JP3085667U - 靴の中敷 - Google Patents
靴の中敷Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 靴を履いているか否かにかかわらず、常に一
定の数量のマイナスイオンを発生させ、そのマイナスイ
オンの作用により靴の中を殺菌、消臭し、また保温効果
にも優れた靴の中敷を提供する。 【解決手段】 中敷本体3を、高分化合物を主な成分と
し、酸化ジルコニア、酸化第二鉄、酸化アルミニウム、
二酸化珪素、リン酸を主成分とし、放射線を放出してお
り、マイナスイオンを発生させることができる添加剤を
3重量%以上含有させて形成する。
定の数量のマイナスイオンを発生させ、そのマイナスイ
オンの作用により靴の中を殺菌、消臭し、また保温効果
にも優れた靴の中敷を提供する。 【解決手段】 中敷本体3を、高分化合物を主な成分と
し、酸化ジルコニア、酸化第二鉄、酸化アルミニウム、
二酸化珪素、リン酸を主成分とし、放射線を放出してお
り、マイナスイオンを発生させることができる添加剤を
3重量%以上含有させて形成する。
Description
【0001】
本考案は、マイナスイオンを常時発生させて、そのマイナスイオンの殺菌及び 防臭効果により、靴の中の雑菌を除去し、不快な臭いを抑えるとともに、足の血 液の循環を活発にして健康を促進することができる靴の中敷に関するものである 。
【0002】
従来靴の中敷として、鉱石を用いてマイナスイオンを発生させて、このマイナ スイオンの殺菌効果や防臭効果により、靴の中に繁殖し易い雑菌を除去し、汗な どの不快な臭いの発生を防いで靴の中を清浄に保っているものが知られている。 このマイナスイオンを発生させることができるものとしては、トルマリン、医王 石、黒曜石、麦飯石、蓬菜石等が知られている。そして、靴の中敷には、主に合 成樹脂を主成分とする材料で形成されている層に、この材料を製造する段階で、 トルマリンを粉砕して粉状にしたものが混入されている。こうすることで、前記 靴の中敷からマイナスイオンを発生させて、靴の中の雑菌や臭いを除去し、靴の 中を清浄にしている。
【0003】
しかしながら、トルマリンは温度変化を与えたり、圧力を加えたり等の物理的 作用を外部から与えなけばマイナスイオンを発生しない。すなわち、靴を履いて 足裏から熱を与えたり、踏み付けたりしなければ、靴の中の雑菌や臭いを除去す ることができないものとなっている。
【0004】 そこで本考案は、靴を履いているか否かにかかわらず、常にマイナスイオンを 発生させて、靴の中の雑菌を除去し、さらに不快な臭いの発生も防止することで 靴の中を清浄に保ち、快適な履き心地の中敷を提供することが目的である。
【0005】
上記の目的を達成するために請求項1に係る靴の中敷は、少なくとも中敷本体 の一部に、高分子化合物を主成分とし、酸化ジルコニア、酸化第二鉄、酸化アル ミニウム、二酸化珪素、リン酸を主な成分として、放射線を放出しており、マイ ナスイオンを発生させることができる添加剤を3重量%以上含有させている部分 を設けることを特徴としている。
【0006】 上記の構成を有する請求項1に係る靴の中敷によれば、高分子化合物を主成分 として、酸化ジルコニア、酸化第二鉄、酸化アルミニウム、二酸化珪素、リン酸 を主な成分とし、放射線を放出しており、マイナスイオンを発生させることがで きる添加剤を3重量%以上含有させている部分を、前記中敷本体に設けることで 、靴の中敷から放射線を放出させることができる。そして、その放射線が常に空 気中の水分子に作用することにより、靴を履いて足裏から熱を与えたり、踏み付 けて圧力を加えるなどの物理的作用を与えなくても、前記靴の中敷が殺菌効果や 防臭効果等に適した数のマイナスイオンを常時発生させることができるようにな る。
【0007】 上記の目的を達成するために請求項2に係る靴の中敷は、前記添加剤に酸化ジ ルコニア、酸化アルミニウム、二酸化珪素を含むセラミックスを含有させること を特徴としている。
【0008】 上記の構成を有する請求項2に係る靴の中敷によれば、酸化ジルコニア、酸化 アルミニウム、二酸化珪素を含むセラミックスを前記添加剤に含有して中敷本体 を形成することで、靴の中敷はマイナスイオンを発生させるともに、血行を促進 する作用のある遠赤外線を放射することができるようになる。
【0009】 上記の目的を達成するために請求項3に係る靴の中敷は、前記中敷本体の表面 に、布材からなる表面層を設けることを特徴としている。この構成を有する請求 項3に係る靴の中敷によれば、前記中敷本体の表面に、布材で形成されている表 面層を設けることで、前記布材の織目などの隙間によって、前記靴の中敷の上面 部から放出される放射線の減少を抑えるとともに、遠赤外線が前記表面層に吸収 されて、前記靴の中敷の上面部から放射される量が減少することも抑えつつ、靴 を履いたときの足裏の感触をより良くすることができる。
【0010】 上記の目的を達成するために請求項4に係る靴の中敷は、前記中敷本体の表面 に、通気孔を有する表面層を設けることを特徴としている。この構成を有する請 求項4に係る靴の中敷によれば、前記中敷本体の表面に、通気孔を有している表 面層を設けることで、前記表面層を例えば合成皮革のような隙間のない材料を用 いて形成した場合でも、前記通気孔によって、前記靴の中敷の上面部から放出さ れる放射線の減少を抑えるとともに、遠赤外線が前記表面層に吸収されて、前記 靴の中敷の上面部から放射される量が減少することも抑えつつ、靴の履き心地を 良くすることができる。
【0011】
以下、本考案に係る靴の中敷の実施の形態について、図1〜4に基づいて説明 する。 本考案に係る靴の中敷きは図1に示すように、上方からみて、ほぼ靴の内側の底 面形状に合わせて形成されており、図2に示すように、中敷本体3の上に表面層 2が設けられている。上面部4には、小さな半球状の凸部5が、上方からみて縦 方向と横方向に一定の間隔で並べられて形成されている。
【0012】 このように、靴の中敷1の上面部4に凸部5を形成すると、靴を履いた時に足 裏が凸部5によって押され、その刺激により足裏の血液の循環が促進されるため 、足を内部から暖めることができる。
【0013】 この表面層2は、靴を履いたときの履き心地や、靴を履いて歩行したときに、 足の裏と直接接触するために擦れて摩耗し易いこと等を考慮して、強度の高いポ リエステル系繊維で織られている布材を用いて形成されている。また上層2は、 他にも天然皮革や合成皮革、または、ビニール、レーヨン、ポリアミド、ポリウ レタン、ポリプロピレン等の合成繊維で織られた布や、不織布等を用いることが できる。
【0014】 中敷本体3は、エチレン酢酸ビニル樹脂(EVA)を主な成分とし、希土類元 素を含有する酸化物などを含み、放射線を放出している粉状のセラミックスであ る添加剤を3重量%含有させて、ラテックス等の糊を加えて混ぜ合わせたものに 、発泡剤を練り込んで発泡させたものを用いて全体が形成されている。このよう に、内部に気泡を有しているもので中敷本体3を形成することでクッション性が 増し、靴を履いて歩行したときに、足裏からかかる力を吸収することができるた め、靴の履き心地を良くすることができる。
【0015】 中敷本体3に含まれているこの添加剤の成分は、酸化ジルコニウム、酸化第二 鉄、酸化アルミニウム(アルミナ)、二酸化珪素(シリカ)、リン酸、ランタン 、酸化セリウム、酸化ネオジム、プラセオジム、その他希土類元素を含む酸化物 を含有したもので、これらの成分の添加剤中における重量比率を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】 上記のような成分を含む粉状セラミックスの市販品に「MP−01: 株式会 社エコホリスティック製」がある。このMP−01は、摩擦や圧 力または温度 変化などの物理的作用を与えない静的状態でマイナスイオンを常に発生させるこ とができる。
【0018】 このような添加剤を用いて形成されている靴の中敷1は、放射線を放出すこと ができるようになり、その放射線が常に空気中の水分子に作用することで、靴の 中敷1は、靴の中の殺菌効果や防臭効果に適している平均300個/cm3以上 の数のマイナスイオンを常時発生させることができるようになる。
【0019】 靴の中敷1の表面層2は、織目があり隙間の多い布材を用いて形成しているた めに、靴の中敷1が上面部4から放出する放射線の減少を抑えることができる。 従って、発生するマイナスイオン数の減少も抑えることができる。その結果、靴 の中敷1の上面部4においても、マイナスイオンの発生数は平均300個/cm 3 以上とすることができ、靴の中に 繁殖し易い水虫などの皮膚病の原因となる 雑菌の除去や、不快な臭いの発生を防止するのに十分な効果を発揮する。
【0020】 また、靴の中敷1は、このような添加剤を用いて形成することで、靴を履いて 足裏から体温による熱を与えたり、歩行することにより足裏で押さえ付け圧力を 加えるといった、外部からの物理的な作用を与えなくても、常にマイナスイオン を発生させているために、靴を脱いで放置しておいても、その間に、靴の内側に 付着している雑菌が除去され、また滞留している不快な臭いも取り除くことがで きる。
【0021】 それから、この添加剤には、酸化ジルコニアや酸化アルミニウム(アルミナ) 、二酸化珪素(シリカ)を含有しているセラミックスが含まれているため、靴の 中敷1はマイナスイオンを発生させることができると ともに、遠赤外線も放射 することができるようになる。従って、凸部5を設けていない場合でも、この遠 赤外線の温熱効果により、足の血行を促進し足を芯から温めることができる。ま た、遠赤外線は殺菌作用も有しているため、靴の中の雑菌を除去して清浄に保つ ことができる。
【0022】 表面層2を、織目があり隙間の多い布材を用いて形成しているために、物質に 吸収され易い遠赤外線が表面層2に吸収されて、靴の中敷1の上面部4から放射 される量が減少することを抑えることができる。従って、遠赤外線の殺菌効果や 温熱効果を損なうことがない。
【0023】 この表面層2を、例えば合成繊維の不織布で形成する場合に、この粉状の添加 剤の粒子を、不織布の表面に、顔料を混入させたアクリル系樹脂またはウレタン 系樹脂の接着剤を用いて固着させたものを使用することで、表面層2からもマイ ナスイオンを発生させることもできる。
【0024】 また、靴の中敷1は、靴底に固定して使用することもできるし、中敷本体3は 、エチレン酢酸ビニル樹脂の代りに、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリアク リル、スチレンブタジエンラバー、天然ゴム、ニトリルゴム等を用いることもで きる。
【0025】 この添加剤とマイナスイオンを発生させることができる鉱石との、マイナスイ オンの発生数を比較するために、50gの各鉱石を、それぞれ樹脂製の容器に入 れ、雰囲気温度を一定に保った状態で、それぞれの容器に同じ間隔で同じ強さの 衝撃を10回与えることで振動させた。その後、発生しているマイナスイオンの 数を測定した。その結果を、放射線量当量の平均値とあわせて表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】 マイナスイオンの測定には「マイナスエアーイオンカウンターKEC−800 :エコ・フラボン株式会社製」を用いて測定した。
【0028】 この表から明らかなように、本実施例の添加剤以外のものは、振動を与えなけ ればマイナスイオンを全く発生させることができないのに対して、この添加剤は 、外部からの物理的作用のない静的状態においても、靴の中の殺菌効果や防臭効 果を得るのに十分な量のマイナスイオンを発生している。
【0029】 また、本実施例のような、平均0.80μSv/hの放射線を出し、外部から の物理的作用の有無にかかわらず、常に約5000個/cm3の マイナスイオ ンを発生させることができる添加剤を用いて形成されている靴の中敷1が発生さ せているマイナスイオンの数を、エアーイオンカウンターKEC−800を用い て、靴の中敷1の上面で数カ所測点を変えて測定した結果、平均300個/cm 3 という値が得られた。
【0030】 この添加剤を靴の中敷に5重量%含有させた場合と、10重量%含有させた場 合について発生するマイナスイオンの数を測定した結果、5重量%含有させた靴 の中敷では平均600個/cm3となり、10重量%では平均1000個/cm3 のマイナスイオンが測定された。
【0031】 このMP−01の抗菌効果を確認するために、大阪市立工業研究所に依頼し試 験を行った。その方法は、MP−01に大腸菌を懸濁させている菌懸濁液を接種 する方法で行われた。詳しくは、肉エキス・ペプトン培地(0.5%肉エキス・ 1%ペプトン)を、0.4%食塩を含む殺菌水で500倍に希釈した。そこへ、 普通ブイヨンで培養した大腸菌を懸濁した。その菌懸濁液(1.0ml)を容量 30mlのガラス容器に入れた1.0gのMP−01の検体に接種した。容器を 30℃の雰囲気中に置き、接種直後と24時間後に、容器に生理食塩水を加えて よく攪拌した後、生菌数を測定した。また、それと比較するために前記菌懸濁液 を前記検体が入っていないガラス容器に入れ同様の操作を行った。
【0032】 その結果、接種直後に1.4×105(個/ml)の生菌数が測定された。そ して、24時間後には、前記検体に接種されなかった菌懸濁液では1.8×10 7 (個/ml)が測定され、大腸菌の増加がみられたのに対し、前記検体に接種 された菌懸濁液では1.2×103(個/ml)となり、大腸菌が減少する結果 が得られた。このことから、MP−01には抗菌作用があることが確認された。
【0033】 この生菌数の測定は衛生試験法・注解(1990)微生物試験法(3)菌測定 1)混釈平板培養法(P.148)によって行った。ただし微生物の培養には普 通寒天培地を用いた。ただし微生物の培養には普通寒天培地を用い、生菌数は検 体に接種した菌懸濁液中の個数に換算した。
【0034】 また、靴の中敷の材料に混入すると、MP−01と同じような効果を得ること ができる添加剤として、「MP−02:株式会社エコホリスティック製」がある。 その成分を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】 このMP−02は、単体50gで平均0.70μSv/hの放射線を出してお り、外部からの物理的な作用の有無にかかわらず常に約4200個/cm3のマ イナスイオンを発生させることができるものである。
【0037】 靴の中敷1は、中敷本体3の全体を、高分子化合物を主成分とし、上記のよう に放射線を放出している添加剤を3重量%以上含有させたものから形成するこで 、全体でマイナスイオンを発生させ、靴の中の殺菌や防臭を行っているが、図3 と図4に示すような、中敷本体6,9を用いることでも、マイナスイオンの殺菌 効果や防臭効果を得ることができる。
【0038】 図3に示す中敷本体6は全体を、EVAを主成分とし、上記のような放射性の 添加剤が含有されていない材料を用いて形成し、その前後の中央付近に貫通穴8 を設ける。そして、EVAを主な成分とし、上記の放射性添加剤を3重量%以上 含有された材料で形成されているマイナスイオン発生部材7を、貫通穴8の形状 に合う大きさに形成するとともに、中敷本体6と同じ厚みに形成して、貫通穴8 に嵌め込んだ状態で固定したものである。
【0039】 また、図4に示す中敷本体9は全体を、中敷本体6と同様に、EVAを主成分 とし、上記の放射性添加剤が含有されていない材料を用いて形成する。このとき 、前側の厚みを薄くして、表面の前側と後側とで段差を設ける。そして、中敷本 体9の前側部分の形状に合わせて形成するとともに、この段差の高さ分に相当す る厚みに形成したマイナスイオン発生部材7を、中敷本体9の前側に固着させた ものである。少なくとも中敷本体3に使用できる材料であれば、中敷本体6、9 又はマイナスイオン発生部材7に使用されているEVAの代りとして用いること ができる。
【0040】
請求項1に記載の考案によれば、少なくとも中敷本体の一部に、高分子化合物を 主な成分とし、酸化ジルコニア、酸化第二鉄、酸化アルミニウム、二酸化珪素、 リン酸を主な成分として、放射線を放出しており、マイナスイオンを発生させる ことができる添加剤を3重量%以上含有されている部分を設けることで、靴の中 敷が放射線を放出し、その放射線が空気中の水分子に常に作用することで、マイ ナスイオンを常時発生させることができるようになる。
【0041】 そして、その数は靴の中の殺菌や防臭に効果的な数値であるために、靴中の雑 菌の繁殖を抑え、皮膚病の原因となる菌を取り除くことができる。このために、 靴の中を清潔に保ち水虫などになりにくくすることができる。また、マイナスイ オンの防臭効果により、蒸れて悪臭の発生し易い夏場においても、靴の中を快適 に保つことができる。
【0042】 さらに、靴の中敷はこの放射線により、マイナスイオンを常に発生させること ができるため、靴を脱いで放置しておいても、その間にも靴の中に付着している 雑菌を除去し、靴の中に滞留している悪臭も消すことができる。従って、再び靴 を履くときに気持ち良く履くことができる。
【0043】 請求項2に記載の考案によれば、添加剤に酸化ジルコニア、酸化アルミニウム 、二酸化珪素を含むセラミックスを含有させると、靴の中敷がマイナスイオンを 発生させるとともに遠赤外線も放射するため、靴を履いたときに遠赤外線の温熱 効果によって血行が促進され、気温の低い冬場などであっても、足を芯から温め ることができる。従って、足を暖かく保つことで、足の疲れを取ることができ、 靴を快適に履くことができる。また、血液の循環を活発にすることで健康も促進 することができる。そして、遠赤外線の殺菌作用によっても靴の中を除菌できる ため、マインスイオンの殺菌効果と合わせて靴の中をより清潔に保つことができ る。
【0044】 請求項3に記載の考案によれば、中敷本体の表面に、布材からなる表面層を設 けることで、靴の中敷の上面部から放出される放射線の減少を抑えることができ るため、発生するマイナスイオン数の減少も少なくてすみ、表面層を設けない場 合と同様の殺菌、防臭効果を維持することができる。また遠赤外線が表面層に吸 収されて、上面部から放射される量が減少することも抑えることができるため、 遠赤外線の殺菌効果や温熱効果も十分に維持できる。このようにマイナスイオン や遠赤外線の効果を損なうことなく、足裏の感触を良くして、靴の履き心地をよ り向上させることができる。
【0045】 請求項4に記載の考案によれば、前記中敷本体の表面に、通気孔を有する表面 層を設けることで、表面層を合成皮革などの隙間のない材料を用いて形成した場 合でも、通気孔によって靴の中敷の上面部から放出される放射線の減少を抑える ことができるため、発生するマイナスイオンの数の減少も少なく、マイナスイオ ンの殺菌、防臭効果を維持できる。また、遠赤外線が表面層に吸収されて、上面 部から放射される量が減少することを抑えることができるため、遠赤外線の殺菌 効果や温熱効果を維持できる。これらの効果を保ちつつ、履いたときの足裏の感 触を良くし靴の履き心地を良くすることができる。
【図1】本考案に係る靴の中敷の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案に係る靴の中敷の実施例を示す図1のI
−Iに沿う断面図である。
−Iに沿う断面図である。
【図3】本考案に係る靴の中敷の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】本考案に係る靴の中敷の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
1 靴の中敷 2 表面層 3 中敷本体 4 上面部 5 凸部 6 中敷本体 7 マイナスイオン発生部材 8 貫通穴 9 中敷本体
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも中敷本体の一部に、高分子化
合物を主成分として、酸化ジルコニア、酸化第二鉄、酸
化アルミニウム、二酸化珪素、リン酸を主な成分とし、
放射線を放出しており、マイナスイオンを発生させるこ
とができる添加剤を3重量%以上含有されている部分が
設けられていることを特徴とする靴の中敷。 - 【請求項2】 前記添加剤に酸化ジルコニア、酸化アル
ミニウム、二酸化珪素を含むセラミックスが含有されて
いることを特徴とする請求項1記載の靴の中敷。 - 【請求項3】 前記中敷本体の表面に、布材からなる表
面層を設けていることを特徴とする請求項1または2記
載の靴の中敷。 - 【請求項4】 前記中敷本体の表面に、通気孔を有する
表面層を設けていることを特徴とする請求項1または2
記載の靴の中敷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007018U JP3085667U (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 靴の中敷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007018U JP3085667U (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 靴の中敷 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3085667U true JP3085667U (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=43237103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007018U Expired - Fee Related JP3085667U (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 靴の中敷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085667U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007144991A1 (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-21 | K Style Co., Ltd. | 生体活性材、履物用中敷及び履物用中敷の製造方法 |
JP2010200784A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Hatsukazu Matsumoto | 履物およびその中敷き部材 |
-
2001
- 2001-10-29 JP JP2001007018U patent/JP3085667U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
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WO2007144991A1 (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-21 | K Style Co., Ltd. | 生体活性材、履物用中敷及び履物用中敷の製造方法 |
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