JP2013123547A - 計測情報取得装置、計測情報取得方法 - Google Patents

計測情報取得装置、計測情報取得方法 Download PDF

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Abstract

【課題】計測した計測情報の時刻同期をとることができる計測情報取得装置又は計測情報取得方法を提供する。
【解決手段】計測情報検出部は、物体の特性を表す計測情報を検出し、計測情報管理部は、
前記計測情報の取得開始を指示する取得開始指示信号に付加された時刻情報を記憶手段に記録し、前記検出した計測情報を予め定めた時間毎に前記記憶手段に記録し、前記記憶手段から前記計測情報と前記時刻情報を読み出し、無線部は、前記読み出した計測情報を無線で送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、計測情報取得装置、及び計測情報取得方法に関する。
従来から、利用者の身体に装着して利用者の生体情報を取得する生体情報取得装置が開発されている。生体情報取得装置の一例として、心拍情報取得装置がある。心拍情報取得装置は、装着ベルトを備え、利用者の心拍数を算出し、算出した心拍数を利用者に提示する。
例えば、特許文献1には、本体ベルトに取付けられた一対の胸電極を備えた電極部と、一対の胸電極の間に発生した心電位に基づいて心拍信号を検出する心拍検出部と、演算制御部及び報知部とで構成されている。演算制御部は、心拍信号を処理して心拍数を算出する心拍数演算手段と、報知部を制御して心拍情報を利用者に報知させる制御手段を備える心拍情報取得装置が記載されている。
また、特許文献2には、機器本体を腕に装着するためのリストバンドと、生体表面に向けた状態とされる脈波計測用の発光部および受光部を備えるセンサユニットと、機器本体においてセンサユニットが着脱され、センサユニットで検出した脈波信号を機器本体に入力可能なコネクタ部と、機器本体においてコネクタ部を介して入力された信号が脈波信号であるか外部装置から出力された信号であるかを識別することによって機器本体と外部機器との間でのデータ転送を可能とする信号識別手段とを有する脈波情報処理装置が記載されている。
特開2008−54795号公報 特開平9−70393号公報
しかしながら、特許文献1に記載の心拍情報取得装置は、報知した心拍情報を保存及び転送する手段を備えていない。そのため、利用者が報知された心拍情報を時系列的に参照することができなかった。
他方、特許文献2に記載の脈波情報処理装置は、センサユニットにおいて時刻を計測する手段を備えていない。そのため、測定タイミングが既知である機器本体でなければ計測した脈波信号を利用することができなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、計測した計測情報の時刻同期をとることができる計測情報取得装置及び計測情報取得方法を提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、物体の特性を表す計測情報を検出する計測情報検出部と、前記計測情報の取得開始を指示する取得開始指示信号に付加された時刻情報を記憶手段に記録し、前記検出した計測情報を予め定めた時間毎に前記記憶手段に記録し、前記記憶手段から前記計測情報と前記時刻情報を読み出す計測情報管理部と、
前記読み出した計測情報と前記時刻情報を無線で送信する通信部を備えること、
を特徴とする計測情報取得装置である。
(2)本発明のその他の態様は、上述の計測情報取得装置において、装置本体を生体表面に装着するための固定具を備え、前記計測情報検出部は、前記計測情報として前記生体表面から前記生体の活動を表す生体情報を検出することを特徴とする。
(3)本発明のその他の態様は、上述の計測情報取得装置において、前記生体情報は、前記生体の心拍情報を含むことを特徴とする。
(4)本発明のその他の態様は、上述の計測情報取得装置において、前記心拍情報は、前記生体の心拍を検知した時間間隔に基づいて算出した心拍数情報を含むことを特徴とする。
(5)本発明のその他の態様は、上述の計測情報取得装置において、前記心拍情報は、予め定めた測定精度よりも長いサンプリング時間間隔で心拍の有無を表す心拍サンプルを含むことを特徴とする。
(6)本発明のその他の態様は、上述の計測情報取得装置において、前記生体情報は、前記生体の加速度を表す加速度情報及び前記生体の体温を表す体温情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
(7)本発明のその他の態様は、物体の特性を表す計測情報を検出する計測情報検出部と情報を記憶する記憶手段を備える計測情報取得装置における計測情報取得方法であって、前記計測情報取得装置は、前記計測情報の取得開始を指示する取得開始指示信号に付加された時刻情報を前記記憶手段に記録し、前記検出した計測情報を予め定めた時間毎に前記記憶手段に記録する過程と、前記計測情報取得装置は、前記記憶手段から前記計測情報と前記時刻情報を読み出す過程と、前記計測情報取得装置は、前記読み出した計測情報と前記時刻情報を無線で送信する過程を有すること、を特徴とする計測情報取得方法。である。
本発明によれば、計測した計測情報の時刻同期をとることができる
本発明の第1の実施形態に係る計測情報計測システムを表す概略図である。 本実施形態に係る計測情報取得装置の外観を表す斜視図である。 本実施形態に係る本体部の構成を表す概略図である。 本実施形態に係るCPUの構成を表す概略図である。 本実施形態に係る計測情報の構成を表す概念図である。 本実施形態に係る計測情報取得処理を表すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る本体部の構成を表す概略図である。 本実施形態に係るCPUの構成を表す概略図である。 本実施形態に係る生体情報の構成を表す概念図である。 本実施形態に係る生体情報取得処理を表すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。本発明に係る計測情報計測システムの一態様として生体情報計測システム1を表す。
図1は、本実施形態に係る生体情報計測システム1を表す概略図である。
生体情報計測システム1は、生体情報取得装置10と生体情報処理装置20を含んで構成される。
生体情報取得装置10は、本体部100と固定バンド124を含んで構成される。
本体部100は、使用者の生体表面である胸部に装着されて生体情報を取得する。取得した生体情報は、使用者の心臓の鼓動に伴って発生する心拍又は心拍の状態を表す心拍情報を含む。本体部100は、生体情報処理装置20から取得指示開始信号を受信し、生体情報の取得を開始する。本体部100は、取得した生体情報を無線で生体情報処理装置20に送信する。
固定バンド124は、本体部100を使用者の胸部に装着するためのバンドである。
生体情報処理装置20は、操作入力部21、RTC(Real Time Clock)22、データ処理部23、通信部24及び表示部25を含んで構成される。生体情報処理装置20は、生体情報取得装置10に生体情報の取得を指示し、取得した生体情報を使用者が視認できるように表示する。生体情報処理装置20は、例えば、パーソナルコンピュータ、である。
操作入力部21は、使用者による操作入力を受けつけたとき、操作入力信号を生成する。操作入力部21は、例えば、キーボードや、マウス等の入力デバイスである。操作入力信号は、例えば、生体情報取得装置10に生体情報の取得開始を指示する取得開始指示信号、生体情報の読み出しを要求する読み出し要求信号、又はデータ処理部23に生体情報の表示を指示する表示指示信号である。操作入力部21は、生成した操作入力信号をデータ処理部23に出力する。
RTC22は、時刻を計測し、計測した時刻を表す時刻情報をデータ処理部23に出力する。
データ処理部23は、操作入力部21から入力された操作入力信号が表す処理を行う。データ処理部23は、例えば、操作入力部21から入力された取得開始指示信号にRTC22から得られる計測した時刻を表す時刻情報を付加し、時刻情報を付加した取得開始指示信号を通信部24に出力する。データ処理部23は、操作入力部21から入力された生体情報の読み出し要求信号を通信部24に出力する。データ処理部23は、操作入力部21から表示指示信号が入力されたとき、生体情報を使用者が認識できる形態として画像信号に変換し、変換した画像信号を表示部25に出力する。データ処理部23は、その生体情報を通信部24から入力される。
通信部24は、データ処理部23から入力され、時刻情報が付加された取得開始指示信号を無線で生体情報取得装置100に送信する。通信部24は、データ処理部23から入力された生体情報の読み出し要求信号を無線で生体情報取得装置100に送信する。通信部24は、生体情報取得装置10から無線で受信した生体情報をデータ処理部23に出力する。
表示部25は、データ処理部23から入力された画像信号が表す画像を表示する。これにより、使用者は、表示部25が表示した画像を視認して、生体情報取得装置10が取得した生体情報の内容を把握することができる。
次に、本実施形態に係る生体情報取得装置10の外観について説明する。
図2は、本実施形態に係る生体情報取得装置10の外観を表す斜視図である。
生体情報取得装置10は、本体部100及び固定バンド124の他に、ケース117、伸縮ストラップ128、ベルト129、長さ調整具130、ストラップ着脱具132、ストラップ連結部133、及びストラップ係合具139を含んで構成される。
本体部100は、外形状が略円板状に形成されているケース117と、このケース117内に検出回路部を備える。ケース117は、使用者に接触する面とは反対側の面に固定バンド124が取り付けられる。使用者の胸部の全周に亘って装着されるように略環状に形成されている。
固定バンド124は、略帯状に形成され伸縮性を有する伸縮ストラップと、帯状に形成され非伸縮性のベルトとを有し、伸縮ストラップ128の長手方向両端に跨るようにベルト129が連結されている。
伸縮ストラップ128の長手方向略中央には、伸縮ストラップ128の長さを調整するための長さ調整具130が設けられている。伸縮ストラップ128の長手方向の両端には、ベルト129を着脱可能とするためのストラップ着脱具132とベルト129の長手方向の一端と連結するストラップ連結部133が設けられている。ベルト129の長手方向の他端には、伸縮ストラップ128のストラップ着脱具132に係脱可能なストラップ係合具139が設けられている。
このような構成のもとで、本体部100の上からベルト129が覆うような形で固定バンド124が使用者の胸部に取り付けられ、生体情報取得装置10が装着される。
次に、本実施形態に係る本体部100の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る本体部100の構成を表す概略図である。
本体部100は、心拍検出部101、タイマー部104、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)105、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)106、RAM(Random Access Memory;ランダムアクセスメモリ)107、ROM(Read Only Memory;読出専用メモリ)108、及び通信部109を含んで構成される。
心拍検出部101は、一対の電極、及び信号変換部を含んで構成される。本体部100が使用者の胸部に装着されたとき、この電極間に生じた電位差がアナログ心電信号として検出される。信号変換部は、検出されたアナログ心電信号を、例えば増幅及び整形して、デジタル心電信号(デジタルパルス)に変換し、変換したデジタル心電信号をCPU105に出力する。
タイマー部104は、現在の時刻を計測し、計測した時刻を表す時刻情報をCPU105に出力する。ここで、タイマー部104は、予め定めた第1の周期(例えば、32,768Hz)で周期的に振幅が振動するクロック信号を生成する。タイマー部104は、生成したクロック信号を第1の周期よりもより長い予め定めた第2の周期(例えば、512Hz)に分周して計測クロックを生成する。
CPU105は、ROM108に記憶されたプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行する。これにより、CPU105は、本体部100が備える各構成部の動作を制御する。
CPU105は、通信部109から取得開始指示信号が入力されたとき、取得開始指示信号に付加された時刻情報をEEPROM106に格納するとともに生体情報の計測を開始する。ここで、CPU105は、心拍検出部101から入力されたデジタル心電信号とタイマー部104から入力された計測クロックに基づいて心拍情報の一部又は全部である生体情報を生成する。その他の種別の生体情報については後述する。CPU105は、予め定めた時間間隔(例えば、2〜10秒)で生成した生体情報をEEPROM106に記憶する。
CPU105は、通信部109から生体情報の読み出し要求信号が入力された時にEEPROM106から記憶した生体情報を読み出し、読み出した生体情報を通信部109に出力する。CPU105の構成については、後述する。
EEPROM106は、情報の追記が可能であって、電源の供給が断たれても記憶された情報を保持する不揮発性メモリである。
RAM107は、CPU105が処理を行う際に使用する情報や、処理によって生成した情報を一時的に記憶する。
ROM108は、CPU105が動作するためのプログラムや係数が記憶されている。
通信部109は、生体情報処理装置20の通信部24から無線で受信した取得開始指示信号をCPU105に出力する。通信部109は、生体情報処理装置20の通信部24から無線で受信した生体情報の読み出し要求信号をCPU105に出力する。通信部109は、CPU105から入力された生体情報を生体情報処理装置20の通信部24に無線で送信する。
次に、本実施形態に係るCPU105の構成について説明する。
図4は、本実施形態に係るCPU105の構成を表す概略図である。
CPU105は、心拍数算出部1051及び生体情報管理部1052を含んで構成される。
心拍数算出部1051は、心拍検出部101からデジタル心電信号が表す心拍信号(パルス)間の時間間隔を、タイマー部104から入力された計測クロックの周期をカウントすることによって計測する。心拍数算出部1051は、計測した心拍信号の時間間隔の逆数を心拍数として算出し、算出した心拍数を表す心拍数情報を生体情報管理部1052に出力する。
生体情報管理部1052は、通信部109から時刻情報が付加された取得開始指示信号が入力されたとき、付加された時刻情報をEEPROM106のヘッダとして記憶する。その後、生体情報管理部1052は、心拍数算出部1051から入力された心拍数情報を心拍数サンプルとして予め定めた時間毎にEEPROM106に記憶する。EEPROM106において、ヘッダの直後に心拍数サンプルが記憶される。
生体情報管理部1052は、EEPROM106に記憶させた心拍数サンプルの個数をサンプル数(初期値は0)として計数し、計数したサンプル数を表すサンプル数情報を生成する。生体情報管理部1052は、生成したサンプル数情報をEEPROM106に記憶したヘッダに含めて記憶する。
生体情報管理部1052は、経過時間が予め定めた時間を越えたとき、計測を停止する。なお、EEPROM106に記録した情報が予め定めた情報量に達したとき、生体情報管理部1052は、計測を停止してもよい。予め定めた情報量とは、例えばEEPROM106の記憶容量である。そして通信部109から生体情報の読み出し要求信号が入力された時に、EEPROM106に記憶したヘッダ及び心拍数サンプルを含む生体情報を読み出し、読み出した生体情報を通信部109に出力する。経過時間とは、生体情報管理部1052が取得開始指示信号を入力された後の経過時間である。即ち、時刻情報が表す開始時刻により、生体情報処理装置20では、取得された心拍数サンプルのそれぞれについて取得した時刻を計算して求めることができる。これにより、長時間の心拍数の測定が可能であり、比較的短い時間内に心拍数が著しく変動する不整脈等の診断に好適である。
生体情報管理部1052は、その後、計数したサンプル数を初期値に再設定し、時刻情報を、サンプル数を再設定した時刻を表す時刻情報に置き換える。その後、EEPROM106には、心拍数サンプルが上書きされるようにする。
次に、生体情報管理部1052が、EEPROM106に記憶した生体情報の構成について説明する。
図5は、本実施形態に係る生体情報の構成を表す概念図である。
図5において、生体情報がヘッダと複数の心拍数情報を含む。
図5の最上行が示すヘッダは、時刻情報とサンプル情報を含む。
図5の最上行から第2行、又は第2行よりも後の行は、心拍情報が心拍数情報1、心拍数情報2、…、心拍数情報12、…を含むことを表す。図5の心拍数1等に含まれる1等の番号は、生体情報管理部1052が心拍数情報を記憶した順序を表す。
次に、本体部100が実行する生体情報取得処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る生体情報取得処理を表すフローチャートである。
(ステップS101)生体情報管理部1052は、通信部109から取得開始指示信号が入力されたとき、取得開始指示信号に付加された時刻情報を開始時刻情報としてEEPROM106にヘッダとして記憶する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)心拍検出部101は、検出したアナログ心電信号をデジタル心電信号に変換し、変換したデジタル心電信号を心拍数算出部1051に出力する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS103)心拍数算出部1051は、心拍検出部101から入力されたデジタル心電信号が表す心拍信号間の時間間隔を、タイマー部104から入力された計測クロックの周期をカウントすることによって計測する。心拍数算出部1051は、計測した心拍信号の時間間隔の逆数を心拍数として算出し、算出した心拍数を表す心拍数情報を生体情報管理部1052に出力する。その後、ステップS104に進む。
(ステップS104)生体情報管理部1052は、心拍数算出部1051から入力された心拍数情報を心拍数サンプルとして予め定めた時間毎にEEPROM106に記憶する。生体情報管理部1052は、EEPROM106に記憶させた心拍数サンプルの個数をサンプル数(初期値は0)として計数し、計数したサンプル数を表すサンプル数情報をEEPROM106に記憶したヘッダに含めて記憶する。生体情報管理部1052は、例えば、サンプル数を1だけ増加(インクリメント)させてサンプル数を計数する。その後、ステップS105に進む。
(ステップS105)生体情報管理部1052は、上述の経過時間が予め定めた時間(例えば、2〜10時間)を越えたか否か判断する。経過時間が予め定めた時間を越えたと判断された場合(ステップS105 Y)、心拍数の計測を終了する。経過時間が予め定めた時間を越えていないと判断された場合(ステップS105 N)、ステップS102に進む。なお、生体情報管理部1052は、経過時間が予め定めた時間を越えたか否かを判断する代わりに、EEPROM106に記録した情報が予め定めた情報量に達したか否かを判断するようにしてもよい。
その後、通信部109から生体情報の読み出し要求信号が入力された時に、EEPROM106に記憶したヘッダ及び心拍数サンプルを含む生体情報を読み出し、読み出した生体情報を通信部109に出力する。そして、生体情報管理部1052は、EEPROM106に記憶させた生体情報をリセットする。生体情報管理部1052は、計数したサンプル数を初期値に再設定し、時刻情報を、生体情報を消去した時刻を表す時刻情報に置き換える。
生体情報処理装置20の通信部24は、生体情報取得装置10から生体情報を無線で受信し、受信した生体情報をデータ処理部23に出力する。データ処理部23は、例えば、入力された生体情報が表す心拍数サンプルに基づいて、心拍数の時系列を表す画像情報を生成する。データ処理部23は、生成した画像情報を表示部25に出力する。表示部25は、データ処理部23から入力された画像情報に基づく心拍数の時系列を表す画像を表示する。この時系列は、開始時刻情報が表す開始時刻からサンプル数情報が表すサンプル数の心拍数を含む。
このように、本実施形態は、物体の特性を表す計測情報を検出し、検出した計測情報と少なくとも検出した計測情報を検出した時刻を代表する代表時刻情報を記憶手段に記録する。また、本実施形態は、記憶手段から時刻情報と計測情報とを読み出す。これにより、全ての計測情報が計測された時刻を再現して同期をとるための手がかりが得られる。よって、計測した計測情報を有効に活用することができる
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。
上述の第1の実施形態と共通する構成については同一の番号を付して説明する。
本実施形態に係る生体情報計測システム1は、上述の第1の実施形態に係る生体情報計測システム1と同様に生体情報取得装置10及び生体情報処理装置20を含んで構成される。
本実施形態に係る生体情報取得装置10は、固定バンド124と、第1の実施形態における本体部100の代わりに本体部300を備える。
図7は、本実施形態に係る本体部300の構成を表す概略図である。
本体部300は、心拍検出部101、タイマー部104、EEPROM106、RAM107、ROM108及び通信部109の他に、加速度検出部302並びに体温検出部303を備え、CPU105の代わりにCPU305を備える。
加速度検出部302は、本体部300に加えられた加速度を検出し、検出した加速度を表す加速度信号をCPU305に出力する。加速度検出部302は、例えば、3個の感度軸を有する3軸加速度センサである。感度軸とは、特定の方向の加速度を検知する軸である。加速度検出部302は、3個の感度軸が互いに直交するように、本体部300に固定されている。3個の感度軸のうちの1つ(Z軸)は、本体部300を収納する円盤状のケース117の軸に垂直な方向(Z方向)に向いている。その他の2個の感度軸のうち1つ(Y軸)は、固定バンド124の長手方向(Y方向)に向いている。残りの感度軸(X軸)は、Y軸、Z軸とともに垂直な方向(X方向)に向いている。この場合、加速度信号は、X、Y,Z各方向の加速度を表す。
体温検出部303は、温度センサを備える。当該温度センサは、ケース117の裏側に設置されている。これにより、体温検出部303は、温度センサが接触する使用者の体表面の温度を計測し、計測した温度を表す体温信号を生成する。体温検出部303は、生成した体温信号をCPU305に出力する。
CPU305は、CPU105と同様に、生体情報処理装置20から通信部109に送られた取得開始指示信号に付加された時刻情報をEEPROM106にヘッダとして記憶し、さらに心拍検出部101から入力されたデジタル信号に変換された心電信号に基づいて心拍情報を含む生体情報を生成し、生成した生体情報をEEPROM106に記憶する。またCPU305は、予め定めた時間間隔で体温検出部303から生成された体温信号と加速度検出部303で得られた加速度情報をEEPROM106に記憶する。生体情報処理装置20から通信部109を介して読み出し要求信号が入力された時には、EEPROM106から記憶した生体情報を読み出し、読み出した生体情報を通信部109に出力する。
CPU305は、次に説明する構成を備える点でCPU105と異なる。
図8は、本実施形態に係るCPU305の構成を表す概略図である。
CPU305は、生体情報管理部3051、加速度記録部3052、心拍記録部3053及び体温記録部3054を含んで構成される。
生体情報管理部3051は、通信部109から取得開始指示信号が入力されたとき、取得開始指示信号に付加された時刻情報をヘッダとしてEEPROM106に記憶する。生体情報管理部3051は、時刻情報を参照して、予め定めたサンプリング時間間隔で情報を記録することを指示するサンプリング信号を生成する。サンプリング時間間隔は、予め定めた心拍間隔の測定精度よりも十分に短い間隔、例えば、1/32秒である。同時にこのサンプリング時間間隔は、加速度情報として期待される値の範囲(例えば、最高4Hz)の波形を表すために要求される値である。生体情報管理部3051は、生成したサンプリング信号を加速度記録部3052、心拍記録部3053及び体温記録部3054に出力する。生体情報管理部3051は、EEPROM106に記憶させたサンプル数(初期値は0)を計数し、計数したサンプル数を表すサンプル数情報を生成する。生体情報管理部3051は、生成したサンプル数情報とサンプリング時間間隔を表すサンプリング時間間隔情報をEEPROM106に記憶されたヘッダに含めて記録する。
生体情報管理部3051は、経過時間が予め定めた時間(例えば、15分)を越えたとき、生体情報の計測を停止する。経過時間とは、生体情報管理部3051が取得開始指示信号を入力された後の経過時間である。なお、EEPROM106に記録した情報が予め定めた情報量に達したとき、生体情報管理部3051は、計測を停止してもよい。
次に生体情報処理装置20から通信部109を介してデータの読み出し要求信号が入力された場合には、生体情報管理部3051は、EEPROM106に記憶したヘッダ、加速度サンプル、心拍サンプル、及び体温サンプルを含む生体情報を読み出す。生体情報管理部3051は、読み出した生体情報を通信部109に出力する。
生体情報管理部3051は、その後、EEPROM106に記憶させた生体情報をリセットする。ここで、生体情報管理部3051は、計数したサンプル数を初期値に再設定し、開始時刻情報を、生体情報を消去した時刻を表す時刻情報に置き換える。
加速度記録部3052は、生体情報管理部3051からサンプリング信号が入力されたとき、加速度検出部302から入力された加速度信号が表すX、Y、Z各方向の加速度サンプルをEEPROM106に記録する。この加速度信号は、使用者の動作の一態様である歩行、運動に伴う加速度を表す。
心拍記録部3053は、生体情報管理部3051から前回サンプリング信号が入力された時刻から、今回サンプリング信号が入力された時刻までの間、心拍が検出されたか否かを表す心拍サンプル(心拍フラグ)を生成する。心拍記録部3053は、心拍を検出するために、上述のように心拍検出部101から入力されたデジタル心電信号が表す心拍信号を検出する。心拍記録部3053は、心拍信号を検出した場合、心拍が検出されたことを表す心拍サンプル(例えば、値1)を生成する。心拍記録部3053は、心拍を検出しなかった場合、心拍を検出しなかったことを表す心拍サンプル(例えば、値0)を生成する。心拍記録部3053は、生成した心拍サンプルをEEPROM106に記憶する。このようにして検出された心拍サンプルは、一定時間間隔で取得されるため、他の計測情報と平行して処理するために好適である。例えば、後述する体温変化とともに表示する等、異種計測情報間のデータ分析に有用である。
体温記録部3054は、生体情報管理部3051から入力されたサンプリング信号を参照して、体温検出部303から入力された体温情報に基づく体温サンプルをEEPROM106に出力する。体温記録部3054は、予め定めた時間間隔(例えば1秒、又は32サンプル)毎に体温検出部303から入力された体温情報が表す体温サンプルをEEPROM106に記録する。予め定めた時間間隔に該当しないサンプリング信号が入力される時点において、体温記録部3054は、体温情報を含まないことを表す体温サンプル(例えば、値0)をEEPROM106に記録する。
なお、体温記録部3054は、同一のサンプリング信号について、加速度記録部3052が記録する加速度サンプルと、心拍記録部3053が記録する心拍サンプルと対応付けて体温サンプルをEEPROM106に記録する。
次に、加速度記録部3052、心拍記録部3053及び体温記録部3054が、EEPROM106に記憶した生体情報の構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る生体情報の構成を表す概念図である。
図9において、生体情報はヘッダと加速度サンプル、心拍サンプル及び体温サンプルを含むことを表す。
図9の最上行が示すヘッダは、時刻情報、サンプル数情報及びサンプリング時間間隔情報を表す。
図9の最上行から第2行は、X方向の加速度サンプル(加速度X1)、Y方向の加速度サンプル(加速度Y1)、Z方向の加速度サンプル(加速度Z1)、心拍が検出されなかったことを表す心拍サンプル(値0)及び体温を表す体温サンプル(体温1)を表す。
図9の最上行から第3行は、X方向の加速度サンプル(加速度X2)、Y方向の加速度サンプル(加速度Y2)、Z方向の加速度サンプル(加速度Z2)、心拍が検出されなかったことを表す心拍サンプル(値0)及び体温情報を含まないことを表す体温サンプル(体温0)を表す。
図9の最上行から第4行は、X方向の加速度サンプル(加速度X3)、Y方向の加速度サンプル(加速度Y3)、Z方向の加速度サンプル(加速度Z3)、心拍が検出されたことを表す心拍サンプル(値1)及び体温情報を含まないことを表す体温サンプル(体温0)を表す。
図9の最上行から第5行は、X方向の加速度サンプル(加速度X4)、Y方向の加速度サンプル(加速度Y4)、Z方向の加速度サンプル(加速度Z4)、心拍が検出されなかったことを表す心拍サンプル(値0)及び体温情報を含まないことを表す体温サンプル(体温0)を表す。
なお、加速度情報が心拍数情報1、心拍数情報2、…、心拍数情報12、…を含むことを表す。図9の加速度X1等に含まれる数字1は、加速度記録部3052が加速度サンプルを記憶した順序を表す。図9の心拍1等に含まれる数字1は、心拍が検出されたことを表す心拍サンプルが記憶された順序を表す。図9の体温1等に含まれる数字1は、体温情報を表す体温サンプルが記憶された順序を表す。
次に、本体部300が行う生体情報取得処理について説明する。
図10は、本実施形態に係る生体情報取得処理を表すフローチャートである。
(ステップS201)生体情報管理部3051は、通信部109から取得開始指示信号が入力されたとき、取得開始指示信号に付加された時刻情報をヘッダとしてEEPROM106に記憶する。その後、ステップS202に進む。
(ステップS202)加速度検出部302は、本体部300に加えられた加速度を検出し、検出した加速度を表す加速度信号を加速度記録部3052に出力する。その後、ステップS203に進む。
(ステップS203)心拍検出部101は、検出したアナログ心電信号をデジタル心電信号に変換する。心拍検出部101は、変換したデジタル心電信号を心拍記録部3053に出力する。その後、ステップS204に進む。
(ステップS204)体温検出部303は、自部が備える温度センサが接触する使用者の体表面の温度を計測し、計測した温度を表す体温信号を生成する。体温検出部303は、生成した体温信号を体温記録部3054に出力する。
(ステップS205)生体情報管理部3051は、タイマー部104から入力された取得開始指示信号に付加された時刻情報を参照して、予め定めたサンプリング時間間隔でサンプリング信号を生成する。生体情報管理部3051は、生成したサンプリング信号を加速度記録部3052、心拍記録部3053及び体温記録部3054に出力する。生体情報管理部3051は、EEPROM106に記憶させたサンプル数(初期値は0)を計数し、計数したサンプル数を表すサンプル数情報を生成する。生体情報管理部3051は、生成したサンプル数情報とサンプリング時間間隔を表すサンプリング時間間隔情報をEEPROM106に記録したヘッダに含めて記録する。その後、ステップS206に進む。
(ステップS206)加速度記録部3052は、生体情報管理部3051からサンプリング信号が入力されたとき、加速度検出部302から入力された加速度信号が表すX、Y、Z各方向の加速度サンプルをEEPROM106に記録する。その後、ステップS207に進む。
(ステップS207)心拍記録部3053は、生体情報管理部3051から前回サンプリング信号が入力されたときから、今回サンプリング信号が入力されたときまでの間、心拍が検出されたか否かを判断する。心拍が検出されたと判断された場合(ステップS207 Y)、ステップS208に進む。心拍が検出されなかったと判断された場合(ステップS207 N)、ステップS209に進む。
(ステップS208)心拍記録部3053は、心拍が検出されたことを表す心拍サンプル(例えば、値1)を生成し、生成した心拍サンプルをEEPROM106に記憶する。その後、ステップS210に進む。
(ステップS209)心拍記録部3053は、心拍を検出しなかったことを表す心拍サンプル(例えば、値0)を生成し、生成した心拍サンプルをEEPROM106に記憶する。その後、ステップS210に進む。
(ステップS210)体温記録部3054は、生体情報管理部3051からサンプリング信号が入力された時点が、予め定めた時間間隔に該当しているか否かを判断する。サンプリング信号が入力された時点が予め定めた時間間隔に該当している判断された場合(ステップS210 Y)、ステップS211に進む。サンプリング信号が入力された時点が予め定めた時間間隔に該当していない判断された場合(ステップS210 N)、ステップS212に進む。
(ステップS211)体温検出部303から入力された体温情報が表す体温サンプルをEEPROM106に記録する。その後、ステップS213に進む。
(ステップS212)体温記録部3054は、体温情報を含まないことを表す体温サンプル(例えば、値0)をEEPROM106に記録する。その後、ステップS213に進む。
(ステップS213)生体情報管理部3051は、上述の経過時間が予め定めた時間(例えば、15分)を越えたか否か判断する。経過時間が予め定めた時間を越えたと判断された場合(ステップS213 Y)、生体情報の計測を終了する。経過時間が予め定めた時間を越えていないと判断された場合(ステップS213 N)、ステップS202に進む。
なお、ステップS213において、生体情報管理部3051は、経過時間が予め定めた時間を越えたか否かを判断する代わりに、EEPROM106に記録した情報が予め定めた情報量に達したか否かを判断するようにしてもよい。
その後、生体情報管理部3051は、生体情報処理装置20からデータの読み出し要求信号が入力された場合には、EEPROM106に記憶したヘッダ、加速度サンプル、心拍サンプル、及び体温サンプルを含む生体情報を読み出し、読み出した生体情報を通信部109に出力する。生体情報管理部3051は、計数したサンプル数を初期値に再設定し、開始時刻情報を、生体情報を消去した時刻を表す時刻情報に置き換える。これにより、生体情報管理部3051は、生体情報をリセットする。
生体情報処理装置20の通信部24は、生体情報取得装置10から生体情報を無線で受信し、受信した生体情報をデータ処理部23に出力する。
データ処理部23は、例えば、入力された生体情報が表すX、Y、Z各方向の加速度サンプルに基づいて、各方向の加速度の時系列を表す画像情報を生成する。加速度サンプルは一定の時間間隔で測定されているため、その個数を算出して取得開始指示信号に付加された時刻情報に基づいて、生体情報に含まれる計測情報が計測された計測時刻を算出することができる。また、データ処理部23は、入力された生体情報が表す心拍サンプルの間隔に基づいて心拍数を算出する。ここで、データ処理部23は、その時間間隔において、心拍を検出したことを表す心拍サンプルの数を計数し、計数した心拍サンプルの数を、その時間間隔で除算して心拍数を算出する。データ処理部23は、算出した心拍数の時系列を表す画像情報を生成する。また、データ処理部23は、入力された生体情報が表す体温サンプルに基づいて、体温の時系列を表す画像情報を生成する。また、データ処理部23は、加速度の時系列、心拍数の時系列及び体温の時系列のうち任意の組み合わせを表す画像情報を生成する。
データ処理部23は、生成した画像情報を表示部25に出力する。
表示部25は、データ処理部23から入力された画像情報に基づく生体情報の時系列を表す画像を表示する。
このように、本実施形態によれば、心拍情報は、予め定めた時間間隔毎に心拍の有無を表す情報を含む。そのため、一定時間間隔で計測された計測情報と時間間隔が随時変動する心拍情報の同期をとることができる。例えば、かかる心拍情報と、計測情報が生体の加速度を表す加速度情報又は生体の体温を表す体温情報を同期して処理することができる。
また、上述した生体情報取得装置10、30は、現在の時刻情報を生成する手段を備えていないため、生成した時刻情報を較正することが不要になる。また、生体情報取得装置10、30、操作スイッチ等の操作入力手段や計測した生体情報等を表示する表示部を備える必要がない。そのため、生体情報取得装置10、30は、簡易に構成され外装に防水加工を施すことも容易である。ひいては、生体情報取得装置10、30は、利用者にとって取り扱いが簡単であり経済的に製造可能になる。
なお、上述では、計測情報の一態様である生体情報として脈拍情報の他に、他の生体情報として、加速度情報、体温情報を含む例を挙げたが、本実施形態ではこれには限られない。本実施形態では、生体情報として、その他の情報、例えば、血圧情報や呼吸情報を検知する手段を備えていてもよい。
なお、上述では、計測情報の一態様である生体情報として脈拍情報の他に、他の生体情報として加速度情報、体温情報を含む例を挙げたが、本実施形態ではこれには限られない。本実施形態では、生体情報以外の計測情報、例えば、使用者の位置情報を検知する手段を備えていてもよい。
なお、上述では、生体情報管理部1052、3051が、代表時刻情報の一態様として、開始時刻情報をEEPROM106に記憶し、EEPROM106から読み出す例を挙げたが、本実施形態では、これには限られない。本実施形態では、EEPROM106から読み出される生体情報に含まれる、生体情報サンプル(心拍数サンプル等)を取得した時刻のいずれかを表していればよい。例えば、代表時刻情報がEEPROM106から生体情報が読み出される時刻の直前の生体情報サンプルを取得した時刻(末端時刻)であってもよい。その場合、生体情報処理装置20のデータ処理部23は、開始時刻情報の代わりに、代表時刻情報が表す代表時刻を用いて生体情報サンプルを取得した時刻を再現する。
なお、上述の通信部109、24は、無線による情報の送受信を行う手段として、電波を送受信する手段に限られず、磁場を発生して電磁誘導により発生した電位差を検知する手段を用いてもよい。
なお、上述した実施形態における計測情報処理装置の一態様として生体情報取得装置10、30の一部、例えば、心拍数算出部1051、生体情報管理部1052、3051、加速度記録部3052、心拍記録部3053及び体温記録部3054をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、生体情報取得装置10、30に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における生体情報取得装置10、30の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。生体情報取得装置10、30の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1…生体情報計測システム、
10…生体情報取得装置、100、300…本体部、101…心拍検出部、
104…タイマー部、105、305…CPU、1051…心拍数算出部、
1052、3051…生体情報管理部、
106…EEPROM、107…RAM、108…ROM、109…通信部、
117…ケース、124…固定バンド、128…伸縮ストラップ、
129…ベルト、130…長さ調整具、132…ストラップ着脱具、
133…ストラップ連結部、139…ストラップ係合具、
20…生体情報処理装置、21…操作入力部、22…RTC、23…データ処理部、24…通信部、25…表示部、
3052…加速度記録部、3053…心拍記録部、3054…体温記録部

Claims (7)

  1. 物体の特性を表す計測情報を検出する計測情報検出部と、
    前記計測情報の取得開始を指示する取得開始指示信号に付加された時刻情報を記憶手段に記録し、前記検出した計測情報を予め定めた時間毎に前記記憶手段に記録し、前記記憶手段から前記計測情報と前記時刻情報を読み出す計測情報管理部と、
    前記読み出した計測情報と前記時刻情報を無線で送信する通信部を備えること、
    を特徴とする計測情報取得装置。
  2. 装置本体を生体表面に装着するための固定具を備え、
    前記計測情報検出部は、前記計測情報として前記生体表面から前記生体の活動を表す生体情報を検出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の計測情報取得装置。
  3. 前記生体情報は、前記生体の心拍情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の計測情報取得装置。
  4. 前記心拍情報は、前記生体の心拍を検知した時間間隔に基づいて算出した心拍数情報を含むこと、
    を特徴とする請求項3に記載の計測情報取得装置。
  5. 前記心拍情報は、予め定めた測定精度よりも長いサンプリング時間間隔でサンプリングされ、隣接するサンプリング時刻間で心拍の有無を表す心拍サンプルを含むこと、
    を特徴とする請求項3に記載の計測情報取得装置。
  6. 前記生体情報は、前記生体の加速度を表す加速度情報及び前記生体の体温を表す体温情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載の計測情報取得装置。
  7. 物体の特性を表す計測情報を検出する計測情報検出部と情報を記憶する記憶手段を備える計測情報取得装置における計測情報取得方法であって、
    前記計測情報取得装置は、前記計測情報の取得開始を指示する取得開始指示信号に付加された時刻情報を前記記憶手段に記録し、前記検出した計測情報を予め定めた時間毎に前記記憶手段に記録する過程と、
    前記計測情報取得装置は、前記記憶手段から前記計測情報と前記時刻情報を読み出す過程と、
    前記計測情報取得装置は、前記読み出した計測情報と前記時刻情報を無線で送信する過程を有すること、
    を特徴とする計測情報取得方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015058165A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 カシオ計算機株式会社 心拍計、心拍計測方法及び心拍計測プログラム
JP2017131702A (ja) * 2017-03-30 2017-08-03 カシオ計算機株式会社 心拍計、心拍計測方法及び心拍計測プログラム

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JP2015058165A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 カシオ計算機株式会社 心拍計、心拍計測方法及び心拍計測プログラム
JP2017131702A (ja) * 2017-03-30 2017-08-03 カシオ計算機株式会社 心拍計、心拍計測方法及び心拍計測プログラム

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