JP2013125942A - 太陽電池モジュールのコーナーカット装置及びそれを用いたコーナーカット方法並びに太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】切断刃が太陽電池モジュールの透光性絶縁基板に当たる前に、太陽電池モジュールと切断刃との正確な位置決めを可能とする。
【解決手段】太陽電池モジュール100におけるフィルムのはみ出したコーナー部分を切断するコーナーカット装置Aであって、太陽電池モジュール100のコーナー部分のコーナー面に対するエアニッパ5の切断刃の切断位置を決定するために、太陽電池モジュール100の周縁部に当接して位置決めを行う位置決めガイド9を備えた構成としている。
【選択図】図3
【解決手段】太陽電池モジュール100におけるフィルムのはみ出したコーナー部分を切断するコーナーカット装置Aであって、太陽電池モジュール100のコーナー部分のコーナー面に対するエアニッパ5の切断刃の切断位置を決定するために、太陽電池モジュール100の周縁部に当接して位置決めを行う位置決めガイド9を備えた構成としている。
【選択図】図3
Description
本発明は、太陽電池モジュールにおける裏面保護シートのはみ出したコーナー部分をカットするコーナーカット装置及びそれを用いたコーナーカット方法並びに太陽電池モジュールの製造方法に関する。
図14(a),(b)及び図15は、太陽電池モジュール100の一構成例を示しており、図17(a),(b)は製造工程の2つの場面を示す説明図、図15は集積型太陽電池をラミネート封止する工程を示す説明図である。
太陽電池セル155は、透光性絶縁基体151上に、図示は省略しているが透明導電膜からなる透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜をこの順で積層形成している。透光性絶縁基体としてはガラスやポリイミドなどの耐熱性樹脂がある。透明電極膜としてはSnO2、ZnO、ITOなどがある。光電変換層としてはアモルファスシリコンや微結晶シリコンなどのシリコン系光電変換膜や、CdTe,CuInSe2などの化合物系光電変換膜がある。
このように形成された太陽電池セル155は、図15(a)に示すように細長い短冊状で、透光性絶縁基体151のほぼ全幅にわたる長さを有しており、隣接する太陽電池セル155,155同士において一方の透明電極膜と他方の裏面電極膜とを互いに接続することで複数の太陽電池セル155を直列に接続した集積型太陽電池156を構成している。
次に、この集積型太陽電池156における一端部の太陽電池セル155の透明電極膜の端部上に、太陽電池セル155とほぼ同一長さの線状のP型電極端子部157を形成し、他端部の太陽電池セル155の裏面電極膜の端部上に、太陽電池セル155とほぼ同一長さの線状のN型電極端子部158を形成している。これらP型電極端子部157及びN型電極端子部158が電極取り出し部となる。このように太陽電池セル155の長さと電極端子部157,158の長さを全て同一長とすることにより、集積型太陽電池156の複数の太陽電池セル155を直列に流れてきた電流が局部的に集中することがなく、その電流を均一に取り出すことができるのでシリーズ抵抗ロスの発生を抑制することができる。
次に、P型電極端子部57とほぼ同形・同大の銅箔からなるバスバーと呼ばれる正極集電部160aを、P型電極端子部157の全面に対して電気的かつ機械的に接合し、N型電極端子部158とほぼ同形・同大の負極集電部160bを、N型電極端子部158の全面に対して電気的かつ機械的に接合する。これらの接合手段としては、半田付けまたは導電性ペーストなどを用いることができる。
上記構成において、集積型太陽電池156上には、接着用に配置されたEVAシート159を介して、絶縁膜(以下、「絶縁フィルム」という。)161で被覆されたフラットケーブルからなる正極リード線162と負極リード線163とが、互いの先端部を対向させた状態で一直線状に(若しくは幅方向にずらせた平行状態に)配置されている。
そして、正極リード線162の一端部を、正極集電部160aの中央位置に接続し、他端部を、集積型太陽電池156のほぼ中央部に位置し、かつ集積型太陽電池156の面に対して所定角度(図14及び図15では、垂直方向)に折り曲げて出力リード部162aとする。同様に、負極リード線163の一端部を、負極集電部160bの中央位置に接続し、他端部を、集積型太陽電池156のほぼ中央部に位置し、かつ集積型太陽電池156の面に対して所定角度(図14及び図15では、垂直方向)に折り曲げて出力リード部163aとする。
この状態において、図15に示すように、正極リード線162及び負極リード線163の各出力リード部162a,163aを開口部164a,164a及び開口部165a,165aにそれぞれ挿通する状態で、封止絶縁フィルム164と耐候性・高絶縁性のための裏面保護シートとしてのバックフィルム165とを配置し、ラミネート工程及びキュア工程を経て、集積型太陽電池156の全面にバックフィルム165をラミネート封止する。封止絶縁フィルム164としては、PVB、シリコーンなど、バックフィルム165や絶縁フィルム161、太陽電池セル155との接着性が良く長期耐候性に優れたものであればよいが、なかでもEVA(エチレンビニルアセテート樹脂)が太陽電池用としての実績があり最適である。ただし、熱可塑性樹脂であるアイオノマー樹脂、ポリオレフィン樹脂等を用いてもよい。特に封止絶縁フィルム164と絶縁フィルム161とを互いに接着性のよいものを選べば、集積型太陽電池の防水性を向上することができる。また、バックフィルム165としては、PET/Al/PET(PET:ポリエチレンテレフタレート)などの防湿層を含む3層構造のものが好ましい。
ラミネート工程及びキュア工程を終了した段階の太陽電池モジュール100は、図16(a),(b)に示す構造となっている。溶融した封止絶縁フィルム164が端面から流れ出し、ラミネート装置に付着することを防ぐため、透光性絶縁基体151より、バックフィルム165は大きくしている。また、封止絶縁フィルム164は、バックフィルム165と比べてひとまわり小さくなっている。これは、ラミネート時に溶けて端からでてきた封止絶縁フィルムが、ラミネート装置等に付着することを防止するためである。
次に、コーナーカット工程にて、透光性絶縁基体151からはみ出している封止絶縁フィルム164及びバックフィルム165のコーナー部分をカットする。このときのカットは、透光性絶縁基体151の各辺に沿って直線的にカットしているため、4隅のコーナー部分が直角にカットされることになる。この場合、上記したようにバックフィルム165はPET/Al/PETの3層構造となっており、Al層を含んでいるため、コーナー部分が直角であると、Al層の露出した端面の影響で電界集中が起こり、耐圧試験を行った場合に放電が発生し、NGとなってしまう可能性が高くなる。
また、図17に示すように、透光性絶縁基体151の4隅のコーナー部分は、角部の割れ等を防止するため例えばR面のような湾曲面151aに形成されている。そのため、直角にカットされた封止絶縁フィルム164及びバックフィルム165の角部がこの湾曲面151aからちょうど直角三角形のような形状ではみ出している。
また、図17に示すように、透光性絶縁基体151の4隅のコーナー部分は、角部の割れ等を防止するため例えばR面のような湾曲面151aに形成されている。そのため、直角にカットされた封止絶縁フィルム164及びバックフィルム165の角部がこの湾曲面151aからちょうど直角三角形のような形状ではみ出している。
そこで、この4隅のコーナー部分をさらに斜めにカットして、隣接する端面の交差角度が90度よりも大きな角度(鈍角)となるようにしている。
この場合、ガラス公差や接着時のバックフィルム165のずれによる透光性絶縁基体151からのはみ出し量にばらつきがあるため、常に同じ長さ分だけをカットできるわけではない。そのため、カットする量によっては透光性絶縁基体151を割る可能性があるため、従来は、このコーナー部分のカットを、作業者がニッパーを用いて1個ずつ手作業でカットしていた。そのため、コーナーカット工程の作業効率が悪いといった問題があった。
そこで、本出願人は、太陽電池モジュールの裏面保護シートのはみ出したコーナー部分を自動でカットするコーナーカット装置を以前に提案している(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のコーナーカット装置は、カット台に載置された太陽電池モジュールの透光性絶縁基体のコーナー面に横方向から接近及び離隔可能に設けられた受け歯を備えた支持本体部及びこの受け歯に対して回動可能に設けられた切断歯と、受け歯及び切断歯を横方向に移動させる第2ピストンと、切断歯を回動させる第1ピストンとを備え、受け歯の前端面がカット台に載置された太陽電池モジュールの透光性絶縁基体のコーナー面に当接するまで第2ピストンを駆動し、受け歯の前端面が透光性絶縁基体のコーナー面に当接すると、第1ピストンを駆動して切断歯を閉じることにより、フィルムのはみ出したコーナー部分を切断する構成となっている。
このような構成のコーナーカット装置によれば、コーナーカット工程での切断位置の位置決めを、受け歯部材を横方向に移動させて透光性絶縁基体のコーナー部分の端面に当接させることで行うことができ、この状態で切断歯部材を閉じるように回動させることで、透光性絶縁基体の端面に沿って、はみ出した裏面保護シートのみを正確に切断することができるため、コーナーカット工程を自動化することが可能である。
このようなコーナーカット装置では、切断する際、下側の切断歯を太陽電池モジュールの透光性絶縁基板に端面に接触させることで、太陽電池モジュールの位置決めを行っていた。そのため、切断歯の当たる場所の適切な位置決めができず、太陽電池モジュールの透光性絶縁基板が破損する可能性があるといった課題が残されていた。
本発明はかかる課題を解決すべく創案されたものであり、その目的は、切断刃が透光性絶縁基板に当たる前に、太陽電池モジュールと切断刃との正確な位置決めを行うことのできる太陽電池モジュールのコーナーカット装置及びそれを用いたコーナーカット方法並びに太陽電池モジュールの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る太陽電池モジュールのコーナーカット装置は、太陽電池モジュールにおける裏面保護シートのはみ出したコーナー部分を切断刃によって切断するコーナーカット装置であって、前記コーナー部分に対する前記切断刃の切断位置を決定するために前記太陽電池モジュールの周縁部を挟み込んで位置決めを行う位置決めガイド部を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、コーナーカット装置に位置決めガイド部を設けることで、裏面保護シートのはみ出したコーナー部分に対する切断刃の切断位置を正確に位置決めすることができる。これにより、切断時にコーナーカット装置の切断刃が太陽電池モジュールに当たって太陽電池モジュールを破損することを防止することができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールのコーナーカット装置では、前記位置決めガイド部は上下の位置決めガイド板を備え、この上下の位置決めガイド板の間に前記太陽電池モジュールの周縁部を嵌め込んで挟持する構成としている。
このような構成によれば、太陽電池モジュールの周囲縁部を上下の位置決めガイド板の間に嵌め込むことで、太陽電池モジュールのコーナー部分が反っていたとしても、この反りを強制的に改善することができ、コーナー部分を定位置に位置決めすることができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールのコーナーカット装置では、前記位置決めガイド板は、前記太陽電池モジュールの前記コーナー部分を挟み込む先端部の対向面側が、先端部に行くに従って次第にその間隔が広くなるテーパ面に形成された構成としている。
このような構成によれば、太陽電池モジュールの端部、特にコーナー部分は、ラミネート封止の後であるため、熱による反りが大きいが、位置決めガイド板の先端部をテーパ面に形成しておくことで、反りのあるコーナー部分をテーパ面に沿って位置決めガイド板間に強制的に嵌め込むことで、その反りを矯正することができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールのコーナーカット方法は、裏面保護シートのはみ出したコーナー部分をコーナーカット装置の切断刃によって切断する太陽電池モジュールのコーナーカット方法であって、前記コーナーカット装置は、前記コーナー部分に対する前記切断刃の切断位置を決定するために前記太陽電池モジュールの周縁部を挟み込んで位置決めを行う位置決めガイド部を備えており、カット台に載置された太陽電池モジュールのコーナー部分に横方向から前記コーナーカット装置を接近させるステップと、前記太陽電池モジュールの周縁部を前記位置決めガイド部で挟み込むことで、前記太陽電池モジュールに対する前記コーナーカット装置の位置決めを行うステップと、位置決めされた前記コーナーカット装置の前記切断刃によって前記裏面保護シートのはみ出したコーナー部分を切断するステップと、を含むことを特徴としている。
本発明によれば、位置決めガイド部によってコーナーカット装置が太陽電池モジュールの切断位置に正確に位置決めされることから、裏面保護シートのはみ出したコーナー部分を切断刃によって正確に切断することができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、上記コーナーカット方法を実施することによって太陽電池モジュールを製造することを特徴としている。
本発明によれば、コーナーカット装置に位置決めガイド部を設けることで、裏面保護シートのはみ出したコーナー部分に対する切断刃の切断位置を正確に決定することができる。これにより、切断時にコーナーカット装置の切断刃が太陽電池モジュールに当たって太陽電池モジュールを破損することを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールのコーナーカット装置Aの配置構成を示す平面図、図2はコーナーカット装置Aの斜視図、図3は、コーナーカット装置Aを上側から見た透視図、図4は、コーナーカット装置を一側面側から見た透視図である。
なお、本実施形態では、このコーナーカット装置Aを薄膜シリコン系の太陽電池モジュールに適用した場合について説明するが、結晶シリコン系や化合物半導体系の太陽電池モジュールについても同様に適用することが可能である。
このコーナーカット装置Aでカットされる太陽電池モジュール100の製造工程は、上記従来技術で説明した図14(a),(b)及び図15に示す工程と同じであるのでここでは説明を省略し、コーナー部分のカット工程のみ説明する。
すなわち、ラミネート工程及びキュア工程を終了した段階の太陽電池モジュール100は、図19(a),(b)に示すように、透光性絶縁基体151から封止絶縁フィルム164及びバックフィルム165がはみ出している。そのため、まずは従来技術と同様に、透光性絶縁基体151の各辺に沿って封止絶縁フィルム164及びバックフィルム165(以下、これらをまとめてフィルムFともいう。)のはみ出した部分を直線的にカットする。そして、4隅のコーナー部に残った直角にカットされた部分(図20参照)を、本実施形態のコーナーカット装置Aでカットする。
本実施形態のコーナーカット装置Aは、図1に示すように、ラミネート工程及びキュア工程を終了した段階の太陽電池モジュール100を載置するコーナーカット台109の4隅の角部にそれぞれ配置され、太陽電池モジュール100の透光性絶縁基体151(図中二点鎖線により示す。)からはみ出したフィルムFの角部をカットする。
コーナーカット台109の上面は、太陽電池モジュール100の透光性絶縁基体151よりも一回り小さい矩形状に形成されており、太陽電池モジュール100を載置したとき、透光性絶縁基体151の周縁部が若干外側にはみ出るようになっている。
本実施形態のコーナーカット装置Aは、大別すると、基台1と、基台1上に配置固定されたガイド付薄型シリンダ2と、このガイド付薄型シリンダ2に連結機構部3を介して連結された装置基板4とを備えており、装置基板4には、後述するエアニッパ5、切り屑の受け止め部6、切り屑を除去する除去部である除去用ブラシ7、切断位置を決める位置決めローラ8及び位置決めガイド9等が設けられている。
(1)ガイド付薄型シリンダ2の説明
ガイド付薄型シリンダ2は、図示の例ではエアニッパ5の移動方向Yに直交する幅方向Xの両側にねじ固定片12を有する固定板11によって基台1上に押さえ付けるようにして載置固定されており、ねじ固定片12に形成された図示しないねじ挿通穴から、基台1の上面に形成された図示しない雌ねじ穴に対してシリンダ固定用雄ねじ部材(ボルト)13をねじ込むことによって、基台1上の所定の位置に強固に固定されている。
ガイド付薄型シリンダ2は、図示の例ではエアニッパ5の移動方向Yに直交する幅方向Xの両側にねじ固定片12を有する固定板11によって基台1上に押さえ付けるようにして載置固定されており、ねじ固定片12に形成された図示しないねじ挿通穴から、基台1の上面に形成された図示しない雌ねじ穴に対してシリンダ固定用雄ねじ部材(ボルト)13をねじ込むことによって、基台1上の所定の位置に強固に固定されている。
ガイド付薄型シリンダ2は、中央部のピストンロッド21の両側に2本のガイドロッド22が配置されており、これらロッドの先端部を一体的に連結する連結バー24には、2本のガイドロッド22の両外側に、後述する連結機構部3の主支持板31とねじ固定によって連結するための雌ねじ穴25がそれぞれ形成されている。
(2)連結機構部3の説明
連結機構部3は、大別すると、長尺状に形成された上記主支持板31、装置基板4を支持する長尺状に形成された第1副支持板32、エアニッパ5を支持する長尺状に形成された第2副支持板33によって構成されている。
連結機構部3は、大別すると、長尺状に形成された上記主支持板31、装置基板4を支持する長尺状に形成された第1副支持板32、エアニッパ5を支持する長尺状に形成された第2副支持板33によって構成されている。
主支持板31は、ガイド付薄型シリンダ2の連結バー24にねじ部材15bによって連結されており、第2副支持板33は、主支持板31にねじ部材15aによって連結されている。また、主支持板31と第1副支持板32とは、間にコイル状のばね部材31cを介装して支持杆15cによって支持されており、第1副支持板32は、装置基板4の本体板41aにねじ部材16cによって連結されている。
(3)エアニッパ5の取付構造の説明
図5は、エアニッパ5の周辺部のみを拡大して透視的に示した図であり、以下、主に図5を参照してエアニッパ5の周辺部を説明する。
図5は、エアニッパ5の周辺部のみを拡大して透視的に示した図であり、以下、主に図5を参照してエアニッパ5の周辺部を説明する。
エアニッパ5は、装置基板4の本体板41aの雌ねじ穴42よりやや前方側(図5中左側)の下面に設けられたエアニッパ取付機構部45によって支持固定されており、高さ調整や前後の位置調整、及び切断角度の調整が可能な構造となっている。
すなわち、エアニッパ取付機構部45は、本体板41aにねじ固定によって固定された機構本体部45aと、エアニッパ5をねじ固定によって両側から保持するニッパ保持部45bと、機構本体部45aとニッパ保持部45bとを上下移動自在に連結する略L字状に形成された上下一対のスライド板45c,45d(図5では、上側のスライド板45cを実線、下側のスライド板45dを破線で示している。)とを備えている。一対のスライド板45c,45dは、機構本体部45aとニッパ保持部45bの幅方向X(図5では紙面垂直方向)の両側にそれぞれ設けられている。すなわち、詳細な図示は省略しているが、機構本体部45aは下向きコ字状に形成され、ニッパ保持部45bは上向きコ字状に形成されており、コ字状の開口部同士を上下に対峙させた状態で配置された構成となっている。一対のスライド板45c,45dは、このように対向配置された機構本体部45aとニッパ保持部45bとの幅方向Xの両側板にそれぞれ設けられている。
一対のスライド板45c,45dは、互いに逆L字状となるように一方の片を重ねて配置されており、重なった片の一方のスライド板45cに縦長のねじ挿通穴(スライド溝部)45c1が形成され、他方のスライド板45dに円形状のねじ挿通穴(図示省略)が形成されている。そして、スライド溝部45c1とねじ挿通穴とに雄ねじ部材17aを挿通し、雌ねじ部材であるナット(図示省略)で締め付けて一体に連結する構造としている。すなわち、ボルト・ナットを緩めることで、下側のスライド板45dがスライド溝部45c1に沿って上下移動自在となっている。すなわち、エアニッパ5の高さ調整が可能となっている。なお、上側のスライド板45cの他方の片は機構本体部45aにねじ固定(図6中、符号17bにより示す)されており、下側のスライド板45dの他方の片はニッパ保持部45bにねじ固定(図5中、符号17cにより示す)されている。
(4)エアニッパ5の説明
エアニッパ5自体は従来周知の種々の構造のものが適用可能であり、本発明においてもエアニッパ5自体の構造には特徴がないので、ここでは構造の詳細な説明は省略する。ただし、本実施形態では、エアニッパ5の切断刃52の配置状態に一つの工夫がされている。
エアニッパ5自体は従来周知の種々の構造のものが適用可能であり、本発明においてもエアニッパ5自体の構造には特徴がないので、ここでは構造の詳細な説明は省略する。ただし、本実施形態では、エアニッパ5の切断刃52の配置状態に一つの工夫がされている。
図6(a),(b)は、エアニッパ5の切断刃52部分を拡大して示す図である。
図6(a),(b)に示すように、切断刃52は、上下の切断刃52,52が枢軸53を支持点として互いに上下に回動開閉自在に設けられている。通常、この切断刃52は、太陽電池モジュール100のコーナー部分に水平方向から(すなわち、透光性絶縁基体151に平行に横方向から)接近させて切断するのが一般的であるが、本実施形態では、噛合状態の切断刃52の刃先52a部分を、太陽電池モジュール100のコーナー部分のコーナー面151aに対して一定の傾斜角度を持たせている。すなわち、太陽電池モジュール100の透光性絶縁基体151のガラス面に沿った直線L1に対して、噛合状態の切断刃52の刃先52a部分と枢軸53の軸芯(切断刃52の開閉支点)とを結ぶ直線L2が、太陽電池モジュール100のフィルムF側に(すなわち、図6(a),(b)において上方に)一定の傾斜角度αを持つように配置されている。つまり、切断刃52の刃先52aが、太陽電池モジュール100のコーナー部分の透光性絶縁基体151のコーナー面151aに、フィルムF側から傾斜角度αをもって当たるような配置構成とされている。ここで、角度αは、5〜10度程度が好適であり、本実施形態では8度としている。
このように角度を持たせることで、図6(a),(b)に示すように、特に下側の切断刃52の刃先52aが太陽電池モジュール100の透光性絶縁基体151のコーナー面151aに不測に当たることを防止することができる。なお、この角度調整は、ニッパ保持部45bの右側の雄ねじ部材17cを緩めることにより、左側の雄ねじ部材17cのねじ固定位置を中心としてエアニッパ5を上下に回動させることによって行うことができる。
また、一定の傾斜角度αを5〜10度の範囲内の任意の角度に設定することで、切断刃52の刃先52a部分が太陽電池モジュール100の透光性絶縁基体151のコーナー面151aに不測に当たることを防止する効果と、フィルムFのはみ出したコーナー部分を確実に切断する効果の両方の効果を同時に満足させることができる。
(5)受け止め部6の説明
上記構成の装置基板4において、本実施形態では、エアニッパ5の周囲を囲むようにして切り屑を受け止めるための受け止め部6が配置されている。
上記構成の装置基板4において、本実施形態では、エアニッパ5の周囲を囲むようにして切り屑を受け止めるための受け止め部6が配置されている。
図7は、受け止め部6を含むエアニッパ5の周辺部のみを簡略化して示す平面図、図8(a)は、図7のD−D線に沿う概略断面図、図8(b)は、図7のE−E線に沿う概略断面図である。ただし、図8(a),(b)ではエアニッパの図示を省略している。
この受け止め部6は、エアニッパ5の周囲を囲むようにして平面視コ字状に形成された枠体部61と、この枠体部61の両先端縁部から幅方向Xの中央部に向かってハの字状に延設されたガイド板部62とを備えており、ガイド板部62の先端開口部62aより若干枠本部61側の位置に、エアニッパ5の上下の切断刃52の刃先52aが位置するように設けられている。また、枠本体部61の下端部は開口部61aとなっており、ガイド板部62の下端部には底板部63が設けられている。底板部63は、図4では水平に設けられているが、開口部61a側に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面としてもよい。傾斜面とすることで、この部分に落下した切り屑をスムーズに滑らせて開口部61aに案内することができる。
また、ボックス収納部64は、3つの側面と底面とで構成されており、一つの側面(図8(b)では左側)が開口されている。回収ボックス65は、この側面開口部64aから引き出し自在及び収納自在に設けられている。また、回収ボックス65には、この側面開口部64aに対峙する側面(すなわち、側面開口部64aに露出する側面)65bに把持部66が設けられている。把持部66を設けることで、回収ボックス65の引き出し作業及び収納作業が容易となる。
すなわち、本実施形態では、受け止め部6は、単なる直方体形状ではなく、エアニッパ5の切断刃52の刃先52a部分を両ガイド板部62で挟み込むように絞り込んで配置することで、フィルムの切断後の切り屑が四方に飛び散ることを両ガイド板部62で防止し、先端開口部62aから下方に確実に落下する仕組みとなるように工夫している。これにより、切り屑の回収にバキューム等の電力を必要とする機構部を設ける必要がないため、装置の簡素化が可能となる。
このような構成の受け止め部6は、装置基板4にねじ固定により一体的に連結されている。連結構造は種々の構造とすることができるが、例えば枠本体部61及びガイド板部62の上端縁部から水平方向に固定用のリブ片を延設し、このリブ片の角部4箇所にねじ挿通穴を形成し、そのねじ挿通穴に対向する装置基板4の下面の4箇所に雌ねじ穴を有する支持杆を垂下立設し、リブ片の下方側からねじ挿通穴を通して対向する支持杆の雌ねじ穴に雄ねじ部材をねじ込むことで、受け止め部6を装置基板4に固定することができる。
また、装置基板4の下面に4箇所の支持杆を形成するスペースが無い場合には、図5に示すように、装置基板4の下面2箇所に円柱形状の支持杆47(この支持杆47は、後述する位置決めガイド9の支持杆91と兼用してもよい。)をそれぞれ形成してもよい。すなわち、各ガイド板部62の下端縁部から水平方向に固定用のリブ片62b(図7を併せて参照)をそれぞれ延設し、このリブ片62bにねじ挿通穴62cを形成し、このねじ挿通穴62cに対向する支持杆47の下端面に雌ねじ穴(図示省略)を形成し、リブ片62bの下方側からねじ挿通穴62cを通じて支持杆47の雌ねじ穴に雄ねじ部材17d(図5参照)をねじ込むことで、受け止め部6を装置基板4の2箇所で固定する。さらに、枠体部61の側面の少なくとも1箇所(この例では2箇所)にねじ挿通穴61e(主に図7参照)を形成し、そのねじ挿通穴61eに対向するニッパ保持部45bの胴体部に雌ねじ穴46b1を有するボス部46bを立設し、枠体部61の外側からねじ挿通穴61bを通して対向するボス部46bの雌ねじ穴46b1にねじ部材17dをねじ込むことで、受け止め部6をニッパ保持部45bの胴体部に固定する。
なお、上記したように、このような受け止め部6の固定構造は単なる一例であり、受け止め部6の近傍に別のフレーム枠体等がある場合には、そのフレーム枠体に受け止め部6を固定するようにしてもよい。
(6)位置決めローラ8の説明
位置決めローラ8は、図4に示すように、所定長さの支持杆81の下部に円柱形状のローラ部材82が回転自在若しくは固定的に支持されており、支持杆81の上端部には雄ねじ部81aが形成されている。
位置決めローラ8は、図4に示すように、所定長さの支持杆81の下部に円柱形状のローラ部材82が回転自在若しくは固定的に支持されており、支持杆81の上端部には雄ねじ部81aが形成されている。
すなわち、位置決めローラ8の支持杆81に形成された雄ねじ部81aを腕板41b及び位置決め用固定板41cに形成されたねじ挿通穴48に下方から挿通させ、位置決め用固定板41cのねじ挿通穴48から上方に突出した雄ねじ部81aにワッシャ85を介して雌ねじ部材86をねじ込むことにより、位置決めローラ8が位置決め用固定板41cに一体的にねじ固定されている。
位置決めローラ8は、ローラ部材82の周側面が太陽電池モジュール100の周端部に当接することで、太陽電池モジュール100の位置固定を行う。ここで、位置決めローラ8のローラ部材82には、上記したように回転自在な回転ローラタイプと、支持軸81に固定的に支持された固定ローラタイプとがある。具体的には、コーナーカット装置Aの全体配置構成を示す図1において、太陽電池モジュール100が図中右側から左方向に向かってコーナーカット台109上に搬送されてくるものとすると、図1において左下のコーナーカット装置Aの位置決めローラ8が全て固定ローラ(図中黒丸により示す)となっており、左上及び右上のコーナーカット装置Aの位置決めローラ8は、回転自在の回転ローラ(図中白丸により示す)となっている。
一方、右下のコーナーカット装置Aについては、一対の位置決めローラ8は左上及び右上のコーナーカット装置Aの位置決めローラ8と同じ回転ローラ(図中白丸により示す)となっているが、これらとは別にその横に腕杆を延設し、その延設先端部に、固定ローラタイプの第3の位置決めローラ8Aを配置している。
図9は、固定タイプの第3の位置決めローラ8Aを配置したコーナーカット装置Aを示す平面図である。
図9に示すように、第3の位置決めローラ8Aは、連結機構部3の主支持板31の一方の上面に、腕杆87のL字状に形成された基端部87aがねじ固定され、装置基板4と並行して水平に延設されて、その延設先端部87bに他の位置決めローラ8と同様のねじ固定構造によって、他の位置決めローラ8と同じ高さ位置に配置されている。
このような位置決めローラ8,8Aの構成によれば、図1に示すように、太陽電池モジュール100が図中右側から左方向に向かってコーナーカット台109に搬送されてくると、この太陽電池モジュール100は、まず、左下のコーナーカット装置Aの固定タイプの位置決めローラ8によってコーナー部の角部2点が支持固定され、右下のコーナーカット装置Aの第3の位置決めローラ8Aによって太陽電池モジュール100のコーナー部の一方の縁部が支持固定されることで、太陽電池モジュール100の位置決めが行われる。すなわち、左下のコーナーカット装置Aが位置決めの第1基準であり、右下のコーナーカット装置Aが位置決めの第2基準となっており、本実施形態では、この3点でまず太陽電池モジュール100の位置決めを行っている。この後、左上のコーナーカット装置A及び右上のコーナーカット装置Aを太陽電池モジュール100の対向する各コーナー部に向かって前進させ、回転ローラである位置決めローラ8を各コーナー部に当接(接触)させることで、太陽電池モジュール100を基準位置に位置固定するようになっている。
なお、図4及び図9に示すように、位置決めローラ8が固定されている装置基板4は、連結機構部3を介してガイド付薄型シリンダ2の連結バー24に連結されており、連結機構部3は、主支持板31と第1副支持板32とが、ばね部材31cを介して支持されていることから、装置基板4はガイド付薄型シリンダ2の連結バー24に対して図4中Y方向に若干移動可能な構成となっている。従って、位置決めローラ8もY方向に若干移動可能な構成となっており、太陽電池モジュール100の透光性絶縁基体の公差を吸収する機構構造となっている。
(7)位置決めガイド9の説明
図10は、位置決めガイド9を横から見た図、図11は、位置決めローラ8,8Aを含む位置決めガイド9を正面側(エアニッパ5の刃先側)からみた図である。
図10は、位置決めガイド9を横から見た図、図11は、位置決めローラ8,8Aを含む位置決めガイド9を正面側(エアニッパ5の刃先側)からみた図である。
図10及び図11に示すように、位置決めガイド9は、所定長さの支持杆91の下部に上下一対の位置決めガイド板92が所定の間隔を存して支持固定されており、支持杆91の上端部には雄ねじ部91aが形成されている。
すなわち、位置決めガイド9の支持杆91に形成された雄ねじ部91aを位置決め用固定板41cに形成されたねじ挿通穴49に下方から挿通させ、位置決め用固定板41cのねじ挿通穴49から上方に突出した雄ねじ部91aに雌ねじ部材96をねじ込むことにより、位置決めガイド9が位置決め用固定板41cに一体的にねじ固定されている。ここで、位置決めガイド9は、図10及び図11に示すように、位置決め用固定板41cの下面側にも別の雌ねじ部材97をねじ込んだダブルねじ構造(ダブルナット構造)としている。すなわち、上下の雌ねじ部材96,97を緩めることによって、位置決めガイド9の高さ調整ができるようになっている。
上下の位置決めガイド板92の間には、太陽電池モジュール100の厚みaとほぼ同じ厚みのブロック93が介装されており、このブロック93によって、上下の位置決めガイド板92の高さ方向の隙間dが太陽電池モジュール100の厚みaより若干広くなるように設けられている。具体的には、太陽電池モジュール100の厚みaを約4.5mmとすると、隙間dは約4.9mm(設計値は4.9〜4.95mm)に設定されている。隙間dを約6mmに設定すると、太陽電池モジュール100によっては位置決め機能を果たさない場合があるため、隙間dは上記の設定が好適である。なお、この上下の位置決めガイド板92は金属で形成されている。また、位置決めガイド板92の大きさは、本実施形態では約40mm角である。一方、太陽電池モジュール100の大きさは、1000mm×1400mmである。このような大面積のワーク(太陽電池モジュール100)では、反りも大きくなるため、本実施形態の位置決めガイド9が有効である。
また、太陽電池モジュール100のコーナー部分を嵌め込む部分である位置決めガイド板92の先端部は、太陽電池モジュール100のコーナー部分を挟み込む対向面側が、先端部に行くに従って次第にその間隔が広くなるようにテーパ面92aに形成されている。
すなわち、太陽電池モジュール100の端部、特にコーナー部分は、ラミネート封止の後であるため、熱による反りが大きい。そのため、コーナー部分に反りがあると、エアニッパ5でフィルムFのはみ出し部分をカットするとき、切断刃52が透光性絶縁基体151に接触して、透光性絶縁基体151が破損する可能性がある。
そこで、本実施形態のように位置決めガイド9を設け、かつ、位置決めガイド板92の先端部をテーパ面92aに形成しておくことで、太陽電池モジュール100のコーナー部分が反っていたとしても、太陽電池モジュール100のコーナー部分を位置決めガイド板9間に嵌め込むとき、テーパ面92aに沿って強制的に反りが改善され、コーナー部分の高さ位置が定位置で位置決めガイド9に保持されることになる。これにより、予め設定されているエアニッパ5の切断刃52の刃先52aの位置と太陽電池モジュール100のコーナー部分の位置とが常に一定の位置関係に保たれることから、コーナー部分のフィルムFのカット時にエアニッパ5の切断刃52が透光性絶縁基体151に接触することはない。
(8)除去用ブラシ7の説明
図12は、除去用ブラシ7の周辺部のみを透視的に拡大して示す図、図13は、位置決めローラ8を含む除去用ブラシ7を正面側(エアニッパ5の刃先に対面する側)からみた図である。
図12は、除去用ブラシ7の周辺部のみを透視的に拡大して示す図、図13は、位置決めローラ8を含む除去用ブラシ7を正面側(エアニッパ5の刃先に対面する側)からみた図である。
除去用ブラシ7は、位置決めローラ8の一方の支持杆81に基端部72が支持固定されて水平に延びる第1腕杆71と、第1腕杆71の先端部73に支持固定されて下方に垂下する第2腕杆75とによって支持固定されている。
第1腕杆71の基端部72は、支持杆81を両側から挟み込むように半円弧形状の挟持部を有する腕杆側挟持体72aと分割側挟持体72bとに2分割されており、腕杆側挟持体72aと分割側挟持体72bとを支持杆81の所定の高さ位置で両側から挟み込み、この状態で、分割側挟持体72bに設けられたねじ挿通穴(図示省略)から腕杆側挟持体72aに設けられた雌ねじ穴(図示省略)に対して雄ねじ部材74をねじ込むことにより、第1腕杆71が水平状態で支持固定されている。
第2腕杆75の上部基端部75aは、第1腕杆71の先端部73の下面に添設させた状態で、ねじ部材によって固定されている。すなわち、第1腕杆71の先端部73に設けられたねじ挿通穴(図示省略)と第2腕杆75の上部基端部75aに設けられたねじ挿通穴(図示省略)とを一致させた状態で、上方側または下方側(本実施形態では下方側)から雄ねじ部材76を挿通し、ねじ挿通穴から突出した雄ねじ部材76の先端部に雌ねじ部材77をねじ込むことにより、支持固定されている。
一方、第2腕杆75の下端部75bには、除去用ブラシ7を支持固定するための横長の支持板78aが形成されており、この支持板78aと、別体で構成された挟持板78bとで除去用ブラシ7の本体部7aを挟持固定する構造となっている。すなわち、支持板78aに除去用ブラシ7の本体部7aを添設し、この状態で反対側から本体部7aを挟むようにして挟持板78bを添設し、支持板78aの2箇所に設けられたねじ挿通穴(図示省略)から挟持板78bの2箇所に設けられた雌ねじ穴(図示省略)に対してそれぞれ雄ねじ部材79をねじ込むことにより、除去用ブラシ7を支持固定している。
このとき、除去用ブラシ7のブラシ先端部(毛先)7bの高さ位置は、位置決めガイド9の上側の位置決めガイド板92の下面の高さ位置と略同じかそれよりも若干下方位置となるように配置されている。これにより、位置決めガイド9に太陽電池モジュール100のコーナー部分が挟持されたとき、除去用ブラシ7の先端部(毛先)7bが太陽電池モジュール100のフィルムF(より具体的には、バックフィルム165)の表面に接触若しくは若干押し付けるように接触することから、コーナー部分からはみ出したフィルムF部分を切断後に、コーナーカット装置Aをコーナーカット台109から離れるように水平方向に移動させると、その移動に伴ってコーナーカット装置Aと一体に設けられている除去用ブラシ7も移動し、除去用ブラシ7の毛先7bが、太陽電池モジュール100のバックフィルム165の表面を、太陽電池モジュール100のコーナー部分に向かって掃き出すように移動する。これにより、コーナー部分のバックフィルム165表面に付着したフィルムFの切り屑が、太陽電池モジュール100のコーナー部分から掃き出され、下方に落下することになる。従って、この下方位置に回収ボックス65とは別に回収トレイ(図示省略)を配置しておくことで、バックフィルム165の表面から掃き落された切り屑も回収トレイに回収することができる。
すなわち、本実施形態のコーナーカット装置Aによれば、切り屑の受け止め部6と切り屑の除去用ブラシ7とを設けることで、切り屑付着防止機構部を備えたコーナーカット装置Aを実現している。
<コーナーカット装置Aを用いたコーナーカット方法の説明>
最後に、上記構成のコーナーカット装置Aを用いて太陽電池モジュール100のコーナー部分からはみ出したフィルムFをカットする工程について説明する。
最後に、上記構成のコーナーカット装置Aを用いて太陽電池モジュール100のコーナー部分からはみ出したフィルムFをカットする工程について説明する。
まず、透光性絶縁基体151上に透明電極膜、光電変換層、裏面電極膜を順次積層形成して太陽電池セル155を作製し、電極端子部を形成した後、封止絶縁フィルム164とバックフィルム165とを積層配置し、ラミネート工程及びキュア工程を経ることによって、太陽電池モジュール100を作製する。
次に、このように作製された太陽電池モジュール100が、図1に示すように、右側から左方向に向かってコーナーカット台109上に搬送されてくると、この太陽電池モジュール100は、まず、左下のコーナーカット装置Aの固定タイプの位置決めローラ8(図中の黒丸)によってコーナー部分の角部2点が支持固定され、右下のコーナーカット装置Aの第3の位置決めローラ8(図中の黒丸)によって太陽電池モジュール100のコーナー部分の一方の縁部が支持固定されることで、太陽電池モジュール100の位置決めが行われる。
この後、左上のコーナーカット装置A及び右上のコーナーカット装置Aを太陽電池モジュール100の対向する各コーナー部に向かって前進させ、回転ローラである位置決めスーラ8を太陽電池モジュール100の各コーナー部分に当接(接触)させることで、太陽電池モジュール100を基準位置に固定する。
このとき、上記したように、太陽電池モジュール100は先のラミネート工程による熱処理でコーナー部分が若干反り返っている場合があるが、この反り返りは、位置決めローラ8による位置決めの際に、太陽電池モジュール100のコーナー部分が位置決めガイド9の上下の位置決めガイド板92間に嵌まり込むことによって強制的に修正される。
従って、太陽電池モジュール100の位置決めが完了したときには、太陽電池モジュール100のコーナー部分のコーナー面151aに対して、エアニッパ5の切断刃52の刃先52aが所定の距離及び所定の角度(図6(a),(b)の状態)で接近配置されることになる。このとき、上下の切断刃52は開いた状態となっており、その刃先間に、太陽電池モジュール100のコーナー部分からはみ出したフィルムFが嵌まり込んだ状態となっている。
また、このとき、除去用ブラシ7の刃先7bは、図12及び図13に示すように、太陽電池モジュール100のコーナー部分において、エアニッパ5の刃先52aと対峙するようにして、バックフィルム65の表面に接触している。
次に、この状態でエアニッパ5によりはみ出したフィルムFを切断する。
このとき、上記したように、切断刃52の刃先52a部分は、太陽電池モジュール100のコーナー部分のコーナー面151aに対して一定の傾斜角度αを持つように配置されている。これにより、特に下側の切断刃52の刃先52aが太陽電池モジュール100の透光性絶縁基体151のコーナー面151aに不測に当たることを防止している。
切断されたフィルムFの切り屑は、ほぼそのまま下に落下(若しくは切断時の衝撃で多少後ろ側(太陽電池モジュール100とは反対側)に飛んでから落下)するが、この切り屑は、受け止め部6によって受け止められ、最終的には回収ボックス65内に回収される。
次に、エアニッパ5によってフィルムFを切断すると、今度はコーナーカット装置Aを太陽電池モジュール100のコーナー部分から離れるように水平方向に移動させる。この移動に伴い、コーナーカット装置Aと一体に設けられている除去用ブラシ7も動方向に移動し、除去用ブラシ7の毛先7bが、太陽電池モジュール100のバックフィルム165の表面を、太陽電池モジュール100のコーナー部分に向かって掃き出すように移動する。これにより、コーナー部分のバックフィルム165の表面にフィルムFの切り屑が付着している場合には、除去用ブラシ7がこの切り屑を太陽電池モジュール100のコーナー部分から掃き出し、下方に落下させる。そして、この下方位置に配置されている回収トレイ(図示省略)によって、バックフィルム165の表面から掃き落された切り屑を回収する。
このように、本実施形態のコーナーカット装置Aを用いたコーナーカット方法では、フィルムFのはみ出したコーナー部分をカットするカット工程において、カットにより発生した切り屑を除去する除去工程を併せて行うことができるので、製造工程を一つ削減することができる。
このようにしてカット工程を終了することで、所望の太陽電池モジュール100が製造される。
なお、上記実施形態では、コーナーカット装置Aをコーナーカット台109の4隅にそれぞれ配置しているが、対角方向の2箇所に配置し、切断時には、一つの対角方向のコーナー部分のフィルムを2台のコーナーカット装置Aで切断した後、コーナーカット台109を水平方向に所定角度回転させて他の一つの対角方向のコーナー部分を2台のコーナーカット装置Aに対峙させる(若しくは、コーナーカット装置Aの方を隣接するコーナー部分に移動させる)ことによって、太陽電池モジュール100のコーナー部分のフィルムを切断するようにしてもよい。または、コーナーカット装置Aは1台のみとし、コーナーカット台109を水平方向に回転させて、各コーナー部分をコーナーカット装置Aに順次対峙させることで、太陽電池モジュール100のコーナー部分のフィルムを順次切断するように構成してもよい。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
A コーナーカット装置
1 基台
2 ガイド付薄型シリンダ
3 連結機構部
4 装置基板
5 エアニッパ
6 受け止め部(切り屑付着防止機構部)
7 除去用ブラシ(除去部:切り屑付着防止機構部)
7a 本体部
7b 先端部(毛先)
8 位置決めローラ
8A 第3の位置決めローラ
9 位置決めガイド
11 固定板
12 固定片
15a,15b,16c ねじ部材
17d 雄ねじ部材(ボルト)
16b,27b,77,86,96,97 雌ねじ部材(ナット)
21 ピストンロッド
22 ガイドロッド
24 連結バー
25,46b1 雌ねじ穴
31 主支持板
31c ばね部材
32 第1副支持板
33 第2副支持板
42 雌ねじ穴
38,42,44,46a,48,49,62c ねじ挿通穴
41a 本体板
41b 腕板
41c 位置決め用固定板
45 エアニッパ取付機構部
45a 機構本体部
45b ニッパ保持部
45c,45d スライド板
46b ボス部
52 切断刃
52a 刃先
53 枢軸
61 枠体部
61a 開口部
62 ガイド板部
62a 先端開口部
62b リブ片
63 底板部
64 ボックス収納部
64a 側面開口部
65 回収ボックス
65a 上部開口部
65b 側面
66 把持部
71 第1腕杆
72 基端部
72a 腕杆側挟持体
72b 分割側挟持体
73 先端部
74,76 雄ねじ部材(ボルト)
75 第2腕杆
75a 上部基端部
75b 下端部
78a 支持板
78b 挟持板
79,81a,91a 雄ねじ部(ボルト部)
81 支持杆
82 ローラ部材
85 ワッシャ
91 支持杆
92 位置決めガイド板
92a テーパ面
93 ブロック
100 太陽電池モジュール
109 コーナーカット台
151 透光性絶縁基体
151a コーナー面(湾曲面)
155 太陽電池セル
156 集積型太陽電池
157 P型電極端子部
158 N型電極端子部
159 EVAシート
160a 正極集電部
160b 負極集電部
160 絶縁膜(絶縁フィルム)
162 正極リード線
163 負極リード線
162a,63a 出力リード部
164 封止絶縁フィルム
165 バックフィルム(裏面保護シート)
164a,165a 開口部
F フィルム(封止絶縁フィルム,バックフィルム)
1 基台
2 ガイド付薄型シリンダ
3 連結機構部
4 装置基板
5 エアニッパ
6 受け止め部(切り屑付着防止機構部)
7 除去用ブラシ(除去部:切り屑付着防止機構部)
7a 本体部
7b 先端部(毛先)
8 位置決めローラ
8A 第3の位置決めローラ
9 位置決めガイド
11 固定板
12 固定片
15a,15b,16c ねじ部材
17d 雄ねじ部材(ボルト)
16b,27b,77,86,96,97 雌ねじ部材(ナット)
21 ピストンロッド
22 ガイドロッド
24 連結バー
25,46b1 雌ねじ穴
31 主支持板
31c ばね部材
32 第1副支持板
33 第2副支持板
42 雌ねじ穴
38,42,44,46a,48,49,62c ねじ挿通穴
41a 本体板
41b 腕板
41c 位置決め用固定板
45 エアニッパ取付機構部
45a 機構本体部
45b ニッパ保持部
45c,45d スライド板
46b ボス部
52 切断刃
52a 刃先
53 枢軸
61 枠体部
61a 開口部
62 ガイド板部
62a 先端開口部
62b リブ片
63 底板部
64 ボックス収納部
64a 側面開口部
65 回収ボックス
65a 上部開口部
65b 側面
66 把持部
71 第1腕杆
72 基端部
72a 腕杆側挟持体
72b 分割側挟持体
73 先端部
74,76 雄ねじ部材(ボルト)
75 第2腕杆
75a 上部基端部
75b 下端部
78a 支持板
78b 挟持板
79,81a,91a 雄ねじ部(ボルト部)
81 支持杆
82 ローラ部材
85 ワッシャ
91 支持杆
92 位置決めガイド板
92a テーパ面
93 ブロック
100 太陽電池モジュール
109 コーナーカット台
151 透光性絶縁基体
151a コーナー面(湾曲面)
155 太陽電池セル
156 集積型太陽電池
157 P型電極端子部
158 N型電極端子部
159 EVAシート
160a 正極集電部
160b 負極集電部
160 絶縁膜(絶縁フィルム)
162 正極リード線
163 負極リード線
162a,63a 出力リード部
164 封止絶縁フィルム
165 バックフィルム(裏面保護シート)
164a,165a 開口部
F フィルム(封止絶縁フィルム,バックフィルム)
Claims (5)
- 太陽電池モジュールにおける裏面保護シートのはみ出したコーナー部分を切断刃によって切断するコーナーカット装置であって、
前記コーナー部分に対する前記切断刃の切断位置を決定するために前記太陽電池モジュールの周縁部を挟み込んで位置決めを行う位置決めガイド部を備えたことを特徴とする太陽電池モジュールのコーナーカット装置。 - 請求項1に記載の太陽電池モジュールのコーナーカット装置であって、
前記位置決めガイド部は上下の位置決めガイド板を備え、この上下の位置決めガイド板の間に前記太陽電池モジュールの周縁部を嵌め込んで挟持することを特徴とする太陽電池モジュールのコーナーカット装置。 - 請求項2に記載の太陽電池モジュールのコーナーカット装置であって、
前記位置決めガイド板は、前記太陽電池モジュールの前記コーナー部分を挟み込む先端部の対向面側が、先端部に行くに従って次第にその間隔が広くなるテーパ面に形成されていることを特徴とする太陽電池モジュールのコーナーカット装置。 - 裏面保護シートのはみ出したコーナー部分をコーナーカット装置の切断刃によって切断する太陽電池モジュールのコーナーカット方法であって、
前記コーナーカット装置は、前記コーナー部分に対する前記切断刃の切断位置を決定するために前記太陽電池モジュールの周縁部を挟み込んで位置決めを行う位置決めガイド部を備えており、
カット台に載置された太陽電池モジュールのコーナー部分に横方向から前記コーナーカット装置を接近させるステップと、
前記太陽電池モジュールの周縁部を前記位置決めガイド部で挟み込むことで、前記太陽電池モジュールに対する前記コーナーカット装置の位置決めを行うステップと、
位置決めされた前記コーナーカット装置の前記切断刃によって前記裏面保護シートのはみ出したコーナー部分を切断するステップと、
を含むことを特徴とする太陽電池モジュールのコーナーカット方法。 - 請求項4に記載のコーナーカット方法を実施した太陽電池モジュールの製造方法。
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---|---|---|---|
JP2011275745A JP2013125942A (ja) | 2011-12-16 | 2011-12-16 | 太陽電池モジュールのコーナーカット装置及びそれを用いたコーナーカット方法並びに太陽電池モジュールの製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112133785A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | 韩国能源技术研究院 | 太阳能组件拆解设备及拆解方法 |
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2011
- 2011-12-16 JP JP2011275745A patent/JP2013125942A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112133785A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | 韩国能源技术研究院 | 太阳能组件拆解设备及拆解方法 |
CN112133785B (zh) * | 2019-06-24 | 2024-06-07 | 韩国能源技术研究院 | 太阳能组件拆解设备及拆解方法 |
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