JP2013073438A - エコエネルギー表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エコエネルギーの利用促進に寄与するエコエネルギー表示システムを提供する。
【解決手段】エコエネルギーの利用促進の過程でなされた関係者の行為を評価した評価値、エコエネルギーの利用促進に関する目標値、エコエネルギーの利用促進に関する投資事業の進捗状況を評価する評価値の少なくともいずれか一つを表示する。
【効果】エコエネルギーの利用促進に携わる者に対してより一層のエコエネルギーの利用促進に対する強い意欲を起こさせたり、投資事業に投資している者に対して同事業の進捗状況を知らせるだけでなく、同事業へのより一層の関与も促すことで、エコエネルギーの利用促進を図ることができる。上記エコエネルギーを、給油所におけるガソリンべーパや廃食油の回収によって発生するものとすることで、ガソリンべーパや廃食油の回収率を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エコエネルギー表示システムに関し、特に、エコエネルギーの利用促進を図るためのエコエネルギー表示システムに関する。
現在、太陽光発電、風力発電、バイオディーゼル燃料等のエコエネルギーの利用を促進することでCO2を削減し、地球温暖化を防止する事業が推進されている。これらの太陽光発電等のエコエネルギー発生装置等には、通常、一般消費者や事業者が、エネルギーの発生量や、CO2削減量を確認するための表示パネル等が付設されている。
しかし、上記従来の表示パネル等は、単に、エネルギー発生量やCO2削減量等の情報を参考程度に表示するに留まるため、エコエネルギーの利用促進に資するようなものではなく、改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、表示を見た者に対してエコエネルギーの利用促進に賛同するきっかけを与えたり、表示を見た者にエコエネルギー関連装置等の普及を推進する意欲を起こさせることなどにより、エコエネルギーの利用促進に寄与するエコエネルギー表示システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、エコエネルギー表示システムであって、エコエネルギーの利用促進の過程でなされた関係者の行為を評価した評価値、エコエネルギーの利用促進に関する目標値、エコエネルギーの利用促進に関する投資事業の進捗状況を評価する評価値の少なくともいずれか一つを表示することを特徴とする。
そして、本発明によれば、エコエネルギーの利用促進の過程でなされた関係者の行為を評価した評価値を表示したり、エコエネルギーの利用促進に関する目標値を表示することで、エコエネルギーの利用促進に携わる者に対し、より一層のエコエネルギーの利用促進に対する強い意欲を起こさせ、エコエネルギーの利用促進を図ることができる。
また、エコエネルギーの利用促進に関する、例えば特願2010−272221で示すような投資事業の進捗状況を評価する評価値を表示することで、同投資事業に投資している者に対して、同事業へのより一層の関与を促すことができ、エコエネルギーの利用促進を図ることができる。
上記エコエネルギー表示システムにおいて、該エコエネルギー表示システムによって表示されたエコエネルギーの利用促進の過程でなされた関係者の行為を評価した評価値、エコエネルギーの利用促進に関する目標値、エコエネルギーの利用促進に関する投資事業の進捗状況を評価する評価値の少なくともいずれか一つを見た者の評価を表示することができる。これによって、エコエネルギーの利用促進に携わる者に対してより一層の努力を促すことができ、エコエネルギーの利用促進に繋げることができる。
上記エコエネルギー表示システムにおいて、前記エコエネルギーを、給油所におけるガソリンべーパの回収によって発生するものとすることで、ガソリンべーパの回収率を向上させ、エコエネルギーの利用促進を図ることができる。
また、上記エコエネルギー表示システムにおいて、前記エコエネルギーを、給油所における廃食油の回収によって発生するものとすることで、廃食油の回収率を向上させ、エコエネルギーの利用促進を図ることができる。
以上のように、本発明によれば、エコエネルギーの利用促進に寄与するエコエネルギー表示システムを提供することができる。
本発明にかかるエコエネルギー表示システムを示すブロック図である。 本発明にかかるエコエネルギー表示システムの表示例を示す概略図である。 本発明にかかるエコエネルギー表示システムの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかるエコエネルギー表示システムの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかるエコエネルギー表示システムの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかるエコエネルギー表示システムの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかるエコエネルギー表示システムの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかるエコエネルギー表示システムの動作を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明においては、本発明にかかるエコエネルギー表示システムを太陽光・風力発電設備を備えた給油所に適用した場合について説明する。
図1に示すように、このエコエネルギー表示システム1は、後述する評価値、目標値等を表示する表示部2と、特定の者が入力したIDを認識したり表示内容を記録するID認識・記録媒体3と、表示内容等を印刷する印刷部4と、種々のデータを記録するデータベース5と、上記評価値等を算出するためのアルゴリズム6と、エコエネルギーの利用等に関する目標値を入力する目標入力部7と、種々の入力操作を行うためのキー入力部8と、システム全体を制御する制御部9とで構成される。
表示部2、ID認識・記録媒体3、印刷部4、キー入力部8等は、一般の給油装置等に設けられるものをそのまま利用したり、給油装置等とは別に専用のものを設けてもよく、さらに、一般需要者が家庭のPCで見ることができるように、インターネットに接続されたサーバを介してデータを供給したり、また最近普及が進みつつあるデジタルサイネージの表示装置で見えるように構成することも可能である。
ID認識・記録媒体3は、表示内容によっては、特定の者だけに表示する場合があるので、そのような場合に特定の者がIDを入力して見ることができるようにしたり、表示内容等を記録媒体に記録するために設けられる。
データベース5は、表示に必要な画像や動画等のデータ、アルゴリズム6によって集計された情報及び評価及び給油機ID等を記録するために設けられる。
また、アルゴリズム6は、入力された情報等を集計して評価値を算出するために設けられ、集電制御装置やガソリンベーパ回収装置等から情報が入力され、評価値をデータベース5に出力する。
目標入力部7は、例えば、過去のベーパ回収量及び給油量を参考にして、給油所(SS)が所定期間のベーパ回収量の目標値等をデータベース5に入力するために設けられ、設定された目標値は、図2に示すように、実際の回収量(実績)と比較可能に表示部2に表示される。
次に、本発明にかかるエコエネルギー表示システム1の第1の動作について、図1及び図3を参照しながら説明する。図3は、車両等への給油時に発生するベーパを回収する際のフローチャートを示す。
給油装置のポンプが始動すると(ステップS1)、それに伴い給油装置のパルサー発信が開始され(ステップS2)、ガソリンベーパ回収装置の回収量の積算が開始される(ステップS3)。そして、給油が終了して給油量Aを得ると(ステップS4)、ガソリンベーパの積算が終了して回収量Bを得る(ステップS5)。
上記ステップS4及びS5において得られた給油量A及び回収量Bから回収率を計算し(ステップS6)、得られた回収率をデータベース5に入力し(ステップS7)、CO2削減量等の関係指標への換算を行う(ステップS8)。
次に、データベース5から給油所の情報を取り出し、この給油動作が、SSの従業員が給油するフルサービス式の給油装置で行われたか否かを判断し、フルサービス式の場合には(ステップS9;Yes)、予め目標入力部7を介してSSによって入力された目標設定値と比較を行う(ステップS10)。そして、表示部2に目標設定値と実績(計測した回収率)をバーグラフで表示し(ステップS11)、ステップS10での比較に基づいて、SS従業員の評価を行って終了する(ステップS12)。
ここで、SS従業員の評価をする目的は、給油時に、給油口とノズルとが離れているとべーパが大気中に飛散してしまい、ベーパの回収率が低下するため、計測した回収率が低すぎると、SS従業員の給油動作に問題があると判断することができるからである。
また、上記表示部2に表示された目標や実績、さらにSS従業員の評価を見た給油客やファンド投資者等は、図2の右下に示すような評価入力のための表示に従い、図1のキー入力部8から顧客満足度に相当する評価(不満足、やや満足、満足等)を入力することで、SSに対し、給油ノズルの密着性、すなわちべーパ回収実績の向上を促すことができる。尚、この評価を入力した者に対しては、その見返りとしてポイントを付与することができる。一方、このような評価を受けたSS側は、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
一方、給油動作が、顧客自身が給油するセルフ式の給油装置で行われたと判断された場合には(ステップS9;No)、目標設定値との比較までは行わないものの、上記のように、得られた回収率から給油口とノズルとが離れていたか否かを判断することができるため、回収率が高い場合には、「いつもノズルと給油口とを離さずに給油して頂きありがとうございます。」などの文章を表示部2に表示したり、回収率が低い場合には、「もう少し、ノズルと給油口との距離を縮めて給油をお願いします」などの文章を表示部2に表示することにより、スパイラルアップを促し(ステップS13)、実績をバーグラフで表示部2に表示し(ステップS14)、給油客の給油動作の評価をして終了する(ステップS15)。これにより、ガソリンベーパ回収率を向上させることができるとともに、給油客も、表示される実績を見たり、また、自分の給油動作の評価をされることで、単に、回収率のみを見るのではなく、自分もエコ運動に賛同しているという意識をもつことができ、より、スパイラルアップが可能となる。
また、このセルフ式の給油の場合にも、表示部2に表示された目標や実績、さらに給油客の評価を見た給油客やファンド投資者等は、上記と同様に、図1のキー入力部8から顧客満足度に相当する評価を入力することで、給油客に対し、給油ノズルの密着性、すなわちべーパ回収実績の向上を促すことができる。尚、この評価を入力した者に対しては、その見返りとしてポイントを付与することができる。一方、このような評価を受けた給油客側は、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
次に、本発明にかかるエコエネルギー表示システムの第2の動作について説明する。この動作は、第1の動作と同様、車両等への給油時のベーパ回収に関連するものであり、図1及び図4を参照しながら説明する。
まず、給油装置が、「給油口キャップを外し、給油を開始して下さい」というメッセージを出力し、出力してから給油が始まる(パルサー発信)までの待機時間を測定する(ステップS21)。そして、パルサー発信が開始されると、給油動作が開始されたと判断して待機時間の測定を終了する(ステップS22)。
次に、アルゴリズム6によって測定した待機時間の評価を行った後(ステップS23)、ステップS24において、給油動作がフルサービス式の給油装置で行われたか否かを判断し、フルサービス式であると判断された場合には(ステップS24;Yes)、図3のAへと移動し、ステップS10〜ステップ12を介して、SS従業員の給油動作の評価を行って表示部2に表示する。
ここで、SS従業員の評価をする目的は、給油口キャップを外してから、給油動作を行うまでの待機時間に、燃料タンクからベーパが大気中に飛散するため、待機時間があまりにも長いとSS従業員の給油動作に問題があると判断することができるからである。
また、表示部2に表示されたSS従業員の評価を見た給油客やファンド投資者等は、上記第1の動作の場合と同様、図2の評価入力のための表示に従い、図1のキー入力部8から顧客満足度に相当する評価を入力し、SSに対して待機時間の短縮、すなわちべーパ回収実績の向上を促すことができる。この評価入力者に対しても、その見返りとしてポイントを付与することができる。一方、このような評価を受けたSS側は、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
一方、図4のステップS24において、給油動作がセルフ式の給油装置で行われたと判断された場合には(ステップS24:No)、図3のBへと移動し、ステップS13〜S15を介して給油客の評価を行う。この評価は、「迅速な給油動作のおかげで、より多くのベーパを回収することができました」と表示部2に表示したり、「より迅速に給油動作を行って頂けると、より多くのベーパを回収することができます」などと表示することができる。
また、このセルフ式の給油の場合にも、上記と同様、表示部2に表示された給油客の評価を見た給油客やファンド投資者等は、上記と同様に、図1のキー入力部8から顧客満足度に相当する評価を入力することで、給油客に対し、待機時間の短縮、すなわちべーパ回収実績の向上を促すことができ、このような評価を受けた給油客側は、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
次に、本発明にかかるエコエネルギー表示システム1の第3の動作について、図1及び図5を参照しながら説明する。尚、この動作は、ガソリンの荷卸しをするローリー係員を評価対象とし、荷卸し速度とべーパ回収に関するものである。
まず、油面計により荷卸し前の在庫量を計測してデータベースに記憶する(ステップS31)。そして、ベーパ回収装置の起動スイッチをONとし(ステップS32)、荷卸しを開始し(ステップS33)、油面計が液面の上昇を検知することで荷卸しを検知する(ステップS34)。
油面計が液面の上昇停止を検知して荷卸し終了を検知した後(ステップS35)、油面計により荷卸し終了時の在庫量を計測し(ステップS36)、この荷卸し終了時の在庫量と、ステップS31において計測した荷卸し前の在庫量と、荷卸し動作時間とに基づいて荷卸し速度を計算する(ステップS37)。
次に、ステップS38で、計測した荷卸し速度が規定の速度以内であったか否かを判断し、規定の速度以内であった場合には(ステップS38;Yes)、ステップS39において、規定する速度以内で荷卸しを行った正常ステータスとして、荷卸し時に回収したベーパ量をデータベースに記録する。このベーパ量(実績)を目標設定値と比較し(ステップS40)、これらをバーグラフで表示部2に表示する(ステップS41)。その後、タンクローリー係員に対して正常に荷卸しが行えたことを評価する表示をして終了する(ステップS42)。
一方、ステップS38において、計測した荷卸し速度が規定の速度以上であった場合には(ステップS38;No)、ステップS43において、規定する速度以上の荷卸しを行った非正常ステータスとして、荷卸し時に回収したベーパ量をデータベースに記録する。そして、上記ステップS40〜42と同様に、実績と目標値とを比較してバーグラフにして表示部2に表示し、タンクローリー係員に対して荷卸しが非正常であったという評価を知らせて終了する。
ここでの規定速度とは、ベーパー回収装置が要求する荷卸し速度の上限であり、以下の要因により荷卸し速度が上限を上回ると、ベーパー回収装置がベーパーを回収しきれず、ベーパー回収率が低下する。
(1)タンクローリーが積載しているホースのサイズ(太いほど速度は速い)。
(2)SS側の注油配管のサイズ(太いほど速度は速い)や地下タンクまでの配管距離(短いほど早い)。
(3)注油配管(ホースを接続する金具部分)には、タンク内への異物流入を防ぐためのメッシュ状のストレーナが設置(着脱可能)してあるが、これを荷卸しを早く終わらせたいがために、取り外してしまうと早くなる。
尚、上記(1)及び(2)は、SSやタンクローリーによって決まってしまうため、ローリー係員が直接調整することはできない。そこで、ローリー係員は、(3)のストレーナを外すことなく、また外れている場合には、その旨をSS責任者に報告し、設置を促すべきである。(1)〜(3)を踏まえても荷卸し速度の上限を超える場合は、ローリーの吐出バルブの開度を調整(通常は全開)しながら速度を調整するのが望ましい。
ここで、荷卸し時の速度が規定速度以内かどうかを判断する目的は、ベーパ回収装置のポンプ能力以上の速度で荷卸しを行うと、本来回収できるはずのベーパまでもが大気に放散されてしまうためである。
また、上記表示部2に表示された目標や実績、さらにタンクローリー係員の評価を見た給油客やファンド投資者等は、図2の評価入力のための表示に従い、図1のキー入力部8から顧客満足度に相当する評価を入力することで、タンクローリー係員に対し、規定速度以内での荷卸し、すなわちべーパ回収実績の向上を促すことができ、このような評価を受けたタンクローリー係員は、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
次に、本発明にかかるエコエネルギー表示システムの第4の動作について、図1及び図6を参照しながら説明する。尚、この動作は、第3の動作と同じく、荷卸しをするローリー係員を評価対象とするが、ガソリンべーパ回収装置の起動タイミングとベーパの回収に関するものである。
ガソリンベーパ回収装置の起動スイッチをONするとともに(ステップS51)、荷卸しを開始し(ステップS52)、油面計が液面の上昇を検知することで荷卸しの開始を検知する(ステップS53)。これら2つの動作は、相前後して行われる可能性があるため、ステップS54において、荷卸し検知前に起動スイッチがONとなったか否かを判断する。
荷卸し検知前に起動スイッチがONしていないと判断された場合には(ステップS54;No)、荷卸し開始を検知してから起動スイッチONまでの待機時間を計測し(ステップS55)、待機時間から回収できなかったベーパ量を計算し(ステップS56)し、荷卸し検知前に起動スイッチがONでなかった非正常ステータスとしてデータベースに入力する(ステップS57)。そして、ステップS58において、回収できなかったベーパ量を表示し、目標設定値との比較(ステップS59)を行った後、目標値と実績をバーグラフで表示部2に表示し(ステップS60)、タンクローリー係員の評価、ここでは、非正常であることを表示部2に表示して終了する(ステップS61)。
一方、ステップS54において、荷卸し検知前に起動スイッチがONしていた場合には(ステップS54;Yes)、荷卸し検知前に起動スイッチがONした正常ステータスとしてデータベースに入力し(ステップS62)、上記ステップS59〜ステップS61を行って、タンクローリー係員の荷卸しが正常であると表示部2に表示して終了する。
ここで、荷卸し検知前にベーパ回収装置を起動する目的は、荷卸し時に発生するベーパをできるだけ多く回収するためであり、荷卸し検知後に起動スイッチをONとすると、回収しきれずに大気に放散するベーパの量が増加するためである。
また、上記表示部2に表示された目標や実績、さらにタンクローリー係員の評価を見た給油客やファンド投資者等は、上述のように、顧客満足度に相当する評価を入力することで、タンクローリー係員に対し、荷卸し検知前のベーパ回収装置の起動、すなわちべーパ回収実績の向上を促すことができ、このような評価を受けたタンクローリー係員は、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
次に、本発明にかかる第5の動作について、図1及び図7を参照しながら説明する。尚、この動作は、ガソリンの荷卸し時におけるSS従業員の立ち会いに関するものであり、SS従業員の立ち会い時に在庫確認を行うものとする。ガソリンの荷卸し時にSS従業員が立ち会うことが、そのままガソリンべーパの回収量の増減に繋がることはないが、上記タンクローリー係員の荷卸し動作をチェックすることで、間接的にガソリンべーパの回収量に影響を与えることとなる。
SS従業員は、油面計によって荷卸し時にタンクの在庫を確認し(ステップS71)、タンクローリー係員は荷卸しを開始する(ステップS72)。油面計で液面が上昇したことを検知したことで、荷卸しが開始されたことを確認する。
ステップS74において、荷卸し前に油面計によって在庫確認をしたか否かを判断し、荷卸し前に油面計によって在庫確認していないと判断された場合には(ステップS74;No)、荷卸し前に油面計によって在庫確認していなかった非正常ステータスとしてデータベースに入力し(ステップS75)、目標設定値との比較(ステップS76)を行った後、目標値と実績をバーグラフで表示部2に表示し(ステップS77)、SS従業員の評価、ここでは、非正常であることを表示部2に表示して終了する(ステップS78)。
一方、ステップS74において、荷卸し前に油面計によって在庫確認をしたと判断された場合には(ステップS74;Yes)、荷卸し前に油面計によって在庫確認をした正常ステータスとしてデータベースに入力し(ステップS79)、上記ステップS76〜ステップS78を行って、SS従業員の評価、ここでは、正常であることを表示部2に表示して終了する(ステップS78)。
また、上記表示部2に表示された目標や実績、さらにSS従業員の評価を見た給油客やファンド投資者等は、上述のように、顧客満足度に相当する評価を入力することで、SSに対し、荷卸し前の油面計による在庫確認、すなわちべーパ回収実績の向上を促すことができ、このような評価を受けたSSは、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
次に、本発明にかかる第6の動作について、図1及び図8を参照しながら説明する。尚、この動作は、バイオディーゼル燃料(以下、「BD」という)に関連するものである。
まず、顧客によってSSに廃食油が持ち込まれると(ステップS81)、回収ユニットに持ち込まれた廃食油を注入し(ステップS82)、廃食油を計量し(ステップS83)、酸化指数分析を行う(ステップS84)。
次に、ステップS85において、油原料の分析を行い、適切な油原料であるか(動物油やパーム油等は不適切)、また、酸化指数が規定の範囲以内か否かを判断し、適切な油原料ではないか、又は酸化指数が規定の範囲外である場合には(ステップS85;No)、受け入れを拒否し(ステップS86)、不適切な廃食油の持ち込みがあったことをデータベースに記録し(ステップS87)、ステップS88及びステップS89において、顧客による持ち込み実績(過去の実績を含む)がバーグラフで表示され、ステップS86において受け入れが拒否されているため、持ち込もうとした廃食油が適切な油原料でない、もしくは酸化指数が規定の範囲外である旨を表示部2を介して伝えて終了する(ステップS90)。
一方、ステップS85において、廃食油の分析を行った結果、適切な油原料であり、かつ、酸化指数が規定の範囲以内であると判断された場合には(ステップS85;Yes)、持ち込まれた廃食油をBD製造ユニットへと移送し(ステップS91)、正常な廃食油の持ち込みがあったことをデータベースに記録し(ステップS92)、ステップS88及びステップ89において、顧客による持ち込み実績(過去の実績を含む)がバーグラフで表示され、ステップS90において、顧客の廃食油に持ち込みに感謝する旨を表示部2を介して伝えて終了する。
ここで、持ち込まれたBD製造の原料となる廃食油が適正か否かは、廃食油の「融点」と「酸化指数(全酸価)」に基づいて判断する。すなわち、「融点」が高いと低温でBD燃料が固まり易く、酸化の進んだ廃食油は、酸化したBD燃料になるため不適切である。
具体的な判断手法としては、
(1)廃食油の「粘度と温度」を測ることで「融点」を予想し、融点の高い、一般に「廃ラード油」と言われる「動物油(豚ラード)」や「パーム油」を分別する。
(2)廃食油の酸化指数の指標として「全酸価」を測ることで、酸化してしまった油を分別する。
また、上記表示部2に表示された持ち込み実績を見た顧客やファンド投資者等は、上述の各動作と同様、顧客満足度に相当する評価を入力することで、廃食油を持ち込んだ顧客に対し、正常な廃食油の持ち込みを促すことができ、このような評価を受けた顧客は、ファンド投資者等から評価を受けることで、より一層のスパイラルアップを目指すきっかけを得ることができる。
さらに、図1に示すマネジメント者、すなわち、エコエネルギー表示システム1を備えたSSの管理者等は、SS従業員を管理、指導する立場としては評価される立場にあり、その一方で、給油客や廃食油をSSに持ち込む顧客を評価する立場としては評価する立場にあり、両方の立場に立つこととなる。
1 エコエネルギー表示システム
2 表示部
3 ID認識・記録媒体
4 印刷部
5 データベース
6 アルゴリズム
7 目標入力部
8 キー入力部

Claims (4)

  1. エコエネルギーの利用促進の過程でなされた関係者の行為を評価した評価値、エコエネルギーの利用促進に関する目標値、エコエネルギーの利用促進に関する投資事業の進捗状況を評価する評価値の少なくともいずれか一つを表示することを特徴とするエコエネルギー表示システム。
  2. 該エコエネルギー表示システムによって表示されたエコエネルギーの利用促進の過程でなされた関係者の行為を評価した評価値、エコエネルギーの利用促進に関する目標値、エコエネルギーの利用促進に関する投資事業の進捗状況を評価する評価値の少なくともいずれか一つを見た者の評価を表示することを特徴とする請求項1に記載のエコエネルギー表示システム。
  3. 前記エコエネルギーは、給油所におけるガソリンべーパの回収によって発生することを特徴とする請求項1又は2に記載のエコエネルギー表示システム。
  4. 前記エコエネルギーは、給油所における廃食油の回収によって発生することを特徴とする請求項1又は2に記載のエコエネルギー表示システム。
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