JP2013128289A - 通信装置、制御方法、並びに当該制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。 - Google Patents

通信装置、制御方法、並びに当該制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】 自宅以外の無線アクセスポイントに接続する場合は、画像ファイルをサーバに送信する操作だけでなく、無線通信パラメータを設定する操作も行わなければならないため、煩わしかった。
【解決手段】 ユーザによるデータの送信指示の検知に応じて、無線ネットワークを形成する他の通信装置と無線通信するための通信パラメータを前記他の通信装置と通信することにより取得して当該通信パラメータに基づいて前記他の通信装置と接続すると共に、VPN(Virtual Private Network)を設定するための設定情報に基づいて、少なくとも前記通信装置と前記他の通信装置との間でVPNを設定し、設定されたVPNを介して前記他の通信装置へデータを送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ネットワーク上のサーバに対してファイルの送信を行う通信装置、通信方法、並びに当該通信方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに関する。
近年、IEEE802.11無線LAN等の無線通信機能を備えるデジタルカメラが製品化されている。このようなデジタルカメラでは、無線通信機能を用いることによって、記憶媒体に存在する画像データを無線通信ネットワーク上のサーバに送信することも可能となっている。例えば、撮影した画像ファイルをファイルサーバに送信後に記憶媒体から当該画像ファイルを消去する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、デジタルカメラがホームサーバの無線圏内に入ったことを検出した場合に、撮影した画像を自動的にファイルサーバに送信する技術も提案されている。(特許文献2参照)
特開2000−184324号公報 特開2002−199121号公報
しかしながら、上記従来例においては、他人宅のサーバに画像ファイルを送信することや、自宅以外の場所から自宅のサーバに画像ファイルを送信することについては考慮されていなかった。
また、自宅以外の無線アクセスポイント(基地局装置)と無線通信する為の無線通信パラメータ(例えばネットワーク識別子、暗号鍵、認証方法等)に関しては、デジタルカメラに設定を行っていない場合が多い。従って、自宅以外の無線アクセスポイントに接続する場合は、画像ファイルをサーバに送信する操作だけでなく、無線通信パラメータを設定する操作も行わなければならないため、煩わしいという問題もあった。
本発明は、データを送信する際の課題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信装置は、ユーザによるデータの送信指示の検知に応じて、無線ネットワークを形成する他の通信装置と無線通信するための通信パラメータを前記他の通信装置と通信することにより取得して当該通信パラメータに基づいて前記他の通信装置と接続すると共に、VPN(Virtual Private Network)を設定するための設定情報に基づいて、少なくとも前記通信装置と前記他の通信装置との間でVPNを設定し、設定されたVPNを介して前記他の通信装置へデータを送信する。
本発明によれば、簡単かつ安全にデータを送信することができる。
各実施例におけるデジタルカメラ101が属するシステムのシステム構成図。 各実施例におけるデジタルカメラ101のブロック図。 実施形態1におけるデジタルカメラ101の動作を示したフローチャート。 実施形態2におけるデジタルカメラ101の動作を示したフローチャート。 実施形態3においてホーム識別子格納エリア211へ無線ネットワーク識別子を設定する際のデジタルカメラ101の動作を示すフローチャート。
<実施形態1>
図1は本実施例におけるデジタルカメラ101が属するシステムのシステム構成図である。
デジタルカメラ101のユーザは、自宅・他人宅・屋外を自由に移動することができる。
自宅においては、各機器がネットワーク102Aに接続する構成をとっている。103AはIEEE802.11無線LAN(以下、無線LAN)のアクセスポイントである。アクセスポイント103Aは無線ネットワーク識別子Aを用いて無線ネットワークを形成する。デジタルカメラ101は、アクセスポイント103Aと無線LANによる無線通信を行うことによって自宅のネットワーク102Aに接続することができる。
104Aは、画像ファイルをはじめ様々なファイルが格納されるファイルサーバである。105Aは、自宅のネットワーク102Aとインターネット106との接続を行うゲートウェイである。ゲートウェイ105Aではファイアーウォール制御が行われ、ファイアーウォールで許可された場合にのみインターネット106から自宅のネットワーク102A内の機器にアクセスすることができる。
他人宅においては、各機器がネットワーク102Bに接続する構成をとっている。103Bは無線LANのアクセスポイントであり、無線ネットワーク識別子Bを用いて無線ネットワークを形成する。デジタルカメラ101は、アクセスポイント103Bと無線LANによる無線通信を行うことによって他人宅のネットワーク102Bに接続することができる。
104Bは、画像ファイルをはじめ様々なファイルが格納されるファイルサーバである。105Bは他人宅のネットワーク102Bとインターネット106との接続を行うゲートウェイである。ゲートウェイ105Bではファイアーウォール制御が行われ、ファイアーウォールで許可された場合にのみインターネット106から他人宅のネットワーク102B内の機器にアクセスすることができる。
屋外においては、公衆無線LANによってインターネット106にアクセスすることができる。103Cは公衆無線LANのアクセスポイントであり、無線ネットワーク識別子Cを用いて無線ネットワークを形成する。デジタルカメラ101は、アクセスポイント103Cと無線LANによる無線通信を行うことによってインターネット106にアクセスすることができる。
図2は本実施例におけるデジタルカメラ101のブロック図である。
201はデジタルカメラ101を制御するデジタルカメラ制御部である。202は撮影した画像ファイル等を格納する記憶媒体であり、203は記憶媒体202をデジタルカメラ101の本体に収容するための記憶媒体インタフェースである。記憶媒体の例としてはコンパクトフラッシュメモリカード(CFメモリカード)やセキュア・ディジタル・メモリ・カード(SDメモリカード)、ハードディスク等がある。
204は無線通信を行うための無線インタフェース部、205はアンテナである。
206は撮像部、207は液晶表示部である。撮像部206で撮影された画像は、デジタルカメラ制御部201によって画像ファイル化された後、記憶媒体202に格納される。
208はデジタルカメラ101のユーザが入力を行うためのキー入力部である。209は、キー入力部208に設けられている画像送信ボタンである。ユーザによって画像送信ボタン209が押下されると、記憶媒体202に格納されている画像ファイルのファイルサーバ104への送信処理が開始される。
210はメモリである。211はホームのアクセスポイントの無線ネットワーク識別子が格納されるホーム識別子格納エリアである。212はパブリックのアクセスポイントの無線ネットワーク識別子が格納されるパブリック識別子格納エリアである。213は、インターネット106経由で自宅のネットワーク102Aにアクセスする際に必要な情報を格納するアクセス情報格納エリアである。214は、インターネット106経由でファイルを自宅のファイルサーバ104Aに送信する際に必要とされる、ファイルサーバAのIPアドレスを格納するファイルサーバアドレス格納エリアである。また、メモリ210には後述する図3、4、5の動作プログラムが格納されており、デジタルカメラ制御部201は、このプログラムに従ってデジタルカメラ101全体の制御を行う。
図3は本実施例におけるデジタルカメラ101の動作を示したフローチャートである。
以下、図1のシステム構成図、図2のブロック図、図3のフローチャートを用いて説明する。
デジタルカメラ101のユーザは、ホーム識別子格納エリア211、パブリック識別子格納エリア212、アクセス情報格納エリア213、ファイルサーバアドレス格納エリア214にあらかじめ値を設定しておく。値の設定は、液晶表示部207で確認を行いながらキー入力部208の各キーを使用して行う。
図1で示されるシステムの場合には以下のように値を設定する。
ホーム識別子格納エリア211には、自宅のアクセスポイント103Aの無線ネットワーク識別子A(例えば文字列”HOME AP”)を設定する。パブリック識別子格納エリア212には、公衆無線LANのアクセスポイント103Cの無線ネットワーク識別子C(例えば文字列”PUBLIC SPOT”)を設定する。
アクセス情報格納エリア213には、インターネット106から自宅のネットワーク102Aにアクセスする為の情報を設定する。例えば、ゲートウェイ105AのIPアドレス、暗号化方式、及び暗号鍵を設定する。これにより、ゲートウェイ105Aとの間でIPSec(Security Architecture for Internet Protocol)によるVPN(Virtual Private Network)を設定することができる。
ファイルサーバアドレス格納エリア214には、自宅のファイルサーバ104AのIPアドレスを設定する。
また、デジタルカメラ101のユーザは、自宅のアクセスポイント103A及び公衆LANのアクセスポイント103Cに接続する為の無線通信パラメータをあらかじめ設定しておく。無線通信パラメータの値の設定は液晶表示部207で確認を行いながらキー入力部208の各キーを使用して行う。
なお、デジタルカメラ101がアクセスポイントと無線通信を行うことにより無線端末に無線通信パラメータを自動設定する機能(無線通信パラメータ設定シーケンス)を有している場合は、当該機能を用いて無線通信パラメータを設定することも可能である。
通常、アクセスポイントはビーコンと呼ばれる制御情報を定期的に送信しており、無線端末はビーコンを受信することによってアクセスポイントの圏内に入ったことを検知する。ビーコンにはアクセスポイントの無線ネットワーク識別子が含まれており、無線端末はビーコンに含まれる無線ネットワーク識別子を解析することにより、どのアクセスポイントの圏内にいるかどうかを判別することができる。
デジタルカメラ101は、無線インタフェース部204において定期的にビーコンを探索しており、ビーコンを受信した場合にアクセスポイントの圏内に入ったことを検知することが可能である。
受信したビーコンの無線ネットワーク識別子が、ホーム識別子格納エリア211に格納されている無線ネットワーク識別子と一致した場合(S302のYes)、デジタルカメラ101は以下の動作を行う。
まず、デジタルカメラ101はアクセスポイント103(この場合は自宅のアクセスポイント103A)との間で無線接続を開始する(S303)。無線接続が完了すると、デジタルカメラ101はファイルサーバの探索を行う(S304)。ファイルサーバ104の探索には、同一ネットワーク内での機器の検索が行えるUPnPの探索機能等が用いられる。
ファイルサーバ104が見つかった場合、デジタルカメラ101はファイルサーバ104(この場合は自宅のファイルサーバ104A)に対し、記憶媒体202に格納されているファイルを送信する(S305)。
以上の処理により、自宅のアクセスポイント103Aの圏内に入った場合には、デジタルカメラ101から自宅のファイルサーバ104Aに対して自動的にファイルの送信を行うことができる。また、ファイルサーバの探索にはUPnPの探索機能等が用いられるため、デジタルカメラに自宅ファイルサーバのIPアドレスを記憶しておく必要もない。
受信したビーコンの無線ネットワーク識別子が、パブリック識別子格納エリア212に格納されている無線ネットワーク識別子と一致した場合(S306のYes)、デジタルカメラ101は以下の動作を行う。
デジタルカメラ101は、アクセスポイント103(この場合は公衆のアクセスポイント103C)との間で無線接続を開始する(S307)。無線接続が完了すると、デジタルカメラ101はアクセス情報格納エリア213に設定されている情報に基づいて、ネットワーク102Aへのアクセスを行う(S308)。
アクセス情報格納エリア213にゲートウェイ105AのIPアドレス、暗号化方式、及び暗号鍵が設定されている場合は、デジタルカメラ101はゲートウェイ105Aとの間でIPSecによるVPNを設定する。VPNを設定することによって、インターネット106の区間でもファイル転送の安全性が保たれる。
そしてデジタルカメラ101は、ファイルサーバアドレス格納エリア214に格納されているファイルサーバアドレス(この場合は自宅のファイルサーバ104AのIPアドレス)に対して記憶媒体202に格納されているファイルを送信する(S309)。
以上の処理により、公衆無線LANのアクセスポイント103Cの圏内に入った場合には、デジタルカメラ101から自宅のファイルサーバ104Aに対して自動的にファイルの送信を行うことができる。また、VPNを介して送信を行うので、屋外からでも安全にファイルを送信することができる。
受信したビーコンの無線ネットワーク識別子が、ホーム識別子格納エリア211及びパブリック識別子格納エリア212に格納されているいずれの無線ネットワーク識別子とも一致しなかった場合(S310のYes)、デジタルカメラ101は以下の動作を行う。
デジタルカメラ101は、画像送信ボタン209の入力を監視する(S311)。ユーザによる画像送信ボタン209の入力を検知した場合(S311のYes)、デジタルカメラ101はアクセスポイント103(この場合は他人宅のアクセスポイント103B)との間で無線通信パラメータ設定シーケンスを起動する(S312)。
無線通信パラメータ設定シーケンスを実行することで、アクセスポイント103(この場合は他人宅のアクセスポイント103B)と無線通信するための無線通信パラメータがデジタルカメラ101に設定される。
無線通信パラメータ設定シーケンスが完了すると、デジタルカメラ101は、アクセスポイント103(この場合は他人宅のアクセスポイント103B)との間で無線接続を開始する(S313)。無線接続が完了すると、デジタルカメラ101はファイルサーバの探索を行う(S314)。ファイルサーバ104の探索には、同一ネットワーク内での機器の検索が行えるUPnPの探索機能等が用いられる。
ファイルサーバ104が見つかった場合、デジタルカメラ101はファイルサーバ104(この場合は他人宅のファイルサーバ104B)に対して記憶媒体202に格納されているファイルを送信する(S315)。
以上の処理により、他人宅のアクセスポイント103Bの圏内に入った場合には、画像送信ボタン208を押すことによって、他人宅のファイルサーバ104Bに対してファイルの送信を行うことができる。従って、簡単な操作により他人宅のファイルサーバにファイルを送信することができる。また、ユーザの指示なしで他人宅のファイルサーバに自動的にファイルを送信してしまう危険もない。
以上説明したように、本実施例によれば、自宅、他人宅、公衆無線LAN、いずれのアクセスポイントの圏内においても、ファイルサーバへのファイルの送信を簡単かつ安全に行うことができる。
<実施形態2>
図4は、本発明の実施形態2におけるデジタルカメラ101の動作を示したフローチャートである。
システム構成図、及びデジタルカメラ101のブロック図については実施形態1と同様であるため、説明を省略する。以下、図1のシステム構成図、図2のブロック図、図4のフローチャートを用いて説明する。
デジタルカメラ101のユーザは、ホーム識別子格納エリア211、アクセス情報格納エリア213、ファイルサーバアドレス格納エリア214にあらかじめ値を設定しておく。設定する値、及び設定方法は実施形態1と同じである。但し、実施形態2ではパブリック識別子格納エリア212への値の設定は行わなくてもよい。
また、デジタルカメラ101のユーザは自宅のアクセスポイント103Aと無線通信する為の無線通信パラメータをあらかじめ設定しておく。無線通信パラメータの設定方法は実施形態1と同じである。
アクセスポイントから受信したビーコンの無線ネットワーク識別子が、ホーム識別子格納エリア211に格納されている無線ネットワーク識別子と一致した場合(S302のYes)のデジタルカメラ101の動作は実施形態1と同じである(S303〜S305)。
受信したビーコンの無線ネットワーク識別子が、ホーム識別子格納エリア211に格納されている無線ネットワーク識別子と一致しなかった場合(S302のNo、S310のYes)、デジタルカメラは以下の動作を行う。
デジタルカメラ101は画像送信ボタン209の入力を監視し(S311)、ユーザによる画像送信ボタン209の入力を検出した場合(S311のYes)、S312に進む。
S312において、デジタルカメラ101は、アクセスポイント103(この場合は他人宅のアクセスポイント103Bまたは公衆無線LANのアクセスポイント103C)との間で無線通信パラメータ設定シーケンスを起動する。
無線通信パラメータ設定シーケンスの実行によりアクセスポイント103(この場合は他人宅のアクセスポイント103Bまたは公衆無線LANのアクセスポイント103C)と接続するための無線通信パラメータがデジタルカメラ101に設定される。
無線通信パラメータ設定シーケンスが完了すると、デジタルカメラ101は、アクセスポイント103(この場合は他人宅のアクセスポイント103Bまたは公衆無線LANのアクセスポイント103C)との間で無線接続を開始する(S313)。無線接続が完了すると、デジタルカメラ101はアクセス情報格納エリア213に格納されている情報に基づいて、ネットワーク102Aへのアクセスを行う(S308)。
アクセス情報格納エリア213にゲートウェイ105AのIPアドレス、暗号化方式、及び暗号鍵が設定されている場合は、デジタルカメラ101はゲートウェイ105Aとの間でIPSecによるVPNを設定する。VPNを設定することによってインターネット106の区間でもファイル転送の安全性が保たれる。
そして、デジタルカメラ101は、ファイルサーバアドレス格納エリア214に格納されているファイルサーバアドレス(この場合は自宅のファイルサーバ104AのIPアドレス)に対して記憶媒体202に格納されているファイルを送信する(S309)。
以上の処理により、他人宅のアクセスポイント103Bの圏内に入った場合でも、デジタルカメラ101から自宅のファイルサーバ104Aに対してファイルの送信を行うことができる。また、VPNを介して送信を行うので、他人宅からでも安全にファイルを送信することができる。
本実施例によれば、自宅、他人宅、公衆無線LAN、いずれのアクセスポイントの圏内においても、自宅のファイルサーバに対して簡単かつ安全にファイルの送信を行うことができる。
<実施形態3>
実施形態3は、実施形態1及び実施形態2において、ホーム識別子格納エリア211への無線ネットワーク識別子の設定を自動的に行う方法に関する。
図5は、本実施例において、ホーム識別子格納エリア211へ無線ネットワーク識別子を設定する際のデジタルカメラ101の動作を示すフローチャートである。
無線通信パラメータ設定シーケンスが起動されると(S502のYes)、デジタルカメラ101は無線通信パラメータ設定シーケンスを実行する(S503
)。無線パラメータ設定シーケンスが起動される場合とは、ユーザによる無線パラメータ設定開始の指示があった場合、デジタルカメラ101の電源が投入された場合等がある。
無線通信パラメータ設定シーケンスが完了すると、デジタルカメラ101は、ホーム識別子格納エリア211に無線ネットワーク識別子が既に格納されているかどうかを判別する(S504)。無線ネットワーク識別子が格納されていない場合は(S504のNo)、デジタルカメラ101は、無線通信パラメータ設定シーケンスにより取得した無線ネットワーク識別子をホーム識別子格納エリア211に格納する(S505)。
以上の処理により、デジタルカメラ101が最初に無線通信パラメータ設定シーケンスを実行した相手のアクセスポイントを自宅のアクセスポイントと認識し、ホーム識別子格納エリア211に自動的に設定する。
なお、無線通信パラメータ設定シーケンスにより取得した無線ネットワーク識別子をホーム識別子格納エリア211に格納する際には、液晶表示部207にその旨を表示し(例えば「ホームに設定しますか?」)、ユーザの指示に応じて格納するようにしてもよい。
他の動作は実施形態1および実施形態2と同じである。
本実施例によれば、実施形態1および実施形態2の効果に加えて、ホーム識別子格納エリア211への無線ネットワーク識別子の設定を簡単に行うことができる。
以上説明したように、上記各実施例によれば、デジタルカメラの記憶媒体に格納されているファイルを簡単かつ安全にネットワーク上のファイルサーバに送信することができる。
自宅の無線アクセスポイント圏内に入った場合は、自動的にファイルが自宅のファイルサーバに送信されるため、ユーザに煩雑な操作を強いることなくファイルの管理が可能となる。例えば、一度帰宅すれば、自動的に自宅のファイルサーバへファイルが送信されるため、翌日以降に記憶媒体の容量が少なくなった場合でも、送信済みのファイルを削除することにより撮影を続けることが可能となる。
また、外出先で記憶媒体の容量が足りなくなった場合は、公衆無線LANの圏内に入りさえすれば、自宅のファイルサーバにファイルを送信することができるため、記憶媒体の容量を気にせず撮影を続けることができる。
また、他人宅のアクセスポイント圏内に入った場合は、ユーザの指示がなければファイルの送信が行われないため、ユーザが知らない間に自分のファイルが他人宅のファイルサーバに送信される危険も低減できる。また、他人宅のアクセスポイント圏内からは、他人宅、自宅いずれのファイルサーバに対してもファイルを送信することができる。
また、未記憶の無線ネットワーク識別子を用いて通信するアクセスポイントの圏内に入った場合は、無線通信パラメータ設定シーケンスを実行することにより、当該アクセスポイントと通信するための無線通信パラメータを容易に設定することができる。
なお、上記各実施例では、どのファイルを送信するかについては詳しく述べていないが、ファイルの送信方法に関しては特に限定されないものとする。例えば、各ファイルに送信済/未のフラグを設け、アクセスポイントの圏内に入った場合は未送信のファイルのみ送信するようにしてもよい。これにより、通信帯域を有効に活用することができる。
また、ファイルサーバに送信済みのファイルを一定時間後に自動的に削除するようにしてもよい。これにより、記憶媒体の容量を気にせずに撮影を続けることが可能となる。また、自宅のファイルサーバに送信したファイルは記憶媒体から自動的に削除し、他人宅のファイルサーバに送信したファイルについては削除しないようにしてもよい。これにより、謝って他人宅のファイルサーバに送信してしまったファイルが削除される危険を低減することができる。
また、他人のファイルサーバへの送信を禁止するファイルについてはフラグを設け、他人宅のファイルサーバにファイルを送信する際には当該フラグを確認し、該当するファイルについては送信しないようにしてもよい。これにより、他人に見られたくないファイルを誤って他人宅のファイルサーバに送信してしまう危険を低減することができる。
なお、上記各実施例ではデジタルカメラを用いた場合について説明したが、無線通信機能を備えていれば、携帯音楽プレーヤーや携帯ゲーム機、PDA等、どのような機器であってもよい。
また、上記各実施例ではIEEE802.11無線LANを用いる場合について説明したが、WiMaxやiBurst等、他の無線通信方式にも本発明は適用可能である。また、無線ネットワークだけでなく、有線ネットワークにおいても本発明は適用可能である。
101 デジタルカメラ101
102A ネットワーク(自宅)
102B ネットワーク(他人宅)
103A アクセスポイント(自宅)
103B アクセスポイント(他人宅)
103C アクセスポイント(公衆無線LAN)
104A ファイルサーバ(自宅)
104B ファイルサーバ(他人宅)
105A ゲートウェイ(自宅)
105B ゲートウェイ(他人宅)
106 インターネット
201 デジタルカメラ制御部
202 記憶媒体
204 無線インタフェース部
206 画像送信ボタン
211 ホーム識別子格納エリア
212 パブリック識別子格納エリア
213 アクセス情報格納エリア
214 ファイルサーバアドレス格納エリア

Claims (3)

  1. 通信装置において、
    ユーザによるデータの送信指示を検知する検知手段と、
    前記検知手段による前記送信指示の検知に応じて、無線ネットワークを形成する他の通信装置と無線通信するための通信パラメータを前記他の通信装置と通信することにより取得して当該通信パラメータに基づいて前記他の通信装置と接続すると共に、VPN(Virtual Private Network)を設定するための設定情報に基づいて、少なくとも前記通信装置と前記他の通信装置との間でVPNを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定されたVPNを介して前記他の通信装置へデータを送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 通信装置の制御方法であって、
    ユーザによるデータの送信指示の検知に応じて、無線ネットワークを形成する他の通信装置と無線通信するための通信パラメータを前記他の通信装置と通信することにより取得して当該通信パラメータに基づいて前記他の通信装置と接続すると共に、VPN(Virtual Private Network)を設定するための設定情報に基づいて、少なくとも前記通信装置と前記他の通信装置との間でVPNを設定し、
    設定されたVPNを介して前記他の通信装置へデータを送信する
    ことを特徴とする制御方法。
  3. コンピュータに、請求項2に記載の制御方法を実現させるためのプログラム。
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