JP2013073304A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013073304A JP2013073304A JP2011210221A JP2011210221A JP2013073304A JP 2013073304 A JP2013073304 A JP 2013073304A JP 2011210221 A JP2011210221 A JP 2011210221A JP 2011210221 A JP2011210221 A JP 2011210221A JP 2013073304 A JP2013073304 A JP 2013073304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- evaluation
- value
- pixels
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Image Analysis (AREA)
Abstract
【解決手段】画像処理装置120のマッチング処理部172は、一対の画像データそれぞれから、対象物の相対距離に応じた大きさのブロックを抽出してマッチングを行い、相関性の高いブロック同士を特定する。信頼性評価部174は、特定されたブロックの信頼性を示す評価値をブロックの大きさに基づいて1または複数導出する。そして、正規化部176は、導出された評価値を、その評価値の最大値が基準ブロックにおける評価値の最大値の面積比となるように正規化し、特定されたブロックに関連付ける。こうして、マッチング処理部172によって導出される視差を、正規化された評価値で正当にフィルタリングすることが可能となる。
【選択図】図4
Description
画像処理装置は、任意の目的を適切に達成するため撮像された画像を加工処理することを目的としている。例えば、画像処理装置を、車両周囲の環境を認識するための環境認識システムに採用した場合、画像処理装置は、撮像装置で撮像された画像を加工処理し、画像内の対象物の相対距離を特定するためその画像の視差情報を導出する。ここでは、画像処理装置の理解を容易にするため、まず、画像処理装置を用いた一実施形態である環境認識システムを説明し、その後、画像処理装置の具体的な構成を詳述する。
撮像装置110は、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子を含んで構成され、カラー画像、即ち、画素単位で3つの色相(赤、緑、青)の輝度を取得する。本実施形態においては、色と輝度とを同等に扱い、同一の文章に両文言が含まれる場合、互いを、色を構成する輝度、または、輝度を有する色と読み替えることができる。また、撮像装置110で撮像されたカラーの画像を輝度画像と呼び、後述する距離画像と区別する。
画像処理装置120は、2つの撮像装置110それぞれから画像データを取得し、取得した一対の画像データの相関性を評価し、画像中の任意のブロック(所定数の画素を集めたもの)の両画像間の視差を含む視差情報を導出する。画像処理装置120は、一方の画像データから任意に抽出したブロック(例えば水平8画素×垂直8画素の配列)に対応するブロックを他方の画像データから検索する、所謂パターンマッチングを用いて視差を導出する。そして、導出された視差は、その水平8画素×垂直8画素の配列に所定の規則にしたがって関連付けられる、例えば水平4画素×垂直4画素に与えられる。ここで、水平は、撮像した画像の画面横方向を示し、実空間上の水平に相当する。また、垂直は、撮像した画像の画面縦方向を示し、実空間上の鉛直方向に相当する。また、同時にパターンマッチングの信頼性が評価され、その評価値が視差と共に水平4画素×垂直4画素に与えられる。かかるパターンマッチングおよび信頼性の評価に関しては後ほど詳述する。
環境認識装置130は、画像処理装置120から輝度画像124と距離画像126とを取得し、輝度画像124に基づく輝度と、距離画像126の視差情報に基づく車両(自車両)1との相対距離とを用いて検出領域122における対象物がいずれの物(車両、信号機、道路、ガードレール、テールランプ、ウィンカー、信号機の各点灯部分等)に対応するかを特定する。このとき、環境認識装置130は、距離画像126における、検出領域122内のブロック毎の視差情報を、所謂ステレオ法を用いて、相対距離を含む三次元の位置情報に変換している。ここで、ステレオ法は、三角測量法を用いることで、対象物の視差からその対象物の撮像装置110に対する相対距離を導出する方法である。
車両制御装置140は、環境認識装置130で特定された対象物との衝突を回避したり、先行車両との車間距離を安全な距離に保つ制御を実行する。具体的に、車両制御装置140は、操舵の角度を検出する舵角センサ142や車両1の速度を検出する車速センサ144等を通じて現在の車両1の走行状態を取得し、アクチュエータ146を制御して先行車両との車間距離を安全な距離に保つ。ここで、アクチュエータ146は、ブレーキ、スロットルバルブ、舵角等を制御するために用いられる車両制御用のアクチュエータである。また、車両制御装置140は、対象物との衝突が想定される場合、運転者の前方に設置されたディスプレイ148にその旨警告表示(報知)を行うと共に、アクチュエータ146を制御して車両1を自動的に制動する。かかる車両制御装置140は、環境認識装置130と一体的に形成することもできる。
画像処理装置120では、一対の輝度画像124に対しパターンマッチングを遂行し、そのパターンマッチングの結果に対して信頼性評価が為される。これは、パターンマッチングの結果が信頼に足るものかを予め評価しておき、環境認識装置130において対象物との相対距離を導出する際のフィルタリング(重み付けや排除)を適切に行ったり、後述するフィルタ処理部178において、視差を加工したりするためである。
図4は、画像処理装置120の概略的な機能を示した機能ブロック図である。図7に示すように、画像処理装置120は、I/F部160と、データ保持部162と、中央制御部164とを含んで構成される。
(評価値の和)/(評価値の数)×(面積比)…(数式1)
ここで、評価値の和は、対象となるブロックに対して導出された1または複数の評価値の和であり、評価値の数は、対象となるブロックに対して導出された1または複数の評価値の数であり、面積比は、基準ブロック(例えば、水平8画素×垂直8画素)に対する対象となるブロック(例えば、水平12画素×垂直8画素)の面積比(当該ブロックサイズ/基準ブロックサイズ)である。また、ここで、評価値の和を求めているのは、同一のブロックで複数の評価値が導出された場合、その和を用いた方がより正確にブロックの評価を表すことができるからである。
以下、画像処理装置120の具体的な処理を図7のフローチャートに基づいて説明する。図7は、画像処理装置120が輝度画像124を受信した場合の割込処理に関する全体的な流れを示している。また、ここでは、4×4画素のブロックを挙げており、600×200画素の輝度画像124の左下隅を原点とし、画像水平方向に最大1〜150ブロック、垂直方向に1〜50ブロックの範囲で当該画像処理方法による処理を遂行する。
図7に示すように、輝度画像124の受信を契機に当該環境認識方法による割込が発生すると、当該画像処理方法の処理が開始される。座標変換部170は、撮像装置110に応じて予め定められた画素毎の位置ズレ(歪み)特性に基づき、撮像装置110から取得された一対の画像データ(輝度画像124)の各画素を座標変換し、座標変換後の画素の輝度を色復元する(S200)。
そして、マッチング処理部172は、座標変換部170によって座標変換された一対の画像データ(輝度画像124)それぞれから、対象物の相対距離に応じた大きさのブロックを抽出してパターンマッチングを行い、相関性の高いブロック同士を特定し、ブロック毎に視差を導出する(S202)。
続いて、信頼性評価部174は、一方の輝度画像124からブロック(i,j)の視差を読み出し、対応する他方の輝度画像124のブロックとの評価値を導出する(S210)。このとき、マッチング処理部172が基準ブロック(8×8画素)より大きいブロックに対してパターンマッチングを行っていた場合、その大きさに応じて、1または複数の評価値を導出する。
次に、正規化部176は、当該ブロック(i,j)が基準ブロックであるか否かを判定し(S212)、基準ブロックではないと判定した場合(S212におけるNO)、信頼性評価部174が導出した評価値を、上述した数式1に従って正規化する(S214)。
そして、フィルタ処理部178は、信頼性評価部174の評価値、または、さらに正規化された評価値が所定の閾値未満であるか否かを判定し(S216)、所定の閾値未満であれば、マッチング処理部172が導出した視差をクリアする(S218)。
100 …環境認識システム
110 …撮像装置
120 …画像処理装置
124 …輝度画像
130 …環境認識装置
140 …車両制御装置
172 …マッチング処理部
174 …信頼性評価部
176 …正規化部
178 …フィルタ処理部
Claims (3)
- 一対の画像データそれぞれから、対象物の相対距離に応じた大きさのブロックを抽出してマッチングを行い、相関性の高いブロック同士を特定するマッチング処理部と、
前記特定されたブロックの信頼性を示す評価値を前記ブロックの大きさに基づいて1または複数導出する信頼性評価部と、
導出された評価値を、その評価値の最大値が基準ブロックにおける評価値の最大値の面積比となるように正規化し、前記特定されたブロックに関連付ける正規化部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記正規化部は、対象となるブロックにおける1または複数の評価値の和と、評価値の数と、基準ブロックに対する対象となるブロックの面積比とを用い、
評価値を、
評価値の和/評価値の数×面積比…(数式1)
に基づいて導出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記マッチング処理部は、SAD、SSD、NCCまたは正規化相関に基づいてパターンマッチングを遂行し、
前記信頼性評価部は、前記SAD、SSD、NCCまたは正規化相関における相関値を評価値とすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011210221A JP5845034B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011210221A JP5845034B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013073304A true JP2013073304A (ja) | 2013-04-22 |
JP5845034B2 JP5845034B2 (ja) | 2016-01-20 |
Family
ID=48477793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011210221A Active JP5845034B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5845034B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001126065A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-11 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 距離分布検知装置 |
-
2011
- 2011-09-27 JP JP2011210221A patent/JP5845034B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001126065A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-11 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 距離分布検知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5845034B2 (ja) | 2016-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5639024B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP7206583B2 (ja) | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法およびプログラム | |
JP2018097766A (ja) | 画像処理装置、外界認識装置 | |
US20150262365A1 (en) | Image processing device and image processing method | |
JP2013203337A (ja) | 運転支援装置 | |
JP6569280B2 (ja) | 路面標示検出装置及び路面標示検出方法 | |
WO2017212992A1 (ja) | 物体距離検出装置 | |
WO2016189777A1 (ja) | 路面標示検出装置、障害要素検出装置、車線検出装置、車線検出方法及びプログラム | |
JP5955291B2 (ja) | フィルタリング装置および環境認識システム | |
JP5955292B2 (ja) | フィルタリング装置 | |
JP2015185135A (ja) | 停車認識装置、停車認識方法及びプログラム | |
WO2017208601A1 (ja) | 画像処理装置、外界認識装置 | |
WO2011016257A1 (ja) | 車両用距離算出装置 | |
KR20160108344A (ko) | 차량 검출 시스템 및 방법 | |
JP6591188B2 (ja) | 車外環境認識装置 | |
JP6847709B2 (ja) | カメラ装置、検出装置、検出システムおよび移動体 | |
JP7229032B2 (ja) | 車外物体検出装置 | |
KR101976952B1 (ko) | 움직임 벡터를 이용한 객체 검출 시스템 및 그 방법 | |
Saleem et al. | Accuracy of free-space detection: monocular versus binocular vision | |
JP6789151B2 (ja) | カメラ装置、検出装置、検出システムおよび移動体 | |
JP5845034B2 (ja) | 画像処理装置 | |
CN108259819B (zh) | 动态影像特征加强方法与系统 | |
JP5866238B2 (ja) | 車外環境認識装置および車外環境認識方法 | |
KR101432727B1 (ko) | 차량과 객체의 충돌을 방지하기 위한 헤드라이트 빔 패턴을 이용한 이동객체 검출 장치 및 이를 이용한 이동객체 검출 방법 | |
KR101982091B1 (ko) | 서라운드 뷰 모니터링 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151027 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5845034 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |