JP2013110635A - ハンドオーバパラメータ調整装置、ハンドオーバパラメータ調整方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
ハンドオーバパラメータ調整装置、ハンドオーバパラメータ調整方法およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ハンドオーバパラメータの調整に要する時間を短縮することを図る。
【解決手段】ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に、地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルと、前記エリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理部10と、前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定部20と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に、地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルと、前記エリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理部10と、前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定部20と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、ハンドオーバパラメータ調整装置、ハンドオーバパラメータ調整方法およびコンピュータプログラムに関する。
セルラー方式の移動通信システムにおけるハンドオーバの失敗事象は、大きく分けて以下の3つ(「Too Early HO」、「Too Late HO」、「HO to Wrong Cell」)に分類できる(例えば、非特許文献1参照)。
(1)「Too Early HO」
移動端末がセルAからセルBにハンドオーバしたが、無線リンク断(Radio Link Failure:RLF)がセルBで発生し、セルAに再接続する事象である。「Too Early HO」はハンドオーバタイミングが早すぎることが原因で発生する。
(2)「Too Late HO」
移動端末がセルAに接続中にRLFが発生し、セルAとは異なるセルBと接続を再確立する事象である。「Too Late HO」はハンドオーバタイミングが遅すぎることが原因で発生する。
(3)「HO to Wrong Cell」
セルAからセルBへのハンドオーバ中、もしくはハンドオーバが成功した直後にRLFが発生し、セルA,Bとは異なるセルCと接続を再確立する事象である。セルBを「Target Cell」、セルCを「Reconnection Cell」と呼ぶ。
(1)「Too Early HO」
移動端末がセルAからセルBにハンドオーバしたが、無線リンク断(Radio Link Failure:RLF)がセルBで発生し、セルAに再接続する事象である。「Too Early HO」はハンドオーバタイミングが早すぎることが原因で発生する。
(2)「Too Late HO」
移動端末がセルAに接続中にRLFが発生し、セルAとは異なるセルBと接続を再確立する事象である。「Too Late HO」はハンドオーバタイミングが遅すぎることが原因で発生する。
(3)「HO to Wrong Cell」
セルAからセルBへのハンドオーバ中、もしくはハンドオーバが成功した直後にRLFが発生し、セルA,Bとは異なるセルCと接続を再確立する事象である。セルBを「Target Cell」、セルCを「Reconnection Cell」と呼ぶ。
また、不必要なハンドオーバとは、特定の2つの基地局の間で短期間に何度もハンドオーバを繰り返す事象のことであり、「Ping-Pong HO」と呼ばれる。
通常、ハンドオーバパラメータを調整してハンドオーバタイミングを変更することで、ハンドオーバの失敗を低減し、また、「Ping-Pong HO」を防止することが出来る。「Too Early HO」又は「Ping-Pong HO」の発生が支配的な場合には、ハンドオーバタイミングを遅らせるようにハンドオーバパラメータを調整する。一方、「Too Late HO」の発生が支配的な場合には、ハンドオーバタイミングを早めるようにハンドオーバパラメータを調整する。従って、ハンドオーバ失敗事象及び「Ping-Pong HO」の発生回数が多くなり、ハンドオーバパラメータの調整結果が蓄積されるほど、ハンドオーバパラメータ調整の精度は上がる。
高速かつ広帯域の無線伝送を実現する次世代の移動通信方式として、例えば3GPP(Third Generation Partnership Project)の標準規格の一つである「LTE(Long Term Evolution)」が知られている。LTEでは、移動端末が送信した「Measurement Report:MR」メッセージを基地局が受信することを契機としてハンドオーバ処理が行われる。MRには送信判定条件が異なる複数の種類が定義されているが、ここでは、その中でハンドオーバ処理の判定に利用されることが多い「A3 MR」について説明する。「A3 MR」メッセージは以下の条件式(1)が満たされるときに、移動端末から接続基地局(s)へと送信される(例えば、非特許文献2参照)。
M(s,n)+Of(s,n)+Oc(s,n)−Hys(s)>M(s,s)+Of(s,s)+Oc(s,s)+OffA3(s) ・・・(1)
但し、sは接続基地局の基地局識別子(基地局ID)である。nは、接続基地局(s)の隣接基地局の基地局IDである。M(s,s)は、移動端末が観測した接続基地局(s)に関する「Reference Signal Received Power:RSRP」[dBm]または「Reference Signal Received Quality:RSRQ」[dB]である。Of(s,s)は、接続基地局(s)の周波数に応じて設定するオフセット値である。Oc(s,s)は、接続基地局(s)に固有のオフセット値である。Of(s,n)は、隣接基地局(n)の周波数に応じて設定するオフセット値である。Oc(s,n)は、接続基地局(s)が隣接基地局(n)毎に設定するオフセット値(セル個別オフセット:CIO)である。Hys(s)は、ヒステリシスと呼ばれるオフセット値である。OffA3(s)は、「A3 MR」に固有のオフセット値である。
Of(s,s)、Oc(s,s)、Of(s,n)、Oc(s,n)、Hys(s)及びOffA3(s)は、オペレータが設定可能なシステムパラメータである。Hys(s)及びOffA3(s)は、基地局(s)毎に設定するシステムパラメータである。これらのシステムパラメータを変更することで、条件式(1)を満たすタイミング、すなわち、接続基地局(s)から隣接基地局(n)へハンドオーバするタイミングを変更することができる。
非特許文献3,4では、ハンドオーバ失敗事象ごとに判定閾値を設け、ハンドオーバの発生回数(もしくは発生率)が判定閾値を超えた場合に、ハンドオーバ失敗事象に応じた電力オフセット値を調整する方法が提案されている。しかし、ハンドオーバ失敗事象にはハンドオーバパラメータを調整する方向が相反する事象があり、それらのハンドオーバ失敗事象が同時に生じる場合にはハンドオーバパラメータの調整により逆に失敗回数が増加してしまう、もしくは、それらのハンドオーバ失敗事象が繰り返し発生し、ハンドオーバ制御が安定しない可能性がある。
3GPP TS36.300, v9.4.0. 2010-06.
3GPP TS36.331, v9.3.0. 2010-06.
"移動局の位置を考慮したハンドオーバ・パラメータの自己最適化", 2010 年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会, B-5-90
"Self-optimization for handover oscillation control in LTE", Network Operations and Management Symposium (NOMS), 2010 IEEE.
ハンドオーバパラメータを調整する技術として、ハンドオーバ失敗事象の発生回数と「Ping-Pong HO」の発生回数との集計値を利用する場合には、対地毎に十分な事象の蓄積が個別に必要となる。このため、通信トラヒックが少ないエリアでは十分な事象が蓄積されるまでに時間がかかるので、ハンドオーバパラメータを最適化するまでの間隔(最適化間隔)が長くなり、通信品質が劣化する可能性がある。単純に、ハンドオーバパラメータの最適化に用いるハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数を小さくした場合には、ハンドオーバパラメータを調整する契機は増えるが、ハンドオーバパラメータの調整の信頼性が低くなって誤ったハンドオーバパラメータが設定される可能性が高くなるため、通信品質の劣化や余計なパラメータ変更の増加による装置負荷の増大を招く可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、ハンドオーバパラメータの調整に要する時間を短縮することができるハンドオーバパラメータ調整装置、ハンドオーバパラメータ調整方法およびコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るハンドオーバパラメータ調整装置は、セルラー方式の移動通信システムのハンドオーバパラメータ調整装置において、ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に、地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルと、前記エリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理部と、前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るハンドオーバパラメータ調整装置において、前記エリア統合処理部は、各セルにおける地理的な情報もしくは無線品質の情報もしくは移動端末の移動速度の情報が変わった場合、又は、セルの組合せを検出する条件が同一である場合においてハンドオーバ性能指標が悪化したときに、セルの組合せを検出する条件を変更する、ことを特徴とする。
本発明に係るハンドオーバパラメータ調整装置において、前記設定値決定部は、前記検出されたセルの組合せにおいて、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達しているセルの組合せが一つでも存在する場合に、一括してハンドオーバパラメータを決定する、ことを特徴とする。
本発明に係るハンドオーバパラメータ調整装置において、前記設定値決定部は、前記検出されたセルの組合せにおいて、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達しているセルの組合せがない場合であって、全セル組合せ分のハンドオーバ失敗事象の発生回数と「Ping-Pong HO」の発生回数との和が最適化判定数に達しているときに、一括してセル個別オフセットを決定する、ことを特徴とする。
本発明に係るハンドオーバパラメータ調整方法は、セルラー方式の移動通信システムにおけるハンドオーバパラメータ調整方法であって、ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に、地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルを設け、前記エリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理ステップと、前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、セルラー方式の移動通信システムにおけるハンドオーバパラメータ調整処理を行うためのコンピュータプログラムであって、ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理ステップと、前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
これにより、前述のハンドオーバパラメータ調整装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
これにより、前述のハンドオーバパラメータ調整装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明によれば、同様の特性を有するセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定することができる。これにより、ハンドオーバパラメータの調整に要する時間を短縮することができるという効果が得られる。この結果として、ハンドオーバ失敗事象または「Ping-Pong HO」による通信断時間を短縮し、ユーザの通信品質を向上させることに寄与することが可能となる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動通信システムの全体構成を示す概略構成図である。ハンドオーバパラメータ調整装置1は、移動通信網110の各基地局100から情報を収集し、移動通信網110におけるハンドオーバパラメータを調整する。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動通信システムの全体構成を示す概略構成図である。ハンドオーバパラメータ調整装置1は、移動通信網110の各基地局100から情報を収集し、移動通信網110におけるハンドオーバパラメータを調整する。
図2は、本実施形態に係るハンドオーバパラメータ調整装置1の構成図である。図2において、ハンドオーバパラメータ調整装置1は、エリア統合処理部10と設定値決定部20を有する。
ハンドオーバパラメータ調整装置1には各基地局100における情報が入力される。この入力情報としては、ハンドオーバ失敗事象(「Too Early HO」、「Too Late HO」、「HO to Wrong Cell」)の各発生回数、「Ping-Pong HO」の発生回数、拡張エリアコード、市町村コード、土地利用区分、ユーザ移動速度、干渉電力、受信電力、などの情報である。
ハンドオーバパラメータ調整装置1は、ハンドオーバパラメータの調整結果として、セル個別オフセット(CIO)の調整結果を出力する。
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態に係るハンドオーバパラメータ調整装置1の動作を説明する。図3及び図4は、本実施形態に係るハンドオーバパラメータ調整処理の手順を示すフローチャートであって、図3はエリア統合処理部10の処理を示し、図4は設定値決定部20の処理を示す。
ハンドオーバパラメータ調整装置1は、図3及び図4に示すハンドオーバパラメータ調整処理をTarea時間毎に実行する。但し、Tareaは実数である。例えば、Tareaは24である。
(ステップS1)
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルを有し、該エリア選択テーブルを更新する。エリア統合処理部10は、「Neighbor List」のSourceセルとTargetセルの全組合せに対して、エリア選択テーブルを作成する。図5にエリア選択テーブルの例を示す。
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルを有し、該エリア選択テーブルを更新する。エリア統合処理部10は、「Neighbor List」のSourceセルとTargetセルの全組合せに対して、エリア選択テーブルを作成する。図5にエリア選択テーブルの例を示す。
図5において、エリア選択テーブルは、6種類の要素(1)から(6)から構成される。
(1)拡張エリアコード:SourceセルとTargetセルの組合せに対して、市町村コードよりも広い単位で近隣のエリアを一つの単位に纏めるためのコードである。拡張エリアコードは任意に指定される。
(1)拡張エリアコード:SourceセルとTargetセルの組合せに対して、市町村コードよりも広い単位で近隣のエリアを一つの単位に纏めるためのコードである。拡張エリアコードは任意に指定される。
(2)市町村コード:SourceセルとTargetセルの組合せがカバーするエリアの市町村を特定するコードである。市町村コードとしては、例えば、総務省発行の5ケタのコード番号を利用可能である。
(3)土地利用区分:SourceセルとTargetセルの組合せがカバーするエリアの土地利用区分を特定する情報である。土地利用区分としては、例えば、国土地理院発行の土地利用区分を利用可能である。
(4)移動速度レベル:移動端末(ユーザ)の移動速度を表す指標である。エリア統合処理部10は、以下に示す手順で移動速度レベルを算出する。
まず、エリア統合処理部10は、セル毎に、ユーザのActive状態における平均セル滞在時間を集計する。具体的には、エリア統合処理部10は、任意の時間間隔Tuserを集計の単位時間として、次式により平均セル滞在時間を算出する。
但し、Ttは時刻tにおける過去Tuser時間分の平均セル滞在時間である。αは、忘却係数である。αは「0<α<1」を満たす実数である。時間間隔Tuserとしては、例えば、24時間である。
次いで、エリア統合処理部10は、SourceセルとTargetセルの組合せ毎に、平均セル滞在時間の和によってレベル分け(移動速度レベルを決定)する。図6に移動速度レベルの例を示す。図6において、aからeは実数である。例えば、aは30、bは45、cは60、dは120、eは240、である。以上が移動速度レベルの算出の手順である。
(5)干渉電力レベル:Sourceセルの基地局で測定した「他セルからの干渉電力」を表す指標である。図7に干渉電力レベルの例を示す。図7において、f及びgは実数である。例えば、fは−90、gは−120、である。
(6)受信電力レベル:Sourceセルの基地局で測定した「上りリンクからの受信電力」を表す指標である。図8に受信電力レベルの例を示す。図8において、h及びiは実数である。例えば、hは−100、iは−110、である。
(ステップS2)
エリア統合処理部10は、統合レベルを1に設定する。
エリア統合処理部10は、統合レベルを1に設定する。
(ステップS3)
エリア統合処理部10は、統合レベルを判定する。この結果から以降の処理が選択される。具体的には、統合レベルが1ならばステップS4に進み、統合レベルが2ならばステップS5に進み、統合レベルが3ならばステップS6に進み、統合レベルが4ならばステップS7に進み、統合レベルが5ならば図4のステップS31に進む。
エリア統合処理部10は、統合レベルを判定する。この結果から以降の処理が選択される。具体的には、統合レベルが1ならばステップS4に進み、統合レベルが2ならばステップS5に進み、統合レベルが3ならばステップS6に進み、統合レベルが4ならばステップS7に進み、統合レベルが5ならば図4のステップS31に進む。
(ステップS4)
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、市町村コードと土地利用区分と移動速度レベルと干渉電力レベルと受信電力レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、市町村コードと土地利用区分と移動速度レベルと干渉電力レベルと受信電力レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
(ステップS5)
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、市町村コードと移動速度レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、市町村コードと移動速度レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
(ステップS6)
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、拡張エリアコードと移動速度レベルと干渉電力レベルと受信電力レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、拡張エリアコードと移動速度レベルと干渉電力レベルと受信電力レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
(ステップS7)
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、拡張エリアコードと移動速度レベルと干渉電力レベルと受信電力レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
エリア統合処理部10は、エリア選択テーブルにおいて、拡張エリアコードと移動速度レベルと干渉電力レベルと受信電力レベルとが同一である「SourceセルとTargetセルの組合せ」を検索し、発見した「SourceセルとTargetセルの組合せ」を一つの統合単位とする。
(ステップS8)
エリア統合処理部10は、同一統合レベルでのパラメータ値調整において、直近の指定数(m)回以上連続して、ハンドオーバ性能指標が悪化したかを判定する。この判定の結果、ハンドオーバ性能指標が悪化した場合にはステップS11に進み、そうではない場合にはステップS9に進む。
エリア統合処理部10は、同一統合レベルでのパラメータ値調整において、直近の指定数(m)回以上連続して、ハンドオーバ性能指標が悪化したかを判定する。この判定の結果、ハンドオーバ性能指標が悪化した場合にはステップS11に進み、そうではない場合にはステップS9に進む。
具体的には、エリア統合処理部10は、次式によりハンドオーバ性能指標を算出する。
ハンドオーバ性能指標=Who×(HO失敗数÷HO数)+Wpp×(Ping-Pong HO発生数÷HO数)
エリア統合処理部10は、ハンドオーバ性能指標が直近m回以上連続してq%を超える上昇であった場合には(ステップS8、NO)ステップS11に進み、そうではない場合にはステップS9に進む。但し、Who、Wpp、m及びqは実数である。例えば、Whoは1、Wppは1、mは3、qは30、である。
ハンドオーバ性能指標=Who×(HO失敗数÷HO数)+Wpp×(Ping-Pong HO発生数÷HO数)
エリア統合処理部10は、ハンドオーバ性能指標が直近m回以上連続してq%を超える上昇であった場合には(ステップS8、NO)ステップS11に進み、そうではない場合にはステップS9に進む。但し、Who、Wpp、m及びqは実数である。例えば、Whoは1、Wppは1、mは3、qは30、である。
(ステップS9)
エリア統合処理部10は、統合単位毎に、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達している「SourceセルとTargetセルの組合せ」があるかを調べる。この結果、該当する「SourceセルとTargetセルの組合せ」が、ある場合には図4のステップS21に進み、ない場合にはステップS10に進む。最適化判定数は、事前に設定される。
エリア統合処理部10は、統合単位毎に、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達している「SourceセルとTargetセルの組合せ」があるかを調べる。この結果、該当する「SourceセルとTargetセルの組合せ」が、ある場合には図4のステップS21に進み、ない場合にはステップS10に進む。最適化判定数は、事前に設定される。
(ステップS10)
エリア統合処理部10は、統合単位毎に、SourceセルとTargetセルの全組合せ分のハンドオーバ失敗事象の発生回数と「Ping-Pong HO」の発生回数との和が最適化判定数に達しているかを判定する。この結果、最適化判定数に達している場合には図4のステップS26に進み、最適化判定数に達していない場合にはステップS11に進む。
エリア統合処理部10は、統合単位毎に、SourceセルとTargetセルの全組合せ分のハンドオーバ失敗事象の発生回数と「Ping-Pong HO」の発生回数との和が最適化判定数に達しているかを判定する。この結果、最適化判定数に達している場合には図4のステップS26に進み、最適化判定数に達していない場合にはステップS11に進む。
(ステップS11)
エリア統合処理部10は、統合レベルに1を加算する。これにより、統合単位のエリアが拡大されることになる。この後、ステップS3に戻る。
エリア統合処理部10は、統合レベルに1を加算する。これにより、統合単位のエリアが拡大されることになる。この後、ステップS3に戻る。
(ステップS21)
設定値決定部20は、統合単位毎に、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達している「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の平均値(CIOave)を算出する。
設定値決定部20は、統合単位毎に、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達している「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の平均値(CIOave)を算出する。
(ステップS22)
設定値決定部20は、統合単位毎に、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達していない「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値と、ハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)とを比較する。
設定値決定部20は、統合単位毎に、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達していない「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値と、ハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)とを比較する。
(ステップS23)
設定値決定部20は、ステップS22の比較の結果、ハンドオーバパラメータ(CIO)の値がハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)よりも小さい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値に1を加算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
設定値決定部20は、ステップS22の比較の結果、ハンドオーバパラメータ(CIO)の値がハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)よりも小さい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値に1を加算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
(ステップS24)
設定値決定部20は、ステップS22の比較の結果、ハンドオーバパラメータ(CIO)の値がハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)に等しい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値を変更なしとする。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
設定値決定部20は、ステップS22の比較の結果、ハンドオーバパラメータ(CIO)の値がハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)に等しい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値を変更なしとする。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
(ステップS25)
設定値決定部20は、ステップS22の比較の結果、ハンドオーバパラメータ(CIO)の値がハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)よりも大きい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値から1を減算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
設定値決定部20は、ステップS22の比較の結果、ハンドオーバパラメータ(CIO)の値がハンドオーバパラメータの平均値(CIOave)よりも大きい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値から1を減算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
(ステップS26)
設定値決定部20は、統合単位毎に、調整重みを算出する。具体的には、設定値決定部20は、次式により調整重みを算出する。
調整重み=−(w1×(Too Early HO 発生回数))+(w2×(Too Late HO 発生回数))−(w3×(当該TargetセルをTarget Cell とするHO to wrong cell 発生回数))+(w4×(当該TargetセルをReconnection Cell とするHO to wrong cell 発生回数))
但し、w1、w2、w3及びw4は実数である。例えば、「w1=w2=w3=w4=1」である。
設定値決定部20は、統合単位毎に、調整重みを算出する。具体的には、設定値決定部20は、次式により調整重みを算出する。
調整重み=−(w1×(Too Early HO 発生回数))+(w2×(Too Late HO 発生回数))−(w3×(当該TargetセルをTarget Cell とするHO to wrong cell 発生回数))+(w4×(当該TargetセルをReconnection Cell とするHO to wrong cell 発生回数))
但し、w1、w2、w3及びw4は実数である。例えば、「w1=w2=w3=w4=1」である。
(ステップS27)
設定値決定部20は、統合単位毎に、基準値(c)を用いて調整重みの値を判定する。但し、基準値(c)は0以上の実数である。
設定値決定部20は、統合単位毎に、基準値(c)を用いて調整重みの値を判定する。但し、基準値(c)は0以上の実数である。
(ステップS28)
設定値決定部20は、ステップS27の判定の結果、調整重みの値が基準値(c)よりも大きい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値に1を加算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
設定値決定部20は、ステップS27の判定の結果、調整重みの値が基準値(c)よりも大きい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値に1を加算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
(ステップS29)
設定値決定部20は、ステップS27の判定の結果、調整重みの値が「−1×基準値(c)」以上基準値(c)以下である場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値を変更なしとする。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
設定値決定部20は、ステップS27の判定の結果、調整重みの値が「−1×基準値(c)」以上基準値(c)以下である場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値を変更なしとする。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
(ステップS30)
設定値決定部20は、ステップS27の判定の結果、調整重みの値が「−1×基準値(c)」よりも小さい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値から1を減算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
設定値決定部20は、ステップS27の判定の結果、調整重みの値が「−1×基準値(c)」よりも小さい場合に、当該「SourceセルとTargetセルの組合せ」のハンドオーバパラメータ(CIO)の値から1を減算する。この後、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
(ステップS31)
設定値決定部20はハンドオーバパラメータ(CIO)の調整を行わず、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
設定値決定部20はハンドオーバパラメータ(CIO)の調整を行わず、ハンドオーバパラメータ調整処理を終了する。
ハンドオーバパラメータ調整装置1は、設定値決定部20によるハンドオーバパラメータ(CIO)の調整結果を出力する。
なお、上述した実施形態では、エリア選択テーブル内の6種類の要素(1)から(6)までの組合せにより統合レベルを4つ設けているが、要素(1)から(6)までを任意に組み合わせて統合レベルを任意の個数設定可能である。又、統合レベルは、値が小さくなるにつれて組み合わせる要素の数を多くすることで統合エリアを狭くするように、値が大きくなるにつれて組み合わせる要素の数を少なくすることで統合エリアを広くするように、条件設定する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、図3、図4に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、ハンドオーバパラメータ調整処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…ハンドオーバパラメータ調整装置、10…エリア統合処理部、20…設定値決定部、100…基地局
Claims (6)
- セルラー方式の移動通信システムのハンドオーバパラメータ調整装置において、
ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に、地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルと、
前記エリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理部と、
前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定部と、
を備えたことを特徴とするハンドオーバパラメータ調整装置。 - 前記エリア統合処理部は、各セルにおける地理的な情報もしくは無線品質の情報もしくは移動端末の移動速度の情報が変わった場合、又は、セルの組合せを検出する条件が同一である場合においてハンドオーバ性能指標が悪化したときに、セルの組合せを検出する条件を変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバパラメータ調整装置。 - 前記設定値決定部は、前記検出されたセルの組合せにおいて、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達しているセルの組合せが一つでも存在する場合に、一括してハンドオーバパラメータを決定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のハンドオーバパラメータ調整装置。 - 前記設定値決定部は、前記検出されたセルの組合せにおいて、ハンドオーバ失敗事象と「Ping-Pong HO」の蓄積数が最適化判定数に達しているセルの組合せがない場合であって、全セル組合せ分のハンドオーバ失敗事象の発生回数と「Ping-Pong HO」の発生回数との和が最適化判定数に達しているときに、一括してセル個別オフセットを決定する、
ことを特徴とする請求項3に記載のハンドオーバパラメータ調整装置。 - セルラー方式の移動通信システムにおけるハンドオーバパラメータ調整方法であって、
ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に、地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルを設け、
前記エリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理ステップと、
前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定ステップと、
を含むことを特徴とするハンドオーバパラメータ調整方法。 - セルラー方式の移動通信システムにおけるハンドオーバパラメータ調整処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
ハンドオーバの対象となるセルの組合せ毎に地理的な情報または無線品質の情報または移動端末の移動速度の情報を格納するエリア選択テーブルに基づいて、地理的にまたは無線品質または移動端末の移動速度が同等であるセルの組合せを検出するエリア統合処理ステップと、
前記検出されたセルの組合せに対して、一括してハンドオーバパラメータを決定する設定値決定ステップと、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011254937A JP2013110635A (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | ハンドオーバパラメータ調整装置、ハンドオーバパラメータ調整方法およびコンピュータプログラム |
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JP2011254937A JP2013110635A (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | ハンドオーバパラメータ調整装置、ハンドオーバパラメータ調整方法およびコンピュータプログラム |
Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9913182B2 (en) | 2013-11-26 | 2018-03-06 | Nec Corporation | Radio communication system, base station, network management device, handover control method and program |
CN112769417A (zh) * | 2019-11-01 | 2021-05-07 | 雅特力科技(重庆)有限公司 | 时钟故障检测器 |
CN113453114A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-09-28 | Oppo广东移动通信有限公司 | 编码控制方法、装置、无线耳机及存储介质 |
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CN114113099A (zh) * | 2020-08-28 | 2022-03-01 | 致茂电子(苏州)有限公司 | 自动化调整电子设备的方法 |
-
2011
- 2011-11-22 JP JP2011254937A patent/JP2013110635A/ja active Pending
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