JP2013102292A

JP2013102292A - 移動通信方法

Info

Publication number: JP2013102292A
Application number: JP2011243889A
Authority: JP
Inventors: Wuri Andarmawanti Hapsari; アンダルマワンティハプサリウリ; Hideaki Takahashi; 秀明高橋
Original assignee: NTT Docomo Inc
Current assignee: NTT Docomo Inc
Priority date: 2011-11-07
Filing date: 2011-11-07
Publication date: 2013-05-23

Abstract

【課題】ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ配下のセルにおいて待ち受け状態になる移動局ＵＥが、同一の位置登録エリア内のＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ配下のセルへのセル再選択処理を適切に行う。
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」を送信する工程とを有する。
【選択図】図５

Description

本発明は、移動通信方法に関する。

ＬＴＥ（ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ）方式では、あるリリース（Ｒｅｌｅａｓｅ）に含まれる必須（Ｍａｎｄａｔｏｒｙ）機能は、非常に多く存在するため、あるリリースに対応している移動局ＵＥであっても、一概に全ての必須機能をサポートしているというわけではない。

したがって、ＬＴＥ方式では、あるリリース（例えば、Ｒｅｌｅａｓｅ-８やＲｅｌｅａｓｅ-１０等）において移動局ＵＥによってサポートされている必須機能について示す「ＦＧＩビットセット（ＦｅａｔｕｒｅＧｒｏｕｐＩｎｄｉｃａｔｏｒｓ、機能グループ指示情報）」が規定されている（非特許文献１参照）。

具体的には、ＦＧＩビットセットは、あるリリースにおける必須機能のグループ毎に移動局ＵＥが対応するか否かについて示すＦＧＩビットの集合である。

また、ＦＩＧビットセットは、「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」によって、移動局ＵＥから無線アクセスネットワークに対して通知されるように構成されている。

現在、ＬＴＥ方式の仕様策定会議において、ＦＤＤ（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＤｉｖｉｓｉｏｎＤｕｐｌｅｘ）方式におけるＦＧＩビットセット及びＴＤＤ（ＴｉｍｅＤｉｖｉｓｉｏｎＤｕｐｌｅｘ）方式におけるＦＧＩビットセットを区別することなく、共通のシグナリング（例えば、ＲＲＣシグナリング）で制御することが検討されている。

また、ＬＴＥ方式の仕様策定会議において、移動局ＵＥが、接続する無線アクセスネットワークがＦＤＤ方式又はＴＤＤ方式のどちらであるかを判断して、報告するＦＩＧビットセットを変更することが検討されている。

３ＧＰＰＴＳ３６.３３１ＡｎｎｅｘＢ.１/Ｃ.１３ＧＰＰＴＳ２３.４０１

現在のＬＴＥ方式の仕様では、移動局ＵＥは、「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」の内容を変更する場合には、デタッチ（Ｄｅｔａｃｈ）処理を行う必要がある。

したがって、ＦＤＤ方式及びＴＤＤ方式の両方に対応している移動通信システムでは、ＦＤＤ方式（又は、ＴＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ配下のセルにおいて待ち受け状態になる移動局ＵＥが、同一の位置登録エリア内のＴＤＤ方式（又は、ＦＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ配下のセルへのセル再選択処理（ＣｅｌｌＲｅｓｅｌｅｃｔｉｏｎ）を行った場合には、「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」の内容（すなわち、ＦＧＩビットセットの内容）を変更することになるため、その都度、デタッチ処理を行う必要がある。

しかしながら、現在のＬＴＥ方式の仕様では、かかる場合に、デタッチ処理を行った後、どのような手順で、アタッチ処理を行うべきかについて規定されていないという問題点があった。

そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ＦＤＤ方式（又は、ＴＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ配下のセルにおいて待ち受け状態になる移動局ＵＥが、同一の位置登録エリア内のＴＤＤ方式（又は、ＦＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ配下のセルへのセル再選択処理を適切に行うことができる移動通信方法を提供することを目的とする。

本発明の第１の特徴は、移動通信方法であって、ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示すデタッチ要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、前記デタッチ要求信号に応じて、前記移動局に対して、再アタッチ処理を促すデタッチ受付信号を送信する工程と、前記移動局が、前記デタッチ受付信号に応じて、前記移動管理ノードに対して、アタッチ要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記ＴＤＤ方式の無線基地局に対して、該移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＴＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＴＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第２の特徴は、移動通信方法であって、ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示すデタッチ要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、前記デタッチ要求信号に応じて、前記移動局に対して、再アタッチ処理を促すデタッチ受付信号を送信する工程と、前記移動局が、前記デタッチ受付信号に応じて、前記移動管理ノードに対して、アタッチ要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記ＦＤＤ方式の無線基地局に対して、該移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＦＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＦＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第３の特徴は、移動通信方法であって、ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示す位置登録エリア更新要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、前記位置登録エリア更新信号に応じて、ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記移動局に対して、位置登録エリア更新受付信号を送信する工程と、前記移動局が、前記位置登録エリア更新受付信号に応じて、前記ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて接続状態に遷移し、前記移動管理ノードに対して、サービス要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、前記サービス要求信号に応じて、前記ＴＤＤ方式の無線基地局に対して、前記移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＴＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＴＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第４の特徴は、移動通信方法であって、ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示す位置登録エリア更新要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、前記位置登録エリア更新信号に応じて、ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記移動局に対して、位置登録エリア更新受付信号を送信する工程と、前記移動局が、前記位置登録エリア更新受付信号に応じて、前記ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて接続状態に遷移し、前記移動管理ノードに対して、サービス要求信号を送信する工程と、前記移動管理ノードが、前記サービス要求信号に応じて、前記ＦＤＤ方式の無線基地局に対して、前記移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＦＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＦＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを要旨とする。

以上説明したように、本発明によれば、ＦＤＤ方式（又は、ＴＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ配下のセルにおいて待ち受け状態になる移動局ＵＥが、同一の位置登録エリア内のＴＤＤ方式（又は、ＦＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ配下のセルへのセル再選択処理を適切に行うことができる移動通信方法を提供することができる。

本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムで用いられるＦＧＩビットセットの一例を示す図である。本発明の第１の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。本発明の第１の実施形態に係る移動管理ノードの機能ブロック図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作を説明するシーケンス図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作を説明するシーケンス図である。本発明の変更例１に係る移動通信システムの動作を説明するシーケンス図である。本発明の変更例１に係る移動通信システムの動作を説明するシーケンス図である。

（本発明の第１の実施形態に係る移動通信システム）
図１乃至図６を参照して、本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。本実施形態では、本実施形態に係る移動通信システムとして、ＬＴＥ方式の移動通信システムを例示して説明するが、本発明は、ＬＴＥ方式以外の移動通信システムにも適用可能である。

図１に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、移動管理ノードＭＭＥ（ＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＥｎｔｉｔｙ）と、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１と、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２とを具備している。

図２に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、ＦＤＤ方式用のＦＧＩビットセットの構成及びＴＤＤ方式用のＦＧＩビットセットの構成として、同一の構成が用いられるものとする。

例えば、図２に示すように、ＦＤＤ方式用のＦＧＩビットセット内に、Ｒｅｌｅａｓｅ-８における必須機能のグループ毎に移動局ＵＥが対応するか否かについて示すＦＧＩビット「１」〜「３２」が規定されており、Ｒｅｌｅａｓｅ-１０における必須機能のグループ毎に移動局ＵＥが対応するか否かについて示すＦＧＩビット「１０１」〜「１３２」が規定されている。

同様に、図２に示すように、ＴＤＤ方式用のＦＧＩビットセット内に、ＴＤＤ方式用のＦＧＩビットセットＲｅｌｅａｓｅ-８における必須機能のグループ毎に移動局ＵＥが対応するか否かについて示すＦＧＩビット「１」〜「３２」が規定されており、Ｒｅｌｅａｓｅ-１０における必須機能のグループ毎に移動局ＵＥが対応するか否かについて示すＦＧＩビット「１０１」〜「１３２」が規定されている。

ここで、両ＦＧＩビットセットに含まれるＦＧＩビット「１」〜「３２」及び「１０１」〜「１３２」が対応する必須機能のグループは同一であるものとする。

なお、移動局ＵＥは、ＦＤＤ方式用のＦＧＩビットセットに含まれるＦＧＩビットの設定及びＴＤＤ方式用のＦＧＩビットセットに含まれるＦＧＩビットの設定を区別して設定することができるように構成されている。

図３に示すように、移動局ＵＥは、判定部１１と、送信部１２と、受信部１３とを具備している。

判定部１１は、セル再選択処理を行うように構成されている。なお、判定部１１は、セル再選択処理を行った場合に、かかる再選択処理が、ＦＤＤ方式のセルからＴＤＤ方式のセルへの再選択処理であるか、或いは、ＴＤＤ方式のセルからＦＤＤ方式のセルへの再選択処理であるかについて判定するように構成されている。

ここで、判定部１１は、各セルにおける同期チャネルの構造に基づいて、各セルが、ＴＤＤ方式のセルであるか或いはＦＤＤ方式のセルであるかについて判定するように構成されていてもよい。

或いは、判定部１１は、各セルにおいて報知されているＳＩＢ１（ＳｙｓｔｅｍＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＢｌｏｃｋ１）内の「ＴＤＤＣｏｎｆｉｇ」の有無や「ＦｒｅｑＢａｎｄＩｎｄｉｃａｔｏｒ」の設定等に基づいて、各セルが、ＴＤＤ方式のセルであるか或いはＦＤＤ方式のセルであるかについて判定するように構成されていてもよい。

なお、判定部１１は、ＦＤＤ方式のセルからＴＤＤ方式のセルへの再選択処理或いはＴＤＤ方式のセルからＦＤＤ方式のセルへの再選択処理を行った場合には、送信部１２に対して、その旨を通知するように構成されている。

送信部１２は、無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２や移動管理ノードＭＭＥに対して各種信号を送信するように構成されている。

例えば、送信部１２は、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ」や「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ」や「ＴＡＵ（ＴｒａｃｋｉｎｇＡｒｅａＵｐｄａｔｅ）」等を送信するように構成されている。

また、送信部１２は、無線基地局ｅＮＢ＃１/＃２に対して、「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」等を送信するように構成されている。

なお、送信部１２は、判定部１１から、ＦＤＤ方式のセルからＴＤＤ方式のセルへの再選択処理或いはＴＤＤ方式のセルからＦＤＤ方式のセルへの再選択処理が行った旨が通知された場合、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信するように構成されている。

ここで、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」は、かかる「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ」が、「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」の内容の変更に起因するものであることを示す。

受信部１３は、無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２や移動管理ノードＭＭＥから各種信号を受信するように構成されている。

例えば、受信部１３は、移動管理ノードＭＭＥから、「ＡｔｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」や「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」や「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」等を受信するように構成されている。

また、受信部１３は、無線基地局ｅＮＢ＃１/＃２から、「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＲｅｑｕｅｓｔ」等を送信するように構成されている。

ここで、受信部１３が、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」を受信した場合には、送信部１２は、自律的に、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ」を送信するように構成されている。

なお、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」は、移動局ＵＥに対して自律的にアタッチ処理を行うことを促すものである。

図４に示すように、移動管理ノードＭＭＥは、管理部２１と、受信部２２と、送信部２３とを具備している。

管理部２１は、各移動局ＵＥの能力情報を示す「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を管理するように構成されている。

受信部２２は、無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２や移動局ＵＥから各種信号を受信するように構成されている。

例えば、受信部２２は、移動局ＵＥから、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ」や「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ」や「ＴＡＵ」等を受信するように構成されている。

また、受信部２２は、無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２から、「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ」等を受信するように構成されている。

送信部２３は、無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２や移動局ＵＥに対して各種信号を送信するように構成されている。

例えば、送信部２３は、移動局ＵＥに対して、「ＡｔｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」や「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」や「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」等を送信するように構成されている。

また、送信部２３は、無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２に対して、「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信するように構成されている。

以下、図５及び図６を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。

第１に、図５を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルにおいて待ち受け状態（ＩＤＬＥ）にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルへのセル再選択処理を行った場合の動作について説明する。

図５に示すように、ステップＳ１０００において、移動管理ノードＭＭＥは、ＦＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報である「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を管理しているものとする。

移動局ＵＥは、ステップＳ１００１において、ＦＤＤ方式のセルからＴＤＤ方式のセルへの再選択処理を行ったと判定すると、ステップＳ１００２において、自律的にデタッチ処理を行うことを決定し、ステップＳ１００３において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信する。

ステップＳ１００４において、移動管理ノードＭＭＥは、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」に応じて、移動局ＵＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」を送信する。

移動局ＵＥは、ステップＳ１００５において、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」に応じて、自律的にアタッチ処理を行うことを決定し、ステップＳ１００６において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信する。

移動管理ノードＭＭＥは、ステップＳ１００７において、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」に応じて、移動局ＵＥの「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を削除し、ステップＳ１００８において、無線基地局ｅＮＢ＃２に対して、「ＡｔｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」を含む「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

ここで、「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」は、移動管理ノードＭＭＥにおいて「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｌｉｔｙ」が削除されたため、移動局ＵＥの「ＵＥＲａｄｉｏＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知しない。

なお、「ＵＥＲａｄｉｏＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」は、前回のＡｔｔａｃｈ手順において移動局ＵＥから移動管理ノードＭＭＥに対して通知され、移動管理ノードＭＭＥにおいて保持されている「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）情報」である。

無線基地局ｅＮＢ＃２は、ステップＳ１００９において、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、ＴＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報である「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を取得し、ステップＳ１０１０において、移動管理ノードＭＭＥに対して、かかる「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を含む「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ」を送信する。

ステップＳ１０１１において、移動管理ノードＭＭＥは、受信した「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」に基づいて、移動局ＵＥの「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を更新する。

第２に、図６を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルにおいて待ち受け状態（ＩＤＬＥ）にある移動局ＵＥが、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルへのセル再選択処理を行った場合の動作について説明する。

図６に示すように、ステップＳ２０００において、移動管理ノードＭＭＥは、ＴＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報である「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を管理しているものとする。

移動局ＵＥは、ステップＳ２００１において、ＴＤＤ方式のセルからＦＤＤ方式のセルへの再選択処理を行ったと判定すると、ステップＳ２００２において、自律的にデタッチ処理を行うことを決定し、ステップＳ２００３において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信する。

ステップＳ２００４において、移動管理ノードＭＭＥは、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」に応じて、移動局ＵＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」を送信する。

移動局ＵＥは、ステップＳ２００５において、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」に応じて、自律的にアタッチ処理を行うことを決定し、ステップＳ２００６において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信する。

移動管理ノードＭＭＥは、ステップＳ２００７において、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」に応じて、移動局ＵＥの「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を削除し、ステップＳ３００８において、無線基地局ｅＮＢ＃２に対して、「ＡｔｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」を含む「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

ここで、「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」は、移動局ＵＥの「ＵＥＲａｄｉｏＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知しない。

無線基地局ｅＮＢ＃２は、ステップＳ３００９において、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、ＦＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報である「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を取得し、ステップＳ２０１０において、移動管理ノードＭＭＥに対して、かかる「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を含む「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ」を送信する。

ステップＳ２０１１において、移動管理ノードＭＭＥは、受信した「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」に基づいて、移動局ＵＥの「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を更新する。

本実施形態に係る移動通信システムによれば、ＦＤＤ方式（又は、ＴＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃１（又は、ｅＮＢ＃２）配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式（又は、ＦＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃２（又は、ｅＮＢ＃１）配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信し、移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」を送信するように構成されている。

したがって、本実施形態に係る移動通信システムによれば、ＦＤＤ方式（又は、ＴＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃１（又は、ｅＮＢ＃２）配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式（又は、ＦＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃２（又は、ｅＮＢ＃１）配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、自律的に、デタッチ処理を行った後、再アタッチ処理を行うことによって、適切に、移動管理ノードＭＭＥにおける移動局ＵＥの「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を更新することができる。

（変更例１）
図７及び図８を参照して、本発明に係る変更例１に係る移動通信システムについて説明する。以下、本変更例１に係る移動通信システムについて、上述の第１の実施形態に係る変更例１に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。

第１に、図７を参照して、本変更例１に係る移動通信システムにおいて、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルにおいて待ち受け状態（ＩＤＬＥ）にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルへのセル再選択処理を行った場合の動作について説明する。

図７に示すように、ステップＳ３０００において、移動管理ノードＭＭＥは、ＦＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報である「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を管理しているものとする。

移動局ＵＥは、ステップＳ３００１において、ＦＤＤ方式のセルからＴＤＤ方式のセルへの再選択処理を行ったと判定すると、ステップＳ３００２において、自律的に位置登録更新処理（ＴＡＵ）を行うことを決定し、ステップＳ３００３において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」を送信する。

移動管理ノードＭＭＥは、ステップＳ３００４において、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」に応じて、移動局ＵＥの「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を削除し、ステップＳ３００５において、移動局ＵＥに対して、「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」を送信する。

移動局ＵＥは、ステップＳ３００６において、無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルにおいて接続状態（ＡＣＴＩＶＥ）に遷移し、ステップＳ３００７において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

ステップＳ３００８において、移動管理ノードＭＭＥは、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、無線基地局ｅＮＢ＃２に対して、「ＡｔｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」を含む「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

無線基地局ｅＮＢ＃２は、ステップＳ３００９において、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を取得し、ステップＳ３０１０において、移動管理ノードＭＭＥに対して、かかる「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を含む「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ」を送信する。

ステップＳ３０１１において、移動管理ノードＭＭＥは、受信した「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」に基づいて、移動局ＵＥの「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を更新する。

この後、移動局ＵＥは、無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルにおいて待ち受け状態（ＩＤＬＥ）に遷移してもよい。

第２に、図８を参照して、本変更例１に係る移動通信システムにおいて、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルにおいて待ち受け状態（ＩＤＬＥ）にある移動局ＵＥが、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルへのセル再選択処理を行った場合の動作について説明する。

図８に示すように、ステップＳ４０００において、移動管理ノードＭＭＥは、ＴＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報である「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を管理しているものとする。

移動局ＵＥは、ステップＳ４００１において、ＴＤＤ方式のセルからＦＤＤ方式のセルへの再選択処理を行ったと判定すると、ステップＳ４００２において、自律的に位置登録更新処理（ＴＡＵ）を行うことを決定し、ステップＳ４００３において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」を送信する。

移動管理ノードＭＭＥは、ステップＳ４００４において、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」に応じて、移動局ＵＥの「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を削除し、ステップＳ４００５において、移動局ＵＥに対して、「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」を送信する。

移動局ＵＥは、ステップＳ４００６において、無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルにおいて接続状態（ＡＣＴＩＶＥ）に遷移し、ステップＳ４００７において、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

ステップＳ４００８において、移動管理ノードＭＭＥは、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、無線基地局ｅＮＢ＃１に対して、「ＡｔｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ」を含む「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

無線基地局ｅＮＢ＃１は、ステップＳ４００９において、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を取得し、ステップＳ４０１０において、移動管理ノードＭＭＥに対して、かかる「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を含む「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ」を送信する。

ステップＳ４０１１において、移動管理ノードＭＭＥは、受信した「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」に基づいて、移動局ＵＥの「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を更新する。

本実施形態に係る移動通信システムによれば、ＦＤＤ方式（又は、ＴＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃１（又は、ｅＮＢ＃２）配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式（又は、ＦＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃２（又は、ｅＮＢ＃１）配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」を送信し、移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥの「ＴＤＤ（又は、ＦＤＤ）ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＧＩビットセットを含む）」を削除し、移動局ＵＥに対して、「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」を送信するように構成されている。

したがって、本実施形態に係る移動通信システムによれば、ＦＤＤ方式（又は、ＴＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃１（又は、ｅＮＢ＃２）配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式（又は、ＦＤＤ方式）の無線基地局ｅＮＢ＃２（又は、ｅＮＢ＃１）配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、適切に、移動管理ノードＭＭＥにおける移動局ＵＥの「ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を更新することができる。

以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。

本実施形態の第１の特徴は、移動通信方法であって、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）（移動局ＵＥの能力情報を更新する旨を示すデタッチ要求信号）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」に応じて、移動局ＵＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）（再アタッチ処理を促すデタッチ受付信号）」を送信する工程と、移動局ＵＥが、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」に応じて、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）（アタッチ要求信号）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥの「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報）」を削除し、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２に対して、「ＵＥＲａｄｉｏＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（移動局ＵＥの能力情報）」を通知しない「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ（初期コンテキスト設定要求信号）」を送信する工程と、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２が、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、ＴＤＤ方式用のＦＧＩビットセット（移動局ＵＥによってサポートされている必須機能について示すＴＤＤ方式用の機能グループ指示情報）を含む「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＴＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報）」を取得する工程と、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２が、移動管理ノードＭＭＥに対して、取得した「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第２の特徴は、移動通信方法であって、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、「ＤｅｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅ）」に応じて、移動局ＵＥに対して、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」を送信する工程と、移動局ＵＥが、「ＤｅｔａｃｈＡｃｃｅｐｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」に応じて、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＡｔｔａｃｈＲｅｑｕｅｓｔ（Ｔｙｐｅ/Ｃａｕｓｅ：Ｒｅ-ａｔｔａｃｈｒｅｑｕｉｒｅｄ）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥの「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＴＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報）」を削除し、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１に対して、「ＵＥＲａｄｉｏＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知しない「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する工程と、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１が、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、ＦＤＤ方式用のＦＧＩビットセットを含む「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ（ＦＤＤ方式用の移動局ＵＥの能力情報）」を取得する工程と、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１が、移動管理ノードＭＭＥに対して、取得した「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第３の特徴は、移動通信方法であって、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）（移動局ＵＥの能力情報を更新する旨を示す位置登録エリア更新要求信号）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」に応じて、移動局ＵＥの「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を削除し、移動局ＵＥに対して、「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ（位置登録エリア更新受付信号）」を送信する工程と、移動局ＵＥが、「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」に応じて、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルにおいて接続状態に遷移し、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ（サービス要求信号）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２に対して、「ＵＥＲａｄｉｏＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知しない「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する工程と、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２が、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、ＴＤＤ方式用のＦＧＩビットセットを含む「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を取得する工程と、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２が、移動管理ノードＭＭＥに対して、取得した「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第４の特徴は、移動通信方法であって、ＴＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃２配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局ＵＥが、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、「ＴＡＵＲｅｑｕｅｓｔ（ＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙＵｐｄａｔｅＮｅｅｄｅｄ＝＝Ｔｒｕｅ）」に応じて、移動局ＵＥの「ＴＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を削除し、移動局ＵＥに対して、「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」を送信する工程と、移動局ＵＥが、「ＴＡＵＡｃｃｅｐｔ」に応じて、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１配下のセルにおいて接続状態に遷移し、移動管理ノードＭＭＥに対して、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する工程と、移動管理ノードＭＭＥが、「ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１に対して、「ＵＥＲａｄｉｏＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知しない「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」を送信する工程と、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１が、かかる「ＵＥＩｎｉｔｉａｌＣｏｎｔｅｘｔＳｅｔｕｐＲｅｑｕｅｓｔ」に応じて、移動局ＵＥから、ＦＤＤ方式用のＦＧＩビットセットを含む「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を取得する工程と、ＦＤＤ方式の無線基地局ｅＮＢ＃１が、移動管理ノードＭＭＥに対して、取得した「ＦＤＤＵＥＣａｐａｂｉｌｉｔｙ」を通知する工程とを有することを要旨とする。

なお、上述の移動管理ノードＭＭＥや無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２や移動局ＵＥの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。

ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）や、フラッシュメモリや、ＲＯＭ（ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）や、ＥＰＲＯＭ（ＥｒａｓａｂｌｅＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ）や、ＥＥＰＲＯＭ（ＥｌｅｃｔｒｏｎｉｃａｌｌｙＥｒａｓａｂｌｅａｎｄＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ）や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、ＣＤ-ＲＯＭといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。

かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ＡＳＩＣ内に設けられていてもよい。かかるＡＳＩＣは、移動管理ノードＭＭＥや無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２や移動局ＵＥ内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動管理ノードＭＭＥや無線基地局ｅＮＢ＃１/ｅＮＢ＃２や移動局ＵＥ内に設けられていてもよい。

以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

ＭＭＥ…移動管理ノード
ＵＥ…移動局
ｅＮＢ…無線基地局
１１…判定部
１２、２３…送信部
１３、２２…受信部
２１…管理部

Claims

ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示すデタッチ要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、前記デタッチ要求信号に応じて、前記移動局に対して、再アタッチ処理を促すデタッチ受付信号を送信する工程と、
前記移動局が、前記デタッチ受付信号に応じて、前記移動管理ノードに対して、アタッチ要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記ＴＤＤ方式の無線基地局に対して、該移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、
前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＴＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＴＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、
前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示すデタッチ要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、前記デタッチ要求信号に応じて、前記移動局に対して、再アタッチ処理を促すデタッチ受付信号を送信する工程と、
前記移動局が、前記デタッチ受付信号に応じて、前記移動管理ノードに対して、アタッチ要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記ＦＤＤ方式の無線基地局に対して、該移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、
前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＦＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＦＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、
前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示す位置登録エリア更新要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、前記位置登録エリア更新信号に応じて、ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記移動局に対して、位置登録エリア更新受付信号を送信する工程と、
前記移動局が、前記位置登録エリア更新受付信号に応じて、前記ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて接続状態に遷移し、前記移動管理ノードに対して、サービス要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、前記サービス要求信号に応じて、前記ＴＤＤ方式の無線基地局に対して、前記移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、
前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＴＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＴＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、
前記ＴＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
ＴＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて待ち受け状態にある移動局が、ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルへのセル再選択処理を行った場合、移動管理ノードに対して、該移動局の能力情報を更新する旨を示す位置登録エリア更新要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、前記位置登録エリア更新信号に応じて、ＴＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を削除し、前記移動局に対して、位置登録エリア更新受付信号を送信する工程と、
前記移動局が、前記位置登録エリア更新受付信号に応じて、前記ＦＤＤ方式の無線基地局配下のセルにおいて接続状態に遷移し、前記移動管理ノードに対して、サービス要求信号を送信する工程と、
前記移動管理ノードが、前記サービス要求信号に応じて、前記ＦＤＤ方式の無線基地局に対して、前記移動局の能力情報を通知しない初期コンテキスト設定要求信号を送信する工程と、
前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記初期コンテキスト設定要求信号に応じて、前記移動局から、該移動局によってサポートされている必須機能について示すＦＤＤ方式用の機能グループ指示情報を含むＦＤＤ方式用の該移動局の能力情報を取得する工程と、
前記ＦＤＤ方式の無線基地局が、前記移動管理ノードに対して、取得した前記ＦＤＤ方式用の前記移動局の能力情報を通知する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。