JP2013068343A - 流路部材およびこれを備える熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内部が流体の流路となる筒状体であって、非酸化物のセラミック焼結体からなる第1部材1と、ニッケルを含む合金からなる第2部材2とが、超硬合金からなる第3部材3を介して接合されてなる流路部材10である。また、この流路部材10を備える熱交換器である。
【選択図】 図1
Description
第3のプレートとを有し、第1のプレートと第3のプレートおよび第3のプレートと第2のプレートがそれぞれろう付接合されてなる異材プレート接合体が提案されている。
らなる第3部材を介して接合されてなることから、第1部材と第2部材との間に位置する超硬合金からなる第3部材が高い剛性を有していることによって、剛性の高い流路部材とすることができる。また、各部材間における線膨張係数差が小さいことから、線膨張係数差に起因して生じる熱応力を小さくすることができるため、接合部の剥離等の不具合が生じにくく、信頼性の高い流路部材とすることができる。
ネル601、インコネル625、インコネル702、インコネル706、インコネル713C、インコネ
ル718、インコネル750X、インコロイ825、インコロイ901、モネル400、モネルK−500(インコネル、インコロイおよびモネルは、登録商標)等のニッケル基超合金、または、45%パーマロイ、75%パーマロイ、アンバー、スーパーアンバー、コバール(コバールは登録商標)等のニッケル鉄合金等のニッケルを含む合金からなる。
1は3〜5.5×10−6/℃であり、第3部材3は4.5〜6.5×10−6/℃であり、第2部材
2は9〜12×10−6/℃である。なお、各部材の動的弾性率については、JIS R 1602−1995で規定される超音波パルス法に準拠して測定すればよい。また、線膨張係数については、JIS R 1618−2002に準拠して測定すればよい。
上を占める成分のことである。
を占める成分のことである。
らなることがより好ましい。また、第2部材2は、耐熱性、耐蝕性、耐酸化性、耐クリープ性などの高温特性に優れたインコネル(登録商標)であることがより好ましい。また、第3部材3は、機械的強度の高い、コバルトを1質量%以上16質量%以下含む超硬合金であることがより好ましい。
量を測定することができる。
ることが好ましい。
は、スクリーン印刷法、加圧印刷法および刷毛塗り法等のいずれかの方法で行なえばよい。その後、120℃以上150℃以下で乾燥する。
上1040℃以下の温度で30分以上2時間以下の範囲で保持することにより、本実施形態の流路部材10を得ることができる。
2時間以下とすればよい。
で乾燥させた。
部材2の両側から所定の圧力で加圧した。そして、加圧した状態で、真空度が0.08Paの真空雰囲気中で、温度および保持時間をそれぞれ表1に示す温度、時間で加熱することにより、試料No.1〜32の流路部材を得た。なお、試料No.2〜32の第1接合層となるろう材は、コバルトを1質量%と、表1に示す活性金属を4質量%とを含み、残部が銀からなるものである。また、第2の接合層となるろう材には、クロムを7質量%、鉄を3質量%、硼素を3質量%、珪素を4質量%含み、残部がニッケルからなるものを用いた。
万能試験機((株)島津製作所製、オートグラフAG−IS)を用いて測定した。なお、万能試験機のクロスヘッドの速度は、1mm/分とし、この試験における接合強度とは、第2部材2および第3部材3を固定用治具で固定し、第1部材1を引き剥がしたときのものである。
る高い接合強度を有する流路部材とできることがわかった。
る流路部材に試料No.3〜32を用いたところ、接合部の剥離も見られず、好適に用いることができることがわかった。そのため、試料No.3〜32の流路部材を熱交換器に備えれば、長期間にわたって好適に使用できることがわかった。
2:第2部材
3:第3部材
10:流路部材
Claims (5)
- 内部が流体の流路となる筒状体であって、非酸化物のセラミック焼結体からなる第1部材とニッケルを含む合金からなる第2部材とが、超硬合金からなる第3部材を介して接合されてなることを特徴とする流路部材。
- 前記第1部材と前記第3部材とが、活性金属を含んでなる第1接合層により接合されているとともに、該第1接合層は、前記活性金属が、前記第1部材側および前記第3部材側に偏在していることを特徴とする請求項1に記載の流路部材。
- 前記第1接合層の主成分が銀であり、前記活性金属と、コバルトと、前記第1部材の主成分を構成する成分の金属とからなる化合物を含むことを特徴とする請求項2に記載の流路部材。
- 前記第1部材の主成分が炭化珪素であり、前記第2部材がニッケル基超合金からなり、前記第3部材がコバルトを含む超硬合金からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の流路部材。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の流路部材を備えていることを特徴とする熱交換器。
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WO2016072517A1 (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-12 | 新日鐵住金株式会社 | 電子部品の導電性接合体及びこれを用いた半導体装置、並びに導電性接合体の製造方法 |
CN106482563A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-03-08 | 合肥海宝节能科技有限公司 | 换热管的加工方法 |
EP3326988A4 (en) * | 2015-08-28 | 2018-09-05 | Kyocera Corporation | Flow path member |
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