JP2013115548A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】雑音の大きな環境下でも安定した通信を可能とする。
【解決手段】アンテナ21,22で受信した信号を利得設定信号1,2で設定される利得で増幅する可変利得増幅器233,234と、可変利得増幅器233,234それぞれの出力信号の差を出力する差動増幅器235と、差動増幅器出力の振幅を検出する振幅モニタ部31と、差動増幅器出力の振幅の変動が最小となる利得設定信号1,2を求める分離制御部32を備える。これにより、アンテナ21,22で受信した信号から雑音を分離し、雑音の大きな環境下でも安定した通信を可能とする通信システムを提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信技術に関する。
近年、ユビキタス社会のネットワークを担う近距離無線通信が注目されている。近距離無線には、通信距離が100m程度の無線LAN(Local Area Network)や10mから20m程度をカバーする無線PAN(Personal Area Network)などがある。また、人が通信相手と接触するまで近接したときに通信することを目的とし、人体などの伝送媒体に電界を誘起し、誘起された電界を検出することで通信する電界通信も存在する。
岡村武夫、「微弱無線と小電力無線の基礎知識」、トランジスタ技術、CQ出版社、2007年11月号、p.106 「たくさん使われている微弱無線機器」、株式会社サーキットデザイン、[online]、[平成23年11月7日検索]、インターネット〈 URL:http://www.circuitdesign.jp/jp/technical/technical_pdf/bijaku.pdf.PDF〉 小國英徳、外4名、「DSPを用いたディジタルダイバーシチ受信機の製作」、第4回DSPS教育者会議、2002年8月29日 「無線伝送の基礎(フェージング通信路における誤り率,ダイバーシチ受信)」、[online]、新潟大学、ディジタル無線伝送工学 平成23年度講義資料、[平成23年11月7日検索]、インターネット〈 URL:http://telecom0.eng.niigata-u.ac.jp/index.php?plugin=attach&refer=Lecture%2FWCom&openfile=04-wireless-2.pdf〉
上記の無線通信システムの内、発射する電波が著しく微弱な無線局(微弱無線)や空中線電力が10mW以下の小電力無線局に該当する無線通信システムでは、信号強度が微弱なため環境雑音の影響を受けやすい。図14に従来の無線通信システムを示す。ここでは、無線通信端末100を送信側の端末、無線通信端末200を受信側の端末として、無線通信端末100のアンテナ101から通信すべき情報を含む信号を送信し、無線通信端末200のアンテナ201で受信する場合を考える。図14に示すように、無線通信端末100よりも環境雑音の源となる雑音源の方が無線通信端末200に近いと、環境雑音が無線通信端末100から送信される信号よりも大きくなり通信が妨害される。
雑音源としては、電子ディスプレイ・看板などの電子機器や無線通信端末100,200間の無線通信と同じ周波数帯を利用する他の無線通信機器などがある。これらの機器の密集度や稼働状況によって環境雑音の大きさは変化する。利用者となる人が集まるエリアには雑音源となる機器が密集するため環境雑音が大きくなり、そのエリアでの通信を利用するサービスが影響を受ける。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、雑音の大きな環境下でも安定した通信を可能とする通信システムを提供することを目的とする。
第1の本発明に係る無線通信装置は、第1、第2のアンテナと、前記第1のアンテナで受信した信号を第1の利得で増幅する第1の増幅器と、前記第2のアンテナで受信した信号を第2の利得で増幅する第2の増幅器と、前記第1の増幅器の出力信号と前記第2の増幅器の出力信号の差を出力する差動増幅器と、前記差動増幅器が出力する差動増幅出力信号の振幅を検出する振幅検出手段と、前記振幅の変動が最小となるように前記第1、第2の利得のいずれか一方もしくは双方を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
上記無線通信装置において、前記振幅検出手段は、ピークホールド回路を備えて、所定期間内における前記振幅のピーク値を検出し、前記制御手段は、前記振幅検出手段から複数回分の前記ピーク値を取得して前記振幅の変動を求めることを特徴とする。
上記無線通信装置において、前記振幅検出手段は、前記差動増幅出力信号の非反転出力と反転出力を出力する差動出力バッファと、前記非反転出力を入力して前記差動増幅出力信号の振幅の最大値を検出する第1のピークホールド回路と、前記反転出力を入力して前記差動増幅出力信号の振幅の最小値を検出する第2のピークホールド回路と、を有し、前記振幅の最大値と前記振幅の最小値に基づいて前記差動増幅出力信号の振幅を検出することを特徴とする。
第2の本発明に係る無線通信装置は、第1、第2のアンテナと、前記第1のアンテナで受信した信号を第1の利得で増幅する第1の増幅器と、前記第2のアンテナで受信した信号を第2の利得で増幅する第2の増幅器と、前記第1のアンテナで受信した信号と前記第2の増幅器の出力信号の差を出力する第1の差動増幅器と、前記第2のアンテナで受信した信号と前記第1の増幅器の出力信号の差を出力する第2の差動増幅器と、前記第1の差動増幅器が出力する第1の差動増幅出力信号の第1の振幅を検出する第1の振幅検出手段と、前記第2の差動増幅器が出力する第2の差動増幅出力信号の第2の振幅を検出する第2の振幅検出手段と、前記第1の振幅の変動が最小となるように前記第1の利得を制御するとともに、前記第2の振幅の変動が最小となるように前記第2の利得を制御し、振幅の変動が最小となった前記第1、第2の差動増幅出力信号のいずれかを選択する選択信号を出力する並列制御手段と、前記第1、第2の差動増幅出力信号を入力し、前記選択信号に基づき前記第1、第2の差動増幅出力信号のいずれか一方を出力する選択手段と、を有することを特徴とする。
第3の本発明に係る無線通信装置は、第1、第2のアンテナと、前記第1のアンテナで受信した信号を第1の利得で増幅する第1の増幅器と、前記第2のアンテナで受信した信号を第2の利得で増幅する第2の増幅器と、前記第1のアンテナで受信した信号と前記第2の増幅器の出力信号の差を出力する第1の差動増幅器と、前記第2のアンテナで受信した信号と前記第1の増幅器の出力信号の差を出力する第2の差動増幅器と、前記第1の差動増幅器が出力する第1の差動増幅出力信号の第1の振幅を検出する第1の振幅検出手段と、前記第2の差動増幅器が出力する第2の差動増幅出力信号の第2の振幅を検出する第2の振幅検出手段と、前記第1の振幅の変動が最小となるように、前記第1、第2の利得の差または比を一定値に保ちつつ、前記第1、第2の振幅の変動の大きさの差に応じて前記第1、第2の利得を制御する勾配検出制御手段と、を有することを特徴とする。
上記無線通信装置において、前記第1、第2のアンテナで受信した信号の搬送波周波数とは異なる周波数の信号を発振する局部発振手段を有し、前記第1、第2のアンテナで受信した信号をダウンコンバートすることを特徴とする。
上記無線通信装置において、前記第1、第2のアンテナで受信した信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、雑音の大きな環境下でも安定した通信を可能とする通信システムを提供することができる。
第1の実施の形態における無線通信システムの構成を示す機能ブロック図である。 変調信号と雑音の分離の原理を説明する図である。 モニタ・分離制御部の構成例を示す機能ブロック図である。 搬送波、雑音、受信信号の波形とモニタ・分離制御部の動作を示す図である。 可変利得増幅器の利得に対する振幅変動の大きさを示す図である。 振幅モニタ部の別の構成例を示す機能ブロック図である。 搬送波、雑音、受信信号の波形と図6の振幅モニタ部を備えたモニタ・分離制御部の動作を示す図である。 振幅モニタ部のさらに別の構成例を示す機能ブロック図である。 信号分離部の別の構成例を示す機能ブロック図である。 信号分離部のさらに別の構成例を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態における信号分離部の構成を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態における信号分離部の構成を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態の可変利得増幅器の利得に対する振幅変動の大きさを示す図である。 従来の無線通信システムを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態における無線通信システムの構成を示す機能ブロック図である。図1に示す無線通信システムは、無線通信端末1,2を備える。無線通信端末1,2はそれぞれ送信・受信する機能をもつモジュールを備えているが、簡略化のため、図1では、無線通信端末1では送信モジュールのみを、無線通信端末2では受信モジュールのみを記載している。
無線通信端末1は、端末処理部11、変調部12、およびアンテナ13を備える。端末処理部11が送信すべき情報に基づくデータ信号を変調部12に出力し、変調部12がそのデータ信号で所定の周波数の搬送波を変調してアンテナ13に出力し、アンテナ13から変調された変調信号が送信される。
無線通信端末2は、2本のアンテナ21,22、信号分離部23、および復調部24を備える。アンテナ21,22のそれぞれは、受信した信号を信号分離部23に出力し、信号分離部23が無線通信端末1から送信された変調信号と、周囲の雑音源から放射された雑音とを分離して、変調信号を復調部24に出力し、復調部24が変調信号を復調してデータ信号を得る。
信号分離部23は、自動利得調整増幅・フィルタ部231,232、可変利得増幅器233,234、差動増幅器235、およびモニタ・分離制御部236を備える。
自動利得調整増幅・フィルタ部231は、アンテナ21で受信した信号e1の不要な雑音を除去するとともに、自動利得調整増幅・フィルタ部231出力のある期間Tagでの平均の振幅が所定の振幅になるように利得を調整して信号e1を増幅する。
可変利得増幅器233は、利得設定信号1で設定される利得で自動利得調整増幅・フィルタ部231の出力信号を増幅する。
自動利得調整増幅・フィルタ部232は、アンテナ22で受信した信号e2の不要な雑音を除去するとともに、自動利得調整増幅・フィルタ部232出力のある期間Tagでの平均の振幅が所定の振幅になるように利得を調整して信号e2を増幅する。
可変利得増幅器234は、利得設定信号2で設定される利得で自動利得調整増幅・フィルタ部232の出力信号を増幅する。
差動増幅器235は、可変利得増幅器233,234の出力信号の差を出力する。
モニタ・分離制御部236は、差動増幅器235の出力信号から雑音成分を分離して無線通信端末1が送信した信号成分が支配的になるように、差動増幅器235の出力信号の振幅の揺らぎが最小になる利得設定信号1および利得設定信号2を求め、利得設定信号1および利得設定信号2を可変利得増幅器233,234に出力する。求めた利得設定信号1および利得設定信号2で可変利得増幅器233,234の利得を設定することにより雑音を分離する。
以下、変調信号と雑音の分離の原理を図2のモデルを用いて説明する。
無線通信端末1から送信された信号x1および雑音源から放射された雑音x2はアンテナ21,22に達するまでに減衰する。アンテナ13とアンテナ21間の減衰率をa11、アンテナ13とアンテナ22間の減衰率をa21、雑音源とアンテナ21間の減衰率をa12、および雑音源とアンテナ22間の減衰率をa22とする。アンテナ21では、無線通信端末1からの信号x1がa111となって受信され、雑音源からの雑音x2がa122となって受信される。アンテナ22では、無線通信端末1からの信号x1がa121となって受信され、雑音源からの雑音x2がa222となって受信される。自動利得調整増幅・フィルタ部231の入力と出力ではa111とa122の比が変わらないとし、自動利得調整増幅・フィルタ部232の入力と出力ではa211とa222の比が変わらないとする。説明の便宜上、自動利得調整増幅・フィルタ部231,232の利得を無視すると、自動利得調整増幅・フィルタ部231,232の出力信号e1,e2は以下の式で表される。
Figure 2013115548
式(1)と式(2)の右辺の第1項が変調信号の項であり、第2項が雑音の項である。可変利得増幅器233,234の利得をそれぞれc11,c12とし、差動増幅器235の利得を1とすると、差動増幅器235の出力は以下の式で表される。
Figure 2013115548
モニタ・分離制御部236では、式(3)で右辺第2項のc1112−c1222がゼロとなる可変利得増幅器233,234の利得c11,c12を求めて、その利得を設定する利得設定信号を出力する。
図3に、モニタ・分離制御部236の構成例を示す。モニタ・分離制御部236は、差動増幅器235の出力の振幅をモニタする振幅モニタ部31と振幅の変動の大きさに基づいて利得設定信号を生成する分離制御部32を備える。振幅モニタ部31は、振幅検波回路311とタイミング制御部312を備え、分離制御部32は、振幅データ処理部321と信号生成部322を備える。
振幅検波回路311は、差動増幅器出力の振幅を検波して検波信号としてタイミング制御部312に出力する。検波する方法は、ダイオード検波、2乗検波などいずれの方法を用いてもよい。
タイミング制御部312は、モニタ開始信号に応じて振幅検波動作を開始し、振幅検波動作開始から所定の期間T1で振幅検波回路311が検波した振幅のピーク値をアナログ−デジタル変換して振幅データを取得し、振幅データ信号として出力する。振幅のピーク値を検波する所定の期間T1は、振幅検波回路311での高調波の影響を避けるため無線通信端末1が送信する搬送波の周期より長く設定する。
振幅データ処理部321は、処理開始信号に応じてモニタ開始信号を振幅モニタ部31に出力し、振幅モニタ処理を実施させて振幅データ信号により振幅を得る。振幅データ処理部321は、可変利得増幅器233,234の利得を一定にした状態で、振幅を得る動作をNp回行い、得られたNp個の振幅の変動の大きさを表す振幅変動信号を出力する。
信号生成部322は、利得設定信号により可変利得増幅器233,234の利得を設定し、処理開始信号を振幅データ処理部321に出力して振幅の変動の大きさを取得する動作を開始させて、利得設定信号により設定した可変利得増幅器233,234の利得に対応する振幅の変動の大きさを得る。可変利得増幅器233,234に設定する利得を変化させて各利得に対する振幅の変動の大きさを取得し、最小の変動を与える利得を求めて、その利得となる利得設定信号を最適な利得を与える設定値として出力する。
次に、モニタ・分離制御部の動作について説明する。
図4は、モニタ・分離制御部の動作の説明に用いるチャートである。横軸に時間軸を取り、各信号の波形と各処理の処理期間を示している。無線通信端末1からは送信すべき情報に基づくデータ信号で所定の搬送波を変調する前に、変調しない搬送波を所定の期間Tw送信し、無線通信端末2のモニタ・分離制御部236は、この期間Twで最適な利得を与える利得設定信号を求める。
図4(a)に期間Twにおいて無線通信端末1から送信される信号x1の波形を示し、図4(b)に雑音源が放射する振幅が一定でない雑音x2の波形を示し、図4(c)に差動増幅器出力信号を示す。期間Twでは、無線通信端末1から送信される信号x1は周波数と振幅が一定となる。雑音源からは振幅が一定でない波形を持つ雑音x2が放射されているとする。以下では、可変利得増幅器233の利得c11を1で固定した場合、つまり、図1の自動利得調整増幅・フィルタ部231の出力を差動増幅器235の非反転入力に直接入力した構成と同様の場合について説明する。
図4(f)は、可変利得増幅器234に設定する利得を示す。信号生成部322が利得設定信号2により可変利得増幅器234の利得を設定すると、信号生成部322は、処理開始信号を振幅データ処理部321に出力し、振幅データ処理部321は振幅の変動の大きさを取得する処理を開始する。振幅データ処理部321が振幅の変動の大きさを取得する間は、可変利得増幅器234に設定する利得を一定にしておく。
振幅データ処理部321は振幅の変動の大きさを取得する処理を開始すると、モニタ開始信号をタイミング制御部312に出力し、タイミング制御部312は、図4(d)の四角の枠で示す振幅モニタ処理を開始する。
タイミング制御部312は、振幅モニタ処理開始後の所定の期間T1で振幅検波回路311が検波した振幅のピーク値から振幅データを取得して振幅データ信号として振幅データ処理部321に出力する。
振幅データ処理部321は、モニタ開始信号の出力と振幅データ信号の取得までの動作をNp回(図4では4回)繰り返した後、図4(e)の四角の枠で示す期間で、取得したNp個の振幅の変動の大きさを求めて振幅変動信号を出力する。
信号生成部322は、振幅変動信号を入力すると、可変利得増幅器234に設定した利得(利得設定値)と振幅の変動の大きさを対応付けて記憶する。そして、次に測定する利得に変化させて可変利得増幅器234に設定し、処理開始信号を振幅データ処理部321に出力する。このようにして幾つかの利得について振幅の変動の大きさを求め、振幅の変動の大きさが最小となる利得を最適な利得とする。
差動増幅器出力信号において雑音x2の成分が信号x1の成分に比べて大きい場合では、雑音x2の振幅が一定でないため振幅の変動が大きい。これに対し、雑音x2の成分が信号x1の成分に比べて小さい場合では、信号x1の振幅が一定であるため振幅の変動は小さい。したがって、振幅の変動が最小となる利得を求めることで雑音を分離するのに最適な利得を得ることができる。
図5に、可変利得増幅器234の利得に対する振幅変動の大きさの測定例を示す。
利得がゼロのときは、アンテナ21で受信した信号e1に含まれる雑音の影響で振幅が変動する。利得をゼロから徐々に大きくすると、雑音の成分が小さくなり振幅変動が小さくなる。雑音成分がゼロになるときが振幅の変動が最小となり、その時の利得が最適値となる。以下で振幅の変動が最小となる利得を求める方法を説明する。
まず、可変利得増幅器234で設定できる利得の下限での振幅の変動を取得して設定した利得と対応付けて記憶する。順次、可変利得増幅器234の利得を増加させて、同様に振幅の変動を取得して設定した利得と対応付けて記憶する。可変利得増幅器234で設定できる利得の上限に達した後、振幅の変動が最小となる利得を求めて、その利得を最適な利得として利得設定信号を出力する。もちろん利得の上限から始めてもよい。なお、自動利得調整増幅・フィルタ部231,232の利得調整の振幅データに与える影響を小さくするため、自動利得調整増幅・フィルタ部231,232が振幅の平均をとる期間Tagは振幅のピーク値を検波する所定の期間T1よりも十分に長い時間に設定する。
上記の利得を求める方法では、可変利得増幅器234の利得を順番に変更したが、振幅変動の大きさによって利得の変化量を変えて振幅の変動が最小となる利得を求めてもよい。具体的には、現行の利得での振幅変動が大きい場合は現行の利得から大きく変えた利得を次の利得とし、振幅変動が小さい場合は現行の利得から少し変えた利得を次の利得とする。また、前の利得の設定での振幅変動と比べて振幅変動が小さくなっている場合は利得を変える増減の方向を前と同じとし、前の利得の設定での振幅変動と比べて振幅変動が大きくなっている場合は利得を変える増減の方向を変える。このように、振幅変動をモニタしながら利得を変更して最適な利得を求める。
なお、上記の説明では、可変利得増幅器233の利得c11を1で固定して可変利得増幅器234の利得c12を調整したが、可変利得増幅器234の利得c12を固定して可変利得増幅器233の利得c11を調整してもよい。利得c11,c12の双方を調整するものでもよい。また、アンテナ21,22として、特開2011−199395のような電極を用いてもよい。
〈振幅モニタ部の構成例2〉
図3に示すモニタ・分離制御部236の振幅モニタ部31は、振幅の測定に振幅検波回路311を使用したが、ピークホールド回路を用いてもよい。図6に、ピークホールド回路を用いた振幅モニタ部31の構成例を示す。図6に示す振幅モニタ部31は、ピークホールド部313とタイミング制御部312を備える。
ピークホールド部313は、ピークホールド回路と内部状態をクリアする回路で構成される。ピークホールド部313は、クリア信号が入力されるとピークホールド部313の内部状態をクリアした後、差動増幅器出力のピーク値を保持するピークホールド動作を行い、ピーク値を表すピーク値信号を出力する。
タイミング制御部312は、モニタ開始信号が入力されるとクリア信号を出力してピークホールド部313にピークホールド動作を実施させ、ピークホールド動作開始から所定の期間T1におけるピーク値信号を取得してアナログ−デジタル変換し、振幅データ信号として出力する。所定の期間T1は、搬送波の周期より長ければよく、振幅検波回路311を使用する場合に比べて短い期間で振幅をモニタできる。
図7は、モニタ・分離制御部の動作の説明に用いるチャートである。分離制御部32の動作は、図4に示したチャートと同様であるので、ここでは、振幅モニタ部31の処理について説明する。
タイミング制御部312は、振幅データ処理部321からモニタ開始信号を入力すると、図7(d)に示すクリア信号をピークホールド部313に出力する。ピークホールド部313は、ピークホールド部313の内部状態をクリアした後、図7(e)に示す所定の期間T1でピークホールド動作を実施してピーク値信号をタイミング制御部312に出力し、タイミング制御部312は、ピーク値信号をアナログ−デジタル変換した振幅データ信号を振幅データ処理部321に出力する。
〈振幅モニタ部の構成例3〉
図8は、さらに別の振幅モニタ部の構成例を示す機能ブロック図である。図8に示す振幅モニタ部31は、タイミング制御部312、ピークホールド部313,314、および差動出力バッファ315を備える。
差動出力バッファ315は、非反転出力と反転出力を有し、差動増幅器出力と同相の信号が非反転出力から出力され、差動増幅器出力を反転した信号が反転出力から出力される。振幅モニタ動作時には、差動出力バッファ315の非反転出力を入力するピークホールド部313で所定の期間T1内での差動増幅器出力の最大値をホールドし、差動出力バッファ315の反転出力を入力するピークホールド部314で所定の期間T1内での差動増幅器出力の最小値をホールドして、それぞれ最大値信号、最小値信号としてタイミング制御部312に出力する。タイミング制御部312は、最大値信号、最小値信号をそれぞれアナログ−デジタル変換して差動増幅器出力の最大値と最小値を得る。そして、この最大値と最小値に基づいて振幅データを求めた後、振幅データ信号を出力する。
〈信号分離部の変形例1〉
図1に示す信号分離部23ではアンテナ21,22で受信した信号e1,e2を直接信号処理していたが、図9に示す信号分離部の変形例1のように、局部発振器41から出力される、搬送波とは異なる周波数の信号を用いてダウンコンバートした信号を処理してもよい。
〈信号分離部の変形例2〉
また、図10に示す信号分離部の変形例2のように、アナログ−デジタル変換部51,52を備えて、自動利得調整増幅・フィルタ部231,232の出力をアナログ−デジタル変換してもよい。この場合、アナログ−デジタル変換部51で変換されたデジタル信号と、アナログ−デジタル変換部52で変換されモニタ・分離制御部236が出力する倍率で乗算されたデジタル信号との差を加算部で求めてモニタ・分離制御部236に出力し、モニタ・分離制御部236では、デジタル信号処理でピークホールド動作、すなわち最大値または最小値の探索を行って振幅データを求め、加算部が出力する信号の振幅が最小となるようにアナログ−デジタル変換部51の出力の倍率を決める。
以上説明したように、本実施の形態によれば、アンテナ21,22で受信した信号を利得設定信号1,2で設定される利得で増幅する可変利得増幅器233,234と、可変利得増幅器233,234それぞれの出力信号の差を出力する差動増幅器235と、差動増幅器出力の振幅を検出する振幅モニタ部31と、差動増幅器出力の振幅の変動が最小となる利得設定信号1,2を求める分離制御部32を備えることにより、アンテナ21,22で受信した信号から雑音を分離し、雑音の大きな環境下でも安定した通信を可能とする通信システムを提供することができる。
[第2の実施の形態]
図11は、第2の実施の形態における無線通信システムの信号分離部の構成を示す機能ブロック図である。図11に示す信号分離部6は、自動利得調整増幅・フィルタ部61,62、可変利得増幅器63,64、差動増幅器65,66、振幅モニタ部67,68、並列分離制御部69、および選択部70を備える。
可変利得増幅器63は、利得設定信号1で設定される利得で自動利得調整増幅・フィルタ部62の出力信号を増幅し、差動増幅器65は、自動利得調整増幅・フィルタ部61の出力信号と可変利得増幅器63の出力信号の差を出力する。
可変利得増幅器64は、利得設定信号2で設定される利得で自動利得調整増幅・フィルタ部61の出力信号を増幅し、差動増幅器66は、自動利得調整増幅・フィルタ部62の出力信号と可変利得増幅器64の出力信号の差を出力する。
振幅モニタ部67,68それぞれで、差動増幅器85,86の出力信号の振幅を取得して並列分離制御部69に出力する。
並列分離制御部69は、可変利得増幅器63,64それぞれの利得を利得設定信号1,2で並列に調整し、振幅の変動が最小となった差動増幅器65,66の出力信号を選択して復調部24に出力するように、選択部70に選択信号を出力する。
可変利得増幅器63,64の利得をそれぞれc12,c21とすると、差動増幅器65,66それぞれの出力信号dif1,dif2は以下の式で表される。
Figure 2013115548
並列分離制御部69は、式(4)で表される差動増幅器65の出力信号の振幅変動を観測して可変利得増幅器63の利得c12を調整するとともに、式(5)で表される差動増幅器66の出力信号の振幅変動を観測して可変利得増幅器64の利得c21を調整する。
式(4)において雑音が最小になる利得は、c12,opt=a12/a22である。式(5)において雑音が最小になる利得は、c21,opt=a22/a12であり、c12,optとc21,optには、c12,opt=1/c21,optの関係式が成立する。c12,optとc21,optを求めるのに、c12とc21を下限から順次増加させてdif1とdif2の振幅変動を観測するが、c12,opt<1の場合では可変利得増幅器63の出力信号の振幅変動が少ない利得増加の回数で最小となる、すなわち早くc12,optが見つかる。c12,opt>1の場合はc21,opt<1であるため、c21,optが少ない利得増加の回数で見つかる。
したがって、本実施の形態によれば、並列分離制御部69が差動増幅器65,66それぞれの振幅の変動が最小となるように並列に制御し、振幅の変動が最小となった差動増幅器65,66の出力信号を選択する選択信号を出力することで、少ない利得増加の回数で振幅変動が最小となる可変利得増幅器63,64の利得を見つけることができる。
[第3の実施の形態]
図12は、第3の実施の形態における無線通信システムの信号分離部の構成を示す機能ブロック図である。図12に示す信号分離部8は、自動利得調整増幅・フィルタ部81,82、可変利得増幅器83,84、差動増幅器85,86、振幅モニタ部87,88、および変動勾配検出型分離制御部89を備える。
可変利得増幅器83は、利得設定信号1で設定される利得で自動利得調整増幅・フィルタ部82の出力信号を増幅し、差動増幅器85は、自動利得調整増幅・フィルタ部81の出力信号と可変利得増幅器83の出力信号の差を出力する。
可変利得増幅器84は、利得設定信号2で設定される利得で自動利得調整増幅・フィルタ部81の出力信号を増幅し、差動増幅器86は、自動利得調整増幅・フィルタ部82の出力信号と可変利得増幅器84の出力信号の差を出力する。
振幅モニタ部87,88それぞれで、差動増幅器85,86の出力信号の振幅を取得して変動勾配検出型分離制御部89に出力する。
変動勾配検出型分離制御部89は、可変利得増幅器83,84それぞれの利得の差または比が常に一定値となるように、可変利得増幅器83,84それぞれの利得を調節して、差動増幅器85の出力信号の振幅変動が最小となる利得設定信号1,2を求める。このとき、変動勾配検出型分離制御部89は、現行の利得での差動増幅器85,86の出力信号の振幅変動の差が大きい場合は利得の変化量を大きくし、振幅変動の差が小さい場合は利得の変化量を小さくする。つまり、振幅変動の差に比例して変化量を変える。
なお、図12では、差動増幅器85,86それぞれの反転入力に可変利得増幅器83,84をそれぞれ接続したが、差動増幅器85,86それぞれの非反転入力に可変利得増幅器83,84をそれぞれ接続してもよい。この場合、自動利得調整増幅・フィルタ部82の出力信号を可変利得増幅器83を介して差動増幅器85の非反転入力に入力し、自動利得調整増幅・フィルタ部81の出力信号を差動増幅器85の反転入力に入力する。また、自動利得調整増幅・フィルタ部81の出力信号を可変利得増幅器84を介して差動増幅器86の非反転入力に入力し、自動利得調整増幅・フィルタ部82の出力信号を差動増幅器86の反転入力に入力する。
ここで、変動勾配検出型分離制御部89が最適な利得を求める動作について説明する。
図13に、可変利得増幅器83,84の利得に対する振幅変動の大きさの測定例を示す。
可変利得増幅器83,84の利得がそれぞれ図中のA1,A2の場合、振幅変動の差(勾配)は負であるので、次に設定する利得は増加させる。また、勾配の大きさが大きいため変化量を大きくして次の利得を設定する。
可変利得増幅器83,84の利得がそれぞれ図中のB1,B2の場合、振幅変動の差(勾配)は負であり、勾配の大きさは小さいので、次に設定する利得は変化量を小さくして増加させる。
可変利得増幅器83,84の利得がそれぞれ図中のC1,C2の場合、振幅変動の差(勾配)は正であるので、次に設定する利得は減少させる。
以上のように、変動勾配検出型分離制御部89は差動増幅器85,85の出力信号の振幅変動の差に基づいて可変利得増幅器83,84の利得を変化させて最適な利得を求める。
以上説明したように、本実施の形態によれば、変動勾配検出型分離制御部89が、可変利得増幅器83,84それぞれの利得の差または比を一定値に保ちつつ、差動増幅器85,86の出力信号の振幅変動の差に基づいて可変利得増幅器83,84それぞれの利得を調節し、差動増幅器85の出力信号の振幅変動が最小となる利得設定信号1,2を求めることにより、効率的に最適な利得を求めることができる。
1,2…無線通信端末
11…端末処理部
12…変調部
13…アンテナ
21,22…アンテナ
23…信号分離部
231,232…自動利得調整増幅・フィルタ部
233,234…可変利得増幅器
235…差動増幅器
236…モニタ・分離制御部
24…復調部
31…振幅モニタ部
311…振幅検波回路
312…タイミング制御部
313,314…ピークホールド部
315…差動出力バッファ
32…分離制御部
321…振幅データ処理部
322…信号生成部
41…局部発振器
51,52…アナログ−デジタル変換部
6…信号分離部
61,62…自動利得調整増幅・フィルタ部
63,64…可変利得増幅器
65,66…差動増幅器
67,68…振幅モニタ部
69…並列分離制御部
70…選択部
8…信号分離部
81,82…自動利得調整増幅・フィルタ部
83,84…可変利得増幅器
85,86…差動増幅器
87,88…振幅モニタ部
89…変動勾配検出型分離制御部
100,200…無線通信端末
101,201…アンテナ

Claims (7)

  1. 第1、第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナで受信した信号を第1の利得で増幅する第1の増幅器と、
    前記第2のアンテナで受信した信号を第2の利得で増幅する第2の増幅器と、
    前記第1の増幅器の出力信号と前記第2の増幅器の出力信号の差を出力する差動増幅器と、
    前記差動増幅器が出力する差動増幅出力信号の振幅を検出する振幅検出手段と、
    前記振幅の変動が最小となるように前記第1、第2の利得のいずれか一方もしくは双方を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記振幅検出手段は、ピークホールド回路を備えて、所定期間内における前記振幅のピーク値を検出し、
    前記制御手段は、前記振幅検出手段から複数回分の前記ピーク値を取得して前記振幅の変動を求めることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記振幅検出手段は、前記差動増幅出力信号の非反転出力と反転出力を出力する差動出力バッファと、前記非反転出力を入力して前記差動増幅出力信号の振幅の最大値を検出する第1のピークホールド回路と、前記反転出力を入力して前記差動増幅出力信号の振幅の最小値を検出する第2のピークホールド回路と、を有し、前記振幅の最大値と前記振幅の最小値に基づいて前記差動増幅出力信号の振幅を検出することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 第1、第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナで受信した信号を第1の利得で増幅する第1の増幅器と、
    前記第2のアンテナで受信した信号を第2の利得で増幅する第2の増幅器と、
    前記第1のアンテナで受信した信号と前記第2の増幅器の出力信号の差を出力する第1の差動増幅器と、
    前記第2のアンテナで受信した信号と前記第1の増幅器の出力信号の差を出力する第2の差動増幅器と、
    前記第1の差動増幅器が出力する第1の差動増幅出力信号の第1の振幅を検出する第1の振幅検出手段と、
    前記第2の差動増幅器が出力する第2の差動増幅出力信号の第2の振幅を検出する第2の振幅検出手段と、
    前記第1の振幅の変動が最小となるように前記第1の利得を制御するとともに、前記第2の振幅の変動が最小となるように前記第2の利得を制御し、振幅の変動が最小となった前記第1、第2の差動増幅出力信号のいずれかを選択する選択信号を出力する並列制御手段と、
    前記第1、第2の差動増幅出力信号を入力し、前記選択信号に基づき前記第1、第2の差動増幅出力信号のいずれか一方を出力する選択手段と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  5. 第1、第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナで受信した信号を第1の利得で増幅する第1の増幅器と、
    前記第2のアンテナで受信した信号を第2の利得で増幅する第2の増幅器と、
    前記第1のアンテナで受信した信号と前記第2の増幅器の出力信号の差を出力する第1の差動増幅器と、
    前記第2のアンテナで受信した信号と前記第1の増幅器の出力信号の差を出力する第2の差動増幅器と、
    前記第1の差動増幅器が出力する第1の差動増幅出力信号の第1の振幅を検出する第1の振幅検出手段と、
    前記第2の差動増幅器が出力する第2の差動増幅出力信号の第2の振幅を検出する第2の振幅検出手段と、
    前記第1の振幅の変動が最小となるように、前記第1、第2の利得の差または比を一定値に保ちつつ、前記第1、第2の振幅の変動の大きさの差に応じて前記第1、第2の利得を制御する勾配検出制御手段と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  6. 前記第1、第2のアンテナで受信した信号の搬送波周波数とは異なる周波数の信号を発振する局部発振手段を有し、前記第1、第2のアンテナで受信した信号をダウンコンバートすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 前記第1、第2のアンテナで受信した信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の無線通信装置。
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