JP2013127271A - アクチュエータ、穴あけ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧装置等の大型な動力源が無く省スペース化及びコスト削減を実現できる穴あけ装置やアクチュエータを提供する。
【解決手段】穴あけ装置101に設けられる作動用アクチュエータ201では、シリンダ204の側面に、ピアスパンチ202側に位置して第1空間を開口する第1開口208と、シリンダ204の閉口端204b側に位置して第2空間を開口する第2開口209とが設けられる。穴あけ装置101では、シリンダ204内でピストン205を摺動させてピアスパンチ202をストローク往復運動させるために、第1開口208と第2開口209とに対して別々の動力源(エア調整装置208B、駆動用アクチュエータ211)が作用し、これらの作用による第1空間のエア圧力や第2空間内の油圧変化により、シリンダ204内でピストン205が移動しピアスパンチ202が動く。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークに穴あけ加工をするための穴あけ装置に用いられる動力源分離型のアクチュエータ、及び、その穴あけ装置に関する。
特許文献1には、汎用プレス機械等を使用して成形されたプレス成形品(ワーク)に穴あけ加工をするための穴あけ装置の発明が開示されている。この穴あけ装置は、ラムの垂直往復運動に応じて油圧を発生する油圧発生手段17と、生じた油圧によりピアスパンチ21を駆動するパンチ駆動手段22とを有する。
油圧発生手段17について、特許文献1の段落0017には、「この油圧発生手段17は、下型ホルダ16に固定された第1シリンダ17−1と、第1シンダ内を往復動する第1ピストン17−2と、(…略…)と、第1シリンダの側面であって第1ピストンのストローク方向の両側に形成された第1開口17−6、第1開口17−7、(…略…)等を有している。」との記載がある。
パンチ駆動手段22について、同文献の段落0019〜0020には、「パンチ駆動手段22は、ピアスパンチ21に摺動部材22−1を介して連結されたピストンロッド22−2と、このピストンロッドの他端側に設けられた第2ピストン22−3と、この第2ピストンを内封する第2シリンダと、この第2シリンダ22−4の側部であって第2ピストンのストローク方向の両側には第2開口22−5、22−6が設けられている。」、及び、「開口17−6と開口22−5とが配管25により、又、開口17−7と開口22−6とが配管26により、それぞれ連通されている。これら配管25、26による配管部はパンチ駆動手段22の一部を構成する。第1シリンダ、第2シリンダ及び配管部は油圧発生用の油で満たされている。」との記載がある。
同文献の段落0023、0024及び0026には、「2.穴あけプロセス」として、「上型ホルダ15が下降するにつれ、第1シリンダ17−1の油が第1開口17−7、配管26を介して第2シリンダ22−4の第2開口22−6に至り、第2ピストン22−3を押し動かす。この第2ピストンの動き及び、第1ピストン17−2の動きに伴い、第2シリンダ22−4の油が配管25を介して第1シリンダ17−1に流入する。」、「かかる第1ピストン22−3の移動に応じてピストンロッド22−2、摺動部材22−1、カムピアス21が水平方向、穴あけの向きに移動してワーク20に穴あけが行なわれる。」、及び、「穴あけが終了し、ラムが下限位置から上昇するにつれ、弾性手段17−4の復元力によりピストン17−2が上昇し、各配管25、26における油流の向きは穴あけ時におけるラム下降時のときと逆の向きに流れて、カムピアス21はワーク20より退避した位置に復帰する。」との記載がある。
このように、特許文献1に記載の穴あけ装置では、ピアスパンチ21を駆動させるための動力源として、油圧発生手段17が用いられている。この他、ピアスパンチを動かすための動力を、油圧シリンダを駆動させるための油圧装置(例えば、特許文献1、2)、エアシリンダを駆動させるための空油変換器等を取り出して用いることも行われている。
特開平06−210367号公報 特開2005−151819号公報
油圧装置や空油変換器等の装置を用いる場合、このような装置を設置するために大きな設置領域を確保しなければならず、また、高コストにも繋がる。また、従来の装置では加圧力を変化させることができず、シリンダに、油圧ユニットの加圧力に応じた口径のものを使用しなければならないため、ワークに対してさまざまな穴径の穴あけ加工を行なうことが難しい。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、油圧装置等の大型な動力源を必要とせず省スペース化及びコスト削減を実現できる穴あけ装置やアクチュエータを提供することを目的とする。
本発明のアクチュエータは、シリンダと、前記シリンダ内をエアで満たされる第1空間側と油で満たされる第2空間側とに仕切り、前記シリンダ内を摺動自在に移動できるピストンと、前記ピストンから延出して前記シリンダの前記第1空間側の端部から突出し、前記ピストンの移動に伴って進退する作用部と、前記シリンダの周面で前記第1空間側に設けられる第1開口と、前記シリンダの周面で前記第2空間側に設けられる第2開口と、前記第1開口を通しての前記第1空間内のエア圧力の調整を行なうエア圧力調整部と、前記第2開口を通しての前記第2空間内の油圧の調整を行なう油圧調整部と、を備える。
本発明の穴あけ装置は、装置筐体とアクチュエータとを備え、前記アクチュエータは、シリンダと、前記シリンダ内をエアで満たされる第1空間側と油で満たされる第2空間側とに仕切り、前記シリンダ内を摺動自在に移動できるピストンと、前記ピストンから延出して前記シリンダの前記第1空間側の端部から突出し、前記ピストンの移動に伴って進退する摺動部材と、前記摺動部材の先端に設けられるピアスパンチと、前記シリンダの周面で前記第1空間側に設けられる第1開口と、前記シリンダの周面で前記第2空間側に設けられる第2開口と、前記第1開口を通しての前記第1空間内のエア圧力の調整を行なうエア圧力調整部と、前記第2開口を通しての前記第2空間内の油圧の調整を行なう油圧調整部と、を有し、前記摺動部材の進退をガイドするガイド部と、前記ピアスパンチに穴あけ加工されるワークの位置決めを行なう位置決め部と、を更に備える。
本発明では、ワークに穴あけをする場合と、ワークからピアスパンチを退避させる場合とで別々の動力源が用いられており、従来の技術と比較して動力源が分離されている。したがって、油圧装置等の大型な動力源を必要とせず省スペース化及びコスト削減を実現できる穴あけ装置やアクチュエータを提供することができる。
穴あけ装置の側面図である。 作動用アクチュエータの断面図である。
実施の一形態を、図1及び図2に基づいて説明する。なお、本実施の形態での「作動用アクチュエータ201」は、特許請求の範囲でいうところの「アクチュエータ」に対応する。図1は、穴あけ装置101の側面図である。図2は、作動用アクチュエータ201の断面図である。穴あけ装置101は、ワークWを保持して作動用アクチュエータ201に備わるピアスパンチ202に、ピアスパンチ202を用いてワークWに穴あけ加工をするものである。
穴あけ装置101は、装置筐体102を有する。装置筐体102は、強固な素材で形成され、設置台51に固定取付される。装置筐体102には、内部空間103が形成されている。内部空間103は、上方に開口し、上方からワークWを導入できるようになっている。内部空間103の内底面103Aには、摺動部材203(後述)をスライド移動させるためのレール104が固定取付される。内部空間103の第1内側面103Bには、位置決め部としてのワーク当接部105が設けられる。穴あけ加工の際、ワーク当接部105にワークWが当接され、ワークWに穴をあける箇所にピアスパンチ202の先端が当接するよう位置決めがなされる。ワーク当接部105に対面する内部空間103での別の内側面103Cからは、摺動部材203が、ワーク当接部105に向けてレール104と平行に延びる。
作動用アクチュエータ201は、シリンダ204を有する。シリンダ204は、装置筐体102に保持固定される。シリンダ204の開口端204aは、封止部材203Aにより封止される。この封止部材203Aには、摺動部材203(後述)を挿通させるための挿通孔203Bが設けられている。シリンダ204内には、ピストン205が配置される。ピストン205は、シリンダ204の長さ方向に摺動自在に移動できるようになっている。ピストン205は、シリンダ204の内部空間を、開口端204a側の第1空間204X側と、閉口端204b側の第2空間204Y側とに仕切る。
シリンダ204の内周面には、ピストン205の閉口端204b側への可動限界位置を規定するストッパ207が設けられる。変形例として、シリンダ204の内周面であって第1開口208よりも僅かに閉口端204bの箇所に、ストッパ207と同様の構造の別のストッパ207Aを設けて、ピストン205の可動限界位置を、ストッパ207(閉口端204b側での可動限界位置)及びストッパ207A(開口端204a側での可動限界位置)によって規定しても良い。
ピストン205からは、摺動部材203が延びる。摺動部材203は、長尺の棒状の部材で、封止部材203Aの挿通孔203Bに挿通され、この挿通孔203Bの内周面に対して摺動できるようになっている。摺動部材203の先端には、ピアスパンチ202が着脱自在に取り付けられる。
摺動部材203の先端近傍の外周面には、スライドガイド206が固定取付されている。スライドガイド206は、レール104にスライド自在に係合し、摺動部材203が進退する際にレール104に案内される。これにより、摺動部材203は、レール104に沿ってスライド移動することになる。ここに、レール104とスライドガイド206は、ガイド部151を構成する。
第1空間204Xは、その内部がエアで満たされており、シリンダ204の外周面と、封止部材203A及び摺動部材203と、ピストン205とに囲われて、これらの隙間からはエアの出入りが生じないようになっている。シリンダ204において第1空間204Xを規定する周面には、第1開口208が設けられる。この第1開口208からは、エア配管208Aが延びる。エア配管208Aは、エア圧力調整部としてのエア調整装置208Bから延びている。エア調整装置208Bは、エア配管208Aを通じてシリンダ204の第1空間204Xに高圧エアを送り込んだり、シリンダ204の第1空間204Xからエア配管208Aを通じて押し出されるエアを排出したりする。
第2空間204Yは、その内部が油で満たされており、シリンダ204の外周面と、閉口端204bと、ピストン205と、調整筒209A(後述)と、支持材受面210(後述)とに囲われて、これらの隙間からは油が漏れ出さないようになっている。シリンダ204において第2空間204Yを規定する周面には、第2開口209が設けられる。ここで、第2開口209は、シリンダ204の内径よりも小さく開口する。また、本実施の形態では、図1や図2に示すように、第1開口208が第2開口209よりも小さく開口するが、第2開口209が第1開口208よりも小さく開口するようにしてもよいし、第1開口208と第2開口209とが同等の大きさに開口してもよい。第2開口209からは、調整筒209Aが延びる。本実施の形態では、調整筒209Aは、円筒状をなし、エア配管208Aよりも太い。なお、前述した第1開口208と第2開口209との大きさの関係性に対応させて、調整筒209Aをエア配管208Aよりも細くしてもよいし、調整筒209Aとエア配管208Aとを同等の太さにしてもよい。
調整筒209A内には、調整用ピストン209Bが嵌めこまれる。調整用ピストン209Bは、短い円柱状をなし、調整筒209A内をその長さ方向にスライド移動できるようになっている。変形例として、調整筒209Aの内周面であってシリンダ204の内部空間側の端部もしくはその近傍の箇所にストッパ209Cを設け、調整筒209Aの内周面であってストッパ209Cがある端部とは反対側の端部もしくはその近傍の箇所にストッパ209Dを設けて、調整用ピストン209Bの可動限界位置を、ストッパ209C及びストッパ209Dによって規定しても良い。
シリンダ204の外周面で第2開口209に対してシリンダ204の断面方向に対称な箇所には、支持材受面210が配置される。支持材受面210は、平坦であってもよいし、凹状に窪んでいてもよい。
本実施の形態では、ピアスパンチ202のストローク往復運動の駆動源は、穴あけの場合(ピアスパンチ202が突出する場合)とワークWからピアスパンチ202を退避させる場合(ピアスパンチ202がシリンダ204内に収納される場合)とで分離されている。詳細に述べると、本実施の形態の穴あけ装置101に採用される駆動源は、前述のエア調整装置208B及びこれから述べる油圧調整部としての駆動用アクチュエータ211である。即ち、駆動用アクチュエータ211は、油圧調整部の一例であって、穴あけの場合に用いられる駆動源である。エア調整装置208Bは、エア圧力調整部の一例であって、ワークWからピアスパンチ202を退避させる場合に用いられる駆動源である。
駆動用アクチュエータ211には、電動式スポット溶接ガンや電空比例弁付のエア式スポット溶接ガンのアクチュエータのような、加圧力を変化させることができるものを採用することができる。本実施の形態では、駆動用アクチュエータ211としてスポット溶接ガンのアクチュエータを採用した例について述べる。駆動用アクチュエータ211は、調整用ピストン209Bに当接する作用部211Aと、支持材受面210に当接する支持部211Bとを有し、これらの作用部211Aと支持部211Bとでシリンダ204をその断面方向に挟み込む。ここで、駆動用アクチュエータ211としてスポット溶接ガンを用いる場合、互いに近接離反しスポット溶接を行なう一対の電極を、作用部211A及び支持部211Bとして用いることになる。なお、当然のことながら、このとき、スポット溶接ガンを作動させて電極に通電させてはならない。
エア調整装置208Bと駆動用アクチュエータ211とは、制御部としての制御盤212により制御される。制御盤212の一例は、NC装置である。制御盤212は、エア調整装置208Bによるシリンダ204への高圧エアの導入量及びエアの排出量の調整のための制御と、駆動用アクチュエータ211による調整筒209Aのシリンダ204の内部方向への押圧力の調整のための制御とを行なう。制御盤212が、駆動用アクチュエータ211とエア調整装置208Bとを交互に駆動させると、第1空間204X内のエアの圧力や第2空間204Y内の油圧が変化してピストン205がシリンダ204内を進退し、ピアスパンチ202がストローク往復運動をする。ここで、制御盤212やエア調整装置208B、駆動用アクチュエータ211として、エア調整装置208Bや駆動用アクチュエータ211への駆動力の調整を細かく設定できるものを採用してもよい。また、エア調整装置208B及び駆動用アクチュエータ211への操作を、制御盤212を用いずに、作業員が手動操作又は足踏操作で行なっても良い。
本実施の形態の穴あけ装置101を用いてワークWに穴あけ加工を行なう場合、作業者は、予め、制御盤212を操作して摺動部材203をシリンダ204内に収納させる方向に動かしておき、ピアスパンチ202をワーク当接部105から離反させておく。
作業者は、まず、ワークWを内部空間103の上方から導入してワーク当接部105とピアスパンチ202との間に位置付け、ワークWの位置決めを行なう。ここでのワークWの把持は、ワークWを保持した状態で動かし位置決めをして固定するマテリアルハンドリングロボット(図示せず)によりなされてもよいし、作業者の把持によってもよい。
続いて、作業者は、制御盤212を操作して駆動用アクチュエータ211を作動させ、駆動用アクチュエータ211の作用部211Aを動かし、調整用ピストン209Bをシリンダ204の内部方向に向けて押し込ませる。これにより、ピストン205が第2空間204Y内の油圧の変化により開口端204a側に動いて、摺動部材203がシリンダ204から突出し、ピアスパンチ202がワーク当接部105に向かって動き、ワークWに穴あけ加工が施される。このとき、第1空間204Xでピストン205により圧縮された高圧エアは、エア配管208Aを通って排出される。また、第2開口209がシリンダ204の内径よりも小さく開口しているが、パスカルの原理により、駆動用アクチュエータ211の作用部211Aによる調整筒209Aの押圧力が小さくても、ピストン205の受圧面積が大きいため、ピストン205の開口端204a側を押し出す力は大きくなる。
続いて、作業者は、制御盤212を操作してエア調整装置208Bを作動させ、エア配管208Aを通してシリンダ204内の第1空間204Xに高圧エアを送り込む。このとき、駆動用アクチュエータ211は、制御盤212の制御を受けて、作用部211Aが調整用ピストン209Bを押圧する力を弱める。このときの力の弱め方は、制御盤212や駆動用アクチュエータ211の制御回路(図示せず)に予め記憶されていてもよい。第1空間204Xに高圧エアが送り込まれると、第1空間204X内のエア圧力の変化によりピストン205が閉口端204b側に動いて、ワークWからピアスパンチ202が退避する。これにより、ワークWは、ワーク当接部105から取り出し可能となる。
このように、本実施の形態の穴あけ装置101や作動用アクチュエータ201では、ワークWに穴あけをする場合と、ワークWからピアスパンチ202を退避させる場合とで、動力源として、エア調整装置208Bと駆動用アクチュエータ211とを別々に用いることができるようになっており、スポットガンなどの外部の力を利用することで、油圧装置や空油変換器等の大型な動力源が用いる必要が無くなる。即ち、従来の技術と比較して動力源を分離させることができる。このため、省スペース化が図れ、メンテナンスも容易となり、結果として、コストダウンが図れる。駆動源としてエア調整装置208Bを用いた場合、更なるコストダウンを期待できる。即ち、本実施の形態によれば、穴あけ装置101やアクチュエータ油圧装置等の大型な動力源を用いる必要がなくなり、省スペース化及びコスト削減を実現できる。また、本実施の形態の穴あけ装置101や作動用アクチュエータ201では、油圧配管を必要とせず、穴あけ加工の作業者の安全性が向上する。このため、例えば、溶接工程においてスポットガンを用いた一連の作業の間に、穴あけ加工の作業を容易に進めることができるようになる。
また、制御盤212やエア調整装置208B、駆動用アクチュエータ211として、エア調整装置208Bや駆動用アクチュエータ211への駆動力の調整を細かく設定できるものを採用した場合、駆動用アクチュエータ211やエア調整装置208Bの出力を変化させると、作動用アクチュエータ201の出力も変わる。これにより、摺動部材203の先端に取り付けられるピアスパンチ202に、ワークW(加工対象)に応じた適切な加圧力を加えられる径のものを用いることができる。換言すれば、加工力の異なる様々な加工対象物に対応させることができる。
なお、これまでに述べた実施の形態及びその変形例での作動用アクチュエータ201は、穴あけ装置101に保持されて用いられるのみならず、他の用途にも用いることができることは言うまでもない。この場合、摺動部材203は、進退して操作対象に当接する。ここに、摺動部材203は、作用部としての機能を有することになる。
101 穴あけ装置
102 装置筐体
105 ワーク当接部(位置決め部)
151 ガイド部
201 作動用アクチュエータ
202 ピアスパンチ
203 摺動部材(作用部)
204 シリンダ
204X 第1空間
204Y 第2空間
205 ピストン
208 第1開口
208B エア調整装置(エア圧力調整部)
209 第2開口
209A 調整筒
209B 調整用ピストン
211 駆動用アクチュエータ(油圧調整部)
212 制御盤(制御部)

Claims (5)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内をエアで満たされる第1空間側と油で満たされる第2空間側とに仕切り、前記シリンダ内を摺動自在に移動できるピストンと、
    前記ピストンから延出して前記シリンダの前記第1空間側の端部から突出し、前記ピストンの移動に伴って進退する作用部と、
    前記シリンダの周面で前記第1空間側に設けられる第1開口と、
    前記シリンダの周面で前記第2空間側に設けられる第2開口と、
    前記第1開口を通しての前記第1空間内のエア圧力の調整を行なうエア圧力調整部と、
    前記第2開口を通しての前記第2空間内の油圧の調整を行なう油圧調整部と、
    を備えるアクチュエータ。
  2. 前記第2開口は、前記シリンダの内径よりも小さく開口する、
    請求項1記載のアクチュエータ。
  3. 前記第2開口に設けられる調整筒と、
    前記調整筒内を摺動自在に移動する調整用ピストンと、
    を更に備え、
    前記油圧調整部は、前記調整用ピストンを押し込む駆動用アクチュエータである、
    請求項1又は2記載のアクチュエータ。
  4. 前記エア圧力調整部と前記油圧調整部とを制御する制御部を更に備える、
    請求項1から3のいずれか一に記載のアクチュエータ。
  5. 装置筐体とアクチュエータとを備え、
    前記アクチュエータは、
    シリンダと、
    前記シリンダ内をエアで満たされる第1空間側と油で満たされる第2空間側とに仕切り、前記シリンダ内を摺動自在に移動できるピストンと、
    前記ピストンから延出して前記シリンダの前記第1空間側の端部から突出し、前記ピストンの移動に伴って進退する摺動部材と、
    前記摺動部材の先端に設けられるピアスパンチと、
    前記シリンダの周面で前記第1空間側に設けられる第1開口と、
    前記シリンダの周面で前記第2空間側に設けられる第2開口と、
    前記第1開口を通しての前記第1空間内のエア圧力の調整を行なうエア圧力調整部と、
    前記第2開口を通しての前記第2空間内の油圧の調整を行なう油圧調整部と、
    を有し、
    前記摺動部材の進退をガイドするガイド部と、
    前記ピアスパンチに穴あけ加工されるワークの位置決めを行なう位置決め部と、
    を更に備える穴あけ装置。
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