JP2013089806A - 太陽光パネルユニットおよび太陽光発電システム - Google Patents

太陽光パネルユニットおよび太陽光発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】鉄道線路上の空間を有効に利用しつつ、容易に設置できる太陽光パネルユニットおよび太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】太陽光発電をする太陽光パネルユニット20は、台座部30を有する。太陽光パネルは、台座部30上に設けられる。車輪18は、台座部30に設けられ、鉄道線路16上で台座部30を移動させる。制止部46は、鉄道線路16上において台座部30の移動を制止させるためのものである。太陽光パネルは、複数枚で構成され、鉄道線路16の幅より大きく広げられた拡開状態と、複数枚が折り重ねられた折りたたみ状態を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、太陽光パネルユニットおよび太陽光発電システムに関する。
近年、クリーンな自然エネルギー発電として太陽光発電が注目されている。太陽光発電においてある程度の発電量を得るために広大な設置面積が必要であり、設置面積の確保は大きな課題である。特許文献1は、鉄道用地内に2本のレールの間に太陽電池モジュールを敷設する太陽電池設置システムを開示する。
特開2005−101057号公報
ところで鉄道が廃線になると、再利用は難しく鉄道線路がそのまま放置されることが多い。日本での各地の廃線は全長で1000km以上もある。その放置された廃線を利用すればデッドスペースを有効に利用することができる。特許文献1に記載の太陽電池設置システムでは、太陽電池モジュールを敷き詰める複雑な工程の作業が必要とされる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、鉄道線路上の空間を有効に利用しつつ、容易に設置できる太陽光パネルユニットおよび太陽光発電システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、太陽光発電をするための太陽光パネルユニットであって、台座部と、台座部上に設けられる太陽光パネルと、台座部に設けられ、鉄道線路上で台座部を移動させる車輪と、鉄道線路上における当該太陽光パネルユニットの移動を制止させるための固定部と、を備える。
この態様によると、鉄道線路上の空間を利用して太陽光発電をすることができ、デッドスペースを有効に利用できる。またあらかじめ太陽光パネルユニットを組み立てて移動させることができ、設置が容易であり、設置コストを抑えることができる。また設置後も簡単に太陽光パネルユニットを再移動でき、雪が積もる前や、台風が来る前に退避することができ、保守が容易である。
本発明の別の態様は、太陽光発電システムである。この太陽光発電システムは、太陽光パネルユニットとともに移動可能なように太陽光パネルユニットに連結され、太陽光パネルユニットから電力を受け取る制御部と、太陽光パネルユニットとともに移動可能なように太陽光パネルユニットに連結され、制御部から電力を受け取って蓄電する蓄電部と、を備える。
本発明によれば、太陽光パネルユニットおよび太陽光発電システムにおいて、鉄道線路上の空間を有効に利用しつつ、容易に設置できる。
実施形態に係る太陽光発電システムを構成概要を示す図である。 太陽光パネルユニットの斜視図を示す図である。 図3(a)は、太陽光パネルユニットの正面図であり、図3(b)は、太陽光パネルユニットの側面図である。 太陽光パネルユニットの発電時の状態を説明するための説明図である。 制止部の形状を説明するための説明図である。 制止部の変形例を示す図である。 車輪用固定具を説明するための説明図である。 図8(a)は、取付状態の車輪用固定具の正面図であり、図8(b)は、取付状態の車輪用固定具の側面図である。 太陽光パネルユニットの変形例を説明するための説明図である。 鉄道線路で太陽光発電と振動発電をする複合発電システムを説明するための説明図である。
図1は、実施形態に係る太陽光発電システム10の構成概要を示す図である。太陽光発電システム10は、制御部12、蓄電部14および太陽光パネルユニット20を備える。制御部12、蓄電部14および太陽光パネルユニット20には車輪18が設けられ、2本のレールを有する鉄道線路16を移動可能である。
太陽光発電システム10は、制御部12、蓄電部14および太陽光パネルユニット20が貨物列車のように複数連結されており、駆動源を有する駆動列車(不図示)に連結して鉄道線路16上を移動する。そして太陽光パネルユニット20は鉄道線路16に固定され、鉄道線路16上で発電をする。これにより、太陽光発電の設置面積を安価に確保することができる。また、鉄道線路16はその土台を含め、非常に頑丈に作られているため、鉄道線路16に固定することで太陽光発電システム10を強風などに対して安定に保持することができる。また鉄道線路16上で発電をすることで、太陽光パネルを地面に設置する場合と比べて、太陽光発電を設置する土台の基礎工事を省き、設置作業を簡素化することができる。
また太陽光パネルユニットを地面に設置するには、設置場所まで大量の資材を運んで組み立てる必要がある。実施形態では鉄道線路16上を移動するため、移動開始前に鉄道線路16上または鉄道線路16の近傍であればどこかで太陽光パネルユニット20を組み立てることができる。したがって、設置場所まで太陽光パネルユニット20の構成部品を運ぶ必要はなく、組み立てが容易となる。
太陽光パネルユニット20は、上面に太陽光パネルが設けられ、複数連結される。詳細は後述する。蓄電部14は、コンテナとコンテナに収容された蓄電池とを有し、制御部12から電力を受け取って蓄電する。蓄電部14は鉄道線路16以外にもトラックに積むことで一般道路も移動可能である。制御部12は、蓄電部14の充電が満たされ、蓄電部14の充電率が所定の閾値を超えると電力を電柱22に設けられた電力ネットワークに供給してよい。電力ネットワークは送電線や変電所などを含む。
制御部12は、太陽光パネルユニット20、蓄電部14および電力ネットワークに連結される。制御部12は、太陽光パネルユニット20から受け取った電力を受け取り、蓄電部14や電力ネットワークに送出する。制御部12は電力ネットワークを介して電力会社に売電してよい。
制御部12は無線で遠隔地にある管理サーバ(不図示)と情報を送受信する。制御部12は、太陽光パネルユニット20の発電効率および発電状態を検出する。制御部12は、太陽光パネルユニット20の発電状態が異常であることを検出すると、管理サーバにその情報を送信してよい。また制御部12は蓄電部14の充電状態を検出してよく、蓄電部14が満充電となると管理サーバにその情報を送信してよい。
図2は、太陽光パネルユニット20の斜視図を示す。また、図3(a)は、太陽光パネルユニット20の正面図を示し、図3(b)は、太陽光パネルユニット20の側面図を示す。ここで各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。
太陽光パネルユニット20は、第1太陽光パネル24a、第2太陽光パネル24b、第3太陽光パネル24c(以下、これらをとくに区別しない場合「太陽光パネル24」という)、台座部30、支持部32、軸部34、貯水タンク36、回転部38、雨どい40、収集路42および冷却路44を備える。
台座部30は、車輪18の回転軸を回転可能に支持する。すなわち車輪18は、台座部30に設けられ、鉄道線路16上で台座部30を移動可能である。図3(b)に示すように台座部30には貯水タンク36が設けられる。貯水タンク36は、太陽光パネル24を冷却するための水を貯水する。
太陽光パネル24は、支持部32を介して台座部30上に配される。太陽光パネル24は、鉄道線路16の幅より大きく広げられた拡開状態と、複数枚が折り重ねられた折りたたみ状態を有する。太陽光パネル24は、折りたたみ状態で鉄道線路16を移動し、図3(a)に示すように鉄道線路16へ固定して発電する場合には鉄道線路16の幅より大きく広げられ拡開状態となる。これにより移動時には太陽光パネル24を線路幅方向に小さくし、固定時には太陽光パネル24を拡開して、受光面積を大きくして発電量を向上させることができる。なお、鉄道線路16の幅とは、2本のレールの間隔である。
具体的には、第1太陽光パネル24aと第3太陽光パネル24cとが軸部34により回転可能に連結され、第2太陽光パネル24bと第3太陽光パネル24cとが軸部34により回転可能に連結される。図3(b)に示す折りたたみ状態においては、第3太陽光パネル24cに第1太陽光パネル24aおよび第2太陽光パネル24bが折り重ねられる。
太陽光パネル24は、受光面が傾斜するように配される。第1太陽光パネル24a、第3太陽光パネル24cおよび第2太陽光パネル24bの順に下向きに傾斜する。太陽光パネル24の水平な地面に対する傾斜角度は20度から35度程度であってよい。
隣り合う太陽光パネル24の間には空隙が設けられる。すなわち、第1太陽光パネル24aと第3太陽光パネル24cとの間、第2太陽光パネル24bと第3太陽光パネル24cとの間に所定の幅以上の空間を設けて、風の通り道を確保する。これにより、強風時に太陽光パネルユニット20にかかる風圧を逃がして状態を安定させることができる。
図3(a)に示すように支持部32は、地面に着座して太陽光パネル24を支持する複数の脚部32aを有する。脚部32aは線路幅方向および上下方向に移動可能である。図3(b)に示すように脚部32aは、移動時において地面から離間する。また脚部32aは、移動時より着地時の方が線路幅方向外側に配置されてよい。これにより拡開状態の太陽光パネルユニット20を安定して支持することができる。また、太陽光発電をするにあたって、土台の整地作業や基礎工事を省いて太陽光パネルユニット20を設置することができ、コストを抑えることができる。脚部32aの下端は尖った形状に形成されてよい。これにより脚部32aを地面に杭のように刺すことができ、より安定して支持できる。
貯水タンク36は台座部30に設けられ、貯水した水は太陽光パネル24の冷却および洗浄に用いられる。また、貯水タンク36は太陽光パネルユニット20を安定させる重しとしても機能する。
図3(a)に示す雨どい40は、太陽光パネル24の縁に設けられ、収集路42を介して貯水タンク36に連結される。雨水を利用することにより、メンテナンス費用を抑えることができる。貯水タンク36に枝葉などの塵を除去する濾過器が設けられ、収集路42から濾過器を介して貯水タンク36に雨水が貯水されてよい。
貯水タンク36には冷却路44が連結され、太陽光パネル24の上端に設けられたノズル45から水を射出する。これにより、太陽光パネル24の温度上昇による発電効率の低下を抑えることができる。冷却路44は、細管を束ねて形成され、毛細管現象により水を貯水タンク36からノズル45まで吸い上げる。これにより、動力源を必要とせずに太陽光パネル24を冷却することができる。
なお、冷却路44にはポンプが設けられ、ポンプにより貯水タンク36の水を汲み上げてノズル45から水を射出してよい。また制御部12によりポンプを制御してもよい。たとえば、制御部12は太陽光パネル24に設けた温度検出手段により、太陽光パネル24の温度を検出し、所定の温度を超えると太陽光パネル24を冷却するように制御する。これにより、太陽光パネル24の温度上昇による発電効率の低下をいっそう抑えることができる。
ノズル45から射出された水は、雨どい40および収集路42を通って、再び貯水タンク36に貯水される。このように水を循環させることで洗浄および冷却にかかる水の消費を抑えることができる。
太陽光パネル24は、回転部38を介して台座部30に支持される。回転部38は、台座部30に載置され、支持部32および太陽光パネルユニット20を回転可能に支持する。支持部32にはキャスター48が設けられ、台座部30上を安定して回転するようになっている。キャスター48にはストッパが設けられ、ストッパにより太陽光パネル24の回転を止めてよい。
制止部46は、太陽光パネルユニット20の鉄道線路16での移動を制止する。制止部46は台座部30を鉄道線路16に固定する。これにより発電時に強風などの影響で太陽光パネルユニット20が移動することを防ぐことができる。
図4は、太陽光パネルユニット20の発電時の状態を説明するための説明図である。図4(a)に示すように、太陽光パネルユニット20が制止部46により鉄道線路16に固定され、折りたたみ状態であった第1太陽光パネル24aおよび第2太陽光パネル24bが拡開される。
図4(b)に示すように太陽光パネル24は、回転部38により所定の位置まで回転される。所定の位置は方角によって定められる。これにより、鉄道線路16が延伸する向きに関わらず、回転部38により向きを調整して太陽光パネルユニット20は効率的に発電することができる。
図5は、制止部46の形状を説明するための説明図である。図5(a)の制止部46の斜視図に示すように、制止部46は、一対の部材が対向して配置され、それぞれの一端が蝶番58により回転可能に連結される。制止部46は、掛止部50、把持部52、中央部54、ねじ56および蝶番58を有する。
図5(b)に示すように掛止部50は、支持部32の骨組みを挟むように掛止する。把持部52は、鉄道線路16の上側の膨出部16aを把持する。掛止部50と把持部52の間は平板状の中央部54により連結される。中央部54にはねじ穴が形成され、膨出部16aを把持した状態でねじ56により固定される。中央部54の間に、硬質ゴムやウレタンで形成された緩衝材(不図示)が設けられてよい。また、掛止部50の内周に緩衝材が設けられてもよい。緩衝材により安定して固定することができる。制止部46により、太陽光パネルユニット20を鉄道線路16に強固に固定することができる。鉄道線路16は、列車から受ける力に耐えられるよう非常に頑丈に作られており、鉄道線路16に固定することで、安定して支持できる。
図6は、制止部46の変形例を示す図である。変形例では図6(a)に示すように制止部46を固定するために別体の留め具59を用いる。留め具59は、一対の平板59aが対向して配され、平板59aの一端が連結された形状を有し、断面がU字形状に形成される。図6(b)に示すように留め具59は、中央部54を挟み、対向する平板59aがねじにより固定される。これにより制止部46を補強しつつ、強固に固定することができる。
図7は、車輪用固定具60を説明するための説明図である。図7(a)は車輪用固定具60の正面図であり、図7(b)は取付状態の車輪用固定具60の斜視図である。また、図8(a)は、取付状態の車輪用固定具60の正面図であり、図8(b)は、取付状態の車輪用固定具60の側面図である。図7(b)に示すように車輪用固定具60は、車輪18を鉄道線路16に固定する。
車輪用固定具60は、把持部62、載置部63、挟持部64、係止部66および結合部68を有する。載置部63は車輪18の外周に上側から載置される。載置部63の内周面は車輪18の外周に合わさるように円弧状に形成される。一対の挟持部64は、載置部63の両端にヒンジ65により回転可能にそれぞれ連結される。図7(b)および図8(a)に示すように挟持部64は、車輪18の外周を挟持する。
車輪18の外周には径方向外側に張り出したフランジ18aが脱線を防ぐために形成される。載置部63の一端には鉤状の係止部66が設けられる。係止部66は、車輪18のフランジ18aに係止し、車輪用固定具60の車輪18の軸方向への移動を制限する。把持部52は、挟持部64の径方向外側に設けられ、鉄道線路16の上側の膨出部16aを把持する。把持部52は膨出部16aを把持した後、ねじ65により締めて固定される。
結合部68は、一対の挟持部64にそれぞれ設けられ、挟持部64を留め具70により結合する。このような車輪用固定具60により、車輪18を鉄道線路16に強固に固定することができる。
図9は、太陽光パネルユニットの変形例を説明するための説明図である。図9では太陽光パネルユニットにおいて図3に示す回転部38の上に載置される部分を示し、図9(a)は太陽光パネルおよび反射板の斜視図であり、図9(b)は太陽光パネルおよび反射板の側面図である。
この態様パネルユニットは、第1の太陽光パネル80a、第2の太陽光パネル80b、第3の太陽光パネル80c(以下、これらをとくに区別しない場合「太陽光パネル80」という)、第1の反射板82a、第2の反射板82bおよび第3の反射板82c(以下、これらをとくに区別しない場合「反射板82」という)を有する。
3枚の太陽光パネル80は、それぞれの長手方向の一辺を合わせて3角柱に形成される。3角柱の各表面が受光面であり、3面を利用するため受光面の面積を大きくすることができる。
第2の太陽光パネル80bと第3の太陽光パネル80cとの結合部分には、第1の反射板82aの長手方向の一辺が結合される。第3の太陽光パネル80cは第1の反射板82aに対して垂直に立設する。第1の太陽光パネル80aと第2の太陽光パネル80bとの結合部分は骨組み86により持ち上げられて支持される。第2の太陽光パネル80bは、第1の反射板82aに対して傾斜して設けられる。第1の反射板82aの下面は回転部38に回転可能に支持される。第1の太陽光パネル80aの受光面は上向きに配され、第2の太陽光パネル80bの受光面は下向きに配される。第1の反射板82aは光を第2の太陽光パネル80bに反射することができ、下向きに受光面が設けられた第2の太陽光パネル80bに多くの光を集め、発電量を向上することができる。
第3の太陽光パネル80cは、第1の反射板82aに対して略垂直に立設される。第2の反射板82bは、第3の太陽光パネル80cの端部に第1リンク84aを介して設けられる。第1リンク84aにより第2の反射板82bは、第3の太陽光パネル80cに平行に対向する第1状態と、第1の太陽光パネル80aの上方に配置された第2状態をとることができる。図9(b)に示す第1状態において第2の反射板82bは、光を第3の太陽光パネル80cに反射する。これにより第3の太陽光パネル80cに光を多く集めることができる。鉄道線路16の移動時には、第2の反射板82bを第2状態に配し、太陽光パネル80および反射板82を幅方向に小さくすることができる。
第1の反射板82aの長手方向の一辺には、第3の反射板82cが第2リンク84bを介して回転可能に連結される。鉄道線路16の移動時に第3の反射板82cは、第1の反射板82aに折り重ねた状態にされる。これにより反射板82を幅方向に小さくすることができる。図9(b)に示すように発電時に第3の反射板82cは、拡開した状態にされる。これにより多くの光を太陽光パネル80に向かって反射することができる。
図10は、鉄道線路16で太陽光発電と振動発電をする複合発電システム90を説明するための説明図である。図10(a)は、複合発電システム90の上面図を示し、図10(b)は、複合発電システム90の線路幅方向の断面図を示す。複合発電システム90は、太陽光発電をする太陽光パネル92と、振動を電力に変換する振動発電機構94と、着座して振動発電機構94を支持する支持部99とを備える。複合発電システム90は線路横に配備された蓄電池(不図示)や、送電線に接続される。
この複合発電システム90は、鉄道線路16の2本のレールの間に配設される。これにより、鉄道線路16のデッドスペースを有効に利用することができる。太陽光パネル92は、振動発電機構94の上側に配される。
振動発電機構94は、振動発電機構94の幅方向の両端に設けられ、レールの幅方向内側に固定される一対の固定部95と、中央に設けられ、振動により発電する振動発電部97と、固定部95と振動発電部97を連結する弾性部96と、振動発電部97および弾性部96を収容するケース98と、を備える。太陽光パネル92は、振動発電機構94のケース98に載置されて固定される。
固定部95は、たとえば磁石であり、磁力によりレールに接着する。振動発電機構94は、レールの振動を固定部95から受ける。固定部95は、弾性部96により幅方向に伸縮可能である。これにより、作業者が複合発電システム90を取り付ける際に、固定部95を幅方向内向きに押し込んで複合発電システム90を幅方向に小さくし、膨出部16aを乗り越えさせて、膨出部16aの下部のレールに接着させることができる。つまり、レールへの取り付けが容易であり、かつ、固定部95が振動などにより上方に移動しようとしても膨出部16aに制限されるため、容易に外れないようにできる。なお、振動発電機構94には、固定部95の伸縮を制限するストッパが設けられ、レールへの取り付け後はストッパにより固定部95の伸縮を制限してよい。
振動発電部97は、公知の技術を用いてよい。たとえば電磁誘導により振動を電力に変換してもよく、圧電効果により振動による力を電力に変換してもよい。このような複合発電システム90において、鉄道線路16のデッドスペースを利用して効率的な発電を行いつつ、鉄道線路16の取り付けを容易にし、作業コストを抑えることができる。
鉄道線路16の2本のレールの間に配設される複合発電システムであって、
太陽光発電をする太陽光パネルと、
前記太陽光パネルを支持し、鉄道レールに固定されて振動を電力に変換する振動発電機構と、を備え、
前記振動発電機構は、
当該振動発電機構の幅方向の両端に設けられ、鉄道レールの幅方向内側に固定される一対の固定部と、
当該振動発電機構の中央に設けられ、振動により発電する振動発電部と、
前記固定部と前記振動発電部を連結する弾性部と、
前記振動発電部および前記弾性部を収容するケースと、を有することを特徴とする複合発電システム。
本発明は上述の各実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
たとえば、太陽光パネルに加えて台座部30に立設し、プロペラを有する風力発電ユニットが設けられてよい。これにより移動可能な発電システムの発電量を向上することができる。
また、図2に示す第1太陽光パネル24aの上側端部に第1反射板を設け、第2太陽光パネル24bの下側端部に第2反射板を設けてよい。各反射板は、光を第1太陽光パネル24aまたは第2太陽光パネル24bに向かって反射する。反射板を設けることで、発電効率を高めることができる。第1反射板は第1太陽光パネル24aに回転可能に連結され、第1太陽光パネル24aに折り重ねることができる。第2反射板は第2太陽光パネル24bに回転可能に連結され、第2太陽光パネル24bに折り重ねることができる。これにより移動時にコンパクトできる。
太陽光パネルユニット20が発電する鉄道線路16は廃線に限定されない。すなわち、たとえば列車が1時間に1本通過するような鉄道線路16に太陽光パネルユニット20を用いてよい。列車が通るときには複線の鉄道線路16に移動して列車を避ける。
また、鉄道線路用の車輪18の外周に、アクリルや硬質ゴムで形成されたノーパンクタイヤを嵌め込み固定することで、太陽光発電システム10を一般道路を移動可能な状態に変更してよい。このノーパンクタイヤは、環状に形成され、外径は車輪18のフランジ18aより大きくなるように形成される。ノーパンクタイヤは、図7に示すようなフランジ18aに係止するよう固定する係止部を有し、軸方向の移動が制限される。またノーパンクタイヤは、ボルトにより車輪18に固定されてもよい。このノーパンクタイヤにより、鉄道線路16から外れて道路を移動することが可能となる。太陽光発電システム10は、蓄電部14の電力、制御部12の通信機能、太陽光パネルユニット20の貯水タンク36を有しており、災害時などに避難区域に移動させれば非常に有用となる。
10 太陽光発電システム、 12 制御部、 14 蓄電部、 16 鉄道線路、 16a 膨出部、 18 車輪、 20 太陽光パネルユニット、 22 電柱、 24a 第1太陽光パネル、 24b 第2太陽光パネル、 24c 第3太陽光パネル、 30 台座部、 32 支持部、 32a 脚部、 34 軸部、 36 貯水タンク、 38 回転部、 40 雨どい、 42 収集路、 44 冷却路、 45 ノズル、 46 制止部、 48 キャスター、 50 掛止部、 52 把持部、 54 中央部、 56 ねじ、 58 蝶番、 59 留め具、 60 車輪用固定具、 62 把持部、 63 載置部、 64 挟持部、 66 係止部、 68 結合部、 70 留め具、 80a 第1の太陽光パネル、 80b 第2の太陽光パネル、 80c 第3の太陽光パネル、 82a 第1の反射板、 82b 第2の反射板、 82c 第3の反射板。

Claims (8)

  1. 太陽光発電をするための太陽光パネルユニットであって、
    台座部と、
    前記台座部上に設けられる太陽光パネルと、
    前記台座部に設けられ、鉄道線路上で前記台座部を移動させる車輪と、
    鉄道線路上における当該太陽光パネルユニットの移動を制止させるための固定部と、を備えることを特徴とする太陽光パネルユニット。
  2. 前記太陽光パネルは、複数枚で構成され、拡開状態では鉄道線路の幅より大きく広げられ、折りたたみ状態では複数枚が折りたたまれることを特徴とする請求項1に記載の太陽光パネルユニット。
  3. 隣り合う前記太陽光パネルの間には空隙が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽光パネルユニット。
  4. 前記固定部は、前記太陽光パネルを地面に着座して支持する支持部を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の太陽光パネルユニット。
  5. 前記太陽光パネルに向かって光を反射するための反射板をさらに備え、
    前記反射板は、前記太陽光パネルに折り重ね可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の太陽光パネルユニット。
  6. 前記台座部に設けられた貯水タンクと、
    前記太陽光パネルの縁に設けられ、前記貯水タンクに連結される雨どいと、を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の太陽光パネルユニット。
  7. 前記固定部は、前記車輪を鉄道線路に固定する制止部を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の太陽光パネルユニット。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の太陽光パネルユニットを備える太陽光発電システムであって、
    前記太陽光パネルユニットとともに移動可能なように前記太陽光パネルユニットに連結され、前記太陽光パネルユニットから電力を受け取る制御部と、
    前記太陽光パネルユニットとともに移動可能なように前記太陽光パネルユニットに連結され、前記制御部から電力を受け取って蓄電する蓄電部と、を備えることを特徴とする太陽光発電システム。
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