JP2013110036A5 - リチウム二次電池用正極、及びその作製方法 - Google Patents

Claims (4)

1. 集電体と、
   前記集電体上の、タンタル膜と、
   前記タンタル膜上の、鉄およびリチウムを含む正極活物質と、を有し、
   前記鉄およびリチウムを含む正極活物質は、柱状結晶を有する、ことを特徴とするリチウム二次電池用正極。
2. 請求項１において、
   前記鉄およびリチウムを含む正極活物質は、
   ラマン分光法により得られた、ラマンシフトが９２０ｃｍ^−１以上９８０ｃｍ^−１以下のＰ−Ｏ伸縮強度による第１のピークを有し、
   前記第１のピークと、ラマンシフトが６４０ｃｍ^−１以上６９０ｃｍ^−１以下のＦｅ _３ Ｏ _４ 強度による第２のピークとの比（第１のピーク／第２のピーク）が、７以上を満たす、ことを特徴とするリチウム二次電池用正極。
3. 請求項１または請求項２において、
   前記正極活物質は、リン酸鉄リチウムを含む、ことを特徴とするリチウム二次電池用正極。
4. 集電体上に、スパッタリング法によりタンタル膜を形成し、
   前記タンタル膜上に、スパッタリング法により正極活物質を形成し、
   前記正極活物質に、５５０℃以上の熱処理を行うリチウム二次電池用正極の作製方法であって、
   前記正極活物質は、鉄およびリチウムを含み、
   前記正極活物質は、柱状結晶を有することを特徴とするリチウム二次電池用正極の作製方法。