JP2013102653A - 磁石回転式直流発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁石を回転させることにより、静止導体に定常起電力又は直流を発生する磁石回転式直流発電装置を提供する。
【解決手段】固定軸1の周りに、磁石2を装着した回転軸3をイグニションモーター4に連結する。これを1つのユニットとする。1つのユニット、又は2つのユニット(磁石のN、Sは互いに逆)を向い合わせた一対のユニット、をそれぞれ回転させる。1つのユニット上、又は2つのユニットの間に導線5を設置固定し、導線5の両端で定常起電力を得る。
【選択図】図1
【解決手段】固定軸1の周りに、磁石2を装着した回転軸3をイグニションモーター4に連結する。これを1つのユニットとする。1つのユニット、又は2つのユニット(磁石のN、Sは互いに逆)を向い合わせた一対のユニット、をそれぞれ回転させる。1つのユニット上、又は2つのユニットの間に導線5を設置固定し、導線5の両端で定常起電力を得る。
【選択図】図1
Description
本発明は、磁石を回転させることにより、静止導体に定常起電力又は直流を 発生する磁石回転式直流発電装置に関するものである。
従来は、磁石を固定し、導体を回転させることにより、変動起電力を起し、交流を発生するものが一般的であった。
なお、直流発電に関する先行技術については、以下のような発明が提案されている。
なお、直流発電に関する先行技術については、以下のような発明が提案されている。
特開2007−189885号公報(特許文献1)には、回転子と固定子永久磁石間の磁気作用で回転駆動させるとともに発電させることによって、駆動手段の入力損失を小さくして発電効率を高めることを目的とし、回転子にはアウター側径方向永久磁石とインナー側径永久磁石とがそれぞれ同極対向して設けられているとともにアウター径方向永久磁石とインナー側径永久磁石との間には固定子円周方向永久磁石と電機子巻線または導体等を有し、回転子アウター側およびインナー側径方向永久磁石と固定子円周方向永久磁石との磁気作用による反発または吸引作用のクーロンの法則で回転駆動させるとともに回転子アウター側およびインナー側径永久磁石の回転磁界によるフレミングの右手の法則で固定子側電機子巻線または導体に起電力を発生させることを特徴とする「回転式直流発電機」が提案されている。
また、特開2009−189224号公報(特許文献2)には、従来の直流回転機器では、回転に伴って電流の向きを変える整流子が必要で、これが直流回転電気機器を複雑にし、作りにくく、特性悪くし、しかも高価にしていたという従来の直流機器の欠点を、固定子の磁場配置、回転子の導線配置を変えることにより、直流機器でありながら、電流の向きを変える整流子のない、構造、特性、価額、耐久性の面で優れた「直流電動機及び直流発電機」を得ることが出来るようになった発明が提案されている。
特開平11−113241号公報(特許文献3)には、超電導直流発電器において、ブラシを不要とし、長時間安定に発電可能とした全く新規な直流発電装置を提供することを目的とし、超伝導磁石によって生成された直流磁場中に、第二種超伝導体を含む回転子を配し、前記回転子のそばに前記回転子と離間して導体を配置して、前記回転子を回転させて該導体内に電場を誘起せしめ該導体から出力を取り出すことを特徴とする「超電導直流発電装置」が提案されている。
従来、電磁場を利用したものでは、電力を獲保する為に、交流発電が主たる手段であった。その電力量を補充する為の直流発電は存在しなかった。本発明は、このような欠点をなくするためになされたものであり、磁石を回転させることにより、静止導体に定常起電力又は直流を発生する磁石回転式直流発電装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、固定軸の周りに磁石を装着した回転軸を形成し、前記回転軸をイグニションモーターにより回転させるユニットを備え、前記ユニット上に導線を装備したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、固定軸の周りに磁石を装着した回転軸を形成し、前記回転軸をイグニションモーターにより回転させる2つのユニットを備え、前記ユニットの磁石のN、Sが互いに逆になるように対向させて一対のユニットを構成し、前記2つのユニット間に導線を装備したことを特徴とする。
以上のように、本発明にかかる磁石回転式直流発電装置によれば、定常起電力を発生させることができるので、それによる直流発電が可能である。また、導線の本数を増加させれば、発電量は増加する。更に、本発明により得られる直流電流は、インバーターにより既成一般装置に連結すれば、現在存在する交流対応システムをすべて利用できる。そして、現在のエネルギー問題における電力の発生に貢献できる。また、イグニションモーターの電源も、本発明により発生した電圧により賄うことができる。
以下、本発明の実施の一形態について図面を参酌しながら説明する。
先ず、本発明の理論的背景について説明する。導体が磁場を横切って運動する時、その導体には起電力が生じる。相対的考察により、導体が静止し、それを横切って磁場が運動する時、その導体に起電力が生じする。このように、本発明にかかる磁石回転式直流発電装置は、相対的に考えて以下のように推論できる。
図1及び図2に示すように、固定軸1の周りに、磁石2を装着した回転軸3をイグニションモーター4に連結する。これを1つのユニットとする。1つのユニット、又は2つのユニット(磁石のN、Sは互いに逆)を向い合わせた一対のユニット、をそれぞれ回転させる。1つのユニット上、又は2つのユニットの間に導線5を設置固定し、導線5の両端で定常起電力を得る。これを使用するとき、定常起電力を得られる上に、導線を抵抗を含む回路とすれば、直流電流が得られる。起電力の大きさは、磁石の回転数によって調整することができる。
1 固定軸
2 磁石
3 回転軸
4 イグニションモーター
5 導線
2 磁石
3 回転軸
4 イグニションモーター
5 導線
Claims (2)
- 固定軸の周りに磁石を装着した回転軸を形成し、前記回転軸をイグニションモーターにより回転させるユニットを備え、前記ユニット上に導線を装備したことを特徴とする磁石回転式直流発電装置。
- 固定軸の周りに磁石を装着した回転軸を形成し、前記回転軸をイグニションモーターにより回転させる2つのユニットを備え、前記ユニットの磁石のN、Sが互いに逆になるように対向させて一対のユニットを構成し、前記2つのユニット間に導線を装備したことを特徴とする磁石回転式直流発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011245989A JP2013102653A (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | 磁石回転式直流発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011245989A JP2013102653A (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | 磁石回転式直流発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013102653A true JP2013102653A (ja) | 2013-05-23 |
Family
ID=48622722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011245989A Pending JP2013102653A (ja) | 2011-11-09 | 2011-11-09 | 磁石回転式直流発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013102653A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3122438U (ja) * | 2006-03-03 | 2006-06-15 | 香司 花木 | 開回路の開放部を通電能をもつ媒体で非固定接触で閉じた電磁誘導回路 |
-
2011
- 2011-11-09 JP JP2011245989A patent/JP2013102653A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JP3122438U (ja) * | 2006-03-03 | 2006-06-15 | 香司 花木 | 開回路の開放部を通電能をもつ媒体で非固定接触で閉じた電磁誘導回路 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130918 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130927 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140212 |