JP2013119621A - Method for manufacturing fuel oil - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、原料油の中に所定比率の水を混合・分散させた燃料油を製造する方法に関する。 The present invention relates to a method for producing a fuel oil in which a predetermined ratio of water is mixed and dispersed in a raw material oil.
近年、例えば重油の中に水を微粒子状に分散させた燃料油が、重油の燃焼費の節約や、燃焼排気ガス中のNOx、SOxの減少等の効果を有することから注目され検討されている。このような燃料油の製造方法としては、活性剤を乳化剤に添加し、水を重油中に分散させ、撹拌機により撹拌する方法が多数採用されている。 In recent years, for example, fuel oil in which water is dispersed in the form of fine particles in heavy oil has attracted attention and has been studied because it has effects such as saving fuel costs of heavy oil and reducing NOx and SOx in combustion exhaust gas. . As a method for producing such fuel oil, many methods are employed in which an activator is added to an emulsifier, water is dispersed in heavy oil, and the mixture is stirred with a stirrer.
しかしながら、上記のような方法で製造された燃料油は、透過度や安定性が低いため、長期間貯蔵した場合には、油水分離して使用不可能となる場合や、使用価値の低い乳化油になる場合がある。 However, since the fuel oil produced by the method as described above has low permeability and stability, when stored for a long period of time, it becomes impossible to use oil-water separation or an emulsified oil with low use value. It may become.
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、安定した状態を長期間維持でき、且つ、透明性のある商品価値の高い燃料油を製造する方法を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a method for producing a fuel oil that can maintain a stable state for a long period of time and is transparent and has a high commercial value.
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の燃料油の製造方法は、水に酵素を入れて混合・曝気した後、この酵素入り水を、酵素入り水タンク4と脱気手段10と鉱物除去手段12とミキサー11とで形成される第1循環ルートR1にて所要時間循環させる第1工程と、原料油と、界面活性剤との混合油を、混合油水タンク5と脱気手段13とミキサー14と温度調整手段18で形成される第2循環ルートR2にて所要時間循環させた後、前記第1工程にて循環させた酵素入り水と、前記循環させた混合油との混合油水を前記第2循環ルートにてさらに所要時間循環させる第2工程と、前記第2工程にて循環させた混合油水を油水静置タンク8内で所要時間静置させることによって、タンク8内上側の透明層部Mと下側に沈降した油分を含む乳白層部Nとに分離させ、その透明層部Mを燃料油として取り出す第3工程とを含むことを特徴とする。
Means for solving the above problems will be described with reference numerals in the embodiments described later. The fuel oil production method according to the first aspect of the present invention includes an enzyme in water, mixed and aerated, A first step of circulating the enzyme-containing water for a required time in a first circulation route R1 formed by the enzyme-containing
請求項2は、上記請求項1に記載の燃料油の製造方法において、前記油水静置タンク8内の下側に沈降した油分を含む乳白層部Nを遠心分離機16にかけることにより更に透明液と乳白液とに分離させて、その透明液を燃料油として取り出すことを特徴とする。
According to a second aspect of the present invention, in the method for producing fuel oil according to the first aspect, the milky white layer portion N containing the oil settled below the oil-water
請求項3は、上記請求項1又は2に記載の燃料油の製造方法において、前記原料油は、石油系液体燃料からなることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the method for producing a fuel oil according to the first or second aspect, the raw material oil is composed of petroleum liquid fuel.
請求項4は、上記請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料油の製造方法において、前記水として軟水を使用することを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the method for producing fuel oil according to any one of the first to third aspects, soft water is used as the water.
請求項5は、上記請求項1〜4の何れか1項に記載の燃料油の製造方法において、前記酵素入り水にはメタノールを混入することを特徴とする。 A fifth aspect of the present invention is the method for producing fuel oil according to any one of the first to fourth aspects, wherein methanol is mixed in the enzyme-containing water.
請求項6は、上記請求項1〜5の何れか1項に記載の燃料油の製造方法において、前記脱気手段10又は13は、真空ポンプからなることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, in the method for producing fuel oil according to any one of the first to fifth aspects, the deaeration means 10 or 13 comprises a vacuum pump.
請求項7は、上記請求項1〜6の何れか1項に記載の燃料油の製造方法において、前記鉱物除去手段12は、電磁活水器からなることを特徴とする。 A seventh aspect of the present invention is the fuel oil production method according to any one of the first to sixth aspects, wherein the mineral removing means 12 is an electromagnetic water heater.
請求項8は、上記請求項1〜7の何れか1項に記載の燃料油の製造方法において、前記ミキサー11又は14は、ラインミキサーからなることを特徴とする。
An eighth aspect of the present invention is the fuel oil production method according to any one of the first to seventh aspects, wherein the
請求項9は、上記請求項1〜8の何れか1項に記載の燃料油の製造方法において、前記油水静置タンク8から取り出した燃料油としての透明層部Mをフィルター15にかけて濾過することを特徴とする。
A ninth aspect of the present invention is the method for producing fuel oil according to any one of the first to eighth aspects, wherein the transparent layer portion M as the fuel oil taken out from the oil / water
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の燃料油製造方法によれば、第1工程によって、水中の空気及び鉱物を除去すると共に水と酵素とをさらに混合し、そして、第2工程によって、原料油と界面活性剤との混合油を第2循環ルートにて循環させることによって、一定温度に保つことができ、さらに、その一定温度に保った混合油を酵素入り水と十分に混合することができる。そしてさらに、第3工程によって、分離させた透明層部Mを燃料油として取り出すから、原料油への水の分散混合が容易となり、長期間に亘って油水が分離することのない、安定し、且つ、透明性のある商品価値の高い燃料油を生成することができる。
The effect of the invention by the above solution will be described with reference numerals of the embodiments described later. According to the fuel oil production method of the invention according to
請求項2に係る発明によれば、安定した燃料油を効率良く取り出すことができる。
According to the invention which concerns on
請求項3に係る発明によれば、石油系液体燃料である重油や軽油を、安定した燃料油とすることができる。 According to the invention which concerns on Claim 3, heavy oil and light oil which are petroleum liquid fuel can be made into stable fuel oil.
請求項4に係る発明によれば、水として軟水を使用することによって、より安定した燃料油を得ることができる。
According to the invention which concerns on
請求項5に係る発明によれば、酵素入り水にメタノールを混入することによって、燃料効率の高い燃料油を製造できる。 According to the invention which concerns on Claim 5, a fuel oil with high fuel efficiency can be manufactured by mixing methanol in the enzyme-containing water.
請求項6に係る発明のように、脱気手段10又は13として真空ポンプを使用すれば、水中の空気成分を有効に除去することができる。
If a vacuum pump is used as the deaeration means 10 or 13 as in the invention according to
請求項7に係る発明のように、シリカ除去手段12として電磁活水器を使用した場合には、水中の鉱物を有効に除去することができる。
When an electromagnetic water heater is used as the silica removing means 12 as in the invention according to
請求項8に係る発明のように、ミキサー11又は14としてラインミキサーを使用した場合は、混合・撹拌のみならず、油に対する水の分散・乳化も有効に行なわせることができる。
When a line mixer is used as the
請求項9に係る発明のように、油水静置タンク8から取り出した燃料油としての透明層部Mをフィルター15にかけることによって、塵等の不純物を除去することができ、さらには、燃料効率を上げることができる。
As in the invention according to
以下に、本発明の一実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明すると、図1は燃料油の製造システムを示すもので、この燃料油製造システムにより、原料油として、例えば軽油を使用して、燃料油を製造する方法について以下に詳述する。 An embodiment of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 shows a fuel oil production system. By this fuel oil production system, for example, light oil is used as a raw material oil. A method for producing the fuel oil will be described in detail below.
先ず、水タンク1に水を貯め、この水に酵素を入れて混合する。酵素と水の配合比は、重量比で例えば1:500〜3000とする。この酵素は、後述する水と油との混合、あるいは水と油とメタノールとの混合を容易にする働きがある。この酵素としては脂肪分解酵素を使用し、また、水としては、ミネラル量の少ない軟水を使用する。マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを多く含む硬水を使用すると、マグネシウム等のミネラルが上記酵素の働きに悪影響を及ぼすからである。従って、図1に示すように、水タンク1に接続される水供給管Loに軟水化装置17を設けておくことにより、水タンク1に軟水を貯めることができる。なお、軟水化装置17を設けなくとも、水タンク1に直接軟水を貯めるようにしても良い。
First, water is stored in the
水タンク1内においては、水と酵素とを撹拌混合すると共に、水を連続的にエアレーション(曝気)する。図示は省略するが、水と酵素との撹拌混合及びエアレーションは、例えば、水タンク1内にエアポンプを設置することによって行なうことができる。また、この撹拌混合及びエアレーションは、24時間〜48時間連続して行なう。尚、図1において、Pはポンプ、Aは流量計、Qは圧力計、Vは手動開閉弁、AVは自動開閉弁を示す。
In the
上記のように水に酵素を入れて混合・曝気した酵素入りの水を、水タンク1から管路L1を通じてポンプPによりタンク3に供給する一方、2で示されるメタノールタンクに貯留されているメタノールをメタノールタンク2から管路L2を通じてポンプPによりメタノール混合タンク3に供給する。そして、このタンク3においてメタノールと酵素入りの水とを、例えば2:8の容量比で撹拌混合する。この撹拌混合はメタノール混合タンク3内に設置した撹拌機16によって行なう。撹拌混合時間は10〜20分とされる。なお、本実施形態において示したように、水に対してメタノールを撹拌混合しなくとも良いが、撹拌混合した方が好ましい。製造される燃料油の燃料効率を高める働きがあるためである。
While the enzyme-containing water mixed and aerated as described above is supplied from the
このように、メタノール混合タンク3においてメタノールと酵素入りの水とを一定の比率で混合した後、酵素入り水とメタノールとの混合水を、混合水タンク4に導入する。そして、この混合水タンク4と脱気手段10とミキサー11と鉱物除去手段12とをつなぐ管路L4,L5によって形成される第1循環ルートR1を図中の矢印方向に所要時間(例えば、10分間)循環させることによって、混合水中の空気及び鉱物(例えば、シリカ)を除去すると共に水と酵素とを更に混合する。ここで、脱気手段10は、真空ポンプからなり、ミキサー11はラインミキサーからなり、また鉱物除去手段12は電磁活水器からなる。
Thus, after mixing methanol and the enzyme-containing water in the methanol mixing tank 3 at a certain ratio, the mixed water of the enzyme-containing water and methanol is introduced into the
このように、脱気手段10として真空ポンプを使用すれば、水中の空気成分を有効に除去することができる。それは、水中に空気成分が含まれていると、後工程において油に対する水の混合分散性が悪くなるためである。また、鉱物除去手段12として電磁活水器を使用すれば、水中の鉱物(例えば、シリカ)を有効に除去することができる。それは、鉱物(例えば、シリカ)が酵素と結びついてしまうと、酵素の働きを悪くするためである。また、ミキサー11としてはラインミキサーが有効である。このラインミキサーは、静止型混合撹拌機で、混合・撹拌のみならず、油に対する水の分散・乳化に最適である。
Thus, if a vacuum pump is used as the deaeration means 10, the air component in water can be effectively removed. This is because if the air component is contained in the water, the mixing and dispersibility of the water with respect to the oil is deteriorated in the subsequent step. Moreover, if an electromagnetic active water device is used as the mineral removing means 12, the mineral (for example, silica) in water can be removed effectively. This is because when the mineral (for example, silica) is combined with the enzyme, the function of the enzyme is deteriorated. A line mixer is effective as the
上記のようにメタノールと酵素入り水との混合水を、混合水タンク4と脱気手段10とミキサー11とシリカ除去手段12とからなる第1循環ルートR1を所要時間(例えば10分間)循環させることによって、メタノールと酵素入り水の混合水とを十分に撹拌混合できると共に、水中の空気成分及び鉱物(例えば、シリカ)を有効に除去することができる。
As described above, the mixed water of methanol and enzyme-containing water is circulated through the first circulation route R1 including the mixed
上記第1循環ルートR1を循環して空気及び鉱物(例えば、シリカ)を除去した混合水は、第1循環ルートR1の管路L4から直線状に延びた管路L6を通じて混合油水タンク5に供給され、原料油及び界面活性剤と共に混合される。原料油(例えば、軽油)を原料油タンク6に貯留し、この原料油タンク6からポンプPにより管路L7を通じて混合油水タンク5に供給する。また界面活性剤は、界面活性剤タンク7からポンプPにより管路L8を通じて混合油水タンク5に供給する。この場合、混合油水タンク5で混合される酵素入り水と油(軽油)との配合比率は、容積比で2:8とされる。
The mixed water from which air and minerals (for example, silica) have been removed by circulating through the first circulation route R1 is supplied to the mixed oil / water tank 5 through the pipeline L6 extending linearly from the pipeline L4 of the first circulation route R1. And mixed with the feedstock and surfactant. Raw material oil (for example, light oil) is stored in the raw
こうして混合油水タンク5に供給した混合水と油と界面活性剤との混合油水を、図示のように混合油水タンク5と脱気手段13とミキサー14とをつなぐ管路L9,L10により形成される第2循環ルートR2を図中の矢印方向に所要時間(例えば10分間)循環させることによって、混合油水中の空気を除去すると共に、混合水と原料油と界面活性剤とを更に撹拌・混合する。この場合、第2循環ルートR2には温度調整手段18として温度調整ヒーターを介在させる。界面活性剤としては、例えばソルビタンモノオレートを使用する。ここでも、脱気手段13は真空ポンプからなり、ミキサー11はラインミキサーからなる。
The mixed oil of the mixed water, the oil and the surfactant thus supplied to the mixed oil / water tank 5 is formed by pipes L9 and L10 connecting the mixed oil / water tank 5, the deaeration means 13 and the
ここでより詳しく説明すると、混合油水タンク5には、先ず、第1循環ルートR1にてメタノールと酵素入り水の混合水とを撹拌させるのと略同タイミングで、原料油タンク6からの油(軽油)と界面活性剤タンク7からの界面活性剤とを略々同時に混入させ、第2循環ルートR2にて、その油(軽油)と界面活性剤を上記第1循環ルートR1と同じ所要時間(例えば10分間)循環させる。これにより、温度調整手段18にて混合油の温度を一定(例えば約40℃)に保つことができ、水と油の混合をより容易にすることができる。そして、その後、混合油水タンク5に、上記混合水を供給し、さらに、所要時間(例えば、10分間)、その混合水と油(軽油)と界面活性剤との混合油水を、タンク4と脱気手段13とミキサー14と温度調整手段18とからなる第2循環ルートR2にて循環させる。これにより、この混合油水を十分に撹拌混合できると共に、混合油水中の空気成分を徹底的に除去することができる。
More specifically, the mixed oil / water tank 5 is first supplied with oil (from the raw material oil tank 6) at approximately the same timing as when the mixed water of methanol and enzyme-containing water is stirred in the first circulation route R1. Gas oil) and the surfactant from the
こうして、第2循環ルートR2を所要時間循環した混合油水は、管路L11を通って油水静置タンク8に導入させて、このタンク8内で所要時間(例えば24時間)静置させることによって、タンク8内上側の透明層部Mと、その下側に沈降した油分を含む乳白層部Nとに分離させる。これにより、タンク8内上側の透明層部Mは、管路L12を通じてポンプPにより製品(燃料油)タンク9へ供給するが、この管路L12の途中に設けてあるフィルター15で濾過することによって塵等の不純物を除去する。
Thus, the mixed oil water circulated through the second circulation route R2 for a required time is introduced into the oil / water
一方、油水静置タンク8の下部に沈降した油分を含む乳白層部Nは、図示のように、管路L13を通じてポンプPにより遠心分離機16へ導入し、この遠心分離機16にかけることによって、更に透明液と乳白液とに分離させ、その透明液を管路L14から管路L12へ送り込んでフィルター15を介して製品タンク9へ供給し、製品(燃料油)として取り出し、透明液と分離された残渣は、管路L15によって排出場所へ送るようにする。この残渣は水タンク1にて使用することができる。
On the other hand, the milky white layer portion N containing the oil settled in the lower part of the oil / water
以上説明した製造方法によれば、原料油への水の分散混合が容易となり、1年程度にわたって水の分離が少ない、非常に安定し、且つ、透明度の高い高品質の燃料油を生成することができる。即ち、高品質の燃料油とは、例えば、油と混合水との比率が容量比で8:2、混合率10%、また油と混合水との比率が容量比で7:3、混合率15%で、NOx、SOxといった酸化物の排出の少ないクリーン油を言う。 According to the production method described above, it is easy to disperse and mix water into the raw material oil, and to produce a highly stable and highly transparent fuel oil with little water separation for about one year. Can do. That is, high-quality fuel oil is, for example, a ratio of oil to mixed water of 8: 2 by volume ratio, a mixing ratio of 10%, and a ratio of oil to mixed water of 7: 3 by volume ratio, mixing ratio. 15% clean oil that emits less oxides such as NOx and SOx.
また、この製造方法により製造される燃料油は、透過性のある液体で、完全燃焼するから、燃料効率を高めることができる。 Further, the fuel oil produced by this production method is a permeable liquid and burns completely, so that the fuel efficiency can be improved.
また、本発明の方法では、石油系液体燃料以外の例えばバイオマス燃料等を使用することができる。 In the method of the present invention, for example, biomass fuel other than petroleum-based liquid fuel can be used.
1 水タンク
2 メタノールタンク
3 水メタノールタンク
4 混合水タンク
5 混合油水タンク
7 界面活性剤タンク
8 油水静置タンク
9 製品タンク
10,13 脱気手段(真空ポンプ)
11,14 ミキサー(ラインミキサー)
12 鉱物除去手段(電磁活水器)
18 温度調整手段(温度調整ヒータ)
R1 第1循環ルート
R2 第2循環ルート
M 透明層部
N 乳白層部
1
11,14 mixer (line mixer)
12 Mineral removal means (electromagnetic water heater)
18 Temperature adjustment means (temperature adjustment heater)
R1 1st circulation route R2 2nd circulation route M Transparent layer part N Milky white layer part
Claims (9)
原料油と、界面活性剤との混合油を、混合油水タンクと脱気手段とミキサーと温度調整手段で形成される第2循環ルートにて所要時間循環させた後、前記第1工程にて循環させた酵素入り水と、前記循環させた混合油との混合油水を前記第2循環ルートにてさらに所要時間循環させる第2工程と、
前記第2工程にて循環させた混合油水を油水静置タンク内で所要時間静置させることによって、タンク内上側の透明層部と下側に沈降した油分を含む乳白層部とに分離させ、その透明層部を燃料油として取り出す第3工程とを含むことを特徴とする燃料油の製造方法。 After mixing and aeration with an enzyme in water, the first step of circulating the enzyme-containing water for a required time through a first circulation route formed by the enzyme-containing water tank, the deaeration means, the mineral removal means, and the mixer When,
The mixed oil of the raw material oil and the surfactant is circulated for the required time in the second circulation route formed by the mixed oil water tank, the deaeration means, the mixer and the temperature adjustment means, and then circulated in the first step. A second step of circulating a mixed oil water of the enzyme-containing water and the circulated mixed oil for a further required time in the second circulation route;
The mixed oil water circulated in the second step is allowed to stand for a required time in an oil water static tank, thereby separating the transparent layer part on the upper side of the tank and the milky white part containing the oil that has settled on the lower side, And a third step of taking out the transparent layer portion as fuel oil.
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Cited By (1)
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JP2016216697A (en) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | 株式会社京浜プランテック | Production method of water-added fuel oil, and water-added fuel oil |
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2011
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