JP2013108638A - 冷蔵庫 - Google Patents

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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

【課題】使用性を向上させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】冷蔵室2(貯蔵室)を開閉する扉2aの内面側に貯蔵物を収納するドアポケット40を取り付けた冷蔵庫において、ドアポケット40は、貯蔵物が載置される底面部43と、底面部43の上方に配されて扉2aを開いた状態で正面となる前面部42とを有し、底面部43及び前面部42をそれぞれ独立に上下方向にスライド自在にした。
【選択図】図3

Description

本発明は、貯蔵室を開閉する扉の内面側に貯蔵物を収納するドアポケットを取り付けた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。冷蔵庫は上部に冷蔵室が配され、冷蔵室の下方には製氷室及び第1冷凍室が左右に並設される。製氷室及び第1冷凍室の下方には第2冷凍室が配され、第2冷凍室の下方に野菜室が配されている。
冷蔵室は回動式の扉により開閉される。扉の内面側には貯蔵物を収納する複数のドアポケットが取り付けられている。ドアポケットは、貯蔵物が載置される底面部と、底面部の上方に配されて扉を開いた状態で正面となる前面部とを有している。前面部及び底面部は互いに結合して一体に形成され、断面L字状に形成されている。
扉の内面の左右端部には冷蔵室内に突出するドアライナーが設けられている。ドアライナーの互いの対向面にはガイド枠が上下方向に延びて凹設されている。ガイド枠はレール部と受け部とを有する。レール部にはドアポケットの両側面に突設されたローラが嵌合する。これにより、レール部はドアポケットを摺動案内する。また、受け部はレール部に面して開口する溝を上下に並設して形成され、ドアポケットの外側面に設けられた支持部と係合する。これにより、ドアポケットが係止される。
ドアポケットの外側面には回動する操作部が設けられている。操作部は支持部に連結されている。使用者が操作部を回動操作することにより支持部と受け部との係脱が行われる。
これにより、ドアポケットを上下方向にスライド移動させることができる。従って、ドアポケットを扉から取り外すことなくドアポケットの高さを調整することができ、使い勝手を向上させることができる。
特開2010−185628号公報(第4頁〜第6頁、図1〜図8)
しかしながら、従来の冷蔵庫によると、ドアポケットの前面部の上端から底面部までの距離が短いと、背の高い貯蔵物をドアポケットに収納した際に貯蔵物が前方に倒れて落下するおそれがある。
また、ドアポケットの前面部の上端から底面部までの距離が長いと、背の低い貯蔵物を収納した際に上方に無駄なスペースが生じるとともに、前面部に隠れて貯蔵物を取り出しにくくなる。従って、冷蔵庫の使用性が悪いという問題があった。
本発明は、使用性を向上させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵室を開閉する扉の内面側に貯蔵物を収納するドアポケットを取り付けた冷蔵庫において、前記ドアポケットは、貯蔵物が載置される底面部と、前記底面部の上方に配されて前記扉を開いた状態で正面となる前面部とを有し、前記底面部及び前記前面部をそれぞれ独立に上下方向にスライド自在にしたことを特徴としている。
この構成によると、ドアポケットの底面部には貯蔵物が載置される。ドアポケットの前面部は貯蔵物の落下を防止する。これにより、貯蔵物がドアポケット内に収納される。そして、貯蔵物の高さに応じて底面部及び前面部の両方又は一方を上下方向にスライド移動させることができる。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記扉の内面の左右端部から前記貯蔵室内に突出するドアライナーの互いの対向面に上下方向に延びて形成される複数のガイド溝と、前記ガイド溝から前後方向に延びて上下に並設される複数の係止溝とを設けるとともに、前記底面部及び前記前面部の両側面からそれぞれ突出する摺動ピンを設け、前記摺動ピンが前記ガイド溝に嵌合して摺動するとともに前記係止溝に係止されることが好ましい。
この構成によると、ガイド溝はドアポケットの底面部及び前面部の摺動ピンを摺動案内する。ドアポケットの底面部及び前面部の両側面からそれぞれ突出した摺動ピンが係止溝に係止されると底面部及び前面部が係止される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記前面部に係合する前記係止溝が前記ガイド溝に対して前方に延びるとともに、前記底面部に係合する前記係止溝が前記ガイド溝に対して後方に延びるとより好ましい。
この構成によると、ドアポケットの前面部に設けた摺動ピンはガイド溝に対して前方に延びる係止溝に係止される。また、ドアポケットの底面部に設けた摺動ピンはガイド溝に対して後方に延びる係止溝に係止される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記底面部に設けられる前記摺動ピンが前後に並設され、前後の前記摺動ピンがそれぞれ異なる前記ガイド溝に嵌合すると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記前面部が棒状部材から成り、前記棒状部材の両先端部によって前記摺動ピンを形成すると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記前面部が板状部材から成り、前記前面部に設けられる前記摺動ピンが上下に並設され、上下の前記摺動ピンがそれぞれ同じ前記ガイド溝に嵌合すると好ましい。
本発明によると、貯蔵室を開閉する扉の内面側に取り付けられて貯蔵物を収納するドアポケットは、貯蔵物が載置される底面部と、底面部の上方に配されて扉を開いた状態で正面となる前面部とを有し、底面部及び前面部をそれぞれ独立に上下方向にスライド自在にしている。これにより、ドアポケットを扉から取り外すことなくドアポケットの高さを調整することができる。従って、ドアポケットの高さ調整の際にドアポケットの落下を防止できる。
また、貯蔵物の高さに応じて前面部の上端から底面部までの距離を変えることができる。従って、背の高い貯蔵物の落下を防止するとともに、背の低い貯蔵物を容易に取り出すことができ、冷蔵庫の使用性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す右側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷蔵室の扉を冷蔵室内側から見た斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷蔵室の扉を冷蔵室内側から見た正面図 図4のA矢視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のドアポケットの前面部を示す平面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の最下段のドアポケットの前面部を示す平面 図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のドアポケットの底面部を示す平面図 図3に示したドアポケットの前面部及び底面部をスライド移動させた後の態を示す斜視図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の冷蔵室の扉を冷蔵室内側から見た斜視図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の冷蔵室の扉を冷蔵室内側から見た正面図 図11のB矢視図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫のドアポケットの前面部を示す正面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の最下段のドアポケットの前面部を示す正面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図及び右側面断面図である。冷蔵庫1は上部に冷蔵室2が配され、冷蔵室2の下方には製氷室4及び第1冷凍室3が左右に並設される。製氷室4及び第1冷凍室3の下方には第2冷凍室5が配され、第2冷凍室5の下方に野菜室6が配されている。
冷蔵室2は回動式の扉2aにより開閉され、貯蔵物を冷蔵保存する。扉2aの内面側には3つのドアポケット40、41が上下方向に並設される。最下段のドアポケット41は底面部45が固定される。上方の2つのドアポケット40は可動になっている。ドアポケット40、41には貯蔵物が収納される。上方のドアポケット40は1つでもよいし、3つ以上設けてもよい。なお、ドアポケット40、41の詳細については後述する。
第1冷凍室3、製氷室4及び第2冷凍室5は連通して氷点以下に維持される。第1冷凍室3及び第2冷凍室5は収納ケース(不図示)と一体の引き出し式の扉3a、5aにより開閉され、貯蔵物を冷凍保存する。第2冷凍室5の容積は第1冷凍室3よりも大きく、貯蔵物をより多く冷凍保存できる。製氷室4は回動式の扉4aにより開閉され、氷を製氷して貯氷する。野菜室6は収納ケース(不図示)と一体の引き出し式の扉6aにより開閉され、冷蔵室2よりも高い室内温度(約8℃)で野菜を冷却保存する。
第2冷凍室5の背後には背面板5bで仕切られた冷気通路31が設けられる。冷気通路31は冷蔵室2の背後に配された冷気通路32に冷蔵室ダンパ(不図示)を介して連通する。冷気通路31内には冷却器11が配される。冷却器11は機械室9に配された圧縮機10に接続される。圧縮機10の駆動によりイソブタン等の冷媒が凝縮器(不図示)、膨張器(不図示)及び冷却器11を循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷却器11が冷凍サイクルの低温側となる。
冷凍サイクルの低温側となる冷却器11と冷気通路31を流通する空気とが熱交換して冷気が生成される。生成された冷気により各貯蔵室が冷却される。冷却器11が第2冷凍室5の背面側に配されるため、冷却器11の冷熱が背面板5bを介して第2冷凍室5側へ放出される。このため、第2冷凍室5が効率よく冷却され、冷却効率を向上することができる。
図3及び図4は冷蔵室2の扉2aを冷蔵室2内側から見た斜視図及び正面図を示している。扉2aの背面には樹脂成型品の内面板21が配される。内面板21により扉2aの背面が覆われる。内面板21はドアポケット40、41の背面部を形成する。
内面板21の左右端部には冷蔵室2内に突出して上下に延びるドアライナー23a、23bが形成される。ドアライナー23a、23bはドアポケット40、41の側面を覆う。
また、内面板21の上下端部には冷蔵室2内に突出する凸部28a、28bが形成される。凸部28a、28bはドアライナー23a、23bと連続して形成される。凸部28a、28b及びドアライナー23a、23bによって内面板21の歪みが防止される。なお、下方の凸部28bは最下段のドアポケット41の底面部45を形成する。
内面板21の周部には環状のパッキン(不図示)が設けられる。パッキンは可撓性の樹脂等から成り、内面板21に設けた係合孔22(図5参照)に突起部(不図示)が係合して取り付けられる。パッキンにはマグネット(不図示)が内装され、マグネットによりパッキンが冷蔵室2の周囲に密着して冷蔵室2内が密閉される。なお、パッキンを設けずに弾性を有する内面板21が冷蔵室2の周囲に密着する扉2aであってもよい。
上から1段目及び2段目のドアポケット40は底面部43と前面部42とを有する。底面部43は板状の透明な樹脂成型品により形成される。前面部42はアルミニウムやステンレス等の断面円形の棒状部材から成る。
最下段のドアポケット41は凸部28bから成る底面部45と前面部44とを有する。前面部44はドアポケット40の前面部42と同様にアルミニウムやステンレス等の断面円形の棒状部材から成る。
底面部43、45の前端部(冷蔵室2内側)に上方に突出するリブを設けてもよい。これにより、貯蔵物の落下を確実に防止できる。
前面部42、44は底面部43、45の上方に配され、扉2aを開いた状態で正面となる。なお、前面部42、44を構成する棒状部材の断面形状に特に限定はなく、楕円形状や多角形状でもよい。また、前面部42、44を構成する棒状部材を樹脂成型品により形成してもよい。
前面部42、44により貯蔵物がドアポケット40、41から落下することを防止できる。また、前面部42、44は棒状部材により形成されるため、使用者はドアポケット40、41内の貯蔵物を容易に認識できる。
底面部43には食品や飲料等の貯蔵物S1、S2が載置される。貯蔵物S1は例えばジャムなどの背の低い貯蔵物である。貯蔵物S2は例えばビールのロング缶(500mL)等の背の高い貯蔵物である。また、凸部28bから成る底面部45には貯蔵物S3が載置される。貯蔵物S3は例えばビール瓶(大瓶)やペットボトル(2L)等の背の高い貯蔵物である。
なお、貯蔵物S1〜S3の収納場所は特に限定されない。例えば、貯蔵物S1、S2を最下段のドアポケット41に収納してもよく、貯蔵物S3を上方のドアポケット40に収納してもよい。
図5は、図4のA矢視図を示している。破線F1は上から1段目のドアポケット40の前面部42の断面外形を示し、破線B1は上から1段目のドアポケット40の底面部43の断面外形を示している。また、破線F2は上から2段目のドアポケット40の前面部42の断面外形を示し、破線B2は上から2段目のドアポケット40の底面部43の断面外形を示している。また、破線F3は最下段のドアポケット41の前面部44の断面外形を示している。
ドアライナー23a及びドアライナー23bの互いの対向面には同一形状の前側ガイド溝50及び後側ガイド溝51が設けられる。前側ガイド溝50はドアライナー23aの前部(冷蔵室2の室内側)に上下方向に延びて凹設され、ドアポケット40、41に対応して上下方向に3つ設けられる。
後側ガイド溝51は前側ガイド溝50の後方に上下方向に延びて凹設され、前後方向に2列設けられる。また、後側ガイド溝51はドアポケット40に対応して上下方向に2つ設けられる。各後側ガイド溝51の上端は対応する前側ガイド溝50の下端近傍に設けられるが、前側ガイド溝50の下端よりも上方に設けてもよい。
前側ガイド溝50からは3つの前側係止溝60が前方に延びて凹設される。この時、3つの前側係止溝60は互いに所定の間隔を空けて上下方向に並設される。
これにより、後述する前面部42の摺動ピン42aを前側係止溝60に係止できる。この時、前側係止溝60の前端部は下方に向かって屈曲している。このため、前側係止溝60からの摺動ピン42aの脱落を防止できる。なお、前側係止溝60が前側ガイド溝50から屈曲せずに直線状に延びていても摺動ピン42aを係止できる。ただし、前側係止溝60の前端部が下方に向かって屈曲しているほうが摺動ピン42aを前側係止溝60により確実に係止できるので望ましい。
後側ガイド溝51からは3つの後側係止溝61が後方に延びて凹設される。この時、3つの後側係止溝61は互いに所定の間隔を空けて上下方向に並設される。
これにより、後述する底面部43の摺動ピン43aを後側係止溝61に係止できる。この時、後側係止溝61の後端部は下方に向かって屈曲している。このため、後側係止溝61からの摺動ピン43aの脱落を防止できる。なお、後側係止溝61が後側ガイド溝51から屈曲せずに直線状に延びていても摺動ピン43aを係止できる。ただし、後側係止溝61の後端部が下方に向かって屈曲しているほうが摺動ピン43aを後側係止溝61により確実に係止できるので望ましい。
また、上下に隣接する2つの前側係止溝60間の距離と上下に隣接する2つの後側係止溝61間の距離は同じになっている。なお、この距離は異なっていてもよい。
図6及び図7は前面部42、44の平面図を示している。前面部42、44の本体42b、44bの両側面にはそれぞれ断面円形の摺動ピン42a、44aが突設されている。なお、本体42b、44bと摺動ピン42a、44aとを同一径に形成し、前面部42、44の両先端部によって摺動ピン42a、44aを形成してもよい。
摺動ピン42a、44aは前側ガイド溝50及び前側係止溝60に嵌合する。これにより、前面部42、44が前側ガイド溝50に摺動案内され、前面部42、44は上下方向にスライド移動できる。また、前面部42、44は前側係止溝60に係止される。なお、摺動ピン42a、44aの断面形状は楕円形や多角形でもよい。
図8は底面部43の平面図を示している。底面部43の両側面には断面円形の摺動ピン43aがそれぞれ2つ前後に並んで突設される。摺動ピン43aは後側ガイド溝51及び後側係止溝61に嵌合する。これにより、底面部43が後側ガイド溝51に摺動案内され、底面部43は上下方向にスライド移動できる。また、底面部43は後側係止溝61に係止される。
この時、前後の摺動ピン43aは2列に配される後側ガイド溝51にそれぞれ嵌合する。これにより、底面部43に貯蔵物を載置した状態でも安定してスライド移動できる。なお、摺動ピン43aの断面形状は楕円形や多角形でもよい。また、摺動ピン43aを底面部43の両側面にそれぞれ3つ以上設けてもよい。この場合、摺動ピン43aの数に合わせて後側ガイド溝51を設けるとよい。
底面部43及び前面部42は互いに分離されて別体となっているため、底面部43及び前面部42はそれぞれ独立に上下方向にスライド自在となっている。スライド移動後、前面部42及び底面部43の摺動ピン42a、43aが前側係止溝60、後側係止溝61に係止される。これにより、前面部42及び底面部43がドアライナー23a、23bによって支持される。
前述したように、前側係止溝60は前側ガイド溝50に対して前方に延びている。これにより、扉2aを開閉する際に、ドアポケット40、41に収納された貯蔵物S1〜S3が前面部42に衝突した場合でも摺動ピン42aは前側係止溝60の前端部に係止される。従って、前面部42が前側係止溝60から外れることを防止できる。
また、前述したように、後側係止溝61は後側ガイド溝51に対して後方に延びている。これにより、底面部43が後側係止溝61に係合した際に底面部43と内面板21との間の隙間を減らすことができる。従って、隙間からの貯蔵物の落下を防止することができる。
上記構成の冷蔵庫1において、冷却器11で生成された冷気は冷凍室送風機(不図示)の駆動により冷気通路31を流通して製氷室4、第1冷凍室3及び第2冷凍室5に送出される。該冷気は製氷室4、第1冷凍室3及び第2冷凍室5を流通し、戻り口(不図示)を介して冷却器11に戻る。これにより、製氷室4、第1冷凍室3及び第2冷凍室5が冷却され、貯蔵物及び氷を冷凍保存する。なお、冷却器11は圧縮機10の駆動によって低温となるので着霜する。このため、所定の周期で除霜運転が行われる。
冷蔵室ダンパ(不図示)の開成により冷気通路31を流通する冷気の一部は冷気通路32に導かれ、冷気吐出口(不図示)を介して冷蔵室2に送出される。これにより、冷蔵室2が冷却され、貯蔵物を冷蔵保存する。また、冷蔵室ダンパの開閉や圧縮機10のオンオフ制御により冷蔵室2へ流入する冷気量が調整される。これにより、冷蔵室2内の温度は例えば約1℃〜5℃に維持される。冷蔵室2を流通した冷気は連通路(不図示)を流通して野菜室6に流入し、野菜を冷却保存する。その後、戻り通路(不図示)を介して冷却器11に戻る。
冷蔵室2内に流入した冷気の一部はドアポケット40、41へ向かう。この時、ドアポケット40、41の前面部42、44は棒状部材から成っている。これにより、ドアポケット40、41内に冷気が流入しやすくなる。従って、ドアポケット40、41内の貯蔵物S1〜S3を効率よく冷却することができる。
図9は、図3に示したドアポケット40の前面部42及び底面部43をスライド移動させた後の状態を示した斜視図である。図3の状態から、上から2段目のドアポケット40の前面部42を把持して上方向にスライド移動させて最上段の前側係止溝60に係合させる。また、上から2段目のドアポケット40の底面部43を把持して上方向にスライド移動させて最上段の後側係止溝61に係合させる。
これにより、背の高い貯蔵物S2を収納した状態で上から2段目のドアポケット40の高さを図3の状態よりも高い位置に調整できる。また、図3の状態よりも前面部42の上端から底面部43までの距離を長くすることができる。従って、貯蔵物S2が前方に倒れて落下することを防止でき、冷蔵庫1の使用性を向上させることができる。
また、図3の状態から、上から1段目のドアポケット40の前面部42を把持して上方向にスライド移動させて中段の前側係止溝60に係合させる。また、上から1段目のドアポケット40の底面部43を把持して上方向にスライド移動させて最上段の後側係止溝61に係合させる。
これにより、背の低い貯蔵物S1を収納した状態で上から1段目のドアポケット40の高さを図3の状態よりも高い位置に調整できる。また、図3の状態よりも前面部42の上端から底面部43までの距離を短くすることができる。これにより、背の低い貯蔵物S1を収納した際に上方に無駄なスペースが生じない。また、貯蔵物S1を容易に取り出すことができる。従って、冷蔵庫1の使用性を向上させることができる。
図3の状態から、最下段のドアポケット41の前面部44を把持して上方向にスライド移動させて中段の前側係止溝60に係合させる。これにより、図3の状態よりも前面部44の上端から底面部45までの距離を長くすることができる。従って、貯蔵物S3が前方へ倒れて落下することを防止でき、冷蔵庫1の使用性を向上させることができる。
本実施形態によると、冷蔵室2(貯蔵室)を開閉する扉2aの内面側に貯蔵物を収納するドアポケット40を取り付けた冷蔵庫1において、ドアポケット40は、貯蔵物が載置される底面部43と、底面部43の上方に配されて扉2aを開いた状態で正面となる前面部42とを有し、底面部43及び前面部42をそれぞれ独立に上下方向にスライド自在にしている。
これにより、ドアポケット40を扉2aから取り外すことなくドアポケット40の高さを調整することができる。従って、ドアポケット40の高さ調整の際にドアポケット40の落下を防止できる。
また、貯蔵物の高さに応じて前面部42の上端から底面部43までの距離を変えることができる。従って、背の高い貯蔵物の落下を防止するとともに、背の低い貯蔵物を容易に取り出すことができ、冷蔵庫1の使用性を向上させることができる。
また、扉2aの内面の左右端部から冷蔵室2内に突出するドアライナー23a、23bの互いの対向面に上下方向に延びて形成される複数の前側ガイド溝50及び後側ガイド溝51と、前側ガイド溝50及び後側ガイド溝51から前後方向に延びて上下に並設される複数の前側係止溝60及び後側係止溝61とを設けるとともに、前面部42及び底面部43の両側面からそれぞれ突出する摺動ピン42a、43aを設け、摺動ピン42a、43aが前側ガイド溝50及び後側ガイド溝51に嵌合して摺動するとともに前側係止溝60及び後側係止溝61に係止される。これにより、簡素な構成でドアポケット40の底面部43及び前面部42をスライド移動させることができるとともに簡単に係止することができる。従って、冷蔵庫1の製造コストを削減することができる。
また、前面部42に係合する前側係止溝60が前側ガイド溝50に対して前方に延びている。これにより、扉2aを開閉する際に、ドアポケット40に収納された貯蔵物が前面部42に衝突した場合でも摺動ピン42aは前側係止溝60の前端部に係止される。従って、前面部42が前側係止溝60から外れることを防止できる。
また、底面部43に係合する後側係止溝61が後側ガイド溝51に対して後方に延びている。これにより、底面部43が後側係止溝61に係合した際に底面部43と扉2aの内面板21との間の隙間を減らすことができる。従って、隙間からの貯蔵物の落下を防止することができる。
また、底面部43に設けられる摺動ピン43aが前後に並設され、前後の摺動ピン43aがそれぞれ異なる後側ガイド溝51に嵌合するので、貯蔵物を載置した状態でも安定してスライド移動できる。
次に、第2実施形態について説明する。図10及び図11は本実施形態の冷蔵室2の扉2aを冷蔵室2内側から見た斜視図及び正面図を示している。説明の便宜上、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態はドアポケット40、41の前面部46、48が板状部材により形成されている点が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
前面部46、48は透明な樹脂成型品の板状部材から成る。これにより、使用者はドアポケット40、41内の貯蔵物を容易に認識できる。また、第1実施形態の棒状部材から成る前面部42、44と比較して、貯蔵物の落下をより確実に防止できる。
図12は、図11のB矢視図である。破線F4は上から1段目のドアポケット40の前面部46の断面外形を示し、破線B4は上から1段目のドアポケット40の底面部43の断面外形を示している。また、破線F5は上から2段目のドアポケット40の前面部46の断面外形を示し、破線B5は上から2段目のドアポケット40の底面部43の断面外形を示している。また、破線F6は最下段のドアポケット41の前面部48の断面外形を示している。本実施形態では、後述する前面部46、48の摺動ピン46a、48aが係止される前側係止溝60を上下方向に4つ並設している。
図13及び図14は前面部46、48の正面図を示している。前面部46、48の両側面には断面円形の摺動ピン46a、48aがそれぞれ2つずつ突設される。摺動ピン46a、48aは前側ガイド溝50及び前側係止溝60に嵌合する。これにより、前面部46、48が前側ガイド溝50に摺動案内され、前面部46、48は上下方向にスライド移動できる。また、前面部46、48は前側係止溝60に係止される。なお、摺動ピン46a、48aの断面形状は楕円形や多角形でもよい。
この時、前面部46に設けられる摺動ピン46aが上下に並設され、上下の摺動ピン46aがそれぞれ同じ前側ガイド溝50に嵌合する。これにより、前面部46は前後に搖動せず安定してスライド移動することができる。また、上下で隣接する2つの摺動ピン46aの中心間の距離は、上下で隣接する2つの前側係止溝60の中心間の距離と略同じになっている。これにより、前面部46の4つの摺動ピン46aがそれぞれ異なる前側係止溝60に同時に係止される。従って、前面部46を確実に係止することができる。
また、前面部48に設けられる摺動ピン48aが上下に並設され、上下の摺動ピン48aがそれぞれ同じ前側ガイド溝50に嵌合する。これにより、前面部48は前後に搖動せず安定してスライド移動することができる。また、上下で隣接する2つの摺動ピン48aの中心間の距離は、上下で隣接する2つの前側係止溝60の中心間の距離と略同じになっている。これにより、前面部48の4つの摺動ピン48aがそれぞれ異なる前側係止溝60に同時に係止される。従って、前面部48を確実に係止することができる。
本実施形態でも第1実施形態と同様な効果を得ることができる。また、ドアポケット40の前面部46が板状部材から成るので、第1実施形態よりも貯蔵物の落下をより確実に防止できる。また、前面部46に設けられる摺動ピン46aが上下に並設され、上下の摺動ピン46aがそれぞれ同じ前側ガイド溝50に嵌合する。これにより、簡素な構成で前面部46を容易にスライド移動させることができる。また、前面部46は前後に搖動せず安定してスライド移動することができる。
また、前面部46及び底面部43をそれぞれ独立してスライド移動させることにより、前面部46と底面部43との間に隙間を形成することができる。この隙間を介して冷気がドアポケット40内に流入できるので、貯蔵物を効率よく冷却することができる。
第1、第2実施形態において、ドアポケット40、41を冷蔵室2に設けているが、野菜室6や第2冷凍室5に設けてもよい。
また、最下段のドアポケット41をドアポケット40と同様な構成にしてもよい。すなわち、最下段のドアポケット41の凸部28bから成る底面部45を可動の底面部43に替えるとともに、最下段のドアポケット41の底面部43の摺動ピン43aが嵌合する後側ガイド溝51及び後側係止溝61をドアライナー23a、23bに設けてもよい。これにより、最下段のドアポケット41において底面部43を上下方向にスライド移動させることができる。この時、内面板21の歪み防止のため、凸部28bは最下段のドアポケット41の底面部43の下方に形成するのが望ましい。
また、前面部42、46と底面部43とを互いに結合して一体に形成してもよい。そして、前面部42、46及び底面部43の両側面からそれぞれ突出する摺動ピンを設け、摺動ピンが前側ガイド溝50及び後側ガイド溝51に嵌合して摺動するとともに前側係止溝60及び後側係止溝61に係止されるようにしてもよい。これにより、簡素な構成でドアポケット40を上下方向でスライド移動させることができる。従って、冷蔵庫1の製造コストを削減することができる。
本発明によると、貯蔵室を開閉する扉の内面側に貯蔵物を収納するドアポケットを取り付けた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 第1冷凍室
4 製氷室
5 第2冷凍室
6 野菜室
9 機械室
10 圧縮機
11 冷却器
21 内面板
22 係合孔
23a、23b ドアライナー
40、41 ドアポケット
42、44、46、48 前面部
43、45 底面部
42a、43a、44a、46a、48a 摺動ピン
50 前側ガイド溝
51 後側ガイド溝
60 前側係止溝
61 後側係止溝

Claims (6)

  1. 貯蔵室を開閉する扉の内面側に貯蔵物を収納するドアポケットを取り付けた冷蔵庫において、
    前記ドアポケットは、貯蔵物が載置される底面部と、前記底面部の上方に配されて前記扉を開いた状態で正面となる前面部とを有し、
    前記底面部及び前記前面部をそれぞれ独立に上下方向にスライド自在にしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記扉の内面の左右端部から前記貯蔵室内に突出するドアライナーの互いの対向面に上下方向に延びて形成される複数のガイド溝と、前記ガイド溝から前後方向に延びて上下に並設される複数の係止溝とを設けるとともに、
    前記底面部及び前記前面部の両側面からそれぞれ突出する摺動ピンを設け、前記摺動ピンが前記ガイド溝に嵌合して摺動するとともに前記係止溝に係止されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記前面部に係合する前記係止溝が前記ガイド溝に対して前方に延びるとともに、前記底面部に係合する前記係止溝が前記ガイド溝に対して後方に延びることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記底面部に設けられる前記摺動ピンが前後に並設され、前後の前記摺動ピンがそれぞれ異なる前記ガイド溝に嵌合することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記前面部が棒状部材から成り、前記棒状部材の両先端部によって前記摺動ピンを形成したことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記前面部が板状部材から成り、前記前面部に設けられる前記摺動ピンが上下に並設され、上下の前記摺動ピンがそれぞれ同じ前記ガイド溝に嵌合することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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