JP2013099212A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載バッテリの充放電時の安全性を高める。
【解決手段】車両側コネクタ62の接地線端子66は、車体アースに接続されており、車両側コネクタ62に各種充放電コネクタが接続されるコネクタ接続がなされたときに、接地線端子66に接続された金属製のチェーン104を用いて接地線端子66を地面に接地させる。これにより、外部電源からの接地線を接続しない例えば一対の電力線用の2端子タイプの充電ケーブルの充電コネクタや、同じく2端子タイプの車外の電気機器の電源ケーブルの放電コネクタが車両側コネクタに接続されたときでも、車体アースに接続された接地線端子66を電気的に地面に接地させることができる。これにより、車外の電源からの電力による車載バッテリの充電時や車載バッテからの電力による車外の電気機器への放電時に車体に漏洩電流が流れたとしても、車体に流れた漏洩電流を地面(大地)に流すことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に関し、詳しくは、車載バッテリと、車載バッテリを少なくとも充電するために車体に設けられ、外部電源に接続された充電用コネクタとの接続に際して外部電源からの電力線と接地線とをそれぞれ接続可能な電力線接続部と接地線接続部とを有する車両側コネクタと、を備える車両に関する。
従来、この種の車両としては、車載された蓄電装置と、外部電源に接続された充電ケーブルのコネクタとの接続に際して外部電源からの一対の電力線や接地線が接続される複数の端子を有する充電インレットと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、外部電源からの接地線が接続される充電インレットの端子を車体アースと接続することにより、蓄電装置の充電中に万一車体に漏洩電流が流れたとしても、漏洩電流を車体から接地線を経由して外部電源側の対地アースに流すものとしている。
特開2009−296793号公報
上述した車両では、充電インレットは少なくとも一対の電力線と接地線とが接続される3つの端子を有するものの、例えば、一対の電力線用の2端子のみを有する一般家庭の屋外コンセントから充電インレットを介して車両の蓄電装置を充電する場合を考えると、蓄電装置の充電中に車体に漏洩電流が流れている状態で運転者等が車体に触れたときの安全性を高めることが好ましい。また、非常時などに、充電インレットを放電用に利用して、一対の電力線用の2端子のみを有する車外の家庭用電気機器に車両の蓄電装置から電力を供給する場合を考えると、蓄電装置の放電中に車体に漏洩電流が流れている状態で運転者等が車体に触れたときの安全性を高めることが好ましい。
本発明の車両は、車載バッテリの充放電時の安全性を高めることを主目的とする。
本発明の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
車載バッテリと、前記車載バッテリを少なくとも充電するために車体に設けられ、外部電源に接続された充電用コネクタとの接続に際して該外部電源からの電力線と接地線とをそれぞれ接続可能な電力線接続部と接地線接続部とを有する車両側コネクタと、を備える車両であって、
前記接地線接続部は、車体アースに接続されており、
前記車両側コネクタに所定のコネクタが接続されるコネクタ接続がなされたときに、前記接地線接続部に接続された導電部材を用いて前記接地線接続部を地面に接地させる接地手段
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両では、車両側コネクタの接地線接続部は、車体アースに接続されており、車両側コネクタに所定のコネクタが接続されるコネクタ接続がなされたときに、接地線接続部に接続された導電部材を用いて接地線接続部を地面に接地させる接地手段を備える。したがって、外部電源からの接地線を接続しないタイプ(例えば、一対の電力線用の2つの端子のみを有するタイプなど)の所定のコネクタが車両側コネクタに接続されたときでも、車体アースに接続された接地線接続部を電気的に地面に接地させることができる。これにより、車外の電源からの電力による車載バッテリの充電時や車載バッテリからの電力による車外の電気機器への放電時などに車体に漏洩電流が流れたとしても、車体に流れた漏洩電流を地面(大地)に流すことができる。この結果、車載バッテリの充放電時の安全性を高めることができる。ここで、「所定のコネクタ」は、車外の電源からの一対の電力線用の2つの端子のみを有するタイプのコネクタを含むものなどとすることができる。
こうした本発明の車両において、前記接地手段は、外周に所定長の前記導電部材の一部が固定され且つ該導電部材が巻かれた所定状態から該導電部材の重さにより該導電部材が地面に当たる接地方向に回転可能な回転部と、前記回転部を回転不能に固定するロックと該ロックの解除とが可能なロック部と、前記回転部が前記所定状態であり前記ロック部によるロックが行なわれている状態で前記コネクタ接続がなされたときには、前記ロック部によるロックの解除が行なわれるよう前記ロック部を制御する制御手段と、を有する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、コネクタ接続がなされたときにはロック部によるロックの解除によって車両側コネクタの接地線接続部を地面に接地させることができる。ここで、「所定長」は、前記回転部が前記所定状態のときには前記導電部材が地面から離れると共に前記回転部の回転により前記導電部材が地面に当たることになる長さとして予め定められた長さなどとすることができる。
この接地手段が回転部やロック部を有する態様の本発明の車両において、前記接地手段の前記制御手段は、前記ロック部によるロックの解除後に前記導電部材が地面に当たるのに要する所定時間が経過したときに前記ロック部によるロックが行なわれるよう前記ロック部を制御する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、導電部材が地面に当たった状態で回転部を回転不能に固定することができる。
また、接地手段が回転部やロック部を有する態様の本発明の車両において、前記接地手段は、前記回転部を回転させるモータを有し、前記接地手段の前記制御手段は、前記車両側コネクタと前記所定のコネクタとの接続が解除されるコネクタ解除がなされたときには、前記回転部を前記接地方向とは逆方向に回転させて前記導電部材が前記回転部に巻き取られるよう前記モータを制御する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、コネクタ解除時には導電部材を回転部に巻き取らせることができる。この場合、前記制御手段は、前記コネクタ解除がなされたときには、前記回転部が前記所定状態になるまで、前記回転部を前記接地方向とは逆方向に回転させて前記導電部が前記回転部に巻き取られるよう前記モータを制御する手段である、ものとすることもできる。
また、本発明の車両において、前記接地手段は、外周に所定長の前記導電部材の一部が固定され且つ該導電部材が巻かれた所定状態から該導電部材が地面に当たる接地方向に回転可能であると共に該接地方向とは逆方向に回転可能な回転部と、前記回転部を回転させるモータと、前記回転部が前記所定状態であり前記ロック部によるロックが行なわれている状態で前記コネクタ接続がなされたときには、少なくとも前記導電部材が地面に当たるまで前記回転部が前記接地方向に回転するよう前記モータを制御し、その後に前記車両側コネクタと前記所定のコネクタとの接続が解除されるコネクタ解除がなされたときには、前記回転部を前記接地方向とは逆方向に回転させて前記導電部材が前記回転部に巻き取られるよう前記モータを制御する制御手段と、を有する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、コネクタ接続がなされたときにはモータの制御によって車両側コネクタの接地線接続部を地面に接地させることができると共に、その後にコネクタ解除がなされたときには導電部材を回転部に巻き取らせることができる。ここで、「所定長」は、前記回転部が前記所定状態のときには前記導電部材が地面から離れると共に前記回転部の回転により前記導電部材が地面に当たることになる長さとして予め定められた長さなどとすることができる。この場合、前記制御手段は、コネクタ解除がなされたときには、前記所定状態になるまで、前記回転部を前記接地方向とは逆方向に回転させて前記導電部材が前記回転部に巻き取られるよう前記モータを制御する手段である、ものとすることもできる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 ハイブリッド自動車20の電源系の構成の概略を示す構成図である。 充電コネクタ122を用いて外部電源140からの電力によりバッテリ50を充電する様子を説明する説明図である。 車両側コネクタ62を含む車両後部の様子を説明する説明図である。 接地機構100の構成の概略を示す構成図である。 車両側コネクタ62に2端子の充電コネクタ122Bが接続されたときの電源系の構成の概略を示す構成図である。 車両側コネクタ62に2端子の放電コネクタ156を介して電気機器150が接続されたときの電源系の構成の概略を示す構成図である。 HVECU70により実行されるコネクタ接続時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 コネクタ接続がなされたときの接地機構100の動作の様子を説明する説明図である。 コネクタ解除がなされたときの接地機構100の動作の様子を説明する説明図である。 変形例のHVECU70により実行されるコネクタ接続時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。 変形例の電気自動車320の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、ハイブリッド自動車20の電源系の構成の概略を示す構成図であり、図3は、充電コネクタ122を用いて外部電源140からの電力によりバッテリ50を充電する様子を説明する説明図であり、図4は、車両側コネクタ62を含む車両後部の様子を説明する説明図であり、図5は、接地機構100の構成の概略を示す構成図である。
実施例のハイブリッド自動車20は、図1に示すように、エンジン22と、エンジン22を駆動制御するエンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24と、エンジン22のクランクシャフト26にキャリアが接続されると共に駆動輪39a,39bにデファレンシャルギヤ38を介して連結された駆動軸32にリングギヤが接続されたプラネタリギヤ30と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されたモータMG1と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子が駆動軸32に接続されたモータMG2と、モータMG1,MG2を駆動するためのインバータ41,42と、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子をスイッチング制御することによってモータMG1,MG2を駆動制御するモータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)46と、システムメインリレー55とインバータ41,42とを介してモータMG1,MG2と電力をやりとりする例えばリチウムイオン二次電池として構成されたバッテリ50と、バッテリ50を管理するバッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52と、インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54に接続されると共に車両側コネクタ62に充電ケーブル120の充電コネクタ122を接続することによって家庭用電源などの外部電源140に接続されたときにバッテリ50を充電可能な充電器60と、バッテリ50の負極端子とシステムメインリレー55との間の接続点Cn(図2参照)に接続されて接続点Cnから見た車両の電気系の絶縁抵抗に応じた電圧波形を出力する電圧波形出力回路90と、充電ケーブル120の充電コネクタ122などのコネクタと車両側コネクタ62とが接続されたときに作動する接地機構100(図4および図5参照)と、車両全体を制御するハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
バッテリECU52は、図示しないCPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他にROMやRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧Vbやバッテリ50の出力端子からの電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流Ib,バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりHVECU70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出されたバッテリ50の充放電電流Ibの積算値に基づいて蓄電量の全容量(蓄電容量)に対する割合である蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。
充電器60は、いずれも図示しないが、電力ライン54に接続されたリレーやAC/DCコンバータ,DC/DCコンバータを備え、AC/DCコンバータは、充電ケーブル120を介して供給される外部電源140からの交流電力を直流電力に変換可能であると共にDC/DCコンバータからの直流電力を交流電力に変換可能であり、DC/DCコンバータは、AC/DCコンバータからの直流電力の電圧を変換して電力ライン54側に供給可能であると共に電力ライン54側からの直流電力の電圧を変換可能である。
車両側コネクタ62は、図3および図4に示すように、外部電源140からの電力によりバッテリ50を充電するために車体の左側面後部に設けられた充電インレット61内に取り付けられており、外部電源140からの一対の電力線134,135(図2参照)が接続される電力線端子64,65と、外部電源140からの接地線136(図2参照)が接続される接地線端子66と、充電ケーブル120の充電コネクタ122などのコネクタが接続されたときにその接続を検出する接続検出センサ68と、充電コネクタ122が接続されたときに充電ケーブル120のリレーボックス124の電子制御ユニット(以下、「遮断ECU」という)128(図2参照)とHVECU70との通信を可能とする通信線端子69と、を備える。また、車両側コネクタ62の接地線端子66は、図2に示すように、車体アース(ボディアース)21に接続されている。
充電ケーブル120は、図2および図3に示すように、車両側コネクタ62に接続される充電コネクタ122と、外部電源140側の電源コンセント142に接続される電源プラグ123と、充電コネクタ122と電源プラグ123との間に設けられたリレーボックス124と、を備える。リレーボックス124は、外部電源140からの電力によるバッテリ50の充電を許可したり遮断したりするためのものであり、電力線134,135による外部電源140と充電器60との接続およびその接続の遮断を行なうリレー126と、後述する電圧波形出力回路90と同様に構成され充電ケーブル120の絶縁抵抗の低下を検出するための電圧波形出力回路127と、電圧波形出力回路127からの電圧波形や図示しない電圧センサからの接地線136と電力線134,135との間の各電圧などを入力すると共にリレー126を駆動する遮断ECU128と、を備える。なお、外部電源140では、接地線136が大地(対地アース)に接地されている。
電圧波形出力回路90は、図2に示すように、一方が接地されて一定周波数のパルス(例えば、矩形波や正弦波,三角波など)を発生する発振器92と、発振器92に一方の端子が接続された検出抵抗94と、検出抵抗94の他方の端子と接続点Cnとに接続されたコンデンサ95と、検出抵抗94とコンデンサ95との接続点Coに接続されて高周波成分を除去して信号をHVECU70に出力するローパスフィルタ96とを備え、検出抵抗94の抵抗値と車両の電気系の抵抗値との関係に応じた信号(電圧波形)をHVECU70に出力する。この電圧波形出力回路90からの電圧波形は、車両の電気系の絶縁抵抗が低下していないとき(漏電のおそれがないとき)には発振器92と略同一の振幅の電圧波形となり、車両の電気系の絶縁抵抗が低下しているとき(漏電のおそれがあるとき)には検出抵抗94での電圧降下によって発振器92よりも小さな振幅の電圧波形となる。したがって、実施例のHVECU70では、車両の電気系の絶縁抵抗が正常であるか否かを判定する絶縁判定として、電圧波形出力回路90からの電圧波形の振幅が発振器92の電圧波形の振幅より若干小さな値として定められた判定用閾値以上のときには車両の電気系の絶縁抵抗は正常であると判定し、電圧波形出力回路90からの電圧波形が判定用閾値より小さいときには車両の電気系の絶縁抵抗が低下している(異常である)と判定するものとした。
接地機構100は、図4および図5に示すように、車両最後部且つ最下部近傍に設けられており、車両側コネクタ62の接地線端子66からの導線102が一方の端部104aに接続された金属(導体)製のチェーン104と、外周の固定部位107にチェーン104の一方の端部104aが固定され且つ外周にチェーン104が巻かれた図5の状態(以下、「初期状態」という)からチェーン104の重さ(重力)によりその他方の端部104bが地面に当たる方向(以下、「接地方向」という)に回転可能な円形の回転体108と、回転体108と一体に回転軸106を中心に回転するギヤ109と、ソレノイドなどによるアクチュエータ112により駆動されると共に回転軸106の車両前側に配置され水平方向に移動することによりギヤ109に係合したりギヤ109から離間したりして回転体108を回転不能に固定するロックとそのロックの解除とを行なうロックピン114と、回転軸106にトルクを出力することにより回転体108およびギヤ109を一体に任意の方向に回転可能なモータ110と、を備える。ここで、チェーン104の長さは、回転体108が初期状態のときにはチェーン104が地面から離れると共に初期状態からの回転体108の接地方向への回転によりチェーン104が地面に当たることになる長さとして予め定められた所定長L(例えば、数十cmなど)となっている。また、回転体108の初期状態では、回転体108の固定部位107は、回転軸106の車両前側でロックピン114近傍に位置しており、チェーン104は、回転体108の外周の概ね上方半分に巻かれると共に所定長Lの概ね半分の長さ分が車両後側に自重により垂れ下がっている。したがって、回転体108が初期状態でありロックピン114によるロックが行なわれている状態からロックピン114によるロックの解除が行なわれると、回転体108は、モータ110からのトルク等を用いることなくチェーン104の自重により接地方向に回転する。
HVECU70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。HVECU70には、パワースイッチ80からのイグニッション信号やシフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,車両側コネクタ62の接続検出センサ68からの接続検出信号CS,電圧波形出力回路90からの信号(電圧波形)などが入力ポートを介して入力されている。HVECU70からは、システムメインリレー55や充電器60のリレー,DC/DCコンバータ,AC/DCコンバータへの駆動信号,接地機構100のモータ110,アクチュエータ112への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。また、HVECU70は、車両全体をコントロールするだけでなく、上述したように車両の電気系の絶縁抵抗が正常であるか否かの判定を行なう。なお、HVECU70は、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されたり、充電コネクタ122と車両側コネクタ62とが接続されたときには遮断ECU128と通信ポートを介して接続され、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52,遮断ECU128と各種制御信号やデータのやりとりを行なう。
実施例のハイブリッド自動車20では、自宅や予め設定された充電ポイントで車両をシステム停止した後に充電ケーブル120を介して外部電源140と充電器60とが接続されて充電ケーブル120の充電コネクタ122の接続が接続検出センサ68によって検出されると共に、充電ケーブル120の遮断ECU128によりリレー126をオンとしたときに電圧波形出力回路127からの信号により充電ケーブル120の絶縁抵抗は正常であると判定されたときには、システムメインリレー55をオンとし、充電器60を制御して外部電源140からの電力によりバッテリ50を充電する。そして、バッテリ50の充電後にシステム起動したときには、バッテリ50の蓄電割合SOCがエンジン22の始動を行なうことができる程度に設定された閾値Shv(例えば、20%や30%など)に至るまでエンジン22を停止した状態でモータMG2からの動力だけで走行する電動走行を優先して走行する電動走行優先モードによって走行し、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shvに至った以降はバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から動力を用いて走行するハイブリッド走行を優先して走行するハイブリッド走行優先モードによって走行する。走行中の駆動制御については、本発明の中核をなさないため、これ以上の詳細な説明は省略する。
また、実施例のハイブリッド自動車20では、図6に示すように、外部電源140側の電源コンセント142Bが一対の電力線のみを接続可能な2端子タイプである場合には、車両側コネクタ62,電源コンセント142Bに適合する2端子タイプの充電コネクタ122B,電源プラグ123Bと一対の電力線134B,135Bとを有する充電ケーブル120Bを用いて、充電器60の制御によりバッテリ50を充電可能となっている。さらに、実施例のハイブリッド自動車20では、図7に示すように、非常時などに、一般家庭用の例えば照明機器やラジオ,炊飯器など接地線(対地アース線)を用いることなく一対の電力線のみによって電源と接続される2端子タイプの電気機器150に対して、車載されたバッテリ50から電力供給を行なう場合には、車両側コネクタ62に適合する放電コネクタ156と電気機器150の一対の電力線154,155からなる電源ケーブル152とを用いて、充電器60の制御によりバッテリ50から電気機器150に電力供給可能となっている。実施例では、以下、車両側コネクタ62に適合する充電コネクタ122,充電コネクタ122B,放電コネクタ156をまとめて「各種充放電コネクタ」と称し、接続検出センサ68は、車両側コネクタ62と各種充放電コネクタとの接続およびその接続の解除とを検出可能であるものとした。
次に、こうして構成されたハイブリッド自動車20の動作、特に、車両がシステムオフの状態で、外部電源140に接続された充電ケーブル120の充電コネクタ122(通信線端子69を除いて考えると3端子タイプ)や2端子タイプの充電コネクタ122B,電気機器150に電力供給するための放電コネクタ156が車両側コネクタ62に接続されて、バッテリ50を充放電する際の動作について説明する。図8は、HVECU70により実行されるコネクタ接続時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、接地機構100の回転体108が前述の初期状態でありロックピン114による回転体108のロックが行なわれている状態で、車両側コネクタ62と各種充放電コネクタとのコネクタ接続がなされたとき、即ち、接続検出センサ68からオン信号としての接続検出信号CSを入力したときに実行される。
なお、前述したように、車両側コネクタ62と充電ケーブル120の充電コネクタ122とが接続されたときには、充電ケーブル120の遮断ECU128によりリレー126をオンとしたときに電圧波形出力回路127からの信号により充電ケーブル120の絶縁抵抗は正常であると判定されることを条件にバッテリ50の充電が開始されるが、車両側コネクタ62と2端子タイプの充電コネクタ122Bや放電コネクタ156とが接続されたときには、実施例では、車両側の電圧波形出力回路90からの信号により車両の電気系と充電ケーブル120Bや電気機器150とを含む電気系全体の絶縁抵抗が正常であると判定されることを条件にバッテリ50の充電や放電を開始するものとした。
図8のコネクタ接続時制御ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、まず、接地機構100のロックピン114によるロックを解除するようアクチュエータ112を制御し(ステップS100)、ロックピン114によるロックの解除後に、チェーン104の重さにより回転体108が接地方向に回転してチェーン104が確実に地面に当たるのに要する時間(例えば、路面勾配に拘わらず地面に当たるのに要する時間など)として予め実験等により定められた所定時間T1(例えば、数秒など)が経過するのを待ち(ステップS110)、ロックピン114によるロックの解除後に所定時間T1が経過したときにロックピン114によるロックが行なわれるようアクチュエータ112を制御する(ステップS120)。
コネクタ接続がなされたときの接地機構100の動作の様子を図9に示す。図示するように、回転体108が初期状態でありロックピン114により回転体108がロックされているときに(図9(a))、コネクタ接続がなされると、ロックピン114による回転体108のロックが解除され(図9(b))、チェーン104の重さにより回転体108が接地方向に回転し(図9(c))、ロック解除後に所定時間T1が経過したときに固定部位107とは反対側のチェーン104の端部104bが地面に当たった状態でロックピン114による回転体108のロックが行なわれる(図9(d))。これにより、車体アース21に接続された車両側コネクタ62の接地線端子66を地面に接地させることができる。この結果、外部電源140によるバッテリ50の充電時やバッテリ50からの車外の電気機器150への放電時に車体に漏洩電流が流れたとしても、例えば車体に触れた運転者等が不快感を覚えるのが抑止されるなど、バッテリ50の充放電時の安全性を高めることができる。
続いて、車両側コネクタ62と各種充放電コネクタとの接続の解除であるコネクタ解除が行なわれる、即ち、接続検出センサ68からオフ信号としての接続検出信号CSが入力されるのを待つ(ステップS130)。接続検出センサ68からオフ信号としての接続検出信号CSが入力されたときには、バッテリ50の充放電が終了したと判断し、ロックピン114による回転体108のロックを再び解除すると共に(ステップS140)、回転体108を接地方向とは逆方向に回転させてチェーン104が回転体108に巻き取られるようモータ110の制御(具体的には、モータ110からの所定トルクの出力)を開始し(ステップS150)、ステップS130でのコネクタ解除後に、回転体108が初期状態になるのに要する時間としてモータ110の所定トルクの大きさなどに基づいて予め実験等により定められた所定時間T2が経過するのを待つ(ステップS160)。そして、コネクタ解除後に所定時間T2が経過したときには、ロックピン114による回転体108のロックを行なうようアクチュエータ112を制御し(ステップS170)、モータ110の駆動を停止して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。
コネクタ解除がなされたときの接地機構100の動作の様子を図10に示す。バッテリ50の充放電中の接地機構100の状態(図10(a))でコネクタ解除がなされると、ロックピン114による回転体108のロックが解除されると共にモータ110の制御が開始され(図10(b))、回転体108が接地方向とは逆方向に回転することによりチェーン104が巻き取られていき(図10(c))、コネクタ解除後に所定時間T2が経過したときに回転体108が初期状態に戻った状態でロックピン114による回転体108のロックが行なわれることになる(図10(d))。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、車両側コネクタ62の接地線端子66は、車体アース21に接続されており、車両側コネクタ62に各種充放電コネクタが接続されるコネクタ接続がなされたときに、接地線端子66に接続された金属製のチェーン104を用いて接地線端子66を地面に接地させるから、外部電源140からの接地線136を接続しない例えば一対の電力線用の2端子タイプの充電ケーブル120Bの充電コネクタ122Bや車外の電気機器150の電源ケーブル152の放電コネクタ156が車両側コネクタ62に接続されたときでも、車体アース21に接続された接地線端子66を電気的に地面に接地させることができる。これにより、車外の電源からの電力によるバッテリ50の充電時やバッテリ50からの電力による車外の電気機器への放電時に車体に漏洩電流が流れたとしても、車体に流れた漏洩電流を地面(大地)に流すことができ、バッテリ50の充放電時の安全性を高めることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、回転体108が初期状態でありロックピン114によるロックが行なわれている状態でコネクタ接続がなされたときには、回転体108がチェーン104の重さにより接地方向に回転するものとしたが、例えばチェーン104が回転体108を回転させることができない程度の重さである場合や、接地機構100がロックピン114を備えない場合などには、コネクタ接続がなされたときにモータ110の制御により回転体108を回転させるものとしてもよい。後者の場合、図8のルーチンに代えて、図11のコネクタ接続時制御ルーチンを実行すればよい。図11のルーチンでは、まず、初期状態の回転体108に巻かれたチェーン104が送り出される接地方向に回転体108が回転するようモータ110の制御(具体的にはモータからの所定のトルクの出力)を開始し(ステップS200)、コネクタ接続後に、回転体108の固定部位107が鉛直下方に位置するまでの時間として予め実験等により定められた所定時間が経過したときに、チェーン104が地面に当たった状態であると判定し(ステップS210)、モータ110の駆動を停止する(ステップS220)。その後、コネクタ解除がなされたときには、(ステップS230)、回転体108の接地方向とは逆方向への回転によりチェーン104が巻き取られるようモータ110の制御(具体的にはモータからの所定のトルクの出力)を開始し(ステップS240)、コネクタ解除後に、回転体108がその回転により初期状態になるまでの時間として予め実験等により定められた所定時間が経過したときにモータ110の駆動を停止し(ステップS260)、本ルーチンを終了する。こうした制御によって、実施例と同様に、バッテリ50の充放電時の安全性を高めることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、車両側コネクタ62の接地線端子66を地面に接地させるものとして金属製のチェーン104を用いるものとしたが、電流を流すことができるものであれば、例えば、ゴムなどの樹脂に導体としての金属を混入し全体として導電性を有する部材などを用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、接地機構100の回転体108を回転させることによってチェーン104を地面に当てたり地面から離したりするものとしたが、回転体108に代えて鉛直方向に移動する移動部材を用いて、この移動部材にチェーン104の一部を固定し、この移動部材を鉛直上方や下方に移動させることによりチェーン104を地面に当てたり地面から離したりするなどとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、接地機構100の回転体108が接地方向に回転することによりチェーン104が地面に当たると共に回転体108を接地方向とは逆方向に回転させることによりチェーン104が地面から離れるものとしたが、回転体108を一方向のみに回転させてチェーン104を地面に当てたり地面から離したりするものとしてもよい。
実施例では、エンジン22からの動力をプラネタリギヤ30を介して駆動輪39a,39bに接続された駆動軸32に出力すると共にモータMG2からの動力を駆動軸32に出力するハイブリッド自動車20に本発明を適用して説明したが、外部の電源や電気機器と電力をやりとり可能な車載バッテリを備えるものであれば、いかなるタイプのハイブリッド自動車や電気自動車に適用するものとしてもよい。例えば、図12の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、駆動輪39a,39bに接続された駆動軸に変速機230を介してモータMGを取り付け、モータMGの回転軸にクラッチ229を介してエンジン22を接続する構成とし、エンジン22からの動力をモータMGの回転軸と変速機230とを介して駆動軸に出力すると共にモータMGからの動力を変速機230を介して駆動軸に出力するものに適用してもよい。また、図13の変形例の電気自動車320に例示するように、走行用の動力を出力するモータMGを備える単純な電気自動車に適用するものとしてもよい。
実施例では、ハイブリッド自動車などの自動車の形態に適用して説明したが、自動車以外の列車などの車両の形態としても構わない。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、バッテリ50が「車載バッテリ」に相当し、車両側コネクタ62が「車両側コネクタ」に相当し、チェーン104が「導電部材」に相当し、接地機構100と図8または図11のコネクタ接続時制御ルーチンを実行するHVECU70とが「接地手段」に相当する。また、回転体108が「回転部」に相当し、ロックピン114が「ロック部」に相当し、回転体108が初期状態でありロックピン114によるロックが行なわれている状態でコネクタ接続がなされたときにロックピン114によるロックを解除しロックピン114によるロック解除後に所定時間T1が経過したときにロックピン114によるロックを行ないコネクタ解除がなされたときに初期状態まで回転体108にチェーン104が巻き取られるようモータ110を制御する図8のコネクタ接続時制御ルーチン、または、回転体108が初期状態でありロックピン114によるロックが行なわれている状態でコネクタ接続がなされたときにチェーン104が地面に当たるまで回転体108が接地方向に回転するようモータ110を制御しコネクタ解除がなされたときに回転体108を接地方向とは逆方向に回転させて初期状態までチェーン104が回転体108に巻き取られるようモータ110を制御する図11のコネクタ接続時制御ルーチンを実行するHVECU70が「制御手段」に相当する。
ここで、「車載バッテリ」としては、リチウムイオン二次電池として構成されたバッテリ50に限定されるものではなく、ニッケル水素二次電池やニッケルカドミウム二次電池,鉛蓄電池などの他のタイプのバッテリであっても構わない。「車両側コネクタ」としては、電力線端子64,65と接地線端子66と接続検出センサ68と通信線端子69とを有する車両側コネクタ62に限定されるものではなく、接続検出センサや通信線端子を有しないものなど、車載バッテリを少なくとも充電するために車体に設けられ、外部電源に接続された充電用コネクタとの接続に際して外部電源からの電力線と接地線とをそれぞれ接続可能な電力線接続部と接地線接続部とを有するものであれば、如何なるものとしても構わない。「導電部材」としては、チェーン104に限定されるものではなく、ゴムなどの樹脂に導体としての金属を混入し全体として導電性を有する部品など、電流が流れる部材であれば如何なるものとしても構わない。「接地手段」としては、チェーン104と回転体108とモータ100とロックピン114などを有する接地機構100とHVECU70との組み合わせに限定されるものではなく、ロックピン114を有しないものなど、車両側コネクタに所定のコネクタが接続されるコネクタ接続がなされたときに、接地線接続部に接続された導電部材を用いて接地線接続部を地面に接地させるものであれば如何なるものとしても構わない。また、回転部としては、回転軸106を中心に回転する円形の回転体108に限定されるものではなく、他の形状のものなど、外周に所定長の導電部の一部が固定され且つ導電部材が巻かれた所定状態から導電部材の重さにより導電部材が地面に当たる接地方向に回転可能なものや、さらに接地方向とは逆方向に回転可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「モータ」としてはモータ110に限定されるものではなく、回転部を回転させるものであれば如何なるものとしても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
20,220 ハイブリッド自動車、21 車体アース、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、32 駆動軸、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、41,42 インバータ、46 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、55 システムメインリレー、60 充電器、62 車両側コネクタ、64,65 電力線端子、66 接地線端子、68 接続検出センサ、69 通信線端子、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 パワースイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、90 電圧波形出力回路、92 発振器、94 検出抵抗、95 コンデンサ、96 ローパスフィルタ、100 接地機構、102 導線、104 チェーン、104a,104b 端部、106 回転軸、107 固定部位、108 回転体、109 ギヤ、110 モータ、112 アクチュエータ、114 ロックピン、120,120B 充電ケーブル、122,122B 充電コネクタ、123,123B 電源プラグ、124 リレーボックス、126 リレー、127 電圧波形出力回路、128 電子制御ユニット(遮断ECU)、134,135,134B,135B,154,155 電力線、140 外部電源、142,142B 電源コンセント、150 電気機器、152 電源ケーブル、229 クラッチ、230 変速機、320 電気自動車、MG,MG1,MG2 モータ。

Claims (5)

  1. 車載バッテリと、前記車載バッテリを少なくとも充電するために車体に設けられ、外部電源に接続された充電用コネクタとの接続に際して該外部電源からの電力線と接地線とをそれぞれ接続可能な電力線接続部と接地線接続部とを有する車両側コネクタと、を備える車両であって、
    前記接地線接続部は、車体アースに接続されており、
    前記車両側コネクタに所定のコネクタが接続されるコネクタ接続がなされたときに、前記接地線接続部に接続された導電部材を用いて前記接地線接続部を地面に接地させる接地手段
    を備える車両。
  2. 請求項1記載の車両であって、
    前記接地手段は、外周に所定長の前記導電部材の一部が固定され且つ該導電部材が巻かれた所定状態から該導電部材の重さにより該導電部材が地面に当たる接地方向に回転可能な回転部と、前記回転部を回転不能に固定するロックと該ロックの解除とが可能なロック部と、前記回転部が前記所定状態であり前記ロック部によるロックが行なわれている状態で前記コネクタ接続がなされたときには、前記ロック部によるロックの解除が行なわれるよう前記ロック部を制御する制御手段と、を有する手段である、
    車両。
  3. 請求項2記載の車両であって、
    前記接地手段の前記制御手段は、前記ロック部によるロックの解除後に前記導電部材が地面に当たるのに要する所定時間が経過したときに前記ロック部によるロックが行なわれるよう前記ロック部を制御する手段である、
    車両。
  4. 請求項2または3記載の車両であって、
    前記接地手段は、前記回転部を回転させるモータを有し、
    前記接地手段の前記制御手段は、前記車両側コネクタと前記所定のコネクタとの接続が解除されるコネクタ解除がなされたときには、前記回転部を前記接地方向とは逆方向に回転させて前記導電部材が前記回転部に巻き取られるよう前記モータを制御する手段である、
    車両。
  5. 請求項1記載の車両であって、
    前記接地手段は、外周に所定長の前記導電部材の一部が固定され且つ該導電部材が巻かれた所定状態から該導電部材が地面に当たる接地方向に回転可能であると共に該接地方向とは逆方向に回転可能な回転部と、前記回転部を回転させるモータと、前記回転部が前記所定状態であり前記ロック部によるロックが行なわれている状態で前記コネクタ接続がなされたときには、少なくとも前記導電部材が地面に当たるまで前記回転部が前記接地方向に回転するよう前記モータを制御し、その後に前記車両側コネクタと前記所定のコネクタとの接続が解除されるコネクタ解除がなされたときには、前記回転部を前記接地方向とは逆方向に回転させて前記導電部材が前記回転部に巻き取られるよう前記モータを制御する制御手段と、を有する手段である、
    車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016535581A (ja) * 2013-09-16 2016-11-10 ルノー エス.ア.エス. 電気牽引システムを制御する方法および対応する電気牽引システム
JP2020078183A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 トヨタ自動車株式会社 異常解析装置

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