JP2013109395A - 待ち行列管理装置、待ち行列管理方法および、待ち行列管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】待ち行列を管理すること。
【解決手段】待ち行列管理装置によって、所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像が取得され(ステップS111)、取得された画像に撮影されている待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報が、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加され(ステップS118)、順番特定情報が追加された画像が、端末装置に送信される(ステップS122)。
【選択図】図6
【解決手段】待ち行列管理装置によって、所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像が取得され(ステップS111)、取得された画像に撮影されている待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報が、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加され(ステップS118)、順番特定情報が追加された画像が、端末装置に送信される(ステップS122)。
【選択図】図6
Description
この発明は、待ち行列管理装置、待ち行列管理方法および、待ち行列管理システムに関し、特に、待ち行列を管理するのに適した待ち行列管理装置、待ち行列管理方法および、待ち行列管理システムに関する。
所定のサービスの提供を受けるための待ち行列を管理するためには、人の位置情報を把握する必要がある。特許文献1には、所定エリアにおける入場者管理を高精度かつ低コストで行なうシステムが開示されている。具体的には、イベント会場への参加者が携帯している情報端末と通信し、入場者情報取得や位置特定などを管理するアルゴリズム・計算機・サーバーが開示されている。
しかし、特許文献1の技術では、入場者情報の取得および位置の特定などは、参加者および主催者の全員が実施できるのではなく、一部の主催者しか実施できない。そのため、参加者側および主催者側が、お互いにリアルタイムに情報を共有することができない。特に、イベント会場への入場整理券の発行時の整列規制の際に、参加者側および主催者側が、お互いに状況を容易に把握できない。このため、待ち行列を管理することができないといった問題があった。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的の1つは、待ち行列を管理することが可能な待ち行列管理装置、待ち行列管理方法および、待ち行列管理システムを提供することである。
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、待ち行列管理装置は、所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像を取得する取得部と、取得部によって取得された画像に撮影されている待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報を、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加する拡張現実生成部と、拡張現実生成部によって順番特定情報が追加された画像を、端末装置に送信する送信部とを備える。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像が取得され、取得された画像に撮影されている待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報が、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加され、順番特定情報が追加された画像が、端末装置に送信される。
このため、端末装置で順番特定情報が追加された待ち行列の画像を見ることができるようになる。その結果、待ち行列を管理することが可能な待ち行列管理装置を提供することができる。
好ましくは、送信部は、待ち行列の所定の誘導範囲に人が入った場合、当該人が所持する端末装置に、待ち行列の並ぶべき場所に誘導するための情報をさらに送信する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、待ち行列の所定の誘導範囲に人が入った場合、当該人が所持する端末装置に、待ち行列の並ぶべき場所に誘導するための情報がさらに送信される。このため、端末装置によって、待ち行列に並ぼうとしている人を並ぶべき場所に誘導することができる。その結果、待ち行列を効率よく形成することができる。
好ましくは、待ち行列管理装置は、端末装置を所持する人が一時的に待ち行列から抜ける旨を示す離脱情報を、当該端末装置から受信する受信部をさらに備える。拡張現実生成部は、さらに、受信部によって離脱情報が受信された場合、順番特定情報が追加された画像において、当該離脱情報で示される人が抜けた位置に、代替アイコンを追加する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、端末装置を所持する人が一時的に待ち行列から抜ける旨を示す離脱情報が、当該端末装置から受信された場合、順番特定情報が追加された画像において、当該離脱情報で示される人が抜けた位置に、代替アイコンが追加される。
このため、待ち行列から一時的にユーザが抜けた場合であっても、同じ順番で待ち行列にユーザが戻れるようにすることができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
好ましくは、待ち行列管理装置は、取得部によって取得された画像に撮影されている待ち行列の最後尾の人に対して所定の位置関係となった人に、最後尾の次の順番を発行する発行部をさらに備える。所定の位置関係は、待ち行列に並んだと判断可能な位置関係である。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、取得された画像に撮影されている待ち行列の最後尾の人に対して所定の位置関係となった人に、最後尾の次の順番が発行される。このため、待ち行列に並んだ人に自動的に順番を付与していくことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
好ましくは、待ち行列管理装置は、順番特定情報が追加された画像において、待ち行列から人が抜けた場合は、抜けた人の後ろに並んでいた人に、元の順番に替えて、抜けた人の順番以降の順番を繰上げた順番を発行する発行部をさらに備える。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、順番特定情報が追加された画像において、待ち行列から人が抜けた場合は、抜けた人の後ろに並んでいた人に、元の順番に替えて、抜けた人の順番以降の順番を繰上げた順番が発行される。このため、待ち行列から人が抜けた場合は、自動的に順番を振直すことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
好ましくは、待ち行列管理装置は、取得部によって取得された画像に撮影されている待ち行列に新たに並んだ人に、最後尾の次の順番を発行する発行部をさらに備える。発行部は、発行する順番が所定の限定数を超える場合は、当該番号を発行しない。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、取得された画像に撮影されている待ち行列に新たに並んだ人に、最後尾の次の順番が発行され、発行する順番が所定の限定数を超える場合は、当該順番が発行されない。このため、発行する順番に簡単に制限を設けることができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
好ましくは、拡張現実生成部は、待ち行列の人数が所定の限定数に達するまでの残り人数を特定可能な残り人数情報を画像に追加する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、待ち行列の人数が所定の限定数に達するまでの残り人数を特定可能な残り人数情報が画像に追加される。このため、ユーザに残り人数を伝達することができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
好ましくは、拡張現実生成部は、取得部によって取得された画像に、整列範囲を示すガイド画像を追加する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、取得された画像に、整列範囲を示すガイド画像が追加される。このため、ユーザに整列範囲を伝達することができる。その結果、待ち行列を効率よく形成することができる。
さらに好ましくは、待ち行列管理装置は、拡張現実生成部によって追加されたガイドで示される整列範囲に人が入り、かつ、待ち行列の最後尾以外の人に対して当該人が所定の位置関係でないことを条件として、最後尾の次の順番を、当該人に発行する発行部をさらに備える。所定の位置関係は、待ち行列に並んだと判断可能な位置関係である。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、追加されたガイドで示される整列範囲に人が入り、かつ、待ち行列の最後尾以外の人に対して当該人が所定の位置関係でないことを条件として、最後尾の次の順番が、当該人に発行される。このため、待ち行列に並んだ人に自動的に順番を付与していくことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
好ましくは、送信部は、待ち行列が所定の長さに達した場合、当該待ち行列の人が所持する端末装置に、待ち行列の形状の変更を促すための情報をさらに送信する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、待ち行列が所定の長さに達した場合、当該待ち行列の人が所持する端末装置に、待ち行列の形状の変更を促すための情報がさらに送信される。このため、待ち行列の形状を正常化することができる。その結果、待ち行列を効率よく管理することができる。
好ましくは、送信部は、待ち行列の形状が所定形状となっていない場合、当該待ち行列の人が所持する端末装置に、待ち行列の形状の正常化を促すための情報をさらに送信する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、待ち行列の形状が所定形状となっていない場合、当該待ち行列の人が所持する端末装置に、待ち行列の形状の正常化を促すための情報がさらに送信される。このため、待ち行列の形状を正常化することができる。その結果、待ち行列を効率よく管理することができる。
好ましくは、拡張現実生成部は、待ち行列の最後尾の人に対して最後尾であることを示す情報を追加する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、待ち行列の最後尾の人に対して最後尾であることを示す情報が追加される。このため、待ち行列の最後尾を、ユーザに分かり易く伝達することができる。その結果、待ち行列を効率よく形成することができる。
好ましくは、拡張現実生成部は、待ち行列の人が受けるサービスの種類に応じて、順番特定情報の表示態様を異ならせる。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、待ち行列の人が受けるサービスの種類に応じて、順番特定情報の表示態様を異ならせられる。このため、待ち行列に並んでいる人のそれぞれが受けるサービスの種類を、ユーザに分かり易く伝達することができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
好ましくは、待ち行列管理装置は、待ち行列の状況を取得する要求を、端末装置から受信する受信部をさらに備える。送信部は、受信部によって端末装置から要求が受信されたことを条件として、当該端末装置に画像を送信する。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、待ち行列の状況を取得する要求が、端末装置から受信されたことを条件として、当該端末装置に画像が送信される。このため、ユーザは、要求することによって待ち行列の状況を知ることができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
好ましくは、待ち行列管理装置は、取得部によって取得された画像に撮影されている待ち行列の最後尾の人に対して所定の位置関係に障害物が無い限り、当該所定の位置関係となった人に、最後尾の次の順番を発行する発行部をさらに備える。所定の位置関係は、待ち行列に並んだと判断可能な位置関係である。
この発明に従えば、待ち行列管理装置によって、取得された画像に撮影されている待ち行列の最後尾の人に対する所定の位置関係に障害物が無い限り、当該所定の位置関係となった人に、最後尾の次の順番が発行される。このため、待ち行列に並んだ人に自動的に順番を付与していくことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
この発明の他の局面によれば、待ち行列管理方法は、待ち行列管理装置で待ち行列を管理する方法である。待ち行列管理方法は、所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像を取得するステップと、取得された画像に撮影されている待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報を、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加するステップと、順番特定情報が追加された画像を、端末装置に送信するステップとを含む。
この発明に従えば、待ち行列を管理することが可能な待ち行列管理方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、待ち行列管理システムは、待ち行列管理装置と、ビデオカメラと、端末装置とを含む。ビデオカメラは、所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像を撮影する撮影部と、撮影部によって撮影された画像を待ち行列管理装置に送信する画像送信部とを備える。待ち行列管理装置は、ビデオカメラから画像を取得する取得部と、取得部によって取得された画像に撮影されている待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報を、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加する拡張現実生成部と、拡張現実生成部によって順番特定情報が追加された画像を、端末装置に送信する送信部とを備える。端末装置は、待ち行列管理装置から画像を受信する受信部と、受信部によって受信された画像を表示する表示部とを備える。
この発明に従えば、待ち行列を管理することが可能な待ち行列管理システムを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
以下の発明の実施の形態においては、待ち行列を管理する待ち行列管理システム11について説明する。待ち行列は、何の待ち行列であってもよく、たとえば、所定のサービスの提供(たとえば、イベント参加、コンサート観覧、物品販売)を受けるために順番を待つ人の行列である。
従来、このような待ち行列ができる場合、係員により整理するのが主な対応であった。このため、事前に、ロープおよびコーンなどの準備を行ない、当日は、整理、および、最後尾の場所の呼掛けなど、すべて係員による実際の動作での実施となり、予想される待ち行列の規模に応じた人件費が必要となっていた。
係員による誘導が不十分な場合、参加者は、並ぶべき場所が分かり難い場合があり、また、割込みなどの不正行為に対し、防ぎきれない場合もあった。さらに、途中で一時退出した後に待ち行列に戻った場合、トラブルになることもあった。途中で列を再整列する場合、係員による誘導が必須であるが、この誘導が不十分な場合は、混乱を引起こしていた。また、現地の混雑状況は、事前に離れた場所から把握することはできず、現地に行って初めて分かるものであった。以下、説明する本実施の形態によれば、このような課題が解決する。
図1は、この発明の実施の形態における待ち行列管理システム11の構成の概略を示すシステム構成図である。待ち行列管理システム11は、AR(Augmented Reality)サーバ100、ならびに、ウェブカメラ190、ならびに、端末装置としての、携帯端末200およびPC(Personal Computer)300を含む。
なお、本実施の形態では、撮像装置が、インターネットなどのネットワークを介して外部のコンピュータからの要求に応じて映像を送信するウェブカメラ190であることとするが、ARサーバ100に映像を送信可能なカメラであれば、これに限定されず、ARサーバ100にシリアルケーブルまたはパラレルケーブルで接続されるカメラであってもよいし、別のコンピュータに接続されたカメラであってもよく、また、ビデオカメラであってもスチルカメラであってもよい。
ARサーバ100は、ウェブカメラ190から取得した画像(動画像であっても静止画像であってもよい)に撮影されている待ち行列を形成している人の順番を示す順番画像を、待ち行列の画像に追加して、ユーザの端末装置(携帯端末200、PC300)に送信する。
携帯端末200およびPC300は、ARサーバ100から送信されてきた順番画像が追加された待ち行列の画像を表示して、ユーザに見せる。
図2は、この実施の形態における端末装置の画面に表示される順番が付加された待ち行列の画像の概略を示す表示画面図である。図2を参照して、ウェブカメラ190によって撮影された画像には、待ち行列を構成する人10A〜10Eおよびサービスの提供の受付20が含まれる。
このウェブカメラ190から取得された画像に、ARサーバ100によって、AR、つまり、拡張現実の画像として順番を示す画像が、それぞれの順番に対応する人に対応付けられた吹出し表示の態様で、付加される。また、それぞれの吹出しを順番にしたがって接続する破線が、さらに、付加される。
なお、人10Eが3つ含まれているが、実際には、この3つのうちの1つが画像に含められる。また、「列の方向」およびそれを示す矢印は、便宜のために記載しており、実際に画像に含められるようにしてもよいし、含められないようにしてもよい。
図3は、この実施の形態におけるARサーバ100の構成の概略を示すブロック図である。図3を参照して、ARサーバ100は、制御部110と、記憶部120と、操作部130と、表示部140と、通信部170とを含む。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)およびその補助回路からなり、記憶部120、操作部130、表示部140、および、通信部170を制御し、記憶部120に記憶されたプログラムまたはデータに従って所定の処理を実行し、操作部130、および、通信部170から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部120に記憶させたり、表示部140、または、通信部170に出力したりする。
記憶部120は、制御部110でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部110で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、RAMには、所定の処理を実行するためのデータまたはスクリプトなどのプログラムが、通信部170から読込まれて記憶される。さらに、記憶部120の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、磁気ディスク(HD(Hard Disk)、FD(Flexible Disk))、光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc))、光磁気ディスク(MO(Magneto-Optical disk))、または、半導体メモリ(メモリカード、SSD(Solid State Drive))などが用いられてもよい。
操作部130は、キーボードおよびマウスなどの入力デバイスを含む。操作部130がARサーバ100の管理者によって操作されることによって、操作部130から制御部110に操作に応じた操作信号が送信される。制御部110は、操作部130からの操作信号に応じてARサーバ100の各部を制御する。
通信部170は、制御部110によって制御されて、データ通信が可能な機器、たとえば、端末装置(たとえば、携帯端末200、PC300)および、ウェブカメラ190から、インターネット900を介してデータを受信し、受信したデータを記憶部120に記憶させたり、データを表示させるために表示部140に送信したりするとともに、送信するデータを、インターネット900を介して、データ通信先の端末装置に送信する。
表示部140は、ディスプレイを含む。表示部140は、制御部110によって制御されて、所定のデータを、ディスプレイに表示させる。
図4は、この実施の形態における携帯端末200の構成の概略を示すブロック図である。図4を参照して、携帯端末200は、制御部210と、記憶部220と、操作部230と、表示部240と、通信部270と、非接触IC(Integrated Circuit)チップ280と、GPS(Global Positioning System)処理部290とを含む。なお、携帯端末200には、通話のためのマイク、スピーカ、音声処理装置、および、その他の機能を有する部分も含むが、本実施の形態においては、上述した以外の機能は、用いられないので、特に説明しない。
制御部210、記憶部220、操作部230、および、表示部240は、それぞれ、ARサーバの制御部110、記憶部120、操作部130、および、表示部140と同様の機能であるので、重複する説明は繰返さない。
通信部270は、制御部210によって制御されて、無線で、通信事業者の中継アンテナおよび中継機器を介して、データ通信が可能な機器、たとえば、ARサーバ100から、データを受信し、受信したデータを記憶部220に記憶させたり、データを表示させるために表示部240に送信したりするとともに、送信するデータを、無線で、通信事業者の中継アンテナおよび中継機器を介して、データ通信先に送信する。
非接触ICチップ280は、電子マネー、電子ポイント、および、電子チケットなどの情報を記憶して、これらを利用する外部の機器と通信して、通信の内容に応じてこれらの情報を更新する。また、非接触ICチップ280に記憶された情報は、制御部210から参照可能および更新可能である。本実施の形態においては、イベントの電子チケットが、予め、非接触ICチップ280に記憶されている。
GPS処理部290は、GPS衛星からの情報に基づいて現在位置を特定し、特定した現在位置を、要求に応じて制御部210に受渡す。
図5は、この実施の形態におけるPC300の構成の概略を示すブロック図である。図5を参照して、PC300は、制御部310と、記憶部320と、操作部330と、表示部340と、通信部370とを含む。これらの各部は、ARサーバ100の対応する各部と同様の機能であるので、重複する説明は繰返さない。
図6は、この実施の形態におけるARサーバ100で実行される待ち行列管理処理の流れを示す第1のフローチャートである。図7は、この実施の形態におけるARサーバ100で実行される待ち行列管理処理の流れを示す第2のフローチャートである。この待ち行列管理処理は、ARサーバ100で実行されるメイン処理のサブルーチンとして実行される。
まず、図6を参照して、ステップS111で、制御部110は、ウェブカメラ190から画像を取得する。ステップS112で、制御部110は、ステップS111で取得した画像において、待ち行列の最後尾の人の距離d未満(本実施の形態においては「未満」としているが「以下」であってもよい。以下同様。)に、待ち行列を構成している人でない他の人が接近したか否かを判断する。
最後尾の距離d未満に人が接近していないと判断した場合(ステップS112でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS121の処理に進める。一方、最後尾の距離d未満に人が接近したと判断した場合(ステップS112でYESと判断した場合)、ステップS113で、制御部110は、その人が最後尾の並び方向の90度から180度までの範囲に接近したか否かを判断する。
図8は、この実施の形態における待ち行列に接近した人に順番が付与される場合の位置関係を示す第1の図である。図8を参照して、具体的には、たとえば、待ち行列に1番目の人10Aと2番目の人10Bが並んでいる状態において、3番目の人10Cが、2番目の人10Bから距離d(たとえば、2m)未満、かつ、2番目の人10Bから1つ前の1番目の人10Aに向かう方向を0度としたときの左右の90度から180度までの範囲に接近したか否かが判断される。2番目の人10Bに対して、3番目の人10Cが、この位置関係になると、所定の位置関係になったと判断される。後述するように、このような所定の位置関係となったことを条件として、接近した人に新たな順番が発行される。
図9は、この実施の形態における待ち行列に接近した人に順番が付与される場合の位置関係を示す第2の図である。図8においては、約180度の方向から人10Cが接近した場合について示した。図9においては、約90度の方向から人10Dが接近する場合を示している。図9を参照して、このような場合であっても、図8で説明した所定の位置関係になったと判断される。
図10は、この実施の形態における待ち行列に接近した人に順番が付与される場合の位置関係を示す第3の図である。図10を参照して、図8と同様、待ち行列に1番目の人10Aから4番目の人10Dまでが並んでいる状態において、5番目の人が、4番目の人10Dから距離d未満、かつ、4番目の人10Dから1つ前の3番目の人10Cに向かう方向を0度としたときの左右の90度から180度までの範囲に接近したか否かが判断される。
つまり、ステップS112およびステップS113において、最後尾の人から所定の距離d未満、かつ、最後尾の人からその前の人(前の人がいない場合は、サービスの受付)に向かう方向を0度としたときの左右の90度から180度までの範囲に、人が接近したか否かが判断される。
図6に戻って、最後尾の並び方向の90度から180度までの範囲に人が接近していないと判断した場合(ステップS113でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS121の処理に進める。一方、最後尾の並び方向の90度から180度までの範囲に人が接近したと判断した場合(ステップS113でYESと判断した場合)、ステップS114で、制御部110は、最後尾以外の人と前述した所定の位置関係でないか否かを判断する。
再度、図2を参照して、人10Eが、最後尾以外の人10B,10Cに接近したとすると、ステップS114で、最後尾以外の人と所定の位置関係となったと判断される。
図6に戻って、最後尾以外の人と所定の位置関係となったと判断された場合(ステップS114でNOと判断された場合)、制御部110は、実行する処理をステップS121の処理に進める。一方、最後尾以外の人と所定の位置関係でないと判断された場合(ステップS114でYESと判断された場合)、ステップS115で、制御部110は、ガイド画像で示されるガイド内に人が接近したか否かを判断する。
図11は、この実施の形態における端末装置の画面に表示される待ち行列の画像の一例を示す図である。図11を参照して、ガイドライン30A,30Bは、ガイド画像の一例である。このガイドライン30A,30Bは、待ち行列の画像の実際の地面に仮想的に描かれているような態様で、待ち行列の画像に追加される。ステップS115では、このガイドライン30A,30Bで示されるガイド内に人が接近したか否かが判断される。
なお、図11においては、ガイド表示を分かり易くするため、順番を示す画像は表わしていない。実際の順番を示す画像が付加された待ち行列の画像には、ガイド表示に加えて、順番を示す画像など他の画像も追加される。
図6に戻って、ガイド内に人が接近していないと判断した場合(ステップS115でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS121の処理に進める。一方、ガイド内に人が接近したと判断した場合(ステップS115でYESと判断した場合)、ステップS116で、制御部110は、発行される順番が限定数を超過するか否かを判断する。
限定数を超過すると判断した場合(ステップS116でYESと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS121の処理に進める。一方、限定数を超過しないと判断した場合(ステップS116でNOと判断した場合)、ステップS117で、制御部110は、ステップS112からステップS116までの条件を満たした人に、新たな順番を発行する。
次いで、ステップS118で、制御部110は、ステップS111でウェブカメラ190から取得した画像に、新しい順番の画像および最後尾である旨の文字を追加して、限定数までの残数を示す文字(図示せず、たとえば、図2で示される画像に表示)を更新追加して、ガイド画像を含む画像を更新する。その後、制御部110は、実行する処理をステップS121の処理に進める。
端末装置において、ARサーバ100によって提供されている待ち行列に関するウェブページにアクセスして、当該ウェブページに含まれる、順番を示す画像が追加された待ち行列の画像を取得するためのボタンが選択されると、当該取得のための要求が、GPSによる位置情報、および、ユーザを特定可能な情報(ユーザの端末装置の識別情報、および、当該待ち行列で提供されるサービスの一例であるイベントまたはコンサートのチケットの種類などを示す情報)とともに、ARサーバ100に送信される。
ステップS121では、制御部110は、端末装置(携帯端末200またはPC300)から、順番を示す画像が追加された待ち行列の画像を取得するための要求を受信したか否かを判断する。この画像取得要求を受信していないと判断した場合(ステップS121でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理を図7のステップS131に進める。
一方、この画像取得要求を受信したと判断した場合(ステップS121でYESと判断した場合)、ステップS122で、制御部110は、要求元の端末装置に当該画像を送信する。
次に、ステップS123で、制御部110は、当該要求元の端末装置がGPS処理部290を備えた携帯端末200などであり、ステップS121で受信した情報にGPSによる位置情報が含まれる場合は、当該位置情報に基づいて、当該要求元が待ち行列の距離D(たとえば、数百メートル)の範囲内にあるか否かを判断する。
要求元の端末装置が待ち行列の距離Dの範囲内にないと判断した場合(ステップS123でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理を図7のステップS131に進める。一方、要求元の端末装置が待ち行列の距離Dの範囲内にあると判断した場合(ステップS123でYESと判断した場合)、ステップS124で、制御部110は、待ち行列の並ぶべき場所(たとえば、一番最初にきた人の場合、受付の前の場所、2番目以降に新たに来た人の場合、最後尾の場所、後述するように一時的に列を抜けた人の場合、元の順番の場所)に誘導するための誘導情報を、当該端末装置に送信する。
なお、誘導情報は、たとえば、端末装置にインストールされているナビゲーションアプリケーションソフトに待ち行列の並ぶべき場所まで誘導させるための情報であり、この情報がナビゲーションアプリケーションソフトで用いられることによって、表示される地図上で現在位置および目的地までの経路が表示されたり、音声で目的地までの誘導が行なわれたりする。
また、誘導情報は、このようなナビゲーションアプリケーションソフトを用いなくても、表示地図上で目的地までの経路の表示が可能な実行ファイル形式のデータであってもよいし、音声で目的地までの誘導を実行可能な実行ファイル形式のデータであってもよい。
次に、ステップS125で、制御部110は、ステップS121で受信した情報に前述したユーザを特定可能な情報が含まれるか否かを判断する。ユーザ特定情報が含まれないと判断した場合(ステップS125でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理を図7のステップS131に進める。
一方、ユーザ特定情報が含まれると判断した場合(ステップS125でYESと判断した場合)、ステップS126で、制御部110は、ステップS121で受信したGPSによる位置情報に基づいて、順番を示す画像が付加された待ち行列の画像内のユーザの画像を特定し、特定したユーザの画像、ならびに、ステップS121で受信したユーザの端末装置の識別情報およびチケット情報を対応付けて記憶部120に記憶させる。
次いで、ステップS127で、制御部110は、当該ユーザの画像に対応する順番を示す画像を、チケット情報に応じた色に変更して、順番を示す画像が付加された待ち行列の画像を更新する。たとえば、チケット情報に応じた色とは、チケット情報で示されるコンサートの座席のランクなどチケットの種別に応じた色であってもよいし、チケット情報が受信されているか否か、つまり、チケットを所持していると判明しているか否かに応じた色であってもよい。ステップS127の後、制御部110は、実行する処理を図7のステップS131に進める。
端末装置において、前述した待ち行列に関するウェブページにアクセスして、当該ウェブページに含まれる、一時的に待ち行列から抜ける処理をするためのボタンが選択されると、一時的に待ち行列から抜ける旨を示す離脱情報が、GPSによる位置情報、および、ユーザを特定可能な情報(ユーザの端末装置の識別情報、および、当該待ち行列で提供されるサービスの一例であるイベントまたはコンサートのチケットの種類などを示す情報)とともに、ARサーバ100に送信される。
図7を参照して、ステップS131では、制御部110は、端末装置から、当該端末装置を所持する人が一時的に待ち行列から抜ける旨を示す離脱情報を受信したか否かを判断する。離脱情報を受信していないと判断した場合(ステップS131でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS141の処理に進める。
一方、離脱情報を受信したと判断した場合(ステップS131でYESと判断した場合)、ステップS132で、制御部110は、ステップS131で受信したGPSによる位置情報に基づいて、順番を示す画像が付加された待ち行列の画像内のユーザの画像を特定し、特定したユーザの画像、ならびに、ステップS131で受信したユーザの端末装置の識別情報およびチケット情報、ならびに、一時離脱の旨を対応付けて記憶部120に記憶させる。
次に、ステップS133で、制御部110は、順番を示す画像が付加された待ち行列の画像内のユーザの画像の位置に、人型の画像を追加して更新する。ステップS133の後、制御部110は、実行する処理をステップS141の処理に進める。
ステップS141では、制御部110は、図6のステップS111で取得した画像において、待ち行列の人が離脱したか否かを判断する。待ち行列から離脱したか否かは、たとえば、待ち行列から距離δ(たとえば、δ>d)以上、人が離れたか否かで判断するようにする。離脱していないと判断した場合(ステップS141でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS151の処理に進める。
一方、離脱したと判断した場合(ステップS141でYESと判断した場合)、ステップS142で、制御部110は、離脱した人が、ステップS132で一時離脱の旨が登録された人であるか否かを判断する。一時離脱の旨が登録された人であると判断した場合(ステップS142でYESと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS151の処理に進める。
一方、一時離脱の旨が登録されていない人であると判断した場合(ステップS142でNOと判断した場合)、制御部110は、ステップS143で、当該人の順番を削除し、ステップS144で、待ち行列において当該人の後ろの人の順番を繰上げる。
次に、ステップS145で、制御部110は、順番を示す画像が付加された待ち行列の画像を、繰上げた順番を示す画像が付加された待ち行列の画像に更新する。ステップS145の後、制御部110は、実行する処理をステップS151の処理に進める。
ステップS151では、制御部110は、図6のステップS111で取得した画像において、待ち行列の長さがL以上となったか否かを判断する。L以上となっていないと判断した場合(ステップS151でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS161の処理に進める。
一方、待ち行列の長さがL以上となったと判断した場合(ステップS151でYESと判断した場合)、ステップS152で、制御部110は、図6のステップS126および図7のステップS132などで端末情報が登録された端末装置に、列数の変更(たとえば、列数を増やす、列を折返す)を促す旨の情報を送信する。
これによって、当該情報が送信されてきた端末装置では、列数の変更を促す旨がユーザに報知される。ステップS152の後、制御部110は、実行する処理をステップS161の処理に進める。
ステップS161では、制御部110は、図6のステップS111で取得した画像において、待ち行列の形状が不正である(たとえば、真っ直ぐでない)か否かを判断する。不正でないと判断した場合(ステップS161でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの待ち行列管理処理の呼出元の処理に戻す。
一方、待ち行列の形状が不正であると判断した場合(ステップS161でYESと判断した場合)、ステップS162で、障害物(たとえば、壁、車道など)により不正な形状となっているか否かを判断する。障害物によると判断した場合(ステップS162でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS171の処理に進める。
一方、障害物によらないと判断した場合(ステップS162でYESと判断した場合)、ステップS163で、制御部110は、図6のステップS126および図7のステップS132などで端末情報が登録された端末装置に、待ち行列の形状の正常化(たとえば、真っ直ぐにすること)を促す旨の情報を送信する。
これによって、当該情報が送信されてきた端末装置では、待ち行列の形状の正常化を促す旨がユーザに報知される。ステップS162の後、制御部110は、実行する処理をステップS171の処理に進める。
端末装置において、前述した待ち行列に関するウェブページにアクセスして、当該ウェブページに含まれる、待ち行列に復帰する処理をするためのボタンが選択されると、待ち行列に復帰する旨を示す復帰情報が、GPSによる位置情報、および、ユーザを特定可能な情報(ユーザの端末装置の識別情報、および、当該待ち行列で提供されるサービスの一例であるイベントまたはコンサートのチケットの種類などを示す情報)とともに、ARサーバ100に送信される。
ステップS171では、制御部110は、人型の画像に人が接近したか否かを判断する。人型の画像に人が接近していないと判断した場合(ステップS171でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの処理の呼出元の処理に戻す。
一方、人型の画像に人が接近したと判断した場合(ステップS171でYESと判断した場合)、ステップS172で、制御部110は、端末装置から、当該人型のユーザの端末装置から、待ち行列に復帰したい旨を示す復帰情報を受信したか否かを判断する。復帰情報を受信していないと判断した場合(ステップS172でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの処理の呼出元の処理に戻す。
一方、復帰情報を受信したと判断した場合(ステップS172でYESと判断した場合)、ステップS173で、制御部110は、当該ユーザに対してステップS132で登録された一時離脱の旨を削除する。
次に、ステップS174で、制御部110は、順番を示す画像が付加された待ち行列の画像から、当該ユーザに対応する人型の画像を削除して更新する。ステップS174の後、制御部110は、実行する処理をこの処理の呼出元の処理に戻す。
図11を再び参照して、待ち行列が2列に変更された場合は、たとえば、中央ガイドライン30Cを、待ち行列の画像に追加するようにする。
また、車道などの道路を横断する箇所には、並ぶことを禁止する行列禁止ゾーン40を、待ち行列の画像に追加するようにする。このようにすることで、待ち行列が途切れてしまうことが想定されるような場所の整列であっても、誘導する係員を配置することなく、待ち行列を構成する人まかせでも、整列させることが可能になる。また、この行列禁止ゾーン40をガイド内として扱わないことにより、図6のステップS115でNOと判断されるので、順番が発行される前に行列禁止ゾーン40に入った人には順番が発行されないようにすることができる。これにより、無謀な並び方を防止し、他の参加者および周囲の人や車両などを妨害することを防ぐことができる。
図12は、この実施の形態におけるガイドライン30A,30Bの変形例を示す図である。待ち行列の画像に追加されるガイドライン30A,30Bの画像に替えて、実際の待ち行列でも用いられるようなパーテーションロープ50の画像を、待ち行列の画像に追加するようにしてもよい。このように、平面的なガイド表示だけでなく、AR空間の特性を活用した立体的な表示を用いることによって、より利用者に認識し易くすることができる。
以上説明したように、この実施の形態における待ち行列管理システム11によれば、以下のような効果が発揮される。
(1) ARサーバ100によって、ステップS111で説明したように、所定のサービス(たとえば、イベント参加、コンサート観覧、物品販売)の提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像が、ウェブカメラ190から取得される。ステップS118,ステップS133,ステップS145で説明したように、取得された画像に撮影されている待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された待ち行列の順番を示す画像が、当該順番を示す画像で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様(たとえば、当該人に対応付けられた吹出し表示の態様)で、当該画像に追加される。ステップS122で説明したように、順番を示す画像が追加された画像が、端末装置に送信される。
このため、端末装置で順番を示す画像が追加された待ち行列の画像を見ることができるようになる。その結果、待ち行列を管理することができる。
(2) ARサーバ100によって、ステップS124で説明したように、待ち行列の所定の誘導範囲に人が入った場合(ステップS123でYESと判断された場合)、当該人が所持する端末装置に、待ち行列の並ぶべき場所に誘導するための情報がさらに送信される。このため、端末装置によって、待ち行列に並ぼうとしている人を並ぶべき場所に誘導することができる。その結果、待ち行列を効率よく形成することができる。
(3) ARサーバ100によって、ステップS131で説明したように、端末装置を所持する人が一時的に待ち行列から抜ける旨を示す離脱情報が、当該端末装置から受信された場合(ステップS131でYESと判断された場合)、順番特定情報が追加された画像において、当該離脱情報で示される人が抜けた位置に、代替アイコンとして人型の画像が追加される。
このため、待ち行列から一時的にユーザが抜けた場合であっても、同じ順番で待ち行列にユーザが戻れるようにすることができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
(4) ARサーバ100によって、ステップS112〜ステップS114,ステップS117で説明したように、取得された画像に撮影されている待ち行列の最後尾の人に対して所定の位置関係となった人に、最後尾の次の順番が発行される。このため、待ち行列に並んだ人に自動的に順番を付与していくことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
(5) ARサーバ100によって、ステップS144で説明したように、順番を示す画像が追加された画像において、待ち行列から人が抜けた場合(ステップS141でYESと判断された場合)は、抜けた人の後ろに並んでいた人に、元の順番に替えて、抜けた人の順番以降の順番を繰上げた順番が発行される。このため、待ち行列から人が抜けた場合は、自動的に順番を振直すことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
(6) ARサーバ100によって、ステップS117で説明したように、取得された画像に撮影されている待ち行列に新たに並んだ人に、最後尾の次の順番が発行され、発行する順番が所定の限定数を超える場合(ステップS116でYESと判断された場合)は、ステップS117の処理に進められず、当該順番が発行されない。このため、発行する順番に簡単に制限を設けることができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
(7) ARサーバ100によって、ステップS118で説明したように、待ち行列の人数が所定の限定数に達するまでの残り人数を特定可能な限定数までの残数が、画像に追加される。このため、ユーザに残り人数を伝達することができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
(8) ARサーバ100によって、ステップS118で説明したように、取得された画像に、整列範囲を示すガイド画像としてガイドライン30A,30Bまたはパーテーションロープ50の画像が追加される。このため、ユーザに整列範囲を伝達することができる。その結果、待ち行列を効率よく形成することができる。
(9) ARサーバ100によって、ステップS117で説明したように、追加されたガイドで示される整列範囲に人が入り、かつ、待ち行列の最後尾以外の人に対して当該人が所定の位置関係でないこと(ステップS114およびステップS115でYESと判断されること)を条件として、最後尾の次の順番が、当該人に発行される。このため、待ち行列に並んだ人に自動的に順番を付与していくことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
(10) ARサーバ100によって、ステップS152で説明したように、待ち行列が所定の長さに達した場合(ステップS151でYESと判断された場合)、当該待ち行列の人が所持する端末装置に、待ち行列の形状の変更を促すための情報がさらに送信される。このため、待ち行列の形状を正常化することができる。その結果、待ち行列を効率よく管理することができる。
(11) ARサーバ100によって、ステップS163で説明したように、待ち行列の形状が所定形状となっていない場合(ステップS161でYESと判断された場合)、当該待ち行列の人が所持する端末装置に、待ち行列の形状の正常化を促すための情報がさらに送信される。このため、待ち行列の形状を正常化することができる。その結果、待ち行列を効率よく管理することができる。
(12) ARサーバ100によって、ステップS118で説明したように、待ち行列の最後尾の人に対して最後尾であることを示す情報が追加される。このため、待ち行列の最後尾を、ユーザに分かり易く伝達することができる。その結果、待ち行列を効率よく形成することができる。
(13) ARサーバ100によって、待ち行列の人が受けるサービスの種類に応じて、順番を示す画像の表示態様を異ならせられる。このため、待ち行列に並んでいる人のそれぞれが受けるサービスの種類を、ユーザに分かり易く伝達することができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
(14) ARサーバ100によって、ステップS122で説明したように、待ち行列の状況を取得する要求が、端末装置から受信されたこと(ステップS121でYESと判断されたこと)を条件として、当該端末装置に画像が送信される。このため、ユーザは、要求することによって、待ち行列の近辺にいなくても、混雑状況などの待ち行列の状況を知ることができる。その結果、ユーザに利便性を与えることができる。
その他、上述した実施の形態で得られる効果として次のようなものがある。
順番を示す画像を表示したり、ガイドライン30A,30Bを表示したりするので、待ち行列の整列および誘導のための係員が不要となり、人件費を削減することができる。待ち行列を構成する人に順番が発行されるので、割込みを防止することができ、公正に待ち行列を管理することができる。
順番を示す画像を表示したり、ガイドライン30A,30Bを表示したりするので、待ち行列の整列および誘導のための係員が不要となり、人件費を削減することができる。待ち行列を構成する人に順番が発行されるので、割込みを防止することができ、公正に待ち行列を管理することができる。
最後尾の場所が端末装置で一目で分かるので、並ぶべき場所を分かり易く参加者に伝達することができる。最後尾である旨と順番を示す画像がともに表示されるため、並んでいる人数が一目で分かるようにすることができる。限定数までの残数が表示されるため、あと何人、並ぶことができるかを参加者に分かり易く伝達することができる。
実際にロープを張ったり、コーンを準備したりといった事前準備およびそれらの撤去作業が不要となるので、このための係員が不要となり、人件費を削減することができる。参加者は、PC300および携帯端末200などの端末装置から、待ち行列の現場でなくても、待ち行列の混雑状況を把握することができる。主催者の係員などは、待ち行列の状況を広い視点で把握することができる。
一時的に待ち行列から抜けた場合であっても、代わりに人型の画像を表示するので、その人が列に復帰する場合であっても、トラブルにならず、公正に待ち行列を管理することができる。待ち行列の長さや待ち行列の形状に応じて、参加者に待ち行列の適正化を促すので、再整列を容易に行なうことができる。
イベントの電子チケットを携帯端末200の非接触ICチップ280に所有している入場者に対して、AR技術を用いることで、リアルタイムに参加者の位置を、参加者および主催者が、リアルタイムに共有できる。
順番を示す画像のような文字情報が、待ち行列の画像に付加されることで、待ち行列の状況を容易に明示することができる。特に、イベント会場への入場整理券発行時に、参加者情報を、参加者および主催者が、リアルタイムに情報を取得できることで、たとえば、参加者は、待ち行列の様子を把握でき、主催者が規制する必要もなく、整列させることができるので、主催者の人件費削減が可能となる。
また、整列の際には、順番を示す画像のような数字情報が付与されるので、整列形成が容易に可能となる。さらに、割り込み禁止および明確な最後尾の提示などの従属的効果も容易に可能となる。
また、上述したように、待ち行列を形成する人に対応付けて順番を示す画像をAR空間の画像として表示するため、AR空間をみることができる端末装置を所持している人は、どこに/どのように/どのくらいの並びができているかを認知することができる。
また、順番を示す画像どうしを破線で接続することにより、待ち行列を、より認識し易くすることが可能となる。
次に、上述した実施の形態の変形例を説明する。
(1) ARサーバ100によって、取得された画像に撮影されている待ち行列の最後尾の人に対する所定の位置関係に障害物が無い限り、当該所定の位置関係となった人に、最後尾の次の順番が発行されるようにしてもよい。所定の位置関係は、待ち行列に並んだと判断可能な位置関係(たとえば、対象の人から所定の距離d以内、かつ、列の延長方向)である。このため、待ち行列に並んだ人に自動的に順番を付与していくことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
(1) ARサーバ100によって、取得された画像に撮影されている待ち行列の最後尾の人に対する所定の位置関係に障害物が無い限り、当該所定の位置関係となった人に、最後尾の次の順番が発行されるようにしてもよい。所定の位置関係は、待ち行列に並んだと判断可能な位置関係(たとえば、対象の人から所定の距離d以内、かつ、列の延長方向)である。このため、待ち行列に並んだ人に自動的に順番を付与していくことができる。その結果、待ち行列の順番を効率よく管理することができる。
(2) 前述した実施の形態においては、待ち行列を形成しているそれぞれの人の順番を特定可能な順番特定情報として、順番を示す画像が、順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、画像に追加されることとしたが、これに限定されず、たとえば、所定人数(たとえば、10人)おきに、順番特定情報が追加されるようにしてもよい。
(3) 前述した実施の形態のおいては、チケットの種類ごとに順番を示す情報の色を分けるようにした。しかし、これに限定されず、チケットの種類ごとに別々の順番を発行するようにしてもよい。これにより、チケットの種類ごとの順番を分かり易く参加者に伝達することができる。
(4) 前述した実施の形態においては、待ち行列管理システム11の発明として説明した。しかし、これに限定されず、待ち行列管理システム11に含まれるARサーバ100、携帯端末200、または、PC300それぞれの装置の発明として捉えることができる。また、それぞれの装置で実行される制御方法または制御プログラムの発明として捉えることができる。
(5) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10A〜10E 人、11 待ち行列管理システム、20 受付、30A,30B ガイドライン、30C 中央ガイドライン、40 行列禁止ゾーン、50 パーテーションロープ、100 サーバ、110,210,310 制御部、120,220,320 記憶部、130,230,330 操作部、140,240,340 表示部、170,270,370 通信部、190 ウェブカメラ、200 携帯端末、280 非接触ICチップ、290 GPS処理部、900 インターネット。
Claims (17)
- 所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記画像に撮影されている前記待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された前記待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報を、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加する拡張現実生成手段と、
前記拡張現実生成手段によって前記順番特定情報が追加された前記画像を、端末装置に送信する送信手段とを備える、待ち行列管理装置。 - 前記送信手段は、前記待ち行列の所定の誘導範囲に人が入った場合、当該人が所持する前記端末装置に、前記待ち行列の並ぶべき場所に誘導するための情報をさらに送信する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記端末装置を所持する人が一時的に前記待ち行列から抜ける旨を示す離脱情報を、当該端末装置から受信する受信手段をさらに備え、
前記拡張現実生成手段は、さらに、前記受信手段によって前記離脱情報が受信された場合、前記順番特定情報が追加された前記画像において、当該離脱情報で示される人が抜けた位置に、代替アイコンを追加する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。 - 前記取得手段によって取得された前記画像に撮影されている前記待ち行列の最後尾の人に対して所定の位置関係となった人に、前記最後尾の次の順番を発行する発行手段をさらに備え、
前記所定の位置関係は、前記待ち行列に並んだと判断可能な位置関係である、請求項1に記載の待ち行列管理装置。 - 前記順番特定情報が追加された前記画像において、前記待ち行列から人が抜けた場合は、抜けた人の後ろに並んでいた人に、元の順番に替えて、抜けた人の順番以降の順番を繰上げた順番を発行する発行手段をさらに備える、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記取得手段によって取得された前記画像に撮影されている前記待ち行列に新たに並んだ人に、前記最後尾の次の順番を発行する発行手段をさらに備え、
前記発行手段は、前記発行する順番が所定の限定数を超える場合は、当該順番を発行しない、請求項1に記載の待ち行列管理装置。 - 前記拡張現実生成手段は、前記待ち行列の人数が所定の限定数に達するまでの残り人数を特定可能な残り人数情報を前記画像に追加する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記拡張現実生成手段は、前記取得手段によって取得された前記画像に、整列範囲を示すガイド画像を追加する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記拡張現実生成手段によって追加された前記ガイドで示される前記整列範囲に人が入り、かつ、前記待ち行列の最後尾以外の人に対して当該人が所定の位置関係でないことを条件として、前記最後尾の次の順番を、当該人に発行する発行手段をさらに備え、
前記所定の位置関係は、前記待ち行列に並んだと判断可能な位置関係である、請求項8に記載の待ち行列管理装置。 - 前記送信手段は、前記待ち行列が所定の長さに達した場合、当該待ち行列の人が所持する前記端末装置に、前記待ち行列の形状の変更を促すための情報をさらに送信する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記送信手段は、前記待ち行列の形状が所定形状となっていない場合、当該待ち行列の人が所持する前記端末装置に、前記待ち行列の形状の正常化を促すための情報をさらに送信する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記拡張現実生成手段は、前記待ち行列の最後尾の人に対して最後尾であることを示す情報を追加する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記拡張現実生成手段は、前記待ち行列の人が受ける前記サービスの種類に応じて、前記順番特定情報の表示態様を異ならせる、請求項1に記載の待ち行列管理装置。
- 前記待ち行列の状況を取得する要求を、前記端末装置から受信する受信手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記受信手段によって前記端末装置から前記要求が受信されたことを条件として、当該端末装置に前記画像を送信する、請求項1に記載の待ち行列管理装置。 - 前記取得手段によって取得された前記画像に撮影されている前記待ち行列の最後尾の人に対する所定の位置関係に障害物が無い限り、当該所定の位置関係となった人に、前記最後尾の次の順番を発行する発行手段をさらに備え、
前記所定の位置関係は、前記待ち行列に並んだと判断可能な位置関係である、請求項1に記載の待ち行列管理装置。 - 待ち行列管理装置で待ち行列を管理する待ち行列管理方法であって、
所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像を取得するステップと、
取得された前記画像に撮影されている前記待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された前記待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報を、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加するステップと、
前記順番特定情報が追加された前記画像を、端末装置に送信するステップとを含む、待ち行列管理方法。 - 待ち行列管理装置と、ビデオカメラと、端末装置とを含む待ち行列管理システムであって、
前記ビデオカメラは、
所定のサービスの提供を受けるための待ち行列が形成される領域の画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された前記画像を前記待ち行列管理装置に送信する画像送信手段とを備え、
前記待ち行列管理装置は、
前記ビデオカメラから前記画像を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記画像に撮影されている前記待ち行列を形成しているそれぞれの人に発行された前記待ち行列の順番を特定可能な順番特定情報を、当該順番特定情報で特定される順番が対応している人をそれぞれ特定可能な態様で、当該画像に追加する拡張現実生成手段と、
前記拡張現実生成手段によって前記順番特定情報が追加された前記画像を、前記端末装置に送信する送信手段とを備え、
前記端末装置は、
前記待ち行列管理装置から前記画像を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記画像を表示する表示手段とを備える、待ち行列管理システム。
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