JP2013081859A - スライドファスナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るスライドファスナー(1)は、各ファスナーエレメント(10,10',30,40)が、エレメント上半部(11,31,41)とエレメント下半部(21)とを備え、エレメント上半部(11,31,41)は、第1テープ挟持部(12,32,42)と、先細形状の第1頭部(13,13',33,43)とを有し、第1頭部(13,13',33,43)は、第1テープ挟持部(12,32,42)側に配された第1細幅部(13a)と、第1細幅部(13a)から変曲部(13c)を介してエレメント先端側に配された第2細幅部(13b)とを有する。
【選択図】図1
Description
れた第1細幅部と、前記第1細幅部から変曲部を介してエレメント先端側に配された第2細幅部とを有してなることを最も主要な特徴とするものである。
曲げたときに、同ファスナーテープが従来よりも小さな曲率半径まで折り曲げられても、第1頭部と噛合相手側のエレメント上半部との干渉を確実に回避できるため、その干渉部分を支点としてファスナーエレメントが離間する方向に回動することを防ぐことができる。その結果、ファスナーエレメントの第2頭部間の間隔が所定の大きさよりも大きく拡がらなくなるため、左右のファスナーエレメントの噛合が外れることを防止して、その噛合状態を安定して維持することができる。
向の寸法の最大値の70%よりも小さく設定されることによって、第1テープ挟持部の上面側におけるテープ長さ方向の寸法を小さくして、ファスナーテープに固着された各ファスナーエレメントを、金属製のファスナーエレメントのような体裁に仕上げることができる。
されるエレメント上半部11と、同ファスナーテープ2の裏面となる第2面側に配されるエレメント下半部21とを有している。このファスナーエレメント10のエレメント上半部11は、エレメント下半部21の後述する第2テープ挟持部22との間にてファスナーテープ2のテープ側縁部を挟持する第1テープ挟持部12と、同第1テープ挟持部12からテープ外方に向けて延設された先細形状の第1頭部13とを備えている。
されている。
ナーエレメント10の第1頭部13と噛合相手側のエレメント上半部11とが互いに干渉することを回避することができる。
なお、本実施例2に係るスライドファスナー、及び、後述する実施例3に係るスライドファスナーは、各ファスナーエレメントのエレメント上半部の形態が前述の実施例1におけるスライドファスナー1と相違すること以外について、実施例1と実質的に同様の構成を有している。従って、本実施例2、及び、後述する実施例3において、前述の実施例1にて説明した部材と同様の部材については、同じ符号を用いて表すことによってその説明を省略することとする。
本実施例3におけるファスナーエレメント40のエレメント上半部41は、第1テープ挟持部42と、先細形状の第1頭部43とを備えており、また、その第1テープ挟持部42と、第1頭部43の第1テープ挟持部42側の一部とには、前記実施例1と同様にテーパ部44が設けられている。更に、同エレメント上半部41には、薄肉開始部45が前記実施例1及び2と同様の位置に設定されており、この薄肉開始部45から第1頭部43の先端側に、薄肉部46が干渉回避部として形成されている。
2 ファスナーテープ
2a 芯部
3 エレメント列
8 間隙
10,10’ ファスナーエレメント
11 エレメント上半部
12 第1テープ挟持部
13,13’ 第1頭部
13a 第1細幅部
13b 第2細幅部
13c 変曲部
14 テーパ部
15 薄肉開始部
16 薄肉部
17 下り傾斜面
18 境界部
18a 段部
21 エレメント下半部
22 第2テープ挟持部
23 首部
24 第2頭部
30 ファスナーエレメント
31 エレメント上半部
32 第1テープ挟持部
33 第1頭部
34 テーパ部
35 薄肉開始部
36 薄肉部
37a 第1下り傾斜面
37b 第2下り傾斜面
40 ファスナーエレメント
41 エレメント上半部
42 第1テープ挟持部
43 第1頭部
44 テーパ部
45 薄肉開始部
46 薄肉部
47 下り傾斜面
48 平坦面
H1 薄肉開始部が配されている位置におけるファスナーエレメントの高さ寸法
H2 第1頭部の先端におけるファスナーエレメントの高さ寸法
L1 ファスナーエレメント全体の長さ寸法
L2 第1頭部の先端から薄肉開始部までのテープ幅方向の寸法
W1 第1及び第2テープ挟持部におけるテープ長さ方向の寸法の最大値
W2 第1テープ挟持部の上面におけるテープ長さ方向の寸法の最大値
W3 第2頭部におけるテープ長さ方向の寸法の最大値
θ1,θ1’ 下り傾斜面の傾斜角度
θ2 テーパ角度
θ3 第1頭部の先端部の内角
Claims (9)
- 左右一対のファスナーテープ(2) と、同ファスナーテープ(2) の対向するテープ側縁部に列設された合成樹脂製の複数のファスナーエレメント(10,10',30,40)とを有し、前記各ファスナーエレメント(10,10',30,40)は、前記ファスナーテープ(2) の第1面側に配されるエレメント上半部(11,31,41)と、同ファスナーテープ(2) の第2面側に配されるエレメント下半部(21)とを備え、前記エレメント上半部(11,31,41)は、所定のテープ長さ方向の寸法を有する第1テープ挟持部(12,32,42)と、同第1テープ挟持部(12,32,42)からテープ外方に向けて前記エレメント下半部(21)の先端まで延設され、その先端に向けてテープ長さ方向の寸法が漸減する先細形状の第1頭部(13,13',33,43)とを備え、前記エレメント下半部(21)は、前記第1テープ挟持部(12,32,42)との間で前記ファスナーテープ(2) を挟持する第2テープ挟持部(22)と、前記第2テープ挟持部(22)からテープ外方に向けて延設され、テープ長さ方向の前後へ括れた形状を有する首部(23)と、前記首部(23)の先端部から延設され、テープ長さ方向の前後へ膨大する第2頭部(24)とを備えたスライドファスナー(1) であって、
前記第1頭部(13,13',33,43)は、前記第1テープ挟持部(12,32,42)側に配された第1細幅部(13a) と、前記第1細幅部(13a) から変曲部(13c) を介してエレメント先端側に配された第2細幅部(13b) とを有してなることを特徴とするスライドファスナー。 - 前記エレメント上半部(11,31,41)は、左右の前記ファスナーエレメント(10,10',30,40)が噛合した状態にて、前記ファスナーテープ(2) を前記エレメント上半部(11,31,41)同士が接近する方向に折り曲げたとき、前記第1頭部(13,13',33,43)と噛合相手側の前記エレメント上半部(11,31,41)との干渉により噛合相手側の互いに隣接する前記第2頭部(24)が前記噛合が外れるまで離間することを避けるように、前記第1頭部(13,13',33,43)と噛合相手側の前記エレメント上半部(11,31,41)との干渉を回避する干渉回避部を有してなる請求項1記載のスライドファスナー。
- 前記干渉回避部は、前記エレメント上半部(11,31,41)に設定した薄肉開始部(15,35,45)から前記第1頭部(13,13',33,43)側に、前記ファスナーエレメント(10,10',30,40)の上下方向の高さ寸法を前記薄肉開始部(15,35,45)における高さ寸法よりも小さくした薄肉部(16,36,46)を有することにより形成されてなる請求項2記載のスライドファスナー。
- 前記薄肉部(16,36,46)は、前記薄肉開始部(15,35,45)から前記第1頭部(13,13',33,43)の先端に向けて、前記ファスナーエレメント(10,10',30,40)の高さ寸法を漸減させるように下り傾斜する下り傾斜面(17,37a,37b,47) を有してなる請求項3記載のスライドファスナー。
- 前記エレメント上半部(11,31,41)における前記薄肉開始部(15,35,45)よりもテープ内方側の上面に対する前記下り傾斜面(17,37a,37b,47) の傾斜角度(θ1) が15°以上90°未満に設定されてなる請求項4記載のスライドファスナー。
- 前記第1頭部(13,13',33,43)の先端における前記ファスナーエレメント(10,10',30,40)の高さ寸法(H2)が、前記薄肉開始部(15,35,45)が配されている位置における前記ファスナーエレメント(10,10',30,40)の高さ寸法(H1)の50%より大きく、80%以下に設定されてなる請求項3記載のスライドファスナー。
- 前記第1頭部(13,13',33,43)の先端から前記薄肉開始部(15,35,45)までのテープ幅方向の寸法(L2)が、前記ファスナーエレメント(10,10',30,40)全体の長さ寸法(L1)の45%以上に設定されてなる請求項3記載のスライドファスナー。
- 前記第1頭部(13,13',33,43)の先端部における内角(θ3) が30°以下に設定されてなる請求項1記載のスライドファスナー。
- 前記第2細幅部(13b) は、前記第1頭部(13,13',33,43)の基端部における側縁と同第1頭部(13,13',33,43)の先端部における側縁とを直線で結んだときに、当該直線よりも内側に凹むように形成されてなる請求項1記載のスライドファスナー。
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