JP2013068596A - スリーブの利用によりレーザー光源を汚染することなく格納エンクロージャー内で使用可能とする装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理中にレーザー光源を同様に汚染することなく、レーザー光源の利用に関して劣化または破損のリスクを厳しく制限して、格納エンクロージャー内に存在する汚染された物体を処理することが可能な、装置及び手法を提供する。
【解決手段】レーザー光源40により放射されるレーザービームの少なくとも一つの発振波長に対して少なくとも部分的に透明な窓部を含むプラグ300により、第一の端部410で密閉された、スリーブ400を含む装置。
【選択図】図1a
【解決手段】レーザー光源40により放射されるレーザービームの少なくとも一つの発振波長に対して少なくとも部分的に透明な窓部を含むプラグ300により、第一の端部410で密閉された、スリーブ400を含む装置。
【選択図】図1a
Description
本発明は、レーザー光源に対して少なくとも部分的に透明なプラグにより密封されたスリーブ装置に関する。レーザー光源がプラグに取り付けられる場合、本発明は、雰囲気が管理されたエンクロージャーに可能であれば含まれる、スリーブの外側にある物体を取り扱い、前処理し、汚染除去し、除染し、削除することが可能である。従って、本発明は、産業界の分野、例えば、原子力産業の、物体の除染及び修復の分野で利用可能である。
表面の修復、前処理、削除、または汚染除去は、処理での環境汚染を避けるために、通常、雰囲気がコントロールされる媒体で行われる。表面を処理するために用いられる手段は、機械的、化学的、電気化学的、または電磁気的なタイプであってもよい。
機械的、電気化学的、及び化学的な手段は、処理される表面に直接接する必要がある。従って、該手段と汚染された表面との間には、物理的なバリアが存在しない。その結果、これらの手段は処理中に汚染され、同様に処理される必要があり、従って、汚染除去の総額を引き上げる。
電磁波は、表面を遠隔的に汚染除去することが可能であるため、魅力ある代替手段を提供する。実際、十分なフルエンスの電磁波は、物体の表面を直ちに加熱し、表面に存在する汚染物質を物体から取り除くことができる。この技術は、処理される表面に焦点を合わせられた、(空間的及び時間的に)コヒーレントな電磁波を必要とする。このような除染装置は、レーザー光源と、レーザー光源を汚染された表面に運び、及び/または、焦点を合わせる手段とから成る。
第一の方法は、除染装置の一部を、該装置の汚染現象を制限するために、格納エンクロージャーの外部に配置することである(特許文献1)。レーザーポンピング装置は、エンクロージャーの外側に存在する一方、レーザーキャビティは、エンクロージャーの内側に置かれ、移動手段により、汚染された表面にできる限り近く運ばれる。レーザーキャビティは、該エンクロージャーの壁を貫通する光ファイバーを介して、ポンピング装置により励起される。
他の方法によれば、レーザー光源アセンブリは、エンクロージャーの外側に置かれる。そして、レーザービームは、保護壁を貫通する光ファイバーと、移動手段とにより、処理される表面にできる限り近く運ばれる(特許文献2)。
上記装置は、除染装置の一部を保護することができるが、該装置を全体として保護することができる解決策を提供していない。また、レーザービームの放射領域を、汚染された表面にできる限り近く移動するために、格納エンクロージャー内にさらなる手段を導入する必要がある(特許文献3)。
一つの解決策は、除染装置全体を、格納エンクロージャーの外部に置き、エンクロージャーの壁を介して処理を実行することである。このエンクロージャーの壁は、レーザー光源の発振波長に対して、程度の差はあれ透明な材料から成っている。その結果、レーザービームのパワーと効率は、エンクロージャー内で低減されるか、効力がなくなる。この吸収現象は、高フルエンスのレーザーの利用で補償可能であるが、処理費用を引き上げる。
この解決策に関する他の欠点は、レーザービームの放射領域と処理される表面との間の最適な距離の調整に関する。処理効率は、レーザービームのフルエンス値に比例する。この値は、レーザービームの合焦点で最大であるが、焦点距離は、通常、数センチメートルのオーダーである。従って、この距離を配慮すると、オペレーターは、エンクロージャー内にあり、処理中に同様に汚染される機械的手段で、部品を移動する必要がある(特許文献4)。また、オペレーターは、処理される物体を、例えばグローブにより保護されて、手動で移動してもよい(特許文献5)。従って、処理される物体の取り扱い中における、機械的手段の劣化の無視できない危険性、または、レーザービームによりオペレーターのグローブを引き裂く危険性がある。そして、これは、オペレーターの健康と、オペレーターの環境とに、深刻な結果をもたらす可能性がある。
従って、処理中にレーザー光源を同様に汚染することなく、レーザー光源の利用に関して劣化または破損のリスクを厳しく制限して、格納エンクロージャー内に存在する汚染された物体を処理することが可能な、装置及び手法の要求が、依然として存在する。
好ましくは柔軟で、レーザー光源により放射されるレーザービームに対して少なくとも部分的に透明であるプラグにより第一の端部が密封されるスリーブを含む装置が、記載されている。
スリーブの第一の端部は、密封または密閉可能である。
本発明の目的に対して、プラグは、スリーブの第一の端部を密封するために、スリーブの第一の端部に重ね合わされ、または、スリーブの第一の端部を塞ぐ、一つ以上のエレメントを含む装置として定義される。
また、プラグは、少なくとも二つの支持部の間に保持される、少なくとも一つの窓部、または、ブレードを含む。
異なる直径で、少なくとも部分的に位置合わせされる、第一及び第二の穴が、第一の支持部を貫通可能である。
第三の穴は、第二の支持部を貫通可能である。場合により、第三の穴よりも大きい直径の第四の穴は、第三の穴と部分的に位置合わせ可能である。
窓部の直径は、第一及び第三の穴の直径より大きいとともに、第二及び可能であれば第四の穴の直径よりも小さい。従って、窓部は、第一の支持部の第二の穴の中に、または、可能であれば、第二の支持部の第四の穴の中に、設置可能である。このようにして、窓部は、第一及び第三の穴を密封する。直径は、穴の軸に垂直な平面において定義される。
両支持部は、それらの間に窓部を保持するために、互いの付近で、または、互いに対して、保持される。言い換えれば、窓部は、第一及び第二の支持部の間に挟まれ得る。
第一の穴と第三の穴との間の密閉性を強め、または、向上するために、密着性のOリングが、窓部と第一の支持部及び/または第二の支持部との間に存在してもよい。
レーザービームの少なくとも一部がプラグを貫通可能とするために、前述した穴は、少なくとも部分的に位置合わせされている。窓部、第一及び第三の穴は、レーザービーム全体がプラグを貫通可能なように、レーザービームの大きさと少なくとも等しい大きさを有することが好ましい。レーザービームの大きさは、その伝播方向に垂直な平面において定義される。
第一の支持部及び第二の支持部は、これら二つの支持部の間に挟まれる窓部の交換を可能とするために、好ましくは着脱可能な保持手段により、互いに接触して、または、互いの付近で、保持されてもよい。
この保持手段は、ねじ山表面、及び/または、取り付けねじ、及び/または、接着剤、及び/または、磁石であってもよい。
プラグの窓部は、レーザー光源の少なくとも一つの発振波長に対して透明である。
本発明により利用可能なレーザー光源は、紫外線と赤外線との間に、好ましくは赤外線に、特に900nmと1,200nmとの間に、さらに好ましくは1,045nmと1,070nmとの間に含まれる、電磁信号を放射する。該レーザー光源の発振波長は、処理される物体での実施が望まれる処理に依存して、適合される。
窓部の透過率値は、レーザー光源の発振波長で、90%以上、好ましくは95%以上であってもよい。従って、レーザービームが透明な窓部を貫通する場合、レーザービームのフルエンスまたは効率はほとんど減衰せず、好ましくは、最小限で減衰する。言い換えれば、該プラグ通過後に、できるだけ大きいレーザービームの効率を有し、または、その強度が、窓部の貫通時に、最小限の低減である試みがなされる。例えば、窓部は、溶融石英ガラスで作られ、その透過率値は、上述した好ましい範囲に一致してもよい。
スリーブは、レーザービームの少なくとも一部が該プラグを貫通するために、レーザー光源を、プラグの付近に、または、プラグに対して、保持可能とする取り付け手段を含んでもよい。
レーザー光源は、窓部、及び/または、該プラグの支持部の一つに対して、または、付近に保持されてもよい。
取り付け手段は、
−レーザー光源に存在する少なくとも一つの第一のエレメント、
−プラグに配置された少なくとも一つの第二のエレメント、
−を含み、第一のエレメントの少なくとも一つ及び第二のエレメントの少なくとも一つが協働して、プラグの付近に、または、プラグに対して、レーザー光源を保持してもよい。
−レーザー光源に存在する少なくとも一つの第一のエレメント、
−プラグに配置された少なくとも一つの第二のエレメント、
−を含み、第一のエレメントの少なくとも一つ及び第二のエレメントの少なくとも一つが協働して、プラグの付近に、または、プラグに対して、レーザー光源を保持してもよい。
レーザー光源を、プラグの付近に、または、プラグに対して取り付け、及び/または取り外し可能であるように、取り付け手段は着脱可能であることが好ましい。
取り付け手段は、レーザー光源の大きさ、形状、及び、可能であれば重さに適合されてもよい。取り付け手段は、異なるレーザー光源に適合するために、調整可能及び/または再配置可能であってもよい。
取り付け手段の第一及び第二のエレメントは、自己保持、及び/または、磁性タイプの片、及び/または、鉤爪または留め金タイプの保持装置であってもよい。
レーザー光源は、窓部によるレーザービームの吸収現象、及び、可能であれば、光学的屈折、及び/または、光学的反射現象を最小化するために、取り付け手段により、窓部の表面に垂直に保持されることが好ましい。
スリーブの第一の端部は、前述した穴の一つの壁に平行な、プラグの外部エッジに接触してもよい。スリーブは、スリーブの内部表面を該エッジに密閉状態または密封状態で保持する、弾性帯またはビーズにより、これらのエッジに対して保持されてもよい。
一つの代替案によれば、スリーブの第一の端部は、第一及び第二の支持部の間に挟まれてもよい。そして、第一及び第二の支持部は、協働して両支持部間でのスリーブの保持を強化する、オス/メスタイプの表面エレメントを含んでもよい。また、該スリーブの内部と外部との間の密閉性を損なうことなく、前述した取り付け手段を完成するために、一つ以上のエレメントが、支持部でスリーブを穿孔してもよい。
スリーブの内部と外部との間の密閉性を向上するために、一つ以上の弾性リングが、スリーブの第一の端部とプラグとの間に設定されてもよい。
従って、スリーブ及びプラグは、レーザー光源とスリーブの外部環境との間に、物理的なバリアを形成する。従って、レーザー光源は、直接曝されることなく、環境に導入可能である。
スリーブは、一次元または二次元または好ましくは三次元空間において、スリーブの第一の端部の移動、及び/または、正しい位置への配置を可能とするために、伸張、及び/または、屈曲可能である。
スリーブは、少なくとも一つの次元に沿って、塑性的に変形可能であるように、柔軟で、または、変形可能で、または、フレキシブルであってもよい。
“スリーブ”という表現は、同じ機能を満たす膜、包、または袋も、対象としている。
レーザー光源は、スリーブの外部にある物体、及び/または、その表面を処理するために用いることが可能であることが好ましい。物体は、好ましくは雰囲気が管理された格納エンクロージャーの中にあってもよい。ここで、処理する、という表現は、以下の表現:前処理を行う、汚染除去を行う、除染する、及び削除する、と同義である。また、本発明の本記載では、処理という表現は、以下の表現:前処理、汚染除去、除染、及び削除、を指す。
また、本発明は、スリーブの利用により、レーザー光源を、該光源を汚染することなく、格納エンクロージャー内で使用可能とする、前述の装置の一つに関する。
前述の装置の一つは、スリーブの外部の窓部の面を少なくとも全てカバーし、及び/または、スリーブの外部のプラグの面を少なくとも部分的にカバーする、保護付属器を含む。
レーザービームが保護付属器を貫通可能とするために、その頭頂部にある第一の開口と、その底部にある第二の開口とを接続する、経路または穴が、保護付属器を貫通する。経路及び両開口は、前述の穴の少なくとも一つと、少なくとも部分的に位置合わせされる。
保護付属器は、第一の開口の周辺に存在する汚れを排出するために、第三の開口を介して、吸引装置に接続されてもよい。窓部の前にエアブレードまたはフローを生じるために、第四の開口が、第三の開口の反対側に存在することが好ましい。エアフローは、第三の開口での吸引、及び/または、第四の開口によるブローにより、発生可能である。
前述の装置の一つは、スリーブの密封性を損なうことなく、ハンドルをプラグの表面に連結する、スリーブの第一の端部の外部保持手段を含んでもよい。このハンドルは、スリーブ内に存在するレーザー光源をコントロールするための装置を含んでもよい。すなわち、スリーブの外部保持手段は、レーザー光源と、汚染された、または、処理される物体を含む環境との間の物理的バリアを損なわない。この外部保持装置は、処理される物体が存在するエンクロージャーの中に存在する、オペレーターまたはロボットまたは遠隔操作アームに、スリーブの第一の端部、及び、可能であれば、該スリーブ内に存在するレーザー光源を、移動し、及び/または、正しい位置に配置することを可能とし得る。
外部保持手段は、レーザー光源をスリーブの外部の環境に曝すことなく、スリーブを介してレーザー光源を保持可能な、カラーまたはリングを含んでもよい。従って、このカラーまたはリングは、レーザー光源の重量の一部を、外部保持装置に課す。また、このカラーは、プラグ上へのレーザー光源の取り付け手段を完成させることができ、従って、その利用により、スリーブ内のレーザー光源の容易な移動、正しい位置配置、及び保持を可能とする。
スリーブの第二の端部は、壁に対して、好ましくは密封状態で保持されてもよい。この壁は、処理される物体が設置される格納エンクロージャーと境を形成する。この壁は、レーザー光源、及び/または、プラグ、可能であればレーザー光源を扱うアームが、貫通可能であるように、スリーブ部分で凹んでいる。スリーブの第二の端部は、ビードタイプまたはラ・カレーヌ(La Calhene)タイプの装置により、保持されてもよい。
前述の装置の一つは、レーザー光源に対してプラグの他の側に存在する表面及び物体を、処理し、及び/または、前処理し、及び/または、汚染除去を行い、及び/または、除染し、及び/または、削除するための、レーザー光源を含むことができる。このレーザー光源は、紫外線と赤外線との間に、好ましくは赤外線に、特に900nmと1,200nmとの間に、好ましくは1,045nmと1,070nmとの間に含まれる、電磁信号を放射することができる。該レーザー光源の発振波長は、処理される物体で実施が望まれる処理に依存して、適合される。
また、本発明は、スリーブの外部に位置する物体を処理する方法であって、このスリーブは、該スリーブの第一の端部を密閉するプラグに対して、または、プラグの付近に、取り付け手段により保持されるレーザー光源を含み、以下のステップを含む方法に関する。
−遠隔操作アームまたはロボットまたはオペレーターにより、レーザー光源を、処理される表面の付近で移動し、及び/または、正しい位置に配置するステップ、
−物体を処理するために、遠隔操作アームまたはオペレーターにより、レーザー光源を操作するステップ。
−遠隔操作アームまたはロボットまたはオペレーターにより、レーザー光源を、処理される表面の付近で移動し、及び/または、正しい位置に配置するステップ、
−物体を処理するために、遠隔操作アームまたはオペレーターにより、レーザー光源を操作するステップ。
物体は、格納エンクロージャーの中に存在し得る。
オペレーターまたは遠隔操作アームは、例えばレーザー光源により、スリーブの内部から、または、外部保持装置により、スリーブの外部から、レーザー光源の操作を実施し、及び、コントロールすることができる。
処理法は、レーザー光源を、プラグに取り付け、及び/または、プラグから取り外す、少なくとも一つのステップを含んでもよく、該プラグは、スリーブの第一の端部を密封する。
スリーブの第二の端部で壁に設置された経路または穴の大きさは、プラグを導入可能とするのに十分であり得る。スリーブは、この経路を部分的にまたは全体的に貫通するのに十分に柔軟であり、従って、格納エンクロージャーの外部に取り出しまたは持ち出し可能である。従って、前述の取り付け及び/または取り外しステップは、スリーブが取り出された際に、容易に実施可能である。
スリーブの利点の一つは、格納エンクロージャーの中にレーザー光源を迅速に導入し、利用できることである。スリーブのおかげで、レーザー光源は、処理する物体または表面に接する雰囲気に曝されることなく、利用される。こうして、オペレーターまたは遠隔操作アームは、たいへん容易に、短時間で、レーザー光源を交換することができる。
第一及び第二の支持部は、処理法を行った後、プラグからの、窓部の交換、または、汚染除去ができるように、容易に取り外し可能である。言い換えれば、第一及び第二の支持部は、窓部への容易なアクセス、及び、窓部の交換または洗浄または汚染除去が可能であるように、分離可能である。
プラグと窓部とは、容易な汚染除去を可能とする、材料で作られ、及び、形状を有する。
本発明のさらなる詳細と特徴とが、以下の添付図に関して成される以下の説明から明らかになるであろう。異なる図の、同一の、類似する、または等価である部位は、図から図への切り替えを容易にするために、同一の参照番号を有する。図に示される異なる部位は、図をより分かり易くするため、単一のスケールで描かれる必要はない。図に示される基準座標系は、直交系である。
本発明は、第一の端部410がプラグ300により密封されるスリーブ400を含む装置に関する(図1a)。
スリーブの第二の端部420は、物体60が置かれる格納エンクロージャーと境を形成する壁10に対して、密封状態で保持される。
プラグ300は、第一の支持部100と、第二の支持部200と、両支持部の間で保持される窓部30とを含む(図1b)。窓部またはブレード30は、レーザー光源40の少なくとも一つの発振波長に対して透明であり、レーザー光源による物体60の処理及び/または削除を可能とする。物体は、汚染され、格納エンクロージャー20の外部の環境22に有害な物質を含んでもよい。例えば、物体60は、活性化部品、すなわち、汚染が本質的にその一部である部品であってもよい。汚染は、活性化部品の表面に、または表面近くにあってもよい。その汚染除去は、レーザー光源40を用いて、物体から汚染物質を除去することから成ってもよい。このことは、900nmから1,200nmの間、または1,045nmから1,070nmの間に含まれる波長を備える電磁波またはレーザー放射線の放射を可能とする。放射フルエンスに依存して、程度の差はあれ重要な物質の厚みが、可能であれば削除により、物体60から除去される。
図1bにおいて、レーザー光源は、取り付け手段50により、プラグ300の第一のエレメントまたは支持部100に保持される。以下に述べるこの取り付け手段50は、レーザー光源を、窓部30に向かって保持することもできる(図1c)。
窓部30は、平らで互いに平行であり、少なくとも一部のレーザー放射がプラグ300を貫通可能とする十分な大きさを備えた、2つの面32及び34を含む。窓部30の対向する面それぞれは、円形であり、例えば、標準的なグローブポートまたは“メロックス”社販売のポート(例えばゲティンゲ・ラ・カレーヌ社(Getinge La Calhene company)により製造)の形状と同様の形状を呈している。標準的なグローブポートの直径は、数センチメートルから数デシメートルの範囲に含まれてもよい。
窓部30は、レーザー光源40と、物体60に接する環境20との間の物理的バリアとして使用される。従って、セキュリティの理由から、窓部30の表面32及び34を隔てる厚みeを、通常数ミリメートルと1センチメートルまたは数センチメートルとの間、好ましくは2mmと1cmとの間に含まれる、例えば6.35mmに等しい、臨界厚以下に低減しない方がよい。厚みeの値の選択は、利用に適した、良好な強度を可能とする厚みと、レーザービームからの強度をできる限り吸収しない厚みとの間の、トレードオフから得られる。
透明な熱可塑性プラスティック材料で作られる、プレキシグラス(登録商標)タイプで、厚みに依存して赤外線放射を8%と20%との間で吸収する(図2)、透明な材料が知られている。そして、透過率Tは、最大で80%のオーダーである。この吸収現象を補償し、活性化物体60を処理し及び/または削除するためには、強いまたは非常に強いフルエンスのレーザー光源が必要である。
本発明によれば、窓部30を作るために、石英またはフッ化マグネシウムまたは水晶ガラスが用いられることが好ましい。これらの窓部の透過率特性は、前述した材料よりも良好である。例えば、溶融石英ガラスは、2,000nmより低い波長λに対して、90%以上の透過率値Tを有する(図3)。その結果、窓部30の透過率は、前述した範囲内の厚みeに対して、レーザー光源40の発振波長で、90%以上、好ましくは95%以上である。
透明な窓部またはブレード30は、組み立て後にプラグ300を形成する、二つの支持部100と200との間に保持される(図1b及び図1c)。
本発明によるプラグは、平らで第二の面120に平行な第一の面110を含む、第一の支持部100を含んでもよい(図4a)。面110及び120に実質的に垂直な軸に沿って配向される、二つの穴112及び122が、この支持部100を貫通する。穴の直径は異なり、レーザービームの放射が支持部100を貫通するのに十分である。図4aで確認できるように、穴122の直径は、面110及び120に平行で、または、第一の支持部を貫通するレーザービームの伝播方向に垂直な、ステップ126を形成するために、穴112の直径よりも大きい。ステップ126は、穴部112の周囲に密着性のOリング130の配置を可能とする、溝を含んでもよい。窓部30は、穴122の中にあり、Oリング130の上に載って、穴112を密閉している。平面[O; ベクトルj; ベクトルk]において円形の断面の、穴122は、内部ねじ山124を有する(従って、ねじ穴である)。従って、第二の支持部またはナット、この場合は、外部エッジ202にねじ山が設けられたスタッフィング・ボックス200が、穴122の内部にねじ込み可能である。随意で、表面220にある一つ以上の切り欠き240が、第一の支持部内における第二の支持部のねじ込み、またはねじ抜きを可能とする。第一及び第二の支持部の間の窓部30は、スタッフィング・ボックスにより、Oリング130に対して押圧可能である(図4b)。従って、窓部30にかかる圧力は、第一の支持部内でスタッフィング・ボックスにより行われる回転の数の関数として、制御可能である。スタッフィング・ボックス200は、また、レーザービームの少なくとも一部が第一及び第二の支持部を貫通可能とするために、その中央にタップ212を含む。
前述したプラグの一代替案によれば、第二の支持部200は、前述した第一の支持部100と同様の構造であり、2つの穴212及び230を含む(図5)。穴230の直径は、面220に平行な、または第二の支持部200を貫通するレーザービームの伝播方向に垂直な、ステップ216を形成するために、穴212の直径よりも大きい。直径が、穴230の直径に実質的に近く、またはわずかに小さい窓部30が、第一の支持部と第二の支持部のステップ216との間に配置されている。穴230に配置される第二の支持部200の外部表面には、ねじ山が設けられ、第一の支持部のねじ山が設けられた穴122の内部にねじ込まれる。このように、第二の支持部は、第一の支持部100内にねじ込み可能であり、ブレード30の面34に圧力を与える。第一及び第二の支持部に挟まれた窓部は、穴112及び212を密封状態で分離する。そして、密閉性を高めるために、窓部と第一の支持部との間、及び/または、窓部と第二の支持部との間に、密着性のOリング130の設置を可能とする。
前述したプラグの他の代替案によれば、両支持部の表面124及び202には、ねじ山が設けられていない(図6)。第二の表面120からステップ126を隔てる距離は、窓部がステップ126に対して置かれた際に、窓部が、第一の支持部の表面120と同一表面上にあるか、第一の支持部の表面から突出するように、窓部30の厚みeに等しいか、小さい。第二の支持部200は、穴122を完全にカバーするのに十分な大きさである。このようにして、窓部30の表面32は、表面126に対して載置される。表面210の一部は、該窓部の表面34の周辺部に載置される。第二の支持部を貫通する穴240を貫通する手段(不図示)が、第二の支持部の付近に、または第二の支持部に対して、第一の支持部を保持可能とする。この手段は、例えば、第一の支持部の表面120に存在するねじ山が設けられた穴140にねじ込まれる、取り付けねじであってもよい。従って、取り付けねじは、窓部が穴112及び穴212を分離するために、窓部30に、圧力を間接的に与えることができる。
両穴の間の密閉性を向上するために、一つまたは複数の密着性のOリング130を、窓部30と第一及び/または第二の支持部との間に設置可能であることが好ましい。
この代替案によれば、穴112、122、及び212は、一直線に並べられ、各穴の断面は、(平面[O; ベクトルj; ベクトルk]において)楕円、正方形、または矩形であってもよい。従って、窓部30の複数の形状が、プラグを貫通するレーザービームに適合するために、利用可能である。
また、プラグは、レーザー光源40を、窓部30に接して、または、近接して、恒久的に、または恒久的ではなく、保持可能とする、取り付け手段50を含んでもよい。この手段50は、図7A及び図7Bに示すように、第一の端部52と第二の端部54との間の距離を一定に保つように、十分な剛性を有する材料から削除され、成型され、機械加工されてもよい。取り付け手段50の第一の端部または前面52は、窓部30の面(32または34)に接するか、プラグ300の表面(110または220)に接して、配置される(図1bまたは図1c)。前面52は、組み立てられる表面の間に接着剤を適用することにより、前述した表面の一つに接して恒久的に取り付けられてもよい。また、前面52は、取り付け手段50に一体化され、ブレード30の表面(32または34)、及び/または、プラグ300の表面(110、220)に非恒久的に備えられる、ねじ、吸盤、または磁石等の、取り外し可能な保持手段により、非恒久的に取り付けられてもよい。
取り付け手段50の背面54は、レーザービームが放射される前面が、透明なブレード30に対向するように、レーザー光源40の一つ以上の表面エレメントと接触してもよい。取り付け手段50は、プラグ300において屈折及び/または光学的反射減少が最小になるように、レーザービームを配向可能とすることが好ましい。
背面54から前面52を隔てる距離は、レーザービームの合焦点がブレード30から最も遠くなるように、できるだけ小さいことが好ましい。
取り付け手段50は、平面[O; ベクトルj; ベクトルk]において多角形または円形断面の、中空の円筒形導管であってもよい。この導管の大きさは、レーザー光源及びレーザー光源が放射するビームに適合されている。例えば、レーザー光源40または第一の端部が該光源に接続される光ファイバーが、取り付け手段(導管の壁の一つを貫通するねじ)、または、レーザービームの放射源と導管56との間の摩擦力のいずれかにより、ブレード30の付近に、または、ブレードに対して保持されるために、導管56に適合されてもよい。
取り付け手段50は、オペレーター700またはロボットの遠隔操作アーム70によるプラグ300の配向を容易にするために、突起またはハンドル(不図示)を場合により含んでもよい。
また、スリーブ400内に存在するレーザー光源40は、鉤爪タイプの可逆性閉鎖システム80により、プラグ300に保持されてもよい(図8)。
第一の支持部100は、図8に示すように、穴に垂直な平らな表面152を含む、穴150を含んでも良い。この平らな表面152は、いわゆる鉤爪閉鎖システム80の支えとして機能する。レーザー光源40に取り付けられたこの閉鎖システムは、レーザー光源を、第一の支持部100の表面110に対して保持可能とする。
前述した装置の一代替案によれば、協働してレーザー光源を第一の支持部の表面110に対して保持することができるように、レーザー光源40及び穴150内に磁石85が取り付けられてもよい。
磁石は、自動保持タイプの粘着片90及び95により完成され、または置き換えられてもよい(図10)。これらの片は、接触した際に、可逆的に自己保持を行う。第一の自動保持片90は、例えば接着剤により、レーザー光源40の前面42に、恒久的、または非恒久的に取り付けられてもよい。第二の自己保持片95は、支持部100の表面110に、恒久的、または非恒久的に取り付けられてもよい。プラグ300上の第二の自己保持片95の位置は、第一の片90と第二の片95とが接した場合に、レーザー光のビームがプラグ300を貫通するように選択される。プラグ300に対するレーザー光源40の保持を強化または向上するために、複数の自己保持片(90/95)が用いられてもよい。
前述の装置の一つは、窓部30のスリーブ400の外側の面34を少なくともカバーする、付属器または保護付属器600を含んでもよい。この付属器は、底部610を含む円錐605であってもよい。円錐605の頭頂部は、底部610に存在する開口630に対向する、開口620を含む。円錐は、レーザービームが開口620及び630を貫通可能とするように、その中央が凹んでいる。底部610は、プラグ300の面に対して保持される。開口620及び630は、レーザービームがプラグ300及び付属器600を少なくとも部分的に貫通可能とするように、穴112と一直線に並べられている。
随意で、底部610は、プラグ300上への付属器600の容易な位置決めを行うために、プラグ300に存在する穴680に適合する突起670を含んでもよい(図11a及び図11b)。
プラグ300に存在するねじ穴140にねじ込まれる取り付けスクリュー675により、円錐600を保持可能とするために、一つ以上の経路が、底部650を貫通してもよい。また、取り付けスクリュー675は、可能であれば、第一の支持部200に対して第二の支持部100を保持可能としてもよい。また、円錐600は、接着等により、プラグ300に保持されてもよい。
円錐は、図11a及び図11bには図示されない吸引装置に接続されるチューブ230に接続可能である、開口640を含んでもよい。
また、円錐605は、前述した開口に対向し、開口640と650との間にエアブレードまたはエアフローを可能とする、開口650を含んでもよい。開口640及び650は、エアブレードが窓部30への物質の沈着を防ぐ、または制限するように、配置される。
以下、一端部410が上述したプラグの一つにより密閉される、スリーブ400を説明する(図1a)。
スリーブ400は、正方形、矩形、楕円形、または円形の断面を有してもよい。スリーブの断面は、ここでは、軸ベクトルi(図12)に垂直な平面に沿って定義される。スリーブの断面は、レーザー光源を扱うために、少なくともレーザー光源40と、場合によりアーム70とを、導入可能とする。例えば、その直径は、150と500mmとの間、または250と300mmとの間に含まれてもよい。スリーブは、軸[0;ベクトルi]に沿って、数セントメートル、例えば10センチメートルと、数メートル、例えば10mまたは50mとの間に含まれ得る長さを有する。スリーブの長さは、スリーブが導入される格納エンクロージャーの大きさに依存して、選択される。例えば、グローブボックスタイプのボックスにおける利用(図1a)に対しては、数十cmのオーダーのスリーブが選択され、ビルのエアロックやホールタイプの(図18)、より大きい格納体積における利用に対しては、数十メートルのオーダーのスリーブが選択される。
スリーブを形成する材料の厚みは、15/100thmmと30/100thmmとの間に含まれてもよい。この厚みは、原子力分野で利用可能であるビニールフィルムの厚みに一致し得る。スリーブは、全方向での動作と場合に依り塑性変形とを可能とする、十分に柔軟な材料を含んでもよい。スリーブの内部表面は、スリーブへの物体の導入時の摩擦力を低減するため、滑らかであるか、粗くない方が好ましい。スリーブを形成可能な材料は、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン、またはポリウレタンタイプであってもよい。
スリーブは、プラグの両側に存在する媒体の閉じ込め、好ましくは密封状態の分離を可能とする手段により、プラグ300に取り付けられ、または保持される。以下、スリーブを上述したプラグ上に保持する幾つかの装置について、説明する。
図1bのプラグ300は、少なくとも一つの帯340により、スリーブ400の端部410で保持可能である。表面110に垂直な、第一の支持部100の表面102は、面110に平行な少なくとも一つの溝330を含む(図12)。溝330は、リング340の形態を有するために、スリーブ400の厚みに適合する幅と深度を有し、少なくとも一つのリング340が、少なくとも一つの溝330において、スリーブ400の端部410を保持可能である。プラグ300を含むスリーブ400の第一の端部410が密着するように、リングは、スリーブ400の端部を、プラグ300上に保持する。この溝は、スリーブとプラグとの間の最適な、密閉性を可能とするように、プラグ300の全周に亘って延びることが好ましい。
リング340は、弾性帯、弾性リング、または取り付けカラーであってもよい。
図5に示すプラグ300は、スリーブ400の端部410において、第二の支持部200の表面236と、その中央に嵌め込まれたワッシャー310との間に挟まれることにより、保持可能である(図13)。第一の支持部100とワッシャー310との間に配置された、第二のOリング320により、ワッシャー310に圧力が与えられ得る。第一の支持部と第二の支持部とを組み立てる際に、Oリング320及びワッシャー310が、第二の支持部200の表面236に対して、スリーブ400の端部410を密閉状態で保持する。
スリーブの第一の端部410が、第一の支持部100と第二の支持部200との間に、それらの組み立て前に配置されることにより、スリーブ400の端部410が、図6に示すプラグに保持され得る(図14)。第一の支持部100は、その表面120に、一つまたは複数のオス型の突起180を含んでもよい。第二の支持部200は、第一及び第二の支持部が組み立てられる際に、突起180が溝182に嵌るように、その表面210に、一つまたは複数のメス型の溝182を含んでもよい。スリーブ400の端部410は、少なくとも一つの溝182と協働する少なくとも一つの突起180に配置され、これにより、支持部100と200とが共に保持された際に、スリーブ400が両支持部の間に密閉状態で保持される。スリーブの端部410は、穴140と240との間に配置されてもよく、スリーブは、該穴への取り付けねじの挿入時に、穿孔される。取り付けねじによるスリーブの端部410の穿孔は、スリーブの端部410が、支持部100と200との間で、組み立て前後に移動することを防ぐ。
スリーブ400の第二の端部420は、手段12により、格納エンクロージャーまたは管理雰囲気空間20の一部である壁またはパーティション壁10に密閉状態または密封状態で保持されてもよい(図1a)。
壁10は、プラスティック、金属、または他のタイプで作られてもよい。例えば、格納エンクロージャー20の壁の一つは、内部でスリーブをメンテナンスするために、開口または通路が備えられている壁であってもよい。壁10を貫通する穴は、該レーザー光源をプラグ300に取り付け、及び/または、プラグから取り外すことを可能とするように、レーザー光源40と、場合により腕70とを、通過可能とすることが好ましい。また、壁10を貫通する穴または通路は、密封状態でスリーブ400の第一の端部410に取り付けられたプラグ300を、格納エンクロージャーの外部へ持ち出し可能とする十分な大きさであり得る。これにより、レーザー光源のプラグ300への取り付け、及び/または、プラグからの取り外しは、スリーブ400が格納エンクロージャー20の外部へ取り出された際に、実施可能である。
スリーブ400の第二の端部420を壁10に保持可能とする典型的な装置12の一つを、図15に示す。
グローブボート700は、グローブボートの軸720に垂直な第一の端部710を含み、壁10を貫通可能である(図15)。グローブポートの外部表面730は、ナット740のねじ込みを可能とするように、ねじ山の設定が可能であり、ナットと端部710との間に壁10の保持を可能とする。随意で、ナット740と壁10との間、及び/または、壁と端部710との間に、密着性のOリングが配置されてもよい。
スリーブ400の端部420は、図15に示すように、340のタイプの弾性ビーズまたは帯により、端部710の外部エッジに対して、密封状態で保持され得る。端部710の外部エッジは、装置12でのスリーブの密封状態の保持を促進するように、一つ以上の溝を含んでもよい。
本発明によれば、レーザー光源400は、オペレーター700または遠隔操作アーム70により扱い可能であり、双方は、格納エンクロージャー20のスリーブ400により保護される(図1a)。その結果、レーザー光源の動きは、アーム70の長さに依り制限され得る。この制限を回避するために、プラグ300は、スリーブ400の外部保持装置500を含んでもよい(図16aから図17)。外部保持装置500は、スリーブ400の密閉性を損なうことなく、プラグ300に対して保持可能である。
外部保持装置500は、支持部500を介してスリーブ400の外部のプラグ300の面に連結される、突起またはハンドル520を含む(図16a)。支持部500は、その使用時に壊れ、または変形することがないように、十分な剛性の材料、例えばプラスティック、金属、またはその他で作られ得る。この装置は、取り付け手段530により、プラグ300と一体化される。この取り付け手段は、例えばスリーブ400によりカバーされないプラグ300の面に存在するねじ山にねじ込まれる、支持部500を貫通する一つ以上の取り付けねじを含んでもよい。ハンドル520は、スリーブ400に存在するレーザー光源40の操作の制御を可能とする、トリガー540を含んでもよい。トリガー540に接続される装置550は、優先または無線送信システム(WIFI、RFID)により、レーザー光源40のトリガーからの信号を送信可能とする。
一代替案によれば、前述の装置は、上述した付属器600を含んでもよい(図16b)。
また、スリーブ400内に存在し、プラグ300に取り付けられるレーザー光源は、装置500に連結された取り付けリングまたはカラーにより保持されてもよい(図17)。この取り付けリングまたはリング560は、第一の部位564と第二の部位566とを含んでもよい。リングまたはカラー560の寸法及び形状は、レーザー光源40に適合される。第一の部位564及び第二の部位566は、留め金タイプの保持具569により、共に保持されてもよい。
この外部保持装置500は、プラグ300に対するレーザー光源の取り付け手段50を完成するために用いられることが好ましい。これにより、透明な窓30に対するレーザー光源40の位置合わせが可能となり、格納エンクロージャー20の中から、スリーブ400の密閉性を損なうことなく、レーザー光源40−プラグ300アセンブリの取り扱いを容易にする。
一代替案によれば、前述した装置は、上述した付属器600を含んでもよい(図17)。
従って、この外部保持装置500は、格納エンクロージャー20内に存在するオペレーター700または遠隔操作アーム70が、該装置を保持するアームの長さに関係なく、レーザー光源40とプラグ300のアセンブリを移動し、及び/または、正しい位置に配置することを可能とする(図18)。
本出願は、格納エンクロージャー20に存在する、表面または物体60の、汚染除去、及び/または、削除の方法にも関する。
本方法は、取り付け手段50によりプラグ300に取り付けられたレーザー光源40を含む、前述した装置の一つを実践可能であり、このプラグは、スリーブ400の第一の端部410を密閉する。該スリーブの第二の端部420は、格納エンクロージャー20の外部の環境22に開放されてもよい。これにより、スリーブ400及びプラグ300は、格納エンクロージャー20に存在する環境から、レーザー光源を保護する。
処理及び/または削除方法は、レーザー光源40を、プラグを含む支持部に、及び/または、窓部30に取り付け、及び/または、プラグを含む支持部から、及び/または、窓部から取り外す、ステップを含んでもよい。レーザー光源40の取り付け及び/または取り外しは、プラグ300が格納エンクロージャー20の内部にある場合、または外部にある場合のどちらでも、実施可能である。スリーブ400は、レーザー光源40のプラグ300への取り付け、及び/または、プラグからの取り外しを容易にするために、格納エンクロージャー20の外部に取り出された方が好ましい。この場合、レーザー光源がプラグ300に取り付けられた際に、プラグは格納エンクロージャー内に再度導入される。
アーム70は、レーザー光源40または取り付け手段50に属する突起をつかむために、スリーブ400の中に導入可能である。
遠隔操作アーム70またはオペレーター700は、物体60の表面付近で、スリーブ400の端部410を動かし、及び/または、正しい位置に配置することができる。
レーザー光源が、正しい位置に配置され、表面60から最適な距離に置かれた場合、アーム70は、表面60を処理し、及び/または、削除するために、レーザー光源40の操作を開始することができる。
レーザー光源は、その操作中に、物体の周囲で移動し、及び/または、正しい位置に配置され得る。
レーザー光源は、スリーブ400の中で、または外で、プラグ300から取り外し可能である。
前述した装置による、活性化表面を除染する方法の効率を、以下に報告する。
1,064nmで放射するYAG固体レーザータイプのレーザー光源40が、ブレード30付近に取り付けられている。レーザー光源の前面は、ブレード30から約19.50mmに配置されている。表1及び図19は、透明なブレード30の特性の関数として、プラグ300を貫通するレーザー光源のパワー測定を示している。透明な窓部またはブレードの異なるブレードは、同じ厚みである(例えば、7mmのオーダー)。パワーは、レーザー光源40のビームを熱量計の検出セル上に集中させることにより、測定される。
第一の測定(a)は、ブレード30を貫通しないレーザービームで行われ、この測定は、“ガラス無し”または測定aと呼ばれる。
第二の測定(b)は、レーザービームが、本発明による透明なブレード、すなわち、溶融石英ガラスブレードを貫通する際に行われる。
第三の測定(c)は、前述のブレードの代わりに赤外線放射に対して固有ではないガラスブレードを使うことにより行われる。
加熱パワーの測定値が、表1の第二列に示されている。“ガラス無し”の計測に対するパワー損失の評価が、表の第三列に示されている。これらの値は、図19にも示されている。表1及び図19において、溶融石英ガラスによるレーザーのパワー損失は、赤外線放射に対して固有ではないガラスに対して、少なくとも3倍低減されることが観察される。溶融石英ガラス(a)の損失は4%のオーダーであり、ガラスブレード(c)の損失は、15%である。
従って、溶融石英ガラスの利用は、エネルギー吸収が少ない利点を提供し、従って、フルエンスのより少ないレーザーが、ガラスブレードを用いて得られるものと同様の結果に対して、利用可能である。
赤外線放射に対して固有ではないガラスブレードに対する溶融石英ガラスの利点が、図20a及び図20bに示されている。これらは、ボイラーメーカーが暗色に記されたインク(オラピ社により流通される、スペクトラカラーベアリングブルー、参照番号:297612)によりカバーされたステンレス・スティール表面の写真であり、その表面は、透明なガラスブレードを介して(図20a)、または、溶融石英ガラスの透明なブレード30を介して(図20b)、光源40のレーザービームにより処理された。インクは、ステンレス・スティールの表面上に存在する汚れまたは汚染を示している。レーザー処理は、ステンレス・スティール板の表面に存在するインクを撤去し、明るい金属色を出現させる。
ガラスブレードを介したレーザー処理は、ステンレス・スティールの表面から、インクを完全に撤去していないことが観察される(図20a)。他方、図20bにおいては、レーザー処理が、ペイントを均一に除去し、表面をきれいに、従って汚れのないものとする。従って、同じ放射フルエンスに対して、溶融石英ガラスタイプのガラスは、赤外線放射に対して固有ではないガラスブレードに比べて、レーザービームの減衰が少なく、これにより、同じレーザーパワーまたはフルエンスに対して、より効率的な表面処理を可能とする。
装置と方法とを既述した本発明は、汚染されたまたは汚れた物体の表面を、レーザー光源により、該レーザー光源を汚染することなく、汚染除去または処理することを可能とする。
レーザー光源は、柔軟なスリーブの第一の端部を密閉する透明なプラグに取り付けられることが好ましい。これにより、柔軟なスリーブ及びプラグは、レーザー光源を、汚染された物体が配置される環境への直接の暴露よる汚染の危険性から防護する。スリーブの柔軟な材料は、オペレーター700または遠隔操作アーム70に、格納エンクロージャー内で、処理される物体に沿った、及び/または、周囲での、レーザー光源の移動を可能とする。従って、オペレーターは、レーザー光源と汚染された物体の表面との間の距離を、該物体を処理するために、最適に適合させることができる。
また、本発明のスリーブは、オペレーター700に、この最適な距離を守るために物体を頻繁に移動する必要なく、物体を処理することを可能にする。オペレーターに処理する物体を移動可能とするグローブの密閉性を損なう潜在的リスクは、これにより、大幅に低減される。
汚染された表面の処理に対するレーザービームの効率を最大化するために、プラグは、レーザー光源の発振波長で、透過率が90%以上の透明な窓部を含む。従って、レーザービームが格納エンクロージャーに向かって透明な窓部を貫通する場合、例えば透明な熱可塑性プラスティックまたは赤外線放射に対して固有ではないガラスの壁を貫通する同じレーザー光源と比べて、レーザービームの効率は維持され、または、低減は最小限である。
Claims (26)
- レーザー光源(40)により放射されるレーザービームの少なくとも一つの発振波長に対して少なくとも部分的に透明な窓部(30)を含むプラグ(300)により、第一の端部(410)で密閉される、スリーブ(400)を含む装置。
- 前記レーザー光源が、紫外線と赤外線との間に、好ましくは赤外線に、特に900nmと1,200nmとの間に、好ましくは1,045nmと1,070nmとの間に含まれる、電磁信号を放射する、
請求項1に記載の装置。 - 前記スリーブ(400)が、柔軟であり、その第一の端部(410)が密封状態、または密閉状態であり、一次元または二次元または三次元空間において、その第一の端部(410)の移動、及び/または、正しい位置への配置を可能とするために、前記スリーブ(400)が、伸張し、及び/または、屈曲する、
請求項1または2に記載の装置。 - 前記窓部(30)が、前記レーザー光源(40)の発振波長で、90%以上、好ましくは95%以上の透過率値を有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。 - 前記窓部(30)が、溶融石英ガラスである、
請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。 - 前記プラグ(300)が、二つの支持部の間に保持される、少なくとも一つの窓部(30)を含む、
請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。 - 前記プラグ(300)が、
−異なる直径で、少なくとも部分的に位置合わせされた、第一の穴(112)と第二の穴(122)とが貫通する、第一の支持部(100)と、
−第三の穴(212)と、可能であれば、前記第三の穴(212)に少なくとも部分的に位置合わせされより大きい直径の第四の穴(230)とが貫通する、第二の支持部(200と、
を含み、前記レーザービームの少なくとも一部が前記プラグ(300)を貫通可能とするために、前記穴(112、122、212、230)が、少なくとも部分的に位置合わせされる、請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。 - 前記窓部(30)の直径が、前記第一の穴(112)及び前記第三の穴(212)の直径よりも大きいとともに前記第二の穴(122)の直径よりも小さく、前記窓部(30)が、前記第二の穴(122)の中に設けられている、
請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。 - 前記窓部(30)の直径が、前記第一の穴(112)及び前記第三の穴(212)の直径よりも大きいとともに前記第二の穴(122)及び前記第四の穴(230)の直径よりも小さく、前記窓部(30)が、前記第四の穴(230)の中に設けられている、
請求項7に記載の装置。 - 前記第一の穴(112)と前記第三の穴(212)との間の密閉性を強め、または、向上するために、密着性のOリング(130)が、前記窓部(30)と前記第一の支持部(100)及び/または前記第二の支持部(200)との間に存在する、
請求項7から9のいずれか1項に記載の装置。 - 前記第一の支持部(100)及び前記第二の支持部(200)が、前記窓部(30)の交換を可能とするために、好ましくは着脱可能な保持手段により、接触して、または、互いの付近で、保持される、
請求項7から10のいずれか1項に記載の装置。 - 前記保持手段が、ネジ山表面(124、202、238)、及び/または、取り付けねじ(670)、及び/または、磁石である、
請求項11に記載の装置。 - 前記レーザー光源の少なくとも一部が、該プラグを貫通するために、前記レーザー光源(40)を、前記プラグ(300)の付近に、または、プラグに対して、保持可能とする、取り付け手段(50、80、85、90、95)を含む、
請求項1から12のいずれか1項に記載の装置。 - 前記レーザー光源(40)を、前記プラグ(300)の付近に、または、プラグに対して、取り付け、及び/または取り外し可能であるように、前記取り付け手段(50、80、85、90、95)が着脱可能である、
請求項13に記載の装置。 - 前記取り付け手段(50、80、85、90、95)が、異なるレーザー光源(40)に適合するために、調整可能である、及び/または、再配置可能である、
請求項13または14に記載の装置。 - 前記取り付け手段が、自己保持部(90、95)、及び/または、磁性帯(85)、及び/または、鉤爪タイプの保持装置(80)である、
請求項13から15のいずれか1項に記載の装置。 - 前記スリーブ(400)の前記第一の端部(410)が、前記穴(112、122、212、230)の一つの壁に平行な、前記プラグ(300)の外部エッジ(102、202)に接触する、
請求項7から17のいずれか1項に記載の装置。 - 前記スリーブ(400)の前記第一の端部(410)が、弾性帯またはビーズ(340)により、前記穴(112、122、212、230)の一つの壁に平行な、前記プラグ(300)の外部エッジ(102)に対して接して、密閉状態または密封状態で保持される、
請求項7から17のいずれか1項に記載の装置。 - 前記スリーブ(400)の外部の前記プラグ(300)の一つの面を少なくとも部分的にカバーする保護付属器(600)を含み、経路が通る該保護付属器は、その頭頂部に位置する第一の開口(620)と、その底部(610)に位置する第二の開口(630)とを接続し、前記経路及び両開口(620、630)は、前記穴(112、122、212、230)の一つと少なくとも部分的に位置合わせされ、前記保護付属器(600)が、その第一の開口(620)の周辺に存在する汚れを排出するために、第三の開口(640)を介して、吸引装置に接続される、
請求項1から18のいずれか1項に記載の装置。 - 前記保護付属器(600)が、前記窓部(300)の前にエアブレードまたはフローを生じるために、前記第三の開口(640)の反対側に存在する第四の開口(650)を含む、
請求項19に記載の装置。 - 前記プラグ(300)が、前記スリーブ(400)の密封性を損なうことなく、ハンドル(520)を前記プラグ(300)の表面に連結する、前記スリーブ(400)の前記第一の端部(410)の外部保持手段(500)を含む、
請求項1から20のいずれか1項に記載の装置。 - 前記外部保持手段(500)が、前記レーザー光源(40)を前記スリーブ(400)の外部環境に曝すことなく、前記スリーブ(400)を介して前記レーザー光源(40)を保持可能な、カラーまたはリング(564、566)を含む、
請求項21に記載の装置。 - 前記スリーブ(400)の第二の端部(420)が、壁(10)に対して、好ましくは密封状態で保持される、
請求項1から22のいずれか1項に記載の装置。 - スリーブ(400)の外部に位置する物体(60)を処理する方法であって、このスリーブは、該スリーブ(400)の第一の端部(410)を密閉するプラグ(300)に対して、または、プラグの付近に、取り付け手段(50)により保持されるレーザー光源(40)を含み、以下のステップを含む方法。
−遠隔操作アーム(70)またはオペレーター(700)により、前記レーザー光源(40)を、処理される表面(60)の付近で移動し、及び/または、正しい位置に配置するステップ、
−前記物体(60)を処理するために、前記遠隔操作アーム(70)または前記オペレーター(700)により、前記レーザー光源(40)を操作するステップ。 - 前記レーザー光源(40)を、前記プラグ(300)に取り付け、及び/または、前記プラグから取り外す、少なくとも一つのステップを含む、
請求項24に記載の方法。 - 前記プラグ(300)内に窓部(30)を取り付ける、及び/または、取り外すステップを含む、
請求項24または25に記載の方法。
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