JP2013077942A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶媒体の取り外し忘れによって、装着された記憶媒体に後から格納されたデータが漏洩してしまうのを防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置としての複合機1は、ユーザー認証によるログイン後に使用可能な状態になるものであり、USBメモリー2が装着されるUSBポート21と、USBポート21に装着されたUSBメモリー2から読み出されるデータが格納されるデータ格納部17と、ユーザーの指示が入力される操作表示部20と、ログインが行われてから予め設定されたログオフ時間が経過した場合、或いは、操作表示部20からログオフ指示が入力されてから予め設定されたUSBメモリー2の取り外し待ち時間が経過した場合に、USBポート21に装着されているUSBメモリー2に記憶されているデータをデータ格納部17に格納する制御を行うCPU11とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンター、複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
現在、プリンター、複写機、複合機等の画像形成装置は、付加価値を高めるべく多機能化が図られているものが多い。近年では、USB(Universal Serial Bus)メモリー、SD(Secure Digital)カード等の着脱可能な記憶媒体との間で各種データの授受が可能な機能を備える画像形成装置も開発されている。このような画像形成装置では、記憶媒体に記憶された画像ファイル、ドキュメントファイル等の電子ファイルのプリントアウトや、画像形成装置が備えるスキャン機能によって読み取られた原稿画像等の画像ファイルを記憶媒体に記録することが可能である。
しかしながら、このような画像形成装置では、ユーザーが画像形成装置に装着した記憶媒体を作業終了後に取り外すのを忘れてしまう事態が生ずる。とりわけ、画像形成装置に記憶媒体を装着してから長時間の作業を行った場合に、記憶媒体の取り外し忘れが生ずる可能性が高くなる。すると、画像形成装置に装着されたままの記憶媒体はユーザー以外の第三者が入手可能な状態になるため、記憶媒体に記憶された各種のデータが漏洩する虞が考えられる。
以下の特許文献1,2には、ユーザーが記憶媒体の取り外しを忘れた場合であってもデータの漏洩を防止し得る技術が開示されている。具体的に、以下の特許文献1には、USBメモリーが挿入された場合にUSBメモリー内のデータを複合機の記憶装置に転送(移動)し、その後、ユーザー認証に成功した場合に複合機の記憶装置に記憶されたデータをUSBメモリーに戻すことを可能にすることでデータの漏洩を防止する技術が開示されている。また、以下の特許文献2には、コピー機や複合機等の情報処理装置において、外部メモリー内のデータを第三者は複号化できないが持ち主であれば復号し得るように暗号化することで、データの漏洩を防止する技術が開示されている。
特開2009−284286号公報 特開2009−282789号公報
ところで、上述の特許文献1では、USBメモリー内のデータは複合機に転送された後にUSBメモリーから自動的に消去されるため、USBメモリーの取り忘れによってUSBメモリーに記憶されていたデータが漏洩するといった事態を防止することはできる。しかしながら、上述の特許文献1では、USBメモリーが複合機に挿入された時点で複合機へのデータ転送を行っているため、USBメモリーが複合機に挿入された後でUSBメモリーに格納されたデータは、USBメモリーの取り忘れによって漏洩する可能性が考えられるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、記憶媒体の取り外し忘れによって、装着された記憶媒体に後から格納されたデータが漏洩してしまうのを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、ユーザー認証によるログイン後に使用可能な状態になる画像形成装置において、着脱自在な記憶媒体が装着される装着部と、前記装着部に装着された記憶媒体から読み出されるデータが格納される格納部と、ユーザーの指示が入力される入力部と、ログインが行われてから予め設定された第1時間が経過した場合、或いは、前記入力部からログオフ指示が入力されてから予め設定された第2時間が経過した場合に、前記装着部に装着されている記憶媒体に記憶されているデータを前記格納部に格納する制御を行う制御部とを備えることを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記制御部が、前記装着部に装着されている記憶媒体に記憶されているデータを前記格納部に格納する制御を行った後にログオフ処理を行うことを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記制御部が、前記入力部からログオフ指示が入力された場合に、前記記憶媒体の取り外しを促すメッセージを表示部に表示する制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記格納部が、ユーザー毎のデータを格納する格納領域を備えており、前記制御部が、前記装着部に装着されている記憶媒体に記憶されているデータを、ログインが許可されているユーザーの格納領域に格納することを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記制御部が、前記ユーザー認証によるログインが行われた場合には、前記格納部に設けられた格納領域のうち、ログインが許可されたユーザーの格納領域にデータが格納されているときには、該格納領域のデータを前記記憶媒体に転送すべきか否かを確認するメッセージを表示部に表示する制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記制御部が、前記入力部からデータ転送指示が入力された場合に、ログインが許可されたユーザーの格納領域に格納されているデータを、前記装着部に装着されている記憶媒体に転送する制御を行うことを特徴としている。
本発明によれば、ログインが行われてから予め設定された第1時間が経過した場合、或いは、入力部からログオフ指示が入力されてから予め設定された第2時間が経過した場合に、装着部に装着されている記憶媒体に記憶されているデータを格納部に格納するようにしたので、記憶媒体の取り外し忘れによって、装着された記憶媒体に後から格納されたデータが漏洩してしまうのを防止することができるという効果がある。
本発明の一実施形態による画像形成装置としての複合機の斜視図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置としての複合機の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における複合機で行われる動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における複合機で行われる動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による画像形成装置について詳細に説明する。尚、以下では、画像形成装置が複合機である場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による画像形成装置としての複合機の斜視図である。図1に示す通り、複合機1は、本体部1a、スキャナー部1b、及び操作表示パネル1c等を備えており、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ送信/受信機能を併せ持っている。この複合機1は、スキャナー部1bで用いられるADF(自動原稿送り装置)、記録媒体としての用紙を収容する給紙カセット、ステープル処理やパンチ処理等が可能なフィニッシャー等の各種オプション機器(拡張機器)の装着が可能に構成されている。
また、複合機1は、上記のオプション機器に加えて、不揮発性メモリーの一種であるUSBメモリー2(記憶媒体)が装着されてUSBメモリー2に対する各種データの授受が可能に構成されている。このUSBメモリー2には、例えばスキャナー部1bで読み取りを行った原稿画像等の画像ファイル、本体部1aで印刷しようとする画像の画像ファイル、或いは、複合機1で用いられる各種プログラムを更新するための更新プログラム等が記憶される。尚、複合機1に対するUSBメモリー2の着脱は、複合機1を使用するユーザーや複合機1のメンテナンスを行う作業者によって行われる。
図2は、本発明の一実施形態による画像形成装置としての複合機の要部構成を示すブロック図である。図2に示す通り、複合機1は、CPU(Central Processing Unit)11(制御部)、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、各種センサー群14、用紙搬送部15、画像読取部16、データ格納部17(格納部)、画像形成部18、通信I/F部19、操作表示部20(入力部、表示部)、及びUSBポート21(装着部)を備える。
CPU11は、ROM12に記憶されている制御プログラムに基づき、各種センサー群14から出力される各種検出信号を参照しつつ、操作表示部20から入力される操作指示、又は通信I/F部19を介して入力されるクライアントコンピュータ(図示省略)等からの各種指示に応じて複合機1の動作を制御する。例えば、画像読取部16による画像データの読み取り制御、或いは、データ格納部17に記憶されている原稿画像データ、プリント画像データ、及びファクシミリ画像データ等の各種画像データのプリント制御や送信制御を行う。
また、CPU11は、UBSポート21に装着されているUSBメモリー2との間でデータの転送制御を行う。具体的には、ユーザー認証によるログインが行われてから予め設定されたログオフ時間(第1時間)が経過した場合、或いは、操作表示部20からログオフ指示が入力されてから予め設定されたUSBメモリー2の取り外し待ち時間(第2時間)が経過した場合に、USBメモリー2に記憶されているデータをデータ格納部17に格納してUSBメモリー2から消去する制御を行う。ここで、上記のログオフ時間は、例えば5分程度の時間に設定され、上記のUSBメモリー2の取り外し待ち時間は、例えば数分程度の時間に設定される。
また、CPU11は、ユーザー認証によるログインが行われた場合に、ログインが許可されたユーザーに係るデータがデータ格納部17に格納されているか否かを確認する。そして、そのユーザーに係るデータが格納されているときには、データ格納部17に格納されたデータをUSBメモリー2に転送してデータ格納部17から消去する制御を行う。このようなUSBメモリー2との間のデータの転送制御をCPU11が行うのは、ユーザーがUSBメモリー2の取り外しを忘れた場合であっても、USBポート21に装着された後でUSBメモリー2に格納されたデータが漏洩してしまうのを防止するためである。
ROM12は、CPU11で実行される制御プログラム及びその他のデータを記憶するEEPROM等の不揮発性メモリーである。RAM13は、CPU11が制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先となるワーキングエリアとして用いられる揮発性メモリーである。各種センサー群14は、用紙切れ検出センサー、用紙詰まり検出センサー、用紙位置検出センサー、温度センサー等の画像形成動作に必要な各種センサーであり、それぞれのセンサーで検出した各種の情報を検出信号としてCPU11に出力する。
用紙搬送部15は、搬送ローラー、搬送ローラー駆動用のモーター等を備えており、用紙トレイに収納されている印刷用紙を画像形成部18に搬送するとともに、画像形成部18で画像形成処理後が行われた印刷用紙を図示しない排紙トレイに搬送する。画像読取部16は、ADF(自動原稿送り装置)及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等を備えており、ADFによって順次給紙される原稿の画像をCCDセンサーに読み取らせ、原稿画像に基づく原稿画像データを出力する。尚、画像読取部16から出力された原稿画像データはCPU11を介してデータ格納部17に記憶される。
データ格納部17は、例えばハードディスクドライブによって実現され、CPU11の制御の下で各種データを格納する。このデータ格納部17には、ユーザー毎のデータを格納するデータボックスR1(格納領域)が設けられている。具体的に、データボックスR1には、原稿画像データ、通信I/F部19がクライアントコンピュータ(図示省略)から受信するプリント画像データ、及び通信I/F部19が公衆網(図示省略)から受信するファクシミリ画像データ、USBメモリー2から読み出された像データ等の各種データがユーザー毎に格納される
画像形成部18は、CPU11の制御の下で、データ格納部17のデータボックスR1に記憶されている原稿画像データ、プリント画像データ、又はファクシミリ画像データを用いて画像形成処理を行う。具体的には、上記の各種画像データに応じた画像形成画像を用紙搬送部15から搬送される印刷用紙にトナーを用いて転写し、定着ローラーによってその画像形成画像の定着処理を行う。通信I/F部19は、クライアントコンピュータ(図示省略)や公衆網(図示省略)に接続され、このクライアントコンピュータや公衆網との間で各種信号の送受信を行う。
操作表示部20は、操作表示パネル1cとしてのタッチパネル20a及び各種操作キーを備えており、操作キーの操作内容をCPU11に出力するとともに、CPU11の制御の下でタッチパネル20aへ種々の情報を表示する。操作表示部20が備える各種操作キーは、例えばコピー機能切替キー、プリント機能切替キー、スキャン機能切替キー、ファクシミリ機能切替キー、スタートキー、ストップ/クリアキー、電源キー、テンキー(数値入力キー)が挙げられる。尚、コピー機能切替キー、プリント機能切替キー、スキャン機能切替キー、及びファクシミリ機能切替キーは、それぞれの機能をユーザーが使用する場合に、各機能の動作モードへ複合機1を切り替える為のキーである。また、タッチパネル20aに各種ボタンを表示することによって、以上の各種キー以外のソフトキーの利用も可能である。
USBポート21は、USB規格に対応したシリアルインターフェイスであり、USBメモリー2が装着されることによってUSBメモリー2と電気的に接続される。このUSBポート21は、USBメモリー2と接続されている場合に、CPU11の制御の下で、USBメモリー2との間で各種データを授受する。尚、USBポート21は、USBメモリー2が装着されたか否か、及びUSBメモリー2が取り外されたか否かの検出が共に可能であり、その検出結果をCPU11に出力する。
次に、上記構成における複合機1の動作について詳細に説明する。図3,図4は、本発明の一実施形態における複合機で行われる動作を示すフローチャートである。尚、図3は、主にUSBメモリー2から複合機1にデータが転送される場合の動作を示すフローチャートである。これに対し、図4は、主に複合機1からUSBメモリー2にデータが転送される場合の動作を示すフローチャートである。以下、これらの図を参照して複合機1の動作を説明する。
〈USBメモリー2から複合機1へのデータ転送時の動作〉
図3に示す処理は、ユーザーが操作表示部20に設けられたタッチパネル20aを操作することにより開始される。処理が開始されると、まずユーザーによるパスワードの入力が行われる(ステップS11)。具体的には、ユーザーが操作表示部20に設けられたタッチパネル20a等を操作して、予め自身に設定されているパスワードの入力を行う。尚、ここでは説明を簡単にするためにパスワードのみを入力する場合を例に挙げて説明するが、ユーザーに対して予め一意に割り当てられているID(識別子)とパスワードとを入力するようにしても良い。
入力されたパスワードは、操作表示部20からCPU11に出力され、CPU11においてユーザー認証が行われる。具体的には、入力されたパスワードと予め登録されているパスワードとを比較する処理が行われ、入力されたパスワードが予め登録されているパスワードと一致するか否か(ユーザー認証が成功したか否か)が判断される(ステップS12)。ユーザー認証が失敗した場合(ステップS12の判断結果が「NO」の場合)には、図3に示す一連の処理は終了する。
これに対し、ユーザー認証が成功した場合(ステップS12の判断結果が「YES」の場合)には、パスワードの入力を行ったユーザーへのログインを許可する処理がCPU11によって行われる(ステップS13)。ログイン処理が終了すると、CPU11の制御によってタイマー(図示省略)が起動される(ステップS14)。このタイマーは、予め設定されたログオフ時間(ログインが許可された時点からログオフすべき時点までの時間)を計時するためのタイマーである。
上記のログイン処理が終了すると、パスワードの入力を行ったユーザーは複合機1を使用することが可能になる。このため、そのユーザーは、例えばUSBメモリー2をUSBポート21に装着した後で操作表示部20を操作して指示を行うことにより、USBメモリー2に格納されたプリント画像データに応じた原稿を複合機1で印刷することができ、或いは、複合機1の画像読取部16で読み取られた原稿画像データをUSBメモリー2に格納することができる(ステップS15)。
以上の処理が行われている間に、CPU11は、ユーザーによるログオフ指示がなされたか否かを判断する(ステップS16)。ユーザーによるログオフ指示がなされたと判断した場合(ステップS16の判断結果が「YES」の場合)には、CPU11は、USBメモリー2の取り外しを促すメッセージを操作表示部20に表示する(ステップS17)。例えば、「ログオフします。USBメモリーを取り外して下さい。」等のメッセージを表示する。
次いで、CPU11は、USBポート21から出力される検出結果を参照して、USBメモリー2がUSBポート21から取り外されたか否かを判断する(ステップS18)。USBメモリー2がUSBポート21から取り外されたと判断した場合(ステップS18の判断結果が「YES」の場合には、CPU11によるログオフ処理が行われ(ステップS19)、図3に示す一連の処理は終了する。
これに対し、USBメモリー2がUSBポート21から取り外されていないと判断した場合(ステップS18の判断結果が「NO」の場合には、CPU11は、ステップS16においてログオフ指示がなされたと判断してからUSBメモリー2の取り外し待ち時間が経過したか否かを判断する(ステップS20)。USBメモリー2の取り外し待ち時間が経過していないと判断した場合(ステップS20の判断結果が「NO」の場合)には、再びUSBメモリー2がUSBポート21から取り外されたか否かが判断される(ステップS18)。
これに対し、USBメモリー2の取り外し待ち時間が経過したと判断した場合(ステップS20の判断結果が「YES」の場合)には、USBポート21に装着されたUSBメモリー2に記憶されたデータがCPU11によって読み出され、データ格納部17のデータボックスR1に格納される(ステップS21)。尚、USBメモリー2から読み出されたデータは、ログインが許可されているユーザーのデータボックスに格納され、USBメモリー2からはデータが消去される。データ転送が完了すると、CPU11によるログオフ処理が行われ(ステップS19)、図3に示す一連の処理は終了する。
また、ステップS16において、ユーザーによるログオフ指示が無いと判断した場合(判断結果が「NO」の場合)には、CPU11は、ステップS14で起動したタイマーを参照してログオフ時間が経過したか否かを判断する(ステップS22)。ログオフ時間が経過していないと判断した場合(ステップS22の判断結果が「NO」の場合)には、ステップS15の処理が繰り返される。
これに対し、ログオフ時間が経過したと判断した場合(ステップS22の判断結果が「YES」の場合)には、USBポート21に装着されたUSBメモリー2からデータ格納部17のユーザー毎のデータを格納するデータボックスR1へのデータ転送が行われ、USBメモリー2からデータが消去される(ステップS21)。データ転送が完了すると、CPU11によるログオフ処理が行われ(ステップS19)、図3に示す一連の処理は終了する。
〈複合機1からUSBメモリー2へのデータ転送時の動作〉
図4に示す処理も、ユーザーが操作表示部20に設けられたタッチパネル20aを操作することにより開始される。処理が開始されると、まずユーザーによるパスワードの入力が行われる(ステップS31)。尚、図3中のステップS11と同様に、パスワードのみの入力以外に、IDとパスワードとを入力するようにしても良い。
入力されたパスワードは、操作表示部20からCPU11に出力され、CPU11においてユーザー認証が行われてユーザー認証が成功したか否かが判断される(ステップS32)。ユーザー認証が失敗した場合(ステップS32の判断結果が「NO」の場合)には、図4に示す一連の処理は終了する。
これに対し、ユーザー認証が成功した場合(ステップS32の判断結果が「YES」の場合)には、CPU11は、データ格納部17を検索して、データボックスR1のうちの認証に成功したユーザーのデータボックスを確認し(ステップS33)、データが格納されているか否かを判断する(ステップS34)。データが格納されていないと判断した場合(ステップS34の判断結果が「NO」の場合)には、図4に示す一連の処理は終了する。
これに対し、データが格納されていると判断した場合(ステップS34の判断結果が「YES」の場合)には、CPU11は、データボックスR1からUSBメモリー2へのデータ転送を確認するメッセージを操作表示部20に表示する(ステップS35)。例えば、「データボックスにデータが見つかりました。USBメモリーへ転送しますか?」等のメッセージを表示する。
次いで、CPU11は、ユーザーによる転送指示がなされたか否かを判断する(ステップS36)。ユーザーによる転送指示がなされないと判断した場合(判断結果が「NO」の場合)には、図4に示す一連の処理が終了する。これに対し、ユーザーによる転送指示がなされたと判断した場合(判断結果が「YES」の場合)には、CPU11は、USBポート21から出力される検出結果を参照して、USBメモリー2がUSBポート21に装着されているか否かを判断する(ステップS37)。
USBメモリー2が装着されていないと判断した場合(ステップS37の判断結果が「NO」の場合)には、CPU11は、USBメモリー2の装着を促すメッセージを操作表示部20に表示する(ステップS38)。例えば、「USBメモリーへのデータ転送を行います。USBメモリーを装着して下さい。」等のメッセージを表示する。かかるメッセージを表示した後は、再びUSBメモリー2が装着されているか否かを判断する(ステップS37)。
USBメモリー2が装着されていると判断した場合(ステップS37の判断結果が「YES」の場合)には、CPU11は、データボックスR1のうちの認証に成功したユーザーのデータボックスに格納されているデータを読み出してUSBメモリー2に転送する(ステップS39)。尚、データボックスR1から読み出されたデータは、転送後にデータボックスR1から消去される。以上の処理によって、複合機1に転送されてしまったデータがUSBメモリー2に戻される。
以上説明した通り、本実施形態では、ユーザー認証によるログインが行われてから予め設定されたログオフ時間が経過した場合、或いは、操作表示部20からログオフ指示が入力されてから予め設定されたUSBメモリー2の取り外し待ち時間が経過した場合に、CPU11が、USBメモリー2に記憶されているデータをデータ格納部17に格納してUSBメモリー2から消去する制御を行っている。このため、ユーザーがUSBメモリー2の取り外しを忘れた場合であっても、USBポート21に装着された後でUSBメモリー2に格納されたデータが漏洩してしまうのを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態による画像形成装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、着脱自在な記憶媒体としてUSBメモリー2を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明で使用可能な媒体はUSBメモリー2に限定されることはなく、SDメモリーカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、スマートメディア、フレキシブルディスク、CD‐R、CD‐RW、DVD(登録商標)‐R、DVD‐RW、MOディスク等の各種の媒体であってもよい。また、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置が複合機である場合を例に挙げて説明したが、本発明は、プリンター、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置にも適用することができる。
1 複合機
2 USBメモリー
11 CPU
17 データ格納部
20 操作表示部
21 USBポート
R1 データボックス

Claims (6)

  1. ユーザー認証によるログイン後に使用可能な状態になる画像形成装置において、
    着脱自在な記憶媒体が装着される装着部と、
    前記装着部に装着された記憶媒体から読み出されるデータが格納される格納部と、
    ユーザーの指示が入力される入力部と、
    ログインが行われてから予め設定された第1時間が経過した場合、或いは、前記入力部からログオフ指示が入力されてから予め設定された第2時間が経過した場合に、前記装着部に装着されている記憶媒体に記憶されているデータを前記格納部に格納する制御を行う制御部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記装着部に装着されている記憶媒体に記憶されているデータを前記格納部に格納する制御を行った後にログオフ処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記入力部からログオフ指示が入力された場合に、前記記憶媒体の取り外しを促すメッセージを表示部に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記格納部は、ユーザー毎のデータを格納する格納領域を備えており、
    前記制御部は、前記装着部に装着されている記憶媒体に記憶されているデータを、ログインが許可されているユーザーの格納領域に格納する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記ユーザー認証によるログインが行われた場合には、前記格納部に設けられた格納領域のうち、ログインが許可されたユーザーの格納領域にデータが格納されているときには、該格納領域のデータを前記記憶媒体に転送すべきか否かを確認するメッセージを表示部に表示する制御を行うことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記入力部からデータ転送指示が入力された場合に、ログインが許可されたユーザーの格納領域に格納されているデータを、前記装着部に装着されている記憶媒体に転送する制御を行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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