JP2013117885A - 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つのタッチ面を用いて多様なジェスチャーによる入力操作を行い得る、情報処理プログラム、その装置、そのシステム及びその方法を提供する。
【解決手段】第1タッチ操作検出部,第2タッチ操作検出部は、第1のタッチ面,第2のタッチ面に対する第1のタッチ操作,第2のタッチ操作をそれぞれ検出する。コンピュータ(21)を、第1処理手段と第2処理手段とモード選択手段として機能させる。第1処理手段は、第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する(S16,S22)。第2処理手段は、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作に基づいて、第2の処理を実行する(S30)。モード選択手段は、第1のタッチ操作に基づいて第1の処理が実行される第1モードと、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とに基づいて第2の処理が実行される第2モードの何れかを選択する(S15)。
【選択図】図4

Description

この発明は、情報処理プログラム,情報処理装置,情報処理システム及び情報処理方法に関し、特に例えば複数のタッチパネル,タッチパッド等のポインティングデバイスに対する入力に応じた処理を実行するための情報処理プログラム,情報処理装置,情報処理システム及び情報処理方法に関する。
タッチパネルやタッチパッド等を搭載した情報処理装置が広く普及している。このような情報処理装置としては、例えば、携帯電話,携帯ゲーム機,PDA(Personal Digital Assistant)等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
2010−170479号公報[G06F3/048]
特許文献1は、ポインティングデバイスへの入力が継続して行われているときの検出座標の変化量に基づいて所定の動作を行う情報処理技術を開示している。
この発明の主たる目的は、タッチパネルやタッチパッド等のポインティングデバイスを用いて直観的な操作による入力を行う場合に、多様な入力操作を可能にした、情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法を提供することである。
第1の発明は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部(実施例との対応関係を示せば14a,S12〜S14,S17)と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部(14b,S19〜S21,S23)に接続された情報処理装置(10,30)のコンピュータ(21)で実行される情報処理プログラムであって、コンピュータを、第1処理手段と第2処理手段とモード選択手段として機能させる。
第1処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する(S16,S22)。第2処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、第1の処理とは異なる第2の処理を実行する(S30)。モード選択手段(S4,S6,S15)は、第1処理手段により第1のタッチ操作に基づいて第1の処理(S16,S22)が実行される第1モード(S4,S12〜S16、又はS6,S19〜S22)と、第2処理手段により第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とに基づいて第2の処理(S35,S37,S39,S41,S43等)が実行される第2モード(S15,S25〜S27,S30)のいずれかを選択する。
第1の発明によれば、タッチパネルやタッチパッド等のポインティングデバイスを用いて直観的な操作による入力を行う場合に、2つのタッチ面に対して多様な入力操作を行うことができる、情報処理プログラムが得られる。
第2の発明では、第1の発明において、モード選択手段は第2タッチ操作検出部による検出結果に基づいて、第1モードと第2モードのいずれかを選択する。
第3の発明では、第2の発明において、モード選択手段は、第1タッチ操作検出部により第1のタッチ操作が検出されている場合に、第2タッチ操作検出部による検出結果に基づいて、第1モードと第2モードのいずれかを選択する。
第4の発明では、第3の発明において、モード選択手段は、第1タッチ操作検出部により第1のタッチ操作が検出され、かつ、第2タッチ操作検出部により第2のタッチ操作が検出されている場合に、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作の少なくともいずれかが所定の操作であるとき、第2モードを選択する。
第5の発明では、第1ないし第4の発明において、第2のタッチ面が第1のタッチ面の裏側に配置される。
第2処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、第2の処理を実行する。
第6の発明では、第1ないし第5の発明において、第1処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、表示部に表示された表示対象に対する所定の処理を実行する。第2処理手段は、表示部に表示された表示対象を切り替える処理を実行する(S43)。
第7の発明では、第1ないし第5の発明において、第2処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、情報処理装置に対する操作の制限またはその解除の処理を実行する(S39,S41)。
第8の発明は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータで実行される情報処理プログラムであって、コンピュータを処理手段として機能させる。
処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に(S38,S40、S64,S65,S73、S91,S92,S94)、所定の処理を実行する(S39,S41、S74〜S78)。
第8の発明によれば、互いに逆方向のスライド操作であることを判定でき、ジェスチャーによる入力操作の多種類化を図れる。
第9の発明では、第5または第8の発明において、コンピュータを角度算出手段(S91)としてさらに機能させる。
角度算出手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作が示す第1の操作方向と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作が示す第2の操作方向とがなす角を示す角度を算出する。処理手段は、角度算出手段により算出された角度が所定の角度よりも小さい場合に、所定の処理を実行する。
第10の発明では、第5または第8の発明において、コンピュータを差分算出手段(S64)としてさらに機能させる。
差分算出手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に対応する第1のタッチ位置と第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作に対応する第2のタッチ位置との間の第1の時点における第1の距離と、第1の時点以降の第2の時点における第1のタッチ位置と第2のタッチ位置との間の第2の距離とを算出して、第1の距離と第2の距離との差分を算出する(S64)。処理手段は、差分算出手段により算出された差分が所定の条件を満たす場合に(S65,S73)、所定の処理を実行する。
第11の発明では、第10の発明において、処理手段は、差分算出手段により算出された差分の絶対値が所定値を超えた場合に(S65,S73)、所定の処理を実行する。
第12の発明では、第5または第8の発明において、処理手段は、第1タッチ面と第2タッチ面に垂直な方向から見たときの特定の領域内における第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する。
第13の発明は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータで実行される情報処理プログラムであって、コンピュータを処理手段として機能させる。
処理手段は、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する。
第14の発明では、第8の発明において、処理手段は、第1タッチ操作検出部による第1のタッチ操作が検出され、かつ第2タッチ操作検出部による第2のタッチ操作が検出されている場合に、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作であるとき、所定の処理を実行する。
第15の発明では、第8ないし第14の発明において、処理手段は、表示部に表示された表示対象を切り替える処理を実行する。
第16の発明では、第8ないし第14の発明において、処理手段は、情報処理装置に対する操作の制限またはその解除の処理を実行する。
第17の発明では、第8ないし第16の発明において、処理手段は、第1タッチ面と第2タッチ面に垂直な方向から見たときの第1のタッチ操作および第2のタッチ操作の操作方向が所定の条件を満たす場合に、所定の処理を実行する。
第18の発明では、第1ないし第17の発明において、第1のタッチ面および第2のタッチ面は、これらに対して垂直な方向から見たときに少なくとも一部が重なるように配置される。
第19の発明では、第1ないし第18の発明において、第1のタッチ面と第2のタッチ面は、片手で略同時に接触可能なように配置される。
第20の発明は、第1タッチ操作検出部と、第2タッチ操作検出部と、第1処理手段と、第2処理手段と、モード選択手段を備えた情報処理装置である。
第1タッチ操作検出部は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する。第2タッチ操作検出部は、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する。第1処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する。第2処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、第1の処理とは異なる第2の処理を実行する。モード選択手段は、第1処理手段により第1のタッチ操作に基づいて第1の処理が実行される第1モードと、第2処理手段により第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とに基づいて第2の処理が実行される第2モードのいずれかを選択する。
第21の発明は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータによって実行される情報処理方法であって、第1処理ステップと、第2処理ステップと、モード選択ステップとからなる。
第1処理ステップは、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する。第2処理ステップは、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、第1の処理とは異なる第2の処理を実行する。モード選択ステップは、第1処理手段により第1のタッチ操作に基づいて第1の処理が実行される第1モードと、第2処理手段により第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とに基づいて第2の処理が実行される第2モードのいずれかを選択する。
第22の発明は、第1タッチ操作検出部と第2タッチ操作検出部とを含む情報処理システムであって、第1処理手段と第2処理手段とモード選択手段とを備える。
第1タッチ操作検出部は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する。第2タッチ操作検出部は、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する。
第1処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する。第2処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、第1の処理とは異なる第2の処理を実行する。モード選択手段は、第1処理手段により第1のタッチ操作に基づいて第1の処理が実行される第1モードと、第2処理手段により第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とに基づいて第2の処理が実行される第2モードのいずれかを選択する。
第23の発明は、第1タッチ操作検出部と、第2タッチ操作検出部と、処理手段とを備えた情報処理装置である。
第1タッチ操作検出部は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する。第2タッチ操作検出部は、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する。処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する。
第24の発明は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータによって実行される情報処理方法であって、処理ステップからなる。
処理ステップは、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する。
第25の発明は、第1タッチ操作検出部と、第2タッチ操作検出部とを含む情報処理システムであって、処理手段を備える。
第1タッチ操作検出部は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する。第2タッチ操作検出部は、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する。
処理手段は、第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する。
第26の発明は、第1タッチ操作検出部と、第2タッチ操作検出部と、処理手段を備えた情報処理装置である。
第1タッチ操作検出部は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する。第2タッチ操作検出部は、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する。処理手段は、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する。
第27の発明は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータによって実行される情報処理方法であって、処理ステップからなる。
処理ステップは、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する。
第28の発明は、第1タッチ操作検出部と、第2タッチ操作検出部とを含む情報処理システムであって、処理手段を備える。
第1タッチ操作検出部は、第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する。第2タッチ操作検出部は、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する。
処理手段は、第1のタッチ操作および第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する。
この発明によれば、タッチパネルやタッチパッド等を用いて直観的な操作による入力を行う場合に、多様な入力を可能にした、情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法が得られる。
この発明の一実施例の情報処理装置の外観図である。 この発明の一実施例の情報処理装置のブロック図である。 この発明の一実施例の操作(ジェスチャー)例を示した図である。 この発明の一実施例の情報処理装置のメインルーチンのフローチャートである。 この発明の一実施例の情報処理装置のサブルーチンのフローチャートである。 この発明の他の実施例の情報処理装置の外観図である。 この発明の他の実施例の操作(ジェスチャー)例を示した図である。 この発明の他の実施例のフローチャートである。 ジェスチャーによる入力操作の検出・判断処理の変形例(角度算出処理)を示すフローチャートである。 この発明のその他の実施例の情報処理装置の操作(ジェスチャー)例を示した図である。 この発明のその他の実施例の情報処理装置のサブルーチンのフローチャートである。 この発明のその他の実施例の情報処理システムのブロック図である。 この発明のさらに他の実施例であって、本発明を電子書籍に応用した場合の画面表示例を示す。 この発明のさらに他の実施例であって、電子書籍に応用した場合のフローチャートである。
(実施例1)
図1を参照して、この発明の一実施例の情報処理装置10は、携帯情報端末装置の例であって、ハウジング本体11を含む。ハウジング本体11は、ハウジング11aとハウジング11bを折畳み自在に構成される。両ハウジング11a,11bの折畳み構造としては、長辺の一辺近傍を中心として回動自在に支持することにより、内側に折畳み自在又は外側に折畳み自在に構成される。
ここで、内側に折畳み自在な構成は、閉じた状態から180度の範囲で回転可能であって、後述の第1の表示部13aと第2の表示部13bを向い合せるように折畳む構造である。外側に折畳み自在な構成は、閉じた状態から360度回転可能であって、360度回転させたときに、表示部13aと13bが表裏(又は前面と背面)となるように折畳む構造である。その他の折畳み構造として、閉じた状態のときにハウジング11a,11bのそれぞれの裏面(表示部13a,13bの装着されていない面)を対向させ、約180度回転させて開いた状態のときに表示部13a,13bを見開きで見えるようにしてもよい。
ハウジング11aには、一方主面(図示の表面)に大きな開口部12aが形成され、開口部12aを介して外部から視認できるように第1の表示部13aが収納される。第1の表示部13aの上面には、ポインティングデバイス(座標入力部)の一例の第1のタッチパネル14aが貼り付けられる(または装着される)。同様に、ハウジング11bには、一方主面(図示の表面)に大きな開口部12bが形成され、開口部12bを介して外部から視認できるように第2の表示部13bが収納される。第2の表示部13bの上面には、第2のタッチパネル14bが貼り付けられる。この表示部13aとタッチパネル14aによって第1のタッチスクリーンが構成され、表示部13bとタッチパネル14bによって第2のタッチスクリーンが構成される。これによって、実施例1では、タッチパネル14aとタッチパネル14bが左右に近接して配置されることにより、見開き状態とされる。この場合、人差し指と中指、すなわち片手でタッチパネル14aとタッチパネル14bを略同時に操作を行うことができる。
ここで、表示部13aおよび表示部13bは、例えば液晶表示部等が用いられる。タッチパネル14a及びタッチパネル14bは、透明なタッチパネル(又はタッチパッド)であって、静電容量式,抵抗膜式,電磁誘導式,マトリクス式,赤外線式,表面弾性波式等の何れであってもよい。
ここで、実施例1では、座標の検出と検出された座標に基づくタッチ操作の検出処理を簡単にするために、タッチパネル14aとタッチパネル14bの平面形状が略同じで、それぞれが完全に重なるように配置され、座標系の設定も同じように選ばれる。この場合の座標系は、例えばタッチパネル14aと14bのそれぞれの左下の角を原点とする。
なお、変形例として、タッチパネル14aと14bの大きさが異なり、座標系が一部で重なるように設定してもよい。
また、ハウジング11aの開口部12aの下方には、操作部15の一例の複数の操作スイッチ(または操作キー)15a,15b,15cが装着される。これらの操作スイッチ15a〜15cは、タッチパネル14a,14bに表示されるアイコン以外の機能を入力するために用いられる。例えば、長押しすることによって、電源をオンまたはオフする電源スイッチ、カーソルの移動等を指示するキー等である。さらに、ハウジング11a,11bの何れかには、折畳み検出部(図2の25)が内蔵される。
図2において、情報処理装置10は、CPU等の情報処理部(コンピュータ)21を含み、ハウジング11a,11bの何れかに収納される。情報処理部21には、第1の表示部13a,第2の表示部13b,第1のタッチパネル14a及び第2のタッチパネル14bが接続される。また、情報処理部21には、データバス及びアドレスバスを介して記憶部22が接続される。
記憶部22は、例えばRAM,フラッシュメモリ又はハードディスク等の書込み読出し可能な記憶媒体が用いられ、複数の記憶領域22a〜22eを含む。具体的には、記憶領域22aは、複数のレジスタ(例えばR1〜R13)を含むレジスタ領域であって、指又はスタイラスペン等でタッチパネル14a及び/又はタッチパネル14bの表面を接触したときのそれぞれのX座標及びY座標につき、現時点(R1〜R4),タッチオン時(R5〜R8)及びタッチオフ時(R9〜R12)のそれぞれのX座標データ(Xa1〜Xa3,Xb1〜Xb3)とY座標データ(Ya1〜Ya3,Yb1〜Yb3)をストアするために用いられる。また、レジスタ領域の一部がフラグとして用いられる(R13)。必要に応じて、レジスタR14,R15が追加され、後述の実施例6(図14)で用いられる。
記憶領域22bは、ワーキングRAM領域であって、各種処理を行うときのデータの一時記憶用に用いられる。記憶領域22cは、第1の表示部13aに表示すべき画像データを記憶する第1の表示用データ記憶領域として用いられる。記憶領域22dは、第2の表示部13bに表示すべき画像データを記憶する第2の表示用データ記憶領域として用いられる。記憶領域22eは、各種プログラムを記憶するプログラム記憶領域として用いられる。記憶領域22eは、ROM等の読出専用メモリで構成するか、CD−ROM又はDVD等の光学式記録媒体に記憶させていたプログラムをRAM又はハードディスク等にインストールして用いてもよい。
さらに、情報処理部21には、操作部15,無線通信部23,及び音声入出力部24が接続される。無線通信部23は、他の情報処理装置(例えば本実施例のような携帯型の情報処理装置,据置型のテレビゲーム機又はパーソナルコンピュータ等)との間で、データを送受信するために用いられる。音声入出力部24は、情報処理部21への入力を音声で指示し、又は情報処理部21による処理結果を音声で出力するために用いられる。また、情報処理部21には、折畳み検出部25が接続される。折畳み検出部25は、情報処理装置10の表示部13a,13bおよびタッチパネル14a,14bを見開き状態ではなく、外側に折畳んだ状態で使用していること(後述の図6のように13a,14aを表面、13b,14bを背面として使用する場合)を検出するのに用いられる。
実施例1の情報処理装置10は、表示部13aと表示部13bを左右見開きに配置した場合において、通常の使用状態におけるモードとは別に、通常の使用目的では使用しないような稀な操作をあえて要求することによって、特殊なモードによる入力が可能である。この実施例1では、タッチパネル14a,14bのうちの1つだけを操作して通常の(又は一般的な)を行う場合を「第1のモード」といい、タッチパネル14aと14bの両方を略同時に操作して特殊な処理を行う場合を「第2のモード」という。
まず、第1のモード(通常のモード)の概要を説明する。情報処理装置10がアプリケーションの本来の使用目的に応じて頻繁に行われる処理(第1の処理)として、通常のモードを行う場合、使用者はタッチパネル14a,14bの一方を操作して、タップ操作,フリック操作,ドラッグ操作等の操作を行う。ここで、「タップ操作」は、例えば、所定の機能が定義付けされた1つ又は複数のアイコンを表示部13a及び/又は13bに表示させた状態において、対応するタッチパネル14a又は14bをタッチして、タッチ位置を略変化させずにタッチオフすることにより、当該アイコンを選択する操作である。「フリック操作」は、例えば、画像やテキスト等のコンテンツの一部が表示部13a及び/又は13bに表示されている状態において、タッチパネル14a又はタッチパネル14bをタッチして、当該タッチを維持したまま所定の時間内にタッチ位置を変化させてからタッチオフすることにより、画面のスクロールが行われる操作である。「スライド操作」は、例えば、キャラクタが表示部13a及び/又は13bに表示されている状態において、キャラクタをタッチして、当該タッチを維持したままタッチ位置を変化させることにより、キャラクタを移動させたり、コンテンツの一部が表示部13a,13bに表示されている状態において、タッチパネル14a又はタッチパネル14bをタッチして、当該タッチを維持したままタッチ位置を変化させることにより、画面のスクロールが行われる操作である。
一方、実施例1では、第2のモードを選択するために、第1のモードでは使用しないような稀な操作方法をあえて要求するものである。タッチパネル14a,14bの両方を同時に操作して入力することによって、第2のモードが選択される(後述の図4のステップS15)。すなわち、タッチパネル14a,14bのいずれか一方が操作されている状態で、他方が操作された場合に第2のモードが選択される。第2のモードの場合は、タッチパネル14a,14bへの入力に応じたジェスチャーの種類によって、予め定義付けされた特定の処理(図4のステップS30、具体的には図5のステップS35,S37,S39,S41,S43)を、第2の処理として実行する。
図3を参照して、実施例1の「第2のモード」における操作(又はジェスチャー)例とその定義付けの概要を説明する。第2のモードでは、図3に示すように、(a)アプリケーションの起動,(b)アプリケーションの終了,(c)デバイスのロック,(d)デバイスのアンロック(ロック解除)の4種類のジェスチャーによる入力を行うことができる。
具体的には、図3(a)は、使用者が片手の指2本(例えば、人差し指と中指)をV字形(じゃんけんの「チョキ」の形)にして、一方の指(人差し指)をタッチパネル14aの上に載せかつ他方の指(中指)をタッチパネル14bの上に載せて、滑らせる(又は表面をなぞる)ようにしながら、下向きに閾値(n)を超えて移動させるジェスチャーである。この操作例は、2本の指を同方向に移動させるものである。このような操作が、「アプリケーションの起動」の指示と定義される。例えば、アプリケーションに対応したアイコンが表示部13aに表示されている状態において、アイコンを選択した後に、上記操作が行われると、アイコンに対応したアプリケーションが起動する。
図3(b)は、指の形と指の動かし方が図3(a)と同様で、2本の指を滑らせるようにしながら、移動方向を上向き(図3(a)と逆方向)にして閾値(n)を超えて移動させるジェスチャーである。このような操作が、「アプリケーションの終了」の指示と定義される。例えば、アプリケーションが起動されて、当該アプリケーションの内容が表示部13,13bに表示されている状態において、上記操作が行われると、当該アプリケーションが終了する。
図3(c)は、指の形がV字形で、一方の指(親指)を上向きにかつ他方の指(人差し指)を下向きに滑らせるようにしながら、少なくとも一方の指が閾値(n)を超えて移動される、ジェスチャーである。すなわち、この操作例は、一方の指(親指)と他方の指(人差し指)の接触位置を逆方向に移動させるものである。図3(c)のような操作が、情報処理装置10の操作の制限の一例として、「デバイスのロック」の指示と定義される。例えば、アプリケーションに対する操作などを受け付け可能な状態で、上記操作が行われると、受け付け不可能な状態(後述のデバイスのアンロック以外の操作を受け付けない状態)になる。
図3(d)は、指の形がV字形で、一方の指(親指)を下向きにかつ他方の指(人差し指)を上向きに滑らせるようにしながら、少なくとも一方の指が閾値を超えて移動される、ジェスチャーである。この操作例は、一方の指と他方の指を図3(c)の操作例とは逆方向に移動させるものである。図3(d)のような操作があったときは、情報処理装置10の操作の制限解除の一例として、「デバイスのアンロック(ロック解除)」の指示と定義される。例えば、アプリケーションに対する操作などを受け付け不可能な状態で、上記操作が行われると、受け付け可能な状態になる。
図3(a)〜図3(d)のジェスチャーによる操作例とそれに対する定義付けは一例であって、その他のジェスチャーでも良い。また、定義付けは、必要とする入力指示との関係で適宜異なるよう定めてもよい。
例えば、使用者が2本の指(人差し指と中指)を小さな角度でV字形にして、図3(a)のようにタッチオンした後、2本の指で閾値を超えて外へ広げるようにジェスチャーしてもよい。また、2本の指(人差し指と中指)を大きな角度でV字形にしてタッチオンさせた後、2本の指の間隔を狭くするように内側へ閾値を超えて移動させるようにジェスチャーしてもよい。その場合の定義付けは、前者を「アプリケーションの切換え」、後者を「アプリケーション内のページの切換え」と定めてもよい。
また、図3(a)〜図3(d)のジェスチャーによる操作例において、2本の指をタッチパネル14a,14bに載せ、一方の指だけを所定の移動量(閾値)以上移動させ、他方の指が閾値以下の移動量の場合であっても、同様に定義付けしてもよい。換言すれば、タッチ操作が略同時に行われかつ一方の指だけが閾値を超えて移動された場合も、上述のようなジェスチャーがあったものと判断してもよい。
次に、図1〜図3を参照して、図4及び図5のフローチャートに沿って、この発明の一実施例の操作例と動作を説明する。
(第1のモードの処理)
まず、第1のタッチパネル14aのみを操作して、所定のジェスチャーによって通常の処理を行う「第1のモード」を説明する。情報処理装置10の電源スイッチがオンされると、情報処理部21はプログラム記憶領域22eに記憶されている各種プログラムに基づいて以下の処理を開始する。すなわち、ステップ(フローチャートでは「S」と略記する)S1において、記憶領域22a〜22dが初期化(クリア)される。ステップS2において、初期画面の表示処理が行われる。この初期画面の表示処理は、プログラム記憶領域22eに記憶されているアプリケーションプログラムによって異なるが、例えば初期画面に表示すべきメニュー,アイコン等の画像又はテキスト等の表示データを記憶領域22c,22dに書込む処理である。記憶領域22c,22dに書込まれた各表示データは、対応する表示部13a,13bに表示される。
そして、ステップS3において、操作部15のうち何れかに対するキー入力があるか否かが判断される。キー入力がなければ、ステップS4においてタッチパネル14aに対して指の接触があるか否かが判断される。指の接触がなければ、ステップS5において、タッチパネル14aがタッチオフされたか否かが判断される。この判断では、後述のステップS14においてタッチオン座標がストアされた(タッチ維持のあった)後に、ステップS4においてタッチパネル14aに対する指の接触が解除されたとき、タッチオフされたものと判断する。ステップS6において、タッチパネル14bに対して指の接触があるか否かが判断される。指の接触がなければ、ステップS7においてタッチパネル14bがタッチオフされたか否かが判断される。何れの入力もなければ、ステップS11を経てステップS3へ戻り、何れかの入力があるのを待機する。すなわち、キー操作がなく、タッチパネル14a,14bへの接触がなく、タッチパネル14a,14bのタッチオフ直後でない場合には、キー操作やタッチパネル14a,14bへの接触があるまで待機し続ける。
何れかの入力があったとき、例えば操作部15に含まれる操作キー15a〜15cの何れかが押圧されたときは、ステップS3においてそのことが判断される。ステップS8において、操作キーに対応する機能の処理が行われる。ステップS9において、折畳み検出部25の出力に基づいて、ハウジング11a,11bが折畳み状態か、それとも折畳み状態でないか(すなわち、表示部13a,13bが見開き状態であるか)が判断される。見開き状態のときは、ステップS10において、見開き状態を記憶するフラグ(レジスタR13の何れか1ビット)に「1」が書込まれる。このとき、折畳み状態フラグに「1」が書込まれている場合には、折畳み状態フラグに「0」が書込まれる。ステップS11において、電源スイッチがオフでないことが判断されて、ステップS3へ戻り、何れかの入力があるのを待つ。
ステップS3〜S7の入力待ち状態において、タッチパネル14aへの接触があると、ステップS4においてそのことが判断される。ステップS12において、指がタッチパネル14aに接触している現時点の座標データ(Xa1,Ya1)がレジスタR1,R2にストアされる(Xa1→R1,Ya1→R2)。ステップS13において、タッチパネル14aへのタッチオンの開始か否かが判断される。これは、タッチパネル14aのタッチオン座標を一時記憶するレジスタ(R5,R6)の何れもゼロ(Xa2=Ya2=0)のとき、タッチオンの開始と判断される。タッチオンが検出されると、レジスタR1,R2にストアされている現時点の座標データ(Xa1,Ya1)がレジスタR5,R6に書込まれて(Xa1→R5,Ya1→R6)、タッチオン開始時の座標データ(Xa2,Ya2)としてストアされる。
その後、又はステップS13において、タッチオン開始でないことが判断されると、ステップS15へ進む。ステップS15において、タッチパネル14bも同時に接触されていないことが判断されると、ステップS16において、タッチパネル14aの単独の操作に基づく第1のモードの処理として、タッチ維持状態の処理(表示対象に対する所定の処理、例えば画面のスクロール,カーソルの移動等の処理)が行われる。そして、ステップS9〜S11を経て、ステップS3〜S7の入力待ち状態へ戻る。
このとき、使用者がタッチパネル14aに接触する操作を継続している限り、短い一定周期で、ステップS3,S4,S12〜S16,S9〜S11が繰り返されることにより、現時点における接触位置に対応する座標データがレジスタR1,R2に更新的にストアされることになる。
使用者がタッチパネル14aへの指の接触を解除したとき、上述のステップS5において、タッチオフが検出される。ステップS17において、レジスタR1,R2にストアされている現時点の座標データ(Xa1,Ya1)がレジスタR9,R10に書込まれて(Xa1→R9,Ya1→R10)、タッチオフ座標(Xa3,Ya3)としてストアされる。ステップS18において、タッチパネル14aの単独の操作に応じて、タッチオフ時の処理(例えば、カーソルの移動停止,メニュー選択やアイコン選択の確定処理等)が行われる。また、一定時間後にタッチオンレジスタ及びタッチオフレジスタ(R5〜R8,R9〜R12)がクリアされる。その後、ステップS6において、タッチパネル14bに対して指が接触していないことが判断されて、ステップS7,S11,S3〜S6の入力待ち状態へ戻る。
一方、使用者が指をタッチパネル14bに接触させた場合は、タッチパネル14bの操作(又は入力)に基づく通常(第1のモード)の処理が行われる。すなわち、ステップS3〜S7の入力待ち状態のとき、ステップS6においてタッチパネル14bに対して指の接触のあったことが判断されて、ステップS19〜S22の処理が行われる。ステップS19〜S22の処理は、タッチパネル14bの現時点の座標データ(Xb1,Yb1)が対応するレジスタR3,R4に書込まれる(Xb1→R3,Yb1→R4)点、タッチオンの開始が検出されたときに現時点の座標データ(Xb1,Yb1)がレジスタR7,R8に書込まれて(Xb1→R7,Yb1→R8)、タッチオン座標(Xb2,Yb2)としてストアされる点を除いて、ステップS12〜S14と同様である。その後、ステップS22において、ステップS16と同様にして、タッチパネル14bの単独の操作に基づく第1のモードの処理(例えば通常のタッチ入力のあった場合の処理)が行われる。
また、使用者がタッチパネル14bから指を離してタッチオフ(指の接触を解除)した場合は、ステップS7においてそのことが判断されて、ステップS23,S24においてタッチパネル14bのタッチオフの処理が行われる。ステップS23,S24の処理は、タッチパネル14bのタッチオフが検出されると、現時点における座標データ(Xb1,Yb1)を対応するレジスタR11,R12に書込むことにより(Xb1→R11,Yb1→R12)、タッチオフ座標データ(Xb3,Yb3)としてストアさせる点を除いて、タッチパネル14aのタッチオフ時のステップS17,S18の処理と同様である。
上述のように、タッチパネル14a又は14bが単独で操作された場合は、第1のモードとして、通常の処理が行われる。
(第2のモードの処理)
第2のモードでは、タッチパネル14a,14bを略同時に使用するジェスチャーとして、使用者が図3の(a)〜(d)の何れかに示すような2本の指でタッチパネル14a,14bに略同時に接触する。これら操作に応じて、ステップS25〜S27及びS30の処理が実行される。ステップS30の詳細は、図5のサブルーチンに示すような、タッチパネル14a,14bの同時操作に基づく特殊なモードによって実現される。
これによって、通常のモードにおいて、誤操作による使用者の意思に反する動作を防止している。
例えば、図3(a)を参照して、「アプリケーションの起動」を指示する場合は、使用者が人差し指と中指の2本の指を用いてV字形とし、一方の指の先端でタッチパネル14aを押しかつ他方の指の先端でタッチパネル14bを押した状態から、両指を下向きに閾値(n)を超えて移動させるように操作する。言い換えると、使用者は、2点鎖線に示す位置でタッチオンを開始し、実線に示す位置の方向へ指を移動する。
この操作状態において、タッチパネル14aの入力に基づく処理が、ステップS4,S12〜S14において行われることにより、タッチパネル14aの現時点の座標データがレジスタR1,R2に書込まれる(Xa1→R1,Ya1→R2)とともに、タッチオンを開始したときの現時点の座標データがレジスタR5,R6に書込まれて(Xa1→R5,Ya1→R6)、タッチオン座標(Xa2,Ya2)としてストアされる。ステップS15において、タッチパネル14bに対しても指の接触のあったことが判断されると、第2のモードであることが判別されて、以下のステップS25〜S27及びS30を処理するために、「第2のモード」の処理が選択される。
すなわち、ステップS25において、タッチパネル14bの現時点の座標データ(Xb1,Yb1)がレジスタR3,R4にストアされる。また、ステップS26において、タッチパネル14bのタッチオンの開始か否かが判断される。この判断は、レジスタR7,R8にストアされている座標データがオールゼロ(Xb2=Yb2=0)のとき、タッチオンであることを検出する。タッチオンが検出されると、ステップS27において、タッチパネル14bの現時点の座標データ(Xb1,Yb1)がレジスタR7,R8に書込まれて(Xb1→R7,Yb1→R8)、タッチオン座標(Xb2,Yb2)としてストアされる。ステップS30において、タッチパネル14aと14bの同時操作に基づく第2のモードのサブルーチン(図5)の処理が実行される。
図5を参照して、ステップS31において、見開き状態フラグが「1」であることが判断された後、ステップS32において、タッチパネル14a上の一方の指が閾値(n)を超えて移動され、かつタッチパネル14b上の他方の指が閾値(n)を超えて移動されたか否かが判断される。この処理は、レジスタR1,R2にストアされているタッチパネル14aの現時点の座標データ(Xa1,Ya1)と、レジスタR5,R6にストアされているタッチオン時の座標データ(Xa2,Ya2)とを比較し、一方の指の移動量(Xa1−Xa2,Ya1−Ya2)を求めると同時に、レジスタR3,R4にストアされているタッチパネル14bの現時点の座標データ(Xb1,Yb1)と、レジスタR7,R8にストアされているタッチオン時の座標データ(Xb2,Yb2)とを比較し、他方の指の移動量(Xb1−Xb2,Yb1−Yb2)を求めるものである。そして、各タッチパネル14a,14bの移動量が閾値(n)を超えたか否かが判断される。このとき、各タッチパネル14a,14bのタッチオン開始時(第1の時点)の座標位置から、閾値(n)を超えた時点(第2の時点)の座標位置への方向(ベクトルの向き)に基づいて、移動方向が求められる。各タッチパネル14a,14bの移動方向に関する情報は、後述のステップS33,S34,S36,S38,S40およびS42の処理に用いられる。
ここで、各タッチパネル14a,14bの移動量が閾値(n)を超えたことを検出する理由は、閾値(所定長さ)に満たないときに誤って同時操作されたもの(誤操作)とみなして、使用者が意識的に特殊なジェスチャーをしたことを確実に検出するためである。
ステップS33において、タッチパネル14aと14bがY軸(図1の縦)方向に略平行かつ略同時に移動されたか否かが判断される。Y軸方向への平行移動であることが判断されると、ステップS34において、両指による操作が下向きであると判定(又は判断)される。ステップS35において、図3(a)のような操作に定義付けされた第1の特定処理として、例えば「アプリケーションの起動」が行われる。その後、メインルーチンへ戻る。
なお、上記説明では、「アプリケーションの起動」を第2モードの処理に関連して説明したが、一般的な使用に際しては第1のモードの処理に先だって行われる。
図3(b)のように、使用者が2本の指をタッチオン開始位置よりも上方向へ閾値(n)を超えて移動させた場合は、ステップS31〜S33を経て、ステップS34において両指の下方向への移動でないことが判断された後、ステップS36へ進む。ステップS36において、両指の上方向への移動であることが判定される。ステップS37において、図3(b)のような操作に定義付けされた第2の特定処理として、例えば「アプリケーションの終了」が行われる。その後、メインルーチンへ戻る。
また、図3(c)のように、使用者が一方の指を上向きにかつ他方の指を下向きにそれぞれ閾値(n)を超えて移動させた場合は、ステップS31〜S34を経て、ステップS36において、両指の上方向への移動でないことが判断される。ステップS38において、一方の指を上向きに、他方の指を下向きに移動させたことが判定される。ステップS39において、図3(c)のような操作に定義付けされた第3の特定処理として、例えば「デバイスのロック」)が行われる。その後、メインルーチンへ戻る。
さらに、図3(d)のように、使用者が一方の指を下向きにかつ他方の指を上向きにそれぞれ閾値(n)を超えて移動させた場合は、ステップS31〜S34,S36を経て、ステップS38において、一方の指を上向きに、他方の指を下向きに移動させたものでないことが判断される。ステップS40において、一方の指を下向きに、かつ他方の指を上向きに移動させたことが判定される。そして、ステップS41において、第4の特定処理として、例えば「デバイスのロック解除」)が行われる。その後、メインルーチンへ戻る。
なお、図3(c)(d)のジェスチャーは、2本の指の移動軌跡が弧状となるので、厳密には平行と言えないが、ステップS33において幅を持たせて判断すればよい。
ところで、図3(a)〜(d)で示される2本の指によるジェスチャーの他の例として、人差し指と中指をV字形にして、人差し指と中指を近づける(2本の指の間隔を狭くする)操作、又は遠ざける(2本の指を離して間隔を広げる)操作をした場合は、以下のように処理される。すなわち、上述のステップS33において、タッチパネル14aとタッチパネル14bがY軸方向に平行な操作でないことが判断される。ステップS42において、タッチパネル14aとタッチパネル14bがX軸(横)方向に平行な操作であることが判定される。ステップS43において、第5の特定処理として、例えば「ページファイルの切換え等の処理」が行われる。その後、メインルーチンへ戻り、メインルーチンの処理が行われる。
なお、上述のステップS42において、タッチパネル14aとタッチパネル14bがX軸方向へ平行に操作されていないことが判断された場合は、ステップS44において他の処理が行われた後、メインルーチンへ戻る。また、上述のステップS31において見開き状態でないことが判断された場合、またはステップS32において閾値(n)を超えていないことが判断された場合も、メインルーチンへ戻る。ステップS40において、タッチパネル14aの操作が下向きでなく、かつタッチパネル14bの操作が上向きでないことが判断された場合も、メインルーチンへ戻る。
そして、ステップS11において、電源スイッチのオフ操作(例えば、長押し)が判断されると、ステップS28において電源をオフにして、一連の動作を終了する。
以上説明したように、実施例1は、2つのタッチパネル14a,14bを組み合わせて、2本の指で移動指示する方向によって機能を定義付けているので、多種多様なジャスチャーを検出でき、特定処理の種類を増加できる利点がある。
なお、特殊な操作の検出条件の他の例として、2本の指が同時にタッチオンした後、一方の指だけが閾値(n)を超えて移動したことを検出してもよい。その場合は、ステップS32の処理として、タッチパネル14a,14bの何れか一方の移動量が閾値(n)を超えたことを検出すればよい。
(実施例2)
図6を参照して、情報処理装置10は、両面入力可能なように、ハウジング11aと11bを外側に折畳み自在(すなわち、閉じた状態から360度回転可能)に構成される。そして、折畳んだ状態のときは、表示部13aとタッチパネル14aが前面(表面)となり、かつ表示部13bとタッチパネル14bが背面(裏面)となる。それによって、タッチパネル14aとタッチパネル14bが表裏に近接して配置されるため、例えば、親指と人差し指とでタッチパネル14aとタッチパネル14bを略同時に操作を行うことができる。また、タッチパネル14aとタッチパネル14bは、これらの面に対して垂直な方向から見た場合に少なくとも一部が重なるように配置される。
この場合、背面のハウジング11bに装着される部品は、表示部13bを省略し、タッチパネル14bに替えてタッチパッドを装着しても良い。すなわち、一方のハウジング11aが表示部13aとタッチパネル14aを装着していれば、他方のハウジング11bはタッチパッドだけを装着したものでもよい。また、折畳み検出部25は、ハウジング11aとハウジング11bを外側に折畳んだ状態を検出し得るように構成される。
ところで、タッチパネル14aの座標の選び方は、横方向をX軸、縦方向をY軸とし、左下の角を原点(Xa=0,Ya=0)、X軸については右方向への移動に従って増大する値、Y軸については上方向への移動に従って増大する値となる。一方、タッチパネル14bは、横方向をX軸、縦方向をY軸とし、Y軸については上方向への移動に従って増大する値となる点で、タッチパネル14aと同様である。
タッチパネル14bの原点(Xb=0,Yb=0)は、処理の簡略化のために、タッチパネル14aの表面(垂直面)から見た座標位置と同様に選定することとし、裏面から見て右下の角を原点(Xb=0,Yb=0)とし、X軸については左方向への移動に従って増大する値となる。すなわち、タッチパネル14aと14bのX軸方向の座標位置は、折り畳むときの中心軸を中心として対称に選ばれる。
実施例2の変形例として、1つのハウジング本体で構成し、ハウジング本体の一方主面に表示部13aとタッチパネル14aを装着し、他方主面にタッチパッドを装着してもよい。その場合、折畳み検出部25が不要となる。
また、1つのハウジング本体で構成する場合は、厚みを厚くして、その側面にタッチパッドを装着してもよい。さらに、タッチパネル14aを表面、タッチパッドを裏面と側面の3面に装着してもよい。
このように構成された情報処理装置10は、携帯電話機や電子ブック等の用途に適している。
実施例2のように構成された情報処理装置10を用いたジェスチャーによる操作例として、図7(a)〜(d)に示すジェスチャーが考えられる。具体的には、図7(a)は、図3(a)に対応するものであって、2本の指(親指と人差し指)で下方向(縦又はY軸方向)に移動指示するものである。図7(b)は、図3(b)に対応するものであって、2本の指で上向きに移動指示するものである。すなわち、図7(a),(b)は、2本の指で同方向にスライド操作するものである。
図7(c)は、図3(c)に対応するものであって、一方の指(親指)が上方向、他方の指(人差し指又は中指)が下方向に移動指示するものである。図7(d)は、図3(d)に対応するものであって、一方の指(親指)が下方向、他方の指(人差し指又は中指)が上方向に移動指示するものである。すなわち、図7(c),(d)では、2本の指を捻るように操作することにより、2本の指で互いに逆方向にスライド操作するものである。
また、図7(e)は、2本の指(親指と人差し指)でハウジング本体11の横方向(X軸方向)に移動指示するものである。図7(f)は、一方の指(親指)だけを移動(スライド操作)し、他方の指(人差し指)を略固定した状態で操作するものである。
なお、図7(a)〜(f)に示すジェスチャーの操作可能な領域としては、タッチパネル14aとタッチパネル14bのタッチ面に垂直な方向から見た場合の特定の領域内において行われた場合に、有効となるようにしてもよい。例えば、図7(c),(d)において、2本の指で互いに逆方向のスライド操作が行われた場合は、それぞれが特定の領域内で行われたときのみ有効とし、いずれか一方が特定の領域外で行われたときに無効としてもよい。
ところで、情報処理装置10は、ブロック図が図2のように構成され、フローチャートが一部の変更点を除いて図4,図5と略同様のものが用いられる。そこで、以下の説明では、第1のモード(通常のモード)は共通するので動作説明を省略し、第2のモード(特殊モード)における図7(a)〜(f)の操作例に関連する動作と、図7(a)〜(f)のジェスチャーによる入力を処理するために変更された部分の動作を詳しく説明する。
図7(a)〜(f)のジェスチャーによる入力操作に先立ち、ハウジング11bがハウジング11aに対して支持軸を中心として約360度回転されて、図6に示すように表示部13a,タッチパネル14aが前面(又は表面)、タッチパネル14bの装着されたハウジング11bの面が背面(裏面)とされる。この状態において、電源スイッチがオンされると、図4(メインルーチン)のステップS1,S2,S3,S8を経て、ステップS9において外側に折畳まれた状態であることが判断される。ステップS29において、折畳み状態フラグに「1」が書込まれた後、ステップS11を経てステップS3へ戻り、ステップS3〜S7の入力待ち状態となる。このとき、見開き状態フラグに「1」が書込まれている場合には、見開き状態フラグに「0」が書込まれる。
入力待ち状態において、使用者は、第1の特定処理の実行(例えば、アプリケーションの起動)を指示したい場合、図7(a)に示すように、片手の2本の指(例えば、親指と人差し指)をC字形(又は「コ」字状)にして、一方の指(親指)をタッチパネル14aに接触させ、かつ他方の指(人差し指)をタッチパネル14b(またはタッチパッド)に接触させることにより、2本の指で情報処理装置10の両面を挟んだ状態で、指を滑らせながら下方向へ閾値(n)を超えて移動させる。
これに応じて、図4のステップS4,S12〜S15,S25〜S27を経て、ステップS30においてタッチパネル14aとタッチパネル14bの略同時操作に基づくサブルーチン処理(図5)が行われる。すなわち、図5に示すステップS31において、実施例1の「見開き状態フラグが1か否か」の判断に代えて、実施例2では「折畳み状態フラグが1か否か」の判断が行われる。このとき、折畳み状態フラグが「1」であることが判断されると、ステップS32において移動量が閾値(n)を超えたか否かが判断され、閾値を超えてなければメインルーチンへ戻る。そして、移動量が閾値を超えるまで、ステップS3,S4,S12〜S15,S25〜S27,S30(S31,S32)の処理が繰り返される。
そして、閾値を超える移動のあったことが判断されると、ステップS33において、タッチパネル14aとタッチパネル14bがY軸方向に略同時に平行に移動されたか否かが判断される。Y軸方向への平行移動が検出されると、ステップS34において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの操作方向が両方とも下向きであることが判定される。その後、ステップS35において、第1の特定処理の実行(例えばアプリケーションの起動)が行われる。
これらの各ステップの詳細は、実施例1の動作説明において、対応するステップの処理として説明したので省略する。
また、使用者は、第2の特定処理の実行(例えばアプリケーションの終了)を指示したい場合、図7(b)に示すように、2本の指を滑らせるようにしながら、上方向(図7(a)とは逆方向)へ閾値を超えて移動させて、上向きの同方向へのスライド操作を行う。
これに応じて、図4のステップS4,S12〜S15,S25〜S27を経て、ステップS30においてタッチパネル14aとタッチパネル14bの略同時操作に基づくサブルーチン処理が行われる。
具体的には、ステップS31において、折畳み状態フラグが1か否かが判断される。ステップS32において、移動量が閾値(n)を超えたことが判断される。ステップS33において、Y軸方向への平行移動であることが判断される。ステップS34において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの操作方向が両方とも下向きでないことが判断される。ステップS36において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの操作方向が両方とも上向きであることが判定された後、ステップS35において、第2の特定処理の実行(例えばアプリケーションの終了)が行われる。
また、使用者は、第3の特定処理の実行(例えば、情報処理装置10の操作の制限の一例として、デバイスのロック)を指示したい場合、図7(c)に示すように、一方の指(親指)を上向きにしかつ他方の指(人差し指)を下向きして、閾値(n)を超えて移動させて、逆方向へのスライド操作を行う。
これに応じて、図4のステップS4,S12〜S15,S25〜S27、および図5のステップS31〜S34,S36を経て、ステップS38においてタッチパネル14aが上向き、タッチパネル14bが下向きの操作(逆方向へのスライド操作)であることが判定される。そして、ステップS39において、第3の特定処理の実行(例えば、デバイスのロック)が行われる。
さらに、使用者が第4の特定処理の実行(例えば、情報処理装置の操作の制限解除の一例として、デバイスのロック解除)を指示したい場合、図7(d)に示すように、一方の指(親指)を下向きにしかつ他方の指(人差し指)を上向きにして、閾値(n)を超えて移動させて、逆方向へのスライド操作を行う。
これに応じて、図4に示すステップS4,S12〜S15,S25〜S27、およびステップS31〜S34,S36,S38を経て、ステップS40においてタッチパネル14aが下向き、タッチパネル14bが上向きの操作(逆方向へのスライド操作)であることが判定される。そして、ステップS41において、第4の特定処理の実行(例えば、デバイスのロック解除)が行われる。
さらに、使用者が第5の特定処理の実行(例えば、情報処理装置10の表示対象の切換えの一例として、ページ,ファイルの切換え等)を指示したい場合、図7(e)に示すように、一方の指(親指)と他方の指(人差し指)で情報処理装置10のタッチパネル14aとタッチパネル14bを挟んだ状態で滑らせるようにしながら、X軸(横)方向へ閾値を超えて平行移動させる。
これに応じて、図4に示すステップS4,S12〜S15,S25〜S27およびステップS31〜S33を経て、ステップS42においてタッチパネル14aとタッチパネル14bが何れもY軸方向に平行に移動を指示されたことが判定される。そして、ステップS43において、第5の特定処理の実行(例えばページ又はファイルの切換え)が行われる。
その後又はステップS35,S37,S39,S41の後、メインルーチンへ戻る。なお、ステップS42において、X軸方向への移動でもないことが判断された場合、ステップS44において他の処理が行われた後、メインルーチンへ戻る。
(実施例3)
ところで、上述の図7(a)ないし(d),(f)に示すジェスチャーによる入力操作があった場合の検出及び判断の処理は、図4および図5に示すフローチャート以外の別の処理方法によっても実施可能である。
次に、別の処理方法による場合(例えば、同方向へのスライド操作か互いに逆方向へのスライド操作かの判断を、差分算出手段を用いて行う場合)の動作を、図8のフローチャートに沿って説明する。
なお、実施例3では、実施例2と同様の構成の場合で説明する。また、図4および図5のフローチャートと共通又は対応する部分は、簡単に説明するとともに、説明の末尾に括弧書で実施例1に対応するステップ番号を併記する。
ステップS51において、記憶領域22a〜22dの初期化が行われる(S1と同様の処理、以下括弧内のステップ番号は同様)。ステップS52において、初期画面の表示処理が行われる(S2)。
ステップS53において、タッチパネル14aに接触されたか否かが判断される。接触されたことが判断されると、ステップS54において、タッチパネル14aの現在の接触位置の座標がレジスタR1,R2に記憶(ストア)される(S12)。ステップS55において、タッチパネル14aへの接触がタッチオン開始時であれば、タッチオン時の座標がレジスタR5,R6にストアされる(S13,S14)。ステップS56において、タッチパネル14aへの接触が解除された場合であれば、タッチオフ時の座標がレジスタR9,R10にストアされる(S5,S17)。ステップS57において、タッチパネル14aの操作による移動量(または距離)の算出が行われる。この移動量の算出は、タッチパネル14aの現在の接触位置の座標(又はタッチオフ時の座標でも可)からタッチオン開始時の座標を差し引いた値(距離)を求めることによって算出される。
なお、ステップS53において、タッチパネル14aの接触のないことが判断された場合は、後述のステップS58へ進む。
ステップS58において、タッチパネル14bに接触されたか否かが判断される。接触されたことが判断されると、ステップS59において、タッチパネル14bの現在の接触(又は操作)位置の座標がレジスタR3,R4にストアされる(S6,S19)。ステップS60において、タッチパネル14bへの接触がタッチオンの開始時であれば、そのときの座標がレジスタR7,R8にストアされる(S20,S21)。ステップS61において、タッチパネル14bへの接触が解除された場合であれば、タッチオフ時の座標がレジスタR11,R12にストアされる(S7,S23)。ステップS62において、タッチパネル14bの操作による移動量の算出が行われる。この移動量の算出処理は、タッチパネル14bの現在の接触位置の座標(又はタッチオフ時の座標でも可)からタッチオン開始時の座標を差し引いた絶対値を求めることによって算出される。
なお、ステップS58において、タッチパネル14bの接触のないことが判断された場合は、後述のステップS81へ進む。
ステップS63において、タッチパネル14aおよびタッチパネル14bの何れか一方の移動量が閾値(n)を超えたか否かが判断され、閾値を超える移動量を検出するまでステップS63で待機する。何れか一方の移動量が閾値を超えたことを検出すると、ステップS64〜S66,S73において、差分算出処理、すなわちタッチパネル14aとタッチパネル14bの操作が同方向へのスライド操作か、それとも互いに逆方向へのスライド操作かの判定処理が行われる。なお、ステップS63において一定時間待機しても、移動量が閾値を超えない場合は、ステップS53へ戻るようにしてもよい。
具体的には、ステップS64において、タッチパネル14aおよびタッチパネル14bの少なくとも一方の移動量が閾値(n)を超えた時点(第2の時点)において、その時点におけるタッチパネル14aとタッチパネル14bの現在位置の距離(d2)と、タッチオン開始時点(第1の時点)における両者の距離(d1)との差分(d2−d1)が算出される。ステップS65において、差分(d2−d1)の絶対値が所定値(m)を超えたか否かが判断される。差分(d2−d1)の絶対値が所定値(m)以下の場合は、ステップS66において同方向へのスライド操作と判定される。
すなわち、差分がタッチオン開始時から増加しない場合は、d2とd1の差分が略同じままなので、同方向へのスライド操作(図7(a)か(b)の何れか)と判定される。ステップS67において、タッチパネル14aのタッチオン開始時のY座標位置(a1)と閾値(n)を超えた時点のY座標位置(a2)との差(a1−a2)が0(ゼロ)よりも小さいか否かが判断される。0よりも大きいことが判断されると、ステップS68において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの両方が下向きにスライド操作されたものと判定される。これによって、図7(a)のようなジェスチャーによる操作のあったことが検出される。そして、ステップS69において、第1の特定処理の実行(たとえば、アプリケーションの起動)が行われる。
その後、ステップS70において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの両方がタッチオフされたか否かが判断される。タッチオフでないこと検出されると、ステップS53へ戻る。
一方、上述のステップS67において、差(a1−a2)が0よりも小さいことが判断されると、ステップS71において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの両方が上向きにスライド操作されたものと判定される。これによって、図7(b)のようなジェスチャーによる操作のあったことが検出される。そして、ステップS72において、第2の特定処理の実行(例えばアプリケーションの終了)が行われる。
ステップS70において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの両方がタッチオフされたか否かが判断される。タッチオフでないことが検出されると、ステップS53へ戻る。
ところで、上述のステップS65において、差分(d2−d1)の絶対値が所定値(m)を超えたことが判断された場合は、ステップS73において、逆方向へのスライド操作(図7(c)か(d)の何れか)と判定される。より詳細には、差分(d2−d1)が正の値のとき(d1が小さいとき)に、逆方向のスライド操作のあったことが判定される。すなわち、この場合は、本体を正面視した際に、前面と背面のタッチ位置がほぼ同じ位置でタッチオンしてから離れるように、逆方向にスライド操作されたことを判定するものである。
また、差分(d2−d1)が負の値(d1が大きいとき)にも、逆方向のスライド操作のあったことが判定される。すなわち、この場合は、本体を正面視した際に、前面と背面のタッチ位置が大きく離れた位置でタッチオンしてから近づく(又は近づいて逆方向に離れる)ように、逆方向にスライド操作されたことを判定するものである。
ステップS74において、タッチパネル14aのタッチオン開始時におけるY座標位置(a1)と閾値(n)を超えた時点のY座標位置(a2)との差(a1−a2)が0よりも小さいか、またはタッチパネル14bのタッチオン開始時のY座標位置(b1)と閾値(n)を超えた時点のY座標位置(b2)との差(b1−b2)が0よりも大きいかが判断される。(a1−a2)が0より小さいか、または(b1−b2)が0よりも大きい場合は、ステップS75において、タッチパネル14aが上向き、タッチパネル14bが下向きに操作されたものと判定される。これによって、図7(c)のようなジェスチャーによる操作のあったことが検出される。ステップS76において、第3の特定処理の実行(たとえば、デバイスのロック)が行われる。
続くステップS70において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの両方がタッチオフされたか否かが判断される。タッチオフでないことが検出されると、ステップS53へ戻る。
一方、上述のステップS74において、差(a1−a2)が0よりも大きいか、差(b1−b2)が0よりも小さいことが判断されると、ステップS77において、タッチパネル14aが下向き、タッチパネル14bが上向きに操作されたものと判定される。これによって、図7(d)のようなジェスチャーによる操作のあったことが検出される。そして、ステップS78において、第4の特定処理の実行(たとえば、デバイスのアンロック)が行われる。
続くステップS70において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの両方がタッチオフされたか否かが判断される。タッチオフでないことが検出されると、ステップS53へ戻る。
なお、ステップS70において、タッチパネル14aとタッチパネル14bの両方がタッチオフされたことが検出されると、ステップS79において、一定時間が経過するまで待機する。一定時間経過すると、ステップS80において、レジスタ記憶領域22aの各レジスタがクリアされる。このステップS79及びS80の処理は、タッチパネル14a,タッチパネル14bへの入力操作が無くなったときから一定時間(ステップS69,S72,S76,S78の処理に要する時間より少し長い時間)後に、各レジスタをクリアして次の入力に備えるためである。
その後、ステップS81において、アプリケーションの終了指示があるか否かが判断され、終了指示がなければステップS53へ戻る。一方、終了指示が判断されると、一連の動作を終了する。
ところで、上述のステップS64〜S66,S73では、タッチパネル14aとタッチパネル14bのタッチオン開始時の距離(d1)と、タッチパネル14aとタッチパネル14bの何れかの閾値を超える操作後の距離(d2)との差分(d2−d1)を算出することによって、互いに逆方向にスライド操作されたこと、又は同方向にスライド操作されたことを判定している。
しかし、図7(f)に示すように、一方の指(例えば、表面の親指)だけをスライド操作(又は移動)し、他方の指(裏面の人差し指又は中指)を略固定し、一方の指が閾値を超える距離だけ移動したことを検出してもよい。
実施例3のように、差分算出(d2−d1)処理によって同方向のスライド操作か、逆方向のスライド操作かを検出すれば、所定値(m)を小さな値に選んでも、ジェスチャーによる入力操作が図7(a)(b)と図7(c)(d)の何れであるかを確実に判断できる。
実施例3の変形例として、図8のステップS64〜S66,S73に代えて、図9に示すような角度算出処理を用いることもできる。
すなわち、図8のステップS63の後、ステップS91において、タッチパネル14aの移動方向(ℓ1)とタッチパネル14bの移動方向(ℓ2)の両ベクトルの角度を算出する処理が行われる。例えば、タッチパネル14aのタッチオン開始時における始点座標と閾値(n)を超えた時点の座標との間を直線で結ぶ移動方向(ベクトル)をℓ1とし、タッチパネル14bのタッチオン開始時における始点座標と閾値(n)を超えた時点の座標との間を直線で結ぶ移動方向(ベクトル)をℓ2としたとき、ベクトルℓ1とベクトルℓ2の交点の角度θが算出される。
そして、ステップS92において、角度算出の結果、角度が所定の角度範囲内(例えば、θ=120度〜240度)か否かが判断される。ここで、同方向へのスライド操作の場合は、角度が略0度となる。そのため、角度が所定の角度範囲内でない場合は、ステップS93において同方向へのスライド操作であることが判定されて、上述のステップS67へ進む。
一方、ステップS92において、角度が所定の角度範囲内であることが判断されると、ステップS94において、互いに逆方向へのスライド操作であることが判定されて、上述のステップS74へ進む。ステップS67またはステップS74以降の処理は、図8の動作説明と同様なので省略する。
このように、タッチパネル14aの移動方向(ℓ1)とタッチパネル14bの移動方向(ℓ2)の角度を算出することにより、逆方向のスライド操作であることを正確に判定できる。
ところで、図7のジェスチャーによる操作例では、表示部13aの全表示領域を用いて、ジェスチャー入力操作を行う場合を説明した。
しかし、表示部13aを垂直方向から見て複数の表示領域に分割し、分割されたどの表示領域の上でジェスチェー入力があったかを検出するステップを追加し、検出されたジェスチャーの種類と分割された表示領域との組み合わせによって、ジェスチャー入力操作の種類を判別しても良い。
このようにすれば、ジェスチャーが同じでも、定義付けできる処理の種類を増加できる利点がある。
(実施例4)
図10を参照して、この発明のさらに他の実施例の情報処理装置30は、1つのハウジング本体31の一方主面(図示の前面)に表示部33aとタッチパネル34aを設け、他方主面(背面)に表示部33bとタッチパネル34bを設けて構成される。この情報処理装置30は、両面入力可能とされる点で図6のものと同様であるが、折畳み式でない点で異なる。なお、裏面の表示部33bを省略し、タッチパネル34bに代えてタッチパッドを用いてもよいことはもちろんである。
さらに、表示部33aの表示画面が、下方の横長のタスクバー表示領域35aと、それ以外の表示領域35bに分割される。タスクバー表示領域35aは、小さな複数の領域に分割され、インストールされたアプリケーションプログラムのアイコンを表示するためのアイコン表示領域351〜354とされる。表示領域35bは、アプリケーションプログラムを実行するときの表示領域として用いられる領域である。表示領域35bの中央部は、選択したアイコンを移動したとき、当該アイコンを起動できる活性領域35cと定められる。
この実施例は、タスクバー表示領域35aに表示されているアイコン表示領域351〜354の何れかを選択して、起動したいアプリケーションを選択する例である。換言すると、この実施例は、図7(b)に示す同方向へのスライド操作の変形例であって、タッチオン開始時の座標とタッチオフ時の座標をも考慮して、異なる処理を行えるようにしたものである。
そして、アプリケーションの起動は、一方の指(親指)でアイコン表示領域351〜354の何れかをタッチし、かつ他方の指(人差し指)で背面のタッチパネル34bを挟んだ状態で、選択したアイコンを活性領域35cまで移動させるように操作する。
この実施例の動作は、図4のメインルーチンと、図5に代わる図11のサブルーチンによって行われる。すなわち、図4のステップS2において、初期画面の表示処理として、タスクバー表示領域35aにタスクバーが表示されるとともに、アイコン表示領域351〜354に使用可能な複数のアイコンが表示される。通常の操作として、タッチパネル34aのみが操作された場合は、第1のモードの処理として、ステップS4,S12〜S16(必要に応じてステップS5,S17,S18)の処理が行われる。また、タッチパネル34bのみが操作された場合は、ステップS6,S19〜S22(必要に応じてステップS7,S23,S24)の処理が行われる。
なお、ステップS4,S5,S12〜S14,S16〜S18,S30の処理では、「タッチパネル14a」による処理が「タッチパネル34a」による処理として実行される。また、ステップS6,S15,S19〜S22,S25〜S27,S30の処理では、「タッチパネル14b」による処理が「タッチパネル34b」による処理として実行される。
一方、ステップS15おいて、タッチパネル34aとタッチパネル34bが略同時に操作されることにより、第2のモードであることが判断されると、ステップS30におけるタッチパネル34aとタッチパネル34bの略同時操作に基づくサブルーチン処理が、図11のフローに従って以下のように行われる。
具体的には、ステップS101において、タッチパネル34aをタッチしている指の座標位置がタスクバー表示領域35aの中か否かが判断される。使用者の一方の指(親指)がタスクバー表示領域35aをタッチしているとき、ステップS102においてアイコン表示領域351が選択されているか否かが判断される。表示領域351でないことが判断されると、ステップS103〜S105においてアイコン表示領域352〜354の何れが選択されているかが順次判断される。
例えば、図10に示すように、使用者が親指でアイコン表示領域354を選択しかつ人差し指でタッチパネル34bをタッチした状態で、指を滑らせるようにしながら、選択したアイコンを活性領域35cまで移動すると、ステップS105,S106の処理が行われる。すなわち、ステップS105において、表示領域354に対応するアイコンを選択されたことが判断される。ステップS106において、表示領域354に対応するアイコンが活性領域35cへ移動されたか否かが判断され、活性領域35cへ移動されるまで、ステップS105,S106で待機する。活性領域35cまで移動されたことが検出されると、表示領域354に対応するアイコンの起動を指示されたことが検出される。ステップS107において、第6の特定処理の一例として、アイコン表示領域354に対応するアイコンのアプリケーション4が選択されて、そのプログラムが起動される。
同様にして、アイコン表示領域351が選択されかつ対応するアイコンが活性領域35cまで移動されると、ステップS102,S108,S109の処理が行われ、第7の特定処理の一例として当該アイコンに対応するアプリケーション1のプログラムが起動される。
また、アイコン表示領域352(又は353)が選択されかつ対応するアイコンが活性領域35cまで移動されると、ステップS103,S110,S111(又はS104,S112,S113)の処理が行われ、第8(又は第9)の特定処理の一例として、当該アイコンに対応するアプリケーション2(又は3)のプログラムが起動される。
なお、上述のステップS101においてタッチパネル14aの座標がタスクバー領域35aでないことが判断された場合、又はステップS105においてアイコン表示領域354が選択されていないことが判断された場合は、ステップS114において他の処理が行われた後、元へ戻る。また、各アプリケーションの終了は、図7(b)を参照して説明したジェスチャーとその処理によって行われる。
上述のようにして、実施例4では、第2のモードとして、複数のアプリケーションの選択及びその起動が行われる。この場合、タッチパネル34a,タッチパネル34bの操作は、各アプリケーションの通常の使用目的における操作方法であるタッチパネル34a又は34bの何れか一方だけの入力操作(ジェスチャー)とは異なるため、誤操作があったとしても、使用者の意思に反する動作を確実に防止できる。
この実施例4は、情報処理装置30を電子書籍(または電子ブック)として用い、複数の書籍の題号をアイコン表示領域に表示させて使用する用途に好適である。また、情報処理装置30が携帯電話機の場合であれば、携帯電話から情報提供サイトにアクセスして、使用者の所望の書籍の電子データ(テキストデータと画像データ)をダウンロードし、それを携帯電話機の表示部33aに表示させて読書することもできる。この場合、アプリケーションの選択は書籍の題号(タイトル)の選択であり、アプリケーションの起動は選択された書籍の読書の開始となる。そのため、アプリケーションの選択と起動(読書の開始)の2つの操作が、図10に示すような1つのジェスチャーによる簡単な入力操作で達成できる。
(実施例5)
上述の情報処理装置10(又は30)は、図12に示すように、据置型テレビゲーム機等の情報処理装置本体40を含む情報処理システム(図12の全体システム)の情報端末機(コントローラ)として用いることもできる。その場合、タッチパネル14a,14b(又は34a,34b)の何れか一方がゲームのための通常の入力操作(第1のモード)用として用いられる。そして、第2のモードによる入力は、「ゲームのスタート」又は「テレビゲーム機に接続された電子機器の選択」等のような特定機能の指示のために、タッチパネル14a,14b(又は34a,34b)の両方を略同時に操作するものである。
このような情報処理システムにおいて、情報端末機10(又は30)のタッチパネル14a,14b(又は34a,34b)によって入力されたジェスチャーに関連する情報(座標データ)等が、無線通信部23から情報処理装置本体40の無線通信部43へ送信される。無線通信部43によって受信されたデータが、情報処理装置本体40の情報処理部(コンピュータ)41によって処理される。そして、図4,図5,図8,図9,図11のフローチャートに示す処理の一部が、記憶部42に記憶されているプログラムに基づいて、情報処理部41によって実行される。その処理結果が、情報処理装置本体40に接続されたテレビ等の表示装置44の画面に表示される。
さらに、情報処理装置本体40がインターネット回線に接続されて、「回線の接続又は切断等」(第2のモード)の指示が情報端末機10(又は30)のタッチパネル14a又は14b(34a,34b)を操作することによって入力してもよい。
(実施例6)
図10に示す実施例4の情報処理装置30は、一方面(表面)に表示部33aとタッチパネル34aが装着され、他方面(裏面)に少なくともタッチパネル34b(又はタッチパッド)が装着されているので、電子書籍への応用が好適である。
情報処理装置30を電子書籍に適用する場合、書籍のタイトル別の電子データが記憶領域22eに予め記憶される。その場合の具体的な使用例は、以下のとおりである。
電子書籍は、表示モードが通常表示(縮小表示ともいう)モードと拡大表示モードの2種類ある。通常表示モードでは、タッチパネル34a上を1本の指(人差し指等)で右方向への移動を指示すると「頁送り」の指示、左方向への移動を指示すると、前の頁への戻し(「頁戻し」)を指示するものと定義付けされる。これらの「頁送り」の指示と「頁戻り」の指示を併せて、「頁変更」の指示という。
また、拡大表示モードでは、1本の指(人差し指等)で上,下,左,右の何れかの方向への移動を指示すると、画面をスクロール(画面全体の表示範囲内で上下左右に移動)させることができる。電子書籍の或る頁の文章が表示部33aに通常サイズで表示されている状態において、使用者は2本の指(親指と人差し指)をくっ付けた状態のままで、拡大表示したい文字領域の上に載せ、かつタッチパネル34a上で2本の指を広げるように操作する。これに応じて、表示部33aには、始めにタッチした文字部分を中心として、図13(a)の点線で示す拡大表示したい領域の文章が、図13(b)に示すように拡大された文字で表示される。
ところが、拡大表示モードでは、タッチパネル34aがスクロールの指示に用いられるので、頁送りの指示のために使用できず、頁送りの操作をするためには一旦通常表示モードに戻した後で、頁送りの操作を行う必要がある。この場合の操作としては、「通常表示モード」に戻す操作をした後で、「頁送り」の操作をしなければならず、操作が複雑となり煩わしい。
そこで、実施例6では、電子書籍に適用した場合において、拡大表示モードのままで、簡単な操作で頁送り又は頁戻し(すなわち、「頁の変更」)の入力(指示)が可能な情報処理プログラム等について説明する。
電子書籍の場合は、図4に示す「第1のモード」の処理であるステップS16および22の詳細が、図14のフローチャートによって実現される。但し、図4のフローにおけるタッチパネルの符号14a,14bは、図10の情報処理装置30を用いる場合、タッチパネル34a,34bに代替される。
先ず、ステップS121において、書籍のアプリケーションの開始操作があったか否かが判断される。例えば、図10のようなジェスチャーによって所望の書籍のタイトルが選択されて、読書の開始指示があると、そのことが判断される。ステップS122において、最初の頁(第1頁)から読書を開始するか否かが判断される。使用者は、最初の頁から読むか、それとも前回の続き(後述のステップS141で説明する栞を入れた頁)から読むかを選択する。最初の頁から読むことが選択されると、ステップS123において、レジスタ領域22aに含まれるページレジスタ(R14)に数値「1」が書き込まれる。一方、前回の続き(又は途中の任意の頁)から読むことが選択されると、ステップS124において指定された頁数がページレジスタに書き込まれる。
ステップS125において、拡大表示モードか否かが判断される。拡大表示モードでない場合(通常表示モードの場合)は、ステップS126において、ページレジスタ(R14)にストアされている頁数の文章(テキストデータ)が記憶領域22eから読み出されて、通常サイズの文字で表示部33aに表示される(図13(a)参照)。この状態において、タッチパネル34a上で頁送りの操作がされると、ステップS121を経て、ステップS127において、通常表示モードか否かが判断される。通常表示モードであることが判断されると、ステップS128において頁送り操作のあったことが判断される。ステップS129において、ページレジスタに「1」が加算されて、次に表示すべき頁数がページレジスタにストアされる。これに応じて、ステップS125を経て、ステップS126において、次の頁の文章のテキストデータが読み出されて、通常サイズの文字で表示部33aに表示される。次のステップS130において、書籍アプリケーションの終了指示でないことが判断され、ステップS131において、その他の処理が行われた後、元(メインルーチン又はステップS121)へ戻る。
そして、頁送りの操作がある毎に、ステップS121,S127〜S129,S125,S126の処理が繰り返されることにより、その次の頁の文章が表示される。
なお、前の頁に戻す場合は、フローチャートを省略しているが、使用者が人差し指をタッチパネル34bの右から左へ移動させるように指示したことに応じて、ページレジスタR14の値を1だけ減算するように処理される。
一方、使用者が拡大文字で読書したい場合は、タッチパネル34a上で拡大指示のジェスチャーによる入力を行う。このジェスチャーは、親指と人差し指をくっつけた状態でタッチオンを開始し、拡大表示したい領域(図13(a)の点線の範囲)まで2本の指を広げるように操作する。この拡大指示がステップS121,S127,S128を経て、ステップS132において判断される。ステップS133において、拡大モードフラグに「1」が書き込まれる(またはフラグを立てる処理が行われる)。続くステップS125において、拡大モードであることが判断される。ステップS134において、拡大指示された領域の中心から所定の範囲内の文章の文字が拡大処理されて、表示部33aに表示される(図13(b)参照)。ステップS135において、スクロールフラグに「1」を書き込まれていないことが判断されて、ステップS130,S131を経て元に戻る。
拡大表示モードにおいて、表示されている文章を読み終えると、使用者は図13(c)に示すように1本の指でタッチパネル34a上をタッチし、スクロールの方向と範囲を指示する。この場合、ステップS121,S127を経て、ステップS136において縮小指示で無いことが判断される。ステップS137において、タッチパネル34aを操作してスクロール操作のあったことが判断される。ステップS138において、スクロールフラグに「1」が書き込まれるとともに、スクロール方向がレジスタ(R15)に書き込まれる。その後、ステップS125,S134を経て、ステップS135においてスクロールフラグが「1」であることが判断される。ステップS139において、拡大表示した状態において、指示された方向へスクロール表示が行われる(図13(d)参照)。
その後、ステップS130,S131を経て、元に戻る。
使用者が当該頁の文章を読み終えると、頁送りの指示が行われる。具体的には、使用者は、拡大表示の状態のときに、人差し指(又は中指)で背面のタッチパネル34bに接触し、その指を前面から見て右方向へ移動させる(図13(e)参照)。
この操作に応じて、図4のステップS5,S19〜S22を経て、図14のステップS151において、通常表示モードでないことが判断される。ステップS152において、タッチパネル34bによる頁送りの操作のあったことが判断される。ステップS153において、ページレジスタ(R14)の値に「1」が加算されて、次に表示すべき頁数がページレジスタにストアされる。そして、ステップS125へ進む。ステップS125において、拡大表示モードであることが判断される。ステップS134において、ページレジスタにストアされている頁数の文章のテキストデータが記憶領域22eから読み出されて、拡大文字による文章が表示部33aに表示される(図13(f)参照)。
その後、ステップS135において、スクロールフラグが「1」でないことが判断されて、ステップS130,S131を経て元へ戻る。
このようにして、拡大表示モードでは、背面のタッチパネル34bを操作することにより、頁送り(又は頁戻し)を指示することができるので、拡大表示モードから通常表示モードに切換えた後に頁送りを指示する必要がなく、頁送りの操作が容易に行える。
なお、通常表示モードにおいて、誤ってタッチパネル34bが操作された場合は、ステップS151において通常表示モードであることが判断されて、ステップS125へ進み、ステップS126,S130,S131を経て、元へ戻る。
一方、拡大表示モード中に通常表示モードに戻したい場合は、使用者が縮小指示のための操作、例えば親指と人差し指を広げた状態でタッチパネル34aをタッチし、かつ親指と人差し指をくっつける(または掴む)操作をする。すると、ステップS121,S127を経て、ステップS136において、縮小指示の操作のあったことが判断される。ステップS140において、拡大モードフラグに「0」が書き込まれて、通常表示モードに切換える準備が行われる。ステップS137において、スクロール操作でないことが判断されて(必要に応じて、スクロールレジスタに「0」が書き込まれて)、ステップS125へ進む。ステップS125において、拡大モードフラグが「1」でないこと(すなわち、通常表示モード)が判断される。ステップS126において、通常サイズの文字による文章が表示される。その後、ステップS130,131を経て元へ戻る。
ところで、上述のステップS126,S135又はS139の後、ステップS130において、書籍アプリケーションの終了を指示されたか否かが判断される。終了指示がなければ、ステップS139において、他の処理が行われた後、元へ戻る。
一方、使用者が書籍アプリケーションを終了したい場合、例えば図7(b)に示すような操作を行う。このとき、ステップS130において、書籍アプリケーションの終了の指示のあったことが判断される。ステップS141において、栞の頁の記憶が行われる。具体的には、ページレジスタにストアされている直前の頁数が、電源を切っても記憶状態を保持できる記憶媒体(フラッシュメモリ等;図示せず)にバックアップ記憶される。栞の頁数は、使用者が読書を再開するときに、上述のステップS124におけるページレジスタ(R14)の頁数の設定に利用される。
実施例6では、アプリケーションが電子書籍の場合を説明したが、通常表示モードと拡大表示モードのあるその他の用途、例えば写真を閲覧するアプリケーションにも適用できる。その場合、通常表示(数枚の写真をサムネイル表示)のときは、表面のタッチパネルへの入力(横スライド操作等)により、前又は次の写真を表示させる。写真を拡大して表示しているときは、表面のタッチパネル34aをスクロール指示のための操作に用い、前又は次の写真を表示させる指示(写真送り又は写真戻し)のために背面のタッチパネル34bを用いてもよい。
その他にも、タブブラウザにも適用できる。例えば、ブラウザでWebページを拡大表示させた場合において、タッチパネル34aへの入力によってスクロール指示が行われ、前又は次のWebページを表示させるためにタッチパネル34bを用いるようにしてもよい。
付記
特許請求の範囲に記載した技術的思想以外に、上述の実施例6で把握される技術的思想を列挙すると、以下の通りである。
(1) 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータで実行される情報処理プログラムであって、
前記コンピュータを、
第1表示モードと第2表示モードのいずれか一方から他方に切換えるモード切換手段(S125,S132,S133,S136,S140)と、
前記第1表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理手段(S126,S128,S129)と、
前記第2表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行し、少なくとも前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理を実行する第2処理手段(S134,S152,S153)として機能させるための情報処理プログラム。
これによって、第1表示モードにおいて第1のタッチ操作に基づいて行われる第1の処理が、第2表示モードでは第1の処理とは異なる第2の処理となる一方、第2のタッチ操作に基づいて第1の処理が行われるため、表示モードが変わって第1のタッチ操作に基づく処理が第2の処理になった場合であっても、簡単な操作で第1の処理を行うことができる。
例えば、通常表示モードでは頁送り又は頁戻りであった第1のタッチ面に対する操作が、拡大表示モードにおいては、画面のスクロール操作となってしまうが、第2のタッチ面に対する操作により頁送り又は頁戻りを実現できる。したがって、拡大表示モードとなって第1のタッチ操作に基づく頁送り又は頁戻りが画面のスクロールになった場合であっても、簡単な操作で頁送り又はページ戻りを行うことができる。
(2) 前記第2処理手段は、前記第1処理手段による第1のタッチ操作に基づく第1の処理(S128,S129)の代わりに、前記第2のタッチ操作に基づく第1の処理を実行する(S152,S153)、上記(1)に記載の情報処理プログラム。
(3) 前記第2処理手段は、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、前記第1の処理を実行する、上記(1)または(2)に記載の情報処理プログラム。
(4) 前記コンピュータを、
前記第1表示モードである場合、所定の表示対象を表示部に表示させる第1表示制御手段と、
前記第2表示モードである場合、前記所定の表示対象を前記表示部に拡大表示させる第2表示制御手段としてさらに機能させ、
前記第1処理手段は、前記第1の処理として、前記表示対象を切換え、
前記第2処理手段は、前記第1の処理として、前記表示対象を切換え、前記第2の処理として、前記表示部の画面をスクロールさせる、上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の情報処理プログラム。
これによって、表示対象を拡大表示させている場合、表示対象が表示部に収まりきれないため、第1のタッチ操作で画面のスクロールを可能とし、第1のタッチ操作の代わりに第2のタッチ操作で表示対象の切換えを行うことができる。すなわち、表示対象を拡大表示させている場合に必要な操作を可能としつつ、表示対象を拡大表示させていない場合と同様に表示対象の切換えを行うことができるため、ユーザビリティを向上させることができる。
(5) 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部、
第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部、
第1表示モードと第2表示モードのいずれか一方から他方に切換えるモード切換手段、
前記第1表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理手段、および
前記第2表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行し、少なくとも前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理を実行する第2処理手段を備えた、情報処理装置。
(6)前記情報処理装置は、
その一方主面に前記第1タッチ操作検出部を装着し、他方主面に前記第2タッチ操作検出部を装着したハウジングと、
前記ハウジングの一方主面であって、前記第1タッチ操作検出部に関連して設けられる表示部をさらに備えた、上記(5)に記載の情報処理装置。
(7) 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続されたコンピュータを備えた情報処理装置において、コンピュータに処理させる方法であって、
第1表示モードと第2表示モードのいずれか一方から他方に切換えるモード切換ステップと、
前記第1表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理ステップと、
前記第2表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行し、少なくとも前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理を実行する第2処理ステップとからなる、情報処理方法。
(8)第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とを含む情報処理システムであって、
前記第1座標検出部と前記第2座標検出部のいずれか一方の検出出力に応じて第1表示モードと第2表示モードのいずれか一方から他方に切換えるモード切換手段、
前記第1表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理手段、および
前記第2表示モードである場合、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行し、少なくとも前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作に基づいて、前記第1の処理を実行する第2処理手段を備えた、情報処理システム。
10,30 情報処理装置
11,31 ハウジング本体
11a,11b ハウジング
12a,12b 開口部
13a,13b,33a,33b 表示部
14a,14b,34a,34b タッチパネル
15 操作部
21,41 情報処理部(コンピュータ)
22,42 記憶部
23,43 無線通信部
24 音声入出力部
25 折畳み検出部
40 情報処理装置本体
44 表示装置

Claims (28)

  1. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータで実行される情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理手段、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行する第2処理手段、および
    前記第1処理手段により前記第1のタッチ操作に基づいて前記第1の処理が実行される第1モードと、前記第2処理手段により前記第1のタッチ操作と前記第2のタッチ操作とに基づいて前記第2の処理が実行される第2モードのいずれかを選択するモード選択手段として機能させるための情報処理プログラム。
  2. 前記モード選択手段は、前記第2タッチ操作検出部による検出結果に基づいて、前記第1モードと前記第2モードのいずれかを選択する、請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記モード選択手段は、前記第1タッチ操作検出部により前記第1のタッチ操作が検出されている場合に、前記第2タッチ操作検出部による検出結果に基づいて、前記第1モードと前記第2モードのいずれかを選択する、請求項2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記モード選択手段は、前記第1タッチ操作検出部により前記第1のタッチ操作が検出されており、かつ、前記第2タッチ操作検出部により前記第2のタッチ操作が検出されている場合に、前記第1のタッチ操作と前記第2のタッチ操作の少なくともいずれかが所定の操作であるときに、前記第2モードを選択する、請求項3に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記第2のタッチ面は、前記第1のタッチ面の裏側に配置され、
    前記第2処理手段は、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、前記第2の処理を実行する、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  6. 前記第1処理手段は、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、表示部に表示された表示対象に対する所定の処理を実行し、
    前記第2処理手段は、前記表示部に表示された表示対象を切り替える処理を実行する、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  7. 前記第2処理手段は、前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、前記情報処理装置に対する操作の制限またはその解除の処理を実行する、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  8. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータで実行される情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する処理手段として機能させるための情報処理プログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作が示す第1の操作方向と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作が示す第2の操作方向とがなす角を示す角度を算出する角度算出手段としてさらに機能させ、
    前記処理手段は、前記角度算出手段により算出された角度が所定の角度よりも小さい場合に、前記所定の処理を実行する、請求項5または請求項8に記載の情報処理プログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に対応する第1のタッチ位置と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作に対応する第2のタッチ位置との間の第1の時点における第1の距離と、第1の時点以降の第2の時点における前記第1のタッチ位置と前記第2のタッチ位置との間の第2の距離とを算出して、当該第1の距離と当該第2の距離との差分を算出する差分算出手段としてさらに機能させ、
    前記処理手段は、前記差分算出手段により算出された差分が所定の条件を満たす場合に、前記所定の処理を実行する、請求項5または請求項8に記載の情報処理プログラム。
  11. 前記処理手段は、前記差分算出手段により算出された差分の絶対値が所定値を超えた場合に、前記所定の処理を実行する、請求項10に記載の情報処理プログラム。
  12. 前記処理手段は、前記第1タッチ面と前記第2タッチ面に垂直な方向から見たときの特定の領域内における前記第1のタッチ操作と前記第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、前記所定の処理を実行する、請求項5または請求項8に記載の情報処理プログラム。
  13. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータで実行される情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第1のタッチ操作および前記第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する処理手段として機能させるための情報処理プログラム。
  14. 前記処理手段は、前記第1タッチ操作検出部による第1のタッチ操作が検出され、かつ前記第2タッチ操作検出部による第2のタッチ操作が検出されている場合に、前記第1のタッチ操作と前記第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作であるとき、前記所定の処理を実行する、請求項8に記載の情報処理プログラム。
  15. 前記処理手段は、表示部に表示された表示対象を切り替える処理を実行する、請求項8ないし請求項14のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  16. 前記処理手段は、前記情報処理装置に対する操作の制限またはその解除の処理を実行する、請求項8ないし請求項14のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  17. 前記処理手段は、前記第1タッチ面と前記第2タッチ面に垂直な方向から見たときの前記第1のタッチ操作および前記第2のタッチ操作の操作方向が所定の条件を満たす場合に、前記所定の処理を実行する、請求項8ないし請求項16のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  18. 前記第1のタッチ面および前記第2のタッチ面は、これらに対して垂直な方向から見たときに少なくとも一部が重なるように配置される、請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  19. 前記第1のタッチ面と前記第2のタッチ面は、片手で略同時に接触可能なように配置されている、請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
  20. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部、
    第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理手段、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行する第2処理手段、および
    前記第1処理手段により前記第1のタッチ操作に基づいて前記第1の処理が実行される第1モードと、前記第2処理手段により前記第1のタッチ操作と前記第2のタッチ操作とに基づいて前記第2の処理が実行される第2モードのいずれかを選択するモード選択手段を備えた、情報処理装置。
  21. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理ステップと、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行する第2処理ステップと、
    前記第1処理手段により前記第1のタッチ操作に基づいて前記第1の処理が実行される第1モードと、前記第2処理手段により前記第1のタッチ操作と前記第2のタッチ操作とに基づいて前記第2の処理が実行される第2モードのいずれかを選択するモード選択ステップとからなる、情報処理方法。
  22. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とを含む情報処理システムであって、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作に基づいて、第1の処理を実行する第1処理手段、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とに基づいて、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実行する第2処理手段、および
    前記第1処理手段により前記第1のタッチ操作に基づいて前記第1の処理が実行される第1モードと、前記第2処理手段により前記第1のタッチ操作と前記第2のタッチ操作とに基づいて前記第2の処理が実行される第2モードのいずれかを選択するモード選択手段として機能する、情報処理システム。
  23. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部、
    前記第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する処理手段を備えた、情報処理装置。
  24. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する処理ステップとからなる情報処理方法。
  25. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とを含む情報処理システムであって、
    前記第1タッチ操作検出部により検出された第1のタッチ操作と、前記第2タッチ操作検出部により検出された第2のタッチ操作とが互いに逆方向のスライド操作である場合に、所定の処理を実行する処理手段を備える、情報処理システム。
  26. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部、
    前記第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部、
    前記第1のタッチ操作および前記第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する処理手段を備えた、情報処理装置。
  27. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とに接続された情報処理装置のコンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    前記第1のタッチ操作および前記第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する処理ステップとからなる、情報処理方法。
  28. 第1のタッチ面に対する第1のタッチ操作を検出する第1タッチ操作検出部と、第1のタッチ面の裏側に配置された第2のタッチ面に対する第2のタッチ操作を検出する第2タッチ操作検出部とを含む情報処理システムであって、
    前記第1のタッチ操作および前記第2のタッチ操作のいずれか一方の操作がスライド操作であり、かつ、他方の操作がタッチ位置を略変化させない操作である場合に、所定の処理を実行する処理手段を備える、情報処理システム。
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