JP2013070848A - 弁付き通気孔を備えたシート - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、シートに押し付けられた部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止するとともに、使い心地が良く快適な使用感を得ることができる弁付き通気孔を備えたシートの提供を目的とする。
【解決手段】中敷本体20の表面全体に、該中敷本体20の厚み方向Gに対して貫通する平面から見て丸形状の通気孔30を形成するとともに、該通気孔30を中敷本体20の長手方向E及び短手方向Fに対して所定間隔を隔てて多数配列している。また、中敷本体20の踵部Z側と対応する通気孔30の内周縁部に、中敷本体20の厚み方向Gに対して可撓可能な板状の弁体31を形成した中敷10である。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば中敷、シート等のシートに押し付けられた部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止するとともに、使い心地が良く快適な使用感を得ることができる弁付き通気孔を備えたシートに関する。
従来、上述の中敷としては、例えば丸形状の通気孔を中敷本体の表面全体に多数形成した中敷が提案されている(特許文献1参照)。この中敷は、丸形状の通気孔を、合成樹脂からなる中敷本体の厚み方向に貫通して形成している。
しかし、上述の中敷は、例えば通勤靴や雨靴等の履物内部の底部に敷設して使用するので、人が履物を装着した際、中敷に形成した通気孔の表面側には足の裏が押し付けられ、通気孔の裏面側は履物内部の底部に押し付けられる。
この結果、中敷に形成した通気孔の通気が阻害されるだけでなく、通気性が悪くなるため、例えば汗や湿気等を含んだ空気が通気孔の内部に留まりやすく、雑菌や異臭等が発生する原因となる。
また、通気性が悪いと、通気孔内の空気に熱が蓄熱されるので、中敷に押し付けられた足の裏の温度が上昇するだけでなく、温度上昇により発汗や蒸れが発生する。このため、履物の履き心地が悪く、快適な使用感を得ることができない。
実開平6−77509号公報
この発明は、シートに押し付けられた部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止するとともに、使い心地が良く快適な使用感を得ることができる弁付き通気孔を備えたシートを提供することを目的とする。
この発明は、シート本体の表面に、該シート本体の厚み方向に貫通する通気孔を形成するとともに、該通気孔を、前記シート本体の表面に沿って所定間隔を隔てて多数配列し、前記通気孔の内周縁部に、該通気孔の半分以上が閉塞される大きさ及び形状に形成され前記シート本体の厚み方向に対して可撓可能な弁体を設け、前記弁体の基端側縁部を、前記通気孔の孔中心より後方の内周縁部に連設し、前記弁体の可撓側縁部を、前記通気孔の孔中心より前方に突出させ、該通気孔の内周縁部と略同一の曲率半径に形成した弁付き通気孔を備えたシートであることを特徴とする。
この発明によれば、シートに押し付けられた部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止するとともに、使い心地が良く快適な使用感を得ることができる。
詳述すると、例えば身体の一部を載せたり、身体の全体を載せる等して、シート本体の厚み方向に対して荷重を付加した際、その荷重によって通気孔が変形するとともに、該通気孔に設けた弁体が厚み方向に向けて可撓変形する。その弁体の可撓動作によって、シート本体の表面側と対応する空間から、裏面側と対応する空間に向けて空気が送られる。
また、シート本体に付加された荷重が軽くなるか取り除かれた際、通気孔が元の状態に復帰するとともに、通気孔に設けた弁体が、該弁体自体の復元力によって可撓変形した状態から可撓変形する前の状態に復帰するので、その弁体の復帰動作によって、シート本体の裏面側と対応する空間から、表面側と対応する空間に向けて空気が送られる。
すなわち、シート本体に付加される荷重の変化や移動に対応して、弁体の可撓動作と復帰動作とが繰り返されるため、シート本体の表面側と対応する空間と、該シート本体の裏面側と対応する空間との間で換気が効率よく行われる。
この結果、例えば汗等の湿った空気がシートの表裏付近に留まりにくく、換気が効率よく行われるので、シートに押し付けられた部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止できる。また、汗等の水分を含む空気が効率よく換気されるので、雑菌や異臭等が発生することを防止できる。
この発明の態様として、前記通気孔の内周縁部と前記弁体の可撓側縁部との間に、前記シート本体の厚み方向に対して通気が許容される隙間を形成することができる。
この発明によれば、弁体を可撓変形しなくても、シートに形成した多数の通気孔を介して常時換気することができる。
詳述すると、シート本体に対して荷重が付加されなくても、該シート本体に形成した多数の通気孔を介して、シート本体の表面側と対応する空間と、該シート本体の裏面側と対応する空間との間で換気が効率よく行われる。
この結果、例えば汗等の湿った空気がシートの表裏付近に留まりにくく、雑菌や異臭等が発生することを防止できる。
また、この発明の態様として、前記通気孔の内部に、前記弁体の可撓変形を許容する空間部を確保することができる。
この発明によれば、弁体の可撓変形が妨げられず、該弁体の可撓動作による換気が効率よく行える。
詳述すると、通気孔に設けた弁体が、該通気孔の内部に確保した空間部にて可撓変形する。
この結果、例えば身体や寝具等の物体が通気孔の表面側及び裏面側に接していても、弁体の可撓変形が妨げられることがなく、弁体の可撓変形による換気が何等支障なく行える。
また、この発明の態様として、前記シート本体を、コラーゲン粉末が含まれる樹脂組成物で構成することができる。
この発明によれば、例えば大腸菌、黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制するとともに、不快な臭いを消臭して、清潔且つ衛生的な状態に保つことができる。
詳述すると、例えば樹脂組成物に含まれるコラーゲン粉末を10%〜20%の範囲に含まれる量に調整すれば、大腸菌や黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制する抗菌作用が得られる。また、不快な臭いを消臭する消臭作用も得られるので、清潔且つ衛生的な状態に保つことができる。
この結果、大腸菌や黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制する抗菌作用、不快な臭いを消臭する消臭作用が安定して得られる。
また、この発明の態様として、前記シート本体を、銅粉末が含まれる樹脂組成物で構成することができる。
この発明によれば、例えば大腸菌等の繁殖を抑制するとともに、不快な臭いを消臭して、清潔且つ衛生的な状態に保つことができる。
詳述すると、例えば樹脂組成物に含まれる銅粉末の含有量を5%以上に調整すれば、大腸菌等の繁殖を抑制する抗菌作用、水虫や悪臭等の原因となる菌を殺菌する殺菌作用が得られる。また、不快な臭いを消臭する消臭作用も得られるので、清潔且つ衛生的な状態に保つことができる。
すなわち、銅粉末の含有量を5%以下に調整すると、上述のような抗菌、殺菌、消臭等が十分に得られない。また、銅粉末の含有量を10%以上に調整すると、例えば亀裂や割れ等が成形時に発生しやすく、不良品の発生率が高くなるので、好ましくは、銅粉末の含有量を5%〜10%の範囲に含まれる量に調整するとよい。
この結果、大腸菌等の繁殖を抑制する抗菌作用、水虫や悪臭等の原因となる菌を殺菌する殺菌作用、不快な臭いを消臭する消臭作用が安定して得られる。
また、この発明の態様として、前記シート本体を、コラーゲン粉末と銅粉末とが含まれる樹脂組成物で構成することができる。
この発明によれば、コラーゲン粉末と銅粉末とによる抗菌作用、殺菌作用、消臭作用が相乗して得られる。
詳述すると、例えば樹脂組成物に含まれるコラーゲン粉末の含有量を10%〜20%の範囲に含まれる量に調整し、銅粉末の含有量を5%〜10%の範囲に含まれる量に調整すれば、大腸菌や黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制する抗菌作用が得られる。
この結果、大腸菌、黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制する抗菌作用に加えて、殺菌作用、消臭作用が相乗して得られる。
また、この発明の態様として、前記コラーゲン粉末及び/又は銅粉末を前記シート本体の表面に露出することができる。
この発明によれば、コラーゲン粉末及び/又は銅粉末による抗菌作用、殺菌作用、消臭作用をさらに高めることができる。
詳述すると、コラーゲン粉末及び/又は銅粉末をシート本体の表面に露出しているので、抗菌作用、殺菌作用、消臭作用を高めることができる。また、コラーゲン粉末は通気性が良いので、シート全体の通気性を高めることができる。
この結果、シートに押し付けられた部分の温度上昇を抑える効果、発汗や蒸れ等を防止する効果に加えて、抗菌作用、殺菌作用、消臭作用をさらに高めることができる。
また、この発明の態様として、前記シートを、履物内部の底部に沿って敷設される中敷で構成することができる。
この発明によれば、履き心地が良く、快適な使用感を得ることができともに、清潔且つ衛生的な状態を保つことができる。
詳述すると、通気孔に設けた弁体の可撓動作により、例えば通勤靴や雨靴等の履物内部に敷設した中敷の表面側と対応する空間と、裏面側と対応する空間との間で換気を行う。
この結果、人が履物を装着した際、足の裏付近に熱や湿気が留まりにくく、中敷に押し付けられた足の裏の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止することができる。
また、中敷本体に含まれるコラーゲン粉末や銅粉末の特性により、例えば大腸菌、黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制するとともに、水虫や悪臭等の原因となる菌を殺菌して、履物内部の不快な臭いを消臭するので、履物内部を清潔且つ衛生的な状態に保つことができる。
また、この発明の態様として、前記シートを、敷設箇所の上面が覆われる大きさ及び形状に形成した柔軟性を有する上敷で構成することができる。
この発明によれば、肌触りや寝心地が良く、快適な睡眠や休息を取ることができるとともに、清潔且つ衛生的な状態を保つことができる。
詳述すると、通気孔に設けた弁体の可撓動作により、例えばマットや敷き布団等の寝床からなる敷設箇所の上面に敷設した上敷の表面側と対応する空間と、裏面側と対応する空間との間で換気を行う。
この結果、上敷に押し付けられた部分に熱や湿気が留まりにくく、その部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止することができる。
また、上敷に含まれるコラーゲン粉末や銅粉末の特性により、例えば大腸菌、黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制するとともに、体臭や屎尿臭等の不快な臭いを消臭して、寝具上を清潔且つ衛生的な状態に保つことができる。
前記コラーゲン粉末は、例えば株式会社カネカ製のコラーゲン粉末等で構成することができる。また、コラーゲン粉末の平均粒子径は、例えば0.01μm〜80μmの範囲に含まれる平均粒子径であることが好ましい。1μm〜20μmの範囲であればより好ましい。つまり、平均粒子径が0.01μm以上で80μm以下であれば、樹脂組成物に対する分散性が良く、好ましい。
平均粒子径が0.1mm〜6mm程度でもコラーゲン粉末の抗菌性や抗黴性が得られるが、0.01μm〜80μmの範囲に含まれる平均粒子径であれば、より抗菌性が向上する。平均粒子径が80μm以上であると、消臭性が低下する。
また、身体の皮膚に接するような目的あるいは用途に用いる場合、コラーゲン粉末の平均粒子径が1μm〜20μmの範囲であれば好ましく、1μm〜10μmの範囲であればより好ましい。
平均粒子径が80μm以上であると、シート自体の表面が粗くなり、ザラザラ感のある感触となるため好ましくない。また、平均粒子径が1μm以上であると、ハンドリング性が良好である。
前記シートは、例えば履物内部の底部に敷設される中敷、寝床の上面に敷設される上敷等で構成することができる。
前記樹脂組成物は、例えばポリプロピレン、塩化ビニル、ポリオレフィン、アクリル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、エポキシ、フェノール、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーで構成することができる。
また、履物は、例えばボーリングシューズ、ゴルフシューズ、サッカーシューズ、野球靴等の競技用シューズ、ウォーキングシューズ、ハイキングシューズ、安全靴、通勤靴、雨靴、ブーツ等で構成することができる。
また、敷設箇所は、例えば病院、老人ホーム、養護施設、一般家庭において用いられるマットや敷き布団、あるいは、病院や老人用の寝具、車両用シート、車椅子用クッション等で構成することができる。
この発明によれば、シートに押し付けられた部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止するとともに、使い心地が良く快適な使用感を得ることができる。
弁付き通気孔を備えた中敷を裏面側から見た底面図。 中敷を敷設した履物の縦断側面図。 中敷に設けた通気孔の拡大底面図及びA−A線矢視断面図。 通気孔に設けた弁体の可撓動作を説明する縦断側面図。 弁付き通気孔を備えた上敷をマット上に敷設した斜視図。
この発明の一実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
図1は弁付き通気孔30を備えた中敷10を裏面側から見た底面図、図2は中敷10を敷設した履物Aの縦断側面図、図3は中敷10に設けた通気孔30の拡大底面図及びA−A線矢視断面図、図4は通気孔30に設けた弁体31の可撓動作を説明する縦断側面図である。
図3[a]は中敷10に設けた通気孔30を裏面側から見た部分拡大図、図3[b]は[a]に示す通気孔30のA−A線矢視断面図である。
図4[a]は弁体31が可撓変形した状態の縦断側面図、図4[b]は弁体31が可撓変形する前の状態に復帰した縦断側面図である。
本実施形態の中敷10は、左右一組の履物A(図2参照)と対応して左右対称に構成されているので、いずれか片方の中敷10について説明する。
中敷10は、平面から見て足形状(足の裏形状)の中敷本体20を、コラーゲン粉末22と銅粉末23とが所定量含まれる樹脂組成物24(ポリプロピレン=PP)で構成している。
中敷本体20は、図1、図2に示すように、履物A内部の底部Aaと対応する大きさ及び形状に形成している。また、中敷本体20の爪先部Xと対応する前端側表面には、履物A内部の底部Aaと対応するサイズに切り揃えるための切取り線21を形成している。切り取り線21は、中敷本体20の長手方向Eに対して所定間隔を隔てて3本形成している。
中敷本体20の表面全体には、該中敷本体20の厚み方向Gに対して貫通する平面から見て丸形状の通気孔30を形成している。また、通気孔30は、中敷本体20に設定した爪先部Xと、土踏まず部Yと、踵部Zとの表面に沿って長手方向E及び短手方向Fに対して所定間隔を隔てて多数配列している。
中敷本体20の踵部Z側と対応する通気孔30の内周縁部には、中敷本体20の厚み方向Gに対して可撓可能な板状の弁体31を形成している。また、弁体31は、中敷本体20の踵部Z側から爪先部X側に向けて同一方向に揃えて形成している。
なお、切取り線21の間には、部X,Y,Zに形成した通気孔30より小径の通気孔30を複数配列している。
弁体31は、通気孔30の半分以上(1/2以上)が閉塞される大きさ及び形状に形成している。また、長手方向Eの後方側と対応する弁体31の基端側縁部31aは、通気孔30の孔中心Sより後方の内周縁部に対して一体的に連設している。
さらに、長手方向Eの前方側と対応する弁体31の可撓側縁部31bは、通気孔30の孔中心Sより前方に向けて弧状に突出するとともに、該通気孔30の内周縁部と略同一の曲率半径に形成している。
通気孔30の深さHは、中敷本体20の厚さT=1.5mmと対応する深さに形成している。通気孔30の表面側孔径Dは直径3mmに形成し、裏面側孔径Dは直径5mmに形成している。
弁体31の厚さTは、中敷本体20の厚み方向Gに対して可撓変形が許容される0.5mmの厚さに形成している。つまり、通気孔30の断面形状は、該通気孔30の表面側孔径Dから裏面側孔径Dに向けて徐々に大径となる円錐台形状に形成している。
また、中敷本体20の爪先部X側と対応する通気孔30の内周縁部と、弁体31の可撓側縁部との間には、中敷本体20の厚み方向Gに対して通気が許容される平面から見て三日月状の隙間32を形成している。この隙間32の最大間隔Jは1.0mmに形成している(図3[a][b]参照)。
さらに、通気孔30の内部で弁体31の下方には、該弁体31の可撓変形を許容する空間部33を確保している。この空間部33は、通気孔30の深さHから弁体31の厚さTを減算した寸法に形成している。
また、弁体31の厚さTを0.5mm以上に厚くすると、中敷本体20の厚さTに近くなるほど剛性が高くなるため、可撓変形しにくくなる。また、弁体31の厚さTを0.5mm以下に薄くすると、可撓変形しやすくなるが、中敷10に付加される荷重の大きさに関係なく可撓変形するので、換気効率が悪くなる。
したがって、弁体31の厚さTは、中敷本体20の厚さTや通気孔30の孔径D,Dに応じて設定する必要があり、厚さT及び孔径D,Dが上述の数値であれば、弁体31の厚さTは0.5mmに形成するのが好ましい。
また、弁体31の厚さTを、中敷本体20に付加される荷重の大きさに応じて設定してもよい。
次に、図2を用いて、上述の弁付き通気孔30を備えた中敷10を履物A内部の底部Aaに敷設した使用例を説明する。
先ず、中敷10を、履物A内部に対して踵部Z側の開口部から挿入し、履物A内部の底部Aaに対して、該中敷10の表面側が上向き、裏面側が下向きとなるように敷設する(図2参照)。
次に、中敷10が敷設された左右一組の履物Aを利用者(図示せず)が装着して歩行又は走る際、一方の足に装着した履物Aを地面に接地して、利用者の体重を履物A内部に敷設された中敷10に対して厚み方向Gに付加する。
その付加される荷重によって通気孔30が変形するとともに、該通気孔30に設けた弁体31が厚み方向Gに向けて下向きに可撓変形する。また、弁体31の可撓動作によって、中敷10の表面側と対応する空間から、裏面側と対応する空間に向けて空気が送られる(図4[a]参照)。
弁体31の上方(表面)には、人の足の裏が存在するため、上方へ可撓変形することがない。しかし、弁体31の下方には、該弁体31の可撓変形を許容する空間部33を確保しているので、下方への可撓変形が許容される。
また、一方の足に装着した履物Aが地面から離れ、中敷10に対して厚み方向Gに付加された荷重が軽くなるか取り除かれた際、通気孔30が元の状態に復帰するとともに、通気孔30に設けた弁体31が、該弁体31自体の復元力によって可撓変形した状態から可撓変形する前の状態に復帰する。
その弁体31の復帰動作によって、中敷10の裏面側と対応する空間から、表面側と対応する空間に向けて空気が送られる(図4[b]参照)。
すなわち、中敷10に付加される荷重の変化や移動に対応して、弁体31の可撓動作と復帰動作とが繰り返し行われるので、中敷10の表面側と対応する空間と、該中敷10の裏面側と対応する空間との間で換気が効率よく行われる。
したがって、例えば汗等の湿った空気が中敷10の表裏付近に留まりにくく、換気が効率よく行われるので、中敷10に押し付けられた足の裏の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止することができる。また、汗等の水分を含む空気が効率よく換気されるので、雑菌や異臭等が発生することを防止できる。
この結果、履き心地が良く、快適な使用感を得ることができる。
また、中敷10を構成する樹脂組成物24には、10%のコラーゲン粉末22と10%の銅粉末23とが含まれているので、コラーゲン粉末22及び銅粉末23の相乗作用によって大腸菌や黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制する抗菌効果が得られる。
次に、図5を用いて、シートの他の例として、前記実施形態の弁付き通気孔30を備えた上敷50の例を説明する。
図5は弁付き通気孔を備えた上敷50をマットC上に敷設した斜視図である。
上敷50は、平面から見て矩形の上敷本体51を、前記実施形態で説明したコラーゲン粉末22と銅粉末23とが所定量含まれる樹脂組成物24(ポリプロピレン=PP)で構成している。
上敷本体51は、柔軟性を有する樹脂組成物24にてマットCの上面全体が覆われる大きさ及び形状に形成している。また、上敷本体51の表面全体には、前記実施形態で説明した通気孔30を、該上敷本体51の長手方向E及び短手方向Fに対して所定間隔を隔てて多数配列している。
通気孔30は、前記中敷10に設けた通気孔30と同一の構成を有しており、厚さT,T及び孔径D,D及び間隔Jについても、前記実施形態で説明した数値と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
次に、上述の上敷50を、ベッドBに載置されたマットCの上に敷設した使用例を説明する。
先ず、上敷50を、ベッドBに載置されたマットCの上に対して、該上敷50の表面側が上向き、裏面側が下向きとなるように敷設する(図5参照)。
次に、ベッドBに載置されたマットCの上に利用者Pが寝転んで睡眠や休息を取る際、利用者Pの体重が上敷50に対して厚み方向Gに付加されると、その荷重によって、通気孔30に設けた弁体31が厚み方向Gに向けて下向きに可撓変形する。その弁体31の可撓動作によって、上敷50の表面側と対応する空間から、裏面側と対応する空間に向けて空気が送られる(図4[a]参照)。
また、利用者Pの身体が上敷50の上面から離れ、上敷50に対して厚み方向Gに付加された荷重が軽くなるか取り除かれた際、通気孔30に設けた弁体31が、該弁体31自体の復元力によって可撓変形した状態から可撓変形する前の状態に復帰する。その弁体31の復帰動作によって、上敷50の裏面側と対応する空間から、表面側と対応する空間に向けて空気が送られる(図4[b]参照)。
すなわち、上敷50に付加される利用者Pの体重の変化や移動に対応して、弁体31の可撓動作と復帰動作とが繰り返し行われるので、上敷50の表面側と対応する空間と、該上敷50の裏面側と対応する空間との間で換気が効率よく行われる。
したがって、利用者Pの発汗によって生じる例えば汗等の湿った空気が上敷50の表裏付近に留まりにくく、換気が効率よく行われるので、上敷50に押し付けられた背や腰等の身体部分の温度上昇を抑えて、発汗や蒸れ等を防止することができる。また、汗等の水分を含む空気が効率よく換気されるので、雑菌や異臭等が発生することを防止できる。
この結果、肌触りや寝心地が良く、快適な使用感を得ることができる。
また、上敷50を構成する樹脂組成物24には、10%のコラーゲン粉末22と10%の銅粉末23とが含まれているので、コラーゲン粉末22及び銅粉末23の相乗作用によって大腸菌や黄色ブドウ球菌等の繁殖を抑制する抗菌効果が得られる。
次に、上述の弁付き通気孔30を備えた中敷10及び上敷50について実施した第1〜第3の衛生試験を説明する。
先ず、第1の衛生試験を実施するにあたり、20%のコラーゲン粉末22からなる試料1と、10%のコラーゲン粉末22からなる試料2と、10%のコラーゲン粉末22と10%の銅粉末23とからなる試料3とを、大腸菌に対する抗菌力を試験するための試料1,2,3として作製した。
第1の衛生試験は、大腸菌(Escherichia coli NBRC3972)に対する抗菌性ついて実施した試験である。つまり、5mlの普通ブイヨン培地(栄研化学株式会社)を用いて、大腸菌を27℃で一晩振盪培養後、終濃度で1/500濃度の普通ブイヨン培地を含む滅菌水で希釈する。
その希釈した菌懸濁液0.045mlをシャーレ内の試料1,2,3上の2箇所におき、菌懸濁液をそれぞれ円形のポリエチレンシート(直径1.5cm)で覆った後、シャーレ内の試料設置箇所と異なる位置に0.5mlの滅菌蒸留水で湿らせた脱脂綿を入れ、該シャーレを蓋で閉塞して30℃にて所定時間放置する。
放置状態にて24時間が経過した後、菌懸濁液を4.5mlの滅菌食塩水中に回収し、10倍ずつ4段階希釈を行い、これら菌懸濁液1ml中の生菌数を測定した。
生菌数は、試料1,2,3上の菌懸濁液中での生菌数濃度に換算した。また、シャーレ上に30個以上のコロニーが認められた場合に計測した。この場合検出限界は1.5×10cfu/ml(cfu:コロニー形成単位)となる。
次に、第1の衛生試験を実施した結果について下記の表1に示す。
Figure 2013070848
上述の試験結果から解るように、試料3には、10%のコラーゲン粉末22と10%の銅粉末23が含まれており、コラーゲン粉末22及び銅粉末23の相乗作用によって大腸菌の繁殖が抑制されるため、生菌数が検出限界以下となる。この結果、大腸菌に対して優れた抗菌力を有することが確認された。
次に、第2の衛生試験を実施するにあたり、樹脂組成物24のみの試料4と、10%のコラーゲン粉末22が樹脂組成物24に含まれる試料5と、20%のコラーゲン粉末22が樹脂組成物24に含まれる試料6と、10%のコラーゲン粉末22と5%の銅粉末23が樹脂組成物24に含まれる試料7とを、抗菌力を試験するための試料4,5,6,7として作製した。
第2の衛生試験は、大腸菌に対する抗菌性ついて実施した試験である。つまり、5mlの普通ブイヨン培地(栄研化学株式会社)を用いて、大腸菌を27℃で一晩振盪培養後、終濃度で1/500濃度の普通ブイヨン培地を含む滅菌水で希釈する。
その希釈した菌懸濁液0.3mlをシャーレ内の試料4〜7上におき、菌懸濁液をポリエチレンシート(3cm×4cm)で覆った後、該シャーレを蓋で閉塞して30℃にて所定時間放置する。
放置状態にて24時間が経過した後、菌懸濁液を4.5mlの滅菌食塩水中に回収(操作1)し、10倍ずつ5段階希釈を行い、これら菌懸濁液1ml中の生菌数を測定した。
生菌数は、試料4〜7上の菌懸濁液中での生菌数濃度に換算した。また、シャーレ上に30個以上のコロニーが認められた場合に計測した。この場合検出限界は4.8×10cfu/ml(cfu:コロニー形成単位)となる。
次に、第2の衛生試験を実施した結果について下記の表2に示す。
Figure 2013070848
上述の試験結果から解るように、試料7には、10%のコラーゲン粉末22と5%の銅粉末23が含まれており、15個のコロニーが検出されるものの、コラーゲン粉末22及び銅粉末23の相乗作用によって大腸菌の繁殖が抑制されるため、生菌数が検出限界以下となる。この結果、大腸菌に対して優れた抗菌力を有することが確認された。
次に、第3の衛生試験を実施するにあたり、樹脂組成物24のみの試料8と、10%のコラーゲン粉末22が樹脂組成物24に含まれる試料9と、20%のコラーゲン粉末22が樹脂組成物24に含まれる試料10と、10%のコラーゲン粉末22と5%の銅粉末23が樹脂組成物24に含まれる試料11とを、黄色ブドウ球菌に対する抗菌力を試験するための試料8,9,10,11として作製した。
第3の衛生試験は、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus NBRC12732)に対する抗菌性ついて実施した試験である。つまり、第2の衛生試験において試験した菌(大腸菌)と種類が異なるだけであり、第2の衛生試験にて説明した試験手順と同一の試験手順及び生菌数の計数方法については、その詳細な説明を省略する。
生菌数は、試料8〜11上の菌懸濁液中での生菌数濃度に換算した。また、シャーレ上に30個以上のコロニーが認められた場合に計測した。この場合検出限界は1.5×10cfu/ml(cfu:コロニー形成単位)となる。
次に、第3の衛生試験を実施した結果について下記の表3に示す。
Figure 2013070848
上述の試験結果から解るように、試料8には、10%のコラーゲン粉末22が含まれており、試料9には、20%のコラーゲン粉末22が含まれているので、コラーゲン粉末22によって黄色ブドウ球菌の繁殖が抑制されるため、生菌数が検出限界以下となる。
さらに、10%のコラーゲン粉末22が含まれている場合、21個のコロニーが検出されるが、20%のコラーゲン粉末22が含まれている場合、コロニーが検出されなかった。
この結果、10%〜20%のコラーゲン粉末22が含まれていれば、黄色ブドウ球菌の繁殖をより抑制することができ、黄色ブドウ球菌に対して優れた抗菌力を有することが確認された。
なお、上述の第1〜第3の衛生試験において、生菌数の測定は、日本薬学会が編集し、金原出版株式会社が出版する衛生試験法・注解(2005)、1.2.1.1細菌一般試験法3)菌数測定(1)混釈平板培養法を参考にして実施した。
また、微生物の培養には、SCDLP寒天倍地「登録商標ダイゴ」(日本製薬株式会社)を用い、37℃で48時間培養した。
上述の第1衛生試験で用いた試料1〜3は、直径3mmの通気孔が10〜16箇所設けられた約5cm×約4cmの平板で構成している。また、第1及び第2の衛生試験で用いた試料4〜11は、約5cm×約4cmの平板で構成している。
つまり、上述の第1〜第3の試験結果から解るように、10%のコラーゲン粉末22と5%〜10%の銅粉末23が樹脂組成物24に含まれていれば、コラーゲン粉末22及び銅粉末23の相乗作用によって大腸菌の繁殖を抑制することができる。また、10%〜20%のコラーゲン粉末22が樹脂組成物24に含まれていれば、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑制することができる。
したがって、樹脂組成物24に含まれるコラーゲン粉末22と銅粉末23の含有量を調整すれば、大腸菌あるいは黄色ブドウ球菌に対して優れた抗菌力を持たせるか、大腸菌及び黄色ブドウ球菌の両方に対して優れた抗菌性を持たせることができる。
この発明の構成と、前記実施形態との対応において、
この発明のシートは、実施形態の中敷10と上敷50に対応し、
以下同様に、
シート本体は、中敷本体20と上敷本体51に対応し、
敷設箇所は、マットCや敷き布団(図示せず)に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
前記実施形態の厚さT,T及び孔径D,D及び間隔Jは、前記実施形態において説明した数値のみに限定されるものではなく、用途や目的に応じて変更することができる。
また、弁体31を、例えば中敷本体20の爪先部Xと、土踏まず部Yと、踵部Zとの領域毎において向きが異なるように形成するか、あるいは、爪先部Xから踵部Zに至る全領域において向きが不揃いとなるように形成してもよい。
実施形態の弁体31は、通気孔30の半分以上が閉塞されるサイズに形成しているが、例えば弁体30を、通気孔30の略全体が閉塞される最大サイズから、通気孔30の略半分が閉塞される最小サイズの範囲において、中敷本体20に付加される荷重によって可撓変形が許容されるサイズに形成してもよく、実施形態のサイズのみに限定されるものではない。
A…履物
Aa…底部
B…ベッド
C…マット
10…中敷
20…中敷本体
21…切取り線
22…コラーゲン粉末
23…銅粉末
24…樹脂組成物
30…通気孔
31…弁体
32…隙間
33…空間部
50…上敷
51…上敷本体

Claims (9)

  1. シート本体の表面に、該シート本体の厚み方向に貫通する通気孔を形成するとともに、該通気孔を、前記シート本体の表面に沿って所定間隔を隔てて多数配列し、
    前記通気孔の内周縁部に、該通気孔の半分以上が閉塞される大きさ及び形状に形成され前記シート本体の厚み方向に対して可撓可能な弁体を設け、
    前記弁体の基端側縁部を、前記通気孔の孔中心より後方の内周縁部に連設し、
    前記弁体の可撓側縁部を、前記通気孔の孔中心より前方に突出させ、該通気孔の内周縁部と略同一の曲率半径に形成した
    弁付き通気孔を備えたシート。
  2. 前記通気孔の内周縁部と前記弁体の可撓側縁部との間に、前記シート本体の厚み方向に対して通気が許容される隙間を形成した
    請求項1に記載の弁付き通気孔を備えたシート。
  3. 前記通気孔の内部に、前記弁体の可撓変形を許容する空間部を確保した
    請求項1又は2に記載の弁付き通気孔を備えたシート。
  4. 前記シート本体を、コラーゲン粉末が含まれる樹脂組成物で構成した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の弁付き通気孔を備えたシート。
  5. 前記シート本体を、銅粉末が含まれる樹脂組成物で構成した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の弁付き通気孔を備えたシート。
  6. 前記シート本体を、コラーゲン粉末と銅粉末とが含まれる樹脂組成物で構成した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の弁付き通気孔を備えたシート。
  7. 前記コラーゲン粉末及び/又は銅粉末を前記シート本体の表面に露出した
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の弁付き通気孔を備えたシート。
  8. 前記シートを、履物内部の底部に沿って敷設される中敷で構成した
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の弁付き通気孔を備えたシート。
  9. 前記シートを、敷設箇所の上面が覆われる大きさ及び形状に形成した柔軟性を有する上敷で構成した
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の弁付き通気孔を備えたシート。
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