JP2013128777A - 遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技の待ち時間が不要な収益性の高い遊技システムの提供を目的としている。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る遊技システムSでは、複数の携帯端末1の遊技に関与する遊技情報がデータ収集手段80により収集されて一括して表示手段90により表示される。データ収集手段80は、携帯端末1での遊技に係る所定期間の売上情報に基づいて、携帯端末に対する配当の払出量を決定する配当決定手段Gと、前記配当が払い出される携帯端末を決定する払出決定手段Hとを備え、払出決定手段Hによって決定された携帯端末1は、配当決定手段Gによって決定された配当の払出量に関する情報をデータ収集手段80から受ける。
【選択図】 図

Description

本発明は遊技システムに関する。
従来から、パチンコ機、スロットマシン、宝くじマシン等といった遊技機が設置された施設においては、パチンコ球やメダル、現金といった各種の遊技媒体を遊技機に投入することにより、遊技を行なうことができる。そして、各遊技機は、遊技の進行によって発生する入賞状態(遊技の結果)によって配当を払い出すようになっている。
ところで、複数の遊技者が同時に参加できる遊技機は、その参加人数が限られているため、遊技を希望する参加者が多数存在する場合には、遊技に参加できるまでに長い待ち時間を要するといった事態が頻繁に起こり得る。
そのような問題を解決するために、例えば特許文献1には、遊技に参加している遊技者が遊技を終了するまで、遊技の順番を待っている者がその待ち時間を利用して当該遊技に間接的に参加できるようにする遊技機が提案されている。具体的には、この遊技機では、例えば、遊技の順番を待っている者が、現在遊技をしている遊技者の遊技結果(メインゲームの結果)を賭けの対象として遊技価値を賭けてサブゲームを行なえるようになっている。
特開2007−75528号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている遊技機においても、メインゲームの参加人数およびサブゲームの参加人数に限りがあるため、これらのゲームに参加できない者が数多く存在するという事態も起こり得る。そのような場合、ゲームに参加できるまでの待ち時間が長くなるだけでなく、遊技機を管理する管理者側の収益もその人数的な制約により制限されてしまう虞もある。無論、このような問題に対し、遊技に参加できる人数を増やすことも考えられるが、その場合には、遊技機の設置スペースが多く必要となり、それに伴う設置コストやメンテナンスコストが増大して、これが管理者側の収益を減らす原因にもなり得る。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、遊技の待ち時間が不要な収益性の高い遊技システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された遊技システムは、遊技データに基づいて遊技を実行できる少なくとも1つの携帯端末との間で通信を行なうとともに、各携帯端末での遊技に関する遊技情報データを収集するデータ収集手段と、前記データ収集手段で収集された所定数の携帯端末の遊技情報を一括して表示する表示手段とを備え、前記データ収集手段は、前記携帯端末での遊技に係る所定期間の売上情報に基づいて、携帯端末に対する配当の払出量を決定する配当決定手段と、前記配当が払い出される携帯端末を決定する払出決定手段とを備え、前記払出決定手段によって決定された携帯端末は、前記配当決定手段によって決定された配当の払出量に関する情報を前記データ収集手段から受けることを特徴とする。
この請求項1に記載された遊技システムによれば、少なくとも1つ(一般的には複数)の携帯端末の遊技に関与する遊技情報がデータ収集手段により収集されて一括して表示手段により表示されるため、任意の数の遊技者が任意の場所から互いに遊技情報を共有しつつ行なえる遊技を実現できる。そのため、基本的に参加人数の制約はなく、したがって、遊技に待ち時間を要するといった事態を回避できるだけでなく、大人数のための遊技スペースを確保する必要もなくなり、それに伴うコストの低減、ひいては、遊技を管理する側の収益を増大させることも可能になる。
また、この請求項に記載された遊技システムによれば、携帯端末での遊技に係る所定期間の売上情報に基づいて、携帯端末に対する配当の払出量が決定されるため、携帯端末に対する配当の払出量を短時間で十分に確保することができる。
また、上記構成では、前記配当決定手段によって配当の払出量を決定するとともに、配当が払い出される携帯端末を決定し、決定された携帯端末のみに対してその対応する払出量の配当を所定のタイミングで払い出す懸賞方式を採用している。そのため、配当を特定の携帯端末に集中せることができ、一攫千金的な興奮度の高い遊技性を与えることができる。
また、請求項に記載された遊技システムは、請求項に記載された遊技システムにおいて、前記配当決定手段は、前記売上情報に基づいて決定された払出量を所定の分配率で配分することにより配当を決定することを特徴とする。
この請求項に記載された遊技システムによれば、請求項に記載された遊技システムと同様の作用効果が得られるとともに、配当を幾つかの携帯端末に分散させて、配当を得る機会を増やすこともできる。
また、請求項に記載された遊技システムは、請求項または請求項に記載された遊技システムにおいて、前記データ収集手段は、前記携帯端末での遊技に係る所定期間の売上を集計する売上集計手段を更に備え、この売上集計手段によって集計された売上の一部を前記配当に充当することを特徴とする。
この請求項に記載された遊技システムによれば、請求項または請求項に記載された遊技システムと同様の作用効果が得られるとともに、遊技を管理する管理者側の収益性を最適にコントロールすることが可能になる。
また、請求項に記載された遊技システムは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された遊技システムにおいて、前記各携帯端末が前記表示手段を有していることを特徴とする。
この請求項に記載された遊技システムによれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された遊技システムと同様の作用効果が得られるとともに、携帯端末が表示手段を兼用しているため、表示手段を別個に設ける必要がなく、したがって、表示手段の設置スペースおよびコストを節約できるだけでなく、遊技者も表示手段の設置場所にわざわざ赴かなくても、他の遊技者の遊技情報を自分の携帯端末によって共有することができ有益である。
また、請求項に記載された遊技システムは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載された遊技システムにおいて、前記表示手段は、遊技に関与する携帯端末の台数に応じてこれらの携帯端末での遊技内容を画面分割して表示させることを特徴とする。
この請求項に記載された遊技システムによれば、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載された遊技システムと同様の作用効果が得られるとともに、遊技に関与する携帯端末の台数に応じてこれらの携帯端末での遊技内容を画面分割して表示できるため、遊技者の遊技に対する飽きを無くし、遊技継続意欲を惹きつけることが可能になる。したがって、遊技が行なわれることにより獲得できる収益を増大できる。
本発明によれば、遊技の待ち時間が不要な収益性の高い遊技システムを提供できる。
本発明の一実施形態に係る遊技システムの概念図である。 遊技システムを構成する携帯端末の一例としての携帯電話の平面図である。 携帯端末およびデータ収集手段が有する基本的な機能を概念的に示した図である。 携帯端末およびデータ収集手段の動作形態の一例を示すシーケンス図である。 携帯端末およびデータ収集手段の動作形態の一例を示すフローチャートである。 表示手段における分割表示の一例を示す概念図である。 宝くじマシンを備えた遊技システムの第1の例の概略構成図である。 図7の遊技システムの詳細図である。 配当の一形態を示す配当表である。 宝くじマシンを備えた遊技システムの第2の例の概略構成図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1には、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムの全体構成が概略的に示されている。図示のように、この遊技システムSは、複数の携帯端末(図では携帯電話)1と、これらの携帯端末1と所定の通信手段(図ではネットワーク)を介して接続されたデータ収集手段(図ではサーバ)80と、データ収集手段で収集された所定の複数の携帯端末1の遊技情報を一括して表示するための表示手段(図ではモニタ)90とを備えて成る。このような遊技システムSは、バーやカジノ等の様々な遊技が行なえる1つの遊技施設内で採用されても良く、あるいは、複数の遊技施設(例えば、中国などで行なわれる彩票ゲーム等を取り扱う例えば煙草販売所など)間で採用されても良い。
なお、通信手段は、図示のようにネットワークを採用しても良いが、有線、無線、専用回路、交換回線等を問わず、携帯端末1とデータ収集手段80との間で情報を送受信できるもの(例えば、ネットワークを介さずにピア・ツウ・ピア形式等で行なわれる近距離通信(ブルートゥース、ジグビー、無線LAN,NFC等)など)であれば何でも良い。
また、携帯端末1としては図示のように携帯電話を採用しても良いが、本発明における携帯端末とは、携帯電話の他、ノートパソコン、PDAなど、携帯できて遊技を行なえる或いは遊技データを送受信できる電子デバイスのことである。
また、データ収集手段80は、図示のようにサーバを採用しても良いが、遊技情報を管理できるものであればなんでも良く、例えばセットトップボックス(ケーブルテレビ受信装置)などの電子的・機械的なものの他、人為的なデータ収集を行なうものであっても構わない。データ収集手段80としてサーバを用いる場合、そのようなサーバは、複数の携帯端末1を管理するものであり、個々の遊技施設(ホール)に設置されているホールサーバや、通信回線または専用回線からなるネットワークを介して各遊技施設のサーバあるいは任意の場所に散在する携帯端末1を統括管理する管理サーバ等を含む広い概念である。なお、各携帯端末1にはそれぞれ固有の識別番号が付されており、サーバ80は、当該識別番号により各携帯端末1から送られてくるデータの出所を判別している。また、サーバ80から携帯端末1にデータを送信する場合にも、前記識別番号を用いて送信先を指定している。
また、表示手段90は、図示のように携帯端末1とは別個のモニタを採用しても良いが、携帯端末1のモニタ画面1aを表示手段として用いても構わない。携帯端末1とは別個のモニタとしては、例えば遊技場もしくは公共の場所などに設置されるモニタなどを挙げることができる。
また、携帯端末1で行なわれる遊技としては、スロットマシンやポーカーのように、結果がリアルタイムで分かるもの(ネットゲームを含む)、あるいは、競馬ゲーム、ビンゴゲーム、宝くじ等のように、結果が出るまで所定の時間を要するもののいずれであっても良い。また、そのような遊技は、プログラムとして携帯端末1に予め記憶されていても良く、あるいは、ネットワークを介してダウンロードされても良い。また、携帯端末1は所定の遊技媒体を使用してゲームを行なっても良く、その場合、使用される遊技媒体としては、実際の現金(硬貨、紙幣)、電子マネー、クレジットカードやプリペイドカードによる支払いを用いることも含まれる。
図2には、携帯端末1の一例としての携帯電話が示されている。図示のように、携帯電話は、遊技情報を含む様々なデータを表示するための表示部(モニタ画面)1aと、各種の操作ボタン1bと、送受信アンテナ1cとを有している。
図3には、携帯端末1およびデータ収集手段80が有する基本的な機能が概念的に示されている。図示のように、各携帯端末1は、遊技に必要な表示を行なうための表示手段Aと、遊技に必要な操作を行なうための操作手段Bと、表示手段Aに表示される所定の画像の出力を制御する画像制御手段Cと、遊技の進行を全体的に制御するゲーム制御手段Dと、サーバ80との間で信号をやりとりするための通信手段Eとを備えている。この場合、図2に示される携帯電話を例にとると、前記表示手段Aは携帯電話1の表示部(モニタ画面)1aに相当し、操作手段Bは操作ボタン1bに相当し、画像制御手段Cおよびゲーム制御手段Dは携帯電話1に内蔵された制御回路(図示せず)に相当し、通信手段Eはアンテナ1cを含む内蔵の送受信回路(図示せず)に相当する。
一方、サーバ等のデータ収集手段80は、各携帯端末1での遊技に係る所定期間の売上を集計する売上集計手段Fと、売上集計手段Fで集計された売上に基づいて所定期間における配当(遊技媒体)の払出量を決定するとともに、その払出量を所定の分配率で配分する配当決定手段Gと、所定の分配率で配分された配当(遊技媒体の各払出量)が払い出される携帯端末1を抽選等により決定する払出決定手段Hと、各携帯端末1との間で信号をやりとりするための通信手段Iと、遊技に関与する携帯端末1の台数に応じてこれらの携帯端末1での遊技内容を表示手段(モニタ)90上で画面分割して表示させるための分割表示制御信号を生成する分割表示制御手段Jとを備えている。なお、データ収集手段80は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハードディスク装置等の外部記憶装置を有しており、所定のプログラムを情報処理装置で実行することにより、データ収集手段80を構成する前記各種の手段F,G,H,I,Jを実現している。
このような機能を有する携帯端末1およびデータ収集手段80の動作形態の一例が図4のシーケンス図および図5のフローチャートにそれぞれ示されている。この例では、懸賞方式が採用され、例えば、前日の各携帯端末1での売上に応じて当日の懸賞金(配当の払出量、あるいは、宝くじの場合には当選金)が決定された後、当日に指定された携帯端末1に懸賞金が与えられる。
まず、遊技施設で行なわれる遊技に参加する或いはネット上で所定の期間に任意の場所から遊技に参加する複数の携帯端末1(図では簡単のため2つの携帯端末A,B)のそれぞれから遊技に関する遊技情報データがデータ収集手段80に対して送信される(S1)。データ収集手段80は、各携帯端末1からそれぞれの対応する遊技情報データを受けると、遊技に関与する携帯端末1の台数に応じてこれらの携帯端末1での遊技内容を表示手段(モニタ)90上で画面分割して表示させるための分割表示制御信号を生成してこれを表示手段90に対して送信する(S2)。そして、表示手段90は、この分割表示制御信号を受けて各携帯端末1での遊技内容を分割表示する(S3)。そのような分割表示の一例が図6に示されている。図示の例では、戦闘遊技に参加している4つの携帯端末1のユーザ(遊技者)が表示手段90の画面上に現われる兵士C1〜C4をそれぞれ担当し、全ての携帯端末1のユーザがこの画像を共有して遊技を行なうことを想定する。兵士C1〜C4が所定の経路を進む中で対面し、特定の兵士同士(図ではC1とC2)が対戦し始めると、画面が全体画面Xから分割画面Yへと例えば自動的に切り換わる。分割画面では、兵士C1と兵士C2との対戦シーンを表示するメイン画面Y1がモニタ画面全体のかなりの領域(例えば全体の2/3)を占め、全体画面Xに相当する挿入画面Y2が例えばモニタ画面の隅(例えば全体の1/3)に表示される。なお、携帯端末1の表示部1aが表示手段90として機能する他の態様においては、全体画面Xが各携帯端末1の表示部1aに表示され、各携帯端末1のユーザが思い通りに全体画面Xから分割画面Yへと切り換えることができるようになっていても良い。その場合、戦闘中の兵士に付随する例えばクリックボタンaを操作手段Bを使用してクリックすると、全体画面Xから分割画面Yへと切り換わり、また、分割画面Y上で挿入画面Y2に付随する例えばクリックボタンbを操作手段Bを使用してクリックすると、分割画面Yから全体画面Xへと切り換わっても良い。また、各画面X,Y上に各遊技者の遊技情報(遊技データ)がテキスト表示されても良い。更に、図6の表示形態に限らず、各携帯端末1での遊技内容が単に格子状の分割表示形態で表示されても良い。また、遊技に参加する数が多い場合には、分割表示画面が所定の時間間隔で順次に切り換わるようになっていても良い。なお、携帯端末1の表示部1aを直接に遊技者がタッチすることで切り換わるタッチパネル手段を前記表示手段に設けても良い。
続いて、以上のような分割画像表示下での遊技(1つに限らない)が完了した後、例えば遊技施設の閉店を契機に(S4)、閉店当日(本日)の各携帯端末1の遊技結果に応じた売上がデータ収集手段80の売上集計手段Fによって集計される(S5)。この場合、集計に必要な各携帯端末1の売上は、例えば、各携帯端末1(図4では、携帯端末A,携帯端末B…)から通信手段E,Iを介して、データ収集手段80に送られてくる。
売上集計手段Fによって各携帯端末1の本日の売上が集計されると、続いて、その売上に基づいて翌日の懸賞金の額(配当の払出量)が配当決定手段Gによって決定される(S6)。この場合、懸賞金の額は、例えば本日の売上から利益等を差し引いた額である。なお、本例のように前日の売上を次の日の懸賞金に全て反映させると、日によって懸賞金の額に差がでる可能性がある。例えば、日曜日の売上が多い場合は、月曜日が有利になる。そのような不公平性を解消するためには、例えば前の週の平均売上等を次の週の各日に均等に振り分けるような手段を講じることも考えられる。
以上のようにして翌日の懸賞金の額が決定されると、配当決定手段Gは、更に、決定された懸賞金の額を所定の分配率で配分する(S7)。例えば、決定された懸賞金の額の50%を懸賞金Aとし、決定された懸賞金の額の30%を懸賞金Bとし、決定された懸賞金の額の20%を懸賞金Cとする。
このような懸賞金の配分が行なわれると、続いて、払出決定手段Hは、配分された各懸賞金A,B,Cが払い出される遊技機1を抽選により決定する(S8)。例えば、数ある携帯端末1の中から、払出し携帯端末(当選携帯端末)として例えば携帯端末A,B…を抽選で決定する。そして、この決定された情報は、当選情報信号として、通信手段Iを介して、払出し携帯端末としての遊技機A,B…に送信される(S9)。この当選情報信号には、例えば懸賞金が払い出される時期や場所等も含まれている。
以上説明したように、本実施形態の遊技システムSでは、複数の携帯端末1の遊技に関与する遊技情報がデータ収集手段80により収集されて一括して表示手段90により表示されるため、任意の数の遊技者が任意の場所から互いに遊技情報を共有しつつ行なえる遊技を実現できる。そのため、基本的に参加人数の制約はなく、したがって、遊技に待ち時間を要するといった事態を回避できるだけでなく、大人数のための遊技スペースを確保する必要もなくなり、それに伴うコストの低減、ひいては、遊技を管理する側の収益を増大させることも可能になる。
なお、本実施形態では、前述したように各携帯端末1が表示手段90を有していても良い。すなわち、携帯端末1が表示手段90を兼用していても良い。そのようにすると、表示手段90を別個に設ける必要がなくなり、したがって、表示手段90の設置スペースおよびコストを節約できるだけでなく、遊技者も例えば表示手段90の設置場所にわざわざ赴かなくても、他の遊技者の遊技情報を自分の携帯端末1によって共有することができ有益である。
また、本実施形態の遊技システムSによれば、遊技に関与する携帯端末1の台数に応じてこれらの携帯端末1での遊技内容を画面分割して表示できるため、遊技者の遊技に対する飽きを無くし、遊技継続意欲を惹きつけることが可能になる。したがって、遊技が行なわれることにより獲得できる収益を増大できる。
また、本実施形態の遊技システムSによれば、携帯端末1での遊技に係る所定期間の売上情報に基づいて、携帯端末1に対する配当の払出量が決定されるため、携帯端末1に対する配当の払出量を短時間で十分に確保することができる。また、上記構成では、配当決定手段Gによって配当の払出量を決定するとともに、配当が払い出される携帯端末1を決定し、決定された携帯端末1のみに対してその対応する払出量の配当を所定のタイミングで払い出す懸賞方式を採用している。そのため、配当を特定の携帯端末1に集中せることができ、一攫千金的な興奮度の高い遊技性を与えることができる。
また、本実施形態の遊技システムSにおいて、配当決定手段Gは、売上情報に基づいて決定された払出量を所定の分配率で配分することにより配当を決定するようになっている。そのため、配当を幾つかの携帯端末に分散させて、配当を得る機会を増やすこともできる。
また、本実施形態の遊技システムSにおいて、データ収集手段80は、携帯端末1での遊技に係る所定期間の売上を集計する売上集計手段Fを備え、この売上集計手段Fによって集計された売上の一部を配当に充当するようにしている。そのため、遊技を管理する管理者側の収益性を最適にコントロールすることが可能になる。
図7〜図9には、図3〜図5に関して前述した技術的思想を宝くじ配当システムに利用した実施形態が示されている。図7に概略的に示されるように、この宝くじ配当システムは、遊技機として宝くじマシンが設置された複数の遊技機設置場所(カジノやホテルに限らず、街角の任意の場所、例えば煙草販売所も含む)70と、宝くじの配当等を管理する管理センター72と、宝くじの配当を現金化するための銀行(あるいは、遊技機設置場所にある清算機)74とが、通信手段を介して接続されることにより構成されている。
図8に具体的に示されるように、各遊技機設置場所70には、少なくとも1つの宝くじマシン(遊技機)1Bが設置されている。この宝くじマシン1Bは、前述した遊技システムSにおけるデータ収集手段80としての機能を果たし、携帯端末1との間で通信(宝くじに付随する遊技等を行なう際のデータのやりとりを含む)を行なって前述したように宝くじの当選結果をその場で或いは所定期間後に遊技者に与えることができるようになっている(図5のステップS9に相当)。一方、携帯端末1は、図3に示される場合と同様、宝くじという遊技に必要な表示を行なうための表示手段Aと、宝くじという遊技に必要な操作を行なうための操作手段Bと、表示手段Aに表示される所定の画像の出力を制御する画像制御手段Cと、宝くじというゲームを全体的に制御するゲーム制御手段Dと、宝くじマシン1Bあるいは管理センター72との間で信号をやりとりするための通信手段Eとを備えている。また、宝くじマシン1Bは、当選者(当選券75が発券された遊技者)の認証データを登録できる認証データ登録機能も備えている。
一方、管理センター72も、図3に示されるデータ収集手段80の構成を備えており、当選番号、認証データ、入金情報等の当選発行管理に必要な各種データを処理して各遊技機設置場所70を統合管理する。この場合には、集金・設置業者等の人為的な介入手段により宝くじマシン1Bに蓄積されたデータおよび金銭等が回収されて管理センター72へ持ち帰られる。
なお、後述するが、銀行(あるいは、遊技機設置場所にある清算機)74は、宝くじマシン1Bまたは管理センター72によって送信された当選情報に基づいて当選確認を行なうとともに、管理センター72に問い合わせて認証データを照合するなど、管理センター72との間で様々な通信を行なうことができる。
次に、図4、図5、図8を参照しながら、上記構成の宝くじ配当システムの流れの一例について詳しく説明する。本例においても、懸賞方式が採用され、前日の各携帯端末1での売上に応じて当日の当選金(懸賞金)が決定された後、当日に指定された携帯端末1へ当選情報が送信されるものとする。
まず、例えば遊技機設置場所70の閉店を契機に(図5のS4)、閉店当日(本日)の各携帯端末1での売上が宝くじマシン1Bまたは管理センター72のデータ収集手段80の売上集計手段Fによって集計される(図5のS5)。この場合、集計に必要な各携帯端末1の売上は、例えば、各携帯端末1(図4では、携帯端末A,携帯端末B…)から通信手段E,Iを介して宝くじマシン1Bのデータ収集手段80に送られ、あるいは更に、集金・設置業者等の人為的な介入手段によって宝くじマシン1Bのデータ収集手段80から管理センター72のデータ収集手段80へと移し替えられる。具体的には、例えば各携帯端末1により電子的に投入される現金の額が宝くじマシン1B内で自動的に集計される。あるいは、遊技機設置場所70の管理者(あるいは、集金設置業者)等が各宝くじマシン1Bから現金を回収して集計し、その集計結果を管理センター72に任意の方法(例えば電子的な入力)で報告する。その場合、集金された現金が偽造されたものであるか否かをチェックすることが望ましい。
売上集計手段Fによって各携帯端末での本日の売上が集計されると、続いて、その売上に基づいて翌日の当選金の額(懸賞金;配当の払出量)が配当決定手段Gによって決定される(図5のS6)。この場合、当選金の額は、例えば本日の売上から利益等(偽造金が含まれている場合には、その偽造金の額も含む)を差し引いた額である。特に、本例では、本日の売上の50%を翌日の当選金に充当する(ペイアウト率コントロールを行なう)。このようなペイアウト率50%コントロールでは、管理センター72で扱う総売上、すなわち、管理センター72によって管理される全ての遊技機設置場所70の売上の総和の50%を、管理センター72によって管理される全ての遊技機設置場所70における翌日の当選金(懸賞金)の総和に用いても良く、あるいは、各遊技機設置場所70における売上の50%をその遊技機設置場所70での翌日の当選金(懸賞金)に用いても良い。前者の場合には、総売上を用いるため、当りの本数(当選額)を増やすことができるとともに、売上の多い遊技機設置場所70に必ずしも当りが集中しなくなる。一方、後者の場合は、各遊技機設置場所70での売上がそのままその遊技機設置場所70での当選金に反映されるため、公平性に優れている。
以上のようにして翌日の当選金の額が決定されると、配当決定手段Gは、更に、決定された当選金(懸賞金)の額を所定の分配率で配分する(図5のS7)。例えば、図9に示されるように、本日の売上に基づいて翌日の当選金として5千万円(8千万円;1億円)を使用できる場合、1等(1千万円)を1本(2本;3本)、2等(5百万円)を2本(4本;40本)、3等(百万円)を30本(40本;40本)といった態様で配分する。この時、配当決定手段Gによって決定された当選金額(翌日に当選金として使用できる額)にかかわらず、1等の額を一定に確保することが望ましい。これにより、遊技者に対して常に所定レベル以上の期待感を与えることができ、高い興趣性を維持することができる。
このような当選金の配分が行なわれると、続いて、払出決定手段Hは、配分された各当選金(懸賞金)が払い出される携帯端末1を抽選により決定する(図5のS8)。例えば、全ての遊技機設置場所70の総売上の50%を翌日の当選金の総和に用いるペイアウト率50%コントロールでは、任意の遊技機設置場所70に設置されてある任意の宝くじマシン1Bが関与する所定の携帯端末1の中から払出決定手段Hが当選金払出し携帯端末を抽選で決定する。一方、各遊技機設置場所70における売上の50%をその遊技機設置場所70での翌日の当選金に用いるペイアウト率50%コントロールでは、払出決定手段Hが各遊技機設置場所70内で個別に当選金払出し携帯端末を抽選で決定する。そして、この決定された情報は、当選情報信号として、通信手段Iを介して、当選金払出し携帯端末へ送信される(図5のS9)。
なお、当選情報が送信された携帯端末1のユーザ(遊技者)は、必要に応じて、認証データ登録を行なう。この認証データ登録では、例えば、遊技者が自分の身体的特徴(指紋、声紋、顔画像等)を登録し、その登録データが記録された記録カード77が発券される。当選情報データ並びに認証データは、通信手段を介して管理センター72に送られる。その後、遊技者は、当選情報データおよび記録カード77を銀行74に供給し、当選金を現金で受け取ることができる。この場合、銀行74側は、通信手段を介して管理センター72に電子的に問い合わせ、当選情報データの確認並びに記録カード77を用いた認証データの照合を行なう。すなわち、例えば認証データを管理センター72に送信するとともに、当選管理データを管理センター72から受信することにより、当選の成否を確認するとともに、当選金の精算・払出しを行なおうとしている者が真の当選者であるか否かを確認する。
また、上記構成では、宝くじの配当を現金化する手段として、銀行を例にとって説明したが、宝くじの配当を現金化する手段(場所)としては、他に、遊技機設置場所に隣接した精算所や、ATM等を挙げることができる。
図10には、点在する複数の遊技機設置場所70を介在させることなく任意の点在する複数の携帯端末1と1つの共通の管理システム(サーバ)Sとの間で直接に前述した宝くじ遊技および配当処理がなされるシステムの流れの一例が示されている。
図示のように、このシステムでは、まず、携帯端末1のユーザが管理システムS(携帯宝くじサイト)にアクセスする(S40)。その際、登録・購入手続きを行なって(S41)、その旨の通知を管理システムSに対して送信する(S42)。これにより、管理システムSから携帯端末1に対して宝くじゲームのデータがダウンロードされ(S43)、ユーザはそのゲームに興じる(S44)。その後、ゲーム結果が管理システムSへ送信される(S45)と、抽選等に応じて当選対象の携帯端末1に対して当選情報が管理システムSから送信される(S46)。また、これに応じて、当選した携帯端末1のユーザは認証データを管理センタSへ送信する(S47)。そして、認証データの照合確認が管理システムSと例えば銀行74との間で成される(S48)と、当選対象の携帯端末1のユーザは当選金を受け取ることができる(S49)。なお、管理センター72との間のやりとりを含むそれ以外の細かい流れは図7および図8を参照して説明したシステムの流れと略同様である。
本発明は、前述した実施形態で説明したようなスロットマシンや宝くじマシンの他、パチンコ機等、様々な遊技機を含む遊技システムに適用することが可能である。
1 携帯端末
80 データ収集手段
90 表示手段
F 売上集計手段
G 配当決定手段
S 遊技システム

Claims (5)

  1. 遊技データに基づいて遊技を実行できる少なくとも1つの携帯端末との間で通信を行なうとともに、各携帯端末での遊技に関する遊技情報データを収集するデータ収集手段と、
    前記データ収集手段で収集された所定数の携帯端末の遊技情報を一括して表示する表示手段と、
    を備え
    前記データ収集手段は、
    前記携帯端末での遊技に係る所定期間の売上情報に基づいて、携帯端末に対する配当の払出量を決定する配当決定手段と、
    前記配当が払い出される携帯端末を決定する払出決定手段と、
    を備え、
    前記払出決定手段によって決定された携帯端末は、前記配当決定手段によって決定された配当の払出量に関する情報を前記データ収集手段から受けることを特徴とする遊技システム。
  2. 前記配当決定手段は、前記売上情報に基づいて決定された払出量を所定の分配率で配分することにより配当を決定することを特徴とする請求項に記載の遊技システム。
  3. 前記データ収集手段は、前記携帯端末での遊技に係る所定期間の売上を集計する売上集計手段を更に備え、この売上集計手段によって集計された売上の一部を前記配当に充当することを特徴とする請求項または請求項に記載の遊技システム。
  4. 前記各携帯端末が前記表示手段を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の遊技システム。
  5. 前記表示手段は、遊技に関与する携帯端末の台数に応じてこれらの携帯端末での遊技内容を画面分割して表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の遊技システム。
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