフ質量分析装置(標準:ヘキサデカン)により定量した。前記試験片の質量と発生ガスの定量結果から有機ケイ素化合物の揮発量を求めた。
「実施例1」
ポリカーボネート/ABSポリマーアロイ樹脂(帝人化成製:マルチロン(R))から成るペレットを射出成形法により成形し、ガラス板を計40枚収容する容量のガラス板搬送容器を成形した。得られたガラス板搬送容器を、50℃で24時間加熱処理した後、ガラス板を収容し、保管した。
保管後のガラス板の濡れ性の測定結果を表1に示す。
表1中の「上部」、「中央部」、「下部」はそれぞれ、起立姿勢で収容された各ガラス板のガラス面上の位置を表す。また、表1中の「A」〜「E」はそれぞれ、図2に示すように、各ガラス板Gのガラス面の対角線上における位置を表す。即ち、「A」は最上部、「C」は中央部、「E」は最下部の位置を表し、「B」は最上部「A」と中央部「C」との中間位置を表し、「D」は中央部「C」と最下部「E」との中間位置を表している。
また、表1中の「No.1」〜「No.40」は、ガラス板搬送容器内に並列状態で収容された計40枚の各ガラス板について、容器の一端から他端へ向けて順に付番した番号である。また、表1中の「40側」は、各ガラス板の表裏両面のうち、No.40のガラス板側の面を表し、「1側」は、各ガラス板の表裏両面のうち、No.1のガラス板側の面を表す。
この加熱処理後のガラス板搬送容器から採取した試料からは上述したダイナミックヘッドスペース法により有機ケイ素化合物が検出され、その総量は材料質量に対し1ppmであった。
また、この有機ケイ素化合物のなかでも材料質量に対し0.5ppmのヘキサメチルシクロトリシロキサンが検出された。
「比較例1」
実施例1と同様にしてガラス板搬送容器を成形し、得られたガラス板搬送容器を加熱処理することなく用いてガラス板を収容し、保管した。保管後のガラス板の濡れ性の測定結果を表1に示す。
このガラス板搬送容器から採取した試料からは上述したダイナミックヘッドスペース法により有機ケイ素化合物が検出され、その総量は材料質量に対し15ppmであった。
また、この有機ケイ素化合物のなかでも材料質量に対し7ppmのヘキサメチルシクロトリシロキサンが検出された。
Figure 2013129434
表1に示すように、実施例1においては、測定箇所の総数40個所のうち、濡れ性が良いとされる接触角が10度以下の個所が35個所であったのに対して、比較例1では23個所であった。また、濡れ性がとくに良いとされる接触角が5度以下の個所が実施例1で31個所であったのに対して、比較例1では20個所であった。さらにまた、とくに濡れ性が不良とされる接触角が20度以上の個所が実施例1では皆無であったのに対して、比較例1では8個所であった。
このように実施例1のガラス板搬送容器に保管したガラス板の濡れ性の悪化の程度は、比較例1のガラス板搬送容器に保管したガラス板に比べ顕著に小さいことが分かった。
「実施例2」
ABS樹脂から成るペレットを射出成型法により成形し、実施例1と同様のガラス板搬送容器を成形した。得られたガラス板搬送容器を、50℃で24時間加熱処理した後、ガラス板を収容し、保管した。
保管後のガラス板の濡れ性の測定結果を表2に示す。
この加熱処理後のガラス板搬送容器から採取した試料からは上述したダイナミックヘッドスペース法により有機ケイ素化合物が検出され、その総量は材料質量に対し3ppmであった。
また、この有機ケイ素化合物のなかでも材料質量に対し1ppmのヘキサメチルシクロトリシロキサンが検出された。
「比較例2」
実施例2と同様にしてガラス板搬送容器を成形し、得られたガラス板搬送容器を加熱処理することなく用いてガラス板を収容し、保管した。保管後のガラス板の濡れ性の測定結果を表2に示す。
このガラス板搬送容器から採取した試料からは上述したダイナミックヘッドスペース法により有機ケイ素化合物が検出され、その総量は、材料質量に対し20ppmであった。
また、この有機ケイ素化合物のなかでも材料質量に対し10ppmのヘキサメチルシクロトリシロキサンが検出された。
Figure 2013129434
表2に示すように、実施例2においては、測定箇所の総数40個所のうち、濡れ性が良いとされる接触角が10度以下の個所が27個所であったのに対して、比較例2では21個所であった。また、濡れ性がとくに良いとされる接触角が5度以下の個所が実施例2で22個所であったのに対して、比較例2では18個所であった。さらにまた、とくに濡れ性が不良とされる接触角が20度以上の個所が実施例2では2個所であったのに対して、比較例2では10個所であった。
本発明のガラス板搬送容器は、電子機器の用途のみならず、日用品や産業用資材の分野においてガラス板を保管する用途に好適に用いることができる。
10 ガラス板搬送容器
1 容体
11 仕切部
2 蓋体
G ガラス板

Claims (5)

  1. 収容したガラス板を搬送、保管する合成樹脂製のガラス板搬送容器であって、
    ダイナミックヘッドスペース法において80℃、60分間の加熱条件で測定される有機ケイ素化合物の揮発量が、材料質量に対し10ppm以下であるガラス板搬送容器。
  2. ダイナミックヘッドスペース法において80℃、60分間の加熱条件で測定される環状ポリジメチルシロキサンの揮発量が、材料質量に対し5ppm以下である請求項1に記載のガラス板搬送容器。
  3. ダイナミックヘッドスペース法において80℃、60分間の加熱条件で測定されるヘキサメチルシクロトリシロキサンの揮発量が、材料質量に対し3ppm以下である請求項1または請求項2に記載のガラス板搬送容器。
  4. 清浄化処理を施した請求項1から請求項3の何れかに記載のガラス板搬送容器。
  5. 前記清浄化処理が、40〜80℃で10時間以上加熱する加熱処理である請求項4に記載のガラス板搬送容器。
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